JP3260307B2 - ポリオレフィン樹脂製品のリサイクル使用方法 - Google Patents

ポリオレフィン樹脂製品のリサイクル使用方法

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JP3260307B2
JP3260307B2 JP22683497A JP22683497A JP3260307B2 JP 3260307 B2 JP3260307 B2 JP 3260307B2 JP 22683497 A JP22683497 A JP 22683497A JP 22683497 A JP22683497 A JP 22683497A JP 3260307 B2 JP3260307 B2 JP 3260307B2
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meth
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acrylate
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリオレフィン樹
のリサイクル使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】プラ
スチック製品は安価で軽量であり、また、耐久性に優れ
ることから、フィルム、シートまたは小型、大型の各種
成形品として、食品包装用材料、容器、建材、農業用資
材、コンテナ、家電製品など極めて多くの用途に用いら
れている。これらのプラスチック製品が廃棄物となった
場合には、その優れた耐久性が却って欠点となり、腐敗
の進行が極めて緩慢で埋め立て処分には適していないた
め、その多くは焼却処分されているのが現状である。し
かしながら、プラスチックは発熱量が多いため焼却炉を
損傷するばかりでなく、大量の炭酸ガスを発生するため
に地球環境保護の観点からも問題となっている。また、
このような廃棄物の処理に関する問題ばかりではなく、
省資源の観点からも有用廃棄物をリサイクルすることが
社会的要請となっており、プラスチックについてもでき
うる限りリサイクルすることが要望されている。
【0003】プラスチックには極めて多くの種頴があ
り、その種類によって特性も全く異なり、相溶しない組
み合わせも多いため、リサイクルする場合にはこれらを
分別することが必要であるが、プラスチックの中でもポ
リオレフイン樹脂はその使用量も極めて多く、また、機
械的特性ばかりでなく、耐候性などの安定性にも優れる
ので、コンテナなどの大型成型品に使用されることが多
く、比較的分別回収が容易である。このため、ポリオレ
フイン樹脂製品の廃棄物をリサイクル使用することが可
能となれば、廃棄物の低減、省資源等の環境保護のため
の社会的ニーズに適応することとなり、その意義は極め
て大きいものである。
【0004】これまでも、ポリオレフイン樹脂製品の廃
棄物をリサイクルすることが行なわれており、廃棄物の
分別・破砕・異物除去等の工程を経た後、酸化防止剤、
加工安定剤などの添加剤を配合し加熱溶融成形して、丸
棒、角材、板材あるいは各種の複雑形状の成形品へと加
工され、測量杭、標識杭、ベンチ、土留め材、パッキン
グ、コンテナーなどとして利用されている。
【0005】ポリオレフイン樹脂を加工する場合には、
その加工温度における熱酸化劣化および使用環境におけ
る酸化劣化あるいは光酸化劣化等を防止するために、フ
ェノール系抗酸化剤、チオエーテル系抗酸化剤、リン系
抗酸化剤、紫外線吸収剤、光安定剤などの各種の添加剤
が数種類併用されており、リサイクル製品を製造する場
合にもこれらの添加剤が使用されている。しかしなが
ら、ポリオレフイン樹脂は耐久性に優れる利点を生かし
て、屋外などの使用環境の厳しい条件下で長期間使用さ
れるため、廃棄物となった時点で既に著しく劣化してい
ることが多く、未使用のポリオレフイン樹脂を加工する
ときに用いられる添加剤をそのまま転用しただけでは特
性の優れた製品を得ることはできず、甚だしい場合に
は、ゲル化したり成型加工機に焼け付いて成型加工すら
できなくなることがあった。このため、このような著し
く劣化したポリオレフイン樹脂の加工を可能ならしめ
る、リサイクルに適した添加剤を見出すことが強く望ま
れている。
【0006】たとえば、特開平4−233958号公報
には、長期間のエージングにより着色したフェノール系
抗酸化剤を含有するポリオレフイン系樹脂にヒドロキシ
