JP2004015635A - コンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の視聴者が同時にそれぞれ異なるモニタ装置でそれぞれ異なるコンテンツを視聴することができるコンテンツ再生装置等を提供する。
【解決手段】コンテンツ再生装置100は、BS/CSデジタル放送に係るコンテンツ、VHF/UHF放送に係るコンテンツ、IEEE1394端子23の入力に係るコンテンツ、HDD10に蓄積されているコンテンツから、再生すべきコンテンツを1つまたは2つ選択できる。それに伴って、その再生信号をどこに供給するか、つまり出力対象を選択できる。再生すべきコンテンツとして2つのコンテンツが選択される場合、それらのコンテンツ信号をMPEGデコーダ13で時分割的にデコードし、一方の再生信号をアナログ系の出力端子19,20に出力し、他方の再生信号をデジタル系の出力端子18に出力する。
【選択図】 図1
【解決手段】コンテンツ再生装置100は、BS/CSデジタル放送に係るコンテンツ、VHF/UHF放送に係るコンテンツ、IEEE1394端子23の入力に係るコンテンツ、HDD10に蓄積されているコンテンツから、再生すべきコンテンツを1つまたは2つ選択できる。それに伴って、その再生信号をどこに供給するか、つまり出力対象を選択できる。再生すべきコンテンツとして2つのコンテンツが選択される場合、それらのコンテンツ信号をMPEGデコーダ13で時分割的にデコードし、一方の再生信号をアナログ系の出力端子19,20に出力し、他方の再生信号をデジタル系の出力端子18に出力する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンテンツの再生を行うコンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法に関する。詳しくは、所定数のコンテンツ信号を同時に選択し、該所定数のコンテンツ信号をデコード手段でデコードし、デコードされて得られた所定数の再生信号をそれぞれ選択された出力対象に出力することによって、複数の視聴者が同時にそれぞれ異なるモニタ装置でそれぞれ異なるコンテンツを視聴することができるようにしたコンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、映像信号と音声信号を再生する再生装置として、例えば、ビデオテープ再生装置、VCD(Video Compact Disk)再生装置、DVD(Digital Versatile Disk)再生装置等が知られている。
【0003】
また、近年、ハードディスクビデオレコーダという再生装置が実用化されている。このハードディスクビデオレコーダは、テレビジョン受信装置と複合された再生装置である。また、テレビジョン受信装置とハードディスクなどの大容量の記憶装置とを組み合わせたマルチメディア対応のホーム・サーバとして機能するものも提案されている。
【0004】
このような再生装置は、テレビ放送のコンテンツを受信し、ハードディスクに記録し、必要に応じて記録したコンテンツを再生することができる。また、地上波のVHF/UHF放送、放送衛星を利用したBS(Broadcast Satellite)デジタル放送、CS(Communication Satellite)デジタル放送を受信し利用できるようになっている。さらに、モデムやIEEE1394などのネットワーク接続機能も装備されているため、マルチメディアに対応できる。これにより、視聴者は放送されたデジタルコンテンツおよびネットワーク上に流れているコンテンツをいつでも簡単に記録再生することができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の再生装置では、再生するコンテンツは単独でしか選択できず、複数の出力端子を有していても、出力されるコンテンツは同一のものであった。つまり、複数のコンテンツを同時に選択し、当該複数のコンテンツの再生信号をそれぞれ別個の出力端子に出力することができなかった。そのため、従来の再生装置では、複数の視聴者が同時にそれぞれ異なるモニタ装置でそれぞれ異なるコンテンツを視聴することができないという不都合があった。
【0006】
そこで、この発明は、複数の視聴者が同時にそれぞれ異なるモニタ装置でそれぞれ異なるコンテンツを視聴することができるコンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るコンテンツ再生装置は、エンコードされたコンテンツ信号をそれぞれ取得する複数のコンテンツ信号取得手段と、複数のコンテンツ信号取得手段で取得される複数のコンテンツ信号から所定数のコンテンツ信号を選択する第1の選択手段と、第1の選択手段で選択された所定数のコンテンツ信号をデコードして再生信号を得るデコード手段と、このデコード手段でデコードして得られた所定数のコンテンツ信号の再生信号をそれぞれ出力する出力対象を選択する第2の選択手段と、デコード手段でデコードして得られた所定数のコンテンツ信号の再生信号を、それぞれ第2の選択手段で選択された出力対象に出力するように制御する出力制御手段とを備えるものである。
【0008】
例えば、デコード手段では、第1の選択手段で2以上のコンテンツ信号が選択されるとき、該2以上のコンテンツ信号を時分割的にデコードしてそれぞれの再生信号を得られるようになされる。
【0009】
この発明に係るコンテンツ再生方法は、エンコードされた複数のコンテンツ信号から所定数のコンテンツ信号を選択するステップと、選択された所定数のコンテンツ信号をデコードして再生信号を得るステップと、デコードして得られた所定数のコンテンツ信号の再生信号をそれぞれ出力する出力対象を選択するステップと、デコードして得られた所定数のコンテンツ信号の再生信号を、それぞれ選択された出力対象に出力するように制御するステップとを備えるものである。
【0010】
この発明においては、所定数のコンテンツ信号を同時に選択し、この所定数のコンテンツ信号をデコード手段でデコードし、デコードされて得られた所定数の再生信号をそれぞれ選択された出力対象に出力する。これにより、再生する際に複数のコンテンツが選択される場合、選択された複数のコンテンツを同時にそれぞれ異なる出力対象に出力できるため、複数の視聴者が同時にそれぞれ異なるモニタ装置でそれぞれ異なるコンテンツを視聴することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の実施の形態のコンテンツ再生装置100の構成を示している。
図1に示すように、コンテンツ再生装置100は、BS/CSチューナ1と、デジタル復調回路2と、エラー訂正回路3と、デマルチプレクサ4と、VHF/UHFチューナ5と、ビデオデコーダ6と、MPEGエンコーダ7と、CPU8と、IDE(Integrated Device Electronics)インタフェース9と、ハードディスクドライブ(以下、「HDD」という)10と、IEEE1394インタフェース11と、メモリ12と、MPEG(Moving Picture Experts Group)デコーダ13と、OSD(On Screen Display)回路14とDVI(Digital Visual Interface)インタフェース15と、リモコン(リモートコントロール)受光部16と、システムバス17とから構成されている。
【0012】
