JP3251428B2 - Crtドライブ回路 - Google Patents

Crtドライブ回路

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JP3251428B2
JP3251428B2 JP16139494A JP16139494A JP3251428B2 JP 3251428 B2 JP3251428 B2 JP 3251428B2 JP 16139494 A JP16139494 A JP 16139494A JP 16139494 A JP16139494 A JP 16139494A JP 3251428 B2 JP3251428 B2 JP 3251428B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/16Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
    • H04N3/18Generation of supply voltages, in combination with electron beam deflecting
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CRT(陰極線管)
を駆動するCRTドライブ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のCRTドライブ回路を示す
回路図であり、図において、1はビデオ信号を増幅する
ビデオアンプ、2はその増幅されたビデオ信号を調整し
てCRTの各カソードに供給するカットオフ制御回路で
ある。3は各アノードに高圧電圧を、又、フォーカス電
極にフォーカス電圧を供給するフライバックトランス、
4はスクリーン電極にスクリーン電圧を供給するスクリ
ーン電圧発生回路であり、4aはオペアンプ、4bはそ
のオペアンプ4aの+側に設定電圧を供給する抵抗器で
ある。5はトランジスタで構成された水平出力素子、6
はダイオード、7はコンデンサ、8はユーザーが操作す
るコントラストボリューム8a,ブライトボリューム8
bを有するコントラスト/ブライトボリュームである。
【0003】次に動作について説明する。図に示すよう
に、CRTのカソードにはビデオアンプ1によって増幅
され、カットオフ制御回路2によって調整されたビデオ
電圧が供給され、又、CRTのアノード及びフォーカス
電極にはフライバックトランス3から高圧電圧及びフォ
ーカス電圧が供給され、更に、CRTのスクリーン電極
にはスクリーン電圧発生回路4からスクリーン電圧が供
給される。
【0004】ここで、水平出力素子5にパルスが印加さ
れると、ダイオード6,コンデンサ7及びフライバック
トランス3の一次巻線のインダクタンスにより高圧のパ
ルスが発生し、フライバックトランス3によって高圧電
圧とフォーカス電圧がCRTのアノード及びフォーカス
電極に供給されるようになっている。又、フライバック
トランス3の一次巻線側から分岐して、更に上記発生し
た高圧のパルスを整流してスクリーン電圧発生回路4の
オペアンプ4aに供給される設定電圧に応じたスクリー
ン電圧がCRTのスクリーン電極に供給されるようにな
っている。
【0005】又、CRTのフォーカス調整は、予めフォ
ーカスが最良となるようなスクリーン電圧に設定し、更
にフォーカス電圧を調整してフォーカスを最良に調整す
る。更に、画面表示の輝度はユーザー用のコントラスト
/ブライトボリューム8でDC電圧を調整して、このD
C電圧をそれぞれビデオアンプ1及びカットオフ制御回
路2に供給することで各カソードに供給するビデオ電圧
を調整し、CRTの輝度を調整することができる。尚、
このようなCRTドライブ回路は、複数種の解像度をも
つCRTに用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のCRTドライブ
回路は以上のように構成されているので、複数種の解像
度のCRTの画面に組合わせられるが、CRTに映され
る文字等がくっきり見えるように、フォーカス優先にス
クリーン電圧を設定すると、マスクピッチに応じた必ず
どれかの解像度、例えば、パソコン用の場合、仕様に応
