JP3256213B1 - 長期輸送時における軽金属製リムを持つ車両ホイール用カバー - Google Patents

長期輸送時における軽金属製リムを持つ車両ホイール用カバー

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JP3256213B1 JP2000553293A JP2000553293A JP3256213B1 JP 3256213 B1 JP3256213 B1 JP 3256213B1 JP 2000553293 A JP2000553293 A JP 2000553293A JP 2000553293 A JP2000553293 A JP 2000553293A JP 3256213 B1 JP3256213 B1 JP 3256213B1
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Abstract

【要約】 本発明は、長期輸送時における軽金属製リムを持つ車両
ホイール用カバーに関し、表面を覆うようにしてリムフ
ランジを越えて軽金属製のリムの外表面と係合する、丸
く閉じた本質的に硬いフィルム成形物を用いる。カバー
は、フィルム成形物に一体に形成された隆起によって、
車両ホイールの凹部において中心的に係合固定される。
本発明によれば、既知のセンター穴を、フィルム成形物
を車両ホイールによりしっかりと中央に固定するために
用いる。フィルム成形物は、その中心に、車両ホイール
のセンター穴の中へ圧入される円筒形の延長部を有す
る。センター穴の内面は、好ましくは台形断面の円周溝
を有していると良い。フィルム成形物の円筒形延長部
は、円周上に複数の係止突起を有しており、この係止突
起は、ホイール側面に形成された円周溝と軸線上の位置
および断面形状が一致しており、円周溝に確実に係合す
る。挿入を容易にするために、円筒形延長部の周面に、
複数の軸方向に走る溝が形成されている。フィルム成形
物は、リム外側面を覆う部分が、波形断面に設計されて
おり、波形の中央線は、それ自体が軸方向外側に向かっ
てアーチ状に曲線を描いている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、請求項1の前提部分の記載にも
とづく、長期輸送時における軽金属製リムを持つ車両ホ
イール用カバーに関する。このようなカバーは、例えば
DE29710223U1により知られている。
【0002】軽金属製リムは、ハブキャップによって覆
われたスチールリムと比較して、強い透水性を持つため
に、長期間の輸送中において、外面が錆びることからブ
レーキディスクを守るために、個別の輸送用カバーを必
要とする。軽金属製リムは、さらに、センター穴を通常
具備しており、このセンター穴は、少なくとも、初期の
装置に備えられた車両製造者のすべてのリムのタイプの
場合、同一に設計されている。このセンター穴の外側の
開口は、車両が顧客に所有されると、自動車製造会社の
ロゴを含むスナップ留めの蓋により閉じられる。輸送中
は、それらのスナップ留めの蓋は取り外されており、車
両内にアクセサリーとしておかれている。
【0003】DE19634508 C1から知られて
いるように、これによって参照されるタイプのホイール
カバーにおいては、車両のホイールが、密閉フィルムの
成形物で覆われ、この成形物はホイールのスクリュー/
ナットあるいは相当するざぐり穴に非強制的に係合する
締結ボスによって、車両ホイールの中央に固定される。
そのようにして、手作業によりカバーの脱着を簡単で早
く行うことが可能であるけれども、幾千も発生するケー
スすべてに、車両ホイールの安全な保持は得られない。
そのため、個々のケースにおいては、カバーが輸送の間
及び/または強い横風によって、ホイールから緩んでし
まうこともある。この点については、個々のケースにお
いては、ホイールカバーをタイヤの空気圧のチェック及
び/または補充のために外さなくてはならないことがあ
ることも忘れてはならない。従来技術におけるカバー
は、それ故、カバーが一度外れるか故意に動かされる
と、車両ホイールに対して確実に固定されることは容易
にはできなくなってしまう。なぜなら、フィルム成形物
が最初に取付けられた時、成形物のボスはほとんど永久
