JP3258527B2 - 帯材の圧延方法 - Google Patents

帯材の圧延方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一対の帯材巻取加熱装
置の間で帯材を往復移動させながらその間に設けられた
ロールクロス式の可逆圧延機によってこの帯材の圧延処
理を行う帯材の圧延方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来のコイル保熱式熱間可逆仕上
圧延設備の概略断面を示す。
【0003】従来のコイル保熱式熱間可逆仕上圧延設備
は、図5に示すように、一対のコイラファーネス11と
21との間にロールクロス式の可逆圧延機31を配設
し、一方のコイラファーネス11と他方のコイラファー
ネス21との間で帯材Sの巻取り及び巻戻しを行ってこ
の帯材Sを往復移動させながら、可逆圧延機31によっ
てこの帯材Sの圧延処理を行うものである。
【0004】即ち、一対のコイラファーネス11,21
はほぼ同様の構成をなし、保護炉12,22内に回転軸
13,23によってコイラリール14,24が回転自在
に取付けられており、一側に帯材Sの通過口15,25
が形成されている。そして、この通過口15,25の近
傍にガイドローラ16,26及び一対のピンチロール1
7,27が回転自在に取付けられると共に、ガイドプレ
ート18,28が回動自在に取付けられている。
【0005】また、ロールクロス式の可逆圧延機31
は、ハウジング32の中央部に上ワークロール33及び
下ワークロール34が位置しており、各ロール33,2
4の両端部は上ワークロールチョック35及び下ワーク
ロールチョック36にそれぞれ軸着されている。各ワー
クロールチョック35,36はハウジング32内に設け
られた上下クロスヘッド37,38に上下ベンディング
シリンダ39,40によって昇降自在に支持されてい
る。また、上ワークロール33及び下ワークロール34
に対接して上バックアップロール41及び下バックアッ
プロール42が位置しており、各ロール41,42の両
端部は上下バックアップロールチョック43,44に軸
着され、上下クロスヘッド37,38に昇降自在に支持
されている。そして、ハウジング32の下部には圧延荷
重を検出する圧延荷重検出器45が設けられている。
【0006】而して、例えば、板厚25mmに粗圧延され
て1000〜1100℃に加熱された帯材Sのコイルを
コイラファーネス11のコイラリール14に装着し、一
対のピンチロール17を駆動回転させることでコイラリ
ール14から帯材Sを巻戻し、この帯材Sの先端部を可
逆圧延機31の上ワークロール33と下ワークロール3
4との間を通過させ、コイラファーネス21の一対のピ
ンチロール27を駆動回転させることで、ガイドプレー
ト28でガイドしながらコイラリール24に巻取ってい
く。この帯材Sの搬送時に、可逆圧延機31の上ワーク
ロール33及び下ワークロール34によって帯材Sの熱
間圧延処理を行う。
【0007】そして、この熱間圧延処理が進行し、コイ
ラファーネス11のコイラリール14に巻かれていた帯
材Sがコイラファーネス21のコイラリール24に巻取
られると、1パスの圧延処理が完了し、コイラファーネ
ス11,21及び可逆圧延機31の駆動を停止する。こ
のとき、コイラリール24に巻取られた帯材Sの後端部
はピンチロール27に挾持された状態となっており、次
に、コイラファーネス11,21及び可逆圧延機31を
前述とは逆に駆動し、コイラファーネス21のコイラリ
ール24に巻かれていた帯材Sをコイラファーネス11
のコイラリール14に巻取りながら、可逆圧延機31の
上ワークロール33及び下ワークロール34によって帯
材Sの2パスの熱間圧延処理を行う。この繰り返しによ
って帯材Sに7パスの熱間圧延処理を施し、板厚2mmの
帯材を仕上圧延する。
【0008】なお、この熱間圧延中に、保護炉12,2
2はコイラリール14,24に巻かれた帯材Sを所定の
加熱温度に保熱している。また、圧延荷重検出器45は
圧延荷重を検出し、この検出した圧延荷重が所定の許容
値内に維持されるように、上下ベンディングシリンダ3
