JP2545912Y2 - ステップランプの取付構造 - Google Patents

ステップランプの取付構造

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JP2545912Y2
JP2545912Y2 JP767792U JP767792U JP2545912Y2 JP 2545912 Y2 JP2545912 Y2 JP 2545912Y2 JP 767792 U JP767792 U JP 767792U JP 767792 U JP767792 U JP 767792U JP 2545912 Y2 JP2545912 Y2 JP 2545912Y2
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mounting
step lamp
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door trim
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和正 福田
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動車室内における
乗員の足下付近を照光するステップランプの取付構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車の車室内には、室内ラン
プ,マップランプ,ステップランプ等の照明設備が設置
されている。
【0003】このうち、ステップランプは乗員の足下付
近を照らすために、ドアトリムの表面側下部に設置され
ている。
【0004】図7は、ドアトリム1にステップランプ2
を取付けた状態を示すもので、ドアトリム1の下部に設
置されている樹脂成形体からなるドアポケット部3に開
設した開口4内にステップランプ2が嵌め込み固定され
ている。
【0005】従来のステップランプ2の取付構造は、図
8,図9に示すように、取付用開口4の左右側縁部に取
付座5が一体形成されており、ステップランプ2の裏面
両側に突設した取付用ボス部6を取付座5面上に合わせ
た後、裏面側からビス7を締め付け固定することによ
り、ステップランプ2をドアトリム1に取付けるように
している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】このように、従来のス
テップランプ2の取付構造は、ドアトリム1側の取付用
開口4に設けた取付座5面上に取付用ボス部6を合わせ
たのち、ビス7を介してビス止め固定するという構成で
あり、ビス7の過度の締め付け,およびステップランプ
2自体にドアパネル側に向く外力が作用した場合、取付
座5の剛性がそれほど強くないため、ねじれやたわみが
発生し、ステップランプ2の確実な取付強度が保証でき
ないという不具合が指摘されている。
【0007】さらに、ステップランプ2は通常、左右対
称形状に設定されているため、上下逆方向に装着する誤
着が生じやすく、作業能率を低下させる要因となってい
る。
【0008】この考案は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、本考案の目的とするところは、ドアトリム
に装着されるステップランプの取付構造において、ステ
ップランプの取付強度が確保できるとともに、上下逆向
きとなる誤着を未然に防止することにより、取付作業に
おける作業能率を著しく向上させるようにしたステップ
ランプの取付構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、ドアトリムの表面下部に設けられた取付
用開口に、ステップランプを嵌着し、取付用開口の縁部
に形成した取付座上にステップランプの裏面側に一体形
成した取付用ボス部を合わせて、その裏面側からビス止
め固定してなるステップランプの取付構造において、前
記取付用ボス部の一側面にプレート状の補強リブが一体
形成されているとともに、上記ステップランプの上下方
向誤着時、上記補強リブと干渉し、かつ、補強機能を備
えた誤着防止用リブが取付座の一方側縁部に突設形成さ
れていることを特徴とする。
【0010】
【作用】以上の構成から明らかなように、取付座には、
補強機能を有する誤着防止用リブが形成されているた
め、取付座自体の強度が強化されるとともに、取付用ボ
ス部の一側面に一体化された補強リブが取付座面と当接
するため、ビスの締め付け操作、および外部からの応力
に対して、ステップランプと取付座との接触面積が多く
確保されることになり、取付座にねじれやたわみ等が生
じることがない。
【0011】さらに、ステップランプを上下逆方向に装
着した場合、取付用ボスに形成された補強リブと取付座
に形成された誤着防止用リブとが干渉し合うため、ステ
ップランプの誤着状態での取付が不可能となり、誤着が
未然に防止できる。
【0012】
【実施例】以下、本考案によるステップランプの取付構
造の実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説
明する。
【0013】図1ないし図4は本考案の第1実施例を示
すもので、図1はドアトリムにステップランプを取付け
る状態を示す斜視図、図2はステップランプの取付用ボ
ス部とドアトリム側の取付座との関係を示す要部拡大斜
視図、図3はステップランプを取付座に装着する状態を
示す断面図、図4はステップランプを取付座に取付けた
状態を示す断面図、図5は本考案の第2実施例を示すも
ので、ステップランプの取付用ボス部とドアトリム側の
取付座との関係を示す要部拡大斜視図、図6はステップ
ランプを取付座に取付けた状態を示す断面図である。
【0014】図1において、符号10は、ドアパネルに
内装される自動車用ドアトリムであり、このドアトリム
10の表面側下部には樹脂成形体からなるドアポケット
11が装着されている。
【0015】そして、夜間、乗員の足下を照光するステ
ップランプ20は、ドアトリム10の後端側下部(乗員
の足下付近に相当する)に取付けられるが、このステッ
プランプ20を取付けるための開口12がドアポケット
11に開設されている。
【0016】上記ステップランプ20の裏面には、左右
側にそれぞれ取付用ボス部21が突設形成されており、
ドアトリム10のドアポケット11に開設されている開
口12の左右側縁部には、取付座13が一体に形成さ
れ、図2に示すように、この取付座13の取付孔14と
ステップランプ20の取付用ボス部21のボス孔21a
とを合わせた後、取付座13の裏面側からビス30をビ