BS/CSチューナ1は、BS/CSアンテナ21から送られてきた放送信号(BS−IF信号またはCS−IF信号)から目的の放送信号を選択し、さらに増幅処理などを行ってベースバンド信号に変換する装置である。
【0013】
デジタル復調回路2は、BS/CSチューナ1より出力されるベースバンド信号の復調処理を行ってトランスポートストリームを得る回路である。このデジタル復調回路2は、例えば、TC8PSK(Trellis Coded 8 Phase Shift Keying)デコーダと、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)デコーダおよびBPSK(Binary Phase shift keying)デコーダ等の周知の回路系を含む。
【0014】
エラー訂正回路3は、信号伝送中に発生したトランスポートストリームの誤りを訂正する回路である。エラー訂正回路3の処理によって、受信CN比(CareerNoise Ration)が低い状態でも安定な受信が可能となる。デマルチプレクサ4は、トラスポートストリームから、MPEG形式でエンコーダされた映像信号や音声信号を分離し、コンテンツ信号として、HDD10やMPEGデコーダ13に供給する。
【0015】
VHF/UHFチューナ5は、VHF/UHFアンテナ22から送られてきた放送信号から目的の放送信号を選択し、そして増幅、検波等の処理を行って映像信号および音声信号を得る装置である。
【0016】
ビデオデコーダ6は、VHF/UHFチューナ5より出力される映像信号および音声信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する回路である。MPEGエンコーダ7は、ビデオデコーダ6でデジタル信号に変換された映像信号および音声信号に対してMPEG形式でエンコードし、エンコードされた映像信号や音声信号を、コンテンツ信号として、HDD10やMPEGデコーダ13に供給する。
【0017】
CPU8は、システムバス17に接続されており、予め用意されたプログラムにより再生装置100の全体動作を制御する。また、HDD(Hard Disc Drive)10はIDEインタフェース9を介してシステムバス17に接続されている。このHDD10は、BS/CSチューナ1およびVHF/UHFチューナ5で受信された放送信号に係るコンテンツ信号(MPEG形式でエンコードされた映像信号および音声信号)等を記録し再生できる蓄積メディアである。IDEインタフェース9は、HDD10で再生されたコンテンツ信号をシステムバス17を介してMPEGデコーダ13に供給する。
【0018】
IEEE1394インタフェース11は、リアルタイム性を備えるシリアル型インタフェースである。このIEEE1394インタフェース11はシステムバス17に接続されており、IEEE1394端子23を介して外部機器と接続される。インタフェース11は、端子23に入力されるコンテンツ信号(MPEG形式でエンコードされた映像信号および音声信号)を、システムバス17を介してHDD10やMPEGデコーダ13に供給する。
【0019】
メモリ12は、MPEGデコーダ13に接続されている。このメモリ12はMPEGデコーダ13がデコード処理を行う際に、コンテンツ信号、それをデコードして得られた再生信号等を一時的に保持するものである。
【0020】
MPEGデコーダ13は、MPEG形式でエンコードされているコンテンツ信号(映像信号および音声信号)のデコード処理を行うものである。後述するように本実施の形態においては、2つのコンテンツ信号を再生すべきものとして同時に選択できる。その場合、MPEGデコーダ13は、選択された2つのコンテンツ信号を時分割的にデコードし、得られたそれぞれの再生信号を対応する出力端子に出力する。
【0021】
OSD回路14は、CPU8の制御により、モニタ装置の画面上に選局チャンネル、音量、さらには後述するようにコンテンツ選択画面、出力選択画面等を表示するための表示信号SCHを生成してMPEGデコーダ13に供給する。
【0022】
また、DVIインタフェース回路15は、MPEGデコーダ13より出力されるデジタル映像信号およびデジタル音声信号をDVI出力端子18に出力するために用いられる。
【0023】
また、リモコン受光部16は、入力操作手段としてのリモートコントローラ(リモコン)24からの赤外線などによる操作信号を受信し、その操作信号をシステムバス17を介してCPU8に供給する回路である。
【0024】
図2は、MPEGデコーダ13の構成を示している。MPEGデコーダ13は、内部バス30と、バスインタフェース31と、バッファ(buffer)32と、MPEGデコーダ33と、メモリインタフェース34と、バッファ(buffer)35と、スイッチ回路36と、MPU(Micro Processor Unit)37と、ROM38と、デジタル出力回路39と、NTSCエンコーダ40と、D/A変換器41とから構成されている。MPU37は、MPEGデコーダ13の全体動作は制御するものである。
【0025】
バスインタフェース31はシステムバス17に接続されており、コンテンツ信号はこのバスインタフェース31を介してバッファ32に入力される。そして内部バス30およびメモリインタフェース34を介してメモリ12に転送され、メモリ12に一時的に蓄積される。
【0026】
MPEGデコーダ33は、コンテンツ信号のデコードを行い、デコードされて得られるコンテンツの再生信号(映像信号および音声信号)を内部バス30およびメモリインタフェース34を介してメモリ12に転送する。
【0027】
このコンテンツの再生信号はメモリ12から読み出され、メモリインタフェース34,内部バス30およびバッファ35を介してスイッチ回路36に供給される。スイッチ回路36は、バッファ35より供給されるコンテンツの再生信号を、ユーザによる出力端子の選択に応じて、NTSCエンコーダ40およびD/A変換器41、あるいはデジタル出力回路39に出力する。
【0028】
ここで、再生すべきコンテンツとして2つのコンテンツが同時に選択された場合には、MPEGデコーダ33はそれぞれのコンテンツ信号を時分割的にデコードする。そして、それぞれのコンテンツの再生信号は、スイッチ回路36により、NTSCエンコーダ40およびD/A変換器41と、デジタル出力回路39とに振り分けて出力される。
【0029】
デジタル出力回路39はデジタル映像信号およびデジタル音声信号をDVIフォーマットに変換して出力する回路である。NTSCエンコーダ40は、スイッチ回路36からのデジタル映像信号をNTSC方式のテレビ信号に変換する回路である。D/A変換器41は、スイッチ回路36からのデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する回路である。
【0030】
なお、OSD回路14で生成される表示信号SCHは、デジタル出力回路39およびNTSCエンコーダ40に供給され、いずれの系の映像信号にも表示信号SCHが合成される。これにより、アナログ系の映像信号端子19(図1参照)に接続されるモニタ装置、デジタル系のDVI出力端子18(図1参照)に接続されるモニタ装置のいずれの画面にも、表示信号SCHによる、選局チャンネル、音量、コンテンツ選択画面、出力選択画面等を表示できる。
【0031】
