JPH0545722U - 帯電器 - Google Patents

帯電器

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JPH0545722U
JPH0545722U JP10180391U JP10180391U JPH0545722U JP H0545722 U JPH0545722 U JP H0545722U JP 10180391 U JP10180391 U JP 10180391U JP 10180391 U JP10180391 U JP 10180391U JP H0545722 U JPH0545722 U JP H0545722U
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昭夫 轡田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コロナワイヤに張力を付与する部材,その端
部を固定する部材,本体側接続端子に弾性的に接触する
部材を一体化して,部品点数を低減し,コストダウンを
図り,組付性,メンテナンス性等を向上させる。 【構成】 帯電器の一方のエンドブロック103とその
外部の接続ガイド109に,ワイヤ支持部201と接続
部202を有する端子部材200を,ワンタッチ式に抜
止めして取付け,この端子部材200にコロナワイヤ1
08の端部を保持する機能,コロナワイヤ108に所定
の張力を付与する機能,本体側の接続プラグ401と弾
性接触する機能を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,複写機において感光体ドラムの表面に正電位を均一に帯電する帯電 器に関し,特に,本体側に接続されるエンドブロックの端子部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に,この種の帯電器は,細いコロナワイヤが感光体ドラムの表面近傍の軸 方向に緊張して張設され,このコロナワイヤに高電圧を印加してコロナ放電する ことにより,感光体ドラムの回転に伴いその表面に正電位を帯電するものである 。このため,コロナワイヤの両端が端子部材に固定され,一方の端子部材が本体 側接続端子に接触して高電圧電源に接続される。そして,この場合におけるコロ ナワイヤには弛みを防止する手段が設けられ,端子部材には本体側との接続不良 を防止する手段等が設けられている。
【0003】 従来,上記帯電器に関しては,例えば実開昭62−38663号公報(考案の 名称:帯電器)開示の先行技術があり,コロナワイヤの一端にばねを連結して, コロナワイヤの弛みを防止するように所定の張力を付与し,このばねの端部を端 子部材に固定することが開示されている。また,本体側接続端子に,接続不良を 防止するための圧縮スプリングを設けること等も知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら,上記先行技術の前者のばね付のものにあっては,ばね部材と, コロナワイヤを保持すると共に本体側接続端子と接続する部材とを要して,部品 点数が増加し,コストアップを招き,組付性やメンテナンス性が悪いという問題 点があった。また,コロナワイヤの交換時には,端子部材を緩め,ばねを引張り ながらコロナワイヤを掛け直す必要があり,このとき端子部材が外れることがあ って,作業性も悪いという問題点もあった。更に,後者の本体側接続端子に圧縮 スプリングを設けるものにあっては,同様に部品点数が増して好ましくない等の 不具合があった。
【0005】 本考案は,上記の点に鑑みてなされたもので,コロナワイヤに張力を付与する 部材,その端部を固定する部材,本体側接続端子に弾性的に接触する部材を一体 化して,部品点数を低減し,コストダウンを図り,組付性,メンテナンス性等を 向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため,本考案は,ケーシングとその両端のエンドブロック の内部の端子部材にコロナワイヤが一直線上に張設される帯電器において,一方 のエンドブロックの端子部材が金属製の板ばね部材を略クランク状に折曲げて形 成され,この端子部材にワイヤ保持,スプリング,抜止め固定及び弾性接触の機 能を備えたワイヤ支持部と接続部とが,一体的に設けられた帯電器を提供するも のである。
【0007】 また,前記端子部材は,ワイヤ支持部がそれ自体撓んでスプリング力を生じる と共に,ワイヤ保持の切欠きと抜止め片を有して形成され,接続部が弾性変形可 能に形成されて,エンドブロックとその下部の接続ガイドの間に縦の状態で取付 けられることが望ましい。
【0008】 また,前記端子部材は,ワイヤ支持部がワイヤ保持の切欠きと抜止め片を有し て形成され,接続部がスプリング部を有すると共に弾性変形可能に形成されて, エンドブロックとその側部の接続ガイドの間に横の状態で取付けられることが望 ましい。
