JP3258131B2 - 静電容量型圧力センサ - Google Patents

静電容量型圧力センサ

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JP3258131B2
JP3258131B2 JP11936793A JP11936793A JP3258131B2 JP 3258131 B2 JP3258131 B2 JP 3258131B2 JP 11936793 A JP11936793 A JP 11936793A JP 11936793 A JP11936793 A JP 11936793A JP 3258131 B2 JP3258131 B2 JP 3258131B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の圧力変化の
検出に用いる静電容量型圧力センサに関する
【0002】
【従来の技術】従来技術における静電容量型圧力センサ
の構成を、図4の断面図を用いて説明する。
【0003】口金21を固着したベース20の上面に
は、ダイヤフラム22をハンダ付けによって固着してい
る。口金21は、ハンダ付け面積の確保と、ベース20
に対するハンダ付け位置を決めのため、フランジ部21
aと、流体の流入流出口である中心穴21bとを設けて
あり、丸棒材料から旋盤で切削加工して作られている。
【0004】またダイヤフラム22には、可動電極板2
4を固定電極板25に対して平行でなおかつ一定間隔を
設けるように、ハンダ23によって固着して、ダイヤフ
ラム22と可動電極板24とを一体化している。
【0005】ベース20には、固定電極板25を、絶縁
材料、たとえばプラスティック材料からなるスペーサ2
6と、このスペーサ26を貫通する固定ピン27と、固
定ピン27の先端部に挿入する固定リング28とを用い
て固定している。さらにこの固定電極板25には、ハン
ダ付けにより固定電極端子29を接続している。
【0006】これに対して可動電極端子30は、ベース
20に止めねじを用いて固定している。したがって、可
動電極端子30は、ベース20とダイヤフラム22とハ
ンダ23とを介して、可動電極板24と電気的接続を保
っている。
【0007】この圧力センサは、ベース20に固着した
口金21から導入された流体圧力によって生ずる、固定
電極板25と可動電極板24との間隔の寸法変化を、電
極間の容量の変化として捉えている。そしてこの容量変
化を固定電極端子29および可動電極端子30により測
定回路に導いている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述した通り、口金2
1は、圧力センサに、測定するべき圧力を持った流体を
送り込むためのゴムパイプの挿入箇所となるが、旋盤で
切削して作られているため、多くの製作時間を必要とす
る。またさらに、その製作に当たっては、前述したよう
に丸棒材料から削り出すため、そのほとんどの材料を切
り粉として浪費するという課題を有する。
【0009】本発明の目的は、上記課題を解決するため
に、口金の製作時間を短縮し、なおかつ材料の無駄を排
除することが可能な静電容量型圧力センサを提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の静電容量型圧力センサは、下記記載の構成を
採用する。
【0011】本発明の静電容量型圧力センサは、ベース
と、前記ベースに固着する口金と、前記ベースに固着す
るダイヤフラムと、固定電極板とほぼ平行に配置して
ダイヤフラムに固着する可動電極板と、前記可動電極
板と一定間隔を保持して前記ベースに固定する固定電極
板とを備える静電容量型圧力センサであって、前記口金
は、パイプ材からなると共に、一端にフランジ部を、他
端に先細のテーパ部をそれぞれ設け前記ダイヤフラム
を設けた側の前記ベースに前記口金の前記フランジ部を
ハンダ付けすることを特徴とする。
【0012】[作用] 旋盤で切削加工している従来の口金を、本発明ではパイ
プ材を切断し、塑性成形加工によって製造する。これに
より、口金の加工時間を短縮し、材料の無駄を排除する
ことが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の一実
施例を説明する。図1は本発明の静電容量型圧力センサ
の断面図を示し、図2はその平面図を示す。さらに図3
は本発明の口金の製造方法を工程順に示す断面図であ
る。以下図1と図2と図3とを交互に用いて説明する。
【0014】図1に示すように、ベース10に設ける中
心穴には、パイプ材より製作した口金11を、ハンダ付
け法で取り付けている。この口金11の製造方法は、は
じめに図3(a)に示すように、パイプ材を切断する。
その後図3(b)に示すように、ベース10とハンダ付
けする箇所には、ハンダ付けの面積確保と位置決めのた
めにフランジ部11aを、また先端部は接続パイプを挿
