JP3251427B2 - スパンライク太細加工糸の製造方法 - Google Patents
スパンライク太細加工糸の製造方法Info
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微細孔が形成され,かつ,糸条の長手方向に太細斑を有
するポリエステルマルチフイラメントの仮撚捲縮加工糸
であって,布帛にすれば,嵩高性に優れ,しかも全体的
に深みのある色調を表現し得るスパンライク太細加工糸
を製造する方法に関する。
ては,天然繊維の自然な斑感覚を表現するために,微細
な濃淡染着性差を付与したり,糸条間又は糸条内の単フ
イラメント間に糸長差を付与する方法等が一般的であ
る。その一つとして,ポリエステルマルチフイラメント
未延伸糸を不完全延伸して長手方向に太細斑を形成させ
た後,仮撚加工する方法があり,例えば,特公昭58−40
92号公報,特公昭58-37417号公報等に開示されている。
向度の極めて低いポリエステル未延伸糸を供給糸とする
場合,供給糸は経時変化を起こしやすくて一定品位の太
細糸を安定して製造することが困難である。また,中程
度に配向させた高配向未延伸糸を供給しとして用いれば
経時変化の問題は解消されるが,低配向度の未延伸糸に
比べて残留伸度が低く,そのため延伸時や仮撚加工時に
糸条を構成する単フイラメント間に大きな糸長差を付与
することが困難となり,十分なスパンライク効果が得ら
れないという問題があった。
ば,特公昭63-43493号公報,特公平2-29773号公報等に
は,高配向未延伸糸に弛緩熱処理を施した後,冷延伸
し,次いで仮撚加工を施して太細糸を製造する方法が提
案されている。これらの方法では,高配向未延伸糸を供
給糸としながらも太細比の大きい仮撚捲縮糸が得られ,
スパンライク性を向上させることが可能となったが,同
時に顕著な太細斑により染色すれば, 濃淡差が強調され
るものであった。
級化が進む状況下において,スパンライクの良好な風合
を低下させることなく濃淡効果を減少させ,しかも深み
のある色を表現し得る素材が要望されるようになってき
た。
として,特公昭43-14186号公報に開示されているように
不活性微粒子を含有させた繊維を酸やアルカリで処理し
て,微粒子だけを溶解除去する方法がある。しかしなが
ら,この方法では延伸により空洞部が生じやすくて透明
性に欠けた艶消し繊維となり,染色すると深みのある色
というよりはむしろ白っぽくなってしまうという問題が
あった。
手方向にランダムな太細斑があり,かつ,微粒子を含有
させて単フイラメントの表面を粗面化し,深みのある色
調を表現できるポリエステルマルチフイラメント糸の製
造方法が開示されている。しかしながら,この方法にお
いてもポリエステル高配向未延伸糸を供給糸としている
ため,前述のように太細比が大きくて十分なスパンライ
ク効果を有する加工糸は得られ難いという問題がある。
しかも,高配向未延伸糸を低温下,自然延伸倍率以下の
低延伸倍率で部分延伸するため,得られる糸条の延伸部
分及び未延伸部分の熱収縮率はいずれも高い値を示すも
のとなり,このため,例えば,撚糸,サイジング,染色
仕上等の後工程で受ける熱処理により形態変化を起こし
やすいという問題もある。
な状況に鑑み,糸条の長手方向に太細斑を有しながらも,
布帛にすれば嵩高性に優れ,濃淡染着性効果を適度に抑
制し,しかも布帛全体に深みのある色を表現することが
可能なスパンライク太細加工糸を製造する方法を提供す
ることを技術的な課題とするものである。
手方向に太細斑を有する糸条において,染色により淡色
部となる細部の濃染化について鋭意研究した結果,本発
明に到達した。
て不活性な微粒子を含有し,複屈折率△nが20×10-3〜
80×10-3のポリエステルマルチフイラメント糸を30%以
上の弛緩率X(%)で弛緩熱処理し,次いでガラス転移
温度以下の温度で,かつ,次式に示す延伸倍率DRに
て延伸してから仮撚加工を施した後,得られた糸条を減
量処理してフイラメントの表面に微細孔を形成させるこ
とを特徴とするスパンライク太細加工糸の製造方法を要
旨とするものである。 0.5 ×(1+X/100 )≦DR≦1.1× (1+X/100) …
して不活性な微粒子を含有し,複屈折率△nが20×10-3
〜80×10-3のポリエステルマルチフイラメント糸を供給
糸として用いる必要がある。このようなポリエステルマ
ルチフイラメント糸は,例えばポリエステルの重合時あ
るいは紡糸時に微粒子を添加し,△nが20×10-3〜80×
10-3となる条件で高速紡糸することによって得られる
が,ポリエステルとしてはポリエチレンテレフタレート
(PET)やPETを主体とする共重合ポリエステルが
好ましい。供給糸の△nが20×10-3未満では供給糸の物
性が経時変化しやすく,一定品位の加工糸を製造するこ
とが困難となるばかりでなく,後の弛緩熱処理時に熱で
劣化したり融着しやすくなるので好ましくない。また,
