JP3260909B2 - 育毛剤 - Google Patents

育毛剤

Info

Publication number
JP3260909B2
JP3260909B2 JP13987493A JP13987493A JP3260909B2 JP 3260909 B2 JP3260909 B2 JP 3260909B2 JP 13987493 A JP13987493 A JP 13987493A JP 13987493 A JP13987493 A JP 13987493A JP 3260909 B2 JP3260909 B2 JP 3260909B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
extraction
extract
organic solvent
hair restorer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13987493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06329518A (ja
Inventor
隆一郎 桑名
篤典 岡田
雅史 森岡
あけみ 伊達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Fuji Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Sangyo Co Ltd filed Critical Fuji Sangyo Co Ltd
Priority to JP13987493A priority Critical patent/JP3260909B2/ja
Publication of JPH06329518A publication Critical patent/JPH06329518A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3260909B2 publication Critical patent/JP3260909B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柿( Diospyros kaki
Thunb )の葉の抽出物を配合した、医療用として有用な
育毛剤に関し、詳しくは男性型脱毛症、びまん性脱毛症
などの脱毛症の治療又は予防のために、頭皮に外用され
る育毛剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】脱毛症
には、その原因と症状により多くの種類があるが、主な
ものは男性型脱毛症、びまん性脱毛症及び円形脱毛症で
ある。このうち円形脱毛症は、一過性のものであり、皮
膚科領域での治療により完治されることも多いが、前二
者は難治性である。そのうち男性型脱毛症は、遺伝的要
因が強く、その成因については、男性ホルモン説、末梢
循環障害説、その他主因ではないが、皮脂分泌異常、フ
ケの過剰発生、栄養不良説などがあり、また、女性にみ
られるびまん性脱毛症は、毛包への血流不全、洗髪・ブ
ラッシングなどによる過度のヘアケアなどが原因とも言
われている。
【0003】従来の育毛剤には、これらの原因に基づ
き、以下のような成分が使用されている。末梢循環を改
善するセンブリエキス、ニンニクエキス、塩化カルプロ
ニウム、ショウキョウチンキ、トウガラシチンキ、ビタ
ミンE、皮脂分泌異常を改善するピリドキシン及びその
誘導体、フケの過剰発生を改善するイソプロピルフェノ
ール、ヒノキチオール、サリチル酸、消炎剤としてグリ
チルリチン酸、ヒノキチオール、塩化ジフェンヒドラミ
ン、細胞賦活剤として感光素301、ヒノキチオール、
プラセンタエキス、ペンタデカン酸グリセリドなどが用
いられてきた。しかしながら、これらの成分は、個々の
症状の改善についてはある程度有効であるが、脱毛状態
の改善には至っていない。また、男性型脱毛症には、そ
の発症に男性ホルモンが関与していることから、男性ホ
ルモンに拮抗する女性ホルモンが使用されているが、副
作用が出現するため、有効性を得るだけの量が配合でき
ず、思わしい効果は上がっていない。
【0004】このように現段階では男性型脱毛症、びま
ん性脱毛症とも決定的な改善方法は判っていないが、脱
毛とは毛包細胞の増殖が抑制され、本来成長期(毛が伸
びる時期、正常ヒト頭毛では90%以上の毛が成長期に
ある。)にあるはずの毛が休止期(毛の成長が止まり、
毛が脱落する時期、正常ヒト頭毛では10%の毛がこの
時期にある。)に入ってしまうことにより起こることか
ら、毛包細胞の増殖を促進する物質、或いは休止期毛を
成長期毛に変換する物質こそ、有効な育毛剤となりうる
と思われる。
【0005】本発明は、毛包を構成し、毛を作るヒト毛
包細胞を培養する系を用いて、ヒト毛包細胞の増殖を促
進し、かつ、実使用において顕著な育毛効果を発揮し得
