JP3255758B2 - 射出成形品に於けるフローマークの発生予測評価方法 - Google Patents

射出成形品に於けるフローマークの発生予測評価方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融流動樹脂材料の流
動解析を利用して金型設計或いは成形条件の設定、樹脂
材料の選択等の検討を行う事によって、射出成形に際し
て成形品に形成されるフローマークの発生を予測する方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、溶融樹脂材料を用いて適宜の
形状を有する成形品を製造するに際して、係る射出成形
品の表面にフローマークが発生する事が知られており、
係るフローマークの発生を防止する為、様々な検討がな
され、又種々の改良技術が提案されている。
【0003】処で、かかる射出成形品の外観不良の一つ
であるフローマークは流動樹脂材料の流動方向に対して
略直角方向の縞模様が表面に現れる現象で、例えば間隔
の狭いレコード縞状(1)と、間隔の比較的広い帯状で
成形品の上下両面のほぼ同位置に現れるもの(2)と、
更には帯状で成形品の上下両面に位相がずれた形で例え
ば千鳥状に現れるもの(3)の3種類に大別できる。処
で従来においては(1)と(2)のフローマークの発生
原因についてはそれぞれ、前者は樹脂材料の流動先端部
の金型表面に接する部分の固化による噴水流れの乱れに
より発生するものであり、後者は同樹脂材料の流動先端
部速度の変動減速による先端部樹脂の固化により発生す
るものと考えられ、いずれも射出速度や金型温度、樹脂
温度などを適正化することで経験的に不良対策が施され
てきている。
【0004】また、従来よりプラスチック成形の金型設
計や成形条件を検討する際に流動解析シミュレーション
を行い、設計や条件等の最適化を検討することが実用化
されている。すなわち金型内の樹脂流路形状を多数の微
小要素に分割したモデルについて、有限要素法、境界要
素法、差分法、FAN法、コントロールボリューム法な
どの数値解析法を適用し、金型内部における圧力分布、
温度分布、せん断応力分布などを時間の関数として求め
ることができる。
【0005】又、流動解析により求められたせん断応力
分布は、充填過程を通じての最大値が材料の臨界せん断
応力を越える場合に残留応力が過大となり「ヒケ」や
「ソリ」などの成形不良の原因となるものとして評価さ
れる。更に複数の微小要素間のせん断応力差を最小とす
ることでいわゆる「焼け」や「ヒケ」を防止する最適条
件を検討する方法や、流動先端のせん断応力が一定とな
るように射出速度を設定することで「焼け」や「ジェッ
ティング」と言われる成形不良を防止する方法が例えば
特開平4−305424や特開昭59−111828な
どに開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述した
従来の知見においては、射出成形品の互いに相対向する
2つの面、例えば、成形金型が構成する溶融樹脂材料の
流路の一部であって、特に該溶融樹脂材料の進行方向に
対して垂直に形成されている2面に於いて、所定の位相
を以て交互に形成されるフローマークの発生原因に関し
ては全く解明されておらず、従って射出成形品の製品設
計や金型設計の段階で、かかるフローマークの発生を予
測する事は困難で有った。
【0007】此処で、係るフローマークの発生例を図5
を参照して説明すると、図5は、平板状の射出成形品1
0を製造する場合を想定したもので有って、図中Gと表
示された位置が、当該射出成形品を成形する為に使用さ
れた金型に於ける溶融樹脂材料の射出注入部に相当する
ものであり、従って該溶融樹脂材料は矢印Aの方向に沿
って流動し、図示の射出成形品10が形成されたもので
ある。
【0008】かかる製品に於いて、当該金型の流路の一
部を構成する第1の面と接触して形成された当該射出成
形品の第1の表面1と該当該金型の流路の一部を構成す
る第1の面と対向する第2の面と接触して形成された当
該射出成形品の第2の表面2とに、所定の幅を有する曇
り部3と光沢部4とが交互に発生して問題のフローマー
クを形成する事になる。
【0009】係るフローマークは、該射出成形品の第1
の面1と第2の面2とに交互に発生する曇り部3と光沢
