JP2000209521A - 複数番組表示処理装置 - Google Patents

複数番組表示処理装置

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JP2000209521A
JP2000209521A JP11008428A JP842899A JP2000209521A JP 2000209521 A JP2000209521 A JP 2000209521A JP 11008428 A JP11008428 A JP 11008428A JP 842899 A JP842899 A JP 842899A JP 2000209521 A JP2000209521 A JP 2000209521A
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program
video
programs
recording
video signal
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JP11008428A
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English (en)
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Kazuo Saigo
賀津雄 西郷
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】デジタル放送のEPGによる放送番組一覧チャ
ンネルは放送番組の一つであるため、現在選局中の番組
から一旦切り替える必要がある。また、現行アナログに
おける多画面機能をそのまま異種映像フォーマットが混
在するデジタル放送に適用することはできない。 【解決手段】複数の番組を復号する時、選局された番組
の映像信号フォーマットを識別する信号識別回路1,2
と、識別された映像信号フォーマットにあわせて適応的
にフィルタをかけ縮小画像を生成するビデオ縮小化1
(27),2(28)と、それら縮小画像を合成する縮
小ビデオ合成P表示化29と、複数番組を同時再生する
テレビ受像器31とを備える。これにより、異種映像フ
ォーマットが混在するデジタル放送において、複数番組
を同時再生するとき複数縮小画像をプログレッシブ走査
表示することによって画質改善を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送の受
信処理装置として利用可能な、複数番組表示処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】来る21世紀には、アナログ放送からデ
ジタル放送へと放送方式が大きく変わる。これにともな
い従来にないサービスの提供が行われる。例えば、デジ
タル圧縮符号化技術の使用によって、アナログ放送1チ
ャンネル分の周波数で4から6チャンネルの番組放送が
提供できる。また、これまでの放送方式のNTSC、P
ALで用いられていたインタレース(飛び越し)走査方
式に加え、パソコンモニタの走査方式と同じプログレッ
シブ(順次)走査方式の新たな放送番組(米国DTVフ
ォーマットでは480P、720Pと呼ばれる放送フォ
ーマット)も提供される予定である。
【0003】図14に、従来の代表的なデジタル放送受
信機の構成例を示す。
【0004】この構成例は、フロントエンド1、CA
(限定受信システム)2、デマルチプレクス3、ビデオ
とオーデイオ復号化4、ビデオとオーデイオ信号処理
5、テレビ受像機6、制御用CPU7、及びユーザイン
タフェース8からなる。
【0005】以下、この構成例におけるデジタル受信の
流れを説明する。
【0006】図14に示すように、デジタル放送は地上
波、CS,BS衛星そしてCATVなどの多様な伝送網
で実施される予定である(98年現在、CSはすでに米
国、フランス、日本で実施されている)。このため、伝
送網で受信機のフロントエンド(チューナ回路、RF復
調回路、誤り訂正回路、上り方向のデータ送信回路から
なる構成部分)は異なる。CS、BSでは変復調にQP
SKが用いられ、地上波では8VSBあるいはOFD
M、CATVではQAMが用いられる。ここでは、現在
放送されているCS放送の例で説明する。
【0007】即ち、フロントエンド1で復調された信号
は、CA2に送られる、ただし、無料放送の場合CAは
必要がない。CAは有料放送に加入した視聴者のみが番
組を視聴できるよう送信側でかけられたスクランブルや
暗号を解除する仕組みである。これは制御用CPU7か
ら供給される暗号解除キーで動作する。制御用CPU7
の暗号解除キー出力は加入者がもつICカードなどによ
る認証確認後動作する。また、ペーパビュー(映画など
有料放送)などでは課金のため制御用CPUからフロン
トエンド1の上り方向データ送信回路を介して放送事業
者に利用状況が送信される。
【0008】デマルチプレクス3は、視聴者の選局操作
に基づくPSI(Program SpecigicInformation;プログ
ラム仕様情報)を受信し、スクランブル解除されたスト
リームのなかから必要な映像データと音声データを抽出
しそれぞれビデオとオーディオ復号化4に送り出す。
【0009】PSIは次の4つの信号からなる。
【0010】即ち、まず、NIT(Network Informati
on Table)であり、これは、ネットワーク(同一軌道、
同一周波数帯の衛星放送チャンネルで構成されるグルー