ルアミン化合物を添加して再加工することによって着色
を減少させて再利用することが提案されている。また、
特開平3−174459号公報にはヒンダードフェノー
ル系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、ヒンダードアミン
系光安定剤およびカーボンブラックを高密度ポリエチレ
ンに添加することによってプラスチックガソリンタンク
の耐久性を改善し、リサイクル化を可能にすることが提
案されている。さらに特開平6−155473号公報、
特開平6−184350号公報にはポリオレフィン系樹
脂製品の廃棄物をリサイクルするために適した添加剤と
して特定のフェノール系抗酸化剤および特定の環状ホス
ファイト系抗酸化剤などの組み合わせが提案されてい
る。
【0007】しかしながらこれらの方法は、劣化したポ
リオレフイン樹脂のさらなる特性の低下を抑制するもの
にすぎない。ポリオレフィン樹脂製品を加熱溶融成形し
てリサイクル使用する際には、劣化により低下した溶融
張力を劣化前の状態に復元させることにより良好な成形
加工性を付与することが必要であるが、単なる抗酸化
剤、光安定剤などの組み合わせではこの様な目的は達せ
られない。
【0008】溶融張力向上という観点では、加工性を改
善したポリオレフィン樹脂として、特開昭62−121
704号公報、特開平2−298536号公報などに自
由端長鎖分岐構造を有するポリプロピレンが開示されて
いる。このプロピレンは独特の粘弾性特性により、発泡
成型時の樹脂膜の強度を保持することができ、その結果
従来の直鎖状ポリプロピレンでは得られなかった独立性
の高いセルを有する発泡体の製造が可能になっている。
しかしながらこの様なポリプロピレンは、自由端長鎖分
岐構造を生じさせるために電子線照射または過酸化物の
添加という特殊な処理法または合成法を必要とするた
め、リサイクル時の添加剤としてはコストが著しく高く
なるという欠点を有している。
【0009】また、ポリテトラフルオロエチレンは高結
晶性で分子間力が低いためわずかな応力で繊維化する性
質を有しており、熱可塑性樹脂に配合した場合成形加工
性、機械的性質などが改良され、熱可塑性樹脂用添加剤
として使用されている。
【0010】例えば、特開平5−214184号公報や
特開平6−306212号公報に、ポリテトラフルオロ
エチレンをポリオレフィンに配合してなる樹脂組成物が
開示されている。また、特開平7−324147号公報
にはポリテトラフルオロエチレンと分散媒パウダーとを
高せん断下で混合しポリテトラフルオロエチレンをあら
かじめ繊維化した後にポリオレフィンと混合するポリオ
レフィン系樹脂組成物の製法が開示されている。
【0011】しかしながら、ポリテトラフルオロエチレ
ンはハロゲン原子を含まない一般の熱可塑性樹脂に対し
て分散性が不良であり、特開平5−214184号公報
や特開平6−306212号公報に記載されているよう
に単純にブレンドするだけでは均一に分散せずに、成形
体の表面外観が著しく低下するといった欠点を有してい
る。
【0012】また、特開平7−324147号公報の方
法によってもせん断力ですべてのポリテトラフルオロエ
チレンを繊維化するのは困難であり、繊維化したポリテ
トラフルオロエチレンもマトリックス樹脂中で凝集して
しまい均一な組成物は得られない。
【0013】すなわち、これらの方法ではいずれもポリ
テトラフルオロエチレンのマトリックス樹脂中での分散
性に問題があり、上記の有用な性質を発現するためには
多量のポリテトラフルオロエチレンを必要とする上に、
成形体の表面外観を損なうという欠点があった。
【0014】従って、本発明の目的は、ポリオレフイン
樹脂製品の廃棄物を加熱溶融成形してリサイクル使用す
るに当たり、劣化により低下した溶融張力を向上させ良
好な成形加工性を付与し、コストも安く、成形体の表面
外観を損なうこともないリサイクル使用方法を提供する
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に鋭意検討した結果、ポリテトラフルオロエチレンと炭
素数5〜30のアルキル(メタ)アクリレートとを含む
樹脂組成物をポリオレフィン樹脂製品の廃棄物を細断ま
たは粉砕し、加熱溶融成形する際に添加することにより
劣化により低下したポリオレフィン樹脂の溶融張力が向
上し表面外観が良好な成形体が得られることを見出し本
発明に到達した。
【0016】本発明の要旨は、ポリオレフィン樹脂製品
の廃棄物を細断または粉砕し、加熱溶融成形してリサイ