部4の位置は、所定の位相をもって互いにずれて発生し
ており、係る射出成形品の断面で見た場合に、該射出成
形品の第1の面1と第2の面2とで該曇り部3と光沢部
4の位置は、例えば千鳥状に発生しているものである。
【0010】この様なフローマーク3、4が発生する
と、該射出成形品を他の部材と接合する場合に、接着剤
等の接合効果が異なってくるので、接着効果を均一に保
持する事が困難となり、完成品の品質特性を低下させる
原因になり、又該射出成形品の表面に光沢斑が検出され
るので、外観を劣化させる原因となっている。又、従来
に於いては、製品試作の段階で係るフローマークが発生
した場合には、試行錯誤を繰り返して、当該射出成形品
の成形条件の変更や、金型改造、或いは使用する樹脂の
物性変更等を繰り返す事により、改善を図ると言うこと
が現状であり、煩雑な開発過程が要求されるので、生産
コストの上昇を来すと言う問題が有った。
【0011】そこで、本発明の目的は、係る従来技術に
於ける問題を解決し、フローマークの発生を数値解析に
より簡便に予測して、金型の設計や、成形条件、使用樹
脂の物性等の最適化検討を可能とする射出成形品に於け
るフローマークの発生予測評価方法を提供するものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用
するものである。即ち、プラスチック成形用金型に溶融
樹脂材料を射出して成形体を製造するに際して、該金型
に於ける樹脂流路の任意の位置に於いて当該溶融流動樹
脂材料の流動先端がその位置に到達した時間と、その時
点に於ける当該位置に於いて測定された該溶融流動樹脂
材料における該流動先端部のせん断応力とをそれぞれの
位置に関する位置情報と共に記憶する工程、該記憶され
た前記各情報を演算処理してその演算結果を表示する工
程、及び当該演算結果と該溶融流動樹脂材料自体の臨界
せん断応力とから、当該射出成形品の相対向する2面に
形成される縞状のフローマークの発生を予測する工程、
とから構成される射出成形品に於けるフローマークの発
生予測評価方法である。
【0013】係る本発明のフローマークの発生予測評価
方法を実行する場合には、例えばプラスチック成形用金
型の樹脂流路形状を微小要素5に分割し、成形条件と材
料の物性値を入力して有限要素法、境界要素法、差分
法、FAN法、コントロールボリューム法等を含む数値
解析法を用いて金型内の溶融樹脂の流動解析を行い、複
数個の微小要素5のそれぞれにおいて流動先端が到達し
た際のせん断応力を求め、グラフィック処理して等高線
あるいはグラフの形で表示し、一方、キャピラリーレオ
メータなどにより溶融押し出しされた材料の流動状態を
観察し、メルトフラクチャーと呼ばれる弾性破壊に起因
する流れの乱れが発生する時のせん断応力を測定しこれ
を材料の臨界せん断応力とし、数値解析により求められ
たせん断応力をこの臨界せん断応力と比較し、臨界値を
越えるせん断応力の発生する部分あるいは臨界値に近い
せん断応力が発生する部分ではフローマークが発生する
可能性が高いものと評価し、フローマーク発生が予測さ
れる部分が製品外観上問題となる場合には、続いて樹脂
流路形状や成形条件、樹脂物性などを変更し、数値解析
を繰り返すことにより適切な条件を見いだすようにした
ものである。
【0014】
【作用】本願発明者等は、上記したフローマークの発生
原因を追求する為、所定の流路を流動する溶融樹脂材料
の流動状態を当該流路の側面に画像解析装置を設置し
て、その流動状態を把握解析して、その原因の究明と、
該フローマークの発生の予測評価の方法の開発を検討し
た。
【0015】即ち、本願発明者等は、上記した検討過程
に於いて、該溶融樹脂材料が、所定の空間として形成さ
れた成形金型の流路内を、当該溶融樹脂材料を該金型に
注入するゲート部からどの様な形態で流動するかを、当
該流路の側面に設けたビデオカメラを用いて高速撮影
し、当該溶融樹脂材料の先端部の挙動に注目して、その
結果を分析した処、該溶融樹脂材料が正常な状態で該流
路内を流動している場合には、該溶融樹脂材料と該流路
の上下面に於いては、該溶融樹脂材料の流動速度は実質
的に0であり、又該流路の中央部に於いては、該溶融樹
脂材料の流動速度は最大値を示し、従って当該溶融樹脂
材料の流動先端部は、該流路の中央部に形成され、その