変形をしてしまうため、その後、カバーが車両ホイール
に二度目に取付けられる時には、もはや本質的に必要と
されるネジ頭とざぐり穴の確実で非強制的な結合を図る
ことはできない。従来技術によるフィルム成形物の二度
目の取付けをする時の安全な固定には、例えば、粘着性
を持つストリップやそれに類する物のような、付加的な
補助を必要とするが、それは、面倒であり、時間の浪費
ともなる。序文で挙げたDE29710223U1によ
るホイールカバーにおいては、フィルム成形物が、その
中心部において、円筒形の保持連結部を有しており、こ
の保持連結部は、センター穴の直径に対応しており、セ
ンター穴に予め応力が加えられた状態で挿入されてい
る。保持連結部の円周上にあって円周方向に伸びる係止
突起列が、リブハブとの間で確実な強制的な連結をなし
ている。この公知のホイールカバーのシールド部分が、
ホイールネジリングとリムフランジとの間で径方向に横
臥されており、このシールド部分は、径方向に走る複数
の補強ウエルトによって、補強されている。車両ホイー
ルに固定されるこのホイールカバーは、再度、必要によ
って、ホイールから解放することができるようにするた
めに、フィルム成形物の1つの補強ウエルトの両側部の
各々に、把持低下部が一体的に形成されている。従っ
て、この公知のホイールカバーは、偏心位置にある点
を、シールド部分から保持連結部へと移行する領域のか
なりの変形を伴うように、引くことによって、ホイール
から取り外すことができる。この場合、フィルム成形物
の裂傷及び永久歪みの危険性はかなり大きく、よって、
再利用不能となることがある。例えば、タイヤの空気圧
不足により、輸送中に、この公知のホイールカバーを一
時的に取り外す必要が出て、このホイールカバーがこの
ときに破損したとしたら、このホイールのブレーキディ
スクは、残りの輸送中、保護されないことになる。従っ
て、このホイールカバーの信頼性のある再利用性は、機
能点から、必要である。US5039172Aには、同
様に、車両の軽金属製リムのための保護輸送カバーが示
されており、このカバーは、プラスチックフィルムで形
成される。ホイールカバーの中心近傍領域及び外方端に
おいて、このフィルムは、すべての場合に、平坦形状で
伸びており、そこに、ホイールに対向する側には、環状
に伸びる圧力感応粘着性ストリップが設けられており、
このストリップは、両面に粘着性をもっている。中心部
と外方端との間で径方向に位置づけられるカバー部分に
おいて、ホイールカバーは、環状の複数のウエルトが同
心的に互いに横臥することによって、高い波形断面を有
しており、ホイールカバーが緩んだ状態にあるときは、
波形輪郭が、中心部と端部との均一な平面の近傍側及び
遠方側で対称的に伸びる。このホイールカバーの波形形
状の目的は、多大な労力をすること無く、ホイールカバ
ーの端部の平面に対してホイールカバーの中心部の同様
の平面を軸方向に弾性的に変位させることを可能とし、
リムの中心部に適合可能とするためのものである。ここ
で扱うホイールカバーを使用するために予め決められた
条件は、センター穴が平面端部を有していることだけで
はなく、リムフランジが、環状に伸びる同様の平面を、
各ケースにおいて特定の最低限の幅を持って、有してい
ることである。しかしながら、特定の最低限の幅を持っ
たこのタイプの平面は、形状の点で醜く、よって、消費
者に受け入れられない。従って、規定通りに、多かれ少
なかれカーブを描いた面のみがリムに存在し、この曲面
のために、フィルム成形物のための粘着表面はかなり狭
い部分しか与えられず、本質的には、粘着領域が堅く、
よって、ホイールカバーを保持する力は低いものとな
る。これ以外に、圧力感応性粘着は、本ケースのよう
に、初期の本質的に平面のホイールカバーの軸方向の弾
性変形のために、長期間継続した力の作用を受けると、
クリープを起こす傾向がある。従って、時間の経過と共
に、中央領域のホイールカバーの粘着点がリムから緩
む。圧力感応性粘着の別の欠点は、一般的に、日光の作
用下で、反応し、その粘着力を失うということである。
圧力感応性粘着に脆化中和の為の柔軟剤が加えられてい
る場合、ホイールカバーの取り外しの後、粘着剤の残余
がホイールリムの裏側に残ってしまうという危険があ