プ)を構成している全伝送チャンネルの周波数、衛星の
軌道位置、変調方式などの送信情報と各伝送チャンネル
ごとの番組番号(個々の放送番組の集合に付与される番
号。例えば地上放送でのチャンネルに相当することか
ら、国内では番組番号を編成チャンネルと呼ぶこともあ
る)の情報を含む。
【0011】次に、PAT(Program Association Tabl
e)であり、これは、各伝送チャンネルの内容で、PA
Tが伝送される伝送チャンネル(この中に番組番号が含
まれる)での番組番号とそれに関係するPMTとPID
の対応情報である。
【0012】次に、PMT(Program Map Tabel)であ
り、これは、番組を構成するデータグループが伝送され
ているTS(トランスポートストリーム)のPID指定
に関する情報である。
【0013】最後に、CAT(Conditional Access Tab
le)であり、これは、有料放送に関連する情報である。
【0014】図15に、上記PSIの内の、3つ、即ち
NITからPMTまでの関係を図示する。
【0015】すなわち、受信者はNIT(1301)の
情報から、希望する番組番号Pa(図中では)が伝送さ
れている伝送チャンネル(1302)を選局する。尚、
図2の場合、選局された伝送チャンネルAのデータが、
フロントエンド1から出力される。伝送チェンネルAの
データは、複数の番組Pa、Pb、Pc・・・のデータ
が多重化されている。
【0016】次に、選局された伝送チャンネルのPAT
(1303)、PMT(1304)を順次受信し、PM
Tで指定されるPIDからデータグループを伝送するT
S(一連のデータグループは同じPIDの値をもつ多く
のTSパケット(1305)で分割伝送される)を抽出
して復号化1306へ送る。
【0017】抽出された映像データと音声データは、ビ
デオとオーデイオ復号化4(通常はMPEG2)で復号
化され圧縮前の映像データと音声データに変換される。
変換された映像データと音声データは、ビデオとオーデ
イオ信号処理5でNTSC信号などの信号に変換され、
テレビ受像機6で再生表示される。
【0018】制御用CPU7は、上記CAやデマルチプ
レクスおよびとビデオとオーデイオ信号処理を制御し、
スクランブルを解除する暗号の出力や、選局すべき番組
のPIDの指令や、番組ガイドEPGデータをもとに番
組表などの表示を制御する。
【0019】ユーザインタフェース8は、視聴者がリモ
コンなどで選局した番組番号などを検出しその情報を制
御用CPU7へ送信する。
【0020】現在、デジタル放送はCS放送を除くと立
ち上げ状況である。従って、アナログ放送で可能な機
能、例えば、放送を記録する手段は、デジタルインタフ
ェース、著作権問題などの今後の進展いかんによってい
るところが多い。
【0021】又、多チャンネルが可能なデジタル放送で
は、特に番組の選択手段が必要である。このため、従
来、番組選択手段として、EPGで放送中の番組一覧を
画面分割した縮小画像で放送するデータを随時多重化し
ている。視聴者はこの縮小画像を見て番組を選択するこ
とができる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な従来のEPGによる放送番組一覧チャンネルも、放送
番組の一つであるため、放送番組一覧チャンネルを選択
するためには、現在選択中の番組を一旦切り替える必要
がある。即ち、現在視聴中の番組を見ながら他のチャン
ネルの番組を見ることはできないという課題が有った。
【0023】一方、アナログ放送では多画面機能として
2つのチューナによる2画面連続再生、あるいは連続再
生親画面と駒送り(静止画を一定時間間隔で更新する)
の複数子画面によってこれを実現している。
【0024】しかしながら、デジタル放送では多様な放
送フォーマット、上記のインタレース走査方式の放送と
プログレッシブ走査方式の放送が混在して提供される場
合がある。従って、現行アナログにおける多画面機能を
そのままデジタル放送に適用することはできない。
【0025】本発明は、上記従来の装置のこのような課
題を考慮し、放送フォーマットの異なる複数の番組を一
つの画面上に同時に表示することが出来る複数番組表示
処理装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】第1の本発明(請求項1
記載の本発明に対応)は、デジタル放送された複数の番
組を一つの表示画面に複数の縮小画像として分割表示す
る複数番組表示処理装置であって、前記ディジタル放送
を受信復調して得られた、多重化された複数の番組デー
タから、所定の番組データを分離、復号化するための複
数の分離・復号化手段と、前記復号化された複数の番組
の映像信号の映像フォーマットをそれぞれ識別するため
の複数の映像信号識別手段と、前記各分離・復号化手段
から出力されてくる各番組の内、全部又は一部の番組の
映像信号を、その映像フォーマットに基づいて縮小画像
にする縮小画像生成手段と、前記縮小画像を含む複数の
番組の映像信号を、前記それぞれの映像フォーマットに
基づいて、所定の走査方式に統一して、前記一つの表示
画面上に同時に出力させる画像出力手段とを備えた複数
番組表示処理装置である。
【0027】又、第2の本発明(請求項2記載の本発明
に対応)は、上記受信復調された前記複数の番組データ
を記録する記録手段を備え、前記分離・復号化手段は、
前記記録手段から出力される前記複数の番組データが入
力された場合、それら複数の番組データから所定の番組
データを分離、復号化する上記第1の本発明の複数番組