為該流路の中央部に位置する該溶融樹脂材料が最先端部
を形成し、その両側に、適宜の放物線を形成した先端形
状を形成しながら該流路内を流動して行く、所謂噴水流
と呼ばれる形状が認められた。
【0016】一方、係る状況に於いては、速度勾配の関
数として表されるせん断応力は、該溶融樹脂材料の噴水
流に於ける最先端部に於いて最低であり、又該溶融樹脂
材料と該流路の上下面とが接触する部位に於いて最大と
なり、その間は適度の分布をもって、せん断応力が分布
し適宜のバランスを保持しているものと推定される。処
で、何らの原因によって、かかるバランスが崩れると、
該溶融樹脂材料の流動先端部にメルトフラクチャーに伴
う破壊が発生して、当該噴水流形状が乱れ、当該溶融樹
脂材料の流動先端の中心が一方の面の方向にずれること
になり、その結果、該溶融樹脂材料と該流路の内面との
間の接触部に乱れたり、空気泡を取り込んだりしてその
部分に細かい皺状或いは微細な凹部等が形成され、此れ
がフローマークの原因となる事が判明した。
【0017】次いで、該溶融樹脂材料の先端部は、その
流動先端の中心が他方の面の方向に引き寄せられ、同様
の現象を呈する事になる。つまり、溶融樹脂材料が流路
内でバランスを崩した状態で、流動する場合には、上記
の様な原因から当該溶融樹脂材料の流動先端部が振動、
或いは脈動して流動するので、当該射出成形品の相対向
する2面に図5に示す様な曇り部3と光沢部4が交互に
且つ相対向する2面間で千鳥状に発生する事が判明し
た。
【0018】そこで、本願発明者等は、更に検討した
処、係る溶融樹脂材料の流動中に上記した脈動が発生
し、メルトフラクチャー現象を発生する場合は、当該溶
融樹脂材料の流動先端部のせん断応力値が、当該溶融樹
脂材料の臨界せん断応力値を越えた場合に発生する事を
知得したものであり、従って、係る溶融樹脂材料の流動
先端部に於けるせん断応力値を予め把握する事によっ
て、該フローマークの発生を予測し、該射出成形品の成
形金型の設計に活用しえる事を見出したものである。
【0019】
【実施例】以下に、本発明に係る射出成形品に於けるフ
ローマークの発生予測評価方法の具体例を図面を参照し
ながら詳細に説明する。即ち、本発明に係る射出成形品
に於けるフローマークの発生予測評価方法は、前記した
様に、プラスチック成形用金型に溶融樹脂材料を射出し
て成形体を製造するに際して、該金型に於ける樹脂流路
の任意の位置に於いて当該溶融流動樹脂材料の流動先端
がその位置に到達した時間と、その時点に於ける当該位
置に於いて測定された該溶融流動樹脂材料における該流
動先端部のせん断応力とをそれぞれの位置に関する位置
情報と共に記憶する工程、該記憶された前記各情報を演
算処理してその演算結果を表示する工程、及び当該演算
結果と該溶融流動樹脂材料自体の臨界せん断応力とか
ら、当該射出成形品の相対向する2面に形成される縞状
のフローマークの発生を予測する工程、とから構成され
るもので有って、その対象となる射出成形品は、その形
状、或いは使用される溶融樹脂材料等により特に限定さ
れるものではないく、通常の射出成形方法を利用する射
出成形品全般に適用しえるものである。
【0020】本発明に係る射出成形品に於けるフローマ
ークの発生予測評価方法は、前記した様に、射出成形品
を構成する溶融樹脂材料の金型内に於ける、流動先端部
のせん断応力値を時々刻々測定して、その情報を後に解
析する事により、当該射出成形品を成形する為の金型内
部の如何なる部位に於いて、当該溶融樹脂材料の流動先
端部のせん断応力値が、当該溶融樹脂材料固有のせん断
応力値を越える状態が発生するかを分析する事によっ
て、該フローマークの発生場所を予め推定する事が可能
となり、その情報は、該金型の設計、射出成形品の製造
条件の設計に活用出来る事になる。
【0021】より具体的に説明すると、本発明に於い
て、先ず、該金型に於ける樹脂流路の任意の位置に於い
て当該溶融流動樹脂材料の流動先端がその位置に到達し
た時間と、その時点に於ける当該位置に於いて測定され
た該溶融流動樹脂材料における該流動先端部のせん断応
力とをそれぞれの位置に関する位置情報と共に記憶する
事が必要であり、その為には、例えば、平板状の射出成
形品を成形する為の金型に対応する流路6を図1に示す
様に、仮想的に厚みをもった微細な三角形若しくは四角