上述したように、再生すべきコンテンツとして2つのコンテンツが同時に選択された場合、MPEGデコーダ33ではそれぞれのコンテンツ信号が時分割的にデコードされる。図3は、その場合におけるMPEGデコーダ13の内部処理のタイミングを示している。
【0032】
まず、システムバス17からの第1のコンテンツに係るコンテンツ信号S1を内部バス30およびメモリインタフェース34を介してメモリ12に転送して蓄積する。次に、MPEGデコーダ33は、メモリ12に蓄積されているコンテンツ信号S1を読み出し、デコード処理を行って再生信号V1を得る。この再生信号V1を、内部バス30およびメモリインタフェース34を介してメモリ12に転送して蓄積する。次に、再生信号V1をメモリ12から読み出してバッファ回路35に一時的に蓄積し、スイッチ回路36の切り換えに合わせて順次出力する。
【0033】
同様に、システムバス17からの第2のコンテンツに係るコンテンツ信号S2を内部バス30およびメモリインタフェース34を介してメモリ12へ転送して蓄積する。次に、MPEGデコーダ33は、メモリ12に蓄積されているコンテンツのコンテンツ信号S2を読み出し、デコード処理を行って再生信号V2を得る。この再生信号V2を、内部バス30およびメモリインタフェース34を介してメモリ12に転送して蓄積する。次に、再生信号V2をメモリ12から読み出し、バッファ回路35に一時的に蓄積し、スイッチ回路36の切り換えに合わせて順次出力する。
【0034】
次に、図1に示すコンテンツ再生装置100の動作について説明する。
コンテンツ再生装置100を用いてコンテンツを再生する際に、ユーザはリモコン24を用いて再生すべきコンテンツを選択する。コンテンツの選択は、モニタ装置の画面上にコンテンツ選択画面を表示して行うことができる。例えば、図4に示すようなコンテンツ選択画面で、再生すべきコンテンツを選択する。図示の例は「BS/CS」を選択した状態を示している。本実施の形態においては、再生すべきコンテンツとして、1つまたは2つのコンテンツを選択できる。
【0035】
また、コンテンツの選択に対応して、ユーザはそのコンテンツの再生信号を出力すべき出力対象を選択する。出力対象としては、例えば出力端子とする。出力端子の選択も、モニタ装置の画面上に出力端子選択画面を表示して行うことができる。例えば、図5に示すような出力端子選択画面で、選択されたコンテンツを出力すべき出力端子を選択する。図示の例は、デジタル系の出力端子を選択した状態を示している。なお、出力対象としてコンテンツ再生装置100に接続されているモニタ装置にしてもよい。この場合、例えば出力選択画面にリビング、寝室、子供部屋など選択肢を表示させ、各部屋に設置されたモニタ装置を出力対象として選択する。
【0036】
BS/CSデジタル放送に係るコンテンツが選択された場合について説明する。
BS/CSチューナ1では、BS/CSアンテナ21より送られてくる放送信号から目的のチャネルに対応する放送信号を選択し、そして増幅など処理を行ってベースバンド信号を出力する。BS/CSチューナ1で得られたベースバンド信号はデジタル復調回路2に入力される。デジタル復調回路2で信号の復調処理が行われてトランスポートストリームが得られる。
【0037】
このトランスポートストリームはエラー訂正回路3でエラー訂正された後にデマルチプレクサ4に供給される。デマルチプレクサ4は、トランスポートストリームから、MPEG形式でエンコーダされた映像信号および音声信号を分離する。この分離された映像信号および音声信号は、コンテンツ信号として、システムバス17を介してMPEGデコーダ13に供給される。
【0038】
MPEGデコーダ13はこのコンテンツ信号に対してデコード処理を施し、得られた再生信号(映像信号および音声信号)を出力する。この場合、出力端子の選択に応じて、この再生信号はアナログ系の出力端子19,20、あるいはデジタル系の出力端子18に出力される。なお、アナログ系およびデジタル系の双方の出力端子に出力するようにしてもよい。
【0039】
次に、地上波テレビジョン放送に係るコンテンツが選択された場合について説明する。
VHF/UHFチューナ5は、VHF/UHFアンテナ22より送られてくる放送信号から目的のチャネルに対応する放送信号を選択し、そして増幅処理、検波処理等を行って映像信号および音声信号を生成する。これら映像信号および音声信号はビデオデコーダ6に供給されてアナログ信号からデジタル信号に変換され、その後にMPEGエンコーダ7に供給される。
【0040】
MPEGエンコーダ7は、ビデオデコーダ6でデジタル信号に変換された映像信号および音声信号に対してMPEG形式でエンコードする。このMPEGエンコーダ7で得られた映像信号および音声信号は、コンテンツ信号として、システムバス17を介してMPEGデコーダ13に供給される。
【0041】
MPEGデコーダ13はこのコンテンツ信号に対してデコード処理を施し、得られた再生信号(映像信号および音声信号)を出力する。この場合、出力端子の選択に応じて、この再生信号はアナログ系の出力端子19,20、あるいはデジタル系の出力端子18に出力される。なお、アナログ系およびデジタル系の双方の出力端子に出力するようにしてもよい。
【0042】
次に、IEEE1394端子23に入力されるコンテンツが選択された場合について説明する。
端子23に入力されたコンテンツ信号(MPEG形式でエンコードされた映像信号および音声信号)は、インタフェース11およびシステムバス17を介して、MPEGデコーダ13に供給される。
【0043】
MPEGデコーダ13はこのコンテンツ信号に対してデコード処理を施し、得られた再生信号(映像信号および音声信号)を出力する。この場合、出力端子の選択に応じて、この再生信号はアナログ系の出力端子19,20、あるいはデジタル系の出力端子18に出力される。なお、アナログ系およびデジタル系の双方の出力端子に出力するようにしてもよい。
【0044】
次に、HDD10に蓄積されたコンテンツが選択された場合について説明する。
HDD10で再生されたコンテンツ信号(MPEG形式でエンコードされた映像信号および音声信号)は、IDEインタフェース9およびシステムバス17を介して、MPEGデコーダ13に供給される。
【0045】
MPEGデコーダ13はこのコンテンツ信号に対してデコード処理を施し、得られた再生信号(映像信号および音声信号)を出力する。この場合、出力端子の選択に応じて、この再生信号はアナログ系の出力端子19,20、あるいはデジタル系の出力端子18に出力される。なお、アナログ系およびデジタル系の双方の出力端子に出力するようにしてもよい。
【0046】
次に、再生すべきコンテンツとして同時に2つのコンテンツが選択された場合について説明する。ここでは、一例として、BS/CSデジタル放送に係るコンテンツと、HDD10に蓄積されたコンテンツとが選択された場合について説明する。
【0047】
この場合、BS/CSデジタル放送に係るコンテンツをコンテンツAとし、このコンテンツAの再生信号を出力すべき出力端子としてアナログ系の出力端子が選択されたとする。また、HDD10に蓄積されたコンテンツをコンテンツBとし、このコンテンツBの再生信号を出力すべき出力端子としてデジタル系の出力端子が選択されたとする。
【0048】
この場合、デマルチプレクサ4で抽出されたBS/CSデジタル放送に係るコンテンツAの信号は、システムバス17を介してMPEGデコーダ13に供給される。同時に、HDD10で再生されたコンテンツBの信号は、IDEインタフェース9およびシステムバス17を介してMPEGデコーダ13に供給される。
