JP3259538B2 - 画像記録装置及び画像再生装置 - Google Patents

画像記録装置及び画像再生装置

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JP3259538B2
JP3259538B2 JP21560994A JP21560994A JP3259538B2 JP 3259538 B2 JP3259538 B2 JP 3259538B2 JP 21560994 A JP21560994 A JP 21560994A JP 21560994 A JP21560994 A JP 21560994A JP 3259538 B2 JP3259538 B2 JP 3259538B2
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル方式で画像信
号を記録し、これを再生する画像記録装置及び画像再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像記録装置の回路ブロック図が
図12に示されている。図12において、100はデジ
タル映像信号入力端子、101はデジタル音声入力端
子、102は映像信号処理回路、103は音声信号処理
回路、104は記録信号生成回路、105は記録部であ
る。上記記録信号生成回路104はデータのインターリ
ーブ等各々の記録媒体に適したデータの変換を行い、上
記記録部105は電気信号を記録媒体に記録するもの
で、例えば磁気テープを用いるVTR、光磁気ディスク
を用いる光磁気記録装置である。このような記録装置に
あっては、あらかじめ記録フォーマットで定められてい
るデータレートのデジタル信号を記録するようになされ
ている。即ち、通常のテレビジョン放送に匹敵するよう
な画質のディスク画像信号を記録するフォーマットでは
通常放送対応モードの信号を1チャンネル分録画でき
る。また、所謂HDTVに対応した記録フォーマットで
は、通常放送より高画質のHDTV信号に対応モードの
信号をやはり1チャンネル分録画できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様な記録装置を用
いて画像信号を記録すると、たとえ複数の記録モードを
もっていたとしても同時に記録できるのは1チャンネル
のみであり、もし複数のチャンネルの信号または複数の
プログラムを同時に記録したいときには、複数の記録装
置を同時に駆動させて記録を行うか、または1つのチャ
ンネルもしくは1つのプログラムのみを録画し他をあき
らめるしかなかった。もし複数の記録装置を同時に用い
れば、記録装置に対して膨大な投資が必要となり、経済
性に乏しいものであった。更に、記録媒体に関しても複
数の記録媒体が同時に記録されていくのでやはり経済的
ではなかった。
【0004】そこで、本発明は複数のデジタル画像信号
を同時に記録できる画像記録装置を提供することを課題
とする。又、再生した複数のデジタル画像信号の中から
所望のデジタル画像信号を得ることができる画像再生装
置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の画像記録装置は、複数のデジタル画像信号を
圧縮し、この複数の圧縮デジタル画像信号を時分割でシ
リアルに出力する情報圧縮手段と、この情報圧縮手段の
出力する圧縮デジタル画像信号を記録する画像記録手段
とを有し、i番目のデジタル画像信号の情報量がMi、
デジタル画像信号の数がn個、情報圧縮手段で圧縮され
る圧縮率がP、画像記録手段に供給される圧縮デジタル
画像信号の情報量がXであるとき、数1の関係が成立す
るとともに、Xが一定となるように圧縮率Pを定めた
のである。
【0006】また、本発明の画像再生装置は、上記画像
記録装置に記録された情報を圧縮デジタル画像信号に再
生する画像再生手段と、再生された複数のデジタル画像
信号から所望のデジタル画像信号を選択する情報選択部
と、再生された圧縮デジタル画像信号を元の状態に伸長
する情報伸長部とを有するものである。
【0007】
【作用】上記画像記録装置によれば、複数の画像記録信
号を圧縮して記録するため、同時に複数の画像信号を記
録できる。
【0008】上記画像再生装置によれば、圧縮して記録
された複数の画像信号を再生し、この再生した複数の画
像信号の中から所望の画像信号を選択し、選択後に、又
は、選択前に画像信号を元の状態に伸長する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1には第1実施例の画像記録装置の概略回路ブロ
ック図が示されている。図1において、入力端子t1
nはn個であり、入力端子t1には情報量M1のデジタ
