JP2000168461A - 外装部品取付け用クリップ - Google Patents

外装部品取付け用クリップ

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JP2000168461A
JP2000168461A JP10346781A JP34678198A JP2000168461A JP 2000168461 A JP2000168461 A JP 2000168461A JP 10346781 A JP10346781 A JP 10346781A JP 34678198 A JP34678198 A JP 34678198A JP 2000168461 A JP2000168461 A JP 2000168461A
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JP
Japan
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vertical plate
side edge
vehicle
clip
locking
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Pending
Application number
JP10346781A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Arakawa
敏 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の外装部品を係止するクリップの係止力
を強化すること。 【解決手段】 一方の側縁30を車体に結合した車両外
装部品3Bの他方の側縁33を車体に係止せしめる合成
樹脂のクリップ4であって、車体に固定する基板部41
と、基板部41から起立する縦板部42を備え、縦板部
42はその幅方向中間部43の下端を基板部41と分離
して撓み変形可能とし、上記中間部43の上端には、縦
板部42の前面431側に突出して、外装部品3Bの上
記他方の側縁33を縦板部43の起立方向で係止する係
止爪47を形成し、かつ、上記縦板部42にはその中間
部43の背面432に、該背面432に対してほぼ直角
方向に突出し、下端縁491が基板部41の上面と小間
隔をおいて対向するバックアップリブ49を一体に形成
し、バックアップリブ49により、縦板部42がその背
面432側へ傾くのを防止する構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の外装モール
やガーニッシュ等の外装部品を車体に取付けるクリップ
に関する。
【0002】
【従来の技術】外装部品の代表例として車両のルーフの
左右の両側端部に沿って取付けたルーフサイドガーニッ
シュを図2および図3に示す。図2はワゴン型車のルー
フを示し、図3は図2のY−Y線に沿う位置での従来の
ルーフサイドガーニッシュの取付け断面を示す。ルーフ
1にはほぼ中央に形成したサンルーフ開口を開閉するサ
ンルーフ2を備え、サンルーフ2はサンルーフ開口の左
右の両側縁に沿うようにルーフパネル10に外付けした
ガイドレール21にシュー25を介して開閉移動可能に
支持せしめている。ルーフ1の左右の側端には、ルーフ
パネル10側縁とルーフサイドパネル11側縁との結合
部に沿って車両前後方向に延び雨水を受けるルーフ溝1
2を備えている。
【0003】ルーフ1の左右の側端にはこれに沿って前
後方向に延びる合成樹脂製のルーフサイドガーニッシュ
(以下、ガーニッシュという)3A,3Bが一連に設け
てある。
【0004】サンルーフ2の側縁に沿うガーニッシュ3
Bはその車内側の側縁30の爪部31を上記ガイドレー
ル21の開口縁に係止し、車外側の側縁33をクリップ
4Aに係止している。クリップ4Aは合成樹脂の一体成
形体で、基板部41と、基板部41から起立する縦板部
42を備え、縦板部42の幅方向中間部43の下端はス
リット45により基板部41と分離し、撓み変形可能と
してある。縦板部42の左右両端は補強フランジ46に
より補強している。中間部43の中央上端には車外側へ
突出する係止爪47を備えている。クリップ4Aは、縦
板部42をルーフ溝12に沿わせ、基板部41を接着テ
ープ40によりルーフ溝12に接着することにより取付
けられている。
【0005】ガーニッシュ3Bは、先ずその車内側の側
縁30の爪部31をガイドレール21に係止させ、車外
側の側縁33でクリップ4Aの縦板部42を覆うととも
に、側縁33下縁に突設した爪部34をクリップ4Aの
係止爪47に中間部43を車内側へ撓ませつつ押し込ん
で係止せしめている。一方、ガーニッシュ3Aは、その
裏面の車内側の側端に突設した係止ピンをルーフパネル
10の側端に沿って形成した係止穴に挿入係止し、車外
側の側縁をガーニッシュ3Bの車外側の側縁33と同様
にクリップを介して車体に固定している(図略)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ガーニッシ