形の形状に分割した微少要素5に分割し、それぞれの微
少要素5の位置情報を適宜のアドレスデータとして、所
定の演算手段に於ける記憶手段に記憶させておく。
【0022】かかる分割方法は、有限要素法等の従来公
知の分析手法を応用するものであり、此処では詳細な説
明を省略する。その他、境界要素法、差分法、FAN
法、コントロールボリウム法等の公知の数値解析法を用
いて該金型内の該溶融樹脂材料の流動解析を実行するも
ので有っても良い。
【0023】本発明に於いては、上記した様に、当該流
路を仮想的な微少な複数の点、つまり微細要素に分割し
た後、当該流路に所定の溶融樹脂材料を流動させ、当該
溶融樹脂材料の流動先端部が、当該流路に所定の溶融樹
脂材料を注入してから如何なる時間経過を辿って、どの
部位、即ちどの微細要素に、到達し、その部位に於ける
せん断応力値が如何なる値であるかを測定して、その全
ての情報、即ち当該位置情報、時間情報及びせん断応力
値情報とを前記記憶手段に記憶させておくものである。
【0024】係る操作は、実際に成形加工を行って、実
測しても良いが、便宜的には、上記した公知の解析方法
を活用して、シミュレーションを行い、データを把握す
る様にしても良い。その為のプログラムは、一般的なも
のとなっている。本発明に於いて当該せん断応力値を測
定する為には、使用される溶融樹脂材料に固有の臨界せ
ん断応力値を予め測定して求めておく必要があり、又使
用される流路の形状、特に厚み情報、成形加工時の温
度、当該溶融樹脂材料の粘性度等の情報も必要の応じて
使用されるものである第1表には、本発明に使用される
溶融樹脂材料の一例とそのせん断応力値及びせん断応力
計算値が示してある。
【0025】
【表1】
【0026】本発明等の実験結果によれば、上記したフ
ローマークが発生した溶融樹脂材料については、その周
知の臨界せん断応力値と計算により求めたせん断応力値
とは、略対応している事が判明した。尚、本発明に於い
て使用する臨界せん断応力値は、例えば、キャピラリー
レオメータとして知られている粘度測定装置を利用して
測定するものである。
【0027】この計算値は通常の樹脂流動解析で用いら
れる薄肉平板間の純粘性べき条則非ニュートン流れの仮
定より計算した値であり、数値解析より得られる流動先
端のせん断応力によりフローマーク発生を予測できるこ
とがわかる。従って上述の方法により樹脂流路形状を分
割した微小要素ごとに流動先端到達時のせん断応力値を
材料の臨界せん断応力値と比較すれば、肉厚や曲率など
の変化する複雑な成形品形状や射出速度などが時間的に
変化する成形条件に対してもフローマークがどの部分で
発生する可能性が高いかを評価することが可能になる。
【0028】こうして求めたフローマーク発生位置が外
観上問題となる場合には、ゲート位置や樹脂流路肉厚、
成形条件、材料流動特性などを変更してフローマークが
発生しない条件あるいは外観上問題のない位置へ移動す
る条件を求めることが可能になる。次に、本発明に於い
ては、上記の工程で得られた各種の情報を使用して、所
定の解析、分析を行うものであるが、本発明に於ける解
析方法は、前記した様な、公知の解析方法を用いて、該
流路に於いて、該溶融樹脂材料の流動先端部が、時間経
過と共に如何なる状態で変化しながら移動して行くか、
又、その時点に於ける当該流路内の所定の部位に到達し
た該溶融樹脂材料の流動先端に於けるせん断応力値は如
何なる値を取っているか、当該該溶融樹脂材料の流動先
端に於けるせん断応力値は如何なる形状で分布している
か等を解析するもので有って、係る解析に関する所要の
プログラムは、市場に於いて利用可能のものとなってい
る。
【0029】従って、係るプログラムを利用して、前記
した様に、記憶された前記各情報を用いて、所定の演算
処理してその演算結果を適宜の形態で表示するものであ
る。当該表示形態は、例えば、充填中の溶融樹脂材料の
樹脂圧力分布、温度分布、せん断応力値分布等を時間の
関数としてグラフィカルに適宜のディスプレイ装置上に
表示するもので有っても良く、又同じデータを所定の媒
体に印刷表示するもので有っても良い。
【0030】その他、適宜のデータを棒グラフ、折れ線
グラフ等の形態に纏めて適宜のディスプレイ装置上若し
くは所定の媒体に印刷表示するもので有っても良い。更
に、本発明に於いては、当該演算結果と該溶融流動樹脂