じて幾種もの解像度に応じられるCRTが製作される
が、その解像度によってはラスタモアレが現れ画面が見
づらくなる。又、このラスタモアレによる画面の影響を
抑えるためにスクリーン電圧を低く設定すると、元々ラ
スタモアレのなかった解像度においてフォーカスが劣化
してしまい文字等がぼやけて見えるようになってしま
う。
【0007】このように、マスクピッチにより必ずどれ
かの解像度で生じるラスタモアレに対処するために、ス
クリーン電圧を低下させフォーカスを犠牲にすることが
必要で、ラスタモアレの生じない他の解像度画面でのフ
ォーカス劣化が生じるなどの問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ユーザがスクリーン電圧の選択
を可能にすることで、表示画面によってラスタモアレの
改善を優先したりフォーカスを優先させたりすることが
できるCRTドライブ回路を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るC
RTドライブ回路は、ユーザースイッチの操作に応じ
て、スクリーン電圧発生回路から出力されるスクリーン
電圧をフォーカス優先値又はラスタモアレ改善優先値に
調整するスクリーン電圧制御部を備えたものである。
【0010】請求項2の発明に係るCRTドライブ回路
は、請求項1のスクリーン電圧制御部を、ユーザースイ
ッチの操作に応じてスクリーン電圧発生回路から出力さ
れるスクリーン電圧が連続的に調整自在にしたものであ
る。
【0011】請求項3の発明に係るCRTドライブ回路
は、請求項1のスクリーン電圧制御部を、ユーザースイ
ッチの操作に応じてスクリーン電圧発生回路から出力さ
れるスクリーン電圧がフォーカス優先値とラスタモアレ
改善優先値との各最適値に調整するようにしたものであ
る。
【0012】請求項4の発明に係るCRTドライブ回路
は、請求項1から3に加え、ビデオアンプの増幅度及び
カットオフ制御回路のカットオフ電圧を調整するユーザ
ーボリュームを備えたものである。
【0013】請求項5の発明に係るCRTドライブ回路
は、請求項4のユーザーボリュームを、スクリーン電圧
制御部のスクリーン電圧調整状態に応じてその最適値に
ビデオアンプの増幅度及びカットオフ制御回路のカット
オフ電圧を調整するようにしたものである。
【0014】請求項6の発明に係るCRTドライブ回路
は、請求項1のスクリーン電圧制御部を、予め当該CR
T固有のスクリーン電圧とカットオフ電圧との関係値を
記憶した記憶装置を有し、ユーザースイッチの操作に応
じてスクリーン電圧に応じたカットオフ電圧によってカ
ットオフ制御回路を調整するようにしたものである。
【0015】
【作用】請求項1の発明におけるスクリーン電圧制御部
は、CRT画面のラスタモアレが目立つ場合に、ユーザ
ーがユーザースイッチを操作すれば、スクリーン電圧発
生回路から出力されるスクリーン電圧をラスタモアレ改
善優先値に調整し、CRT画面のラスタモアレを改善す
る。又、元のフォーカスに戻したい時は、再びユーザー
がユーザースイッチを操作すれば、スクリーン電圧をフ
ォーカス優先値に調整し元のCRT画面に戻す。
【0016】請求項2の発明におけるスクリーン電圧制
御部は、請求項1に加えてスクリーン電圧を連続的に調
整自在にするので、ユーザーの任意で連続的に調整可能
にする。
【0017】請求項3の発明におけるスクリーン電圧制
御部は、請求項1に加えてスクリーン電圧をフォーカス
優先値とラスタモアレ改善優先値との各最適値に調整す
るので、操作を簡単にする。
【0018】請求項4の発明におけるユーザーボリュー
ムは、ビデオアンプの増幅度及びカットオフ制御回路の
カットオフ電圧を調整する。よって、スクリーン電圧を
フォーカス優先値及びラスタモアレ改善優先値にすれ
ば、輝度及びカットオフ電圧が変化するが、ユーザーの
操作により調整可能にする。
【0019】請求項5の発明におけるユーザーボリュー
ムは、請求項4のユーザーボリュームに加え、スクリー
ン電圧制御部のスクリーン電圧調整状態に応じてその最
適値にビデオアンプの増幅度及びカットオフ制御回路の
カットオフ電圧を調整する。よって、ユーザーがスクリ
