JP3258681B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3258681B2
JP3258681B2 JP25428591A JP25428591A JP3258681B2 JP 3258681 B2 JP3258681 B2 JP 3258681B2 JP 25428591 A JP25428591 A JP 25428591A JP 25428591 A JP25428591 A JP 25428591A JP 3258681 B2 JP3258681 B2 JP 3258681B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、フアクシミリ
装置に適用される画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の画像形成装置におい
て、高品位の画質を維持するための種々の手段がとられ
ており、例えば、電位センサを搭載し、感光体の電位を
検知して感光体電位,現像バイアス,露光量を補正する
ようにしたものがある。また特開平1−191165号
公報のように、トナー補給を確実にするために、表面の
抵抗が10の8乗〜10の11乗Ω/cmの導電性ブラ
シ、または多孔質弾性体にトナーと同極性の電圧を掛
け、その上でトナーを分散保持させて現像のマグブラシ
に接触させトナー補給を行う現像装置が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て、2成分現像剤、特に低抵抗の現像剤を使用して現像
器下流にある電位センサにより感光体電位を検知する方
式だと、電荷のリークにより感光体電位が変化し、正確
な電圧を検知できない。このため、従来では、VL
出時に現像バイアスをVL 近傍に設定する。V0 検出
時に現像バイアスをV0 近傍に設定することで、問題を
解消しようとしている。
【0004】しかし、現像剤が低温低湿下におかれると
トナーの帯電量が上昇し、画像濃度を保つのにトナー濃
度を高くしなければならず、いわゆるスリーブ汚れが発
生して、スリーブに堆積したトナー電荷が実効的な現像
バイアスのずれを生じさせて地汚れが発生してしまうこ
とがあり、上記,のようにVL,V0 検出時に現像
バイアスをVL ,V0 近傍に設定すると、実効的な現像
バイアスのずれが生じているため、感光体表面にトナー
付着(地汚れ)し、正確な電圧を検出することができな
くなつてしまう。例えば、トナー付着により100V程
度ずれる場合がある。
【0005】また、露光量の制御でV0 ,VL を検知し
て、V0 −VL が所定の値になるように露光量を制御す
る装置であつても、電位センサ自体に付着するトナー
や、異物でのオフセツトの量ならば制御可能であるが、
上記のような感光体上に付着したトナー分は吸収できな
い場合がある。また、上記特開平1−191165号公
報の現像装置では、トナー濃度を一定に保つ現像装置を
前提としているが、実際にはトナー濃度が一定でも現像
剤の現像能力は環境経時で変動する。このため現在、一
般的には現像剤の現像能力を検知しトナー濃度を変化さ
せて現像能力を一定に保つ制御が行われている。このよ
うな場合、高いトナー濃度の時と低いトナー濃度の時と
で補給時にトナーにかけてやるべき最適なバイアス値は
変わつてくる。
【0006】さらに上記現像装置では、トナー補給のス
ピードについてはあまり述べていない現在、一般的に
は、トナー消費のスピードによりサービスマンにより、
あるいは自動的にトナー補給のスピードを変えることが
行われている。このような場合、トナー補給ローラに印
加する出力も補給スピードに合わせて変えてやる必要が
ある。
【0007】本発明の目的は、各種バイアスを適正に制
御でき、高品位の画質を維持するようにした画像形成装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、電位セン
サを搭載し、像担持体の表面電位を検出する工程を有す
る画像形成装置であって、前記像担持体の表面電位を検