る。これらは溶剤を使って面倒な手作業で取り除かなけ
ればならない。DE 19634508 C1は上記の
ことを評価して、自己粘着性フィルムを用いたリムカバ
ーに関連するこの問題について、言及している。圧力感
応性粘着ストリップとそのアタッチメントのコスト上の
欠点は別にして、リムに接着させる既知の輸送用保護カ
バーは、それゆえ、使用において多くの欠点を持ってい
る。これにより、この分野の当業者にとって、有効なも
のであるとは、考えられていない。EP 310777
A1にみられる軽金属製リムのためのキャップは、ホ
イールカバーとしても設計されているが、本発明の意図
する輸送用カバーの構成ではない。これに反してこの公
知のキャップは車両を普通に使う場合に車両ホイールに
取付けられる装飾キャップであり、なめらかな表面と美
観を良好にする方法として、ホイール固定ネジの領域に
おいて、軽金属製リムの領域の中央付近をカバーしよう
とするものである。この公知の装飾キャップは、ホイー
ル固定ネジの所までのみ径方向に伸びているので、いず
れにしても、ここで問題とする輸送中の保護の機能を期
待することはできない。さらに、この公知の装飾キャッ
プは、インジェクション成形として形成しており、熱深
絞り法によってコスト的に有利に製造できるフィルム成
形として、形成するものではない。装飾キャップを軽金
属製リムに固定するために、装飾キャップは、ホイール
に面する側に、複数の軸方向に突出し、径方向に弾性を
持つ舌部を有しており、これらは、リムのセンター穴の
中への軸方向に伸び、穴の内面に予め応力が付加された
状態で支持される。弾性舌部の自由端の外側には、三角
形の断面をしたビードが一体的に形成されており、これ
らのビードは、センター穴の内面の台形断面の円周溝の
中に係合され、従って、装飾キャップを軽金属製リムに
軸方向に確実に固定する。装飾キャップの取り外しを簡
単にするために、互いに対応する偏向したボスが、一方
の装飾キャップの外端部に一体的に形成されており、他
方の、装飾キャップを受け軽金属製リム内に位置づけら
れるさら穴の端部に一体的に形成されている。装飾キャ
ップをねじることによって、偏向するボスが互いに係合
し、従って、ホイールから離れた方向へ向かう軸方向の
力が強められ、これにより、装飾キャップを係合関係に
ある状態から軸方向に解放することができる。GB22
91017Aは、同様に、装飾キャップを示しており、
しかしながら、この装飾キャップは、特定の条件のため
にスチール製リムの場合にのみ好適には、使用すること
ができない。故に、このスチール製リムの装飾ホイール
キャップは、リムフランジの領域で、スチール製リムを
覆い、リムによって外側の円周に弾性的に締付けられ
る。しかしながら、ここで扱うこの公報に示された装飾
ホイールキャップは、形状上の理由によって外側領域に
おいて、非円形のデザインであり、リムフランジの領域
にまで径方向すべてに亘って伸びてもいない。この装飾
キャップの外側の締め付けは、結果として禁止されてい
るので、ここで扱う公報は、装飾ホイールキャップの中
心付近の固定の特別な手段を示していることになる。特
に、4つスチール製の舌部が、スチールリムのセンター
穴の端部からホイールの外側に向かって軸方向に突出し
ており、このスチール製舌部は、共に4倍の軸方向に穴
のあいたシリンダーを形成し、すべての場合において、
それらの自由端で内径方向及び外径方向の両方に壁厚が
補強されており、従って、保持延長部を有している。イ
ンジェクション成形のように製造されるこのプラスチッ
ク装飾ホイールキャップの中心部には、本質的に円筒形
の開口が一体的に形成されており、その内周面には、4
つの浅い円周状の凹部を具備しており、これらの凹部
は、ホイール側面に形成された舌部の形状に対応して、
これらの舌部のネガ形状をしている。従って、この公知
の装飾ホイールキャップは、ホイールの側面のスチール
製舌部上に軸方向に滑動することができる。従って、こ
れは、車両ホイール上でセンタリングされ、回転に対し
て確実に固定される。スチール製舌部の端部にある径方
向外側の保持延長部は、部分的にキャップ側面の開口の
端部の後側に係合されるけれども、それらは、走行中に
生じる振動によって軸方向に滑り落ちることに対して安
