JP3253005B2 - 固溶体単結晶の製造方法 - Google Patents
固溶体単結晶の製造方法Info
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な混晶(固溶体)の単結晶を製造する方法に関するもの
である。
する試みは数多くなされてきたが、まだ良い方法は見つ
かっていない。従来法のいくつかを、Pb1-x Snx T
e(PbTeとSnTeとの混晶)を例にとって説明す
る。一方向凝固法は、最も簡便な結晶成長方法の一つと
して従来から数多くの結晶育成に用いられてきている。
この一方向凝固法を前記Pb1-x Snx Te(x=0.
2)に適用した場合の、成長結晶の軸方向SnTe濃度
を図1に示す。この軸方向に沿うSnTe濃度は、結晶
成長とともに漸次増加し、結晶のどの部分を取っても均
一な箇所がないことがわかる。これは、図2に示したP
bTe−SnTeの擬似二元系相図からも明らかなよう
に、液相線と固相線が一致しないこと(偏析)と、融液
内の対流とが原因で生じる現象である。
来、溶融域を狭くする帯域溶融法や磁場を印加する方
法、あるいは微小重力場を利用する方法が用いられてき
た。しかしながら、帯域溶融法では対流を抑制するに足
りる十分狭い溶融帯を形成するのが困難であるし、磁場
や微小重力を利用する方法も対流をある程度弱めるだけ
で、完全に抑制するのは困難であることがわかってい
る。
0-4gの微小重力で結晶を育成した場合の成長軸方向の
SnTe濃度分布を示した。長さ33mmから43mm
にかけて、約10mmの均一組成領域が実現している
が、対流が完全に抑制された場合に実現すると予想され
る組成分布(図中に破線で示す)と比較すると、均一組
成領域の長さはまだまだ短い。これは、上でも述べたよ
うに、10-4gの微小重力下においても融液内対流が抑
制しきれていないためである。
鑑みてなされたもので、原料融液内の対流抑制が不完全
であっても、均一組成の混晶(固溶体単結晶)の育成を
可能とする新しい固溶体単結晶の製造方法を提供するこ
とを課題とする。
は、均一組成の多結晶原料を出発原料として、結晶成長
させていた。これに対し、本発明の固溶体単結晶の製造
方法は、予め一方向凝固法等により軸方向に沿って溶質
濃度を連続的に変化させた結晶原料を作製し、この原料
全体を溶融させた後、先の一方向凝固の方向と逆方向に
一方向凝固させることによって、固溶体単結晶を成長さ
せることを、最も主要な特徴とする。
晶の製造方法は、その組成が全体として目的とする固溶
体の組成と一致し、かつ、その構成混合物質の濃度分布
が軸方向に沿って連続的に変化している結晶試料を出発
原料とし、該結晶試料全体を溶融させた後、その構成混
合物質のうち偏析係数が1より小さい物質がより高濃度
となっている端面側から前記物質がより低濃度となって
いる他の一端に向けて、一方向凝固を行うことによっ
て、目的とする固溶体単結晶を得ることを特徴とする。
製造方法は、その組成が全体として目的とする固溶体の
組成と一致する原料を電気炉内に長手形状に充填し、こ
の原料の長手方向に沿う第1の方向に一方向凝固を行っ
て結晶試料を作製し、該結晶試料の先端と後端とを入れ
替えて前記電気炉内に再装填し、該結晶試料全体を溶融
させた後、前記第1の一方向凝固で最後に固化した部分
が最初に固化する第2の方向に一方向凝固を行うことに
よって、目的とする固溶体単結晶を得ることを特徴とす
る。
法は、前記請求項2の固溶体単結晶の製造方法におい
て、第2の一方向凝固を実施する時に、電気炉内に磁場
を印加することを特徴とする。
製造方法は、種子結晶と、組成が全体として目的とする
固溶体の組成と一致するとともにその構成混合物質の濃
度分布が軸方向に沿って連続的に変化している結晶試料
とを原料として用い、前記結晶試料内の混合物質のうち
偏析係数が1より小なる物質がより高濃度となっている
該結晶試料の端面側に前記種子結晶を配置し、該種子結
晶の一部を融解させるとともに、前記結晶試料全体を溶
融させた後、前記種子結晶の融解部分を含む前記溶融結