9,40を作動して上下ワークロール33,34のロー
ルクラウンを調整し、帯材Sの板クラウン及び板形状を
制御している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のコイル保熱式熱間可逆仕上圧延設備による圧延方法
にあっては、所定間隔をおいて配設されたコイラファー
ネス11と21との間で帯材Sを搬送し、この帯材Sの
往復搬送時に可逆圧延機31によって帯材Sの圧延処理
を行っており、帯材Sの搬送方向を変更するときに、帯
材Sの先端部及び後端部は各保護炉12,22の外部に
あり、保熱されていない。そのため、この帯材Sの先端
部及び後端部は中間定常部に比較して板温度が低下して
おり、圧延荷重が大きくなってしまう。
【0010】図6に圧延荷重の変動量に対する板クラウ
ン変化量のグラフを表し、図7に圧延荷重の変動量に対
する板形状変化量のグラフを表しているが、この図6及
び図7からわかるように、例えば、帯材Sに対して10
00Tonfの圧延荷重の変動があると、板クラウンは約2
0μm、板形状は約50Iunit 変化してしまい、その板
クラウン及び板形状が乱れてしまう。従って、帯材Sの
先端部及び後端部が品質不良となって歩留りが低下し、
コイラリールへく巻付けが困難となってしまうという問
題があった。
【0011】本発明はこのような問題点を解決するため
のものであって、帯材の先端部及び後端部を中間定常部
と同様に板クラウン及び板形状を制御して製品品質の向
上を図った帯材の圧延方法を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するの
本発明の帯材の圧延方法は、一対の帯材巻取加熱装置の
間にロールクロス式の可逆圧延機を配設し、前記一方の
帯材巻取加熱装置と前記他方の帯材巻取加熱装置との間
で帯材の巻取り及び巻戻しを行って該帯材を往復移動さ
せながら前記可逆圧延機によって該帯材の圧延処理を行
う圧延方法において、前記帯材の先端部と中間部と後端
部の圧延荷重をそれぞれ予め設定し、該設定圧延荷重の
変動に伴ってロールクロス角を変更することを特徴とす
るものである。
【0013】
【作用】帯材の先端部と中間部と後端部の圧延荷重をそ
れぞれ予め設定し、この設定圧延荷重の変動に伴ってロ
ールクロス角を変更することで、帯材を圧延処理してい
くと、この帯材の先端部及び後端部は中間部に比べて保
熱温度が低下するが、この帯材の先端部及び後端部に対
して変更されたロールクロス角で圧延を行うこととな
り、帯材の板クラウン及び板形状が良好に制御される。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0015】図1に本発明の一実施例に係る圧延方法を
実施するためのコイル保熱式熱間可逆仕上圧延設備の概
略断面、図2にクロスシリンダ及びベンディングシリン
ダの油圧回路、図3に制御器の制御ブロック、図4に本
実施例の圧延方法のフローチャートを示す。なお、従来
の技術で説明したものと同様の機能を有する部材には同
一の符号を付して重複する説明は省略する。
【0016】本実施例の圧延方法を実施するためのコイ
ル保熱式熱間可逆仕上圧延設備は、図1に示すように、
一対のコイラファーネス11と21との間にロールクロ
ス式の可逆圧延機31が配設されて構成されている。こ
の一対のコイラファーネス11,21はほぼ同様の構成
をなし、保護炉12,22内にそれぞれコイラリール1
4,24が回転自在に取付けられ、一側に帯材Sのピン
チロール17,27及びガイドプレート18,28が取
付けられている。
【0017】ロールクロス式の可逆圧延機31は、ハウ
ジング32の中央部に上ワークロール33及び下ワーク
ロール34が位置しており、各ロール33,24の両端
部は上ワークロールチョック35及び下ワークロールチ
ョック36にそれぞれ軸着されている。各ワークロール
チョック35,36はハウジング31内に設けられた上
下クロスヘッド37,38に上下ベンディングシリンダ
39,40によって昇降自在に支持されている。また、
上ワークロール33及び下ワークロール34に対接して