出する際に、現像バイアスを感光体地肌電位に対して通
常作像時の大小関係と逆転する方向で微小電位差を有す
るように制御するとともに、前記微小電位差により前記
像担持体上地肌部分の現像を行って光学センサにより検
させ、この光学センサの検出値が一定となるように
現像バイアスを可変制御する可変制御手段を備えた
1の手段によつて達成される。
【0009】また前記像担持体の表面電位検出位置が、
回転する現像スリーブを備えた現像手段を通過する時
に、現像スリーブの回転が停止するように構成した第2
の手段によつても達成される。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【作用】第1の手段においては、微小電位差により像担
持体上へ現像させ、光学センサにより常に検出値が一定
になるように現像バイアスを可変制御し、その可変値に
応じて像担持体の表面電位検出時の現像バイアスを可変
制御することで、現像剤の状態を把握でき、現像剤がど
のような条件下(環境が低湿,高温あるいはトナー濃度
が高い,低い等)でも正確で安定した表面電位が検出で
きる。
【0017】第2の手段においては、像担持体の表面電
位検出位置が、現像手段を通過するときに現像スリーブ
を停止させることで、電荷の移動が少なくなり、さらに
正確な電位が検出できる。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の第1実施例のデジタルフルカラー
複写機の概略構成図、図2,図3は制御部のブロツク
図、図4は帯電電位ならびに現像バイアス電位の設定例
を示す説明図である。図1を用いてデジタルフルカラー
複写機の概略構成について説明する。この複写機は大別
して原稿読み取り用のスキヤナ部1と、このスキヤナ部
1からデジタル信号として出力され画像信号を電気的に
処理する画像処理部2と、その画像処理部2からの各色
の画像記録情報に基づいて画像を転写紙上に形成するプ
リンタ部3とから構成されている。
【0025】前記スキヤナ部1は、コンタクトガラス4
上に載置された原稿を光学的に走査するランプ5,5を
備えている。このランプ5,5によつて照明された原稿
の反射光はミラー6,7,8により反射され、結像レン
ズ9を通つてダイクロイツクプリズム10に入射され
る。このダイクロイツクプリズム10では、例えばレツ
ド(R),グリーン(G)ならびにブルー(B)の3種
類の波長光に分光されて、受光素子11に入射される。
図に示すように、この受光素子11は、レツド用CCD
11Rとグリーン用CCD11Gとブルー用CCD11
Bとから構成されており、前述のように3種類に分光さ
れた各波長が、それぞれのCCD11に入射される。そ
して前記レツド用CCD11R,グリーン用CCD11
G,ブルー用CCD11Bは、受光した光をデジタル信
号に変換して前記画像処理部2へ出力するようになつて
いる。
【0026】画像処理部2においては、入力された画像
信号を例えばブラツク(BK),イエロー(Y),マゼ
ンタ(M),シアン(C)の4色の記録色情報信号に変
換される。なお、この実施例では前記4色の画像を形成
する場合を示しているが、3色でカラー画像を形成する
こともできる。画像処理部2からの出力信号は前記プリ
ンタ部3に入力され、各々の色の記録装置13BK,1
3C,13M,13Yに送られる。これら4組の並設さ
れた記録装置13は略同一の構成を有しているから、記
録装置13Cを例にとつて、その構成を説明する。
【0027】図に示すように記録装置13Cは、レーザ
光射出装置12C,感光体ドラム14C並びにこの感光
体ドラム14Cの周囲に配置された帯電チヤージヤ15
C,現像部16C,表面電位センサSCならびに転写チ
ヤージヤ17Cなどが順次配置されている。同図に示す
ように前記表面電位センサSCは、感光体ドラム14C
の回転方向において現像部16Cの下流側に配置されて
いる。
【0028】本実施例では、ネガ・ポジ現像プロセス方
式(反転現像プロセス方式)を採用している。まず、前
記帯電チヤージヤ15Cによつて感光体ドラム14Cの
表面が約−800Vに一様帯電され、次にレーザ光射出
