JP3261712B2 - 研磨研削材料 - Google Patents
研磨研削材料Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、研磨研削材料に関す
る。更に詳細には金属、セラミックス、ガラス、樹脂、
ゴム、複合材料等の各種材料を研磨、研削、切断する材
料に関する。
る。更に詳細には金属、セラミックス、ガラス、樹脂、
ゴム、複合材料等の各種材料を研磨、研削、切断する材
料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からの研磨研削材料は、ダイアモン
ド、ザクロ石、ケイ砂等の天然研磨砥粒や溶融アルミ
ナ、酸化ジルコニウム、酸化チタン、炭化珪素、窒化珪
素、窒化ボロン、焼成アルミナ等の人工砥粒を鋳鉄等の
金属や紙、布、不織布等に塗布したり、樹脂や金属等で
接着、または固めた物が用いられてきた。最近では、樹
脂で砥粒を固めたもののなかには、更に無機繊維で補強
したものが提案されている。
ド、ザクロ石、ケイ砂等の天然研磨砥粒や溶融アルミ
ナ、酸化ジルコニウム、酸化チタン、炭化珪素、窒化珪
素、窒化ボロン、焼成アルミナ等の人工砥粒を鋳鉄等の
金属や紙、布、不織布等に塗布したり、樹脂や金属等で
接着、または固めた物が用いられてきた。最近では、樹
脂で砥粒を固めたもののなかには、更に無機繊維で補強
したものが提案されている。
【0003】例えば、特開昭 52-3796号公報では、炭化
珪素繊維で補強した砥石が、特開昭54-82786号公報、特
開昭 55-131473号公報では、ガラス繊維で補強した砥石
が、特開昭 50-160897号公報、特開昭 63-144968号公報
では炭素繊維で補強した砥石が提案されている。特開昭
63-52972号公報では、高強度の短繊維を分散含有した硬
化樹脂で砥粒を固めた切断砥石が提案されている。
珪素繊維で補強した砥石が、特開昭54-82786号公報、特
開昭 55-131473号公報では、ガラス繊維で補強した砥石
が、特開昭 50-160897号公報、特開昭 63-144968号公報
では炭素繊維で補強した砥石が提案されている。特開昭
63-52972号公報では、高強度の短繊維を分散含有した硬
化樹脂で砥粒を固めた切断砥石が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記、繊維で強化した
砥石のごとき研磨研削材料は、補強の為に混合された無
機繊維の相当する分だけ砥粒の含有率が低下し、研磨研
削性能が劣り、かつ精度も充分でない。又、無機繊維で
硬度が高いものは、研磨研削能を有するが砥粒との組合
せによっては繊維の配向が無秩序のものはかえってその
性能、精度を損なう。
砥石のごとき研磨研削材料は、補強の為に混合された無
機繊維の相当する分だけ砥粒の含有率が低下し、研磨研
削性能が劣り、かつ精度も充分でない。又、無機繊維で
硬度が高いものは、研磨研削能を有するが砥粒との組合
せによっては繊維の配向が無秩序のものはかえってその
性能、精度を損なう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、引張強度10
0kg/mm2以上、ヌープ硬度500kg/mm2以上
のアルミナ質長繊維30〜95容量部と、ヌープ硬度3
00kg/mm2以上の砥粒70〜5容量部とを熱硬化
性樹脂で結合してなり、該アルミナ質長繊維は、主とし
て、その先端が被研磨研削材に接触する方向に配向させ
てなることを特徴とする研磨研削材料を提供するもので
ある。
0kg/mm2以上、ヌープ硬度500kg/mm2以上
のアルミナ質長繊維30〜95容量部と、ヌープ硬度3
00kg/mm2以上の砥粒70〜5容量部とを熱硬化
性樹脂で結合してなり、該アルミナ質長繊維は、主とし
て、その先端が被研磨研削材に接触する方向に配向させ
てなることを特徴とする研磨研削材料を提供するもので
ある。
【0006】本発明にいう研磨研削材料とは、各種材料
を研磨、研削のほか切断するのに供されるものをいう。
を研磨、研削のほか切断するのに供されるものをいう。
【0007】アルミナ質長繊維のアルミナ質繊維は、引
張強度が100kg/mm2以上、ヌープ硬度が500kg/mm2
以上の強度、硬度を有しておれば周知のものが使用でき
る。なかでも、Al2O3 が60重量%以上、SiO2が30重
量%以下の成分からなるアルミナ質繊維が適している。
張強度が100kg/mm2以上、ヌープ硬度が500kg/mm2
以上の強度、硬度を有しておれば周知のものが使用でき
る。なかでも、Al2O3 が60重量%以上、SiO2が30重
量%以下の成分からなるアルミナ質繊維が適している。
【0008】アルミナ質長繊維の長さは、20mm以上