材料自体の固有の臨界せん断応力とから、当該射出成形
品の相対向する2面に形成される縞状のフローマークの
発生を予測するものであり、係る工程は、前記した様
に、問題となるフローマークは、該流路中の特定の部位
に於ける溶融樹脂材料の流動先端が通過した時点に於け
るせん断応力値が、当該溶融樹脂材料の固有の臨界せん
断応力値を越えた場合に発生する事が明らかとなってい
るので、上記解析により得られた情報による該流路中の
特定の部位に於ける溶融樹脂材料の流動先端が通過した
時点に於けるせん断応力値と、予め測定されている当該
溶融樹脂材料の固有の臨界せん断応力値とを比較判定し
て、当該射出成形品に於けるどの部分に該フローマーク
の発生が予想されるかを評価するものである。
【0031】図2は、本発明に於いて、平板状の射出成
形品を成形する為に準備された金型で形成される流路
を、図1に示す様な方法で、微少要素に分割した仮想金
型に於いて、図のGで示される部分から当該溶融樹脂材
料を注入させた場合に、各微小要素部分を溶融樹脂材料
の流動先端が通過した時点に於いて、各微小要素に形成
されるせん断応力値が、該射出成形品全体について如何
なる分布を示しているかをグラフィックに表示したもの
である。
【0032】係る図に於いては、当該射出成形品が保有
するせん断応力値の等高線がしめされており、図中、1
〜9は、該せん断応力値のレベルを示している。今、当
該射出成形品に使用した溶融樹脂材料を第1表に示すタ
ルク入PPを用いたものとすると、当該射出成形品に於
いて、各部分に於けるせん断応力値で、該タルク入PP
の臨界せん断応力値である0.06MPaを越える部分
は、等高線5より9で示される位置となり、従って、図
中該等高線5より左側で示される部分Kに於いて該フロ
ーマークが発生し易い状態と成っている事が理解され
る。
【0033】その反面、該等高線4以下を示す部分、即
ちLで示される部分には、当該フローマークは発生する
可能性は少ないと判断する事が可能となる。かかる判断
を元に、当該フローマークを発生させない様にする為、
溶融樹脂材料の変更、同一溶融樹脂材料でも粘度等の特
性を変化させるとか、成形時の温度、圧力等を変化させ
るとか、当該溶融樹脂材料を注入する位置(ゲート)を
変化させる等の対策をとる事によって、当該フローマー
クの発生を防止する様な金型の設計変更、製造条件変更
を行う事が可能となる。
【0034】又、当該フローマークは、直接該射出成形
品の強度、剛性等の物理的特性を変化させるものではな
く特に外観上の欠陥と認識される事が多いので、仮に、
有る射出成形品の表面にフローマークが発生しても、そ
の部分が最終製品に於いて、外観しえない部分に使用さ
れる場合には、特にフローマークが発生しても、特別の
対策をとる必要が無い事が多いので、係る評価判定に
は、当該射出成形品が最終的に使用される位置も考慮す
る事が望ましい。
【0035】図3は、本発明に係るフローマークの発生
予測評価方法に於いて、当該溶融樹脂材料の流動先端部
の於けるせん断応力値を、ゲート部分からの分布状態と
して、該流路の肉厚による影響をパラメータとして表示
したものである。図3の例は、図1及び図2に示された
具体例と同一の流路と同一の溶融樹脂材料を用いて測定
したもので有って、縦軸に流動先端のせん断応力値を、
又横軸には該ゲートからの距離をとり、該流路の肉厚を
パラメータとして該流動先端のせん断応力の分布を示し
たものである。
【0036】この例は、図2に於けるゲートGを通る中
心線CLに沿って測定したものであるが、本発明に於い
ては、当該流路の中心線CLに対して任意の角度を持っ
た方向にその分布を求め表示する事が可能である。図3
から判る様に、同一の溶融樹脂材料を用いた場合には、
当該流路の肉厚t(mm)は、1.5mm以上、好まし
くは2mm以上に設定すれば、フローマークの発生を防
止しえる事が理解される。
【0037】本発明に於いては、前記した様に、少なく
とも当該溶融樹脂材料の臨界せん断応力値、射出成形品
の此処の部位に於けるせん断応力値、射出成形品の此処
の部位のアドレス値、当該アドレス値を持つ部位に溶融
樹脂材料の流動先端が到達した時刻、その他射出成形条
件、流路形状、温度条件、圧力条件、溶融樹脂材料の粘
度条件等が、所定の記憶手段に記憶されているので、上