晶試料の前記高濃度側端面から他の一端に向けて一方向
凝固を行うことによって、目的とする固溶体単結晶を得
ることを特徴とする。
法は、前記請求項4の固溶体単結晶の製造方法におい
て、一方向凝固を実施する時に、電気炉内に磁場を印加
することを特徴とする。
し、本発明をさらに詳しく説明する。
9999%のPb,Sn,Teを使用して、Pb0.8 S
n0.2 Teの組成となるよう秤量した後、石英管に真空
封入した。該石英管を電気炉内において約1000℃に
まで加熱してPb0.8 Sn0.2 Te組成の融液を作製し
た後、該石英管を電気炉より取り出し、水中に浸して急
冷し、Pb0.2 Sn0.2 Te組成の多結晶体を合成し
た。その後、該多結晶体を別な石英容器に真空封入し直
し、温度勾配炉中で高温部を約1000℃、低温部を約
600℃に加熱して形成した約60℃/cmの温度勾配
域を利用して、約5mm/hの固化速度で、一方向凝固
させた。得られた結晶中のSnTe濃度分布は、図1に
示す通りであった。すなわち、SnTe濃度は、結晶成
長軸方向に漸次増加し、均一組成領域はどこにも見当た
らない。
をさらに別な結晶成長用石英容器内に真空封入し直し、
最終段階の結晶成長を行った。図4は、この段階におけ
る結晶成長用容器の断面図である。
れており、コニカル部2の形成は1つの結晶核だけを生
成させて、単結晶化するための手段である。予め一方向
凝固させた結晶試料3は、SnTe濃度が一方の端面4
から他方の端面5にかけて減少しており、このSnTe
濃度がより高い方の端面4がコニカル部2の方向を向く
ように、石英容器1内に真空封入する。
示すグラフであり、炉内温度分布を示す曲線6と石英容
器1の配置関係も併せて示したものである。すなわち、
電気炉は、縦型炉で下部が低温領域、上部が高温領域と
なるよう加熱する。この温度分布では、低温の比重の高
い融液が下部へ来ることになり、熱対流は抑制される。
しかし、これはあくまで理想論であって、現実には石英
容器内の融液の径方向温度分布を完全に軸対称にするこ
とが難しい。そのため、ある程度の局所的な熱対流の発
生は避けられない。
濃度分布を示す曲線7と、1000℃で溶融した場合の
1時間後のSnTe濃度分布を示す曲線8を示した。拡
散による濃度分布の均一化とともに局所的な熱対流によ
る攪拌効果のため、SnTe濃度分布はなまっている。
このような状態から結晶化を開始させ、5mm/hで一
方向凝固させた場合のSnTe濃度分布を示す曲線9も
図6に併せて示した。SnTe濃度の高い方から固化が
始まるため、結晶中へ取り込まれるSnTeの割合が1
より小さい偏析作用を相殺し、比較的均一組成の結晶が
成長しているのがわかる。
2の実施形態において育成したPb1-x Snx Te単結
晶の軸方向のSnTe濃度分布を示したものである。本
実施の形態では、前記第1の実施の形態と同様な手法で
結晶成長させたが、後工程の再度の一方向凝固時に20
00ガウスの磁場を印加して融液内対流をさらに抑制し
た点が異なる。図から明らかなように、成長した結晶の
SnTe濃度分布の均一性がさらに向上している。これ
は対流抑制によって融液の攪拌が一層少なくなったため
である。
の溶融帯域を移動させつつ凝固させるという構成を示す
参考例における最終段階の結晶成長方法の概要を示した
線図である。電気炉加熱部は3ゾーンとなっており、炉
内温度分布曲線10に示すように、中央加熱部の温度を
高くして帯域溶融を行う。この方法によりPb1−x
Snx Teの結晶成長を行ったところ、図7と良く似
た組成分布の単結晶を得ることができた。この参考例に
おいても溶質濃度の高い方から結晶化させる構成による
効果と溶融帯の幅を狭くしたことによる溶融内対流抑制
効果がうまくかみ合って、組成均一性に優れたPb1−
x Snx Te単結晶が得られた。
容器12の断面図である。容器12内の種子結晶16側
には予め一方向凝固させて作製した多結晶原料13のS
nTe濃度が高い端面14が接するよう配置されてい
る。種子結晶16には、別な方法で作製されたPb0.