ル信号が入力され、又、入力端子tnには情報量Mnのデ
ジタル画像信号が入力される。ここで、デジタル画像信
号は画像情報のみならず音声情報を含む場合も含む概念
である。この各入力端子t1〜tnに導かれるデジタル画
像信号はそれぞれ情報圧縮手段1に供給され、情報圧縮
手段1は全てのデジタル画像信号を圧縮し、かつ、この
複数の圧縮デジタル画像信号を時分割でシリアルに画像
記録手段2に出力する。画像記録手段2は電気信号を記
録媒体に記録するものであれば良く、例えばVTR(ビ
デオテープレコーダ)、光磁気記録装置、光記録装置で
ある。
【0010】上記情報圧縮手段1において各デジタル画
像信号を時分割する単位は、ライン単位、フィールド単
位、フレーム単位等のあらゆる単位で可能である。又、
情報圧縮手段1の出力する情報量をXとする。Xは、上
記あらかじめ記録フォーマットで定められているデータ
レートのデジタル画像信号の情報の情報量即ち、通常の
テレビジョン放送に匹敵するような画質のデジタル画像
信号を記録するフォーマットでは通常放送の情報量であ
り、又、HDTVに対応した記録フォーマットではHD
TV信号の情報量である。すると、上記の情報量の関係
は数1の式のように書ける。
【0011】即ち、上記Xが一定となるように圧縮率P
を定めれば、入力端子数nや入力情報量Miが変わって
も画像記録手段2に変更を加えることなく複数の情報記
録が可能となる。即ち、画像記録手段2には1チャンネ
ル分に相当するデータが供給され、画像記録手段2はデ
ータ形式を考慮することなく通常の1つの番組を記録す
るときと同様に記録を行うことができる。
【0012】図2には第2実施例の画像記録装置の回路
ブロック図が示されている。図2において、BSアンテ
ナ3は衛星からの放送電波を受信し、この受信信号は分
岐されて第1のBSチューナ4及び第2のBSチューナ
5にそれぞれ供給されている。この各BSチューナ4,
5は異なる受信チャンネルに設定されており、異なる放
送を同時に受信できるようにされている。地上波アンテ
ナ6はVHF/UHF帯の通常放送電波を受信し、この
受信信号は分岐されて第1〜第6のチューナ7〜12に
それぞれ供給されている。この各チューナ7〜12も上
記BSチューナ4,5と同様に異なる受信チャンネルに
設定されており、異なる放送を同時に受信できるように
されている。
【0013】上記した各BSチューナ4,5及び各チュ
ーナ7〜12の出力は各A/Dコンバータ13にそれぞ
れ供給され、ここでデジタル画像信号に変換される。即
ち、各チューナ4,5,7〜12によって受信された複
数チャンネルの映像及び/又は音声の情報が同時にデジ
タル画像信号に変換され、これらのデジタル画像信号が
情報圧縮手段1に供給されている。尚、受信信号がデジ
タル信号の場合にはA/Dコンバータは不要である。情
報圧縮手段1は上記した如くデジタル画像信号を圧縮
し、この複数の圧縮デジタル画像信号を画像記録手段2
に出力し、画像記録手段2にて同時に複数の番組が記録
される。尚、情報圧縮手段1は全てのチューナ4,5,
7〜12からのデジタル画像信号を圧縮処理するのでは
なく所望の複数のデジタル画像信号を選択的に圧縮処理
するよう構成しても良い。この場合には番組数(情報
量)に応じて圧縮率Pは可変される。
【0014】図3には第3実施例の画像記録装置の回路
ブロック図が示されている。図3において、チューナ1
4には地上波又は衛星波の受信信号が供給され、又、光
電変換部15には光ファイバーを介して送られて来る放
送信号が供給される。光ファイバーはFTTH(Fib
er to the Home)環境が実現した場合に
各家庭に配線される。
【0015】切替スイッチSWは、チューナ14と光電
変換部15との出力を選択的に復調部16に供給し、こ
の復調部16は放送信号からデジタル信号列としてのベ
ースバンド信号に復調する。例えばQAM,VSB等で
変調された信号を復調する。尚、図3中のカッコ内数字
はデジタル信号の情報量であり、1は通常のTV信号相
当の情報量を意味する。
【0016】復調部16で復調されたデジタル画像信号
は誤り訂正部17で復調に伴う誤りが訂正された後、4
台の画像復号化手段である第1〜第4のMPEG復号部
18〜21にそれぞれ供給される。第1〜第4のMPE
G復号部18〜21の具体的構成は後述するが、各MP
EG復号部18〜21はMPEG2の規格で符号化され
たデジタル画像信号を復号する。
【0017】ここで、MPEGは代表的な画像符号化方
式であり、TV放送用には主にMPEG2規格が用いら
れる。MPEG2規格は下記<表1>に示すものであ
り、通常では復調された信号中には1つの映像ソースの
みが含まれており、この場合には第1のMPEG復号部
18において復号される。しかし、MPEG2では1つ