クル使用するにあたり、該ポリオレフィン樹脂製品の廃
棄物を構成するポリオレフィン樹脂100重量部に対
し、ポリテトラフルオロエチレン(A)および炭素数5
〜30のアルキル(メタ)アクリレート系ポリマー
(B)からなる樹脂組成物(C)を、ポリテトラフルオ
ロエチレン(A)の含有量が0.001〜20重量部と
なるように添加することを特徴とするポリオレフィン樹
脂製品のリサイクル使用方法にある。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明でリサイクル材として使用
されるポリオレフィン樹脂は、例えばラジカル重合、イ
オン重合等で得られるオレフィン系単量体の単独重合体
または共重合体、優位量のオレフィン系単量体と劣位量
のビニル系単量体との共重合体、オレフィン系単量体と
ジエン系単量体との共重合体等を主成分とするものが挙
げられ、これらは単独でまたは2種以上組み合わせて用
いられる。
【0018】ここでいうオレフィン系単量体としては、
エチレン、プロピレン、ブテン−1、ヘキセン−1、デ
セン−1、オクテン−1、4−メチル−ペンテン−1等
が挙げられ、特にエチレン、プロピレンが好ましい。上
記オレフィン系単量体の単独重合体または共重合体の具
体例としては、低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチ
レン、超々低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレ
ン、高密度ポリエチレン、超高分子量ポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリメ
チルペンテン、ポリブテン等を挙げることができる。ま
た、これらのオレフィン系重合体は、単独でまたは2種
以上組み合わせて使用される。これらの中でポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体か
らなる群より選ばれる1種または2種以上の混合物を主
成分とするポリオレフィン樹脂が特に好ましい。
【0019】また、本発明の方法においては、使用済み
のポリオレフィン樹脂のみを用いることもできるが、必
要に応じて、使用済みのポリオレフィン樹脂と未使用の
ポリオレフィン樹脂を混合して用いることもできる。
【0020】本発明のリサイクル使用方法に用いる樹脂
組成物(C)を構成するポリテトラフルオロエチレン
(A)とは特に制限がなく、テトラフルオロエチレンを
主成分とする単量体を公知の方法で重合することのより
得られるものである。ポリテトラフルオロエチレンの特
性を損なわない範囲で、共重合成分としてヘキサフルオ
ロプロピレン、クロロトリフルオロエチレン、フルオロ
アルキルエチレン、パーフルオロアルキルビニルエーテ
ル等の含フッ素オレフィンや、パーフルオロアルキル
(メタ)アクリレート等の含フッ素アルキル(メタ)ア
クリレートを含むことができる。共重合成分の含量は、
テトラフルオロエチレンに対して10重量%以下である
ことが好ましい。
【0021】本発明のリサイクル使用方法において用い
る樹脂組成物(C)を構成する炭素数5〜30のアルキ
ル(メタ)アクリレート系ポリマー(B)とは、炭素数
5〜30のアルキル(メタ)アクリレートを含む単量体
をラジカル重合あるいはイオン重合等により重合するこ
とにより得られるものである。炭素数5〜30のアルキ
ル(メタ)アクリレートの具体例としては、シクロヘキ
シル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、ドデ
シル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリ
レート、オクタデシル(メタ)アクリレート、イソボニ
ル(メタ)アクリレート等を挙げることができる。これ
らの単量体は単独であるいは2種以上混合して用いるこ
とができる。炭素数5〜30のアルキル(メタ)アクリ
レートと共重合可能な単量体としては、スチレン、p−
メチルスチレン、o−メチルスチレン、p−クロルスチ
レン、o−クロルスチレン、p−メトキシスチレン,o
−メトキシスチレン、2,4−ジメチルスチレン、α−
メチルスチレン等のスチレン系単量体;メチル(メタ)
アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル
(メタ)アクリレート等の炭素数1〜4のアルキル(メ