で、連続長のものも含む。
で、連続長のものも含む。
【0009】アルミナ質繊維の太さについては、太い程
研磨研削効率は優れるが研磨研削面の平滑性や精度は劣
り、細い程研磨研削面の平滑性は優れるが効率が劣るの
で、繊維の直径は、3μ〜100μ程度でそれぞれの用
途に応じて適宜選択すれば良い。従って、太さのばらつ
きは、研磨研削精度を低下させるので、小さい程望まし
い。
研磨研削効率は優れるが研磨研削面の平滑性や精度は劣
り、細い程研磨研削面の平滑性は優れるが効率が劣るの
で、繊維の直径は、3μ〜100μ程度でそれぞれの用
途に応じて適宜選択すれば良い。従って、太さのばらつ
きは、研磨研削精度を低下させるので、小さい程望まし
い。
【0010】なお、アルミナ質繊維にその他の繊維を合
わせ用いることが出来る。例えば炭化珪素繊維、Si−
Ti−C−O繊維、窒化珪素繊維、シリコンオキシナイ
トライド繊維等のセラミック繊維;スチール繊維、ステ
ンレス繊維、ボロン繊維、タングステン繊維、真鍮繊維
等の金属繊維;炭素繊維、ガラス繊維等から選び、硬度
のほか、強度、耐衝撃性、熱伝導率等の物性のバランス
をとるため2種以上を組合せても良い。
わせ用いることが出来る。例えば炭化珪素繊維、Si−
Ti−C−O繊維、窒化珪素繊維、シリコンオキシナイ
トライド繊維等のセラミック繊維;スチール繊維、ステ
ンレス繊維、ボロン繊維、タングステン繊維、真鍮繊維
等の金属繊維;炭素繊維、ガラス繊維等から選び、硬度
のほか、強度、耐衝撃性、熱伝導率等の物性のバランス
をとるため2種以上を組合せても良い。
【0011】ヌープ硬度300kg/mm2以上の砥粒とは、
例えばダイアモンド、ザクロ石、石英、長石、ケイ砂、
りん灰石、螢石等の天然砥粒や溶融アルミナ、酸化ジル
コニウム、酸化チタン、炭化珪素、窒化珪素、窒化ボロ
ン、焼成アルミナ、人造ダイアモンド、立方晶窒化ホウ
素等の人工砥粒等周知のものを使用することができる。
これらの砥粒も複数の種類を用いてよい。これらの砥粒
の平均粒径は、0.5〜100μ、好ましくは1〜60
μである。この粒径が小さ過ぎると研磨研削効率が低く
なり、大き過ぎると、研磨研削精度低くなり、しかも該
研磨研削材料の機械的強度が低くなる。
例えばダイアモンド、ザクロ石、石英、長石、ケイ砂、
りん灰石、螢石等の天然砥粒や溶融アルミナ、酸化ジル
コニウム、酸化チタン、炭化珪素、窒化珪素、窒化ボロ
ン、焼成アルミナ、人造ダイアモンド、立方晶窒化ホウ
素等の人工砥粒等周知のものを使用することができる。
これらの砥粒も複数の種類を用いてよい。これらの砥粒
の平均粒径は、0.5〜100μ、好ましくは1〜60
μである。この粒径が小さ過ぎると研磨研削効率が低く
なり、大き過ぎると、研磨研削精度低くなり、しかも該
研磨研削材料の機械的強度が低くなる。
【0012】アルミナ質長繊維と砥粒の比率は、用いる
アルミナ質長繊維の硬度、繊維径と砥粒の硬度、粒径等
によって異なるが、用途及び使用条件に合せて容積比で
アルミナ質長繊維/砥粒が30/70〜95/5の範囲
で選択する。アルミナ質長繊維が少な過ぎると、補強効
果つまり機械的強度及び剛性が不足する上に、研磨研削
性能因子としても働くアルミナ質長繊維の量が少なく砥
粒の量が多くなって結果として研磨研削精度が不良とな
る。アルミナ質長繊維が多過ぎると砥粒の混合効果が薄
くなり研磨研削効率が低下する。
アルミナ質長繊維の硬度、繊維径と砥粒の硬度、粒径等
によって異なるが、用途及び使用条件に合せて容積比で
アルミナ質長繊維/砥粒が30/70〜95/5の範囲
で選択する。アルミナ質長繊維が少な過ぎると、補強効
果つまり機械的強度及び剛性が不足する上に、研磨研削
性能因子としても働くアルミナ質長繊維の量が少なく砥
粒の量が多くなって結果として研磨研削精度が不良とな
る。アルミナ質長繊維が多過ぎると砥粒の混合効果が薄
くなり研磨研削効率が低下する。
【0013】アルミナ質長繊維の硬度、繊維径が砥粒の
硬度、粒径よりも大きい場合は、主にアルミナ質長繊維
が研磨研削効率を高めて砥粒が研磨研削精度を高める。
アルミナ質繊維の硬度、繊維径が砥粒の硬度、粒径より
も小さい場合は、主にアルミナ質繊維が研磨研削精度を
高めて砥粒が研磨研削効率を高める。いずれにしても、
アルミナ質長繊維と砥粒との相乗効果により研磨研削性
能を向上させる。
硬度、粒径よりも大きい場合は、主にアルミナ質長繊維
が研磨研削効率を高めて砥粒が研磨研削精度を高める。
アルミナ質繊維の硬度、繊維径が砥粒の硬度、粒径より
も小さい場合は、主にアルミナ質繊維が研磨研削精度を
高めて砥粒が研磨研削効率を高める。いずれにしても、
アルミナ質長繊維と砥粒との相乗効果により研磨研削性
能を向上させる。