【0049】
MPEGデコーダ13は、上述したように(図2および図3参照)、システムバス17を介して転送されてくる二つのコンテンツ信号をメモリ12に一時的に蓄積し、時分割的にデコード処理を行って、それぞれ再生信号を出力する。この場合、コンテンツAの再生信号はアナログ系の出力端子(端子19,20)に出力され、一方コンテンツBの再生信号はデジタル系の出力端子18に出力される。
【0050】
このように本実施の形態においては、再生すべきコンテンツとして2つのコンテンツを同時に選択し、これら2つのコンテンツの再生信号をそれぞれ異なる出力端子に出力できる。したがって、二人のユーザが同時にそれぞれ異なるモニタ装置でそれぞれ異なるコンテンツを視聴することができ、使い勝手のよいものとなる。
【0051】
また、本実施の形態においては、再生すべきコンテンツとして2つのコンテンツを同時に選択した場合、それぞれのコンテンツの信号を単一のMPEGデコーダ13により時分割的にデコード処理してそれぞれの再生信号を得るものであり、回路規模を小さくでき、また安価に構成できる。
【0052】
なお、上述実施の形態において、MPEGデコーダ13は、図2に示すように、MPEGデコーダ33でデコード処理されて得られた再生信号をメモリ12に一時的に蓄積した後に、このメモリ12よりバッファ35に再生信号を読み出し、この再生信号をスイッチ回路36を介してNTSCエンコーダ40、D/A変換器41、あるいはデジタル出力回路39に供給する構成としたものである。
【0053】
しかし、MPEGデコーダ33でデコード処理を行った後、メモリ12に一時的に蓄積するのではなく、DMA(Direct Memory Access)機能により、再生信号を内部バス30を介して直接NTSCエンコーダ40、D/A変換器41、あるいはデジタル出力回路39に供給する構成としてもよい。
【0054】
図6は、その場合における、MPEGデコーダ13Aの構成を示している。この図6において、図2と対応する部分には同一符号を付して示している。
【0055】
MPEGデコーダ13Aは、バスインタフェース31と、バッファ32と、MPEGデコーダ33と、メモリインタフェース34と、バッファ35と、MPU37と、ROM38と、デジタル出力回路39と、NTSCエンコーダ40と、D/A変換器41とから構成されている。MPU37は、MPEGデコーダ13の全体動作は制御するものである。
【0056】
バスインタフェース31はシステムバス17に接続されており、コンテンツ信号はこのバスインタフェース31を介してバッファ32に入力される。そして内部バス30およびメモリインタフェース34を介してメモリ12に転送され、メモリ12に一時的に蓄積される。
【0057】
MPEGデコーダ33は、コンテンツ信号のデコードを行い、デコードされて得られるコンテンツの再生信号(映像信号および音声信号)を、DMA機能により内部バス30を介してバッファ35あるいはデジタル出力回路39に転送する。そして、バッファ35に転送される再生信号は、さらにNTSCエンコーダ40およびD/A変換器41に供給される。
【0058】
このようにDMA機能を利用するものによれば、図2に示すMPEGデコーダ13と比べて、スイッチ回路36を設けなくてもよくなる。そのため、MPEGデコーダ13のチップ製作が容易となる。
【0059】
また、上述実施の形態では説明していないが、再生すべき2つのコンテンツとして、HDD10に記録されている2つのコンテンツを選択できるようにしてもよい。この場合には、HDD10から2つのコンテンツに係る信号が再生され、それぞれのコンテンツ信号がIDEインタフェース9およびシステムバス17を介してMPEGデコーダ13に供給される。そして、MPEGデコーダ13でそれぞれのコンテンツ信号が時分割的にデコード処理され、一方の再生信号はアナログ系の出力端子19,20に出力され、他方の再生信号はデジタル系の出力端子18に出力される。
【0060】
また、上述実施の形態においては、再生すべきコンテンツとして最高2つのコンテンツを選択できるものを示したが、3つ以上のコンテンツを選択できるようにしてもよい。その場合には、3つ以上の出力対象が必要となる。例えば、出力対象としては、アナログ系の出力端子19,20、デジタル系の出力端子18に接続されるモニタ装置の他に、IEEE1394端子23を介して接続される1個または複数個のモニタ装置を考えることができる。
【0061】
また、上述実施の形態においては、高速デジタルインタフェースとしてIEEE1394インタフェース11を用いたが、これに限定されるものではない。例えば、イーサネット(登録商標)インタフェースを用いてもよい。
【0062】
【発明の効果】
この発明によれば、所定数のコンテンツ信号を同時に選択し、該所定数のコンテンツ信号をデコード手段でデコードし、デコードされて得られた所定数の再生信号をそれぞれ選択された出力対象に出力するものであり、複数の視聴者が同時にそれぞれ異なるモニタ装置でそれぞれ異なるコンテンツを視聴することができ、使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのコンテンツ再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】MPEGデコーダの構成を示すブロック図である。
【図3】MPEGデコーダの内部処理のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図4】コンテンツ選択画面の例を示す図である。
【図5】出力選択画面の例を示す図である。
【図6】MPEGデコーダの他の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1・・・BS/CSチューナ、2・・・デジタル復調回路、3・・・エラー訂正回路、4・・・デマルチプレクサ、5・・・VHF/UHFチューナ、6・・・ビデオデコーダ、7・・・MPEGエンコーダ、8・・・CPU、9・・・IDEインタフェース、10・・・HDD、11・・・IEEE1394インタフェース、12・・・メモリ、13,13A・・・MPEGデコーダ、14・・・OSD、15・・・DVIインタフェース、16・・・リモコン受光部、17・・・システムバス、18・・・DVI出力端子、19・・・映像出力端子、20・・・音声出力端子、21・・・BS/CSアンテナ、22・・・VHF/UHFアンテナ、23・・・IEEE1394端子、24・・・リモコン、30・・・内部バス、31・・・バスインタフェース、32,35・・・バッファ、33・・・MPEGデコーダ、36・・・スイッチ回路、37・・・MPU、38・・・ROM、39・・・デジタル出力回路、40・・・NTSCエンコーダ、41・・・D/A変換器、100・・・コンテンツ再生装置
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンテンツの再生を行うコンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法に関する。詳しくは、所定数のコンテンツ信号を同時に選択し、該所定数のコンテンツ信号をデコード手段でデコードし、デコードされて得られた所定数の再生信号をそれぞれ選択された出力対象に出力することによって、複数の視聴者が同時にそれぞれ異なるモニタ装置でそれぞれ異なるコンテンツを視聴することができるようにしたコンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、映像信号と音声信号を再生する再生装置として、例えば、ビデオテープ再生装置、VCD(Video Compact Disk)再生装置、DVD(Digital Versatile Disk)再生装置等が知られている。