表示処理装置である。
【0028】又、第3の本発明(請求項3記載の本発明
に対応)は、上記記録手段を複数備えており、前記ディ
ジタル放送されてくる、複数の番組データが多重化され
た伝送チャンネルを複数チャンネル受信して前記記録手
段に記録する上記第1の本発明の複番組表示処理装置で
ある。
【0029】又、第4の本発明(請求項4記載の本発明
に対応)は、複数の異なる伝送網の放送信号を受信およ
び復調する受信復調手段を備え、前記受信復調手段から
の出力が、前記複数の番組データとして前記分離・復号
化手段に送られる上記第1の本発明の複番組表示処理装
置である。
【0030】又、第5の本発明(請求項5記載の本発明
に対応)は、ディジタル放送を受信復調して得られた、
多重化された複数の番組データから、所定の番組データ
を分離、復号化するための複数の分離・復号化手段と、
前記復号化された複数の番組の映像信号の映像フォーマ
ットをそれぞれ識別するための複数の映像信号識別手段
と、前記各分離・復号化手段から出力されてくる各番組
の内、少なくとも子画面として表示すべき番組の映像信
号を、その映像フォーマットに基づいて縮小画像にする
縮小画像生成手段と、前記出力されてくる各番組の内、
親画面となる番組の映像信号と、前記縮小された子画面
の番組の映像信号とを、前記それぞれの映像フォーマッ
トに基づいて、所定の走査方式に統一して、一つの表示
画面上に同時に出力させる画像出力手段とを備えた複数
番組表示処理装置である。
【0031】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の第1の
実施の形態における複数番組再生装置について図1〜図
5を参照しながら説明する。図1は第1実施形態におけ
る複数番組再生装置の一例を示す構成図である。
【0032】ここでは放送の伝送網として、例えば、C
S衛星あるいはBS衛星デジタルを想定して説明する。
従って、構成図では図14の上記従来例で説明したデジ
タル放送の受信、復調、誤り訂正を行う1のフロントエ
ンドと復調信号のスクランブル解除を行う2のCA部分
は同一であるため省略する。よって図1では、スクラン
ブル解除された復調信号の処置からの構成について説明
する。
【0033】図1の構成図において、21のデマルチプ
レクス1と22のデマルチプレクス2は、CSあるいは
BSデジタル放送で多重化された信号を分離し、選局さ
れた番組PIDのデータの抽出を行う。
【0034】23のビデオとオーディオ復号化手段1と
24のビデオとオーディオ復号化手段2は、分離選択さ
れた番組データ(TS)を復号化し圧縮前の画像データ
と音声データを再生する。
【0035】25の信号識別回路1と26の信号識別回
路2は、選局された番組の映像データのフォーマットを
識別する回路であって、画像サイズ(水平画素数、垂直
ライン数)、インタレースかプログレッシブかを復号化
されたMPEGストリームのヘッダ情報から検出する。
【0036】27のビデオ縮小化手段1と28のビデオ
縮小化手段2は、前記信号識別回路で抽出された映像フ
ォーマット情報にもとづき、復号化された映像信号を縮
小する。縮小は、映像フォーマットに合わせた適応的フ
ィルタを用い、折り返しや間引きによる位相のずれを補
正する。図2〜図5でその一例を示す。
【0037】図2は、インタレース映像信号の480I
(垂直走査線数480本のインタレース走査画像)と1080
I(垂直走査線数1080本のインタレース画像)の映像デ
ータについて示す。ここでは水平、垂直共に1/2に縮小
される場合を示す。尚、同図において、フィールドの水
平方向をx軸方向、垂直方向をy軸方向とする。又、図
中において、tは時間軸である。
【0038】また、図3は、プログレッシブ映像信号の
フォーマット480P(垂直走査線数480本のプログレッシ
ブ画像)と720P(垂直走査線数720本のプログレッシブ
走査画像)について示す。ここでも水平、垂直共に1/2
に縮小される場合を示す。尚、同図において、フレーム
の水平方向をx軸方向、垂直方向をy軸方向とする。
又、図中において、tは時間軸である。
【0039】インタレース画像とプログレッシブ画像の
違いは、インタレース画像が、1枚の画面(フレーム)
を構成する垂直方向の全走査線を、偶数の走査線(ライ
ン)からなるフィールドと奇数の走査線(ライン)から
なるフィールドに分け1/60秒間隔で交替連続提示するの
に対し、プログレッシブ画像では、1/60秒間に1画面
(フレーム)の全走査線を走査する。従って、1/60秒
間における垂直走査線本数は480Pが480Iの2倍とな
る。なお、インタレース走査方式は、垂直・時間次元で
の折り返し防止フィルタ(ローパスフィルタ)が十分で
ないとインタレース妨害と呼ばれるフリッカー(ちらつ
き)が発生し画質劣化の原因となる。また、折り返し防
止フィルタの使用そのものが垂直高域成分の減少を引き
起こすため画質低下の原因となっている。これに対し、
プログレッシブ走査ではそのような画質劣化が生じな
い。
【0040】図2のインタレース映像信号では、図4示
すようにフィールド1とフィールド2が、1枚の画像の
奇数ラインと偶数ラインにそれぞれ対応するため、時間
的に隣接するフィールド間で垂直ラインが1ラインの空
間的なずれがある(垂直の位相のずれ)。このため、フ
レームの垂直ラインに対し垂直方向1/2の縮小画像(フ
ィールド画像の垂直ライン数と同じ、フィールドは240
ラインで1フレーム480ラインの1/2になる)として連続
させるには上記で述べたように垂直の位相がずれるため
