JP3258161B2 - モータ固定子組立体および該モータ固定子組立体を用いた全周流型ポンプ - Google Patents

モータ固定子組立体および該モータ固定子組立体を用いた全周流型ポンプ

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JP3258161B2
JP3258161B2 JP35099593A JP35099593A JP3258161B2 JP 3258161 B2 JP3258161 B2 JP 3258161B2 JP 35099593 A JP35099593 A JP 35099593A JP 35099593 A JP35099593 A JP 35099593A JP 3258161 B2 JP3258161 B2 JP 3258161B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータ固定子の外周に
設けられたモータフレームと、該モータフレームとの間
に環状空間を形成するモータフレームの外周に設けられ
た外筒とを備えたモータ固定子組立体および該モータ固
定子組立体を用いた全周流型ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】本件出願人は先に特願平第5−1100
84号において、全周流型ポンプを提案している。この
全周流型ポンプにおいては、モータ固定子組立体は、モ
ータ固定子を収容するモータフレームと、このモータフ
レームと接合された円筒状の外筒とから構成されてい
る。
【0003】前記モータ固定子組立体は、その外周に突
起を有した円筒状のモータフレームと円筒状の外筒とを
別々に製作しておき、これらを前記突起部において溶接
して、両者の間にポンプ取扱液を導く、環状空間を形成
している。その後、モータ固定子が上記モータフレーム
組立体のモータフレーム部内周に圧入固定され、且つ、
モータフレームの両開放端には側板が溶接固定される。
このように、特願平5−110084号に提案されるモ
ータ固定子組立体では、モータフレームと外筒があらか
じめ接合されており、しかる後に、モータ固定子が取付
けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】次に、上述した全周流
型ポンプにおけるモータ固定子組立体の問題点を列記す
る。 モータフレーム内に固定子を圧入した後に、側板を溶
接する都合上、外筒の軸方向端部がモータフレームの端
部を覆いかくす構造を採用できない。つまり、設計上の
制約となる。例えば、外筒の両端部に板金をプレス成形
して製作されるカップ形状のポンプケーシング等のポン
プ部品を取付けて、全周流型ポンプを構成する際には、
上記ポンプ部品の深さが深くなり、製造しにくいものに
なってしまう。また、両吸込型ポンプ(詳細後述)を構
成する場合に外筒に吸込窓を設けることが実質上不可能
となり、ポンプが極めて複雑な構造になってしまう。
【0005】電源接続用のケーブルハウジングをモー
タフレーム側周部に設ける場合に、ケーブルハウジング
をモータフレームの半径方向に延設することが困難であ
る。つまり大きくすると、外筒の取付けが不可能になっ
てしまう。したがって、ケーブルハウジングは外筒の内
周側に設ける必要があり、リード線を収納するスペース
の確保に限界がある。その結果、外筒外周部にリード線
接続用のターミナルボックスが別途に必要となる。
【0006】外筒とモータフレーム突起部の嵌合寸法
精度を確保する必要と、モータフレーム内周部と固定子
外周部の嵌合寸法精度を確保する必要がある。いずれ
も、寸法管理が繁雑で手間がかかる。
【0007】モータフレーム組立体の製作工程・同じ
く検査工程・モータ固定子の圧入工程・側板等の溶接工
程等々作業工程が分化されるため、生産性が悪い。
【0008】円筒状のモータフレームや外筒等の部品
を一旦在庫する必要があるため、在庫スペースが必要と
なる。
【0009】本発明は上述の事情に鑑みなされたもの
で、生産性が良好で、多様なポンプ型式に対応可能なモ
ータ固定子組立体および該モータ固定子組立体を用いた
全周流型ポンプを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため本発明のモータ固定子組立体は、モータ固定子の外
周に嵌着するモータフレームと該モータフレームの外周
にポンプ取扱液を導く環状空間を形成する外筒を備えた
モータ固定子組立体において、モータフレームの外周部
に突起物を設け、該突起物を包囲するように板金製の外
筒を巻き付けた後、該外筒の巻き始め部と巻き終わり部
を直接又は別部材を介して接合することを特徴とするも
のである。
【0011】また本発明の全周流型ポンプは、請求項1
乃至5のいずれか1項に記載のモータ固定子組立体と、
