JP3252614B2 - スプラッシュガード取付構造 - Google Patents

スプラッシュガード取付構造

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JP3252614B2
JP3252614B2 JP22914294A JP22914294A JP3252614B2 JP 3252614 B2 JP3252614 B2 JP 3252614B2 JP 22914294 A JP22914294 A JP 22914294A JP 22914294 A JP22914294 A JP 22914294A JP 3252614 B2 JP3252614 B2 JP 3252614B2
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の分割部材を組
合わせてなるスプラッシュガードの分割部材間の相互係
合部等における取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスプラッシュガード取付構造は、
図1において、自動車1のサイドボディ下部に装着され
るフロント寄りの第1の分割部材3と、リア寄りの第2
の分割部材5とを備え、図5に示すように、第1の分割
部材3の端部に設けたリブ4を第2の分割部材5の接合
端部6の内面に添わせて該リブ4と接合端部6とを重ね
合わせ組合わせて、第1の分割部材3及び第2の分割部
材5に設けたそれぞれのクリップを自動車1のサイドボ
ディに開けた取付穴に差し込み、該第1の分割部材3及
び第2の分割部材5を該サイドボディに取付けて構成さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のス
プラッシュガード取付構造では、リブ4と接合端部6と
を重ね合わせて接合し、クリップを使用して止めるだけ
なので、第1の分割部材3と第2の分割部材5との端部
間で、上下方向に位置がずれて両者の係合部において段
差が発生し易いという欠点があった。
【0004】また、第1の分割部材3と第2の分割部材
5の熱収縮によって、該第1の分割部材3と第2の分割
部材5との端面間の隙間Cが過大になり易いという欠点
があった。
【0005】本発明は、かかる従来の欠点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、両分割部材の端部間で上
下方向の位置ずれによる段差及び隙間が発生するのを防
止できるスプラッシュガード取付構造を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一方の分割部材の端部に備えたリブを他
方の分割部材の接合端部内面に添わせ、両分割部材を組
合わせた状態で車体に取付けるスプラッシュガード取付
構造において、両分割部材には上端板と下端板を設け、
該上端板と下端板間を側方板で結んで一体に設け、前記
リブに上端板と側方板にまたがって係合穴を設け、前記
接合端部には該係合穴に入って掛止される掛止爪を設
け、該掛止爪前記係合穴の穴縁に引掛かって前記一方
の分割部材の上端板の端部に対する前記接合端部の上下
方向の位置決めをするとともに該接合端部の長手方向の
動きを規制する凸部を設け、両分割部材の下端板には上
向きに膨出させた取付板を互いに対応して設けたことに
ある。また、本発明は、前記掛止爪は板状材で形成し、
上方脚部および上端板にほぼ平行な下方脚部とを一体に
有し、上方脚部の上向き端末を上端板の下面に固着して
設け、下方脚部の端末を側方板の内面に固着して設けた
ことにある。
【0007】
【作用】本発明は、一方の分割部材のリブに設けた係合
穴に、他方の分割部材の接合端部に設けた掛止爪が入っ
て掛止され、該掛止爪に設けた凸部が、前記係合穴の穴
縁に引掛かって前記リブに対する前記接合端部の上下方
向の位置決めをするとともに該接合端部の長手方向の動
きを規制することにより、両分割部材間で上下方向の段
差及び長手方向の過大な隙間が発生するのを防止可能と
する。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1は本発明が適用される自動車を
示す斜視図、図2は図1に円Bで示した部分においてス
プラッシュガードを取り外した状態の拡大斜視図、図3
は図1のA−A線の位置における部分拡大断面図であ
る。
【0009】この実施例に係るスプラッシュガード取付
構造は、自動車1のサイドボディ2に係合し、フロント
寄りの第1の分割部材3の端部に備えたリブ4をリア寄
りの第2の分割部材5の接合端部6の内面に添わせて両
分割部材を接合した状態で、サイドボディ2に取付けて
構成される。
【0010】そして、このスプラッシュガード取付構造
は、リブ4に係合穴7を設け、接合端部6には該係合穴
7に入って掛止される掛止爪8を設け、該掛止爪8には
係合穴7の穴縁に引掛かってリブ4に対する接合端部6
の上下方向の位置決めをするとともに該接合端部6の前
後方向の動きを規制する凸部8aを設けたことを特徴と
している。
【0011】サイドボディ2は、ドア開口部の下端を構
成する上縁板11と、その下方の側方板12とを一体に
有し、側方板12の所定箇所に前後方向に間隔を置き複
数のクリップ穴12aを開けてある。
【0012】第1の分割部材3は、上端板13と、サイ
ドボディ2の側方板12に対向する側方板14と、下端
板15とを一体に有し、側方板14の内面側にクリップ
保持部18を備え、該クリップ保持部18にクリップ1
9が保持され、端部にリブ4を延設してある。
【0013】リブ4は、内側へほぼ直角に曲げて両分割
部材3,5の板厚に見合う段差端面3aを第1の分割部
材3の端部に形成して上端板13に延設した上端板21