ーン電圧を調整すれば自動的に増幅度及びカットオフ電
圧を調整し、ユーザー操作による調整を不要にする。
【0020】請求項6の発明におけるスクリーン電圧制
御部は、ユーザーがユーザースイッチを操作すれば、そ
のスクリーン電圧に応じた当該CRT固有のカットオフ
電圧を記憶装置から読み込み、そのカットオフ電圧によ
ってカットオフ制御回路を調整する。ゆえに、極めて正
確にカットオフ制御回路を調整可能にする。又、ユーザ
ーボリュームを不要にすると共に、その調整を不要にす
る。
【0021】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1はビデオ信号を増幅するビデオ
アンプ、2はその増幅されたビデオ信号を調整してCR
Tの各カソードに供給するカットオフ制御回路である。
3はアノードに高圧電圧を、又、フォーカス電極にフォ
ーカス電圧を供給するフライバックトランス、4はスク
リーン電極にスクリーン電圧を供給するスクリーン電圧
発生回路であり、4aはオペアンプである。5はトラン
ジスタで構成された水平出力素子、6はダイオード、7
はコンデンサ、8はユーザーが操作するコントラストボ
リューム8a,ブライトボリューム8bを有するコント
ラスト/ブライトボリューム(ユーザーボリューム)で
あり、以上、図8に示した従来の回路と同等のものであ
る。又、9はユーザーオペレーションスイッチ(ユーザ
ースイッチ)、10はCPU10a及びD/Aコンバー
タ10bで構成されたスクリーン電圧制御部である。
【0022】次に動作について説明する。CRTへの駆
動電圧の発生動作は従来技術と同等なのでその説明は省
略し、ラスタモアレの改善動作について図2を参照しな
がら説明する。この実施例ではスクリーン電圧をマイク
ロコンピュータで構成されたスクリーン電圧制御部10
によって可変制御可能にしている。
【0023】スクリーン電圧制御部10の記憶装置(図
示せず)にはCRTのフォーカスが最も良くなるスクリ
ーン電圧のデータを予め記憶させておく。通常はスクリ
ーン電圧制御部10のCPU10aがその記憶装置のス
クリーン電圧のデータを読み込み、更にD/Aコンバー
タ10bを介してスクリーン電圧発生回路4のオペアン
プ4aに供給され、この場合、直流のアナログ電圧が供
給しCRTのフォーカスが最も良い状態に維持される。
【0024】この状態でラスタモアレがあるかどうか確
認し(ステップST1)、ラスタモアレがある場合は、
ユーザーがCRTに設けられたスクリーン電圧切替スイ
ッチ9により、スクリーン電圧制御部10のデータを変
更し、スクリーン電圧を低下させ、ラスタモアレがなく
なる中での最良のフォーカスになるような最適値に調整
する(ステップST2)。
【0025】この時、CRTの特性によりスクリーン電
圧を変えると輝度等が変わってしまうため、ユーザーは
ユーザー用のコントラスト/ブライトボリューム8のコ
ントラストボリューム8a,ブライトボリューム8bで
DC電圧を調整して、このDC電圧をそれぞれビデオア
ンプ1及びカットオフ制御回路2に供給することで輝度
等を調整する(ステップST3)。尚、CRTの画面を
フォーカス優先にしたい場合は、再びスクリーン電圧切
替スイッチ9を操作すればよい。又、上記ユーザーのス
クリーン電圧切替スイッチ9の操作によるスクリーン電
圧の調整は、予め記憶装置にフォーカス優先値とラスタ
モアレ改善優先値との各最適値を記憶しておき、一度の
操作だけで各最適値に設定できるようにしてもよい。
又、コントラスト/ブライトボリューム8の構成をスイ
ッチ入力とし、CPUを介しD/Aコンバータでビデオ
アンプ1及びカットオフ制御回路2を制御する構成にし
てもよい。又、スクリーン電圧を調整の際に、スクリー
ン電圧を低下させたが上昇させてもよい。
【0026】実施例2.図3はこの発明の他の実施例に
よるCRTドライブ回路を示す回路図であり、図におい
て、11はユーザーオペレーションスイッチ(ユーザー
スイッチ)、12はスクリーン電圧切替スイッチ11に
連動する切替スイッチ12aによって切替えられ、抵抗
器によりCRT画面のフォーカス優先のスクリーン電圧
とラスタモアレ改善優先のスクリーン電圧との最適な2
種類の電圧を発生するスクリーン電圧制御用DC電圧切
