JP3253103B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents
使い捨ておむつInfo
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- JP3253103B2 JP3253103B2 JP12251791A JP12251791A JP3253103B2 JP 3253103 B2 JP3253103 B2 JP 3253103B2 JP 12251791 A JP12251791 A JP 12251791A JP 12251791 A JP12251791 A JP 12251791A JP 3253103 B2 JP3253103 B2 JP 3253103B2
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- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Description
するのを防止することができると共に、おむつ着用者に
不快感等を与えることのない使い捨ておむつに関するも
のである。
性シート及び封水性シートの間に吸収体を装填すると共
に、股部に対応するおむつ側部には、上記両シート間に
伸縮自在な弾性体を挟着して股ギャザー部を形成してい
る。また近年股部からの尿又は便の漏出防止効果をさら
に向上させる目的で、特開昭59-25741号に示される様
に、封水性シートを延設してこの延設部を透水性シート
側へ折返してポケット部を形成したものや、或は特開昭
62-250201 号に示される様に、使い捨ておむつの股部対
応領域に第2のバリアシートを添設したものが考え出さ
れている。
い捨ておむつの一例を示す斜視説明図であり、第6図は
第5図のVI-VI 線断面図である。第2のバリヤシート8
は帯状の撥水性シート81をおむつ本体の長手方向に沿っ
てその一方側々縁部を股ギャザー部4の吸収体側で透水
性シート3の表面に添着し、他方側の側縁部は袋状に折
返し、その袋体内に伸縮自在な弾性部材82を引張状態で
接着したものである。従って上記第2のバリヤシート8
の上方部分には波形状の伸縮自在部分が形成され、且つ
おむつ本体に対して立上る様に構成されるので、股部に
おける尿や便の漏出を少なくする。
リヤシート8は不透水性シート3や封水性シート2等と
は別の部材を使用して、これを透水性シート3の表面に
接着しており、該第2のバリヤシート8の下方側々縁の
接着位置は股ギャザー4にぴったりと接近させておく必
要があった。なぜなら弾性部材82の収縮作用によって前
記第2のバリヤシート8が立上がると、この立上りによ
って透水性シート8が上方に引きあげられる様に設計さ
れており、もし第2のバリヤシート8が吸収体6寄りに
添着されていると、透水性シート3が吸収体6の上面か
ら離れてしまい、尿等の吸収作用を阻害する。特に上記
離反間隔(立上りの程度)はおむつ本体の長手方向中央
部において最大となり、尿は吸収体6に直接落下して吸
収されず、吸収体6の側縁部を流れて股ギャザー部4を
通過して、外部への漏れを生じることが経験されてい
た。
図に示す様に股ギャザー部4に近接させた位置に接着し
たときには、上記の様な尿等の漏れは低減されるが、吸
収体6の側縁部と第2のバリヤシート8の間に生じる空
間部分に、第2のバリヤシート8で押返された尿等が流
れ込むことになり、尿等の捕捉が速やかに行われず、着
用者に不快感を引き起こす。また透水性シートが不織布
で形成されるときには、透水性シート自体の毛細管現象
によって尿が股ギャザー部の外側へ漏れ出ることもあっ
た。
弾性部材82の接着部は露出状態となるので、外観及び使
用時の感触を劣化することになっていた。例えば該第2
のバリヤシート8が硬質のプラスチックフィルム等で形
成されるものにあっては、着用者に接触不快感を与える
こととなっていた。
着用者に不快感等を与えることなく、且つ股部における
尿や便の漏出を可及的に防止することのできる使い捨て
おむつを提供する目的で研究を重ね、本発明を完成し
た。
発明は、おむつの両側部に沿って、おむつ長手方向に伸
びると共にふたつ折りされた撥水性漏止め部材を備え、
使い捨ておむつの少なくとも股相当部分においては、封
水性シートのおむつ幅方向の側縁が透水性シートのおむ
つ幅方向側縁よりも外側へ延出し、上記漏止め部材の折
り片のおむつ幅方向外側の側縁が股ギャザー部よりもお
むつ幅方向外側で上記封水性シートに貼着されると共
に、上記漏止め部材の折り片のおむつ幅方向内側部が股
ギャザー部よりもおむつ幅方向内側で上記透水性シート
に貼着されており、該漏止め部材の折返し内部には伸長
状態で弾性体が張設されてなることを要旨とするもので
ある。
す平面図、図2は図1のII-II 線矢視断面図である。使
い捨ておむつの主たる構成は従前のものと同様であり、
透水性シート3と封水性シート2の間に吸収体6が装填
され、該おむつ側部の股相当部分には上記透水性シート
3と封水性シート2の間に弾性体41、41 …が伸張状態で
間欠的に接着され股ギャザー部4,4が形成される。
4、4の透水性シート側に漏止め部材5、5を添設して
なる点にあり、該漏止め部材5は撥水性素材;例えば撥
水処理を行なった不織布又は通気性細孔を有する軟質の