る、安全な育毛剤を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】男性型脱毛症、びまん性
脱毛症は、種々の原因により毛包を構成し、毛を作る毛
包細胞が充分に増殖できなくなって発生すると言われて
いる。本発明者は、この毛包細胞をシャーレ内で培養す
る方法を既に確立しているが、この培養毛包細胞の増殖
を促進する物質こそ有用な育毛剤と思われる。本発明者
は、育毛効果の高い育毛剤を開発すべく、このヒト毛包
細胞の増殖を促進する薬剤を追及した。その結果、柿の
葉の親水性溶媒又はその水溶液による抽出物から、さら
に親油性有機溶媒によって、抽出される組成物が、ヒト
毛包細胞の増殖を著しく促進することを見出し、臨床的
に発毛効果を確認した。本発明は、かかる知見に基づい
てなされたものである。
【0007】すなわち本発明は第1に、柿の葉の抽出物
を有効成分とする育毛剤であって、抽出が親水性有機溶
媒又はその水溶液による抽出と、親油性有機溶媒による
抽出とによって行なわれていることを特徴とする育毛剤
を提供するものである。
【0008】さらに本発明は第2に、柿の葉の抽出物を
含有する洗髪料であって、抽出が親水性有機溶媒又はそ
の水溶液による抽出と、親油性有機溶媒による抽出とに
よって行なわれていることを特徴とする洗髪料を提供す
るものである。
【0009】以下、本発明を説明する。本発明の育毛剤
は柿の葉の抽出物を有効成分とするものであり、また本
発明の洗髪料は柿の葉の抽出物を含有するものである。
柿の葉の抽出物は、抽出が親水性有機溶媒又はその水溶
液による抽出と、親油性有機溶媒による抽出とによって
行なわれているものであればよい。いずれか一方のみの
抽出を行なったとしても、本発明の目的を達成すること
はできない。
【0010】このような柿の葉の抽出物の成分組成は必
ずしも明らかではないが、以下の如き手法により得るこ
とができる。まず柿の葉は、適度に粉砕又は細断して用
いる。このように適度に粉砕又は細断された柿の葉を、
親水性有機溶媒又はその水溶液を抽出溶媒として抽出す
る。ここで親水性有機溶媒としては、具体的には例えば
メタノール、エタノール、アセトン、ジオキサン、テト
ラヒドロフラン、イソプロパノール、n−プロパノール
等が挙げられ、これらの中でも特にメタノール、エタノ
ール、アセトンが好ましい。
【0011】上述の抽出溶媒中において、親水性有機溶
媒の比率は30%以上、望ましくは70%以上とする。
この抽出処理は、柿の葉に上述の抽出溶媒を約5〜15
倍量、好ましくは10〜15倍量加え、還流下に加熱す
るか、或いは常温で3日間以上、好ましくは1週間以
上、静置して行えばよい。
【0012】次に、上記のようにして得られる抽出液を
濃縮し、溶媒を留去した後、さらに親油性有機溶媒で抽
出する。抽出操作としては、例えば液−液向流分配が適
当である。抽出後、有機溶媒層を分取し、溶媒を留去し
て乾燥すると、育毛作用のある成分が得られる。この場
合に使用する親油性有機溶媒としては、具体的には例え
ばn−ブタノール、n−アミルアルコール、n−ヘキサ
ノール、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、塩化
メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、ベンゼン、トル
エン、キシレン、ジエチルエーテル、石油エーテル、n
−ヘキサンなどが挙げられ、これらの中でも特に酢酸エ
チル、ジエチルエーテル、ベンゼン、トルエン、キシレ
ンを用いることが好ましい。この抽出処理は、前工程で
の抽出、濃縮物に、上述の抽出溶媒を原料柿の葉の約
0.1〜3倍量、好ましくは0.2〜1倍量加え、攪拌
した後に静置して行えばよい。
【0013】通常は、以上のようにして行うが、必要に
応じて、最初に親油性有機溶媒で抽出し、次に親水性有
機溶媒又はその水溶液を抽出溶媒として抽出したもので
あってもよい。
【0014】本発明の第1の育毛剤は、このようにして
得られる柿の葉の抽出物を有効成分とするものである。
すなわち、上述のようにして得られる育毛作用のある成
分は、含水エタノール、つばき油などの油脂類、クリー
ムなどに溶解して、育毛剤として使用することができ
る。上述のようにして得られる柿の葉抽出物は、通常、
育毛剤全体の0.001〜5重量%、好ましくは0.1
〜2重量%の割合で配合される。
【0015】本発明の育毛剤で使用される他の原料成分
としては、通常、育毛剤に適用される、炭化水素類、ロ
ウ類、油脂類、エステル類、高級脂肪酸類、高級アルコ
ール類、界面活性剤、香料、色素、防腐剤、抗酸化剤、
紫外線防御剤、アルコール類、pH調整剤及び育毛薬効
成分、例えば表皮の角質溶解剤、殺菌剤、消炎剤、抗脂
漏剤、血行促進剤、細胞賦活剤、局所刺激剤、止痒剤な
どが挙げられ、これらを適宜選択し、育毛剤が調製され
る。また、本発明の第1の育毛剤は、種々の様態で、例
えばクリーム、ヘアトニック、ヘアローション、ヘアク
リームなどとして用いられる。