【0003】
また、近年、ハードディスクビデオレコーダという再生装置が実用化されている。このハードディスクビデオレコーダは、テレビジョン受信装置と複合された再生装置である。また、テレビジョン受信装置とハードディスクなどの大容量の記憶装置とを組み合わせたマルチメディア対応のホーム・サーバとして機能するものも提案されている。
【0004】
このような再生装置は、テレビ放送のコンテンツを受信し、ハードディスクに記録し、必要に応じて記録したコンテンツを再生することができる。また、地上波のVHF/UHF放送、放送衛星を利用したBS(Broadcast Satellite)デジタル放送、CS(Communication Satellite)デジタル放送を受信し利用できるようになっている。さらに、モデムやIEEE1394などのネットワーク接続機能も装備されているため、マルチメディアに対応できる。これにより、視聴者は放送されたデジタルコンテンツおよびネットワーク上に流れているコンテンツをいつでも簡単に記録再生することができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の再生装置では、再生するコンテンツは単独でしか選択できず、複数の出力端子を有していても、出力されるコンテンツは同一のものであった。つまり、複数のコンテンツを同時に選択し、当該複数のコンテンツの再生信号をそれぞれ別個の出力端子に出力することができなかった。そのため、従来の再生装置では、複数の視聴者が同時にそれぞれ異なるモニタ装置でそれぞれ異なるコンテンツを視聴することができないという不都合があった。
【0006】
そこで、この発明は、複数の視聴者が同時にそれぞれ異なるモニタ装置でそれぞれ異なるコンテンツを視聴することができるコンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るコンテンツ再生装置は、エンコードされたコンテンツ信号をそれぞれ取得する複数のコンテンツ信号取得手段と、複数のコンテンツ信号取得手段で取得される複数のコンテンツ信号から所定数のコンテンツ信号を選択する第1の選択手段と、第1の選択手段で選択された所定数のコンテンツ信号をデコードして再生信号を得るデコード手段と、このデコード手段でデコードして得られた所定数のコンテンツ信号の再生信号をそれぞれ出力する出力対象を選択する第2の選択手段と、デコード手段でデコードして得られた所定数のコンテンツ信号の再生信号を、それぞれ第2の選択手段で選択された出力対象に出力するように制御する出力制御手段とを備えるものである。
【0008】
例えば、デコード手段では、第1の選択手段で2以上のコンテンツ信号が選択されるとき、該2以上のコンテンツ信号を時分割的にデコードしてそれぞれの再生信号を得られるようになされる。
【0009】
この発明に係るコンテンツ再生方法は、エンコードされた複数のコンテンツ信号から所定数のコンテンツ信号を選択するステップと、選択された所定数のコンテンツ信号をデコードして再生信号を得るステップと、デコードして得られた所定数のコンテンツ信号の再生信号をそれぞれ出力する出力対象を選択するステップと、デコードして得られた所定数のコンテンツ信号の再生信号を、それぞれ選択された出力対象に出力するように制御するステップとを備えるものである。
【0010】
この発明においては、所定数のコンテンツ信号を同時に選択し、この所定数のコンテンツ信号をデコード手段でデコードし、デコードされて得られた所定数の再生信号をそれぞれ選択された出力対象に出力する。これにより、再生する際に複数のコンテンツが選択される場合、選択された複数のコンテンツを同時にそれぞれ異なる出力対象に出力できるため、複数の視聴者が同時にそれぞれ異なるモニタ装置でそれぞれ異なるコンテンツを視聴することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の実施の形態のコンテンツ再生装置100の構成を示している。
図1に示すように、コンテンツ再生装置100は、BS/CSチューナ1と、デジタル復調回路2と、エラー訂正回路3と、デマルチプレクサ4と、VHF/UHFチューナ5と、ビデオデコーダ6と、MPEGエンコーダ7と、CPU8と、IDE(Integrated Device Electronics)インタフェース9と、ハードディスクドライブ(以下、「HDD」という)10と、IEEE1394インタフェース11と、メモリ12と、MPEG(Moving Picture Experts Group)デコーダ13と、OSD(On Screen Display)回路14とDVI(Digital Visual Interface)インタフェース15と、リモコン(リモートコントロール)受光部16と、システムバス17とから構成されている。
【0012】
BS/CSチューナ1は、BS/CSアンテナ21から送られてきた放送信号(BS−IF信号またはCS−IF信号)から目的の放送信号を選択し、さらに増幅処理などを行ってベースバンド信号に変換する装置である。
【0013】
デジタル復調回路2は、BS/CSチューナ1より出力されるベースバンド信号の復調処理を行ってトランスポートストリームを得る回路である。このデジタル復調回路2は、例えば、TC8PSK(Trellis Coded 8 Phase Shift Keying)デコーダと、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)デコーダおよびBPSK(Binary Phase shift keying)デコーダ等の周知の回路系を含む。
【0014】
エラー訂正回路3は、信号伝送中に発生したトランスポートストリームの誤りを訂正する回路である。エラー訂正回路3の処理によって、受信CN比(CareerNoise Ration)が低い状態でも安定な受信が可能となる。デマルチプレクサ4は、トラスポートストリームから、MPEG形式でエンコーダされた映像信号や音声信号を分離し、コンテンツ信号として、HDD10やMPEGデコーダ13に供給する。
【0015】
VHF/UHFチューナ5は、VHF/UHFアンテナ22から送られてきた放送信号から目的の放送信号を選択し、そして増幅、検波等の処理を行って映像信号および音声信号を得る装置である。
【0016】
ビデオデコーダ6は、VHF/UHFチューナ5より出力される映像信号および音声信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する回路である。MPEGエンコーダ7は、ビデオデコーダ6でデジタル信号に変換された映像信号および音声信号に対してMPEG形式でエンコードし、エンコードされた映像信号や音声信号を、コンテンツ信号として、HDD10やMPEGデコーダ13に供給する。
【0017】