△nが80×10-3を超えると繊維構造が安定となり,後の
弛緩熱処理時に30%以上の弛緩率で熱処理することが困
難となる。
マルチフイラメント糸に,ポリエステルに対して不活性
な微粒子が含まれていることであるが,不活性とは,紡
糸時等の高温下で反応, 分解, 溶融等を生じてポリエス
テルの紡糸・製糸性を低下させたり,糸条の強伸度や熱
特性を大きく低下させることのないものをいう。このよ
うなものであれば,微粒子の種類は特に限定されるもの
ではないが,セラミックス類等の無機化合物,例えば,
バリウム,カルシウム,マグネシウム,アルミニウム等
の酸化物,硫酸塩,炭酸塩,リン酸塩やシリカ等を好適
に用いることができる。微粒子の含有量は微粒子の種類
によっても異なるが,ポリエステルマルチフイラメント
糸の1〜15重量%が好ましく,また粒径は約2μm以下
が好ましいが,紡糸時に紡糸ノズル部で目詰まりを起こ
したり,糸切れを起こさない程度であれば特に限定され
るものではない。
ルチフイラメント糸を30%以上の弛緩率Xで弛緩熱処理
を施す。前述のように,△nが20×10-3〜80×10-3のポ
リエステルマルチフイラメント糸は実用上経時変化の問
題はないが,残留伸度が低配向度の未延伸糸に比べて低
いため,直接延伸すると太細比を大きくすることが困難
である。しかしながら,本発明においては,直接延伸し
て太細糸とするのではなく,まず,30%以上,好ましく
は50%以上の高い弛緩率Xで弛緩熱処理するので,次工
程で延伸すれば,太部と細部の直径比の大きい太細糸と
することができる。Xが30%未満では太細比は不十分と
なる。弛緩熱処理時の温度はガラス転移温度以上の温度
で120〜200℃が好ましいが,加工速度等により異なる。
マルチフイラメント糸を,ガラス転移温度以下の温度,
かつ,前記式を満足する延伸倍率DR,好ましくは室
温,DR=(1+X/100)±0.05を同時に満足する条件
で延伸して太細糸とする。ガラス転移温度を超える延伸
温度ではいかなる延伸倍率を採用しても太細糸を得るこ
とが困難である。また,DRが前記範囲から外れると,
太部又は細部の存在比率が偏ったり,太細差が不明瞭に
なるとともに,特に範囲の上限を大幅に超えて延伸する
とマルチフイラメント糸に含まれる繊維内部の微粒子と
ポリエステルとの界面に空洞部が生じやすくなり,染色
しても深みのある色を表現することができなくなる。
た太細糸を仮撚加工すると,太部と細部の配向度や伸度
等の差により十分な糸長差が発現し,スパンライクな形
態となる。このときの仮撚数T(T/m)は,仮撚加工
後の糸条の繊度D(デニール)に対して(20000〜32000)
/D1/2,仮撚温度は,弛緩熱処理時の温度以上の高温を
採用するのがフイラメント間の糸長差を大きくできると
ともに良好な捲縮形態が得られるので好ましい。また,
延伸を伴う仮撚加工を採用することも可能であるが,延
伸倍率を高くしすぎると加工張力が高くなり,太部が引
き延ばされて太細比が小さくなるうえに繊維内部の空洞
化が起こりやすくなるので,延伸仮撚加工を行う場合に
は延伸倍率を1.2倍以下,さらには1.1倍以下の範囲内
で適宜調整するのがよい。
工糸は得られるが,本発明においては,さらにこの仮撚
捲縮加工糸を減量処理してフイラメント表面に微細孔を
形成させることが重要である。微細孔を形成させること
により繊維の表面積が大きくなって,染料の吸着量が向
上するとともに,繊維表面で光の乱反射が起こり,深み
のある色を表現することが可能となる。さらに,仮撚捲
縮加工糸は,予め高弛緩率で弛緩熱処理しているので,
弛緩熱処理工程,延伸工程,仮撚工程におけるトータル
の延伸倍率はそれほど大きいものではなく,このため,
繊維内部に空洞部が生じることもなく,染色後に色が淡
く見えることがない。
効果が相乗的に作用して濃染性化の傾向を示すようにな
る。一方,太部においては元来濃染性であるため微細孔
の形成によりさらに濃染性化の傾向を幾分示すが,その
効果は細部に比べて小さくなるので,濃淡染着性差は抑
制されるとともに全体的には深みのある色を示すように
なる。
ム等の水溶液によるアルカリ減量加工が好ましい。ま
た,ポリエステルマルチフイラメント糸の減量率として
は,処理前の重量に対して5〜40%,特に10〜30%程度
減量するのが好ましい。
実施してもよいが,仮撚捲縮加工糸を織編物等の布帛に
した後,染色仕上加工におけるアルカリ減量工程でフイ
ラメント表面を溶解(分解)し,微粒子を除去すること
により微細孔を形成させることが合理的,かつ,経済的
で好ましい。
加工糸は,仮撚加工時に十分な温度で熱処理を受けてい
るので,後工程での熱処理時に熱収縮や形態変化を起こ
すこともなく,工程通過性に優れている。
は,本発明の糸加工部分(仮撚加工までの工程)の一実
施態様を示す概略工程図である。
性な微粒子を含有し,複屈折率△nが20×10-3〜80×10