のデジタルデータ列中に複数の映像ソースを含むことが
可能であり、例えば通常のアナログ放送1チャンネルに
相当する帯域幅(約6MHz)のデジタルデータ列には
4チャンネルの映像ソースが重畳可能とされている。
【0018】
【表1】
【0019】そして、第1のMPEG復号部18は第1
の映像ソースを、第2のMPEG復号部19は第2の映
像ソースを、第3のMPEG復号部20は第3の映像ソ
ースを、第4のMPEG復号部21は第4の映像ソース
をそれぞれ復号する。この場合、各映像ソースの情報量
は元のMPEG2の映像ソースの1/4とされる。この
第1〜第4のMPEG復号部18〜21の各出力は並列
直列変換部22にそれぞれ供給され、並列直列変換部2
2は複数の入力データを1つのデータ列として画像記録
手段2に出力する。即ち、並列直列変換部22では特に
データの圧縮を行わないため情報量は変化しないが、そ
の出力はMPEG2フォーマットの信号1つ分となる。
従って、画像記録手段2はデータ形式を考慮することな
く通常の1つの番組を記録するときと同様に記録を行う
ことができる。尚、図3においてはMPEG復号部を各
ソースに応じて4個記載したが、MPEGデコーダの構
成によってはこれを1個として、1個で4つの信号を復
号するようにしても良いことは言うまでもない。22は
所謂セット・トップ・ボックスであり、例えばテレビジ
ョン受像機の上方に載置される。
【0020】図4には上記MPEG復号部18〜21の
回路ブロック図が示されている。図4において、25は
入力端子でデジタルデータストリームが入力される。2
6は音声復調部でありその出力はデジタル音声出力端子
27に導出される。28は上記入力端子の信号から映像
部分について可変長復号を行う可変長復号化手段であ
る。29は上記可変長復号を行った後で逆量子化を行う
逆量子化手段、30は上記逆量子化を行った後で逆DC
Tを行う逆DCT手段である。この出力は加算器31と
スイッチ32にそれぞれ加えられ、デジタル映像出力端
子33からデジタル映像信号として出力される。34,
35はフレームメモリであり、フレーム間動き補償の為
に使用される。36,37,38はそれぞれ前方向,両
方向,後方向動き補償部であり、動き補償動作を行う。
39は切換部で、動き補償の動作切換を行い所謂Pピク
チャーやBピクチャーを復号する動作を行う。
【0021】図5には第4実施例の画像記録装置の回路
ブロック図が示されている。図5において、図3の第3
実施例と同一構成箇所は図面に同一符号を付してその説
明を省略し、異なる構成箇所のみ説明する。即ち、デジ
タル変調復調手段40はVSB/OFDM/QAM等の
符号を復調し、この詳しい構成は後述する。このデジタ
ル変調復調手段40の出力は第1〜第6のMPEG復号
部41〜46にそれぞれ供給され、この各第1〜第6の
MPEG復号部41〜46はMPEG2フォーマットの
デジタル画像信号を復号する。この第1〜第6のMPE
G復号部41〜46の各出力は通常のMPEG2の情報
量に相当する。この各出力は情報圧縮手段1に供給さ
れ、この情報圧縮手段1は入力データを圧縮率P=6で
圧縮する。従って、情報圧縮手段1の出力では情報量が
1単位(アナログ放送1チャンネル分)となり、画像記
録手段2は通常の番組を記録するのと同等の動作で複数
番組を記録できる。
【0022】ここでVSB等について説明する。一般
に、デジタルデータを伝送するには、ベースバンドにお
いて情報を圧縮する圧縮技術(MPEG等)と、それを
デジタル的に変調する変調技術が必要となる。映像信号
の変調技術においては、8値または16値VSB(Ve
stigial SideBand:残留側波帯)変
調、64値QAM(Quadrature Ampli
tude Modulation:直交振幅変調)、O
FDM(Orthogonal Frequency
Division Multiplex:直交周波数分
割多重)が有力な方式として検討されている。上記各方
式ともに、狭い周波数帯域で多くの情報量のデジタル情
報を伝送できる特徴がある。例えば、6MHzの帯域幅
の伝送路においては、8値VSBでは32.3Mbit
/secの速度で情報が伝送でき、16値VSBならば
43Mbit/secの速度である。QAMの場合は2
56値QAM方式が16値VSB方式と同じ伝送速度を
有する。OFDMの場合は、各搬送波が64値QAMの
場合24Mbit/sec〜30Mbit/secの速
度を有する。
【0023】例えば、16値VSBの場合上記の通り4
3Mbit/secの伝送速度が得られるが、そのうち
映像信号データの伝送に使用できるのは約39Mbit
/secであり、MPEG2で6Mbit/secに圧
縮した画像であれば6チャンネル(映像ソース6個分)