【0014】研磨研削材料中のアルミナ質繊維と砥粒の
合計割合は、20〜80容量%の間で、用途及び使用条
件に合せて選択する。この割合が高い程、又中でも研磨
研削性能が優れるアルミナ質繊維の割合が高い程、機械
的強度、剛性が優れる。
合計割合は、20〜80容量%の間で、用途及び使用条
件に合せて選択する。この割合が高い程、又中でも研磨
研削性能が優れるアルミナ質繊維の割合が高い程、機械
的強度、剛性が優れる。
【0015】これらの繊維と砥粒を固める樹脂として
は、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂、ビニルエステル樹脂、アルキッド樹脂、尿素−
ホルマリン樹脂、ポリイミド樹脂等の熱硬化性樹脂;ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリスチレン、ポリ塩化ビニール、ABS樹脂、A
S樹脂、ポリアクリルアミド、ポリアセタール、ポリス
ルフォン、ポリカーボネート、ポリフェニレンオキサイ
ド、ポリエーテルスルフォン、ポリエーテルケトン、ポ
リアミドイミド、ポリビニルアルコール、ポリビニルホ
ルマール、ポリビニルブチラール等の熱可塑性樹脂やス
チレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポ
リエチレン系エラストマー、ウレタン系エラストマー等
の熱可塑性エラストマーがある。
は、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂、ビニルエステル樹脂、アルキッド樹脂、尿素−
ホルマリン樹脂、ポリイミド樹脂等の熱硬化性樹脂;ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリスチレン、ポリ塩化ビニール、ABS樹脂、A
S樹脂、ポリアクリルアミド、ポリアセタール、ポリス
ルフォン、ポリカーボネート、ポリフェニレンオキサイ
ド、ポリエーテルスルフォン、ポリエーテルケトン、ポ
リアミドイミド、ポリビニルアルコール、ポリビニルホ
ルマール、ポリビニルブチラール等の熱可塑性樹脂やス
チレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポ
リエチレン系エラストマー、ウレタン系エラストマー等
の熱可塑性エラストマーがある。
【0016】これらの中で、エポキシ樹脂、フェノール
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、
ポリイミド樹脂等が好適である。更にこれらの樹脂に少
量の各種有機系、無機系のフィラーを混合したり、各種
顔料、染料等を混合して着色しても良い。又、これらの
樹脂を発泡させて多孔質とし、その度合によって、結合
度や気孔率を調整することもできる。
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、
ポリイミド樹脂等が好適である。更にこれらの樹脂に少
量の各種有機系、無機系のフィラーを混合したり、各種
顔料、染料等を混合して着色しても良い。又、これらの
樹脂を発泡させて多孔質とし、その度合によって、結合
度や気孔率を調整することもできる。
【0017】これらの樹脂を用いてアルミナ質繊維と砥
粒を固めるには、繊維強化複合材料を作る周知の手法が
適用できる。つまり、熱硬化性樹脂では、未硬化または
半硬化の状態で砥粒を混合するか砥粒を溶剤中に分散さ
せた樹脂溶液の状態でアルミナ質繊維に含浸させる。
粒を固めるには、繊維強化複合材料を作る周知の手法が
適用できる。つまり、熱硬化性樹脂では、未硬化または
半硬化の状態で砥粒を混合するか砥粒を溶剤中に分散さ
せた樹脂溶液の状態でアルミナ質繊維に含浸させる。
【0018】熱可塑性樹脂では、溶融させた状態で砥粒
を混合するか砥粒を溶剤中に分散させた樹脂溶液の状態
でアルミナ質繊維に含浸させる。又、樹脂に砥粒を混合
してシート状物と樹脂をアルミナ質繊維に含浸させたシ
ート状物を別々に作製してからそれらを任意に重ね合せ
ても良いし、樹脂を含浸したアルミナ質繊維の表面に砥
粒を散布、吹付けても良い。
を混合するか砥粒を溶剤中に分散させた樹脂溶液の状態
でアルミナ質繊維に含浸させる。又、樹脂に砥粒を混合
してシート状物と樹脂をアルミナ質繊維に含浸させたシ
ート状物を別々に作製してからそれらを任意に重ね合せ
ても良いし、樹脂を含浸したアルミナ質繊維の表面に砥
粒を散布、吹付けても良い。
【0019】繊維の形状が連続長繊維でない場合でも、
繊維の方向を一定に並べて樹脂で固める。アルミナ質繊
維を樹脂で固めたものを、種々の研磨研削材料の形状に
成形する方法は、繊維強化複合材料で用いられている各
種の成形方法が採用出来る。例えば、連続長繊維の場合