装置12Cにより露光が行われ、シアン光像に対応する
静電潜像が形成される。この露光によつて形成された静
電潜像の部分は、その表面電位が略零電位になる。この
シアン光像の静電潜像は、約−500Vの負電位現像バ
イアスを有する現像部16Cにより現像され顕像化され
る。
【0029】一方、給紙コロ18の駆動により給紙部1
9から送給された転写紙は、レジストローラ20によつ
て画像先端と揃うタイミングで転写ベルト21上に送り
出されて、転写ベルト21上で静電吸着される。この転
写ベルト21により搬送される転写紙は、シアンのトナ
ー像が形成されている感光体ドラム14Cの直下を通過
し、転写チヤージヤ17Cの作用でトナー像が転写紙に
転写される。その後、トナー像は定着ローラ22によつ
て転写紙上に転写され、排紙ローラ23によつて機外へ
排出される。
【0030】図2において、プリンタ部3用のメイン制
御部40は、CPUを中心にROM,RAM,I/Oイ
ンターフエースなどを備えて全体を制御している。この
メイン制御部40の入力側には、転写紙の機外への排出
を検出する排紙センサ41と、給紙部19内の転写紙の
有無を検出するペーパーエンドセンサ42と、レジスト
ローラ20への給紙を制御するレジストセンサ43と、
カセツトサイズを検出するカセツトサイズセンサ44
と、BK,C,M,Yの各トナーの濃度を検出するフオ
トセンサ45BK,45C,45M,45Yと、定着ヒ
ータの温度を検出するサーミスタ46と、感光体ドラム
14の表面電位を検出する表面電位センサSBK,S
C,SM,SYなどがそれぞれ接続されている。
【0031】メイン制御部40の出力側には、帯電チヤ
ージヤ15,転写チヤージヤ17,ベルト除電チヤージ
ヤ47(図1参照)がそれぞれの高圧電源48,49,
50を介して接続されている。また定着ローラ22内に
設けられているヒータ51が、ヒータ制御部52を介し
て接続されている。さらにメインモータ53,感光体ド
ラム14ならびに転写ベルト21を駆動する駆動モータ
54が、DCモータドライバ55を介して接続されてい
る。
【0032】また、前記画像処理部2からの画像データ
を取り込むためのビデオ制御部54が設けられている。
このビデオ制御部56には、BK,C,M,Y用の半導
体レーザ57BK,57C,57M,57Y(レーザ光
射出装置12BK,12C,12M,12Y)を制御す
るLDドライバ58が接続されている。またこのビデオ
制御部56には、ポリゴンミラーを駆動するミラー駆動
モータ59がポリゴンモータドライバ60を介して接続
されている。
【0033】さらに前記メイン制御部40には、前記現
像部16BK,16C,16M,16Yに備えられてい
る現像スリーブ26BK,26C,26M,26Yに現
像バイアス電圧を印加する現像バイアス高圧電源61が
接続されている。また、前記現像部16BK,16C,
16M,16Yに備えられているトナー補給ローラ29
BK,29C,29M,29Yにトナーの供給信号を出
力する補給バイアス高圧電源62が接続されている。
【0034】一方、図3に示すように、前記帯電高圧電
源48C(他色のBK,M,Y用も同様)ならびに現像
バイアス高圧電源61C(他色のBK,M,Y用も同
様)には、メイン制御部40から出力電圧が変化できる
4本の信号線0,1,2,3とトリガー信号線が接続さ
れている。この4本の信号線0,1,2,3による
「H」と「L」の組み合わせにより、前記帯電高圧電源
48Cならびに現像バイアス高圧電源61Cが、図8の
表に示すような出力電圧に設定できるようになつてい
る。
【0035】また前記ビデオ制御部56には、メイン制
御部40からのパターントリガ信号が「L」にされたこ
とにより露光後に電位検出パターンのデータを読み出
し、このデータに基づいてレーザ射出装置12BK,1
2C,12M,12Yの各半導体レーザを点灯させる機
能を有している。また通常の画像形成と同様に、画像処
理部2と、レーザ光射出装置12Y,12M,12C,
12BKと、帯電チヤージヤ15Y,15M,15C,
15BKと、現像部16Y,16M,16C,16BK
