JP3259607B2 - コロナ放電装置 - Google Patents

コロナ放電装置

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JP3259607B2 JP24416195A JP24416195A JP3259607B2 JP 3259607 B2 JP3259607 B2 JP 3259607B2 JP 24416195 A JP24416195 A JP 24416195A JP 24416195 A JP24416195 A JP 24416195A JP 3259607 B2 JP3259607 B2 JP 3259607B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に電子写真方式の複
写機、プリンター等に使用されるコロナ放電によって電
荷を付与するコロナ放電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機、プリンター等では益々小
型低コストの要望やメンテナンスの簡易化に対する要望
が高まっており、そのため各構成要素の改善が必要とな
っている。そこで、これらに用いられるコロナ放電装置
においても小型、低コスト化の取り組みと共にコロナ放
電装置で最もメンテナンスに占める割合の高いワイヤー
交換取付け作業あるいはグリッドの着脱作業の改善がな
されている。例えば、実公平7─3408号公報におい
てはワイヤー取付作業改善のための構造が、開示されて
おり以下図7を用いて説明する。
【0003】ケース35の一端にそれぞれスライド可能
に設けられた支持ブロック36と張力付与手段37が設
けられており、この支持ブロック36と張力付与手段3
7の間にはコイルバネ38が設けられている。支持ブロ
ック36にはワイヤー39の一端が固定されており、張
力付与手段37に係合するカムレバー40を動かすこと
によりワイヤー39の取付け位置と架張位置を移動させ
ている。またグリッド取付けにおいては、一端をコイル
バネで引き張力を与えるもの、或いは上面より弾性部材
で押さえネジ止めするものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な構成では、張力付与手段37、カムレバー40及びこ
れらをガイド或いは位置決めする部材等が必要である。
またグリット取付においても特別な弾性部材、バネ、ビ
ス等が必要であり、構成が複雑で小型、低コストにでき
ない、また必ずしも取付作業が容易であるとは言えない
という問題点を有していた。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、組立性やメンテナンス性が良好で、かつ安価な電子
複写機、プリンター等のコロナ放電装置を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のコロナ放電装置は、導電性材料から形成され
た帯電器ケースと、この帯電器ケースの両端に少なくと
も一方が回動可能に設けられた絶縁性支持部材と、この
絶縁性支持部材間に架張されたワイヤーと、前記帯電器
ケースに対向して設けられたグリッドとを具備し、前記
グリッドを前記絶縁性支持部材に取り付けることにより
前記絶縁性支持部材を帯電器ケースに固定して回動を禁
止するようにすると共に、前記ワイヤーを使用状態に架
張するようにした構成を備えたものである。
【0007】
【0008】また、前記帯電器ケースの一方端に設けた
回動可能な絶縁性支持部材には、ワイヤー架張側方向に
回動した時に前記帯電器ケースと当接しそれ以上の回動
を禁止する当接部を形成してなり、この回動可能な絶縁
性支持部材がワイヤー架張側方向に回動した時のワイヤ
ー長が、ワイヤーの実質的端子間距離に等しくなるよう
にした構成を備えたものである。
【0009】
【0010】
【作用】この構成によって、部品点数が少なく安価であ
りコンパクトに構成することができる。また、ワイヤー
を取り付けるための引っ張り力はわずかなため特殊な治
具等なしに簡易に取り付けることができる。そして、弾
性力を利用しているためメンテナンス等でグリッドを外
すときグリッドの端部を持ち上げ弾性変形させることよ
り容易に取り外すことができる。
【0011】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0012】図1は本実施例を示す側部断面図である。
図1において、1はステンレス製の帯電器ケースであ
る。2は帯電器ケース1の一端に設けられた絶縁性部材
で作られた支持ブロックであり、3は他端に設けられた
支持ブロックである。4は支持ブロック2に設けられた
導電性の弾性部材で作られた端子板である。5は放電ワ
イヤーでありワイヤーの両端にはリング状の端子6、7
がそれぞれ設けられている。8は蓋であり絶縁性部材で