CPU8は、システムバス17に接続されており、予め用意されたプログラムにより再生装置100の全体動作を制御する。また、HDD(Hard Disc Drive)10はIDEインタフェース9を介してシステムバス17に接続されている。このHDD10は、BS/CSチューナ1およびVHF/UHFチューナ5で受信された放送信号に係るコンテンツ信号(MPEG形式でエンコードされた映像信号および音声信号)等を記録し再生できる蓄積メディアである。IDEインタフェース9は、HDD10で再生されたコンテンツ信号をシステムバス17を介してMPEGデコーダ13に供給する。
【0018】
IEEE1394インタフェース11は、リアルタイム性を備えるシリアル型インタフェースである。このIEEE1394インタフェース11はシステムバス17に接続されており、IEEE1394端子23を介して外部機器と接続される。インタフェース11は、端子23に入力されるコンテンツ信号(MPEG形式でエンコードされた映像信号および音声信号)を、システムバス17を介してHDD10やMPEGデコーダ13に供給する。
【0019】
メモリ12は、MPEGデコーダ13に接続されている。このメモリ12はMPEGデコーダ13がデコード処理を行う際に、コンテンツ信号、それをデコードして得られた再生信号等を一時的に保持するものである。
【0020】
MPEGデコーダ13は、MPEG形式でエンコードされているコンテンツ信号(映像信号および音声信号)のデコード処理を行うものである。後述するように本実施の形態においては、2つのコンテンツ信号を再生すべきものとして同時に選択できる。その場合、MPEGデコーダ13は、選択された2つのコンテンツ信号を時分割的にデコードし、得られたそれぞれの再生信号を対応する出力端子に出力する。
【0021】
OSD回路14は、CPU8の制御により、モニタ装置の画面上に選局チャンネル、音量、さらには後述するようにコンテンツ選択画面、出力選択画面等を表示するための表示信号SCHを生成してMPEGデコーダ13に供給する。
【0022】
また、DVIインタフェース回路15は、MPEGデコーダ13より出力されるデジタル映像信号およびデジタル音声信号をDVI出力端子18に出力するために用いられる。
【0023】
また、リモコン受光部16は、入力操作手段としてのリモートコントローラ(リモコン)24からの赤外線などによる操作信号を受信し、その操作信号をシステムバス17を介してCPU8に供給する回路である。
【0024】
図2は、MPEGデコーダ13の構成を示している。MPEGデコーダ13は、内部バス30と、バスインタフェース31と、バッファ(buffer)32と、MPEGデコーダ33と、メモリインタフェース34と、バッファ(buffer)35と、スイッチ回路36と、MPU(Micro Processor Unit)37と、ROM38と、デジタル出力回路39と、NTSCエンコーダ40と、D/A変換器41とから構成されている。MPU37は、MPEGデコーダ13の全体動作は制御するものである。
【0025】
バスインタフェース31はシステムバス17に接続されており、コンテンツ信号はこのバスインタフェース31を介してバッファ32に入力される。そして内部バス30およびメモリインタフェース34を介してメモリ12に転送され、メモリ12に一時的に蓄積される。
【0026】
MPEGデコーダ33は、コンテンツ信号のデコードを行い、デコードされて得られるコンテンツの再生信号(映像信号および音声信号)を内部バス30およびメモリインタフェース34を介してメモリ12に転送する。
【0027】
このコンテンツの再生信号はメモリ12から読み出され、メモリインタフェース34,内部バス30およびバッファ35を介してスイッチ回路36に供給される。スイッチ回路36は、バッファ35より供給されるコンテンツの再生信号を、ユーザによる出力端子の選択に応じて、NTSCエンコーダ40およびD/A変換器41、あるいはデジタル出力回路39に出力する。
【0028】
ここで、再生すべきコンテンツとして2つのコンテンツが同時に選択された場合には、MPEGデコーダ33はそれぞれのコンテンツ信号を時分割的にデコードする。そして、それぞれのコンテンツの再生信号は、スイッチ回路36により、NTSCエンコーダ40およびD/A変換器41と、デジタル出力回路39とに振り分けて出力される。
【0029】
デジタル出力回路39はデジタル映像信号およびデジタル音声信号をDVIフォーマットに変換して出力する回路である。NTSCエンコーダ40は、スイッチ回路36からのデジタル映像信号をNTSC方式のテレビ信号に変換する回路である。D/A変換器41は、スイッチ回路36からのデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する回路である。
【0030】
なお、OSD回路14で生成される表示信号SCHは、デジタル出力回路39およびNTSCエンコーダ40に供給され、いずれの系の映像信号にも表示信号SCHが合成される。これにより、アナログ系の映像信号端子19(図1参照)に接続されるモニタ装置、デジタル系のDVI出力端子18(図1参照)に接続されるモニタ装置のいずれの画面にも、表示信号SCHによる、選局チャンネル、音量、コンテンツ選択画面、出力選択画面等を表示できる。
【0031】
上述したように、再生すべきコンテンツとして2つのコンテンツが同時に選択された場合、MPEGデコーダ33ではそれぞれのコンテンツ信号が時分割的にデコードされる。図3は、その場合におけるMPEGデコーダ13の内部処理のタイミングを示している。
【0032】
まず、システムバス17からの第1のコンテンツに係るコンテンツ信号S1を内部バス30およびメモリインタフェース34を介してメモリ12に転送して蓄積する。次に、MPEGデコーダ33は、メモリ12に蓄積されているコンテンツ信号S1を読み出し、デコード処理を行って再生信号V1を得る。この再生信号V1を、内部バス30およびメモリインタフェース34を介してメモリ12に転送して蓄積する。次に、再生信号V1をメモリ12から読み出してバッファ回路35に一時的に蓄積し、スイッチ回路36の切り換えに合わせて順次出力する。
【0033】
同様に、システムバス17からの第2のコンテンツに係るコンテンツ信号S2を内部バス30およびメモリインタフェース34を介してメモリ12へ転送して蓄積する。次に、MPEGデコーダ33は、メモリ12に蓄積されているコンテンツのコンテンツ信号S2を読み出し、デコード処理を行って再生信号V2を得る。この再生信号V2を、内部バス30およびメモリインタフェース34を介してメモリ12に転送して蓄積する。次に、再生信号V2をメモリ12から読み出し、バッファ回路35に一時的に蓄積し、スイッチ回路36の切り換えに合わせて順次出力する。
【0034】
次に、図1に示すコンテンツ再生装置100の動作について説明する。
コンテンツ再生装置100を用いてコンテンツを再生する際に、ユーザはリモコン24を用いて再生すべきコンテンツを選択する。コンテンツの選択は、モニタ装置の画面上にコンテンツ選択画面を表示して行うことができる。例えば、図4に示すようなコンテンツ選択画面で、再生すべきコンテンツを選択する。図示の例は「BS/CS」を選択した状態を示している。本実施の形態においては、再生すべきコンテンツとして、1つまたは2つのコンテンツを選択できる。
【0035】