全に且つ十分なものとはなっていない。この公知の装飾
ホイールキャップの軸方向の固定を向上させるために、
そして、残りの開口を覆うための、装飾リッドが用意さ
れており、このリッドは、燃料タンクのフィラーネック
に差込ピンを固定するのと同様の方法で、4つのスチー
ル製の舌部とそれらの保持延長部に作用する軸方向の挿
入モーメントと、それに引き続く回転モーメントによっ
て、固定されうる。この装飾リッドを取り扱うために、
タンクのフィラーキャップと同じ方法で、同様に、正反
対に伸びるビードによって分離される2つの把持低下部
を、その装飾リッドの自由外面に備えている。GB22
29975Aは、人形の乳母車、ショッピングワゴン、
オフィスチェアのようなものに使用する単一タイプのホ
イールを示す。このホイールは、ホイールタイヤを含
み、互いに軸方向に嵌め込むことができ、同時に弾性保
持突起及び止め凹部によって互いに永久的に嵌め込まれ
る、多数の丸いプラスチック部分からなる。この単一ホ
イールの閉鎖ディスクは、ホイールの外側に位置づけら
れ、ホイールの一体の支持部品となっている。単一ホイ
ールの廉価なデザインのために、ホイールの個別部品の
取り外しはできないようになっている。
【0004】本発明の目的は、前提部分の記載にもとづ
きリムカバーを改良することである。即ち、リムカバー
はより大きなフェイルセーフ度をもって車両ホイールに
付着し、一時的に取り外した後でさえ、もう一度、最初
と同じように確実にホイールに取付けられそこに確実に
付着するという趣旨である。つまり、ホイールカバーが
サービスに使用された後も容易に再使用できるという趣
旨である。
【0005】前提部分の記載にもとづくホイールカバー
から前進させて、上記目的は、本発明によれば、クレー
ム1の特徴部分に記載した特徴要件によって達成され
る。即ち、ホイール側面のセンター穴の内表面に存在す
る円周溝が、フィルム成形物を中心に固定するために利
用される。保持連結部の円周上に一体に形成された軸方
向に伸びる溝によって、保持連結部は、センター穴に挿
入されるときまたは引き出されるときに、径方向に弾性
的に曲がることができ、結果として、ホイールカバーの
装着、あるいは取り外しを、かなり簡単にし、および、
係止突起あるいは保持連結部に僅かな損傷を与えること
さえも避けるようにしている。また、かなり小さな寸法
の端面のレインフォースフランジが、保持連結部の径方
向の弾性を向上させるのに貢献するが、同時に、保持連
結部の基部に向かって軸方向に位置付けられる部分より
も端面においてより高い径方向の剛性を達成することが
できる。ホイールカバーのシールド部分において高い弾
性を持つことは、簡単な脱着性の理由によって及び異な
ったリムデザインに適合可能とするためには、望まれる
ものであるが、この高い弾性は、リムに確実に保持する
ことを保障する弾性プレストレスと組み合わされる。こ
れは、シールド部分の断面形状によって達成することが
でき、この断面形状は、一方で、本質的に波形で、他方
で全体としてカーブしており、円錐形移行部と共に保持
連結部へとつながる。
【0006】本発明の適宜の改善はサブクレームから得
られる。本発明を実施形態に基づいて図面に概略示し、
以下に図面を参照して詳細に説明する。
【0007】図1にその断面図を部分的に図示された車
両ホイール1は、リムフランジ8の上に部分的に図示し
たタイヤのビードが当接し、該タイヤの外側に装備され
た軽金属製リム2を持つ。リムの円周上の点には充填バ
ルブ12が装着され、該充填バルブ12はホイールの外
表面3を越えて僅かに突出している。リム2はホイール
ネジ15により、ハブ16に回転可能に取り付けられた
フランジ(ここでは見ることのできない)に螺結されて
いる。ホイールネジ15の頭はホイール本体の円筒形の
ざぐり穴10の中に沈んでいる。ホイール1と共に回転
するキャップ形状のブレーキディスク4も他のネジによ
り、当該ホイールハブフランジに固締されている。従っ
てホイールハブフランジはブレーキディスク4のキャッ
プ形状のハブ領域内にあり、ブレーキディスク4によっ
て覆われている。ブレーキディスク4の円周上の点にお
いて、通常は上側の点において、ブレーキキャリパー5
は固定されている。該ブレーキキャリパー5は、ブレー