タ)アクリレート系単量体;アクリロニトリル、メタク
リロニトリル等のシアン化ビニル系単量体;ビニルメチ
ルエーテル、ビニルエチルエーテル等のビニルエーテル
系単量体;酢酸ビニル、酪酸ビニル等のカルボン酸ビニ
ル系単量体;エチレン、プロピレン、イソブチレン等の
オレフィン系単量体;ブタジエン、イソプレン、ジメチ
ルブタジエン等のジエン系単量体等を挙げることができ
る。これらの単量体は、単独であるいは2種以上混合し
て用いることができる。
【0022】本発明のリサイクル使用方法において用い
る樹脂組成物(C)は、前記ポリテトラフルオロエチレ
ン(A)と前記炭素数5〜30のアルキル(メタ)アク
リレート系ポリマー(B)とを含むもので、(B)/
(A)の重量比は0.2以上が好ましく、0.5以上で
あることがより好ましい。(B)/(A)の重量比が
0.2未満ではポリテトラフルオロエチレンの分散性が
低下する恐れがある。
【0023】本発明で用いる樹脂組成物(C)中のポリ
テトラフルオロエチレンの量は、樹脂組成物(C)の総
重量の0.05〜40重量%であることが好ましい。
0.05%未満では充分な溶融張力を得るための添加量
が多くなりすぎポリオレフィン樹脂の剛性、耐熱性等を
損なう恐れがある。また40重量%を超えるとポリテト
ラフルオロエチレンの分散性が低下する恐れがある。
【0024】このような樹脂組成物(C)をリサイクル
されるポリオレフィン樹脂の100重量部あたりポリテ
トラフルオロエチレンの含有量が0.001〜20重量
部になるように配合することによりポリオレフィン樹脂
中でポリテトラフルオロエチレン成分が微細フィブリル
状に均一分散し、成型品の表面外観を損なうことなく溶
融張力が向上し成形性良好な再生ポリオレフィン樹脂組
成物が得られる。
【0025】本発明で用いる樹脂組成物(C)は、粒子
径0.05〜1.0μmのポリテトラフルオロエチレン
粒子水性分散液と炭素数5〜30のアルキル(メタ)ア
クリレート系ポリマー粒子水性分散液とを混合して凝固
またはスプレードライする第一の製法により粉体として
得られる。また、粒子径0.05〜1.0μmのポリテ
トラフルオロエチレン粒子水性分散液と炭素数5〜30
のアルキル(メタ)アクリレート系ポリマー粒子水性分
散液とを混合した分散液中でさらにエチレン性不飽和結
合を有する単量体を重合した後に凝固またはスプレード
ライする第二の製法によっても粉体として得られる。
【0026】本発明で用いる樹脂組成物(C)を製造す
るために用いるポリテトラフルオロエチレン粒子水性分
散液は、テトラフルオロエチレンを主成分とする単量体
を乳化重合せしめることにより得ることができる。
【0027】ポリテトラフルオロエチレン粒子分散液の
市販原料としては、旭ICIフロロポリマー社製のフル
オンAD−1,AD−936、ダイキン工業社製のポリ
フロンD−1,D−2、三井デュポンフロロケミカル社
製のテフロン30J等を代表例として挙げることができ
る。
【0028】本発明で用いる樹脂組成物(C)を製造す
るために用いる炭素数5〜30のアルキル(メタ)アク
リレート系ポリマー粒子水性分散液は、上記炭素数5〜
30のアルキル(メタ)アクリレートを含む単量体を公
知の乳化重合法、あるいはミニエマルション重合法など
により重合することにより得ることができる。
【0029】本発明で用いる樹脂組成物(C)の第二の
製法における粒子径0.05〜1.0μmのポリテトラ
フルオロエチレン粒子水性分散液と炭素数5〜30のア
ルキル(メタ)アクリレート系ポリマー粒子水性分散液
とを混合した分散液中でさらに重合させるエチレン性不
飽和結合を有する単量体としては特に制限はなく、スチ
レン、p−メチルスチレン、o−メチルスチレン、p−
クロルスチレン、o−クロルスチレン、p−メトキシス
チレン,o−メトキシスチレン、2,4−ジメチルスチ
レン、α−メチルスチレン等のスチレン系単量体;メチ
ル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレー
ト、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル
(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレー
ト、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、グリシジル
(メタ)アクリレート、2ーヒドロキシエチル(メタ)
アクリレート等の(メタ)アクリレート系単量体;アク