とからなるセンサパターン形成手段により、所定のセン
サパターンが形成され、このセンサパターンがフオトセ
ンサで読み取られる。そしてセンサパターンの検知情報
に基づいて、現像部16Y,16M,16C,16BK
の現像バイアス、あるいは感光体ドラム14Y,14
M,14C,14BKの帯電電位、またはレーザ光射出
装置12Y,12M,12C,12BKの書き込み光量
のうちの少なくとも1つが適宜制御される。
【0036】一方、画像処理部12は、作像動作の後ま
たは前に、現像部16Y〜16BKの現像バイアスを制
御する。具体的には図4に示すように、感光体ドラム1
4Y〜14BKの地肌電位V0 に対して通常作像時の大
小関係(実線で示すVB はマイナス電位V0 より大き
い)と逆転する方向で微小な、例えば作像ポテンシヤル
の1/5程度かそれ以下の電位差ΔV0 B を持たせた現
像バイアスVB を現像部16Y〜16BKの現像スリー
ブに与え、これによつて感光体ドラム14Y〜14BK
上にトナーを現像する。そして、このトナー像を読み取
るフオトセンサの出力VK (微小ポテンシヤル時検知電
圧)が一定となるように現像バイアスVBが図中矢印S1
,S2 にシフトされる。すなわち、本実施例において
は、このシフト量VB S を実効現像バイアスと出力現像
バイアスのずれと考え、これを作像時の現像バイアスに
上乗せするようにしている。
【0037】具体的には、現像バイアスVB を実効バイ
アスのシフトがないときのバイアス値VB (目標値)と
実効バイアスのシフト分をキヤンセルするための値V
B S との和として考え、感光体ドラム14Y〜14BK
の地肌電位V0 を基準にして実効バイアスのシフト分を
求めると、次のようになる。 B =VB (目標値)+VB SB (目標値)=V0 +VB KB =V0 +VB K +VB S 但し、V0 :感光体ドラム14Y〜14BKの帯電電位
(地肌電位)、 VB K :VK 作像ポテンシヤル(例えば、24ボルトに
設定されている)
【0038】このときのフオトセンサの出力をVK とし
て、このフオトセンサ出力VK がその目標値VK 0 とな
るようにVK をシフトすると、実効バイアスのずれ分
(換言すれば最適なシフト量)が分かる。なお、本実施
例においては、VK の8個の移動平均をとつてVK 0
比較し、VK とVK 0 の差が0.1ボルト(黒の場合は
0.2ボルト)以下のときは制御しないようにして、V
B K が24ボルトと小さくとも帯電ムラ等の影響を受け
難くする。 |VK −VK 0 |<0.1ボルト
【0039】即ち、トナー濃度TCの制御パターン部目
標電圧をVT C、バイアスシフト量目標電圧をVK 0
し、フオトセンサのn回目の検知電圧を、 TC制御パターン部検知電圧:VS P (n) バイアスシフト量検知電圧:VK (n) とすると、通常のトナー濃度制御状態の場合では、ほと
んど全てのnに対して次式が成立する。 |VS P (n)−VT C |<0.2ボルト(黒の場合は
0.4ボルト) この場合、バイアスシフト量検知電圧VK (n)の移動
平均をシフト量VK として、例えば図7の式により計算
する。
【0040】一方、トナー濃度制御状態が異常の場合に
は図7の式が成立せず、あるnまたは全てのnについ
て、 |VS P (n)−VT C |>0.2ボルト……(1)
(黒の場合は0.4ボルト) となる。この場合は、上記の不等式が成立するnについ
てVK (n)の代わりにVK の目標値であるVK 0 を代
入する。 VK (n)=VK 0 そして、このVK (n)でシフト量VK の移動平均を
(1)式より計算する。
【0041】次に感光体ドラム14Y〜14Bkにおけ
る表面電位の検出動作について説明する。電位検出用パ
ターンである静電潜像を形成するため、各色のパターン
トリガが同時に「L」になる。そしてビデオ制御部56
内のパターンメモリからデータが読み出され、各色の半
導体レーザ57Y〜57BKが変調されて、感光体ドラ
ム14Y〜14BK上への露光が行われる。このときメ
イン制御部40内のCPUが備えているタイマカウンタ