伝送可能となる。例えばOFDMならば、やはり1波で
4〜5チャンネル伝送可能となる。図5のデジタル変調
復調手段40の後の(6)の記号は6単位の映像情報と
いうことを示しており、これは16値VSBの場合を示
した実施例である。もし8値VSBならば、復調部の後
は5単位の情報量であり、MPEG復号部は5個とな
り、圧縮率はP=5となる。更に、もしOFDMなら
ば、復調部の後は4〜5単位の情報量で、MPEG復号
部は4〜5個、圧縮率はP=4〜5である。
【0024】図6(a)にはデジタル変調復調手段40
が16値VSB復調部の場合が、図6(b)にはデジタ
ル変調復調手段40が8値復調部の場合がそれぞれ示さ
れている。図6(a),(b)において、50,60は
中間周波数用フィルタと同期検波器で、ここで検波され
る。61はNTSC干渉除去フィルタで、特に8値VS
Bの場合に配される。これは、8値VSBは地上波放送
用として研究されているためであり、地上波においては
従来のアナログ式TV放送とデジタル放送とが混在する
可能性が大であり、アナログのNTSC方式放送からの
妨害波が有るためにそれを除去する回路である。51,
62は等化器であり、各伝送路に対応した符号等化を行
う。52,63は位相トラック回路であり、チューナで
周波数変換する時に生じる位相雑音を打ち消すものであ
る。53はスライサでありデータスライスを行う。64
はトレリス復号化器であり、誤り訂正用の畳み込み符号
の一種であるトレリス符号を復号する。54,65はデ
インタリーブ回路であり、送信側でインターリーブされ
たデータをデインターリーブする。55,66は誤り訂
正回路であり、リード・ソロモン符号によって誤り訂正
を行う。56,67はデランダマイズ回路であり、送信
側でランダマイズされたデータを復元する。57,68
は同期/タイミング抽出回路であり、データクロックの
同期をとるためにセグメント同期信号を抽出する。
【0025】図7(a)にはデジタル変調復調手段40
がOFDM復調部の場合が示されている。図7(a)に
おいて、70は帯域通過フィルタであり、不要成分をカ
ットする。71,72は乗算器と発振器であり、周波数
変換を行う。73,74,75がOFDM復調を行う所
であり、まずA/D変換して直並列変換し、FFT(F
ast Fourier Transform)を施
し、それを並直列変換する。FFTの点数がOFDMに
おける搬送波の数と等しくなる。
【0026】図7(b)にはデジタル変調復調手段40
がQAM復調部の場合が示されている。図7(b)にお
いて、80は帯域通過フィルタであり、不要成分をカッ
トする。81,82はそれぞれ検波器であり、90度の
位相差をもつ各搬送波を検波する。83,84はそれぞ
れ低域フィルタであり、必要な検波出力のみを通過さ
せ、この各検波出力は自動等化器85を介して、又は、
自動等化器85を介することなく各識別器86,87に
送られる。各識別器86,87は入力データのレベル判
定を行う。符号合成回路88は双方の入力データを1つ
のデータ列に変換して出力する。
【0027】図8には第5実施例の画像再生装置の回路
ブロック図が示されている。図8において、この画像再
生装置は上記第1〜第4実施例のいずれによって記録さ
れた情報も再生可能である。画像再生手段90は、記録
媒体に記録された情報を再生するものであり、磁気テー
プに記録されている場合にはVTR、光磁気ディスクに
記録されている場合には光磁気再生装置、光ディスクに
記録されている場合には光ディスク再生装置等である。
【0028】画像再生手段90の再生出力は情報選択部
91に供給され、情報選択部91は再生された複数の映
像情報の中から1つ、又は、2以上を選択することがで
きる。即ち、2つ選択した場合、1つを所謂親画面、も
う1つを所謂子画面としてピクチャー・イン・ピクチャ
ーのように表示する信号を形成してもよい。
【0029】情報選択部91で選択された再生信号は情
報伸長手段92に供給され、情報伸長手段92は上記第
1から第4の実施例で述べた情報圧縮手段1で圧縮した
情報を伸長するか、またはMPEG復号器において1単
位以下の例えば1/4単位の情報を1単位の情報に伸長
する。これによって映像情報は通常の圧縮しない情報と
同等となり、ユーザーは何ら圧縮を意識することなく視
聴が可能となる。また、上記情報選択部9と上記情報伸
長手段42は逆の順序であっても良い。即ち、選択して
から伸長してもよく、伸長してから選択してもよい。9
3は表示手段であり、例えばCRT,液晶表示器,プラ
ズマディスプレイ等とくに制限されるものではない。ユ
ーザーは、表示手段93を見ながらの情報選択部91を
操作することにより、それがデジタル放送であるかアナ