主軸にモータ回転子と羽根車とを配置した回転子組立体
と、前記羽根車を収容するとともに前記外筒に接続され
たポンプケーシングとを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0012】
【作用】本発明によれば、モータフレームの外周部に突
起物を設け、該突起物を包囲するように板金製の外筒を
巻き付けた後、該外筒の巻き始め部と巻き終わり部を直
接又は別部材を介して接合している。従って、モータフ
レームの端部を覆いかくすように外筒を軸方向に延長す
ることができる。この結果、インライン型の全周流型ポ
ンプにおいては、ポンプ吸込ケーシングおよびポンプ吐
出ケーシングの軸方向の深さを浅くしてプレス成形等の
容易な形状にすることができる。また、両吸込型ポンプ
においては、外筒を軸方向に延長してそこに吸込窓を設
けることで、極めて好適な構造とすることができる。
【0013】また、本発明によれば、電源接続用のケー
ブルハウジングを前述の突起の1つとして利用すること
で、全体の突起の数を相対的に減らすことができる。
【0014】さらに本発明によれば、ケーブルハウジン
グを半径方向に延設しても外筒の取付けが可能なため、
リード線接続用の空間を十分に確保できる。従って、別
体のターミナルボックスを設ける必要がない。
【0015】また本発明によれば、外筒の巻き始め部と
巻き終わり部の間にケーブルハウジングを位置させるこ
とで、溶接部を減らすと共に、外筒をモータフレームに
巻き付ける作業を容易に行うことができる。
【0016】さらに本発明によれば、外筒をモータフレ
ームの周囲に巻き付け、各部を溶接した後に、外筒端部
に別部材からなるポンプ部取付手段を設けることを提案
している。この結果、他の溶接作業に伴って生じた歪み
が、上記取付手段に影響することを回避できる。このと
き、上記取付手段をL字形のツバとし、外筒と重ね合わ
せて固定するように構成すると、重ね合わせの際にL字
形のツバを軸方向に移動させて位置を調整できるため、
外筒の全長を厳しく管理する必要がない。従って製作が
容易となる。
【0017】さらに本発明では、L字形のツバよりも外
筒をポンプ側に延長することを提案しており、このよう
にすることで、ポンプ部取付時のガスケットの脱落を防
止できる。
【0018】また本発明では、モータ固定子の外径寸法
・モータフレームの内径寸法・モータフレーム突起部の
外径寸法および外筒の内径寸法は厳しく管理する必要が
なく、極めて生産性が良い。
【0019】さらに本発明では、溶接工程の中途に別の
工程(例えばモータ固定子の圧入工程)が存在しないの
で、生産ラインの構成上極めて有利である。
【0020】また本発明では、円筒状のモータフレーム
や外筒等の部品(円筒なので、特に在庫スペースを消費
する)を、在庫する必要がない。つまり平板の状態で在
庫できるので、工場内の在庫スペースが削減できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係る全周流型のキャンドモー
タポンプに使用されるモータ固定子組立体を図1乃至図
5に示し、その製造方法について説明する。 図1(a)に示すように、モータフレーム用の板金製
平板Pにケーブル接続用の穴hを設ける。 図1(b)に示すように、上記平板Pを、単独で円筒
状に丸める。但し、巻き始めと巻き終わりは接合しない
で開放しておく。 図1(c)に示すように、上記の丸められた平板P
に、コイルのリード線と電源ケーブルとを接続するため
のケーブルハウジング20とステー43を溶接する。 図2(a)に示すようなモータ固定子13を用意し、
図2(b)に示すように、モータ固定子13の外周を上
記円筒状平板Pで囲み、平板Pの巻き始めと巻き終わり
を仮止め溶接し、モータフレーム外胴14を形成する。 図3(a)に示すように、モータフレーム外胴14の
開放端2ヶ所に側板15,16をはめ込む。 図3(b)に示すように、の仮止め溶接部と、の
側板取付部を本溶接する。 図4(a)に示すように、固定子内周部にキャン17
を挿入し、キャン17の両端を両側板15,16に溶接
する。 図4(a)及び図4(b)に示すように、あらかじめ
要部に穴の開いた外筒用平板Pをモータフレーム外胴1
4の外周(ステー43の外周)に巻き付けて、その巻き
始めと巻き終わりを溶接して外筒2を形成する。 図4(a)及び図4(b)に示すように、ケーブルハ
ウジング20と外筒2、および外筒2とステー43を溶
接する。次に、図5に示すように、外筒2の両端にL字
形のツバ46,46を溶接することによってモータ固定
子組立体1を完成する。
【0022】本実施例のモータ固定子組立体1による
と、モータフレーム外胴14の外周部にステー43から
なる突起物を設け、この突起物43を包囲するように板
金製の外筒2を巻き付けた後、この外筒2の巻き始め部