-3ポリエステルマルチフイラメント糸1は,フィードロ
ーラ2で弛緩熱処理域に供給され,30%以上の弛緩率X
でヒータ3により弛緩熱処理が施された後,第1ローラ
4を経て延伸域に導かれ,ヒータ5でガラス転移温度以
下の温度に加熱されながら前記式を満足する延伸倍率
で延伸されて太細糸となる。
に供給され,仮撚施撚装置8とヒータ7で仮撚加工が施
されて仮撚捲縮加工糸となり,デリベリローラ9を経て
捲取装置10でパッケージ11として捲取られる。
態又は製編織されて布帛となった後,染色仕上加工にお
けるアルカリ減量処理を受けてフイラメント表面が溶解
(分解)され,微粒子が除去されて微細孔を形成し,本
発明の目的とするスパンライク太細加工糸となる。
△n及び糸条の太細比は,次の方法で算出する値であ
る。 <弛緩率X>糸条の供給速度VFと引取速度VDから次
式によって求める。 X(%)=〔(VF−VD)/VD〕×100 <複屈折率△n>偏光顕微鏡コンペンセーターによる干
渉縞測定法により求める。 <糸条の太細比>糸条の太細境界周辺部分における任意
の5個所を電子顕微鏡により側面写真を撮影し,太部及
び細部の平均単フイラメント径を求め,細部に対する太
部の単フイラメント糸径の比率を太細比とする。
る。
化させた,複屈折率△nが56×10-3のポリエステルマル
チフイラメント糸(110d/36f)を供給糸とし,図1に示
した概略工程図に従い,仮撚捲縮加工糸を得た。このと
きの加工条件及び評価結果を表1に示す。なお,評価は
フイラメント表面に微細孔を形成させる前の仮撚捲縮加
工糸では太細比,各々の加工糸を経緯使いで製織し,常
法によるアルカリ減量工程(減量率20%)を含む染色仕
上げ加工を施して得られた平織物(経密度112本/2.54cm
×緯密度75本/2.54cm)ではスパンライク性(目視,手触
りによる嵩高性,斑感,杢感) と濃染性について行っ
た。
得られた仮撚捲縮加工糸は太細比が大きくてその差が明
瞭であり,また,減量加工後の織物を構成するフイラメ
ントには微細孔が形成されており,織物はスパンライク
性があり,濃染され,かつ,色の深みを有するものであ
った。
例1では,仮撚捲縮加工糸の太細差が不明瞭であり,減
量加工後の織物はスパンライク性に乏しいものであっ
た。また,微粒子を含有しない供給糸を使用した比較例
2では,仮撚捲縮加工糸の太細比が大きく,かつ,減量加
工後の織物はスパンライク性を有するものであったが,
濃淡効果が強く,色の深みに乏しいものであった。
延伸糸を用いないため一定品位のスパンライク太細加工
糸を安定して製造することが可能となる。しかも,低配
向度の未延伸糸を用いないにもかかわらず,糸条の長手
方向に太細比の大きい斑を付与できるとともに,布帛に
すれば嵩高性に優れ,濃淡染色効果が適度に抑制された
ものとなり,しかも布帛に深みのある色を表現すること
が可能なスパンライク太細加工糸を得ることができる。
一実施態様を示す概略工程図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリエステルに対して不活性な微粒子を
含有し,複屈折率△nが20×10-3〜80×10-3のポリエス
テルマルチフイラメント糸を30%以上の弛緩率X(%)
で弛緩熱処理し,次いでガラス転移温度以下の温度で,
かつ,次式に示す延伸倍率DRにて延伸してから仮撚
加工を施した後,得られた糸条を減量処理してフイラメ
ントの表面に微細孔を形成させることを特徴とするスパ
ンライク太細加工糸の製造方法。 0.5 ×(1+X/100 )≦DR≦1.1× (1+X/100) …
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12831194A JP3251427B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | スパンライク太細加工糸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP12831194A JP3251427B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | スパンライク太細加工糸の製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH07310247A JPH07310247A (ja) | 1995-11-28 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3251427B2 (ja) |
-
1994
- 1994-05-17 JP JP12831194A patent/JP3251427B2/ja not_active Expired - Fee Related
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