それを一致させる必要がある。図4はその一例を示す。
フィールド1では隣接する2ライン毎にそのラインの信
号値に上から1/4,3/4を順に乗算しその積和をとる。次
のフィールド2では上のラインからライン信号値に逆の
3/4、1/4を乗算しその積和をとれば、2つのフィールド
間の位相は一致する。なお、水平方向にも同様の1/2縮
小するには隣接水平2画素に1/2、1/2を乗算したのち
一画素毎に間引きすればよい。尚、図4では、縦方向が
図2で示した垂直方向、即ちy軸方向であり、横方向
が、時間軸、即ちt軸方向を示している。
【0041】他方、図3のプログレッシブ映像信号で
は、フレーム1とフレーム2共に、水平、垂直1/2、1/2
のフィルタをかけ(図5参照)、1画素および1ライン毎
に間引けばよい。
【0042】なお、任意の縮小画像にするには、例え
ば、折り返しが生じないように適当なローパスフィルタ
をかけ線形補間し縮小すればよい。
【0043】尚、ここで、図6(b)の場合について、
図7(a)〜(c)、図8を参照しながら説明する。こ
の場合、垂直方向の縮小は不要であるが、走査方式の統
一が必要となる。
【0044】即ち、図6(b)に示す様に、水平方向1/
2サイズ(全画面のうち水平方向に半分のサイズ、例え
ば、中央から両側へ1/4サイズ)のプログレッシブ映像
信号とインタレース映像信号の2画面を同時に表示する
場合、垂直方向の走査方式はプログレッシブ走査あるい
はインタレース走査のどちらかの走査方式に統一する。
例えば、プログレッシブ映像信号をインタレース映像信
号に変換するには、図7のように垂直ラインに[1/2,1/
2]の折り返し抑制の垂直フィルタをかけた後、1ライ
ン毎間引いてプログレッシブからインタレースへの変換
を行えば良い。一方、インタレース映像信号からプログ
レッシブ映像信号するには、走査線を補間し2倍の走査
線にする必要がある。補間の方法は、例えば、インタレ
ース映像信号のフィールド間の差分値から動きを検出
し、図8に示すように、静止として検出した場合には、
奇数と偶数の2フィールドを1フレームに1フレームに
合成して表示し、動きとして検出した場合にはフィール
ド内上下垂直走査線のデータ値の平均を補間データとし
て付加して表示する。
【0045】ここで、再び図1に戻り説明する。即ち、
同図に示す29の縮小ビデオ合成P表示化手段は、任意
に縮小された複数の画像を1つの画面内に適当な位置に
貼り付け合成し、これをプログレッシブ走査画像として
出力する。
【0046】30のビデオとオーディオ信号処理手段
は、29の縮小合成プログレッシブ画像をアナログ信
号、例えば、アナログコンポーネント(Y,Pr、P
b)にして出力する。31のテレビ受像機はプログレッ
シブ画像も表示できるマルチスキャンTVモニタであ
る。32の制御用CPUは、デマルチプレスク1と2か
ら分離された映像データ、音声データの各パケットヘッ
ダのPID(パケット識別子:番組番号に相当)に対
し、視聴者が選局操作した番組のPIDと一致するもの
を抽出するようデマルチプレスク1と2に指令を出す。
33のユーザインタフェースは、従来例図14のユーザ
インタフェース8と同じである。
【0047】このように構成された装置において、第1
実施形態の複数番組再生装置の動作について説明する。
【0048】スクランブル解除された復調信号は、通
常、親画面となる21のデマルチプレクス1から分離選
局された番組データのみが23のビデオとオーデイオ復
号化手段1で復号化され、30のビデオとオーデイオ信
号処理へ送られ31のテレビ受像機に表示されている。
このとき一つの番組だけが図6(a)のようにモニタ全
面で連続再生されている。
【0049】この状態から、複数番組再生機能を視聴者
がリモコンから選択し、他の番組を選局する機能をON
にすると、選局された番組番号が33のユーザインタフ
ェース回路から32の制御用CPUへ送信される。32
の制御用CPUは、選局された番組番号PIDを抽出す
るよう22のデマルチプレクス2へ指令を出す。このと
き、図6(b)のように2つの番組を同時連続再生する
か、あるいは図6(c)のように一方をさらに細かく分
割し静止画の駒送りように複数の画面を出すかを選択す
る仕様が考えられる。
【0050】2つの選局系(デマルチプレクス1、ビデ
オとオーデイオ復号化1の系と、デマルチプレクス2と
ビデオとオーデイオ復号化2の系)は、基本的にどちら
でも親画面ないし子画面になり得る。
【0051】ここでは、電源ON時はデマルチプレクス
1、ビデオとオーデイオ復号化1の系を必ず親画面とし
てデフォルトとする。
【0052】21のデマルチプレクス1と22のデマル
チプレクス2は32の制御用CPUから供給された選局
番組番号PIDを抽出するため、復調された多重化TS
を分離し、選局された番組番号PIDと同じPIDのT
Sの映像データ、音声データをそれぞれ抽出する。抽出
されたデータはそれぞれ23のビデオとオーデイオ復号
化1と24のビデオとオーデイオ復号化2に送られる。
【0053】23のビデオとオーデイオ復号化手段1と
24のビデオとオーデイオ復号化手段2は、それぞれの
映像データと音声データを復号化し圧縮前の映像データ
と音声データに変換する。23のビデオとオーデイオ復
号化手段で復号化された映像データは25の信号識別回
路1とビデオ縮小化1へ送られる。24のビデオとオー
デイオ復号化手段2で復号化された映像データは、26
の信号識別回路2とビデオ縮小化手段2へ送られる。
【0054】復号化された音声データについてはここで