ュ3A,3Bは熱変形などによりそれらの側縁33に上
方へのはずれ力(白矢印)がかかると、縦板部42の中
間部43が下端を中心に車内側に倒れるように撓んで爪
部34が係止爪47からはずれてしまうおそれがある。
このはずれは、中間部43の剛性を上げることにより防
止され得るが、剛性を上げると爪部34を係止爪47に
押し込むときに大きな力を要し、ガーニッシュ3A,3
Bの取付け作業性が悪くなる。
【0007】そこで本発明は、車両外装部品の取付け作
業性が良好で、かつ、外装部品のはずれのないクリップ
を実現することを課題としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、一方の側縁を
車体に結合した車両外装部品の他方の側縁を車体に係止
せしめる合成樹脂のクリップであって、車体に固定する
基板部と、基板部から起立する縦板部を備え、縦板部は
その幅方向中間部の下端を基板部と分離して撓み変形可
能とし、上記中間部の上端には、縦板部の一方の面側に
突出して外装部品の上記他方の側縁を縦板部の起立方向
で係止する係止爪を形成し、かつ、上記縦板部の中間部
にはその他方の面に、該他方の面に対してほぼ直角方向
に突出し、下端縁が基板部上面と小間隔をおいて対向す
るバックアップリブを一体に形成する。
【0009】外装部品を取付けた状態で外装部品にはず
れ力がかかり縦板部の中間部を上記他方の面側に倒そう
としても、バックアップリブの下縁が基板部に当接し、
バックアップリブが支えとなって中間部が他方の面側へ
倒れないので、外装部品がはずれることはない。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明を車体ルーフの側端に沿っ
て設けるガーニッシュを係止固定するクリップに適用し
た実施の形態を図1および図2に基づいて説明する。図
1(A),(B)に示すように、クリップ4は合成樹脂
の一体成形体で、基板部41と、基板部41から起立す
る縦板部42とで断面逆T字形に形成してある。基板部
41は長方形状で、縦板部42は基板部41の長手方向
全幅にわたって形成してある。縦板部42は幅方向両端
を除いた中間部43の下端がスリット45により基板部
41から切り離してあり、中間部43は撓み変形可能と
してある。また、縦板部42の左右両端は補強フランジ
46により補強してある。縦板部42の中間部43の上
縁中央には縦板部42に一方の面(以下、前面という)
431側に向けて下降傾斜し、前端が前面431から突
出する係止爪47が形成してある。基板部41の下面に
は広幅で浅い溝が形成してあり、この溝に両面接着テー
プ40が貼着してある。また、基板部41の上面には係
止爪47に対応する位置に突起44が突設してある。
【0011】縦板部42の中間部43の他方の面(以
下、背面という)432には幅方向中間位置に、背面4
32からほぼ直角方向に突出する縦壁状のバックアップ
リブ49が一体に形成してある。バックアップリブ49
は中間部43とほぼ同じ厚さの板状で、上縁が円弧をな
す扇形で中間部43に接続する端部は中間部43と同じ
高さであり、下縁491が基板部41の上面に平行かつ
若干の間隔をおいて対向している。下縁491は基板部
41の一方の側端まで延びている。
【0012】ルーフ1およびガーニッシュ3A,3Bの
構造は従来構造と実質的に同じである。ルーフ1にはそ
のほぼ中央にサンルーフ2が設けてあり、ルーフ1の左
右の両側端にはこれに沿って前後方向に延びるガーニッ
シュ3A,3Bが一連に設けてある。
【0013】ルーフパネル10の側端にはこれに沿って
サンルーフ2の側縁を支持案内するガイドレール21が
外付けしてある。ガイドレール21は、断面ほぼコ字形
で、その開口を車内側に向けて、底面から下方に突設し
たボルト部材22をルーフパネル10に貫通させ、下方
よりナット23を締め込んで固定してある。ガイドレー
ル21はサンルーフ2の側端に突設したステー24の先
端に付設したシュー25を摺動可能に嵌入することでサ
ンルーフ2を支持している。また、ルーフパネル10の
側縁はルーフサイドパネル11の車内側の側縁と結合し
てあり、両者の結合部には断面凹状で雨水を受けるルー
フ溝12が形成してある。そして、ガイドレール21お
よびルーフ溝12はガーニッシュ3Bで被覆してある。
【0014】ガーニッシュ3Bは、なだらかな湾曲面を
なす断面形状の合成樹脂の板体で、車内側の側縁30に
はガイドレール21の開口上縁を覆う側縁フランジが形
成してあり、側縁フランジの下縁には内側へ突出する爪
部31を備え、側縁フランジは裏面に突設した縦リブ3
2で補強してある。また、ガーニッシュ3Bの車外側の
側縁33には下方へ屈曲した側縁フランジが形成してあ
り、側縁フランジの下縁には内側へ突出する爪部34が
形成してある。ガーニッシュ3Bの裏面の中間にはガー
ニッシュ3Bの長手方向に延びる補強リブ35が突設し
てある。
【0015】上記ルーフ溝12には所定の間隔をおいて
クリップ4が取付けられる。各クリップ4は、その縦板
部42の前面431を車外側として縦板部42をルーフ