【0009】
【作用】
上記構成に基づき,一方のエンドブロックではワイヤ支持部と接続部を備えた 端子部材がワンタッチ式に取付けられ,この端子部材によりコロナワイヤが端部 を保持すると共に所定の張力を付与して張設され,接続部には本体側接続プラグ 等が弾性接触して確実に接続されるようになる。
【0010】
【実施例】
以下,本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1において,複写機の帯 電器の全体の構成について説明すると,100は帯電器であり,細長いU字形電 面の金属製のケーシング101を有し,このケーシング101の前端に方形の絶 縁性エンドブロック102が固着され,後端にも同様のエンドブロック103が 固着される。両エンドブロック102,103はケーシング101の内部と連通 する溝105,位置決め部材106,端子部材107,200を有し,これらの ケーシング101の内部中心と両エンドブロック102,103との間に,コロ ナワイヤ108が一直線上に張設される。また,後端のエンドブロック103の 下部には接続ガイド109が突出して形成され,この接続ガイド109に本体側 の接続コネクタ400を嵌込むことで,端子部材200を本体側の高電圧電源に 接続するようになっている。
【0011】 図2において,端子部材200について説明する。この端子部材200は,金 属製で弾性変形可能な板ばね材料を略クランク状に折曲げて形成され,上半分に ワイヤ保持,スプリング及び抜止め固定の機能を備えた直線的なワイヤ支持部2 01が,下半分に釣り針状に屈曲して弾性接触する機能を備えた接続部202が それぞれ一体的に設けられる。ワイヤ支持部201はフリーの状態で一方に傾き ,この状態から一点鎖線のように起すことで所定のスプリング力を生じるように 形成され,上部にワイヤ端部を保持する切欠き203が設けられ,下部にワイヤ 支持部201を切欠いて形成される抜止め片204が設けられる。接続部202 はフリーの鈍角な状態から,一点鎖線の鋭角に弾性変形してスプリング力を生じ ることが可能に形成されている。
【0012】 図3と図4において,端子部材200,コロナワイヤ108の取付けについて 説明する。先ず端子部材200の取付けについて説明すると,エンドブロック1 03の底部103aの所定の位置に溝110が形成されており,接続ガイド10 9の内部から端子部材200の接続部202を持ってワイヤ支持部201を溝1 10に挿入することにより,そのワイヤ支持部201がエンドブロック103の 内部に突出し,抜止め片204が底部103aに係合して固定ロックされる。こ うして端子部材200は縦の状態で,ワイヤ支持部201をエンドブロック10 3に,接続部202を接続ガイド109にそれぞれ配置してワンタッチ式に装着 される。
【0013】 次いで,コロナワイヤ108を取付ける場合は,コロナワイヤ108の後端の リング111を端子部材200におけるワイヤ支持部201の切欠き203に掛 ける。そして,コロナワイヤ108を引張りながら位置決め部材106に掛けて 位置決めし,溝105を介してケーシング101の内部中心に通し,その前端を エンドブロック103の端子部材200の固定ピン112に固定する。すると, ワイヤ支持部201が傾いた状態から略垂直に起立してスプリング力を生じ,こ れによりコロナワイヤ108は所定の張力が付与されて弛みを生じないように一 直線上に張設される。
【0014】 こうして組立てられた帯電器100を本体側にセットすると,図4に示すよう に後端のエンドブロック103の接続ガイド109が接続コネクタ400に嵌込 まれ,端子部材200における接続部202がプラグ401に自動的に接触する 。このとき接続部202はプラグ401とのオーバラップ量に応じて鋭角に弾性 変形してスプリング力を生じ,このスプリング力により接続部202とプラグ4 01が接触不良を生じないように確実に接触される。
【0015】 次に,この実施例の作用について説明する。先ず帯電器100においては,上 述の端子部材200とコロナワイヤ108の取付けにより,コロナワイヤ108 が端子部材200のワイヤ支持部201で端部が保持され,且つ,そのワイヤ支 持部201の撓みにより所定の張力を付与して一直線上に張設される。また,帯 電器100の本体側セットの際に,端子部材200の接続部202が本体側の接 続コネクタ400のプラグ401に弾性的に接触して,通電することが可能にな る。そこで,複写時に本体側の接続コネクタ400のプラグ401を高電圧電源 にスイッチONで接続すると,高電圧の電流が端子部材200の一体的な接続部 202とワイヤ支持部201からリング111を介しコロナワイヤ108に流れ て,高電圧が印加される。このため,コロナワイヤ108と図示しない感光体ド ラムとの間でコロナ放電し,ドラムの回転に伴いその表面に正電位が均一に帯電 されるのである。