は、プリプレグ積層法、フィラメントワインディング
法、プルトルージョン法等がある。
繊維の方向を一定に並べて樹脂で固める。アルミナ質繊
維を樹脂で固めたものを、種々の研磨研削材料の形状に
成形する方法は、繊維強化複合材料で用いられている各
種の成形方法が採用出来る。例えば、連続長繊維の場合
は、プリプレグ積層法、フィラメントワインディング
法、プルトルージョン法等がある。
【0020】これらの方法により、研磨研削材料の形状
は板、棒、パイプ、円盤、ブラシ等使途に合せて任意の
物を用いることが出来る。研磨研削材料に、溝や穴等の
加工を施して研磨研削くずの排出や潤滑剤の流通を改善
することは研磨研削性能を高めるのに有効である。
は板、棒、パイプ、円盤、ブラシ等使途に合せて任意の
物を用いることが出来る。研磨研削材料に、溝や穴等の
加工を施して研磨研削くずの排出や潤滑剤の流通を改善
することは研磨研削性能を高めるのに有効である。
【0021】本発明において研磨研削性能と機械的強度
には、アルミナ質繊維の角度の影響が大きい。研磨研削
性能を高める為には、アルミナ質繊維の先端が出来るだ
け鋭い角度で被研磨研削材と接触することが好ましい。
又、高強度、高剛性を達成するためには、種々の応力の
方向にも繊維が配向するのが好ましい。研磨研削材料の
形状やその使用条件により、配向状況は異なるが、これ
ら二つの条件をできるだけ満足するような設計をして砥
粒による優れた研磨研削性能と合せて機械的物性が達成
されることとなる。
には、アルミナ質繊維の角度の影響が大きい。研磨研削
性能を高める為には、アルミナ質繊維の先端が出来るだ
け鋭い角度で被研磨研削材と接触することが好ましい。
又、高強度、高剛性を達成するためには、種々の応力の
方向にも繊維が配向するのが好ましい。研磨研削材料の
形状やその使用条件により、配向状況は異なるが、これ
ら二つの条件をできるだけ満足するような設計をして砥
粒による優れた研磨研削性能と合せて機械的物性が達成
されることとなる。
【0022】つまり、板状、棒状、パイプ状の研磨研削
材では、主として繊維の先端が被研磨研削材に接触する
方向に配向させ、他の一部の繊維は、これらの繊維の方
向に対して90度以内で種々の角度に配する。同様に円
盤状では、単に研磨研削性能の点からは、繊維を円周方
向に放射状に配すればよいが、機械的強度のバランスを
取る上からは、繊維の方向を種々の方向を組合せ、いわ
ゆる疑似等方性となる様に配してもよい。ブラシ状で
は、毛材として、本発明の材料を用いる。毛材の繊維
は、撚りをかけていてもよい。
材では、主として繊維の先端が被研磨研削材に接触する
方向に配向させ、他の一部の繊維は、これらの繊維の方
向に対して90度以内で種々の角度に配する。同様に円
盤状では、単に研磨研削性能の点からは、繊維を円周方
向に放射状に配すればよいが、機械的強度のバランスを
取る上からは、繊維の方向を種々の方向を組合せ、いわ
ゆる疑似等方性となる様に配してもよい。ブラシ状で
は、毛材として、本発明の材料を用いる。毛材の繊維
は、撚りをかけていてもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明の研磨研削材料は、金属、セラミ
ックス、ガラス、樹脂、ゴム、複合材料等を研磨、研
削、切断したりするのに、その性能つまり精度、効率、
耐久性において、従来からの砥粒からなる研磨研削材料
や、砥粒をガラス繊維等で補強した研磨研削材料に比べ
て優れている。つまり、本発明の研磨研削材料は、その
構成するアルミナ質繊維の硬度、径と砥粒の硬度、粒径
の組合せによって研磨研削効率、精度、機械的強度、剛
性等を任意に設定できる。又、該材料の機械的強度、剛
性の高いことから、薄肉化ができるので、高速回転の研
磨研削材料にも適する。
ックス、ガラス、樹脂、ゴム、複合材料等を研磨、研
削、切断したりするのに、その性能つまり精度、効率、
耐久性において、従来からの砥粒からなる研磨研削材料
や、砥粒をガラス繊維等で補強した研磨研削材料に比べ
て優れている。つまり、本発明の研磨研削材料は、その
構成するアルミナ質繊維の硬度、径と砥粒の硬度、粒径
の組合せによって研磨研削効率、精度、機械的強度、剛
性等を任意に設定できる。又、該材料の機械的強度、剛
性の高いことから、薄肉化ができるので、高速回転の研
磨研削材料にも適する。
【0024】
【実施例】以下、実施例にて更に説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。 実施例1 ビスフェノールA型エポキシ樹脂(スミ- エポキシELA-
134 住友化学工業(株)製)25部と、クレゾールノボ
ラック型エポキシ樹脂(スミ- エポキシESCN-220H 住友