8 Sn0.2 Te組成に近い単結晶が使われている。
このような構成において、種子結晶の中央部が約890
℃となるよう、温度勾配炉中で加熱すると、種子結晶1
6は約半分を残して熔け、結晶原料13は全部が溶けた
溶融状となる。この状態から結晶成長用容器12を低温
側へ5mm/hの速度で移動させると、溶け残った種子
結晶から融液側へ向かって固化が始まり、やがて全体が
大きな単結晶へと成長した。
の後の結晶の軸方向SnTe濃度分布を示したものであ
る。この図から、得られた結晶は、ほぼ均一なSnTe
濃度分布をしていることがわかる。
族化合物半導体PbTeとSnTeの均一混晶(固溶
体)を例にとって説明したが、本発明の原理は、上記物
質に限られるものではなく、SiとGeのような元素同
士の固溶体単結晶や、III −V族化合物半導体のInA
sとGaAsの固溶体単結晶、あるいはII−VI族化合物
半導体のCdTe−HgTeの固溶体単結晶の製造に適
用できることは、自明である。
れば、偏析と対流による成長結晶中の組成変動を前もっ
て相殺できるように組成を変動させた原料を用いるの
で、溶融内の対流をある程度抑制すれば、固溶体(均一
性に優れた混晶)の単結晶を得ることができるという利
点がある。
ものではなく、広く一般の固溶体結晶に応用できる方法
であるが、特にPbTe−SnTeやInAs−GaA
sなどの化合物の固溶体半導体は、レーザダイオードの
作製等のために高品質化や均一組成化が要求されるの
で、本発明の有望な応用分野である。
原料を出発原料として、一方向凝固させた場合のSnT
eの成長軸方向濃度分布を示すグラフである。
る。
0.2 Te均一組成原料から一方向凝固法により育成
された結晶の成長軸方向のSnTe濃度分布を示すグラ
フである。
の形態を説明するための図であり、実施に用いた結晶成
長用容器の断面構成図である。
説明するための図であり、試料への印加温度の分布を示
すグラフである。
の違いを示すグラフである。
長軸方向に沿うSnTe濃度分布を示すグラフである。
沿うSnTe濃度分布を示すグラフである。
成長用容器の断面構成図である。
晶の成長軸方向SnTe濃度分布を示すグラフである。
軸方向に沿うSnTe濃度分布を示す曲線 9 第1の実施の形態で得た単結晶の成長軸方向に沿う
SnTe濃度分布を示す曲線 10 帯域炉内温度分布を示す曲線 11 結晶成長試料 12 結晶成長用容器 13 多結晶原料 14 SnTe濃度の最も高い端面 15 SnTe濃度の最も低い端面 16 種子結晶
Claims (5)
- 【請求項1】 その組成が全体として目的とする固溶体
の組成と一致し、かつ、その構成混合物質の濃度分布が
軸方向に沿って連続的に変化している結晶試料を出発原
料とし、該結晶試料全体を溶融させた後、その構成混合
物質のうち偏析係数が1より小さい物質がより高濃度と
なっている端面側から前記物質がより低濃度となってい
る他の一端に向けて、一方向凝固を行うことによって、
目的とする固溶体単結晶を得ることを特徴とする固溶体
単結晶の製造方法。 - 【請求項2】 その組成が全体として目的とする固溶体
の組成と一致する原料を電気炉内に長手形状に充填し、
この原料の長手方向に沿う第1の方向に一方向凝固を行
って結晶試料を作製し、該結晶試料の先端と後端とを入
れ替えて前記電気炉内に再装填し、該結晶試料全体を溶
融させた後、前記第1の一方向凝固で最後に固化した部
分が最初に固化する第2の方向に一方向凝固を行うこと
によって、目的とする固溶体単結晶を得ることを特徴と
する固溶体単結晶の製造方法。 - 【請求項3】 前記第2の一方向凝固を実施する時に、
電気炉内に磁場を印加することを特徴とする請求項2に
記載の固溶体単結晶の製造方法。 - 【請求項4】 種子結晶と、組成が全体として目的とす
る固溶体の組成と一致するとともにその構成混合物質の
濃度分布が軸方向に沿って連続的に変化している結晶試
料とを原料として用い、前記結晶試料内の混合物質のう
ち偏析係数が1より小なる物質がより高濃度となってい
る該結晶試料の端面側に前記種子結晶を配置し、該種子
結晶の一部を融解させるとともに、前記結晶試料全体を
溶融させた後、前記種子結晶の融解部分を含む前記溶融
結晶試料の前記高濃度側端面から他の一端に向けて一方
向凝固を行うことによって、目的とする固溶体単結晶を
得ることを特徴とする固溶体単結晶の製造方法。 - 【請求項5】 前記一方向凝固を実施する時に、電気炉
内に磁場を印加することを特徴とする請求項4に記載の
固溶体単結晶の製造方法。
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JP03200296A JP3253005B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 固溶体単結晶の製造方法 |
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JPH09227268A JPH09227268A (ja) | 1997-09-02 |
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1996
- 1996-02-20 JP JP03200296A patent/JP3253005B2/ja not_active Expired - Fee Related
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