【0016】 図5と図6において,本考案の他の実施例について説明する。この実施例はエ ンドブロック103の側部103bのワイヤ引張り方向と同一の方向に接続ガイ ド109が突設される場合であり,このため端子部材500は直線的なワイヤ支 持部501が切欠き503と,抜止め片504を有してワイヤ保持と抜止め機能 を備えるように形成される。また,接続部502はワイヤ支持部501の両側に 折曲げたスプリング部505を付加して形成され,この端子部材500を横にし て上述と同様に取付けることにより,コロナワイヤ108がスプリング部505 により所定の張力を付与して一直線上に張設される。尚,図1乃至図4の実施例 と同一な部分は同一の符号を付して,その説明を省略する。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように,本考案によれば,帯電器の一方のエンドブロックの単一 の端子部材によりワイヤ端部の保持,張力の付与,及び本体側との接続を行うよ うに構成されるので,部品点数が大幅に低減して,組付性,メンテナンス性が向 上し,低コスト化を図ることができる。また,コロナワイヤの回路中にスプリン グがなくなるので,電気特性も良好になる。端子部材の接続部では,本体側接続 プラグとの関係で弾性変形して接触するように構成されるから,プラグイン接続 で確実に導通することができて,作業性が向上する。端子部材はワンタッチ式に 抜止め固定されるので,組付性が良く,コロナワイヤ交換時の端子部材の抜けが 防止されて作業性が良い。
【0018】 また,実施例のように端子部材が縦に装着される場合は,ワイヤ支持部の撓み でスプリング機能を生じるように構成されるので,コロナワイヤに所定の張力を 確実に付与でき,構造も簡単である。他の実施例のように端子部材が横に装着さ れる場合は,接続部の折曲げ形成したスプリング部により同様に張力を付与する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る帯電器の全体構成を示す斜視図で
ある。
【図2】図1に示した端子部材を示す側面図である。
【図3】図1に示した端子部材とコロナワイヤの取付け
状態を一部切欠いて示す斜視図である。
【図4】図1に示した端子部材と本体側接続プラグとの
接続状態を示す断面図である。
【図5】本考案に係る帯電器の他の実施例を一部切欠い
て示す斜視図である。
【図6】図5に示した実施例の部分を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
100 帯電器 101 ケーシング 102 エンドブロック 103 エンドブロック 107 端子部材 108 コロナワイヤ 200 端子部材 201 ワイヤ支持部 202 接続部 500 端子部材 501 ワイヤ支持部 502 接続部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングとその両端のエンドブロック
    の内部の端子部材にコロナワイヤが一直線上に張設され
    る帯電器において,一方のエンドブロックの端子部材が
    金属製の板ばね部材を略クランク状に折曲げて形成さ
    れ,この端子部材にワイヤ保持,スプリング,抜止め固
    定及び弾性接触の機能を備えたワイヤ支持部と接続部と
    が,一体的に設けられることを特徴とする帯電器。
  2. 【請求項2】 前記端子部材は,ワイヤ支持部がそれ自
    体撓んでスプリング力を生じると共に,ワイヤ保持の切
    欠きと抜止め片を有して形成され,接続部が弾性変形可
    能に形成されて,エンドブロックとその下部の接続ガイ
    ドの間に縦の状態で取付けられることを特徴とする請求
    項1の帯電器。
  3. 【請求項3】 前記端子部材は,ワイヤ支持部がワイヤ
    保持の切欠きと抜止め片を有して形成され,接続部がス
    プリング部を有すると共に弾性変形可能に形成されて,
    エンドブロックとその側部の接続ガイドの間に横の状態
    で取付けられることを特徴とする請求項1の帯電器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101053092B1 (ko) * 2009-09-18 2011-08-01 허규영 Led간판 제작용 케이블 접속 커넥터

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5823338U (ja) * 1981-08-06 1983-02-14 キヤノン株式会社 帯電器の入力端子

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