化学工業(株)製)47部に、ジシアンジアミド4部、
3−(3,4ジクロロフェニル)−1,1−ジメチル尿
素2部と、粒径5〜12μのダイアモンドパウダー(米
国ワーレン社製)22部を混合し、これを75℃に加熱
して、連続した離型紙上に流下し、ドクターナイフを通
過して86μ厚みの砥粒の入った樹脂膜を得た。アルミ
ナ質繊維Altex(住友化学工業(株)製Al2O3 85
%、SiO215%、平均直径10μ)の連続長繊維を一方
向に引揃え、シート状に広げた。これを上記樹脂膜が塗
られた離型紙を上下から挟み120℃のプレスロールに
て3kg/cm の線圧をかけて、繊維目付230g/m2のプリ
プレグシートを得た。
これに限定されるものではない。 実施例1 ビスフェノールA型エポキシ樹脂(スミ- エポキシELA-
134 住友化学工業(株)製)25部と、クレゾールノボ
ラック型エポキシ樹脂(スミ- エポキシESCN-220H 住友
化学工業(株)製)47部に、ジシアンジアミド4部、
3−(3,4ジクロロフェニル)−1,1−ジメチル尿
素2部と、粒径5〜12μのダイアモンドパウダー(米
国ワーレン社製)22部を混合し、これを75℃に加熱
して、連続した離型紙上に流下し、ドクターナイフを通
過して86μ厚みの砥粒の入った樹脂膜を得た。アルミ
ナ質繊維Altex(住友化学工業(株)製Al2O3 85
%、SiO215%、平均直径10μ)の連続長繊維を一方
向に引揃え、シート状に広げた。これを上記樹脂膜が塗
られた離型紙を上下から挟み120℃のプレスロールに
て3kg/cm の線圧をかけて、繊維目付230g/m2のプリ
プレグシートを得た。
【0025】このプリプレグシートを200mm角に切り
取り、アルミナ質繊維が一方向に引揃うように8枚積層
し、金型に入れて、5kg/cm2の加圧下120℃で2時間
加熱して硬化した。硬化物をダイアモンドカッターに
て、長手方向にアルミナ質繊維の方向を長手方向として
巾10mm、厚み1mm、長さ100mmに切り出して板状研
磨研削材とした。この研磨研削材中のアルミナ質繊維と
ダイアモンド砥粒の容量比は9対1であり、アルミナ質
繊維とダイアモンド砥粒の合計は全体の60容量%であ
った。マシニングセンターで前加工した60mmφの炭素
鋼S55Cを周速度25m/分で回転させ、その上に研磨
研削材の1mm厚み×10mm巾の断面が当るように垂直に
立てた状態で0.5kg/mm2の圧力で5分間研磨研削し
た。研磨研削後の研磨研削材と炭素鋼の容量減少比であ
る研削比は10であり、炭素鋼表面粗さはRmax 0.7
μであった。
取り、アルミナ質繊維が一方向に引揃うように8枚積層
し、金型に入れて、5kg/cm2の加圧下120℃で2時間
加熱して硬化した。硬化物をダイアモンドカッターに
て、長手方向にアルミナ質繊維の方向を長手方向として
巾10mm、厚み1mm、長さ100mmに切り出して板状研
磨研削材とした。この研磨研削材中のアルミナ質繊維と
ダイアモンド砥粒の容量比は9対1であり、アルミナ質
繊維とダイアモンド砥粒の合計は全体の60容量%であ
った。マシニングセンターで前加工した60mmφの炭素
鋼S55Cを周速度25m/分で回転させ、その上に研磨
研削材の1mm厚み×10mm巾の断面が当るように垂直に
立てた状態で0.5kg/mm2の圧力で5分間研磨研削し
た。研磨研削後の研磨研削材と炭素鋼の容量減少比であ
る研削比は10であり、炭素鋼表面粗さはRmax 0.7
μであった。
【0026】実施例2 ビスフェノールA型エポキシ樹脂(スミ- エポキシELA-
134 住友化学工業(株)製)24部と、クレゾールノボ
ラック型エポキシ樹脂(スミ- エポキシESCN-220H 住友
化学工業(株)製)46部と、ジシアンジアミド4部、
3−(3,4ジクロロフェニル)−1,1−ジメチル尿
素2部と、平均粒径1.2μの溶融アルミナパウダー
(不二見研磨材工業(株)製)24部を混合し、これを
75℃に加熱して、連続した離型紙上に流下し、ドクタ
ーナイフを通過して86μ厚みの砥粒の入った樹脂膜を
得た。アルミナ質繊維Altex(平均直径22μ)の
連続長繊維を用い実施例1と同様にして繊維目付230
g/m2のプリプレグシートを得た。
134 住友化学工業(株)製)24部と、クレゾールノボ
ラック型エポキシ樹脂(スミ- エポキシESCN-220H 住友
化学工業(株)製)46部と、ジシアンジアミド4部、
3−(3,4ジクロロフェニル)−1,1−ジメチル尿
素2部と、平均粒径1.2μの溶融アルミナパウダー
(不二見研磨材工業(株)製)24部を混合し、これを
75℃に加熱して、連続した離型紙上に流下し、ドクタ
ーナイフを通過して86μ厚みの砥粒の入った樹脂膜を