【0016】次に、本発明の第2の洗髪料は、上述のよ
うにして得られる柿の葉の抽出物を含有するものであ
る。ここで洗髪料とは、シャンプー,リンス,シャンプ
ー・アンド・リンス等のように、髪を洗う際に用いられ
るものを総称するものである。すなわち、上述のように
して得られる柿の葉の抽出物を、シャンプー,リンス,
シャンプー・アンド・リンス等のような洗髪料に含有せ
しめて用いることもできる。この場合の含有量は特に制
限はなく、所望に応じて適宜選定すればよい。なお、洗
髪料の主成分である界面活性剤としては、既知のものを
用いればよく、さらに必要に応じて、通常、洗髪料に使
用される添加剤を用いてもよい。
【0017】以下、実施例により本発明を詳しく説明す
るが、本発明の範囲はこれら実施例により制限されるも
のではない。
【実施例】
製造例1 柿の葉の細切物200gを、2.5リットルの70%エ
タノール中に、室温で7日間浸漬して、70%エタノー
ル可溶成分を抽出し、2.2リットルの抽出液を得た。
次に、抽出液のエタノールを留去し、液量を500ml
にした後、親油性有機溶媒である酢酸エチル500ml
を加えて15分間激しく攪拌し、次いで静置して、酢酸
エチル層を分取した。得られた酢酸エチル層から酢酸エ
チルを留去し、さらに乾燥して暗緑色の乾燥物9.0g
を得た。
【0018】製造例2 柿の葉の細切物200gを、3リットルの80%メタノ
ールとともに、2時間還流下に加熱して、80%メタノ
ール可溶成分を抽出し、2.7リットルの抽出液を得
た。次に、抽出液のメタノールを留去し、液量を約20
0mlにした。これに、親油性有機溶媒であるジエチル
エーテル200mlを加えて、15分間激しく攪拌した
後、静置し、ジエチルエーテル層を分取した。得られた
ジエチルエーテル層からジエチルエーテルを留去し、さ
らに乾燥して、暗緑色の乾燥物11.3gを得た。
【0019】製造例3 柿の葉の細切物500gを、6リットルの70%アセト
ンとともに、40℃で3日間浸漬して、70%アセトン
可溶成分を抽出し、5.4リットルの抽出液を得た。次
に、抽出液のアセトンを留去し、液量を約500mlに
した後、親油性有機溶媒であるトルエン500mlを加
えて15分間激しく攪拌し、次いで静置し、トルエン層
を分取した。得られたトルエン層からトルエンを留去
し、さらに乾燥して暗緑色の乾燥物28.5gを得た。
【0020】実施例1 製造例1で得られた暗緑色の乾燥物5.0gを、70%
エタノール1リットルに溶解した後、冷所で3日間放置
し、さらに濾過し、育毛剤を得た。このようにして得ら
れた育毛剤(被験薬剤)について、ヒト毛包細胞の分裂
増殖を促進する効果があるかどうかを、以下に示す抜去
毛毛包を用いたヒト毛包細胞増殖促進試験によって確認
した。
【0021】〔抜去毛毛包を用いたヒト毛包細胞増殖促
進試験〕ヒト頭皮より抜去した成長期毛包の下方1/3
を、トリプシン処理により分散させ、細胞懸濁液を得
た。この細胞をIV型コラーゲンを塗布した、直径35m
mの組織培養皿に、約3万個植え込み、37℃の温度に
て、5%炭酸ガス、95%空気の条件で培養した。培養
培地はKGM培地(クラボウ製)を用いた。毛包細胞が
増殖したら、トリプシンにより剥離して、細胞懸濁液を
得た。この細胞をIV型コラーゲンを塗布した、直径35
mmの組織培養皿に、約2万個植え込み、培養した。培
養開始24時間後から、育毛剤を0.001%含有する
培地に変更した。培地を変更してから72時間後に培地
を入れ換え、さらに72時間培養を行い、増殖した細胞
をトリプシンにより剥離して、血球計算盤にて計測し
た。また、細胞数の増加は、対照(コントロール)を1
00%としたときの相対的な値として表記した。144
時間培養後の細胞数を第1表に示す。なお、対照(コン
トロール)は、70%エタノールを被験薬剤として用い
たものである。
【0022】実施例2 実施例1において、製造例2で得られた暗緑色の乾燥物
5.0gを、70%エタノール1リットルに溶解した
後、冷所で3日間放置し、さらに濾過することにより得
られた育毛剤を用いたこと以外は、実施例1と同様にし
て行い、144時間培養後の細胞数を測定した。結果を
第1表に示す。
【0023】実施例3 実施例1において、製造例3で得られた暗緑色の乾燥物
5.0gを、70%エタノール1リットルに溶解した
後、冷所で3日間放置し、さらに濾過することにより得
られた育毛剤を用いたこと以外は、実施例1と同様にし
て行い、144時間培養後の細胞数を測定した。結果を
第1表に示す。
【0024】比較例1 柿の葉の細切物200gを、2.5リットルの70%エ
タノール中に、室温で7日間浸漬して、70%エタノー
ル可溶成分を抽出し、2.2リットルの抽出液を得た。
次に、抽出液のエタノールを留去し、さらに乾燥して暗
緑色の乾燥物17.8gを得た。この乾燥物7.0g
を、70%エタノール1リットルに溶解した後、冷所で
3日間放置し、さらに濾過し、育毛剤を得た。このよう
にして得られた育毛剤を用いたこと以外は、実施例1と