替部であり、その他の構成は実施例1と同等なのでその
重複する説明を省略する。
【0027】次に動作について説明する。この実施例の
ラスタモアレの改善動作は、CRT画面のフォーカス優
先のスクリーン電圧と、ラスタモアレ改善優先のスクリ
ーン電圧との制御をスクリーン電圧制御部12でユーザ
ーがスクリーン電圧切替スイッチ11を通じて切替える
ものである。この時、CRTの特性によりスクリーン電
圧を変えると輝度等が変わってしまうため、ユーザーは
ユーザー用のコントラスト/ブライトボリューム8のコ
ントラストボリューム8a,ブライトボリューム8bで
DC電圧を調整して、このDC電圧をそれぞれビデオア
ンプ1及びカットオフ制御回路2に供給することで輝度
等を調整する。尚、上記ユーザーのスクリーン電圧切替
スイッチ11の操作によるスクリーン電圧の調整は、抵
抗器により連続的に可変可能なものにしてもよい。又、
コントラスト/ブライトボリューム8の構成をスイッチ
入力とし、CPUを介しD/Aコンバータでビデオアン
プ1及びカットオフ制御回路2を制御する構成にしても
よい。
【0028】実施例3.図4はこの発明の他の実施例に
よるCRTドライブ回路を示す回路図であり、図におい
て、8c,8dはフォーカス優先とした時とラスタモア
レ改善優先とした時のコントラスト/ブライトボリュー
ム8の位置を切替える切替スイッチ、12はスクリーン
電圧切替スイッチ11に連動する切替スイッチ12aに
よって、抵抗器によりCRT画面のフォーカス優先のス
クリーン電圧とラスタモアレ改善優先のスクリーン電圧
との最適な2種類の電圧を切替え、更に切替スイッチ1
2bによって上記コントラスト/ブライトボリューム8
の位置を切替える切替スイッチ8c,8dを動作させる
スクリーン電圧制御部であり、その他の構成は実施例2
と同等なのでその重複する説明を省略する。
【0029】次に動作について説明する。ユーザーがフ
ォーカス優先からラスタモアレ改善優先へと変化させた
い場合、スクリーン電圧切替スイッチ11を操作し、切
替スイッチ12a,12bを切替える。この切替スイッ
チ12aの切替えによって、スクリーン電圧はラスタモ
アレ改善優先の電圧を発生するようになると共に、切替
スイッチ12bの切替えによって、コントラスト/ブラ
イトボリューム8の切替スイッチ8c,8dが切替えら
れ、ラスタモアレ改善優先とした時のDC電圧をそれぞ
れビデオアンプ1及びカットオフ制御回路2に供給する
ことで輝度等を調整する。尚、CRTの画面をフォーカ
ス優先にしたい場合は、再びスクリーン電圧切替スイッ
チ11を操作すれば、フォーカス及び輝度ともフォーカ
ス優先の状態に戻る。このように、切替スイッチ12
b,切替スイッチ8c,8dによって、フォーカス優先
とラスタモアレ改善優先との切替の際、同時に輝度も適
当な明るさに切替わるのでコントラスト/ブライトボリ
ューム8でその都度調整する必要がなくなる。
【0030】実施例4.図5はこの発明の他の実施例に
よるCRTドライブ回路を示す回路図であり、図におい
て、10cはCPUであり、このCPU10cはスクリ
ーン電圧切替スイッチ9の切替えにより、コントラスト
/ブライトボリューム8の切替スイッチ8c,8dを切
替え、フォーカス優先とラスタモアレ改善優先との切替
の際のコントラスト/ブライトボリューム8の調整を不
要にするものであり、その他の構成は実施例1と同等な
のでその重複する説明を省略する。
【0031】次に動作について説明する。スクリーン電
圧制御部10の記憶装置(図示せず)にはCRT画面の
フォーカス優先とラスタモアレ改善優先の最適値のデー
タを予め記憶させておく。ユーザーがスクリーン電圧切
替スイッチ9の操作によりラスタモアレ改善優先とした
時、CPU10cは上記記憶装置からデータを読み込
み、ラスタモアレが改善される中で最良のフォーカスと
なるようなスクリーン電圧が発生するようにスクリーン
電圧発生回路4を調整する。又、同時にCPU10c
は、コントラスト/ブライトボリューム8の切替スイッ
チ8c,8dを切替え、ラスタモアレ改善優先とした時
のDC電圧をそれぞれビデオアンプ1及びカットオフ制
御回路2に供給することで輝度等を調整する。尚、CR
