JP2861269B2 - 研磨研削材料 - Google Patents
研磨研削材料Info
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Description
ム、複合材料等の各種材料を研磨、研削切断する材料に
関する。
イ砂等の天然研磨砥粒や溶融アルミナ、酸化ジルコニウ
ム、酸化チタン、炭化珪素、窒化珪素、窒化ボロン、焼
成アルミナ等の人工砥粒を鋳鉄等の金属や紙、布、不織
布等に塗布したり、樹脂等で接着、または固めた物が用
いられてきた。
ている一部であり、しかも加工途中で砥粒が脱落したり
するので研磨研削効率、研磨研削材料の耐久性がひく
い。
もあるが、この場合は研磨研削材料の強度の低下、切断
面が湾曲し、研磨研削精度が低下する等の問題が有っ
た。
化珪素繊維で補強した砥石が、特開昭54−82786号公
報、特開昭55−131473号公報、特開昭59−97845号公報
ではガラス繊維で補強した砥石が、特開昭63−34072号
公報では炭素繊維で補強した砥石が提案されている。
補強の為に混合された繊維の相当する分だけ砥粒の含有
率が低下し、研磨研削性能、耐久性が劣り、かつ精度も
充分でない。
るには、砥粒の荒い砥石から順次細い砥石のもので研磨
研削する必要があり、それだけ操作も煩雑で、多くの装
置を要する。
素質繊維から選ばれた少なくとも一種の繊維で、かつ繊
維径が少なくとも、二種の繊維を樹脂で結合してなる研
磨研削材料を提供するものである。
削のほか切断するのに供されるものをいう。
は、周知のものが使用出来る。
4以上の高強度、高硬度のものが好ましい。
安定であり、研磨研削時に、劣化や被研磨研削材を汚染
することもなく好適である。
以上、好ましくは15mm以上、より好ましくは20mm以上の
ものである。
紐等に加工したものでも良い。
磨研削面の平滑性つまり精度が劣る。
効率に劣る。
〜100μの範囲内で、それぞれの用途や被研磨研削材料
に応じ適宜選択する。
度を同時に満足させるために、二種以上の直径の繊維を
用いる。
μ、好ましくは5μ以上有ることで区別される。
きいものが、1容積%〜90容積%で、被研削研磨材の要
求される表面精度に応じて選択する。
た特徴を低下させるので、直径のばらつきは、変動係数
で10%以下、好ましくは8%以下の繊維が適している。
たもの、層状に配置したものなど、いずれでも良い。
維、ガラス繊維等の他の繊維を強度、耐衝撃性、電気抵
抗、熱伝導率等の物性を改良するために混合しても良
い。
ノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル
樹脂、アルキッド樹脂、尿素−ホルマリン樹脂、ポリイ
ミド樹脂等の熱硬化性樹脂;ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、ポリ
塩化ビニール、ABS樹脂、AS樹脂、ポリアクリルアミ
ド、ポリアセタール、ポリスルフォン、ポリカーボネー
ト、ポリフェニレンオキサイド、ポリエーテルスルフォ
ン、ポリエーテルエーテル、ポリアミドイミド等の熱可
塑性樹脂がある。
ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂等が好適である。
強化複合材料の周知の製法が適用出来る。
いは溶剤に溶かした状態で、熱可塑性樹脂では、溶融ま
たは溶剤に溶かした状態で、繊維に含浸させる。
たり、不織布や予備成形体に加工した物を樹脂で固めて
も良い。
形状に成形する方法は、繊維強化複合材料で用いられて
いる、各種の成形方法が採用出来る。
トワインディング法、プルトルージョン法等が適用され
る。
パイプ、円盤等使途に合わせて任意の物を用いることが
出来る。
くずの排出や潤滑剤の流通を改善することが、研磨研削
性能を高めるのに有効である。
い程、機械的強度及び切削性能が優れるが、20容量%か
ら80容量%の間で用途及び使用条件に合わせて選択す
る。
維の角度の影響が大きい。
で被研磨研削材と接触することが好ましい。
に繊維が配向するのが好ましい。
は異なるが、これら二つの条件を出来るだけ満足するよ
うな設計をすることにより、優れた研磨研削性能と機械
的物性が達成されることとなる。
ス、樹脂、ゴム、複合材料等を研磨、研削、切断したり
するに際して、一個の研磨研削材料で、加工出来る精度
範囲が広く、かつ、所定の研磨精度に到達するまでの時
間が短い。
取り換える必要がなく、効率的な研磨研削が達成され
る。
定されるものではない。
友化学工業(株)製)35部と、スミ− エポキシESCN−
220H(クレゾールノボラック型エポキシ樹脂住友化学工
業(株)製)65部に、ジシアンジアミド5部、3−(3,
4ジクロロフェニル)−1,1−ジメチル尿素4部を混合
し、75℃に加熱して、連続した離型紙上に流下し、ドク
ターナイフを通過して樹脂膜を得た。
%、SiO215%、平均直径10μ)を一方向に引揃え、シー
ト状に広げた。
0℃のプレスロールにて3kg/cmの線圧をかけて、繊維目
付140g/m2のプリプレグを得た。
本カーボン(株)製、平均直径15μ)で同様の方法によ
り、繊維目付200g/m2のプリプレグを得た。
プレグ15枚と、Nicalon プリプレグ8枚を積層し、金
型に入れて、5kg/cm2の加圧下120℃で2時間加熱して、
硬化した。
m、長さ50mmに切り出して、研磨材とした。