リロニトリル、メタクリロニトリル等のシアン化ビニル
系単量体;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテ
ル等のビニルエーテル系単量体;酢酸ビニル、酪酸ビニ
ル等のカルボン酸ビニル系単量体;エチレン、プロピレ
ン、イソブチレン等のオレフィン単量体;ブタジエン、
イソプレン、プレン、ジメチルブタジエン等のジエン系
単量体等の中から選択することができる。これらの単量
体は、単独であるいは2種以上混合して用いることがで
きる。
【0030】リサイクルされるポリオレフィン樹脂への
樹脂組成物(C)の配合は押出混練、ロール混練などの
公知の方法で溶融混練することによりなされる。また、
本発明の溶融張力向上剤とポリオレフィン樹脂の一部を
混合しマスターバッチを作製した後、リサイクルされる
ポリオレフィン樹脂をさらに添加、混合するなどの他段
階の混合も可能である。
【0031】樹脂組成物(C)を添加した再生ポリオレ
フィン樹脂組成物は、溶融時の張力が増大し、カレンダ
ー加工時の引き取り性、熱成形時またはブロー成形時の
溶融樹脂のドローダウン、発泡成形時のセルの連泡化な
どが改良され、カレンダー加工、熱成形、ブロー成形、
発泡成形などの加工性が改良される。また、押し出し成
型時の吐出量、シートおよびフィルムなどの押し出し成
形体の表面状態が改良され、押し出し加工性も改良され
る。また、ポリテトラフルオロエチレンのマクロな凝集
物がなく成型品の表面外観も優れている。
【0032】樹脂組成物(C)を添加した再生ポリオレ
フィン樹脂組成物にはさらに、充填剤を含有することが
できる。充填剤の配合量は、再生ポリオレフィン樹脂組
成物100重量部に対して、0.1〜400重量部であ
ることが好ましく、この充填剤の配合により剛性や耐熱
性が向上し、カレンダー加工などにおけるロール面への
粘着防止などの加工性が改良され、また低コスト化が達
成できる。0.1重量部未満の場合には剛性改良効果が
充分でなく、400重量部を超える場合には表面性が低
下する傾向がある。充填剤としては、炭酸カルシウム、
タルク、ガラス繊維、炭酸マグネシウム、マイカ、カオ
リン、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、チタンホワイ
ト、ホワイトカーボン、カーボンブラック、水酸化アン
モニウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムな
どが代表例として挙げられる。炭酸カルシウム、タルク
などが好ましい。
【0033】樹脂組成物(C)を添加した再生ポリオレ
フィン樹脂組成物には、さらに必要に応じて安定剤、滑
剤、難燃剤などの添加剤を含有することができる。安定
剤としては、ペンタエリスリチル−テトラキス[3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート]、トリエチレングリコール−ビス[3
−(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート]などのフェノール系安定剤、ト
リス(モノノニルフェニル)フォスファイト、トリス
(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイトな
どのリン系安定剤、ジラウリルチオジプロピオネートな
どのイオウ系安定剤、滑剤としては、ラウリル酸、パル
ミチン酸、オレイン酸またはステアリン酸のナトリウ
ム、カルシウムまたはマグネシウム塩など、また難燃剤
としては、トリメチルホスフェート、トリエチルホスフ
ェート、トリブチルホスフェート、トリオクチルホスフ
ェート、トリブトキシエチルホスフェート、トリフェニ
ルホスフェート、トリクレジルホスフェート、クレジル
フェニルホスフェート、オクチルジフェニルホスフェー
ト、ジイソプロピルフェニルホスフェート、トリス(ク
ロロエチル)ホスフェート、アルコキシ置換ビスフェノ
ールAビスホスフェート、ヒドロキノンビスホスフェー
ト、レゾルシンビスホスフェート、トリオキシベンゼン
トリホスフェート等のポリホスフェートなどのリン酸エ
ステル化合物、テトラブロモビスフェノールA、デカブ
ロモジフェニルオキサイド、ヘキサブロモシクロドデカ
ン、オクタブロモジフェニルエーテル、ビストリブロモ
フェノキシエタン、エチレンビステトラブロモフタイル
イミド、トリブロモフェノール、ハロゲン化ビスフェノ
ールAとエピハロヒドリンとの反応によって得られる各