は流れを示していないが、通常、親画面にあたる上段の
系(23のビデオとオーデイオ復号化手段1)の音声デ
ータのもが優先的に30のビデオとオーデイオ信号処理
へ送られる。但し、リモコン等で視聴者が画面選択機能
を使い画面を子画面にあたる24のビデオとオーデイオ
復号化手段2のデータを選択した時は、復号化2の音声
データのみ30のビデオとオーデイオ信号処理手段へ送
られる。
【0055】25の信号識別回路1と26の信号識別回
路2では、復号化されたMPEGのヘッダ情報から映像
信号の画像サイズおよび走査方式を抽出し、それぞれの
映像フォーマットに対応した適応的フィルタを選択す
る。そして所定のサイズの縮小画像の縮小倍率を、27
のビデオ縮小化手段1、28のビデオ縮小化手段2にそ
れぞれ送る。
【0056】27のビデオ縮小化手段1と28のビデオ
縮小化手段2では、23のビデオとオーデイオ復号化手
段1と24のビデオとオーデイオ復号化手段21のそれ
ぞれで復号化された映像データを、25の信号識別回路
1と26の信号識別回路2から指定された適応的フィル
タでフィルタ処理し、その後指定された縮小倍率の大き
さに縮小する。
【0057】これら縮小された複数の画像は29の縮小
ビデオ合成P表示化で一つに合成されるプログレッシブ
走査画像として30のビデオとオーデイオ信号処理でア
ナログ信号に変換され31のテレビ受像機、プログレッ
シブ対応モニタに表示される。なお、複数表示された番
組から番組を選択し、どれか一つを選局して表示したい
場合には、視聴者のリモコン操作によって21のデマル
チプレクス1と22のデマルチプレクス2のどちらか一
方のみをON(あるいは複数番組再生機能OFF)にし、
その番組を選局する。これによって、上記信号識別回路
およびビデオ縮小化を介さずに30のビデオとオーデイ
オ信号処理手段へ信号が送られる。
【0058】以上のように第1実施形態によれば、復号
化された複数の映像信号のフォーマットが異なるもので
あってもその信号を識別し、適応的にフィルタされてプ
ログレッシブ走査の縮小画像として表示される。このた
め、インタレース走査による同様の処理に比べ画質劣化
が少なく見やすい複数番組再生が可能となる。
【0059】なお、実施形態1における複数番組再生の
画像の例としては、図6(b)に示した2番組連続再生
(図中、画面1,2参照)が可能であり、又、図6
(c)に示した様に、1番組連続再生(図中の画面1参
照)、且つ、残り複数番組(図中の画面3参照)は一定
時間毎に静止画のこま送り画像再生の2種類が可能であ
る。又、図6(c)の場合、あらかじめ表示できる画面
数は所定の数にきめておき、一定時間の間隔をおいて複
数の番組の選局を自動的に繰り返し表示し直す。このと
き、復号化されるストリームはIピクチャ(イントラフ
レーム)を選択する。もちろん、番組を一つに選局すれ
ば、図6(a)に示す様に、1番組連続再生に戻る。図
6(a)に示す状態に戻った場合には、もとの受信した
映像フォーマットに戻るため必ずしもプログレッシブ走
査画像ではある必要はない。
【0060】また、ここではプログレッシブ画像が表示
できるモニタを前提にしたが、モニタがインタレース表
示しかできない場合、30のビデオとオーデイオ信号処
理手段でアナログ信号に変換するとき、プログレッシブ
画像からインタレースへ変換処理をして出力するモード
を設けておけばよい。すなわち、30のビデオとオーデ
イオ信号処理手段でフォーマット変換の処理を行う。要
するに、親画面の番組と、子画面の番組の走査方式が異
なる場合、何れかのあるいは、別の走査方式に統一する
処理を行いさえすればよい。
【0061】尚、ここでは、テレビ受像機と、他の手段
をブロック図構成として分けて説明したが、これに限ら
ず例えば、テレビ受像機内に他の手段が内蔵されている
構成としても良い。 (実施の形態2)本発明の第2の実施の形態における複
数番組再生装置について図9および図10を参照しなが
ら説明する。第2の実施の形態における複数番組再生装
置の構成図のうち、上記第1の実施形態における構成図
の図1と同一のものについては同一番号を付し、その動
作も同一であるためくわしい説明は省略する。
【0062】ここでも放送の伝送網として、CS衛星あ
るいはBS衛星デジタルを想定した。受信、復調、誤り
訂正を行うフロントエンドと復調信号のスクランブル解
除は従来例の図14と同一のため省略する。従って、ス
クランブル解除された復調信号の処置からの説明を行
う。
【0063】図9の構成図において、新規に追加され構
成要素は、34の不正コピー防止と35のHDD/DV
TRである。34の不正コピー防止は、デジタル信号の
コピーに関する著作権問題をクリアするためにデジタル
記録装置の前に挿入される回路であり、不正なコピーを
防ぐ。不正コピー防止回路34は、不正コピー防止に関
する規格に対応した構成とする。尚、コピーフリーのデ
ジタル信号についてはこの回路は必要がない。
【0064】35のHDD/DVTRはデジタル信号を
記録できるハードディスクあるいはデジタルVTRであ
る。HDD/DVTRは、図10(a)、(b)に示す
ように、留守中に放送された番組あるいは裏番組を伝送
チャンネル毎に、HDD/DVTRに多重化されたTS
のデータとして記録しておく。21から33までは第1
実施形態と同一であるため省略する。図10(a)は、
伝送チャンネルA、Bが放送されてくる状況を横軸を時
間軸として模式的に表した図である。又、図10(b)
は、HDD/DVTR35における、各伝送チャンネル
A,Bの記録状況を模式的に表した図である。