キパッドと圧縮ピストンと共に、サスペンションの動き
によるホイールの動きに追従するように配置されると共
に、ホイールに対して一定の位置を保つように配置され
る。ブレーキディスク4上のホイールの反対側に面する
内面側、言いかえれば、車両の中心に向かう側に、泥は
ねよけディスク6が、同じようにブレーキディスク4に
対して一定の位置を保つように保持される。該泥なねよ
けディスク6は、ブレーキキャリパー5の外側に僅かな
隙間を持ってブレーキディスク4に係合されており、対
向する車両ホイールに対する水しぶきおよび土や泥のは
ねからブレーキディスク4を保護している。この泥はね
よけディスク6は、勿論、海外向けの輸送時に浸入の妨
げられない塩分を含んだ空気に対しても保護しており、
それ故、内側の侵食に対しても保護している。
【0008】長期間の輸送の間、ブレーキディスク4の
外側に向かう面も、塩分を含んだ空気の攻撃から効果的
に保護するために、車両ホイール1の外表面3側が、輸
送の間、ホイールに固定された閉塞形の体質的に固いフ
ィルム成形物7によって覆われている。このカバーは、
異なったリムのデザインに対しても同一に作られてお
り、簡単に装着することができ、また改めて装着するこ
ともでき、もう一度外せるようにすることもできる。し
かし、それにもかかわらず、すべての場合において車両
ホイールの安全な保持を提供するものである。
【0009】本発明によると、車両ホイール1の中央に
設けられたセンター穴17は、上記の目的のために用い
られ、ホイールの外表面3まで延長されたセンター穴で
あり、その内表面には円周溝14が設けられている。フ
ィルム成形物7は、その中心が一致するように円筒形の
保持連結部9を持ち、該保持連結部9は車両ホイール軸
方向に伸びている。該保持連結部9はセンター穴17の
直径に一致し、センター穴17の中にプレストレスが加
えられた状態で突出している。実施形態に例として示さ
れている保持連結部9は、その周囲に係止突起11の円
周上にのびる列を持ち、ホイール側面に形成された円周
溝14の軸線上の位置および断面の形が一致している
か、少なくとも円周溝14の輪郭のクリアランス内に保
持される。このような係止突起11によって、保持連結
部9と該保持連結部を持つフィルム成形物7全体は、セ
ンター穴17の円周溝14に強制的に確実に固定され
る。係止突起11の半径方向の高さはフィルムの壁厚に
対して約8乃至12倍であり、これは、フィルム厚さを
誇張して描いているため、正しい尺度では図示していな
い。
【0010】保持連結部をセンター穴へ案内するため
に、該保持連結部は係止突起の半径方向の寸法の大きさ
に応じて、半径方向内側に変形しなければならない。し
かしながら、挿入された状態においては、センター穴1
7の内表面において僅かな圧縮応力を加えられて担持さ
れるので、フィルム成形物7を、遊びがなくリム上でセ
ンタリングさせることができる。保持連結部9が、制御
できない方法で内側に膨らむことがなくセンター穴17
に軸方向に案内されるようにするため、複数の一様に分
布された軸方向に走る溝20が保持連結部9の周囲に一
体に形成される。この溝20の効果により、保持連結部
9は、センター穴17に軸方向に挿入される時あるいは
引き出される時、半径方向に弾性的に曲がることが出来
る。そのようにして大幅に、ホイールカバーを装着、あ
るいは取り外しやすくし、および、係止突起11あるい
は保持連結部9に僅かな損傷を与えることさえも避ける
ようにしている。半径方向外側あるいは半径方向外側に
曲げられてもよく、係止突起11の2倍多く設けられた
溝20により、保持連結部9は係止突起11の夫々の領
域において、局所的に内側に、少なくともレインフォー
スフランジ21から軸方向に離れて向き合う側に曲がる
ことができる。こうして、係止突起11は簡単にセンタ
ー穴17に押し込まれる。
【0011】保持連結部9の半径方向の弾力を促進する
ために、その自由端面は閉じた底部とはなっていない。
そのような底部は障害の原因となる。なぜなら、センタ
ー穴17にはホイールハブの軸受けが突出しているから
である。そのかわり、単に、幅が狭く、半径方向の内側
に突出しているレインフォースフランジ21が円筒形の
保持連結部9の自由端面に設けられている。該レインフ