得た。アルミナ質繊維Altex(平均直径22μ)の
連続長繊維を用い実施例1と同様にして繊維目付230
g/m2のプリプレグシートを得た。
【0027】実施例1と同様にこのプリプレグから巾1
0mm、厚み1mm、長さ100mmの研磨研削材を作製し
た。この研磨研削材中のアルミナ質繊維と溶融アルミナ
砥粒の容量比は9対1であり、アルミナ質繊維と溶融ア
ルミナ砥粒の合計は全体の60容量%であった。実施例
1と同様の加工条件で炭素鋼S55Cを研磨研削した後
の研削比は11であり、炭素鋼表面粗さはRmax 0.8
μであった。
0mm、厚み1mm、長さ100mmの研磨研削材を作製し
た。この研磨研削材中のアルミナ質繊維と溶融アルミナ
砥粒の容量比は9対1であり、アルミナ質繊維と溶融ア
ルミナ砥粒の合計は全体の60容量%であった。実施例
1と同様の加工条件で炭素鋼S55Cを研磨研削した後
の研削比は11であり、炭素鋼表面粗さはRmax 0.8
μであった。
【0028】実施例3 被研磨研削材である炭素鋼S55CをアルミニウムA1
050(アルミニウム99.5%)とし、研磨研削圧力
0.5kg/mm2を0.2kg/mm2のとした以外は、実施例2
と同様に行なった。研磨研削後の研削比は25であり、
アルミニウム表面粗さはRmax 5μであった。
050(アルミニウム99.5%)とし、研磨研削圧力
0.5kg/mm2を0.2kg/mm2のとした以外は、実施例2
と同様に行なった。研磨研削後の研削比は25であり、
アルミニウム表面粗さはRmax 5μであった。
【0029】実施例4 実施例1で作製したプリプレグシートを用い、繊維配向
角度45゜/0゜/−45゜/90゜/90゜/−45
゜/0゜/45゜の8枚を積層した後、中央に3cmの穴
を有する、外径20cmの円盤状に切り取った。該円盤を
金型に入れ、5kg/cm2、120℃で熱プレスし、厚み1
mm、アルミナ質繊維とダイアモンド砥粒の容量比は9対
1であり、アルミナ質繊維とダイアモンド砥粒の合計は
全体の60容量%である切削材を得た。
角度45゜/0゜/−45゜/90゜/90゜/−45
゜/0゜/45゜の8枚を積層した後、中央に3cmの穴
を有する、外径20cmの円盤状に切り取った。該円盤を
金型に入れ、5kg/cm2、120℃で熱プレスし、厚み1
mm、アルミナ質繊維とダイアモンド砥粒の容量比は9対
1であり、アルミナ質繊維とダイアモンド砥粒の合計は
全体の60容量%である切削材を得た。
【0030】アラミド繊維トワロン(日本アラミド
(有)、引張り強度2800MPa 、引張り弾性率80GP
a で強化された5mm厚みのエポキシ樹脂の0゜/90゜
交互積層硬化板を台に固定し、該切削材をグラインダー
((株)マルトー製テクニカルカッターMC513型)
の回転軸に取り付け、周速度2500m/min で回転さ
せ、送り速度30mm/minで注水しながら押し当てて計1
0m 長切断した。アラミド繊維積層板の切断面に毛羽、
バリは確認されず、切削材の目詰りも確認されなかっ
た。切削材の損耗量は50mg以下であった。
(有)、引張り強度2800MPa 、引張り弾性率80GP
a で強化された5mm厚みのエポキシ樹脂の0゜/90゜
交互積層硬化板を台に固定し、該切削材をグラインダー
((株)マルトー製テクニカルカッターMC513型)
の回転軸に取り付け、周速度2500m/min で回転さ
せ、送り速度30mm/minで注水しながら押し当てて計1
0m 長切断した。アラミド繊維積層板の切断面に毛羽、
バリは確認されず、切削材の目詰りも確認されなかっ
た。切削材の損耗量は50mg以下であった。
【0031】実施例5 実施例2で作製したプリプレグシートを用いた以外は、
実施例4と同様にして厚み1mm、アルミナ質繊維と溶融
アルミナ砥粒の容量比9対1、アルミナ質繊維と溶融ア
ルミナ砥粒の合計が全体の60容量%である切削材を得
た。実施例4と同様の加工条件でアラミド繊維積層板を
切断した。アラミド繊維積層板の切断面に毛羽、バリは
確認されず、切削材の目詰りも確認されなかった。切削
材の損耗量は50mg以下であった。
実施例4と同様にして厚み1mm、アルミナ質繊維と溶融
アルミナ砥粒の容量比9対1、アルミナ質繊維と溶融ア
ルミナ砥粒の合計が全体の60容量%である切削材を得
た。実施例4と同様の加工条件でアラミド繊維積層板を
切断した。アラミド繊維積層板の切断面に毛羽、バリは
確認されず、切削材の目詰りも確認されなかった。切削
材の損耗量は50mg以下であった。
【0032】比較例1 アルミナ質繊維の代りにガラス繊維RS220RL−5
15(Eガラス、直径23μ,2200Tex 、エポキシ
樹脂用サイジング処理系:日東紡績(株)製)の連続長
繊維ロービングとした以外は、実施例1と同様にして一