作られている。9はグリッドである。本図を上面より見
ると一部がメッシュ構造となっており、断面形状はコの
字型をしている。
【0013】図2は側面図である。図2において10及
び11は支持ブロック3に設けられた円筒状の突起であ
る。12、13はそれぞれ突起10、11に係合するよ
う帯電器ケース1及びグリット9に設けられた穴であ
る。電器ケース1の穴12に絶縁性の支持ブロック3の
突起10が係合している状態では、支持ブロック3は電
器ケース1に対して回動可能となっている。14、1
5、16および17は支持ブロック2に設けられた円筒
状及び角型の突起である。18、19は突起14及び1
5に係合するよう帯電器ケース1に設けられた穴であ
る。したがって支持ブロック3は帯電器ケース1に対し
て固定的に保持される。20、21はそれぞれ突起16
及び17に係合するようグリット9に設けられた溝部及
び結合端片である。
【0014】図3でわかるようにこれらの突起、穴、溝
部、及び係合端片は図2の反対側の面にも同じ位置に設
けられている。
【0015】図4は端子板4の形状を詳しく説明する斜
視図である。図4において、22は端子6と係合しワイ
ヤー5に張力を与えるワイヤー架張板であり、図1の上
多いにワイヤー5が取り付けられたときワイヤー架張板
22は変形して設定の弾力をワイヤー5に与える。23
は接点部である。接点部23は本体側端子24と当接し
て弾性変形し、一定の接触圧で本体側端子24と電気的
に導通状態となる。25は切り起こし部であり、これに
より図1に示すごとく支持ブロック2のボス26に係合
固定される。
【0016】図5は支持ブロック3の回動を説明する側
面図である。図5において、27は本図において支持ブ
ロック3がワイヤー架張側方向の矢印28方向に回動し
たときに帯電器ケース1に当接し、回動を止める当接部
である。また、支持ブロック3が矢印29方向に回動し
たときは底面部30が帯電器ケース1と当接し回動が止
まる。この状態がワイヤー5の使用状態における架張状
態であり、グリッド9の取付により回動は禁止され固定
状態に保持される。以上のように構成されたコロナ放電
装置の組立構成を、以下図1から図5を用いて説明す
る。
【0017】まず支持ブロック2のボス26に端子板4
の切り起こし部25を合わせ上方より下方へ端子板4を
押し込むことにより取り付けられる。この時切り起こし
部25はボス26により押し開かれ弾性変形を起こして
いるため元に戻ろうとしてボス26にくい込む。このた
め抜けることなく強固に固定される。このように端子板
4は、支持ブロック2に対する取付部と本体側端子24
への接点部23及びワイヤー5に張力を与えるワイヤー
架張板22とを一体的に形成しているため、取付が簡
易、部品点数が少なく安価であり、コンパクトに構成す
ることができる。また、ワイヤー5の取付交換時に外れ
ることがないのでワイヤー5の取付作業が容易である。
【0018】次に帯電器ケース1に支持ブロック2が突
起14と穴18、突起18と穴19がそれぞれ係合して
取り付けられる。この時帯電器ケース1は図3において
コの字型断面形状を外側に押し広げながら支持ブロック
2及び支持ブロック3に取り付けられ、それぞれの突起
と穴が係合した後に広げられていた力が取り除かれる
と、その弾性で復帰してそれぞれの支持ブロックを保持
する。この時支持ブロック2は片側2点両側で計4点の
突起と穴で支持されるため一義的に位置が決まるが、支
持ブロック3は両側の対称な突起10で同軸に支持され
ているだけなので突起10を中心にして回動可能となっ
ている。
【0019】ここでワイヤー5を取り付ける場合、まず
一方の端子6を端子板4のワイヤー架張板22にかけた
後、支持ブロック2のワイヤー支持溝31及び支持ブロ
ック3のワイヤー支持溝32を通し、反対側の端子7を
ワイヤー掛け部33に引っ掛ける。この時、ワイヤー5
の有効長さは支持ブロック3をワイヤー架張側方向に回
転させた時わずかにワイヤー架張板22がたわむように
引張って取り付けられる長さになっている。そして、こ
の回動可能な絶縁性支持部材がワイヤー架張側方向に回
動した時のワイヤー長が、ワイヤーの実質的端子間距離
に等しくなるようになっている。
【0020】ワイヤー支持溝31および32は図6に示
すようにV字型をしておりこの状態で取り付け治具また
は手等による保持をやめてもワイヤー5が外れることが
ない。また取り付けるための引っ張り力はわずかなため
特殊な治具なしに簡易に取り付けることができる。
【0021】次に支持ブロック3をケース側方向に回転
させると、底面部30が帯電器ケース1に当たった状態
でワイヤー架張板22は所定の変形状態となり、一定の
張力をワイヤー5に与え、また電気的にも安定した導通
状態となる。
【0022】最後にグリッド9の係合端片21及び溝部
20をそれぞれ支持ブロック2の突起17、16に係合