と、側方板14に延設した側方板22と、下端板に延設
した下端板23とを一体に備え、上端板21と側方板2
2の上部に切欠き24を形成してこの部分の突出長さを
短くしてあり、切欠き24寄りの位置の上端板21及び
側方板22部分に長穴形の係合穴7を開け、下端板23
の部分に切り込みを入れ且つ上向きに膨出させて取付板
27を形成し、該取付板27にボルト穴28を開けてあ
る。
【0014】第2の分割部材5は、第1の分割部材3と
同様の上端板33と側方板34と下端板35とを一体に
備え、係合穴7に対応する位置の上端板33及び側方板
34の部分に亘って掛止爪8を設け、リブ4の取付板2
7に対応して下端板35に取付板37を形成し、該取付
板37にボルト穴38が開けられており、側方板34の
内面側にクリップ保持部18を備え、該クリップ保持部
18にクリップ19が保持される。
【0015】掛止爪8は、板状材を折曲げて内向きに突
出形成した凸部8aと、上方脚部8b及び上端板33に
ほぼ平行な下方脚部8cとを一体に有し、凸部8aが係
合穴7の上端板21部分の端縁近傍に向けて突出し、上
方脚部8bの上向き端末を上端板33の下面に、下方脚
部8cの端末を側方板34の内面にそれぞれ固着してあ
る。
【0016】次に、上記実施例に係る第1の分割部材3
と第2の分割部材5とをサイドボディ2に取付ける方法
の一例について説明する。係合穴7に掛止爪8を挿入し
て接合端部6にリブ4を重ね合わせた状態にて、各クリ
ップ19を対応するクリップ穴12aに差し込んでサイ
ドボディ2に第1の分割部材3及び第2の分割部材5を
装着し、ボルト穴28,38に挿通した図示しないボル
トをもって第1の分割部材3の下端板15及び第2の分
割部材5の下端板35をサイドボディ2に共締めにて固
着する。
【0017】このようにして取付けたスプラッシュガー
ドは、掛止爪8が係合穴7に入り、図3及び図4に示す
ように、凸部8aが該係合穴7の端縁に引掛かっている
ため、第2の分割部材5の上端板33が第1の分割部材
3の上端板13に対し面一に保持され、第1の分割部材
3の段差端面3aと第2の分割部材5の端面5aとの間
の隙間Cが過大になるのを確実に防止できる。
【0018】なお、本発明は、上記実施例によって限定
されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲で種
々の変形が可能である。例えば、第2の分割部材5の端
部にリブ4を設け、第1の分割部材3に接合端部6を設
けてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明は、一方の分割部材の端部に備え
たリブを他方の分割部材の接合端部内面に添わせ、両分
割部材を組合わせた状態で車体に取付けるスプラッシュ
ガード取付構造において、両分割部材には上端板と下端
板を設け、該上端板と下端板間を側方板で結んで一体に
設け、前記リブに上端板と側方板にまたがって係合穴を
設け、前記接合端部には該係合穴に入って掛止される掛
止爪を設け、該掛止爪前記係合穴の穴縁に引掛かって
前記一方の分割部材の上端板の端部に対する前記接合端
部の上下方向の位置決めをするとともに該接合端部の長
手方向の動きを規制する凸部を設け、両分割部材の下端
板には上向きに膨出させた取付板を互いに対応して設け
ので、両分割部材の端部間で上下方向の位置ずれによ
る段差及び長手方向の熱収縮による過大な隙間が発生す
るのを確実に防止できるという効果を奏する。また、部
品点数が増えず、組付けが容易で、コストが上がること
もないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るスプラッシュガード取付
構造を適用した自動車を示す斜視図である。
【図2】図1の円Bで示す部分の分解斜視図である。
【図3】図1のA−A線に沿った部分断面図である。
【図4】本発明の実施例に係るスプラッシュガード取付
構造の要部を示す部分側面図である。
【図5】従来のスプラッシュガード取付構造の要部を示
す部分側面図である。
【符号の説明】
1 自動車 2 サイドボディ 3 第1の分割部材(一方の分割部材) 3a 段差端面 4 リブ 5 第2の分割部材(他方の分割部材) 6 接合端部 7 係合穴 8 掛止爪 8a 凸部 8b 上方脚部 8c 下方脚部 13 上端板 14 側方板 33 上端板 34 側方板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の分割部材の端部に備えたリブを他
    方の分割部材の接合端部内面に添わせ、両分割部材を組
    合わせた状態で車体に取付けるスプラッシュガード取付
    構造において、上記両分割部材には、上端板と下端板を
    設け、該上端板と下端板間を側方板で結んで一体に設
    け、前記リブに上端板と側方板にまたがって係合穴を設
    け、前記接合端部には該係合穴に入って掛止される掛止
    爪を設け、該掛止爪前記係合穴の穴縁に引掛かって前
    記一方の分割部材の上端板の端部に対する前記接合端部
    の上下方向の位置決めをするとともに該接合端部の長手
    方向の動きを規制する凸部を設け、両分割部材の下端板
    には上向きに膨出させた取付板を互いに対応して設けた
    ことを特徴とするスプラッシュガード取付構造。
  2. 【請求項2】 前記掛止爪は板状材で形成し、上方脚部
    および上端板にほぼ平行な下方脚部とを一体に有し、上
    方脚部の上向き端末を上端板の下面に固着して設け、下
    方脚部の端末を側方板の内面に固着して設けたことを特
    徴とする請求項1に記載のスプラッシュガード取付構
    造。
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