上バックアップロール41及び下バックアップロール4
2が位置しており、各ロール41,42の両端部は上下
バックアップロールチョック43,44に軸着され、上
下クロスヘッド37,38に昇降自在に支持されてい
る。
【0018】更に、ハウジング32の各側部にはそれぞ
れ2つの一組をなす上クロスシリンダ51,52と下ク
ロスシリンダ53,54が装着されている。この各クロ
スシリンダ51,52は上クロスヘッド37の各側面を
押圧可能であり、各クロスシリンダ53,54は下クロ
スヘッド38の各側面を押圧可能である。従って、各ク
ロスシリンダ51,52,53,54はこの上下クロス
ヘッド37,38を介して上ワークロール33(上バッ
クアップロール41)と下ワークロール34(下バック
アップロール42)を互いに逆方向に移動してクロスさ
せることができる。なお、ハウジング32の下部には圧
延荷重を検出する圧延荷重検出器45が設けられてい
る。
【0019】上述したロールクロス式の可逆圧延機31
は、図2に示すように、制御器61によってその駆動が
制御されている。即ち、上クロスシリンダ51,52は
ロールクロス用上サーボバルブ62に接続される一方、
下クロスシリンダ53,54はロールクロス用下サーボ
バルブ63に接続されており、各サーボバルブ62,6
3は制御器61に接続されてその開閉が制御されてい
る。また、上下ベンディングシリンダ39,40はロー
ルベンド用サーボバルブ64に接続されており、このサ
ーボバルブ64は制御器61に接続されてその開閉が制
御されている。
【0020】また、この制御器61は、図3に示すよう
に、予め設定された圧延荷重が入力される圧延荷重記憶
部71と圧延荷重検出器45によって検出された現在の
圧延荷重が入力される圧延荷重比較演算部72とを有
し、この圧延荷重記憶部71と圧延荷重比較演算部72
は互いの入力データを出入力されるようになっている。
そして、圧延荷重記憶部71には、予め設定された圧延
荷重と現在の圧延荷重に基づいてロールクロス角を算出
するロールクロス角算出部73が接続され、このロール
クロス角算出部73には算出したロールクロス角に対応
してロールクロス用上下サーボバルブ62,63の開閉
作動量を指示するサーボバルブ作動指示部74が接続さ
れている。一方、圧延荷重比較演算部72には、予め設
定された圧延荷重と現在の圧延荷重に基づいてロールベ
ンディング変動量を算出するロールベンディング変動量
算出部75が接続され、このロールベンディング変動量
算出部75には算出したロールベンディング変動量に対
応してロールベンド用サーボバルブ64の開閉作動量を
指示するサーボバルブ作動指示部76が接続されてい
る。
【0021】ここで、本実施例のコイル保熱式熱間可逆
仕上圧延設備による帯材Sの圧延方法について説明す
る。
【0022】本実施例の圧延方法にあっては、圧延処理
を行う帯材Sの先端部と中間定常部と後端部の各圧延荷
重を予め設定し、この設定圧延荷重によってロールクロ
ス角を設定するようにしている。下記表1に、圧延回数
に伴う帯材Sの先端部、中間定常部、後端部における温
度と設定圧延荷重を示す。
【0023】
【表1】
【0024】従って、図1及び図4に示すように、ステ
ップS1にて、制御器61の圧延荷重記憶部71に予め
設定された設定圧延荷重(表1)が入力され、ステップ
S2にて、この圧延荷重記憶部71に記憶された入力デ
ータに基づき、ロールクロス角算出部73はロールクロ
ス角を算出する。そして、ステップS3にて、算出した
ロールクロス角に対応して、サーボバルブ作動指示部7
4はロールクロス用上下サーボバルブ62,63の開閉
作動量を指示する。ステップS4では、ロールクロス用
上下サーボバルブ62,63が作動し、ステップS5に
て、上クロスシリンダ51,52及び下クロスシリンダ
53,54が動作し、ステップS6にて、上下クロスヘ
ッド37,38を介して上ワークロール33と下ワーク
ロール34を互いに逆方向に移動し、ロールクロス角量
を調整する。
【0025】このようにロールクロス角が所定角に設定
された状態で、図1に示すように、例えば、板厚25mm