Tの画面をフォーカス優先にしたい場合は、再びスクリ
ーン電圧切替スイッチ9を操作すれば、フォーカス及び
輝度ともフォーカス優先の状態に戻る。
【0032】実施例5.図6はこの発明の他の実施例に
よるCRTドライブ回路を示す回路図であり、図におい
て、10dはCPUであり、このCPU10dはスクリ
ーン電圧切替スイッチ9の切替えにより、記憶装置(図
示せず)に記憶されたデータに応じて、スクリーン電圧
をフォーカス優先とラスタモアレ改善優先の最適値に切
替えると共に、図7に示すカットオフ設計図に応じて、
それぞれビデオアンプ1及びカットオフ制御回路2に増
幅度及びカットオフ電圧を供給し、輝度及びカットオフ
電圧を調整し、更に、ユーザーコントラスト/ブライト
スイッチ13の操作に応じて、輝度及びカットオフ電圧
のマニュアル操作を可能にするものである。尚、その他
の構成は実施例1と同等なのでその重複する説明を省略
する。
【0033】次に動作について説明する。一般にCRT
は図7に示すカットオフ設計図でもわかるように同一型
名のものでも、スクリーン電圧−グリッド電圧特性にば
らつきがある。図7において、フォーカス優先スクリー
ン電圧の時の任意のCRTaのカットオフ電圧及び
ラスタモアレ優先スクリーン電圧の時の任意のCRT
aのカットオフ電圧を制御するのに必要なデータをス
クリーン電圧制御部10内の記憶装置に記憶しておき、
任意のCRTaのスクリーン電圧とカットオフ電圧の関
係をCPU10dに与えることで、スクリーン電圧切
替スイッチ9の操作によってスクリーン電圧を変化させ
た時、図7の任意のCRTaのスクリーン電圧とカット
オフ電圧の関係に従ってカットオフ制御回路2を調整
することができ、上記実施例1から4に示されたコント
ラスト/ブライトボリューム8及びそのコントラスト/
ブライトボリューム8による調整を不要にすることがで
きる。又、スポットカットオフ電圧が変わることでコン
トラストによる輝度変化にも影響が多少でるため、ユー
ザーによるユーザーコントラスト/ブライトスイッチ1
3の操作により、輝度を調整することができる。更に、
上記カットオフ制御と同様に予め輝度に関する制御デー
タを記憶しておきビデオアンプ1を制御してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、ユーザースイッチの操作に応じて、スクリーン電圧
発生回路から出力されるスクリーン電圧をフォーカス優
先値又はラスタモアレ改善優先値に調整するスクリーン
電圧制御部を備えるように構成したので、ユーザーが表
示画面に応じてラスタモアレ改善を優先したりフォーカ
スを優先させたりすることができる効果がある。
【0035】請求項2の発明によれば、請求項1のスク
リーン電圧制御部を、ユーザースイッチの操作に応じて
スクリーン電圧発生回路から出力されるスクリーン電圧
が連続的に調整自在になるように構成したので、請求項
1に加えて、スクリーン電圧を連続的に調整自在にする
ことができ、ユーザーの任意でラスタモアレ改善及びフ
ォーカスを調整できる効果がある。
【0036】請求項3の発明によれば、請求項1のスク
リーン電圧制御部を、ユーザースイッチの操作に応じて
スクリーン電圧発生回路から出力されるスクリーン電圧
がフォーカス優先値とラスタモアレ改善優先値との各最
適値に調整するように構成したので、請求項1に加え
て、ユーザースイッチによる細かな調整を不要にし、操
作を簡単にすることができる効果がある。
【0037】請求項4の発明によれば、請求項1から3
に加え、ビデオアンプの増幅度及びカットオフ制御回路
のカットオフ電圧を調整するユーザーボリュームを備え
るように構成したので、請求項1から3に加え、スクリ
ーン電圧変更後の輝度及びカットオフ電圧をユーザーの
操作により調整できる効果がある。
【0038】請求項5の発明によれば、請求項4のユー
ザーボリュームを、スクリーン電圧制御部のスクリーン
電圧調整状態に応じてその最適値にビデオアンプの増幅
度及びカットオフ制御回路のカットオフ電圧を調整する
ように構成したので、請求項4に加え、ユーザーがスク
リーン電圧を調整すれば自動的に増幅度及びカットオフ
電圧を調整することができ、ユーザー操作によるユーザ