同様にして行い、144時間培養後の細胞数を測定し
た。結果を第1表に示す。
【0025】比較例2 柿の葉の細切物200gを、酢酸エチル2リットル中
に、室温で7日間浸漬して、濾過し、酢酸エチル層を分
取した。得られた酢酸エチル層から酢酸エチルを留去
し、さらに乾燥して暗緑色の乾燥物31.6gを得た。
この乾燥物7.0gを、つばき油1kgに溶解し、育毛
剤を得た。このようにして得られた育毛剤を用いたこと
以外は、実施例1と同様にして行い、144時間培養後
の細胞数を測定した。結果を第1表に示す。
【0026】
【表1】
【0027】第1表の結果より、本発明の育毛剤は、ヒ
ト毛包細胞の増殖を促進する作用を有することが明らか
である。
【0028】実施例4(男性型脱毛症患者における脱毛
状態の改善効果試験) 実施例1に示す育毛剤を、41〜65才までの男性型脱
毛症患者20人に、6ケ月間毎日使用させた。なお、頭
部への外用回数は1日2回とした。育毛状態は、3ケ月
後と6ケ月後に観察し、次の4段階で評価した。結果を
第2表に示す。 +++:新生毛がみられる(硬毛)。 ++ :新生毛がみられる(軟毛)。 + :抜け毛の減少が認められる。 − :全く変化が認められない。
【0029】
【表2】
【0030】上記の結果より、3ケ月後には20人中3
名に硬毛が生じ、13名に軟毛が生じ、6ケ月後には2
0人中13名に硬毛が生じ、3名に軟毛が生じ、残りの
4名も抜け毛が減った。すなわち、80%の症例に新生
毛がみられ、極めて良好な経過を示した。また、この使
用テスト期間中は、頭皮状態の悪化は全く観察されなか
った。
【0031】実施例5(びまん性脱毛症患者における脱
毛状態の改善効果試験) 実施例1に示す育毛剤を、38〜61才までのびまん性
脱毛症患者16人に、6ケ月間毎日使用させた。なお、
頭部への外用回数は1日2回とした。実施例4と同様に
観察し、評価した。結果を第3表に示す。
【0032】
【表3】
【0033】上記の結果より、3ケ月後には16人中3
名に硬毛が生じ、6名に軟毛が生じ、6ケ月後には16
人中10名に硬毛が生じ、3名に軟毛が生じ、残りの3
名も抜け毛が減った。すなわち、81%の症例に新生毛
がみられ、極めて良好な経過を示した。また、この使用
テスト期間中は、頭皮状態の悪化は全く観察されなかっ
た。
【0034】
【発明の効果】本発明の育毛剤は、ヒト毛包を構成し、
毛を作る毛包細胞の増殖を促進する効果を示し、さらに
ヒトを対照とした実使用試験において顕著な育毛効果が
認められる。また、本発明の育毛剤は、天然の柿の葉を
原料とするものであるので、安全性にも優れたものであ
る。したがって、本発明の育毛剤は、男性型脱毛症、び
まん性脱毛症などの脱毛症の治療又は予防のために、有
効に利用することができる。また、本発明の洗髪料は、
育毛効果を有する洗髪料として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−128169(JP,A) 特開 平6−92823(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/06 JICSTファイル(JOIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柿の葉の抽出物を有効成分とする育毛剤
    であって、抽出が親水性有機溶媒又はその水溶液による
    抽出と、親油性有機溶媒による抽出とによって行なわれ
    ていることを特徴とする育毛剤。
  2. 【請求項2】 親水性有機溶媒が、メタノール,エタノ
    ール又はアセトンである請求項1記載の育毛剤。
  3. 【請求項3】 親油性有機溶媒が、酢酸エチル,ジエチ
    ルエーテル,ベンゼン,トルエン又はキシレンである請
    求項1記載の育毛剤。
  4. 【請求項4】 柿の葉の抽出物を含有する洗髪料であっ
    て、抽出が親水性有機溶媒又はその水溶液による抽出
    と、親油性有機溶媒による抽出とによって行なわれてい
    ることを特徴とする洗髪料。
JP13987493A 1993-05-20 1993-05-20 育毛剤 Expired - Fee Related JP3260909B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13987493A JP3260909B2 (ja) 1993-05-20 1993-05-20 育毛剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13987493A JP3260909B2 (ja) 1993-05-20 1993-05-20 育毛剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06329518A JPH06329518A (ja) 1994-11-29
JP3260909B2 true JP3260909B2 (ja) 2002-02-25