ス止め固定することにより、ステップランプ20がドア
トリム10に固定されることになる。
【0017】ところで、本考案の特徴は、ステップラン
プ20を安定した取付強度で確実に取付けることができ
るとともに、取付時の上下方向の誤着を未然に防止する
点にある。
【0018】すなわち、取付用ボス部21の一側面(こ
の実施例では下部側面)にプレート状の補強リブ22が
一体形成されており、取付用ボス部21の先端と補強リ
ブ22の先端が取付座13に当接するようになってい
る。
【0019】また、取付座13にはそのほぼ中央にビス
30を締着する取付孔14が開設されているとともに、
取付座13の一側縁(この実施例では上縁部)に補強機
能を備えた誤着防止用リブ15が一体形成されている。
【0020】したがって、ステップランプ20をドアト
リム10に取付ける際、図3に示すように、上下方向が
正規状態であれば取付けることが可能となるが、上下逆
方向にセットした場合、取付用ボス部21に形成した補
強リブ22と取付座13に設けた誤着防止用リプ15と
が干渉し合い、ステップランプ20の取付が不可能とな
る。
【0021】そして、正規の方向でステップランプ20
をドアトリム10に取付けた場合、図4に示すように、
ドアトリム10側の取付座13面上にステップランプ2
0の取付用ボス部21と補強リブ22の先端部分が面接
触した状態で、ビス30により、取付座13と取付用ボ
ス部21とが一体化されることになる。
【0022】このように、取付座13に補強機能をもつ
誤着防止用リブ15が一体形成されるとともに、ステッ
プランプ20の取付用ボス部21に補強リブ22が形成
されているため、ステップランプ20取付部分の強度が
著しく強化され、安定した取付強度が確保されるととも
に、誤着防止用リブ15と補強リブ22との干渉作用に
より、ステップランプ20の誤着が未然に防止できると
いう利点がある。
【0023】次いで、図5,図6は本考案の第2実施例
を示すもので、上述実施例と同一部分には同一符号を付
し、その説明は省略する。
【0024】この実施例においては、取付座13面上に
補強リブ22を挟持する一対の位置決め用リブ16が形
成されており、この実施例の構成によれば、ステップラ
ンプ20を取付用開口12内に嵌着する際、取付用ボス
部21に一体形成した補強リブ22を取付座13の位置
決め用リブ16内に嵌め入れれば、適正位置に速やかに
位置決めすることができ、ステップランプ20の取付作
業性がさらに向上するとともに、この位置決め用リブ1
6による強度アップをも見込むことができ、さらに取付
部分の強度が強化できるという有利さがある。
【0025】
【考案の効果】以上説明した通り、本考案によるステッ
プランプの取付構造によれば、以下に記載する格別の作
用効果を有する。
【0026】(1)本考案によれば、取付座に補強機能
を兼用する誤着防止用リブが設けられ、さらに取付用ボ
ス部に補強リブを一体化して、この補強リブも取付座面
と接触させる構成にしたため、ステップランプの取付部
分の強度が著しく強化され、ビスの過度の締め付け、お
よび外部からステップランプに加わる応力に対しても取
付座にねじれやたわみ等の変形が生じることがなく、安
定した取付強度が得られるという効果を有する。
【0027】(2)本考案によれば、取付座および取付
用ボス部をそれぞれ補強する誤着防止用リブと補強リブ
との干渉作用を利用して、ステップランプを上下逆向き
にセットした際、ステップランプの取付が不可能となる
ように設定されているため、ステップランプの誤着が未
然に防止でき、ステップランプ取付作業における作業能
率を著しく向上させるという効果を有する。
【0028】(3)本考案によれば、取付座に誤着防止
用リブを設ける一方、取付用ボス部に一体形成した補強
リブを位置決めする位置決め用リブを取付座に設定すれ
ば、ステップランプの位置決めを能率よく行なうことが
できるとともに、位置決め用リブによる強度アップが見
込めるため、作業性をより向上させることができ、しか
も、取付安定性もより一層高めることができるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示すもので、ステップラ
ンプをドアトリムに取付ける状態を示す斜視図。
【図2】ステップランプの取付用ボス部と取付座との関
係を示す要部拡大斜視図。
【図3】図1に示すステップランプのドアトリムへの取
付状態を示す断面図。
【図4】図1に示すステップランプをドアトリムに取付
けた状態を示す断面図。
【図5】本考案の第2実施例を示すもので、ステップラ
ンプの取付用ボス部と取付座との関係を示す要部拡大斜
視図。
【図6】本考案の第2実施例であるステップランプをド
アトリムに取付けた状態を示す断面図。
【図7】従来のステップランプを取付けたドアトリムを
示す斜視図。
【図8】ステップランプを取付けるための従来の取付用
開口の形状を示す正面図。
【図9】従来のステップランプの取付構造を示す断面
図。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム 11 ドアポケット部 13 取付座 14 取付孔 15 誤着防止用リブ 16 位置決め用リブ 20 ステップランプ 21 取付用ボス部 22 補強リブ 30 ビス

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアトリム(10)の表面下部に設けら
    れた取付用開口(12)に、ステップランプ(20)を
    嵌着し、取付用開口(12)の縁部に形成した取付座
    (13)上にステップランプ(20)の裏面側に一体形
    成した取付用ボス部(21)を合わせて、その裏面側か
    らビス止め固定してなるステップランプの取付構造にお
    いて、 前記取付用ボス部(21)の一側面にプレート状の補強
    リブ(22)が一体形成されているとともに、上記ステ
    ップランプ(20)の上下方向誤着時、上記補強リブ
    (22)と干渉し、かつ、補強機能を備えた誤着防止用
    リブ(15)が取付座(13)の一方側縁部に突設形成
    されていることを特徴とするステップランプの取付構
    造。
  2. 【請求項2】 取付座(13)上に、取付用ボス部(2
    1)の補強リブ(22)を位置決めする一対の位置決め
    用リブ(16)が設けられていることを特徴とする請求
    項1記載のステップランプの取付構造。
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