溝12に沿う方向に配し、基板部41を両面接着テープ
40を介してルーフ溝12に接着することにより固定す
る。
【0016】ガーニッシュ3Bの取付けには、先ず、車
内側の爪部31をガイドレール21の開口上縁に係止す
る。次に、車外側の側縁33で縦板部42をまたぐよう
にし、爪部34を縦板部42の係止爪47の傾斜上面に
当接させた状態で側縁33を下方へ押し込む。これによ
り縦板部42の中間部43はその幅方向の中心部全体が
背面432側に張り出すようにして弓なりに撓み、爪部
34が係止爪47の先端を通過して側縁33のフランジ
下縁が突起44に当接すると、中間部43が原形に復帰
し、爪部34と係止爪47は係合する。バックアップリ
ブ49は中間部43の撓みおよび復帰に伴なって基板部
41の上面とほぼ平行に移動する。
【0017】ガーニッシュ3Bを取付けた状態で、ガー
ニッシュ3Bが熱変形等により反り方向に変形して爪部
34が持ち上げられると、クリップ4の係止爪47には
これを上方かつ背面432側へ回転させる力が作用し、
バックアップリブ49が突出する縦板部42の中間部4
3はその上端が背面432側へ押し込まれるようにして
倒れようとするが、このとき、バックアップリブ49の
下縁491の先端が基板部41の上面に当接するので、
中間部43はバックアップリブ49により支えられ倒れ
ない。従って、爪部34が係止爪47からはずれるのが
防止される。
【0018】このように、クリップ4にバックアップリ
ブ49を設けたことで、縦板部42の板厚を薄くしてガ
ーニッシュ3Bの取付け作業を容易にすることができ、
縦板部42の板厚を薄くしてもガーニッシュ3Bのはず
れは生じない。
【0019】ガーニッシュ3Aは、その裏面の車内側の
側端に突設した係止ピンをルーフパネル10の側端に沿
って形成した係止穴に挿入係止するとともに、車外側の
側縁をガーニッシュ3Bの車外側の側縁33と同様にク
リップを介して車体に固定する(図略)。ガーニッシュ
3Aでもクリップはガーニッシュ3Bにおけると同様の
作用をなす。
【0020】
【発明の効果】本発明のクリップによれば、外装部品の
取付け作業性を良好にすることができ、かつ、取付け後
の外装部品のクリップからのはずれを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明のクリップを用いたルーフ
サイドガーニッシュの取付け構造を示す図2のY−Y線
に沿う位置での断面図、図1(B)は本発明のクリップ
の斜視図である。
【図2】ルーフサイドガーニッシュを備えた車両ルーフ
の斜視図である。
【図3】従来のクリップを用いたルーフサイドガーニッ
シュの取付け構造を示す図2のY−Y線に沿う位置での
断面図である。
【図4】従来のクリップの斜視図である。
【符号の説明】
3B 外装部品(ルーフサイドガーニッシュ) 30 一方の側縁 33 他方の側縁 34 爪部 4 クリップ 41 基板部 42 縦板部 43 中間部 431 一方の面(前面) 432 他方の面(背面) 47 係止爪 49 バックアップリブ 491 下端縁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の側縁を車体に結合した車両外装部
    品の他方の側縁を車体に係止せしめる合成樹脂のクリッ
    プであって、車体に固定する基板部と、基板部から起立
    する縦板部を備え、縦板部はその幅方向中間部の下端を
    基板部と分離して撓み変形可能とし、上記中間部の上端
    には、縦板部の一方の面側に突出して外装部品の上記他
    方の側縁を縦板部の起立方向で係止する係止爪を形成
    し、かつ、上記縦板部の中間部にはその他方の面に、該
    他方の面に対してほぼ直角方向に突出し、下端縁が基板
    部上面と小間隔をおいて対向するバックアップリブを一
    体に形成したことを特徴とする外装部品取付け用クリッ
    プ。
JP10346781A 1998-12-07 1998-12-07 外装部品取付け用クリップ Pending JP2000168461A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009083822A (ja) * 2007-10-03 2009-04-23 Faltec Co Ltd サンルーフ装飾部材
JP2009083821A (ja) * 2007-10-03 2009-04-23 Faltec Co Ltd サンルーフ装飾部材
JP2021066196A (ja) * 2019-10-17 2021-04-30 株式会社豊田自動織機 樹脂パネルの取付構造

Cited By (4)

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JP7230771B2 (ja) 2019-10-17 2023-03-01 株式会社豊田自動織機 樹脂パネルの取付構造

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