ログ放送であるか、または衛星か地上放送か、または圧
縮されているかいないか、または生の放送か記録された
情報か等の一切を全く気にすることなく、好きな映像情
報を選択することができる。
【0030】図9は本発明の第6の実施例の画像記録再
生方法を説明するフローチャートである。S1はスター
トである。S2は、まず始めに複数のチューナ等をセッ
トしてから同時に複数の番組またはユーザーが撮影した
画像の記録を開始するところである。S3は記録開始後
所定時間経過したかを検出するところである。これは予
め定められた時間でもよいし、記録媒体がなくなるまで
記録するものでも良い。S4は待機モードであり、記録
を終了するところに入る。S5はユーザーが再生命令を
行ったことを検知するところであり、従来のVTR等で
は再生ボタンの操作に相当する。S6は本発明の特徴を
なすものであり、ユーザーがチャンネル選択を行うとこ
ろである。即ち従来チャンネル選択は、TV視聴時また
はVTRタイマー予約時に選択可能なものであったが、
本発明によってはそれが再生時においても可能となるも
のである。S7は、例えばユーザーが従来のVTRの操
作にとらわれていて再生時のチャンネル操作という概念
に馴染めないのを想定して、その場合にチャンネル選択
をしてください等の表示を行うところである。S8は画
像再生を開始するとともに、本発明の装置により複数記
録された番組中から所望のプログラムを選択する。S9
は、通常のVTRにあるように、早送り・巻戻し・スロ
ー・スチル・ストップ等の命令に対応するところであ
る。S10はエンドである。
【0031】即ち、本実施例によれば、同時に放送され
ているすべての放送をすべて同一媒体に多重記録してそ
こから任意の放送を選択できるので、チャンネル選択の
自由も含めた真のタイム・シフト・マシンを構築でき、
例えば全ての時間の全ての番組を記録して、不要なもの
のみあとで消去するという手順を行うことにより、従来
のタイマー予約の概念そのものが不要となり、面倒なタ
イマー予約手続や、ケアレスミスや予約忘れによる録画
失敗が、根本的に皆無となる。また、野球放送の放送時
間延長や臨時ニュースを確実に視聴または保存したり、
さらにこれらの臨時番組によって放送時刻を変更させら
れた番組の視聴も可能となる。
【0032】さらに、本実施例によれば、放送番組と放
送ではない映像ソース、または放送できないソース同士
を混在させて本発明によって記録しそれを再生すること
により、新たな用途を開発することができる。例えば、
花火大会の生放送番組と、その会場でユーザーが撮影し
たビデオとを混在させておけば、特別なライブラリを形
成することができる。また、運動会等で各会場の様子と
観客席との様子を混在させて記録することもできる。例
えば陸上競技では、床運動・平行棒等の複数の競技が同
時進行し、TV番組等ではそれを切り換えながら一部し
か見ることができない。そこで本発明を用いて全ての競
技を記録するのを示したのが図10である。
【0033】図11はそれを再生するときの様子を説明
した図である。ユーザーはリモコン等の操作により、予
め記録してある床運動等の中から好きなものを選択して
画面に表示することができる。図11に示したようにピ
クチャー・アウト・ピクチャーやピクチャー・イン・ピ
クチャーの表示形態において一部を子画面に表示しても
良いし、親子画面の入れ替えや子画面ソースの入れ替え
等を行っても良い。
【0034】この様にすれば、所謂双方向マルチメディ
ア・インタラクティブ放送のようにサービスが実現しな
い場合でも、ユーザーから見ればそれと略等価な視聴環
境が実現できる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明の画像記録装置及
び,または再生装置によれば、記録装置が1つしかない
場合においても、同時に複数の映像プログラムを記録す
ることができる。
【0036】さらに本発明によれば、通常の1番組分の
記録媒体消費量のみで複数番組の記録を行うことができ
る。
【0037】さらに、本発明によれば、同時に放送され
ているすべての放送をすべて同一媒体に多重記録してそ
こから任意の放送を選択できるので、チャンネル選択の
自由も含めた真のタイム・シフト・マシンを構築でき、
例えば全ての時間の全ての番組を記録して、不要なもの
のみあとで消去するという手順を行うことにより、従来
のタイマー予約の概念そのものが不要となり、面倒なタ
イマー予約手続や、ケアレスミスや予約忘れによる録画
失敗が、根本的に皆無となる。また、野球放送の放送時
間延長や臨時ニュースを確実に視聴または保存したり、
さらにこれらの臨時番組によって放送時刻を変更させら
れた番組の視聴も可能となる。
【0038】さらに、本発明によれば、放送番組と放送