ンチテレビフィルターを成型する金型を手動で研磨した
所、20時間で金型全体が、表面荒さRmax1.1μまで研磨
出来た。
維アルセン (電気化学工業(株)製)とを別々に、ス
ミ− エポキシELM−434(アミノ型エポキシ樹脂、住友
化学工業(株)製)100部、ジアミノジフェニルスルフ
ォン(スミキュアーS住友化学工業(株)製)50部から
なる樹脂組成物を、実施例1と同様に行って含浸させ、
繊維目付がそれぞれ330g/m2と140g/m2のプリプレグを得
た。
レグ25枚とアルセン プリプレグ15枚を重ね、金型に入
れて6kg/cm2の加圧下、180℃で2時間加熱硬化した。
取り付け1500rpmで回転しながら、300mm角の合金工具鋼
SKD61製の板を研磨した所、10分間で全面が、Rmax1.4μ
まで研磨出来た。
直径3μ)にエポキシ樹脂100部(スミ− エポキシELA
−134 60wt%、スミ− エポキシESCN−220H 40wt%)
と、ジシアンジアミド4部、3−(3,4ジクロロフェニ
ル)−1,1−ジメチル尿素4部からなる樹脂組成物を含
浸し、60g/m2のプリプレグを得た。
アルセン で同様の方法にて繊維目付それぞれ330g/
m2、100g/m2の一方向引き揃えプリプレグを得た。
枚、アルセン プリプレグ13枚、Altexプリプレグ9枚
を積層し、金型に入れて120℃、5k/cm2で加熱硬化し
た。
さに切り出し、超音波研磨機(ソノテック製)に取り付
けた。
ンチTVキャビネット用金型を研磨した所、85時間でRmax
0.8μの精度まで加工出来た。
成のエポキシ樹脂組成物の濃度30%トリクレン溶液に浸
漬した後、加熱乾燥して巻き取り、ヤーンプリプレグを
得た。
Altexの一方向引き揃えプリプレグを得た。
0本を芯にして、その外周に、上記一方向引き揃えプリ
プレグを500mm巾、400mm長さに切断したものを、巻い
て、棒状とした。
力で巻き上げ、この状態で120℃、2時間加熱、硬化さ
せた。
mmの長さに切断した。
た。
治療を行った所、歯1本当りの治療時間は3分であっ
た。
に並べて一方向に引き揃え、実施例1と同様の方法にて
繊維目付180g/m2のプリプレグを得た。
20℃、5kg/cm2で加熱硬化した。
ミド繊維(トワロン:日本アラミド製)のFRPを切断し
た所、ささくれ立ちもなく平滑な切り口が得られた。
珪素繊維Nicalon に代えて、窒化珪素繊維(東燃
(株)製平均直径10μ)を用いるる以外は、実施例1と
同様におこなった。
施例1と同様の方法により、同一の大きさの研磨材と
し、同様に評価した。
は、実施例1と同様の方法により、同一の大きさの研磨
材とし、同様に評価した。
用いて同様に研磨し、Rmax1.1μまで研磨するのに、更
に25時間を要した。
ナ質繊維Saffil のみをもちいた以外は、実施例1と同
様の方法により、同一の大きさの研磨材とし、同様に評
価した。
のみをもちいた以外は、実施例1と同様の方法によ
り、同一の大きさの研磨材とし、同様に評価した。
みをもちいた以外は、実施例1と同様の方法により、同
一の大きさの研磨材とし同様に評価した。
Claims (1)
- 【請求項1】アルミナ質繊維、炭化珪素質繊維、窒化珪
素質繊維から選ばれた少なくとも一種の繊維で、かつ平
均直径の差が3μ以上である少なくとも二種の繊維を樹
脂で結合して成る研磨研削材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14337590A JP2861269B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 研磨研削材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14337590A JP2861269B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 研磨研削材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0436375A JPH0436375A (ja) | 1992-02-06 |
JP2861269B2 true JP2861269B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=15337327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14337590A Expired - Lifetime JP2861269B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 研磨研削材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2861269B2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-31 JP JP14337590A patent/JP2861269B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0436375A (ja) | 1992-02-06 |
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