合成樹脂フィルムからなり、該漏止め部材5は幅方向に
ふたつ折りされ、使い捨ておむつの長手方向に沿って配
設される。該漏止め部材5の一方側々縁5Aは図2に示
す様に接着剤A4によって少なくとも股相当部分では、
股ギャザー4のおむつ幅方向外側で封水性シート2に接
着されると共に、他方側々縁5Bは股ギャザー部4のお
むつ幅方向内側で透水性シート3の上面に接着剤A2に
よって接着される。
張状態の弾性体51が間欠的に接着され、その折返し部で
伸縮ギャザーを形成する。なお該漏止め部材5のおむつ
長手方向両端部は、その折返し部を寝かして透水性シー
ト3の上面に接着しておくことが好ましく、これによっ
て該漏止め部材5は安定に使い捨ておむつ本体に接合さ
れることとなる。
断説明図であり、漏止め部材5は弾性体51の収縮力によ
っておむつ本体に対して股ギャザー4の上方で立上がる
様な状態となり、おむつ着用時には、この漏止め部材5
が着用者の股周囲にフィットすることになる。従って該
漏止め部材5の一方側々縁5Bで尿や軟便が股ギャザー
4を越えて漏れ出るのを防止して、この側部に位置する
吸収体6へ確実に吸収されると共に、仮に上記股ギャザ
ー部4を越えて尿等が滲み出しても、漏止め部材5の他
方側々縁5Aと封水性シート2がおむつ長手方向に沿っ
て接着されているので、これより外側へ尿等が漏れ出る
のを一切防止する。すなわち漏止め部材5の一方側々縁
5Bの接着は間欠的なものでも良いが、他方側々縁5A
の接着は少なくとも股相当部分では長手方向に沿って連
続的に接着されるものである。
に収納されるので、着用者に対してソフトに漏止め部材
5を接触させることができる。また間欠的な接着剤層A
3によって着用者に痛み等を与えることもない。
説明図であり、股ギャザー部4には平板状の弾性体42を
採用すると共に、漏止め部材5の両側々縁5A,5Bを
共に封水性シート2に接着(A4,A5)し、さらに確実
な漏れ防止をはかっている。また上記の漏止め部材5は
使い捨ておむつの長手方向端部でおむつ幅方向に添設す
るものであっても構わず、これによって尿等の腹方向又
は背方向への漏出を可及的に防止することができる。
で、尿等がおむつ外へ漏出するのを確実に防止すること
ができると共に、着用者に対して痛みや不快感を及ぼす
様なこともなくなった。
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】透水性シートと封水性シートの間に吸収体
を装填し、股相当部分において上記透水性シートと封水
性シートの間に弾性体が介設された股ギャザー部を形成
する使い捨ておむつであって、この使い捨ておむつは、おむつの両側部に沿って、おむ
つ長手方向に伸びると共にふたつ折りされた撥水性漏止
め部材を備え、 使い捨ておむつの少なくとも股相当部分においては、封
水性シートのおむつ幅方向の側縁が透水性シートのおむ
つ幅方向側縁よりも外側へ延出し、上記漏止め部材の折
り片のおむつ幅方向外側の側縁が股ギャザー部よりもお
むつ幅方向外側で上記封水性シートに貼着されると共
に、上記漏止め部材の折り片のおむつ幅方向内側部が股
ギャザー部よりもおむつ幅方向内側で上記透水性シート
に貼着されており、 該漏止め部材の折返し内部には伸長状態で弾性体が張設
されてなることを特徴とする使い捨ておむつ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12251791A JP3253103B2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 使い捨ておむつ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12251791A JP3253103B2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 使い捨ておむつ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04325153A JPH04325153A (ja) | 1992-11-13 |
JP3253103B2 true JP3253103B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=14837814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12251791A Expired - Lifetime JP3253103B2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 使い捨ておむつ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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-
1991
- 1991-04-24 JP JP12251791A patent/JP3253103B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH04325153A (ja) | 1992-11-13 |
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