記した表示方法以外の各種の表示方法を必要に応じて実
現する事が出来る。
【0038】又、本発明に於いては、係る解析方法によ
って得られた情報に基づくせん断応力値を当該溶融樹脂
材料の固有の臨界せん断応力値と比較判定するものであ
るが、かかる判定は、人間が上記表示結果に基づいて、
当該溶融樹脂材料固有の臨界せん断応力値と比較して直
接判断するもので有っても良く、又演算手段内に適宜の
演算プログラムを内蔵しておき、当該比較を自動的に実
行させ、その結果を適宜の表示手段で、例えば、フロー
マークが発生しやす部分を色別に表示する様な手段を用
いて表示するもので有っても良い。
【0039】次に、上記本発明に係る射出成形品に於け
るフローマークの発生予測評価方法を実行する場合の動
作に付いて図4に示すフローチャートを参照しながら説
明する。まずステップS1において、成形を行うべき製
品の金型樹脂流路形状を微小要素に分割する。上述した
ように第2図は、平板を成形する場合を例にとって、流
路形状を微小要素に分割した状態を示す概念図である。
第2図に示す例では、金型キャビティ形状が三角形から
なる微小要素に分割されている。この金型樹脂流路形状
モデルに対し、ゲートGの位置を設定し、必要に応じて
ランナーを設けることにより流動解析のための金型側形
状の設定を完了する。
【0040】続いてステップS2において、用いる樹脂
材料の固有の臨界せん断応力τcrをキャピラリーレオメ
ータなどの測定装置により測定して入力する。ここでは
測定された臨界せん断応力値をτcr=0.06(MP
a)とする。次にステップS3において、ステップS1
で作成した微小要素分割モデルを用いて流動解析を実施
し、各微小要素部分に流動先端が到達したときのせん断
応力値τf を求める。
【0041】この結果をステップS4においてグラフィ
ック処理し、第2図のような等高線表示あるいはグラフ
表示等を行い、τf とτcrを比較することでフローマー
クの発生位置を評価する。ここで、キャビティ形状の全
体或いは特定部分に発生するフローマークが外観上問題
となるものとすれば、ステップS6ではゲート位置や樹
脂流路肉厚などの金型形状、樹脂温度や射出速度などの
成形条件、あるいは溶融粘度などの樹脂物性を変更して
ステップS3からS6を繰り返し、適正な条件を決定す
る。
【0042】また、ステップS6において樹脂の組成、
材料そのものを変更する場合にはステップS2に戻って
新らしい樹脂材料の臨界せん断応力値τcrを測定して入
力することになる。又、例えば第3図のように平板の肉
厚を変更した場合のせん断応力値を平板中心軸に沿って
グラフ表示し、ステップS2で求めたτcrと比較すれ
ば、前述したように肉厚1mmではフローマーク発生の可
能性が高く、肉厚1.5mm以上、望ましくは2mm程度と
すればフローマークの発生が防止できることがわかる。
【0043】以上、本発明を図示する実施例に基づいて
説明したが、本発明はこの実施例のみに限定されるもの
ではなく、この他にもフローマークの発生しやすい任意
の3次元的立体形状のもの全てに対して適用しうるもの
でありその形態も種々の態様で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は平板型成形品の樹脂流路形状を微小要素
に分割した状態を示す概念図で、Gはゲート位置を示
す。
【図2】図2は図1に示す平板型成形品の各微小要素に
流動先端が達した時点でのせん断応力の分布を本発明に
もとずいて流動解析により求めた等高線表示したもので
ある。
【図3】図3は図1に示す平板型成形品の中心軸に沿っ
た流動先端せん断応力をグラフ表示したもので、グラフ
G1,G2,G3,G4はそれぞれ平板の肉厚を1mm,
1.5mm,2mm,3mmとした時の結果を示す。
【図4】図4は本発明によるフローマークの評価方法の
基本手順を示す流れ図である。
【図5】図5は平板型成形品表面に発生したフローマー
クを示す表示図である。
【符号の説明】
1…射出成形品の一表面 2…射出成形品の他の表面 3…曇り部 4…光沢部 5…微少要素 6…流路 10…射出成形品 G…ゲート部 CL…流路の中心線 K…フローマークの発生し易い部分 L…フローマークが発生し難たい部分