に粗圧延されて1000〜1100℃に加熱された帯材
Sのコイルをコイラファーネス11のコイラリール14
に装着し、一対のピンチロール17を駆動回転させるこ
とでコイラリール14から帯材Sを巻戻し、この帯材S
の先端部を可逆圧延機31の上ワークロール33と下ワ
ークロール34との間を通過させ、コイラファーネス2
1の一対のピンチロール27を駆動回転させることで、
ガイドプレート28でガイドしながらコイラリール24
に巻取っていく。この帯材Sの搬送時に、制御器61に
よって可逆圧延機31を制御し、上ワークロール33及
び下ワークロール34により帯材Sの熱間圧延処理を行
う。
【0026】このとき、帯材Sは、前述したように、そ
の先端部と中間定常部と後端部とで温度が相違するため
に設定圧延荷重が変更されるようになっており、前述し
たステップS1〜S6のように、圧延の進行に伴って変
動する圧延荷重から上ワークロール33と下ワークロー
ル34のロールクロス角量を調整変更する。一方、圧延
荷重検出器45は現在の圧延荷重を検出しており、検出
した圧延荷重と設定圧延荷重とが相違する場合には、上
ワークロール33と下ワークロール34のロールベンデ
ィング量を調整する。
【0027】即ち、ステップS7にて、圧延荷重比較演
算部72には圧延荷重検出器45によって検出された現
在の圧延荷重が入力され、ステップS8で、検出した圧
延荷重と設定圧延荷重を比較する。そして、ステップS
9では、設定圧延荷重が変更されたかどうかを判断し、
変更されていなければ、再び、ステップS7に戻る。ま
た、ステップS9にて、設定圧延荷重が変更されていれ
ば、ステップS10にて、ロールベンディング変動量算
出部75がロールベンディング変動量を算出し、算出し
たロールベンディング変動量に対応して、サーボバルブ
作動指示部76はロールベンド用サーボバルブ64の開
閉作動量を指示する。ステップS11では、ロールベン
ド用サーボバルブ64が作動し、ステップS12にて、
上ベンディングシリンダ39及び下ベンディングシリン
ダ40が動作し、ステップS13にて、上下ワークロー
ルチョック35,36を介して上ワークロール33と下
ワークロール34を互いに逆方向に移動し、ロールベン
ディング量を調整する。
【0028】このようにして熱間圧延処理が進行し、コ
イラファーネス11のコイラリール14に巻かれていた
帯材Sがコイラファーネス21のコイラリール24に巻
取られると、1パスの圧延処理が完了する。そして、今
度はコイラファーネス11,21及び可逆圧延機31を
逆に駆動し、コイラファーネス21のコイラリール24
に巻かれていた帯材Sをコイラファーネス11のコイラ
リール14に巻取りながら、前述と同様に、圧延荷重を
変更して可逆圧延機31の上ワークロール33及び下ワ
ークロール34によって帯材Sの2パスの熱間圧延処理
を行う。この繰り返しによって帯材Sに7パスの熱間圧
延処理を施し、板厚2mmの帯材を仕上圧延する。
【0029】以上のように本実施例のコイル保熱式熱間
可逆仕上圧延設備による帯材の圧延方法にあっては、そ
れぞれ保熱温度が相違する帯材Sの先端部と中間定常部
と後端部に対して、予め各圧延荷重をそれぞれ個別に設
定し、この設定圧延荷重によってロールクロス角を設定
するようにしたので、板クラウン及び板形状の乱れを抑
制できる。この場合、帯材Sの先端部、中間定常部、後
端部での各保熱温度、あるいは各設定圧延荷重に対する
ロールクロス角は、この保熱温度の下降に比例して大き
く、また、設定圧延荷重の増大に比例して大きくなるよ
うに設定してある。なお、帯材Sの圧延回数が6パスや
7パスになると、帯材Sの先端部及び後端部の温度が中
間定常部の温度よりも大きく低下し、圧延荷重は大きく
増大するので、板クラウン及び板形状を制御することが
極めて効果的である。
【0030】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明の帯材の圧延方法によれば、一方の帯材巻取
加熱装置と他方の帯材巻取加熱装置との間で帯材の巻取
り及び巻戻しを行ってこの帯材を往復移動させながら、