ではない映像ソース、または放送でないソース同士を混
在させて本発明によって記録しそれを再生することによ
り、新たな用途を開発することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像記録装置の回路ブロック図(第1実施
例)。
【図2】画像記録装置の回路ブロック図(第2実施
例)。
【図3】画像記録装置の回路ブロック図(第3実施
例)。
【図4】MPEG復号部の回路ブロック図(第3実施
例)。
【図5】画像記録装置の回路ブロック図(第4実施
例)。
【図6】(a)は16値VSB復調部の回路ブロック
図、(b)は8値VSB復調部の回路ブロック図(第4
実施例)。
【図7】(a)はOFDM復調部の回路ブロック図、
(b)はQAM復調部の回路ブロック図(第4実施
例)。
【図8】画像再生装置の回路ブロック図(第5実施
例)。
【図9】デジタル記録再生方法のフローチャート(第6
実施例)。
【図10】画像記録装置を用いた画像記録方法を説明す
る図。
【図11】画像記録装置を用いた画像再生方法を説明す
る図。
【図12】画像記録装置の回路ブロック図(従来例)。
【符号の説明】
1…情報圧縮手段 2…画像記録手段 4,5,7〜12,14…チューナ 13…A/D変換器 18〜21…画像復号化手段(MPEG復号部) 22…並列直列変換部 40…デジタル変調復調手段 90…画像再生手段 91…情報選択部 92…情報伸長手段 93…表示手段

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデジタル画像信号を圧縮し、この
    複数の圧縮デジタル画像信号を時分割でシリアルに出力
    する情報圧縮手段と、この情報圧縮手段の出力する圧縮
    デジタル画像信号を記録する画像記録手段とを有し、i
    番目のデジタル画像信号の情報量がMi、デジタル画像
    信号の数がn個、情報圧縮手段で圧縮される圧縮率が
    P、画像記録手段に供給される圧縮デジタル画像信号の
    情報量がXであるとき、 【数1】 の関係が成立するとともに、Xが一定となるように圧縮
    率Pを定めたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 情報圧縮手段には複数のチューナの各出
    力が供給されたことを特徴とする請求項1に記載の画像
    記録装置。
  3. 【請求項3】 チューナの出力がアナログ画像信号の場
    合にはA/D変換器を介して画像信号が情報圧縮手段に
    供給されたことを特徴とする請求項2に記載の画像記録
    装置。
  4. 【請求項4】 デジタル画像信号を復調するデジタル変
    調復調手段と、このデジタル変調復調手段の出力するデ
    ジタル画像信号をそれぞれ復号する複数の画像復号化手
    段とを有し、この複数の画像復号化手段の各出力が情報
    圧縮手段に供給されたことを特徴とする請求項1に記載
    画像記録装置。
  5. 【請求項5】 画像復号化手段は、MPEGフォーマッ
    トの画像信号を復号するMPEG復号部であることを特
    徴とする請求項4に記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 デジタル変調復調手段は、VSB方式の
    画像信号を復調するVSB復調部であることを特徴とす
    る請求項4に記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 デジタル変調復調手段は、QAM方式の
    画像信号を復調するQ AM復調部であることを特徴とす
    る請求項4に記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 デジタル変調復調手段は、OFDM方式
    の画像信号を復調するOFDM復調部であることを特徴
    とする請求項4に記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載された画
    像記録装置に記録された情報を圧縮デジタル画像信号に
    再生する画像再生手段と、再生された複数のデジタル画
    像信号から所望のデジタル画像信号を選択する情報選択
    部と、再生された圧縮デジタル画像信号を元の状態に伸
    長する情報伸長部とを有することを特徴とする画像再生
    装置。
  10. 【請求項10】 デジタル画像信号の画像を映す表示手
    段を有することを特徴とする請求項9に記載の画像再生
    装置。
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