により、前記パターンの露光開始(スタート)からの経
過時間が監視され、後述する現像部16Y〜16BKに
印加するバイアス電圧の制御ならびに感光体14Y〜1
4BKの表面電位検出のタイミングがとられる。
【0042】本実施例では通常画像部現像時には、実効
バイアスのシフト分を含めて、現像スリーブに現像バイ
アスVB 、 VB =VB (目標値)+VB S が印加されている。前記電位検出用パターンの静電潜像
部分が現像部16Y〜16BKの下を通過する直前に、
現像バイアスが実効バイアスのシフト分を含め、感光体
14Y〜14BKの非画像形成領域の電圧V0 近傍の値
に変更される。このときの現像バイアスVB には、 VB =V0 (目標値)−Vn +VB S が印加される。このVn は実効バイアスのシフト分V
B Sが0Vのときでも、感光体上にトナーが付着しない
程度に設定されている。ここではVn =40Vに設定さ
れている。こうすることで前記表面電位センサSY〜S
BKによりV0 電位が正確に検出することができる。
【0043】また電位検出用パターンが現像部16Y〜
16BK下を通過している時に現像バイアスVB を、 VB =VL (目標値)−Vn +VB S 印加するとこで、正確なVL 電位が検出できる。このよ
うに表面電位センサSY〜SBKによつて検出された電
位に基づいて、例えば、半導体レーザパワー変調に供せ
られる。即ち、検出電位の差(V0 −VL )が予め設定
された基準値に応じてパワーが増減されるように制御さ
れる。V0 −VL が制御されていない場合であつても上
記検出方法により正確にV0 ,VL が検出でき、レーザ
パワーにフイードバツクできる。
【0044】なお、電位検出用パターンが現像部16Y
〜16BKの下を通過する際には、現像スリーブの回転
を停止すればより確実にトナー電荷の影響がなくなり、
さらに正確なV0 ,VL 電位の検出が可能である。ま
た、上記実施例ではV0 およびVL 検出時のVB中に、
B S の項があるが、これを環境センサの出力に応じて
決定してもよいし、または特願平1−238107号に
開示された2パターン法(DIF制御部)中のポインタ
テーブルに応じてVB S 項を変更させてもよい。
【0045】図5は本発明の第2実施例の要部である現
像装置部分の断面図であつて、70は感光体ベルト、7
1は2成分現像剤72が収納されている現像部、73は
帯電チヤージヤ、74はイレーサ、75は転写チヤージ
ヤ、76は顕像濃度検知用のセンサであり、前記現像部
71には、3個の現像スリーブ77,78,79と、2
個のパドル80,81と、現像剤濃度検知センサ(Fセ
ンサ)82と、トナー補給ブラシ83と、フリツカ84
と、トナーホツパ85等を備えている。
【0046】同図において、トナーホツパ85中のトナ
ーは図示しない外部電源より電圧を印加されたトナー補
給ブラシ83によりトラツプされ、フリツカ84で落と
されて現像部71内の2成分現像剤72に補給される。
2成分現像剤72は、パドル80で撹拌搬送され、現像
スリーブ77〜79で現像が行われたのち、再び現像部
71内に回収される。
【0047】現像部71内の2成分現像剤72の現像能
力は、画像形成装置の動作の所定時間ごとに次のように
検知される。即ち、帯電チヤージヤ73とイレーサ74
により感光体ベルト70上に所定の電位の基準潜像が作
られる。この基準潜像を現像し、その顕像の反射濃度を
センサ76で検知する。この検知結果により現像能力が
分かる。本実施例では、現像部71内に現像剤のFセン
サ82を有しており、その検知出力が基準値と合うよう
にトナー補給ブラシ83の回転のオン,オフを行つてい
る。そこで、センサ76の結果に応じてトナー濃度制御
の基準値を変えている。
【0048】またトナー消費のスピードが速いユーザ
(濃い原稿を多用するユーザ)用に本実施例においては
サービスマンがトナー補給スピードを、図示しない操作
パネル上から変えられるようになつている。以上のよう
にトナー濃度の制御基準値,トナー補給スピードが変え
られた時、トナー補給ブラシ83に印加する出力が変更
される。