方向プリプレグシートを作製し、続いてガラス繊維とダ
イアモンド砥粒の容量比が9対1、ガラス繊維とダイア
モンド砥粒の合計が全体の60%である巾10mm、厚み
1mm、長さ100mmの研磨削材を得た。実施例1と同様
の加工条件で炭素鋼S55Cを研磨研削した後の研削比
は2であり、炭素鋼表面粗さはRmax5μであった。
15(Eガラス、直径23μ,2200Tex 、エポキシ
樹脂用サイジング処理系:日東紡績(株)製)の連続長
繊維ロービングとした以外は、実施例1と同様にして一
方向プリプレグシートを作製し、続いてガラス繊維とダ
イアモンド砥粒の容量比が9対1、ガラス繊維とダイア
モンド砥粒の合計が全体の60%である巾10mm、厚み
1mm、長さ100mmの研磨削材を得た。実施例1と同様
の加工条件で炭素鋼S55Cを研磨研削した後の研削比
は2であり、炭素鋼表面粗さはRmax5μであった。
【0033】比較例2 アルミナ質繊維の代りにガラス繊維RS220RL−5
15(Eガラス,直径23μ,2200Tex 、エポキシ
樹脂用サイジング処理系:日東紡績(株)製)の連続長
繊維ロービーグとした以外は、実施例2と同様にして一
方向プリプレグシートを作製し、続いて、ガラス繊維と
溶融アルミナ砥粒の容量比が9対1で、ガラス繊維と溶
融アルミナ砥粒の合計が全体の60容量%である巾10
mm、厚み1mm、長さ100mmの研磨削材を得た。実施例
1と同様の加工条件で炭素鋼S55Cを研磨研削した後
の研削比は1であり、炭素鋼表面粗さはRmax3μであっ
た。
15(Eガラス,直径23μ,2200Tex 、エポキシ
樹脂用サイジング処理系:日東紡績(株)製)の連続長
繊維ロービーグとした以外は、実施例2と同様にして一
方向プリプレグシートを作製し、続いて、ガラス繊維と
溶融アルミナ砥粒の容量比が9対1で、ガラス繊維と溶
融アルミナ砥粒の合計が全体の60容量%である巾10
mm、厚み1mm、長さ100mmの研磨削材を得た。実施例
1と同様の加工条件で炭素鋼S55Cを研磨研削した後
の研削比は1であり、炭素鋼表面粗さはRmax3μであっ
た。
【0034】比較例3 アルミナ質繊維の代りにガラス繊維RS220RL−5
15(Eガラス、直径23μ、2200Tex 、エポキシ
樹脂用サイジング処理系:日東紡績(株)製)の連続長
繊維ロービーグとした以外は、実施例4と同様にして厚
み1mm、ガラス繊維とダイアモンド砥粒の容量比が9対
1で、ガラス繊維とダイアモンド砥粒の合計が全体の6
0容量%である切削材を得た。実施例4と同様の加工条
件でアラミド繊維積層板を切断した。アラミド繊維積層
板の切断面に毛羽、バリが多く確認され、切削材の目詰
りも確認された。切削材の損耗量は500mg以上であっ
た。
15(Eガラス、直径23μ、2200Tex 、エポキシ
樹脂用サイジング処理系:日東紡績(株)製)の連続長
繊維ロービーグとした以外は、実施例4と同様にして厚
み1mm、ガラス繊維とダイアモンド砥粒の容量比が9対
1で、ガラス繊維とダイアモンド砥粒の合計が全体の6
0容量%である切削材を得た。実施例4と同様の加工条
件でアラミド繊維積層板を切断した。アラミド繊維積層
板の切断面に毛羽、バリが多く確認され、切削材の目詰
りも確認された。切削材の損耗量は500mg以上であっ
た。
【0035】比較例4 アルミナ質繊維の代りにガラス繊維RS220RL−5
15(Eガラス、直径23μ、2200Tex 、エポキシ
樹脂用サイジング処理系:日東紡績(株)製)の連続長
繊維ロービングとした以外は、実施例5と同様にして厚
み1mm、ガラス繊維と溶融アルミナ砥粒の容量比が9対
1で、ガラス繊維と溶融アルミナ砥粒の合計が全体の6
0容量%である切削材を得た。実施例4と同様の加工条
件でアラミド繊維積層板を切断した。アラミド繊維積層
板の切断面に毛羽、バリが多く確認され、切削材の目詰
りも確認された。切削材の損耗量は500mg以上であっ
た。
15(Eガラス、直径23μ、2200Tex 、エポキシ
樹脂用サイジング処理系:日東紡績(株)製)の連続長
繊維ロービングとした以外は、実施例5と同様にして厚
み1mm、ガラス繊維と溶融アルミナ砥粒の容量比が9対
1で、ガラス繊維と溶融アルミナ砥粒の合計が全体の6
0容量%である切削材を得た。実施例4と同様の加工条
件でアラミド繊維積層板を切断した。アラミド繊維積層
板の切断面に毛羽、バリが多く確認され、切削材の目詰
りも確認された。切削材の損耗量は500mg以上であっ