ォースフランジ21は半径方向にある程度の耐性と補強
する効果を与えている。その半径方向の幅bはフィルム
成形物7の壁の厚さsのおよそ8乃至12倍であり、こ
れは、フィルム厚さを誇張して描いているため、正しい
尺度では図示していない。実のところ、レインフォース
フランジは、その軸方向の位置が、係止突起11の内側
端部の軸方向の位置とおよそ一致しており、簡単に目測
されるように、保持連結部9をその軸方向の位置で半径
方向に補強している。しかし、保持連結部9は、軸方向
にホイールの外側へと軸方向に離れる位置では半径方向
に柔らかくなる。保持連結部9の半径方向に比較的安定
した端部領域から、軸方向に基部へと向かった位置にあ
る領域までの変化を、徐々に移行させるために、軸方向
に走る溝20は、係止突起11と保持連結部9の基部の
間に軸方向に横臥する保持連結部9の軸方向の領域に限
定される。保持ほぞのこのような異なった半径方向の強
度のために、保持ほぞが夫々挿入あるいは引き出された
時、係止突起11は半径方向内側あるいはセンター穴1
7の外側へ揺動することができ、明らかに揺動中心はレ
インフォースフランジ21の付近に位置付けられる。こ
の係止突起11の揺動位置は図5に破線で示してある。
【0012】保持連結部9をセンター穴17に対して軸
方向に簡単に案内するため、係止突起11は、少なくと
も挿入方向へ導く側面にスロープ22を備えている。保
持連結部9がセンター穴17に挿入される時、軸方向の
圧縮力は、センター穴17の端部によって、スロープ2
2を介して係止突起11に働き、上述の係止突起11の
内側への揺動変形となる。センター穴17のホイール側
面円周上の溝14は、傾斜した側面23、23’を持っ
た台形の断面に形成されている。円周溝14の傾斜した
外側の側面23は、何らの損傷もなく保持連結部9をセ
ンター穴17から引き出すことをより簡単にしている。
引き出す動作の間、係止突起11は側面の傾斜で半径方
向内側にスライドし、同時に上述したように半径方向内
側に揺動する。
【0013】フィルム成形物7はリムの外表面3を覆う
シールド部分24が、高い可撓性を持つように形成され
ている。したがってシールド部分24は必要があればホ
イールの外側から持ち上げることができる。例えば、タ
イヤの空気圧をチェックする時、及び、もし必要なら増
加させる時、あるいはホイールカバーの最終的な取り外
しの時、そのような必要が生じる。シールド部分24の
弾性可撓性によって、該シールド部分24はその部分だ
け持ち上げることができ、手作業、あるいはフォーク状
の引き出しツールによって、シールド部分24の下の保
持連結部9に届く。保持連結部9はセンター穴17から
軸方向に注意深く何らの損傷も与えることなく引き出す
ことができる。
【0014】フィルム成形物7が高い弾性を持って形成
されることは、以下のような点においても利点となる。
即ち、同じフィルム成形物7が異なったリムでそれぞれ
異なったプレスの深さ、すなわち、ハブの異なった軸方
向の深さでのインターロックを持つものに使用すること
ができる。これは、シールド部分24の端部と保持連結
部9の係止突起11との間の相対位置を広い制限範囲内
で変化させることができるということから、可能とな
る。このようなとても広いバリエーションが可能である
にもかかわらず、シールド部分24の弾性のある突張り
は常に保証されており、リム上のフィルム成形物7の安
全な保持が為される。
【0015】フィルム成形物7のシールド部分24に高
い弾性力を与えるために、該シールド部分24は断面が
波状であり、波状に交互に隣り合わせた多数の円周状ビ
ード18と円周状溝18’とを有している。シールド部
分24の壁の形状は、半径方向の断面で正弦波形の波の
連続が円周状ビード18と円周状溝18’の組み合わせ
により形成されている。この波状列の中心線25自身は
軸方向外側に向かってアーチ状のように曲線を描いてい
る。シールド部分24の半径方向に最も内側の円周状ビ
ード18は円錐台部19を介して円筒形の保持連結部9
へとつながる。同時に、軸方向に垂直で狭いカラー部1
3が円錐台部19と保持連結部9との間に配置されてい
る。少なくともおよそ均一な断面を持つ波状列は円周状
ビード18と円周状溝18’によってシールド部分24
に形成される。この波状列の隣接する円周状ビード18