種ハロゲン化エポキシオリゴマー、ハロゲン化ビスフェ
ノールAを構成成分とするカーボネートオリゴマー、ハ
ロゲン化ポリスチレン、塩素化ポリオレフィンおよびポ
リ塩化ビニル等のハロゲン含有化合物、金属水酸化物、
金属酸化物、スルファミン酸化合物等がそれぞれ代表例
として挙げられる。
【0034】本発明のリサイクル性向上剤を添加した再
生ポリオレフィン樹脂成物の加工法としては、カレンダ
ー加工、熱成形、ブロー成形、発泡成形、押出成形、射
出成形加工、溶融紡糸などを挙げることができる。
【0035】樹脂組成物(C)を添加した再生ポリオレ
フィン樹脂組成物を用いて得られる有用な成形体として
は、シート、フィルム、熱成形体、中空成形体、発泡
体、射出成型品、繊維などを挙げることができる。
【0036】以下、実施例により本発明を説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
【0037】
【実施例】各記載中、「部」は重量部を、また「%」は
重量%を示す。
【0038】参考例、実施例および比較例に記載の諸物
性の測定は下記の方法による。
【0039】(1)固形分濃度:粒子分散液を170℃
で30分乾燥して求めた。
【0040】(2)粒子径分布、重量平均粒子径:粒子
分散液を水で希釈したものを試料液として、動的光散乱
法(大塚電子(株)製ELS800、温度25℃、散乱
角90度)により測定した。
【0041】(3)ゼータ電位:粒子分散液を0.01
mol/lのNaCl水溶液で希釈したものを試料液と
して、電気泳動法(大塚電子(株)製ELS800、温
度25℃、散乱角10度)により測定した。
【0042】(4)溶融張力:樹脂組成物のペレットを
降下式フローテスター(東洋精機社製キャピログラフ)
を用い、一定押出量(降下速度10mm/分)で押し出
し、ストランドを一定速度(4m/分)で引き取り、溶
融張力を測定した。ダイスのL/Dは10.0mm/Φ
2.0mm、測定温度は200℃とした。
【0043】(5)スウェリングレシオ:樹脂組成物の
ペレットを降下式フローテスター(東洋精機社製キャピ
ログラフ)を用い、一定押出量(降下速度1.5mm/
min)で押し出し、ノズルの下5mmの位置でのスト
ランドの径(D)を測定し、下式により算出した。ダイ
スのL/Dは10.0mm/Φ2.0mm、測定温度は
190℃とした。
【0044】 (スウェリングレシオ)=D(mm)/2.0 (6)メルトフローレート:樹脂組成物のペレットを用
いて、ASTM D 1238に準じて230℃、2.
16kgにて測定した。
【0045】(7)曲げ弾性率:樹脂組成物のペレット
を200℃でロール混練、プレス成形して試験片を得
て、ASTM D790に準じて測定した。
【0046】(8)ロールシート外観:樹脂組成物のペ
レットを用いて、ロール混連時のロールシート外観を目
視にて判定した。 ○:表面に凹凸がなく光沢が優れる △:表面に少し凹凸があり光沢が少し劣る ×:表面に凹凸が著しく光沢が劣る 参考例1 <ポリドデシルメタクリレート系ポリマー粒子分散液
(B−1)の製造>ドデシルメタクリレート50部とメ
チルメタクリレート50部の混合液にアゾビスジメチル
バレロニトリル0.1部を溶解させた。これにドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム2.0部と蒸留水300
部の混合液を添加し、ホモミキサーにて10000rp
mで2分間撹拌した後、ホモジナイザーに300kg/
cm2の圧力で2回通し、安定な予備分散液を得た。こ
れを、撹拌翼、コンデンサー、熱伝対、窒素導入口を備
えたセパラブルフラスコに仕込み、窒素気流下で内温を
80℃に昇温して3時間撹拌してラジカル重合させ、ポ
リマー粒子分散液(以下B−1と称する)を得た。
【0047】B−1の固形分濃度は25.1%で、粒子
径分布は単一のピークを示し、重量平均粒子径は191
nm、表面電位は−58mVであった。
【0048】参考例2 <樹脂組成物(C−1)の製造>ポリテトラフルオロエ
チレン系粒子分散液として旭ICIフロロポリマーズ社
製フルオンAD936を用いた。AD936の固形分濃
度は63.0%であり、ポリテトラフルオロエチレンに
対して5%のポリオキシエチレンアルキルフェニルエー
テルを含むものである。AD936の粒子径分布は単一
のピークを示し、重量平均粒子径は290nm、表面電
位は−20mVであった。
【0049】83.3部のAD936に蒸留水116.