また、コンテンツの選択に対応して、ユーザはそのコンテンツの再生信号を出力すべき出力対象を選択する。出力対象としては、例えば出力端子とする。出力端子の選択も、モニタ装置の画面上に出力端子選択画面を表示して行うことができる。例えば、図5に示すような出力端子選択画面で、選択されたコンテンツを出力すべき出力端子を選択する。図示の例は、デジタル系の出力端子を選択した状態を示している。なお、出力対象としてコンテンツ再生装置100に接続されているモニタ装置にしてもよい。この場合、例えば出力選択画面にリビング、寝室、子供部屋など選択肢を表示させ、各部屋に設置されたモニタ装置を出力対象として選択する。
【0036】
BS/CSデジタル放送に係るコンテンツが選択された場合について説明する。
BS/CSチューナ1では、BS/CSアンテナ21より送られてくる放送信号から目的のチャネルに対応する放送信号を選択し、そして増幅など処理を行ってベースバンド信号を出力する。BS/CSチューナ1で得られたベースバンド信号はデジタル復調回路2に入力される。デジタル復調回路2で信号の復調処理が行われてトランスポートストリームが得られる。
【0037】
このトランスポートストリームはエラー訂正回路3でエラー訂正された後にデマルチプレクサ4に供給される。デマルチプレクサ4は、トランスポートストリームから、MPEG形式でエンコーダされた映像信号および音声信号を分離する。この分離された映像信号および音声信号は、コンテンツ信号として、システムバス17を介してMPEGデコーダ13に供給される。
【0038】
MPEGデコーダ13はこのコンテンツ信号に対してデコード処理を施し、得られた再生信号(映像信号および音声信号)を出力する。この場合、出力端子の選択に応じて、この再生信号はアナログ系の出力端子19,20、あるいはデジタル系の出力端子18に出力される。なお、アナログ系およびデジタル系の双方の出力端子に出力するようにしてもよい。
【0039】
次に、地上波テレビジョン放送に係るコンテンツが選択された場合について説明する。
VHF/UHFチューナ5は、VHF/UHFアンテナ22より送られてくる放送信号から目的のチャネルに対応する放送信号を選択し、そして増幅処理、検波処理等を行って映像信号および音声信号を生成する。これら映像信号および音声信号はビデオデコーダ6に供給されてアナログ信号からデジタル信号に変換され、その後にMPEGエンコーダ7に供給される。
【0040】
MPEGエンコーダ7は、ビデオデコーダ6でデジタル信号に変換された映像信号および音声信号に対してMPEG形式でエンコードする。このMPEGエンコーダ7で得られた映像信号および音声信号は、コンテンツ信号として、システムバス17を介してMPEGデコーダ13に供給される。
【0041】
MPEGデコーダ13はこのコンテンツ信号に対してデコード処理を施し、得られた再生信号(映像信号および音声信号)を出力する。この場合、出力端子の選択に応じて、この再生信号はアナログ系の出力端子19,20、あるいはデジタル系の出力端子18に出力される。なお、アナログ系およびデジタル系の双方の出力端子に出力するようにしてもよい。
【0042】
次に、IEEE1394端子23に入力されるコンテンツが選択された場合について説明する。
端子23に入力されたコンテンツ信号(MPEG形式でエンコードされた映像信号および音声信号)は、インタフェース11およびシステムバス17を介して、MPEGデコーダ13に供給される。
【0043】
MPEGデコーダ13はこのコンテンツ信号に対してデコード処理を施し、得られた再生信号(映像信号および音声信号)を出力する。この場合、出力端子の選択に応じて、この再生信号はアナログ系の出力端子19,20、あるいはデジタル系の出力端子18に出力される。なお、アナログ系およびデジタル系の双方の出力端子に出力するようにしてもよい。
【0044】
次に、HDD10に蓄積されたコンテンツが選択された場合について説明する。
HDD10で再生されたコンテンツ信号(MPEG形式でエンコードされた映像信号および音声信号)は、IDEインタフェース9およびシステムバス17を介して、MPEGデコーダ13に供給される。
【0045】
MPEGデコーダ13はこのコンテンツ信号に対してデコード処理を施し、得られた再生信号(映像信号および音声信号)を出力する。この場合、出力端子の選択に応じて、この再生信号はアナログ系の出力端子19,20、あるいはデジタル系の出力端子18に出力される。なお、アナログ系およびデジタル系の双方の出力端子に出力するようにしてもよい。
【0046】
次に、再生すべきコンテンツとして同時に2つのコンテンツが選択された場合について説明する。ここでは、一例として、BS/CSデジタル放送に係るコンテンツと、HDD10に蓄積されたコンテンツとが選択された場合について説明する。
【0047】
この場合、BS/CSデジタル放送に係るコンテンツをコンテンツAとし、このコンテンツAの再生信号を出力すべき出力端子としてアナログ系の出力端子が選択されたとする。また、HDD10に蓄積されたコンテンツをコンテンツBとし、このコンテンツBの再生信号を出力すべき出力端子としてデジタル系の出力端子が選択されたとする。
【0048】
この場合、デマルチプレクサ4で抽出されたBS/CSデジタル放送に係るコンテンツAの信号は、システムバス17を介してMPEGデコーダ13に供給される。同時に、HDD10で再生されたコンテンツBの信号は、IDEインタフェース9およびシステムバス17を介してMPEGデコーダ13に供給される。
【0049】
MPEGデコーダ13は、上述したように(図2および図3参照)、システムバス17を介して転送されてくる二つのコンテンツ信号をメモリ12に一時的に蓄積し、時分割的にデコード処理を行って、それぞれ再生信号を出力する。この場合、コンテンツAの再生信号はアナログ系の出力端子(端子19,20)に出力され、一方コンテンツBの再生信号はデジタル系の出力端子18に出力される。
【0050】
このように本実施の形態においては、再生すべきコンテンツとして2つのコンテンツを同時に選択し、これら2つのコンテンツの再生信号をそれぞれ異なる出力端子に出力できる。したがって、二人のユーザが同時にそれぞれ異なるモニタ装置でそれぞれ異なるコンテンツを視聴することができ、使い勝手のよいものとなる。
【0051】
また、本実施の形態においては、再生すべきコンテンツとして2つのコンテンツを同時に選択した場合、それぞれのコンテンツの信号を単一のMPEGデコーダ13により時分割的にデコード処理してそれぞれの再生信号を得るものであり、回路規模を小さくでき、また安価に構成できる。
【0052】
なお、上述実施の形態において、MPEGデコーダ13は、図2に示すように、MPEGデコーダ33でデコード処理されて得られた再生信号をメモリ12に一時的に蓄積した後に、このメモリ12よりバッファ35に再生信号を読み出し、この再生信号をスイッチ回路36を介してNTSCエンコーダ40、D/A変換器41、あるいはデジタル出力回路39に供給する構成としたものである。
【0053】
しかし、MPEGデコーダ33でデコード処理を行った後、メモリ12に一時的に蓄積するのではなく、DMA(Direct Memory Access)機能により、再生信号を内部バス30を介して直接NTSCエンコーダ40、D/A変換器41、あるいはデジタル出力回路39に供給する構成としてもよい。
【0054】
図6は、その場合における、MPEGデコーダ13Aの構成を示している。この図6において、図2と対応する部分には同一符号を付して示している。
【0055】