と円周状溝18’との共通の半径方向の幅Bは、フィル
ム成形物7の直径の約5乃至10%であり、共通の高さ
Hは、共通の半径方向の幅Bのおよそ25乃至40%に
一致し、好ましくは30%である。
【0016】フィルム成形物7は、例えば、リサイクル
されたプラスチックのような、熱可塑性の硬質なフィル
ムから作られることが推奨される。本件出願人のフィル
ム成形物7の最初の見本は、ポリエチレンテレフタレー
ト(PET)から作られた。ポリプロピレン(PP)あ
るいはポリスチレン(PS)も良好に使えるであろう。
フィルム成形物の壁の厚さsは約0.5mmであり、そ
のため本質的に安定している。この壁の厚さは、図には
誇張して描かれている。
【0017】フィルム成形物7を作るために、既知の、
広げたフィルムを深絞り加工する技術が使われる。この
技術では、平たいフィルム材料の被加工物が、取り扱い
を良くするためにフレームの端部あるいは無端状に回転
するピンチェーンに沿って張られるかあるいはピン留め
され、放射熱によって成形温度に加熱され、空気透過性
を持つ成形型に載せられ、型表面と柔らかいフィルムと
の間のV状空間が排気される。その結果フィルムは成形
型表面と正確に一致させられる。この状態で真空は維持
されていて、成形された加工中の被加工物は冷却され、
それから、型から取り出すことができ、その端部が張ら
れた状態から解放される。続いて、この外端も余分なと
ころが切り取られ、保持連結部の底部はレインフォース
フランジ21の内側の縁に沿って穴を空けられる。以上
でフィルム成形物の準備ができる。係止突起11の領域
でアンダーカット部分を成形するためには、フィルム成
形物の被加工物を成形型から困難なく取り外すことを可
能にするスライドを持った型が必要である。輪郭の規定
された被加工物をフィルム材料として使うことができ、
より好ましくは、あらかじめ被加工物の大きさにカット
されていることなく、リールから直接巻き解いたフィル
ム材料を使用することもできる。
【0018】フィルム成形物は、ブレーキディスクを侵
食から保護するだけでなく、輸送中に起こる埃からも軽
金属製リムそれ自身を保護している。同時に、ある状況
下では、輸送車両に載せられて、レール及び/または道
路で長距離を車両が輸送され、この輸送中に車両へ道路
のごみや水しぶきが堆積することを考慮せねばならな
い。しかしながら、ホイールカバーの効果によって、好
ましくない大気の状態での長期間の輸送の後でさえも、
軽金属製リムはカバーを外した時、きれいに保たれてい
る。 [図面の簡単な説明]
【図1】軽金属製リムとブレーキディスクを含む車両ホ
イールの断面図を示す。ただし、外側のホイールカバー
は省略してある。
【図2】本質的に硬いフィルム成形物によってホイール
カバーを提供された図1の車両ホイールの部分的な断面
図を示す。
【図3】図2に示したフィルム成形物の中央の円筒形の
保持連結部を拡大した図を示す。
【図4】図3のIV−IV線に沿ってみた保持連結部の
軸方向に垂直な断面図を示す。
【図5】車両ホイールをホイールカバーを中央に装着す
る前の、図3に示した円筒形の保持連結部と、同軸に位
置するホイール側面のセンター穴を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パソース・ハルフ ドイツ連邦共和国 ディー−72181 ス タルザック,ベルグシュトラッセ 17 (72)発明者 ハグナー・ハンス ドイツ連邦共和国 ディー−72280 ド ルンステッテン,ムスバッハー シュト ラッセ 21−23 (56)参考文献 特開 平10−193903(JP,A) 実開 昭60−98501(JP,U) 実開 昭62−41202(JP,U) 実開 平6−802(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60B 7/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ホイールの外側の表面を、丸く閉じ
    た本質的に硬いフィルム成形物で覆い、該フィルム成形
    物が表面を覆うようにしてリムフランジを越えて軽金属
    製のリムの外表面と係合し、ホイール形状の奥まったと