Family

ID=15255580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13987493A Expired - Fee Related JP3260909B2 (ja) 1993-05-20 1993-05-20 育毛剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3260909B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101487598B1 (ko) * 2013-05-08 2015-01-29 대구한의대학교산학협력단 미숙 떫은 감의 분획물을 이용한 탈모 방지 및 양모용 조성물

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101487598B1 (ko) * 2013-05-08 2015-01-29 대구한의대학교산학협력단 미숙 떫은 감의 분획물을 이용한 탈모 방지 및 양모용 조성물

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06329518A (ja) 1994-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3108586B2 (ja) 育毛剤
JPH05339133A (ja) マツエキス含有外用養毛剤
JP3505200B2 (ja) 育毛剤
JP2010184916A (ja) 育毛剤
JP3260909B2 (ja) 育毛剤
KR20000053859A (ko) 자연산 상황버섯 추출물을 함유하는 발모제 조성물 및이의 제조방법
JP3908245B2 (ja) 養毛剤
JP3357746B2 (ja) 育毛剤
CN116209425A (zh) 用于防止脱发和促进生发的组合物
JP2004307437A (ja) 老化防止用皮膚外用剤
JP2001139436A (ja) 養毛・育毛剤
KR20050077310A (ko) 인디고 추출물을 이용한 모발, 눈썹 및 속눈썹 성장촉진제
JPH1045541A (ja) 発毛・育毛料
JP2002234812A (ja) 化粧料
JPH0248512A (ja) 養毛料
JP3744758B2 (ja) 化粧料
JP3744757B2 (ja) 化粧料
JPS63183535A (ja) 皮膚外用剤
KR20220162555A (ko) 숙근안개초를 포함하는 탈모 방지 및 발모 촉진용 조성물
JP2001181126A (ja) 化粧料
WO2023110882A1 (en) Use of an aqueous-alcoholic extract of aerial parts of oenothera biennis to induce and/or stimulate the growth of human keratin fibres and/or to slow down the loss thereof
JPH1045542A (ja) 発毛・育毛料
JP2000044436A (ja) 頭皮頭髪用組成物
JPH1112134A (ja) 頭部用組成物
JP3714836B2 (ja) 化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20011113

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081214

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081214

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091214

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091214

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111214

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121214

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees