JPH0441658Y2 - - Google Patents

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JPH0441658Y2
JPH0441658Y2 JP1983118031U JP11803183U JPH0441658Y2 JP H0441658 Y2 JPH0441658 Y2 JP H0441658Y2 JP 1983118031 U JP1983118031 U JP 1983118031U JP 11803183 U JP11803183 U JP 11803183U JP H0441658 Y2 JPH0441658 Y2 JP H0441658Y2
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JP
Japan
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horizontal
transistor
current
circuit
modulation
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JP1983118031U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はテレビジヨン受像機等に使用する水平
偏向回路に関する。
(ロ) 従来技術 テレビジヨン受像機の水平偏向回路は、一般的
には第1図に示すように、水平周期のスイツチン
グ信号イをドライブ回路2内のトランジスタ3の
ベースに供給し、そのコレクタ出力パルスをトラ
ンス4を介して水平出力トランジスタ5に印加し
てスイツチング動作させ、ダンパダイオード6や
共振コンデンサ7及びS字補正コンデンサ8と相
俟つて水平偏向コイル9に偏向電流を供給させる
と共に、フライバツクトランス10によつて高圧
出力電圧を取り出すようにしている。
ところで、斯る水平偏向回路に於いて、受像菅
の輝度が上昇してビーム電流が大きく増大する
と、電源(+Vcc)からフライバツクトランス1
0の1次巻線10aに流れれる電流が増加するた
め、それに伴なつて水平出力トランジスタ5の出
力電流(コレクタ電流)の大きさ(振幅)も増大
する。しかし、この出力トランジスタ5のベース
電流は上記コレクタ電流の変化に拘わらず略一定
である。なぜなら、このベース電流はドライブト
ランジスタ3がオン期間のときにトランス4の1
次側巻線4aに蓄積されたエネルギーによつて決
まり、このエネルギーは水平周期のスイツチング
信号のパルス幅及び電源電圧が変化しなければ一
定となるからである。このため、水平出力トラン
ジスタ5はコレクタ電流が大きいときはドライブ
不足となり、逆にコレクタ電流が小さいときには
過大ドライブになる傾向がある。このことは水平
出力トランジスタ5のコレクタ損失の増大につな
がり、発熱等によるトランジスタの劣化が問題に
なる。また、このような事態は、前述の如き受像
管ビーム電流の増減による場合だけでなく、偏向
コイルに水平振幅調整用のコイルや左右糸巻歪補
正用のトランスを直列に接続して、水平偏向電流
の大きさを変化させるようにした場合も同様であ
る。
(ハ) 考案の目的 本考案は上記の点に鑑みなされたものであり、
水平出力トランジスタの出力電流の振幅が変化し
ても、このトランジスタが常に最適のドライブ状
態で駆動されるようにすることを目的とする。
(ニ) 考案の構成 本考案は、変調信号により水平偏向電流の振幅
を可変制御するダイオード変調方式の水平偏向回
路において、前記変調信号に応じて上記トランジ
スタのドライブ回路への供給電圧または電流を可
変制御することによつて、その時の出力電流に最
適な大きさのベース電流を上記出力トランジスタ
に供給するようにした構成である。
(ホ) 実施例 本考案の説明に先立つて、第2図の水平偏向回
路の動作について説明する。第2図において第1
図と同一部分には同一図番を付して説明を省略す
るが、次の点を特徴としている。即ち、それはド
ライブ回路2のトランス4の1次側巻線4aと直
流電源(+Vcc)の間に抵抗11と制御トランジ
スタ12のコレクタ・エミツタ間を直列に接続す
ると共に、そのトランジスタのベースとベースバ
イアス抵抗13の接続点Aを、フライバツクトラ
ンス10に設けた3次巻線10cからダイオード
14とコンデンサ15によつて得る直流低電圧の
取り出し点(B)に接続した構成である。
第2図に依れば、フライバツクトランス10の
2次巻線10bから供給される受像管ビーム電流
が増大すると、上記2次巻線10bの高圧出力が
低下し、それに伴つて3次巻線10cから得るB
点の直流低電圧も低下する。このため、A点の電
位が低くなつて制御トランジスタ12の順方向バ
イアスが深くなるので、ドライブトランジスタ3
がオンの時にトランス4の1次側巻線41aに流
れる電流が増大して蓄積エネルギーも増加するこ
とになる。その結果、ドライブトランジスタがオ
フの時に2次側巻線4bから水平出力トランジス
タ5に供給されるベース電流が増大する。このと
き受像管ビーム電流の増大によつて前述の如く水
平出力トランジスタ5のコレクタ電流の振幅が大
きくなつているので、このコレクタ電流に応じて
ベース電流が増加したことになり、水平出力トラ
ンジスタ5のドライブ不足が解消されるのであ
る。また、受像管ビーム電流が減少した場合は、
逆の動作を行なつて水平出力トランジスタ5がオ
ーバドライブとなるのを阻止する訳である。
第3図は、本考案の一実施例を示しており、第
1図及び第2図との対応部分には同一図番を付し
ているが、特に次のように構成されている。即
ち、この実施例では、ダンパダイオード6,6′
共振コンデンサ7,7′、S字補正コンデンサ8,
8′、水平偏向コイル9及びダミーコイル9′を図
示のように接続し、そのS字補正コンデンサの一
方8′と接地点との間に水平成分阻止用のコイル
16と水平振幅変調用のトランジスタ17が接続
されて所謂ダイオード変調回路18が構成されて
いる。そして、ドライブ回路2の電源(+Vcc
に一端が接続された抵抗11に対して、トランス
4の1次側巻線4aと並列に制御トランジスタ1