【0065】次に、第2実施形態における動作を説明す
る、スクランブル解除された復調信号は、34の不正コ
ピー防止へ、デマルチプレクス1およびデマルチプレク
ス2へ送られる。34の不正コピー防止をクリアしたデ
ジタル信号については35のHDD/DVTRにそのデ
ータが記録される。
【0066】35のHDD/DVTRで記録されたデー
タは、例えば、視聴者のリモコン操作により、HDD/
DVTRを再生する信号を33のユーザ・インタフェー
スを介して32の制御用CPUへと送る。32の制御用
CPUはこれを検出し35のHDD/DVTRに記録さ
れたTSの再生指令、あるいは視聴者の操作によって停
止などの指令を送る。
【0067】35のHDD/DVTRでは32の制御用
CPUの再生指令を受け視聴者が指示した領域のTSデ
ータを再生しデマルチプレクス1あるいはデマルチプレ
クス2へ送る。デマルチプレクス1へ送られたときは親
画面で記録された番組を再生する。デマルチプレクス2
へ送られたときは子画面で記録された番組を再生する。
【0068】以後の動作は第1実施形態の21から33
と同じである。
【0069】以上のように第2実施形態によれば、35
のHDD/DVTRを追加することによって、記録機能
が加わったことにより、放送済みの番組や、裏番組を再
生することができる。
【0070】また、従来のNTSCなどアナログ放送用
のVTRと異なるのは、従来VTRが1つのチューナー
を内蔵している場合1つの番組のみ、例えば1つの裏番
組しか記録できないのに対し、デジタル放送では1つの
伝送チャンネルに複数の番組を多重することができるた
め、伝送チャンネル1チャンネル分の複数番組が前記H
DD/DVTRに記録できる。従って、伝送チャンネル
に3つ以上の番組が多重されている場合、デマルチプレ
クスを2つ有することで、現在受信中の伝送チャンネル
内の2つの異なる番組を選択できるとともに、これらの
番組に加え選択していない残りの番組もHDD/DVT
Rに記録することができる。ここでは記録中でもデマル
チプレクス1あるいはデマルチプレクス2が使用できる
ため、第1実施形態の機能はすべて使用可能である。
【0071】またHDD/DVTRを再生中は、現放送
中の番組と記録した番組を同時に表示できる。
【0072】又、記録した番組だけを見たければ、デマ
ルチプレクス1あるいはデマルチプレクス2のどちらか
に接続ONし、他方のデマルチプレクスをOFFにすれ
ば良い。この操作は視聴者のリモコン操作で33のユー
ザ・インタフェースを介して32の制御用CPUによっ
て制御される。
【0073】この場合、デマルチプレクス1、2とHD
D/DVTRを共に接続ONすれば。HDD/DVTR
に記録された複数の番組から2つの番組を選択すること
が可能となる。また、デマルチプレクスのうち一方をH
DD/DVTRに接続、他方を復調している信号と接続
しても良い。
【0074】尚、ここではプログレッシブ画像が表示で
きるモニタを前提にしたが、モニタがインタレース表示
しかできない場合、30のビデオとオーデイオ信号処理
でプログレッシブ画像からインタレースへ変換処理をし
て出力するモードを設けておく。 (実施の形態3)本発明の第3実施形態における複数番
組再生装置について図11および図12を参照しつつ説
明する。第3実施形態における複数番組再生装置の構成
図にうち前記第1実施形態および第2実施形態における
構成図の図1および図9と同一のものには同一番号を付
し、その動作も同一であるためくわしい説明は省略す
る。
【0075】ここでは、放送の伝送網としてCS衛星あ
るいはBS衛星デジタルを想定し、受信、復調、誤り訂
正を行うフロントエンドと復調信号のスクランブル解除
は従来例の図14と同一のため省略する。スクランブル
解除された復調信号の処置からの説明を行う。
【0076】図11の構成図において、新規に追加され
構成要素は、36のHDD/DVTR、37のHDD/D
VTR、38のデマルチプレクサ3、39のデマルチプ
レクサ4、40のビデオ・オーディオ復号化3、41の
ビデオ・オーディオ復号化4、42の信号識別回路3、
43の信号識別回路4、44のビデオ縮小化3、45の
ビデオ縮小化4である。
【0077】この構成では第2実施形態における、記録
装置、デマルチプレクサ、ビデオ・オーディオ復号化そ
してビデオ縮小化の系が3つになったことである。
【0078】まず、復調されたTSのうち34の不正コ
ピー防止をクリアした信号は35のHDD/DVTR、
36のHDD/DVTR、37のHDD/DVTR、さら
に21のデマルチプレクサ1、22のデマルチプレクサ
2、38のデマルチプレクサ3、39のデマルチプレク
サ4に送られる、その後の信号の流れは、第1および第
2実施形態と同様である。
【0079】以上のように第3実施形態によれば、3つ
のHDD/DVTRとそれに対応したデマルチプレク
サ、ビデオ・オーディオ復号化そしてビデオ縮小化の系
を有することによって、例えば、図12(a)〜(d)
に示すように複数の伝送チャンネルを時系列的に任意の
時間に記録できる。図12(a)は、各伝送チャンネル
の放送状況を横軸を時間軸として模式的に示した図であ
る。又、図12(b)〜(d)は、各記録装置35〜3
7での記録状況を模式的に示した図である。尚、フロン
トエンド1は、ユーザからの伝送チェンネルの選択指示
により、複数の伝送チャンネルを時系列的に受信し、復
調することが出来る。
【0080】このことは、図6の(d)に示すように4
つの分割縮小画像を連続再生できることを示す。これに