7部を添加し、固形分濃度26.2%のポリテトラフル
オロエチレン粒子分散液A−1を得た。A−1は25%
のポリテトラフルオロエチレン粒子と1.2%のポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテルを含むものであ
る。
【0050】120部のA−1(ポリテトラフルオロエ
チレン30部)と199.2部のB−1(ドデシルメタ
クリレート/メチルメタクリレートコポリマー50部)
とを撹拌翼、コンデンサー、熱伝対、窒素導入口を備え
たセパラブルフラスコに仕込み、窒素気流下に室温で1
時間撹拌した。その後系内を80℃に昇温し、1時間保
持した後、硫酸鉄(II)0.001部、エチレンジアミ
ン四酢酸二ナトリウム0.003部、ロンガリット塩
0.24部、蒸留水60.8部の混合液を加え、メチル
メタクリレート20部とターシャリーブチルパーオキサ
イド0.4部の混合液を1時間かけて滴下し、滴下終了
後内温を80℃で1時間保持してラジカル重合を完了さ
せた。一連の操作を通じて固形物の分離は見られず、均
一な粒子分散液を得た。粒子分散液の固形分濃度は、2
5.2%で、粒子径分布は比較的ブロードであり重量平
均粒子径は252nmであった。この粒子分散液を塩化
カルシウム5部を含む90℃の熱水400部に投入し、
固形物を分離させ、濾過、乾燥してポリオレフィン樹脂
用溶融張力向上剤(以下C−1と称する)の粉体98部
を得た。
【0051】実施例1 ポリオレフィン樹脂として日本ポリケム(株)製ホモポ
リプロピレンペレットEA9(メルトフローレート0.
5g/10分)を用いて、溶融張力、スウェリングレシ
オ、メルトフローレート、曲げ弾性率、ロールシート外
観を評価した結果を表1に未使用品として示す。次に、
未使用品をプレス成形して得た試験片を粉砕したもの1
00部に対して、参考例1で得た樹脂組成物C−1
0.2部添加してハンドブレンドした後、二軸押出機
(WERNER&PFLEIDERER社製ZSK3
0)を用いて、バレル温度200℃、スクリュー回転数
200rpmにて溶融混練しペレット状に賦形した。得
られたペレットを再生品a1と称する。再生品a1を用
いて諸物性を評価した。さらに、再生品a1をプレス成
形して得た試験片を粉砕したもの100部に対して、参
考例1で得たC−1を0.2部添加して再生品a1と同
様にして再生品a2のペレットを得た。再生品a2を用
いて諸物性を評価した。同様にして再生品a2より再生
品a3のペレットを得て、諸物性を評価した。再生品a
1〜3の結果を表1に示す。
【0052】
【表1】
【0053】比較例1 比較のため、樹脂組成物C−1を添加しないこと以外は
実施例1と同様にして再生品b1〜3のペレットを得て
諸物性を評価した。結果を表2に示す。
【0054】
【表2】
【0055】比較例2 比較のため樹脂組成物C−1のかわりに粉末状ポリテト
ラフルオロエチレン0.2部を用いて実施例1と同様に
再生品c1〜3のペレットを得た。諸物性を評価した結
果を表3に示す。粉末状ポリテトラフルオロエチレンと
しては旭ICIフロロポリマーズ(株)製、フルオンC
D123を用いた。
【0056】
【表3】
【0057】樹脂組成物(C)を配合した組成物は、再
生時の溶融張力低下に代表される物性変化が全く見られ
ず、カレンダー加工時の引き取り性、熱成形性、ブロー
成形性、発泡成形性などが未使用品と同様に良好なこと
が確認できる。また、組成物の外観も良好であることが
確認できる。
【0058】
【発明の効果】本発明においては、樹脂組成物(C)
ポリオレフィン樹脂廃棄物の再生時に配合することによ
り溶融時の張力低下が防げ、カレンダー加工時の引き取
り性、熱成形性、ブロー成形性、発泡成形性などの成形
加工性を良好に保持することができる。また、ポリオレ
フィン樹脂への分散性が極めて良好なために、再生品の
表面外観も良好なものが得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08L 33:06) C08L 33:06)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオレフィン樹脂製品の廃棄物を細断
    または粉砕し、加熱溶融成形してリサイクル使用するに
    あたり、該ポリオレフィン樹脂製品の廃棄物を構成する
    ポリオレフィン樹脂100重量部に対し、ポリテトラフ
    ルオロエチレン(A)および炭素数5〜30のアルキル
    (メタ)アクリレート系ポリマー(B)からなる樹脂組
    成物(C)を、ポリテトラフルオロエチレン(A)の含
    有量が0.001〜20重量部となるように添加するこ
    とを特徴とするポリオレフィン樹脂製品のリサイクル使
    用方法。
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