【0049】図6はトナー濃度の制御基準値の変更時に
おけるブラシ印加電圧の変更フローチヤートである。ト
ナー濃度の制御フローにおいてFセンサ82の基準値変
更がなされると、それに対応してブラシ印加電圧の設定
が変更される。一般にトナー濃度が高くなるとブラシ印
加電圧を上げ、補給トナーの帯電量を高くする。トナー
濃度が高い時はキヤリヤ表面にトナーが多く必要となる
ため、補給トナーの帯電立ち上げが良好にならないこと
が多いからである。
【0050】トナー補給スピードの変更時のトナー補給
ブラシ83に印加する出力の変更は、各々の補給スピー
ドに1:1に対応して印加電圧が設定されており、サー
ビスマンが補給スピードの変更を行つた時点で同時に印
加電圧の変更もなされる。補給スピードが速いほどトナ
ーへ注入すべき電荷量も増加する必要があるので、ブラ
シ印加電圧も高くなる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、微小電位差により像担持体上へ現像させ、
光学センサにより常に検出値が一定になるように現像バ
イアスを可変制御し、その可変値に応じて像担持体の表
面電位検出時の現像バイアスを可変制御することで、現
像剤の状態を把握でき、現像剤がどのような条件下(環
境が低湿,高温あるいはトナー濃度が高い,低い等)で
も正確で安定した表面電位が検出できる。
【0052】また請求項2記載の発明によれば、像担持
体の表面電位検出位置が、現像手段を通過するときに現
像スリーブを停止させることで、電荷の移動が少なくな
り、さらに正確な電位が検出できる。
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の第1実施例の概略構成
図である。
【図2】第1実施例の制御系のブロツク図である。
【図3】図2の要部のブロツク図である。
【図4】帯電電位ならびに現像バイアス電位の設定例を
示す説明図である。
【図5】本発明の第2実施例の要部の断面図である。
【図6】第2実施例のトナー濃度制御のブラシ印加電圧
変更のフローチヤートである。
【図7】式を表す説明図である。
【図8】表を表す説明図である。
【符号の説明】 SY〜SBK 表面電位センサ 14Y〜14BK,70 像担持体 16Y〜16BK 現像部 40 メイン制御部(可変制御手段) 82 Fセンサ(トナー濃度検知制御手段) 83 トナー補給ブラシ(補給手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−167386(JP,A) 特開 昭63−142370(JP,A) 特開 平2−186367(JP,A) 特開 平2−222973(JP,A) 特開 昭62−81674(JP,A) 特開 昭63−135965(JP,A) 特開 平3−101773(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 15/06 G03G 15/08 G03G 15/36 G03G 21/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電位センサを搭載し、像担持体の表面電
    位を検出する工程を有する画像形成装置であって、前記
    像担持体の表面電位を検出する際に、現像バイアスを感
    光体地肌電位に対して通常作像時の大小関係と逆転する
    方向で微小電位差を有するように制御するとともに、前
    記微小電位差により前記像担持体上地肌部分の現像を行
    って光学センサにより検出させ、この光学センサの検出
    値が一定となるように前記現像バイアスを可変制御する
    可変制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記像担持体の表面電位検出位置が、回
    転する現像スリーブを備えた現像手段を通過する時に、
    現像スリーブの回転が停止するように構成したことを特
    徴とする請求項1の画像形成装置。
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