よって第2実施形態と比べ飛躍的に再生可能な番組数が
増えるだでなく連続多画面で番組選択でき、駒送り静止
画の第1、第2実施形態に比べ各番組の時間的なストー
リを違和感なく視聴できる。
【0081】なお、最終出力系として30のビデオオー
ディオ処理に複数の独立な出力端子をつければ、上述し
た親画面と子画面を同時に同一の画面に表示する様な利
用のしかたとは別の利用方法として、同時に4台のモニ
タに異なる番組を提供することもでき、家庭用ホームサ
ーバとしての機能も有する。このことは、単に第2実施
形態の拡張を超えた効果をもたらす。 (実施の形態4)本発明の第4実施形態における複数番
組再生装置について図13を参照しつつ説明する。第4
実施形態における複数番組再生装置の構成図にうち前記
第1実施形態における構成図の図1と同一箇所について
は同一番号を付し、その動作も同一であるためくわしい
説明は省略する。
【0082】図13の構成図において、新規に追加され
構成要素は、51のフロントエンド1、52のフロント
エンド2そして53のCAである。
【0083】本構成では、放送の伝送網としてCS衛星
あるいはBS衛星デジタルと地上波デジタルといった2
つの異なる伝送網(ネットワーク)を想定している。
【0084】51のフロントエンド1は地上波デジタル
の対応しており、RF復調は米国では8VSB、日本や
欧州ではOFDMと異なる。52のフロントエンド2は
CS衛星あるいはBS衛星デジタルに対応しており、R
F復調にQPSKが用いられる。
【0085】地上波デジタル放送は51のフロントエン
ド1で受信、RF復調、誤り訂正後、21のデマルチプ
レクス1へ送られる。
【0086】一方、CSあるいはBS衛星デジタル放送
は52のフロントエンド2で受信、RF復調、誤り訂正
後された後、53のCA(限定受信システム)に一旦送
られる。CAでは、視聴者の認証を暗号キーなどによっ
て確認後スクランブル解除する。解除された復調信号は
22のデマルチプレクス2へ送られる。その後の信号の
動作は第1実施形態あるいは従来例図14と同じであ
る。
【0087】以上のように第4実施形態によれば、異な
る2つの伝送網からの放送を受信することができる。し
かもそれを同時に1つの画面で再生できる。すべての伝
送網に対応した1台のフロントエンドで受信した場合
(但し、アンテナは複数必要)、伝送網を切り替えて放
送を受信するのとき。一時的に画面がフリーズされるか
消える。これに対して本実施形態では衛星、デジタルの
選局番組の交替にともなう不連続、画像も乱れは発生し
ない。
【0088】上述の様に、本実施の形態によれば、複数
の番組を復号する時、選択された番組の放送フォーマッ
トを識別する回路を設け、識別された放送フォーマット
にあわせ適応的にフィルタをかけ縮小画像を生成し、複
数番組を再生可能にするものである。また複数の縮小画
像を作成し複数画面の合成画像を生成する時、その合成
画像がプログレッシブ走査画像であることを特徴するも
のである。又、プログレッシブ走査画像にすることによ
って、インタレース走査画像で出力する時に比べて縮小
画像の情報削減と画質劣化を抑えることができる。
【0089】即ち、以上説明したように、本発明はいず
れも、異種映像フォーマットが混在するデジタル放送に
おいて、複数番組を同時再生するとき複数縮小画像をプ
ログレッシブ走査表示することによって画質改善を図る
ものであって、特に請求項1の発明によれば、例えば、
もっとも少ない構成で異種映像フォーマットに対して適
応的フィルタ処理後縮小画像を生成することで複数の番
組を同時再生することができる。
【0090】又請求項2の発明によれば、例えば、1つ
の記録装置を設けることによって、請求項1の効果に加
え、現在放送中の番組と以前の番組とを複数同時再生で
きる。 又請求項3の発明によれば、例えば、複数の記
録装置、復号処理系を設けることによって、請求項1お
よび2の効果に加え、飛躍的に選択番組が増大し、違和
感のない複数番組連続同時再生が可能であるだけでな
く、ホームサーバとしての機能を併せ持つ。
【0091】又請求項4の発明によれば、例えば、異な
る伝送網の放送を受信しそれら複数番組を同時再生する
ため、伝送網切り替えによる画像の途切れを生じない。
【0092】尚、上記実施の形態では、親画面と子画面
とを合成する場合、親画面をも縮小する場合について述
べたが、これに限らず例えば、親画面は縮小しないで、
子画面のみ縮小し、親画面に重ねて表示する構成でもよ
い。
【0093】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、放送フォーマットの異なる複数の番組を一つの
画面上に同時に表示することが出来るという長所を有す
る。
【0094】
【図面の簡単な説明】
【0095】
【図1】本発明の第1実施形態を示す構成図
【0096】
【図2】本発明の第1実施形態のインタレース映像信号
に対する信号適応型フィルタ及び縮小変換の動作を説明
するための模式図
【0097】
【図3】本発明の第1実施形態のプログレッシブ映像信
号に対する信号適応型フィルタ及び縮小変換の動作を説
明するための模式図
【0098】
【図4】本発明の第1実施形態のインタレース映像信号
フィルタの動作を説明するための模式図
【0099】
【図5】本発明の第1実施形態のプログレッシブ映像信
号フィルタの動作を説明するための模式図
【0100】
【図6】(a)〜(d):本発明の第1実施形態および
第4実施形態における、画面表示の例を示す説明図
【0101】