ーボリュームの調整を不要にし、操作を簡単にすること
ができる効果がある。
【0039】請求項6の発明によれば、請求項1のスク
リーン電圧制御部を、予め当該CRT固有のスクリーン
電圧とカットオフ電圧との関係値を記憶した記憶装置を
有し、ユーザースイッチの操作に応じてスクリーン電圧
に応じたカットオフ電圧によってカットオフ制御回路を
調整するように構成したので、スクリーン電圧変更後の
カットオフ制御回路の調整を極めて正確にできる。又、
ユーザーボリュームを不要にすると共に、その調整を不
要にし、構成及び操作とも簡単にすることができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1によるCRTドライブ回
路を示す回路図である。
【図2】 実施例1のラスタモアレ改善動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】 この発明の実施例2によるCRTドライブ回
路を示す回路図である。
【図4】 この発明の実施例3によるCRTドライブ回
路を示す回路図である。
【図5】 この発明の実施例4によるCRTドライブ回
路を示す回路図である。
【図6】 この発明の実施例5によるCRTドライブ回
路を示す回路図である。
【図7】 CRTのスクリーン電圧とグリッド電圧との
関係を示す特性図である。
【図8】 従来のCRTドライブ回路を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 ビデオアンプ、2 カットオフ制御回路、3 フラ
イバックトランス、4スクリーン電圧発生回路、8 コ
ントラスト/ブライトボリューム(ユーザーボリュー
ム)、9,11 ユーザーオペレーションスイッチ(ユ
ーザースイッチ)、10,12 スクリーン電圧制御
部。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオアンプによって増幅されたビデオ
    信号を調整してCRTの各カソードに供給するカットオ
    フ制御回路と、アノードに高圧電圧を供給すると共にフ
    ォーカス電極にフォーカス電圧を供給するフライバック
    トランスと、スクリーン電極にスクリーン電圧を供給す
    るスクリーン電圧発生回路と、ユーザースイッチの操作
    に応じて、上記スクリーン電圧発生回路から出力される
    スクリーン電圧をフォーカス優先値又はラスタモアレ改
    善優先値に調整するスクリーン電圧制御部とを備えたC
    RTドライブ回路。
  2. 【請求項2】 スクリーン電圧制御部は、ユーザースイ
    ッチの操作に応じてスクリーン電圧発生回路から出力さ
    れるスクリーン電圧を連続的に調整自在なことを特徴と
    する請求項1記載のCRTドライブ回路。
  3. 【請求項3】 スクリーン電圧制御部は、ユーザースイ
    ッチの操作に応じてスクリーン電圧発生回路から出力さ
    れるスクリーン電圧をフォーカス優先値とラスタモアレ
    改善優先値との各最適値に調整することを特徴とする請
    求項1記載のCRTドライブ回路。
  4. 【請求項4】 ビデオアンプの増幅度及びカットオフ制
    御回路のカットオフ電圧を調整するユーザーボリューム
    を備えたことを特徴とする請求項1から3のうちいずれ
    か1項記載のCRTドライブ回路。
  5. 【請求項5】 ユーザーボリュームは、スクリーン電圧
    制御部のスクリーン電圧調整状態に応じてそれぞれ最適
    値にビデオアンプの増幅度及びカットオフ制御回路のカ
    ットオフ電圧を調整することを特徴とする請求項4項記
    載のCRTドライブ回路。
  6. 【請求項6】 スクリーン電圧制御部は、当該CRT固
    有のスクリーン電圧とカットオフ電圧との関係値を予め
    記憶した記憶装置を有し、ユーザースイッチの操作に応
    じてスクリーン電圧に応じたカットオフ電圧によってカ
    ットオフ制御回路を調整することを特徴とする請求項1
    項記載のCRTドライブ回路。
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