た。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−222865(JP,A) 特開 平2−232170(JP,A) 特開 昭53−47090(JP,A) 特開 昭63−2673(JP,A) 特開 平4−30971(JP,A) 実開 昭58−93456(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24D 3/28 B24D 3/02 310 B24D 3/00 320
Claims (1)
- 【請求項1】引張強度100kg/mm2以上、ヌープ
硬度500kg/mm2以上のアルミナ質長繊維30〜
95容量部と、ヌープ硬度300kg/mm2以上の砥
粒70〜5容量部とを熱硬化性樹脂で結合してなり、該
アルミナ質長繊維は、主として、その先端が被研磨研削
材に接触する方向に配向させてなることを特徴とする研
磨研削材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27537891A JP3261712B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 研磨研削材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27537891A JP3261712B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 研磨研削材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05111876A JPH05111876A (ja) | 1993-05-07 |
JP3261712B2 true JP3261712B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=17554654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27537891A Expired - Lifetime JP3261712B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 研磨研削材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3261712B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102380830A (zh) * | 2011-11-02 | 2012-03-21 | 天津大学 | 多孔陶瓷结合剂立方氮化硼磨具 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001198832A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-07-24 | Taimei Chemicals Co Ltd | 研磨材 |
JP2001225273A (ja) * | 2000-02-15 | 2001-08-21 | Xebec Technology Co Ltd | 研磨研削材 |
CN103170921A (zh) * | 2013-04-08 | 2013-06-26 | 天津大学 | 一种磨削硬质合金刀具用金刚石磨具 |
JP6194874B2 (ja) * | 2014-12-08 | 2017-09-13 | スターライト工業株式会社 | 製鋼用メンテナンスワイパー |
JP7212485B2 (ja) * | 2017-09-22 | 2023-01-25 | ペルノックス株式会社 | 複合材、硬質材料、及び硬質材料の製造方法 |
JP7295411B2 (ja) * | 2019-07-09 | 2023-06-21 | 日本製鉄株式会社 | 金属材料の評価方法 |
CN114406911A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-29 | 苏州赛尔科技有限公司 | 一种小尺寸mis封装材料切割用树脂超薄切割刀及制备方法 |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP27537891A patent/JP3261712B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102380830A (zh) * | 2011-11-02 | 2012-03-21 | 天津大学 | 多孔陶瓷结合剂立方氮化硼磨具 |
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JPH05111876A (ja) | 1993-05-07 |
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