と巻き終わり部を接合している。したがって、モータフ
レーム14の端部を覆いかくすように外筒2を軸方向に
延長することができる。なお、符号40は環状空間であ
る。
【0023】また本実施例によると、電源接続用のケー
ブルハウジング20を前述の突起物の1つとして利用す
ることで、全体の突起の数を相対的に減らすことができ
る。さらに本実施例によると、ケーブルハウジング20
を半径方向に延設しても外筒2の取り付けが可能なた
め、リード線接続用の空間を十分に確保できる。従って
別体のターミナルボックスを設ける必要がない。
【0024】また本実施例によると、外筒2の巻き始め
部と巻き終わり部の間にケーブルハウジング20を位置
させることで、溶接部を減らすと共に、外筒2をモータ
フレーム外胴14に巻き付ける作業を容易に行うことが
できる。さらに本実施例によると、外筒2をモータフレ
ーム外胴14の周囲に巻き付け、各部を溶接した後に、
外筒端部に別部材からなるポンプ取付手段を構成するL
字型のツバ46を接合している。
【0025】この結果、他の溶接作業に伴って生じた歪
みが、上記ツバ46に影響することを回避できる。この
とき。L字形のツバ46を外筒2と重ね合わせて固定す
るように構成すると、重ね合わせの際にL字形のツバ4
6を軸方向に移動させて位置を調整できるため、外筒2
の全長を厳しく管理する必要がない。従って製作が容易
となる。
【0026】図6は、本発明に係るモータ固定子組立体
を用いた全周流型ポンプを示す断面図である。本実施例
に示すインライン形の全周流型ポンプは、図5に示すモ
ータ固定子組立体1と、このモータ固定子組立体1に支
持された回転子組立体6と、この回転子組立体6の主軸
7に固定された羽根車8,9と、モータ固定子組立体1
の両側に固定されたポンプ部から構成されている。ポン
プ部は外筒2の両端に設けられたL字形のツバ46,4
6にフランジ51,52によってそれぞれ接続された吸
込ケーシング3と、吐出ケーシング4とを含んでいる。
前記外筒2、吸込ケーシング3および吐出ケーシング4
はステンレススチール等からなる板金によって形成され
ている。
【0027】前記第1段目の羽根車8は戻り羽根10a
を有した第1内ケーシング10に収容され、第2段目羽
根車9は案内装置11aを有した第2内ケーシング11
に収容されている。また第1内ケーシング10と吸込ケ
ーシング3との間には弾性シール12が介装されてい
る。第1,第2内ケーシング10,11の内端にはライ
ナーリング45が設けられている。
【0028】また、回転子組立体6は主軸7に焼き嵌め
固定された回転子18と、主軸7を支承するスラスト荷
重側及び反スラスト荷重側の軸受装置とからなってい
る。
【0029】前述したように、前記外筒2には穴2aが
形成されており、この穴2aにケーブルハウジング20
が挿入され、外筒2とケーブルハウジング20とは密閉
溶接されている。またケーブルハウジング20の底部に
形成されたリード線通過用の穴20aにはケーブル53
を保持するためのケーブルコネクタ41が挿入され、更
にケーブルコネクタ41とケーブルハウジング20とは
溶接により固定されている。
【0030】次に反スラスト荷重側の軸受装置について
説明する。軸受ブラケット21には、ラジアル軸受22
と、固定側スラスト軸受23が設けられている。ラジア
ル軸受22の端面は、固定側スラスト摺動部材としての
機能も付与されている。ラジアル軸受22と固定側スラ
スト軸受23を挟んで両側には、回転側スラスト摺動部
材である回転側スラスト軸受24とスラストカラー25
が設けられている。回転側スラスト軸受24は、スラス
トディスク26に固定され、このスラストディスク26
は砂よけ27を介して主軸17の端部に設けられたネジ
およびナット28によって固定されている。
【0031】前記軸受ブラケット21はモータフレーム
側板16に設けられたインローに弾性材からなるOリン
グ29を介して挿入されている。また軸受ブラケット2
1は弾性材からなるガスケット30を介してモータフレ
ーム側板16に当接している。なお、図中31はラジア
ル軸受22と摺動部を形成するスリーブである。
【0032】次に、スラスト荷重側の軸受装置について
説明する。軸受ブラケット32には、ラジアル軸受33
が設けられている。図中34はラジアル軸受32と摺動
部を形成するスリーブであり、スリーブ34は座金35
に当接し、この座金35は羽根車9、スリーブ42及び
羽根車8を介して主軸7の端部に設けられたネジおよび
ナット36によって固定されている。軸受ブラケット3
2は、モータフレーム側板15に設けられたインローに
弾性材からなるOリング37を介して挿入されている。
そして、軸受ブラケット32はモータフレーム側板15
に当接している。
【0033】本実施例の全周流型ポンプにおいては、モ