MPEGデコーダ13Aは、バスインタフェース31と、バッファ32と、MPEGデコーダ33と、メモリインタフェース34と、バッファ35と、MPU37と、ROM38と、デジタル出力回路39と、NTSCエンコーダ40と、D/A変換器41とから構成されている。MPU37は、MPEGデコーダ13の全体動作は制御するものである。
【0056】
バスインタフェース31はシステムバス17に接続されており、コンテンツ信号はこのバスインタフェース31を介してバッファ32に入力される。そして内部バス30およびメモリインタフェース34を介してメモリ12に転送され、メモリ12に一時的に蓄積される。
【0057】
MPEGデコーダ33は、コンテンツ信号のデコードを行い、デコードされて得られるコンテンツの再生信号(映像信号および音声信号)を、DMA機能により内部バス30を介してバッファ35あるいはデジタル出力回路39に転送する。そして、バッファ35に転送される再生信号は、さらにNTSCエンコーダ40およびD/A変換器41に供給される。
【0058】
このようにDMA機能を利用するものによれば、図2に示すMPEGデコーダ13と比べて、スイッチ回路36を設けなくてもよくなる。そのため、MPEGデコーダ13のチップ製作が容易となる。
【0059】
また、上述実施の形態では説明していないが、再生すべき2つのコンテンツとして、HDD10に記録されている2つのコンテンツを選択できるようにしてもよい。この場合には、HDD10から2つのコンテンツに係る信号が再生され、それぞれのコンテンツ信号がIDEインタフェース9およびシステムバス17を介してMPEGデコーダ13に供給される。そして、MPEGデコーダ13でそれぞれのコンテンツ信号が時分割的にデコード処理され、一方の再生信号はアナログ系の出力端子19,20に出力され、他方の再生信号はデジタル系の出力端子18に出力される。
【0060】
また、上述実施の形態においては、再生すべきコンテンツとして最高2つのコンテンツを選択できるものを示したが、3つ以上のコンテンツを選択できるようにしてもよい。その場合には、3つ以上の出力対象が必要となる。例えば、出力対象としては、アナログ系の出力端子19,20、デジタル系の出力端子18に接続されるモニタ装置の他に、IEEE1394端子23を介して接続される1個または複数個のモニタ装置を考えることができる。
【0061】
また、上述実施の形態においては、高速デジタルインタフェースとしてIEEE1394インタフェース11を用いたが、これに限定されるものではない。例えば、イーサネット(登録商標)インタフェースを用いてもよい。
【0062】
【発明の効果】
この発明によれば、所定数のコンテンツ信号を同時に選択し、該所定数のコンテンツ信号をデコード手段でデコードし、デコードされて得られた所定数の再生信号をそれぞれ選択された出力対象に出力するものであり、複数の視聴者が同時にそれぞれ異なるモニタ装置でそれぞれ異なるコンテンツを視聴することができ、使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのコンテンツ再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】MPEGデコーダの構成を示すブロック図である。
【図3】MPEGデコーダの内部処理のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図4】コンテンツ選択画面の例を示す図である。
【図5】出力選択画面の例を示す図である。
【図6】MPEGデコーダの他の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1・・・BS/CSチューナ、2・・・デジタル復調回路、3・・・エラー訂正回路、4・・・デマルチプレクサ、5・・・VHF/UHFチューナ、6・・・ビデオデコーダ、7・・・MPEGエンコーダ、8・・・CPU、9・・・IDEインタフェース、10・・・HDD、11・・・IEEE1394インタフェース、12・・・メモリ、13,13A・・・MPEGデコーダ、14・・・OSD、15・・・DVIインタフェース、16・・・リモコン受光部、17・・・システムバス、18・・・DVI出力端子、19・・・映像出力端子、20・・・音声出力端子、21・・・BS/CSアンテナ、22・・・VHF/UHFアンテナ、23・・・IEEE1394端子、24・・・リモコン、30・・・内部バス、31・・・バスインタフェース、32,35・・・バッファ、33・・・MPEGデコーダ、36・・・スイッチ回路、37・・・MPU、38・・・ROM、39・・・デジタル出力回路、40・・・NTSCエンコーダ、41・・・D/A変換器、100・・・コンテンツ再生装置
Claims (6)
- エンコードされたコンテンツ信号をそれぞれ取得する複数のコンテンツ信号取得手段と、
上記複数のコンテンツ信号取得手段で取得される複数のコンテンツ信号から所定数のコンテンツ信号を選択する第1の選択手段と、
上記第1の選択手段で選択された所定数のコンテンツ信号をデコードして再生信号を得るデコード手段と、
上記デコード手段でデコードして得られた上記所定数のコンテンツ信号の再生信号をそれぞれ出力する出力対象を選択する第2の選択手段と、
上記デコード手段でデコードして得られた上記所定数のコンテンツ信号の再生信号を、それぞれ上記第2の選択手段で選択された出力対象に出力するように制御する出力制御手段と
を備えることを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 上記デコード手段は、
上記第1の選択手段で2以上のコンテンツ信号が選択されるとき、該2以上のコンテンツ信号を時分割的にデコードしてそれぞれの再生信号を得る
ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。 - 上記複数のコンテンツ信号取得手段には、
少なくとも、放送信号を受信し該放送信号よりコンテンツ信号を得る受信手段、記録媒体に記録されているコンテンツ信号を再生して得る再生手段、または外部からコンテンツ信号が入力される入力手段を含む
ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。 - 上記出力制御手段は、
上記デコード手段でデコードして得られた上記所定数のコンテンツ信号の再生信号を、それぞれスイッチ回路を介して、対応する出力端子に出力するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。 - 上記出力制御手段は、
上記単一のデコード手段でデコードして得られた上記所定数のコンテンツ信号の再生信号を、それぞれバスを介して対応する出力端子に出力するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。 - エンコードされた複数のコンテンツ信号から所定数のコンテンツ信号を選択するステップと、
上記選択された所定数のコンテンツ信号をデコードして再生信号を得るステップと、
上記デコードして得られた所定数のコンテンツ信号の再生信号をそれぞれ出力する出力対象を選択するステップと、
上記デコードして得られた所定数のコンテンツ信号の再生信号を、それぞれ上記選択された出力対象に出力するように制御するステップと
を備えることを特徴とするコンテンツ再生方法。
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