した後グリッドのコの字型形状を広げながら穴18を支
持ブロック3の突起11に係合して取り付ける。ここで
グリッド9はステンレス製であり、弾性力で復帰して支
持ブロック3を挟み込むように固定される。またメンテ
ナンス等でグリッドを外すときは、図6に示すようにグ
リッド9の溝部は支持ブロック3に形成した凹溝33に
突き出した構成になっており、この部分を持ち上げ弾性
変形させることにより取り外すことができる。ここで穴
13と突起11が外れると溝20と突起16及び係合端
片21と突起17は特別な操作(弾性変形させる)等を
しなくても外すことができる。このため取り外し作業が
両側に丸穴を設けた固定方法に比べ非常に容易となる。
この時支持ブロック3はワイヤーの張力によってワイヤ
ー架張側方向に回動する。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、帯電器ケースの
両端に少なくとも一方が回動可能に設けられた支持ブロ
ックと、帯電器ケースに対向して設けられたグリッドと
を具備するものである。これにより、ワイヤーの両端子
を両支持ブロックに架けた後回動可能な支持ブロックを
回動させてワイヤー架張させ、さらにグリッドを支持ブ
ロックに取り付け回動可能な支持ブロックの回動を禁止
する。この結果、ワイヤーの取り付けを容易にし、グリ
ッドの弾性力を利用することによりワイヤーの清掃及び
交換を容易にすることができる。
【0024】また、帯電器ケースの一方端には回動可能
で回動した時に帯電器ケースと当接しそれ以上の回動を
禁止する当接部を有し他方端にはワイヤー架張板を有す
る支持ブロックとを設け、回動可能な支持ブロックがワ
イヤー架張側方向に回動した時のワイヤー長をワイヤー
の実質的端子間距離に等しくなるようにしたものであ
る。これにより、ワイヤーの両端子を両支持ブロックに
架けた後、回動可能な支持ブロックを回動させるとワイ
ヤーは引っ張られるがワイヤー架張板がのびるのでわず
かな引っ張り力でワイヤーが架張される。さらに、回動
可能な支持ブロックが帯電器ケースに当接して当接部が
それ以上の回動を禁止し、ワイヤーが架張状態に保持さ
れる。この結果、ワイヤーの取り付けを特殊な治具等な
しに容易に行え、かつ取り付けのための部品点数が少な
くてすみ安価でコンパクトに構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における側部断面図
【図2】本発明の実施例における側面図
【図3】本発明の実施例における背面図
【図4】本発明の実施例における端子板斜視図
【図5】本発明の実施例における支持ブロックの回動を
説明する側面図
【図6】本発明の実施例における正面断面図
【図7】従来の帯電器断面図
【符号の説明】
1 帯電器ケース 2 支持ブロック 3 支持ブロック 4 端子板 5 ワイヤー 9 グリッド 10 突起 11 突起 12 穴 13 穴 16 突起 17 突起 18 穴 19 穴 21 係合端片 22 ワイヤー架張板 23 接点部 25 切り起こし部 27 当接部 34 凹溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−143449(JP,U) 実開 平3−45553(JP,U) 実開 昭62−143961(JP,U) 実開 平3−39749(JP,U) 実開 昭62−87348(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性材料から形成された帯電器ケース
    と、この帯電器ケースの両端に少なくとも一方が回動可
    能に設けられた絶縁性支持部材と、この絶縁性支持部材
    間に架張されたワイヤーと、前記帯電器ケースに対向し
    て設けられたグリッドとを具備し、前記グリッドを前記
    絶縁性支持部材に取り付けることにより前記絶縁性支持
    部材を帯電器ケースに固定して回動を禁止するようにす
    ると共に、前記ワイヤーを使用状態に架張するようにし
    たことを特徴とするコロナ放電装置。
  2. 【請求項2】 導電性材料から形成された帯電器ケース
    と、この帯電器ケースの一方端には回動可能に、他方端
    にはワイヤー架張部材が設けられた絶縁性支持部材と、
    この絶縁性支持部材間に架張されたワイヤーとを具備
    し、前記帯電器ケースの一方端に設けた回動可能な絶縁
    性支持部材には、ワイヤー架張側方向に回動した時に前
    記帯電器ケースと当接しそれ以上の回動を禁止する当接
    部を形成してなり、この回動可能な絶縁性支持部材がワ
    イヤー架張側方向に回動した時のワイヤー長が、ワイヤ
    ーの実質的端子間距離に等しくなるよにしたことを特
    徴とするコロナ放電装置。
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