ータ固定子組立体1の外筒2を軸方向に延長したため、
吸込ケーシング3及び吐出ケーシング4の軸方向の深さ
を浅くすることができ、プレス成形が容易になる。
【0034】図7は本発明に係るモータ固定子組立体を
用いた全周流型ポンプの他の実施例を示す断面図であ
る。本実施例においては、モータ固定子組立体1の外筒
2の一端は軸方向に延設されている。そして延設された
側の外筒2の端部より内側にL字形のツバ46が溶接に
よって接合されている。そして、この延設された部分に
よって、ポンプ部の取付時のガスケット60の脱落を防
止できる。また、外筒2の他方には、外筒2の内方に延
びる取付部材54が溶接によって固定されている。そし
て、取付部材54に吐出カバー59が溶接によって固定
されている。即ち、取付部材54及び吐出カバー59は
吐出ケーシングの機能を果たしている。その他の構成は
図6に示す実施例と同様である。
【0035】図8は本発明に係るモータ固定子組立体を
用いた全周流型ポンプのさらに他の実施例を示す断面図
である。本実施例においては、モータ固定子組立体1の
外筒2の一端にはパッキン76を保持したL字形部材7
7が溶接によって固定されている。また、側板16には
複数のステー78が固定されており、このステー78に
ボルト80によって吐出カバー81を固定している。即
ち、L字形部材77及び吐出カバー81は吐出ケーシン
グの機能を果たしている。その他の構成は図6に示す実
施例と同様である。
【0036】図9は本発明のモータ固定子組立体を用い
た全周流型ポンプの別の実施例を示す断面図である。本
実施例に係る全周流型ポンプは、両吸込形ポンプであ
る。図9において、図5の構成要素と同一の作用および
機能を有する構成要素は同一符号を付して説明する。
【0037】図9に示される全周流型両吸込ポンプは、
中央にモータ固定子組立体1を備えており、このモータ
固定子組立体1に支持された回転子組立体6の主軸7の
両軸端に、軸方向外方に開口した吸込部を有する羽根車
8A,9A;8B,9Bがそれぞれ固定されている。モ
ータフレーム外胴14にはケーブルハウジング20が固
定されている。そして、外筒2に固定されたL字形のツ
バ46,46の両端にはカバー63,63がフランジ5
1及び52によって一体に固定されている。外筒2は両
端近傍に吸込窓2b,2cを具備し、これら吸込窓2
b,2cは吸込カバー64によって接続されている。吸
込カバー64の中央部には、ポンプ吸込口64aが形成
されるとともに吸込フランジ71が固定されている。
【0038】外筒2の内部には仕切板65,65が固定
されている。仕切板65,65は略円筒容器状をなし、
開口部65a,65aにシール部材75,75が固定さ
れ、底部65b,65bに吸込開口65c,65cが形
成されている。また、仕切板65,65の内側には、そ
れぞれ第1内ケーシング10A,10B及び第2内ケー
シング11A,11Bが設置されている。さらに外筒2
の中央部には、吐出口2dが形成されるとともに吐出ノ
ズル68が接続されている。なお吐出ノズル68には吐
出フランジ69が一体に固定されている。その他の構成
は図6に示す実施例と同様である。
【0039】本実施例の全周流型両吸込ポンプにおいて
は、モータ固定子組立体1の外筒2を軸方向に延長した
ため、この延長部に吸込窓2b,2cを設けることがで
き、極めて好適な構造になる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、モ
ータフレームの外周部に突起物を設け、該突起物を包囲
するように板金製の外筒を巻き付けた後、該外筒の巻き
始め部と巻き終わり部を直接又は別部材を介して接合し
ている。
【0041】従って、モータフレームの端部を覆いかく
すように、外筒を軸方向に延長することができる。この
結果、多様なポンプ型式に対応可能で生産性の良好なモ
ータ固定子組立体とすることができ、インライン型の全
周流型ポンプにおいては、ポンプ吸込ケーシングおよび
ポンプ吐出ケーシングを浅くてプレス成形等の容易な形
状にすることができる。また、両吸込型ポンプにおいて
は、外筒を軸方向に延長してそこに吸込窓を設けること
で極めて好適な構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモータ固定子組立体の製造方法を
説明する説明図である。
【図2】本発明に係るモータ固定子組立体の製造方法を
説明する説明図である。
【図3】本発明に係るモータ固定子組立体の製造方法を
説明する説明図である。
【図4】本発明に係るモータ固定子組立体の製造方法を
説明する説明図である。
【図5】本発明に係るモータ固定子組立体の製造方法を
説明する説明図である。
【図6】図5に示すモータ固定子組立体を用いた全周流
型型インラインポンプの一実施例を示す断面図である。
【図7】図5に示すモータ固定子組立体を用いた全周流