【図7】(a)〜(c):図6(b)の場合において、
プログレッシブ映像信号からインターレース映像信号に
変換する例を示す説明図
【0102】
【図8】図6(b)の場合において、インターレース映
像信号からプログレッシブ映像信号に変換する例を示す
説明図
【0103】
【図9】本発明の第2実施形態を示す構成図
【0104】
【図10】(a):本発明の第2実施形態における、伝
送チャンネルの伝送状況を示す模式図 (b):本発明の第2実施形態における、記録装置にお
ける記録状態を示す模式図
【0105】
【図11】本発明の第3実施形態を示す構成図
【0106】
【図12】(a):本発明の第3実施形態における、伝
送チャンネルの伝送状況を示す模式図 (b)〜(d):本発明の第3実施形態における、記録
装置における記録状態を示す模式図
【0107】
【図13】本発明の第4実施形態を示す構成図
【0108】
【図14】従来例を示す構成図
【0109】
【図15】従来例の一部の動作内容を示す説明図
【0110】
【符号の説明】
1 フロンドエンド 2,53 CA 3 デマルチプレクス 4 ビデオとオーディオ復号化 5,30 ビデオとオーディオ信号処理 6,31 テレビ受像機 7,32 制御用CPU 8,33 ユーザ・インタフェース 21 デマルチプレクス1 22 デマルチプレクス2 23 ビデオとオーディオ復号化1 24 ビデオとオーディオ復号化2 25 信号識別回路1 26 信号識別回路2 27 ビデオ縮小化1 28 ビデオ縮小化2 29 縮小化ビデオ合成P表示化 34 不正コピー防止 35,36,37 HDD/DVTR 38 デマルチプレクス3 39 デマルチプレクス4 40 ビデオ・オーディオ復号化3 41 ビデオ・オーディオ復号化4 42 信号識別回路3 43 信号識別回路4 44 ビデオ縮小化3 45 ビデオ縮小化4 51 フロントエンド1 52 フロントエンド2
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/081 Fターム(参考) 5C025 BA14 BA25 BA27 CA06 DA01 DA05 5C053 FA06 FA20 FA21 FA23 FA27 LA06 LA07 5C063 AB03 AB07 AC01 AC10 CA12 CA23 CA34 5K028 EE03 KK03 SS14 SS24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル放送された複数の番組を一つの
    表示画面に複数の縮小画像として分割表示する複数番組
    表示処理装置であって、 前記ディジタル放送を受信復調して得られた、多重化さ
    れた複数の番組データから、所定の番組データを分離、
    復号化するための複数の分離・復号化手段と、 前記復号化された複数の番組の映像信号の映像フォーマ
    ットをそれぞれ識別するための複数の映像信号識別手段
    と、 前記各分離・復号化手段から出力されてくる各番組の
    内、全部又は一部の番組の映像信号を、その映像フォー
    マットに基づいて縮小画像にする縮小画像生成手段と、 前記縮小画像を含む複数の番組の映像信号を、前記それ
    ぞれの映像フォーマットに基づいて、所定の走査方式に
    統一して、前記一つの表示画面上に同時に出力させる画
    像出力手段と、を備えたことを特徴とする複数番組表示
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記受信復調された前記複数の番組デー
    タを記録する記録手段を備え、 前記分離・復号化手段は、前記記録手段から出力される
    前記複数の番組データが入力された場合、それら複数の
    番組データから所定の番組データを分離、復号化するこ
    とを特徴とする請求項1記載の複数番組表示処理装置。
  3. 【請求項3】 前記記録手段を複数備えており、 前記ディジタル放送されてくる、複数の番組データが多
    重化された伝送チャンネルを複数チャンネル受信して前
    記記録手段に記録することを特徴とする請求項1記載の
    複番組表示処理装置。
  4. 【請求項4】 複数の異なる伝送網の放送信号を受信お
    よび復調する受信復調手段を備え、 前記受信復調手段からの出力が、前記複数の番組データ
    として前記分離・復号化手段に送られることを特徴とす
    る請求項1記載の複番組表示処理装置。
  5. 【請求項5】 ディジタル放送を受信復調して得られ
    た、多重化された複数の番組データから、所定の番組デ
    ータを分離、復号化するための複数の分離・復号化手段
    と、 前記復号化された複数の番組の映像信号の映像フォーマ
    ットをそれぞれ識別するための複数の映像信号識別手段
    と、 前記各分離・復号化手段から出力されてくる各番組の
    内、少なくとも子画面として表示すべき番組の映像信号
    を、その映像フォーマットに基づいて縮小画像にする縮
    小画像生成手段と、 前記出力されてくる各番組の内、親画面となる番組の映
    像信号と、前記縮小された子画面の番組の映像信号と
    を、前記それぞれの映像フォーマットに基づいて、所定
    の走査方式に統一して、一つの表示画面上に同時に出力
    させる画像出力手段と、を備えたことを特徴とする複数
    番組表示処理装置。
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