フロントページの続き (73)特許権者 000002174 積水化学工業株式会社 大阪府大阪市北区西天満2丁目4番4号 (73)特許権者 000003001 帝人株式会社 大阪府大阪市中央区南本町1丁目6番7 号 (73)特許権者 000003458 東芝機械株式会社 東京都中央区銀座4丁目2番11号 (73)特許権者 000222118 東洋インキ製造株式会社 東京都中央区京橋2丁目3番13号 (73)特許権者 000222587 東洋機械金属株式会社 兵庫県明石市二見町福里字西之山523番 の1 (73)特許権者 000003193 凸版印刷株式会社 東京都台東区台東1丁目5番1号 (73)特許権者 000003997 日産自動車株式会社 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 (73)特許権者 390008235 ファナック株式会社 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580 番地 (73)特許権者 000005887 三井化学株式会社 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 (73)特許権者 000006208 三菱重工業株式会社 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 (73)特許権者 000005968 三菱化学株式会社 東京都千代田区丸の内二丁目5番2号 (73)特許権者 390022655 ムネカタ株式会社 大阪府高槻市辻子1丁目1番30号 (73)特許権者 000010076 ヤマハ発動機株式会社 静岡県磐田市新貝2500番地 (73)特許権者 000006747 株式会社リコー 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 (73)特許権者 390006323 ポリプラスチックス株式会社 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 (73)特許権者 000004178 ジェイエスアール株式会社 東京都中央区築地2丁目11番24号 (72)発明者 横井 秀俊 東京都江東区越中島1丁目3番地 越中 島住宅17号棟209号室 (72)発明者 植田 幸治 滋賀県大津市大萱5丁目10番10号 (72)発明者 中野 亮 京都府京都市山科区竹鼻地蔵寺南町16番 地A1−11 (72)発明者 大村 吉典 大阪府高槻市玉川1丁目9番1−305号 (72)発明者 関 武邦 埼玉県北葛飾郡清地2丁目1番9号 凸 版印刷杉戸寮 (72)発明者 仁木 康博 千葉県市原市有秋台西2丁目4番1号 三井有秋西社宅D2棟302号室 (72)発明者 西 芳夫 静岡県富士市宮島885番地11号 ポリプ ラスチックス株式会社 早川寮 (72)発明者 松本 準 神奈川県藤沢市亀井野653−3−306 (56)参考文献 特開 平4−305424(JP,A) 特開 平4−345818(JP,A) 特開 平5−84797(JP,A) 特開 平1−123717(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/76 - 45/77 G05F 17/50 G01N 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック成形用金型に溶融樹脂材料
    を射出して成形体を製造するに際して、該金型に於ける
    樹脂流路の任意の位置に於いて当該溶融流動樹脂材料の
    流動先端がその位置に到達した時間と、その時点に於け
    る当該位置に於いて測定された該溶融流動樹脂材料にお
    ける該流動先端部のせん断応力とをそれぞれの位置に関
    する位置情報と共に記憶する工程、該記憶された前記各
    情報を演算処理してその演算結果を表示する工程、及び
    当該演算結果と該溶融流動樹脂材料自体の臨界せん断応
    力とから、当該射出成形品の相対向する2面に形成され
    る縞状のフローマークの発生を予測する工程、とから構
    成される事を特徴とする射出成形品に於けるフローマー
    クの発生予測評価方法。
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