    ころとしてのホイール側面の凹部に対応するようにフィ
    ルム成形物に一体に形成された隆起によって、車両ホイ
    ールの凹部において中心的に固定され、該フィルム成形
    物は、その中心に保持連結部を有し、該保持連結部は、
    円筒形で車両ホイールの方へ軸方向に延び、リムのセン
    ター穴の直径に対応し、車両ホイールの前記センター穴
    内であらかじめ圧縮応力が加えられた状態で突出してお
    り、該保持連結部は、その周面に、円周状に伸びる係止
    突起列を有し、該係止突起列は、リムハブに係合連結す
    る。長期輸送時における軽金属製リムを持つ車両ホイー
    ル用カバーにおいて、 a)フィルム成形物(7)の保持連結部(9)の周面の
    係止突起(11)は、センター穴(17)の内面に形成
    された既知の円周溝(14)と軸線上の位置および断面
    形状が一致しており、または、センター穴(17)の内
    面に形成された既知の円周溝(14)の形状クリアラン
    ス内で少なくとも保持され、または、円周溝(14)の
    形状クリアランス内で少なくとも保持されて円周溝(1
    4)内に組み合わされ、 b)フィルム成形物(7)の保持連結部(9)は、その
    周面に、複数の軸方向に走る溝(20)を担持し、これ
    らの溝は、係止突起(11)と保持連結部(9)の基部
    との間に軸方向に横臥する保持連結部(9)の軸方向の
    領域に限定され、 c)フィルム成形物(7)の保持連結部(9)は、その
    自由端面において半径方向の内側に突出しているレイン
    フォースフランジ(21)のみを有し、該レインフォー
    スフランジ(21)の半径方向の幅(b)はフィルム成
    形物(7)の壁の厚さ(s)のおよそ8乃至12倍であ
    り、 d)フィルム成形物(7)は、リムの外表面(3)を覆
    うシールド部分(24)において、波状断面となってお
    り、波状に交互に隣り合わされた多数の円周状ビード
    (18)と円周状溝(18’)とを有し、波状に交互に
    隣り合わされている円周状ビード(18)と円周状溝
    (18’)との中心線(25)は、同様に、フィルム成
    形物(7)自身のリムの外表面(3)を覆うシールド部
    分(24)の軸方向外側に向かってアーチ状に曲線を描
    いており、 e)シールド部分(24)の半径方向に最も内側の円周
    状ビードは円錐台部(19)を介して円筒形の保持連結
    部(9)へとつながり、軸方向に垂直で狭いカラー部
    (13)が、円錐台部(19)と保持連結部(9)との
    間に配置されている ことを特徴とする長期輸送時における軽金属製リムを持
    つ車両ホイール用カバー。
  2. 【請求項2】 係止突起(11)は少なくとも挿入方向
    に向いた側面が傾斜(スロープ(22))していること
    を特徴とする、請求項1に記載のカバー。
  3. 【請求項3】 フィルム成形物(7)のシールド部分
    (24)において、円周状ビード(18)と円周状溝
    (18’)が、およそ均一に形成され、共に少なくとも
    およそ均一な断面を持つ波状列を形成することを特徴と
    する、請求項1に記載のカバー。
  4. 【請求項4】 円周状ビード(18)と円周状溝(1
    8’)との組み合わせにより形成された波状列の断面
    は、フィルム成形物(7)の直径の約5乃至10%であ
    る、隣り合う円周状ビード(18)と円周状溝(1
    8’)との共通の半径方向の幅(B)を持つことを特徴
    とする、請求項1に記載のカバー。
  5. 【請求項5】 円周状ビード(18)と円周状溝(1
    8’)との組み合わせにより形成された波状列の断面
    は、円周状ビード(18)と円周状溝(18’)との共
    通の半径方向の幅(B)のおよそ25乃至40%に一致
    し、好ましくは30%である、円周状ビード(18)と
    円周状溝(18’)との共通の高さ(H)を持つことを
    特徴とする、請求項1に記載のカバー。
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