2と抵抗19の直列回路が接続され、その制御ト
ランジスタ12のベースが前記変調用トランジス
タ17のエミツタに接続されている。この抵抗1
1、制御トランジスタ12、抵抗19は、変調用
トランジスタ17の出力に応じて、トランス4の
1次側巻線4aに流れる電流を制御する制御回路
を形成している。
この第3図の実施例に於いて、ダイオード変調
回路18の動作は特開昭56−58372号公報等の
種々の文献に詳しく記載されているから、ここで
は簡単に説明すると、変調用トランジスタ17の
ベースに垂直周期のパラボラ波電圧または一定の
直流電圧等の変調信号ロを印加することにより、
S字補正コンデンサ8′の両端間電圧を変化させ
て左右ピンクシヨン歪補正または水平振幅調整、
或いはその両者が行なわれる。即ち、上記変調信
号ロによつて変調用トランジスタ17のエミツタ
電位が上昇したときは偏向コイル(9)を流れる
水平偏向電流の振幅が小さくなり、上記エミツタ
電位が逆のときは振幅が大きくなるのである。
したがつて、今、上記エミツタ電位が上昇した
場合には、制御トランジスタ12のベース電圧も
上昇して、このトランジスタ12を流れる電流が
増大するので、C点の電圧が低下する。このた
め、ドライブトランジスタ3がオンの時にトラン
ス4の1次側巻線4aに流れる電流が減少し、従
つて、水平出力トランジスタ5へのベース電流も
減少する。そして、このとき前述の如く水平偏向
電流の振幅が小さくなつており、それに伴なつて
水平出力トランジスタ5のコレクタ電流の振幅も
小さくなつているので、水平出力トランジスタ5
がオーバドライブとならない訳である。逆に変調
用トランジスタ17のエミツタ電位が低下した場
合は、水平出力トランジスタ5のドライブ不足が
解消されるのである。
(ヘ) 考案の効果 本考案のダイオード変調方式の水平偏向回路に
依れば、受像菅の水平振幅の調整等のために変調
電圧信号により水平出力トランジスタ5の出力電
流の振幅が変化しても、制御回路11,12,1
9により、水平出力トランジスタ5のベース電流
が最適に制御されるので、この水平出力トランジ
スタ5がドライブ不足や過大ドライブにならず、
常に最適状態で動作することができ、水平出力ト
ランジスタ5の劣化等を解消できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の水平偏向回路を示す回路図であ
る。第2図は水平偏向回路を示す回路図である。
第3図は本考案の一実施例を示す回路図である。 2……ドライブ回路、5……水平出力トランジ
スタ、12……制御トランジスタ、17……水平
振幅変調用トランジスタ、18……ダイオード変
調回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水平周期のスイツチング信号がドライブ回路2
    を介して水平出力トランジスタ5のベースに印加
    されると共に、変調信号により水平偏向電流の振
    幅を可変制御するダイオード変調方式の水平偏向
    回路に於いて、 前記水平出力トランジスタ5が最適のドライブ
    状態で駆動されるべく、前記水平出力トランジス
    タ5のベース電流を変化させるために、前記変調
    信号に応じて前記ドライブ回路2への供給電圧又
    は電流を制御する制御回路11,12,19を、 備えることを特徴とする水平偏向回路。
JP11803183U 1983-07-28 1983-07-28 水平偏向回路 Granted JPS6027561U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11803183U JPS6027561U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 水平偏向回路

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JP11803183U JPS6027561U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 水平偏向回路

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Publication Number Publication Date
JPS6027561U JPS6027561U (ja) 1985-02-25
JPH0441658Y2 true JPH0441658Y2 (ja) 1992-09-30

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ID=30271464

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JP11803183U Granted JPS6027561U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 水平偏向回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0693755B2 (ja) * 1987-03-30 1994-11-16 株式会社日立製作所 テレビジヨン画像くねり補正回路

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5685982A (en) * 1979-11-19 1981-07-13 Rca Corp Deflecting and power source circuit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5685982A (en) * 1979-11-19 1981-07-13 Rca Corp Deflecting and power source circuit

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JPS6027561U (ja) 1985-02-25

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