入し易くするためのテーパ部11bを成形している。こ
のフランジ部11aとテーパ部11bとの成形は、金型
を使用し圧力を加える塑性加工により行う。その後は前
述のように、口金のフランジ部11aをベース10にハ
ンダ付けによって、固着する。
【0015】さらにベース10の上面には、ダイヤフラ
ム12を、そのダイヤフラム周辺部12aでハンダ付け
してベース10に固着している。
【0016】また可動電極板14は、ダイヤフラム12
とそれぞれの中心位置においてハンダ13によって固着
している。
【0017】この可動電極板14は、絶縁材料、たとえ
ばプラスティック材料からなるスペーサ16によって、
所定位置に位置決め固定する固定電極板15に対してほ
ぼ平行で、なおかつ可動電極板14と固定電極板15と
は一定間隔を保っている。
【0018】この位置関係に重ね合わせた固定電極板1
5、スペーサ16およびベース10は、その各々にあけ
られた穴を貫通する固定ピン17と、その固定ピン17
の先端部に圧入した固定リング17aとを用いて固定す
る。固定ピン17および固定リング17aは、スペーサ
16と同様に絶縁材料、たとえばプラスティック材料に
より作られている。この固定電極板15と固定ピン17
との平面位置は、図2の平面図に示す。
【0019】さらに固定電極板15には、ハンダ付けあ
るいは熔接の手段により、固定電極端子19を固着して
いる。
【0020】可動電極端子18は、ベース10に固着し
たダイヤフラム12の外周部に隣接する位置に設けた穴
を貫通し、ダイヤフラム周辺部12aの上面に可動電極
端子18の鉤型部分18aを熔接して、固着している。
【0021】この圧力センサは、検出すべき流体圧力に
対応して変位するダイヤフラム12に、ハンダ13を介
して固着した可動電極板14と、固定電極板15との間
隔変化を、可動電極板14と固定電極板15との電極間
の容量の変化として捉える。
【0022】このため固定電極板15は、その固定電極
板15と電気的に接続する固定電極端子19を介して、
測定回路に接続する。これに対して可動電極板14は、
この可動電極板14に固着接続するハンダ13と、ダイ
ヤフラム12と、そして可動電極端子18とを介して測
定回路に接続している。
【0023】上記のように本発明は、口金の製作の上
で、従来のものに比較して製作時間の短縮と、材料の浪
費を抑えることとを達成することができる。
【0024】さらにそのうえ、従来、旋盤で切削加工し
た口金より、肉薄な口金の製作が可能のことから熱容量
を小さくでき、ハンダ付け作業において有利となる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
静電容量型圧力センサによれば、その製造において、
金の製作を、パイプ材を切断して、塑性加工することに
より、その製作時間を短縮することが可能となる。さら
にそのうえ口金をパイプ材から製作することで、材料の
無駄を排除でき、その結果として低コストの静電容量型
圧力センサを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における静電容量型圧力センサ
示す断面図である。
【図2】本発明の実施例における静電容量型圧力センサ
示す平面図である。
【図3】本発明の実施例における静電容量型圧力センサ
を構成する口金の製造方法の工程順を示す断面図であ
る。
【図4】従来の静電容量型圧力センサを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ベース 11 口金 12 ダイヤフラム 14 可動電極板 15 固定電極板 16 スペーサ 17 固定ピン 17a 固定リング 18 可動電極端子 19 固定電極端子
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01L 9/12 G01L 19/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、前記ベースに固着する口金
    と、前記ベースに固着するダイヤフラムと、固定電極板
    とほぼ平行に配置して前記ダイヤフラムに固着する可動
    電極板と、前記可動電極板と一定間隔を保持して前記
    ースに固定する固定電極板とを備える静電容量型圧力セ
    ンサであって、 前記 口金は、パイプ材からなると共に、一端にフランジ
    を、他端に先細のテーパ部をそれぞれ設け前記ダイヤフラムを設けた側の前記ベースに前記口金の
    前記フランジ部をハンダ付けする ことを特徴とする静電
    容量型圧力センサ
JP11936793A 1993-04-23 1993-04-23 静電容量型圧力センサ Expired - Fee Related JP3258131B2 (ja)

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