型型インラインポンプの他の実施例を示す断面図であ
る。
【図8】図5に示すモータ固定子組立体を用いた全周流
型型インラインポンプの更に他の実施例を示す断面図で
ある。
【図9】図5に示すモータ固定子組立体を用いた全周流
型型両吸込ポンプの一実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 モータ固定子組立体 2 外筒 3 吸込ケーシング 4 吐出ケーシング 6 回転子組立体 7 主軸 8,9 羽根車 10,11 内ケーシング 13 固定子 14 モータフレーム外胴 15,16 モータフレーム側板 17 キャン 18 回転子 20 ケーブルハウジング 21,32 軸受ブラケット 22,33 ラジアル軸受 23 固定側スラスト軸受 24 回転側スラスト軸受 43 ステー 46 L字形のツバ 64 吸込カバー 65 仕切板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊勢本 耕司 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株式会社 荏原総合研究所内 (72)発明者 上井 圭太 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株式会社 荏原総合研究所内 (56)参考文献 特開 平6−50283(JP,A) 特開 平5−316696(JP,A) 実開 昭62−111757(JP,U) 特公 昭53−45481(JP,B1) 実公 昭35−26676(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/20 H02K 5/128 H02K 7/14 H02K 15/14

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ固定子の外周に嵌着するモータフ
    レームと該モータフレームの外周にポンプ取扱液を導く
    環状空間を形成する外筒を備えたモータ固定子組立体に
    おいて、モータフレームの外周部に突起物を設け、該突
    起物を包囲するように板金製の外筒を巻き付けた後、該
    外筒の巻き始め部と巻き終わり部を直接又は別部材を介
    して接合することを特徴とするモータ固定子組立体。
  2. 【請求項2】 前記突起物の少なくとも1つは、電源接
    続用のケーブルハウジングであることを特徴とする請求
    項1記載のモータ固定子組立体。
  3. 【請求項3】 前記外筒をモータフレームの周囲に巻き
    付けた後、前記外筒の軸方向端部にポンプ部取付けのた
    めの取付手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2
    記載のモータ固定子組立体。
  4. 【請求項4】 前記モータフレームの外周に設けられた
    前記突起物に対応するように前記外筒に穴を設け、該穴
    部を溶接することによって前記外筒と前記モータフレー
    ムを接合することを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    か1項に記載のモータ固定子組立体。
  5. 【請求項5】 前記外筒の巻き始め部と巻き終わり部の
    間に電源接続用のケーブルハウジングを位置させること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のモ
    ータ固定子組立体。
  6. 【請求項6】 モータ固定子の外周に嵌着するモータフ
    レームと該モータフレームの外周にポンプ取扱液を導く
    環状空間を形成する外筒を備えたモータ固定子組立体の
    製造方法において、モータ固定子の外周に板金製のモー
    タフレームを巻き付ける段階と、該モータフレームの開
    放端に側板を接合する段階と、前記モータフレームの外
    周に突起物を接合する段階と、該突起物を包囲するよう
    に板金製の外筒を巻き付ける段階と、該外筒の巻き始め
    部と巻き終わり部を直接又は別部材を介して接合しかつ
    外筒と上記モータフレーム外周部の突起物を接合する
    段階を備えたことを特徴とするモータ固定子組立体の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    モータ固定子組立体と、主軸にモータ回転子と羽根車と
    を配置した回転子組立体と、前記羽根車を収容するとと
    もに前記外筒に接続されたポンプケーシングとを備えた
    ことを特徴とする全周流型ポンプ。
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