その間に配設された可逆圧延機によって帯材の圧延処理
を行う圧延方法において、帯材の先端部と中間部と後端
部の圧延荷重をそれぞれ予め設定し、この設定圧延荷重
の変動に伴ってロールクロス角を変更するようにしたの
で、保熱温度の異なる帯材の先端部及び後端部を中間定
常部と同様に板クラウン及び板形状を制御してその乱れ
を防止することで、圧延した帯材を先端部から後端部ま
で製品化でき、歩留りが向上し、且つ、製品品質の向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る圧延方法を実施するた
めのコイル保熱式熱間可逆仕上圧延設備の概略断面図で
ある。
【図2】クロスシリンダ及びベンディングシリンダの油
圧回路図である。
【図3】制御器の制御ブロック図である。
【図4】本実施例の圧延方法のフローチャートである。
【図5】圧延荷重の変動量に対する板クラウン変化量を
表すグラフである。
【図6】圧延荷重の変動量に対する板形状変化量を表す
グラフである。
【図7】従来のコイル保熱式熱間可逆仕上圧延設備の概
略断面図である。
【符号の説明】
11,21 コイラファーネス(帯材巻取加熱装置) 14,24 コイラリール 17,27 ピンチロール 18,28 ガイドプレート 31 可逆圧延機 32 ハウジング 33 上ワークロール 34 下ワークロール 35 上ワークロールチョック 36 下ワークロールチョック 37 上クロスヘッド 38 下クロスヘッド 39 下ベンディングシリンダ 40 上ベンディングシリンダ 41 上バックアップロール 42 下バックアップロール 45 圧延荷重検出器 51,52 上クロスシリンダ 53,54 下クロスシリンダ
フロントページの続き (72)発明者 森本 和夫 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22 号 三菱重工業株式会社 広島研究所内 (72)発明者 古元 秀昭 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22 号 三菱重工業株式会社 広島研究所内 (72)発明者 橋本 正一 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22 号 三菱重工業株式会社 広島製作所内 (72)発明者 永瀬 英典 愛知県碧南市浜町1番地 日本金属工業 株式会社 衣浦製造所内 (72)発明者 岩下 宏 愛知県碧南市浜町1番地 日本金属工業 株式会社 衣浦製造所内 (72)発明者 愛知 征四郎 愛知県碧南市浜町1番地 日本金属工業 株式会社 衣浦製造所内 (56)参考文献 特開 昭62−263802(JP,A) 特開 昭59−13504(JP,A) 特開 平6−154820(JP,A) 特開 昭49−123460(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 1/34 B21B 1/22 B21B 1/32 B21B 37/28 B21D 37/00 BBM

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の帯材巻取加熱装置の間にロールク
    ロス式の可逆圧延機を配設し、前記一方の帯材巻取加熱
    装置と前記他方の帯材巻取加熱装置との間で帯材の巻取
    り及び巻戻しを行って該帯材を往復移動させながら前記
    可逆圧延機によって該帯材の圧延処理を行う圧延方法に
    おいて、前記帯材の先端部と中間部と後端部の圧延荷重
    をそれぞれ予め設定し、該設定圧延荷重の変動に伴って
    ロールクロス角を変更することを特徴とする帯材の圧延
    方法。
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CN104148409B (zh) * 2014-07-23 2016-01-20 东北大学 一种液压张力温轧机的轧件加热方法

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