JP3251132B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3251132B2
JP3251132B2 JP20219394A JP20219394A JP3251132B2 JP 3251132 B2 JP3251132 B2 JP 3251132B2 JP 20219394 A JP20219394 A JP 20219394A JP 20219394 A JP20219394 A JP 20219394A JP 3251132 B2 JP3251132 B2 JP 3251132B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現像装置に関し、さら
に詳しくは、磁気ブラシ形成用の磁極を内蔵している現
像ローラ表面において現像剤を移動させるための構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真複写機やプリンタ等の画
像形成装置に用いられる現像装置においては、現像剤と
して、磁性キャリアと磁性あるいは非磁性のトナーを混
合した二成分系現像剤を用いる場合があり、この現像剤
を用いる際には、撹拌混合されて互いに逆極性の摩擦帯
電を施された現像剤が現像ローラに向け供給されるよう
になっている。このような現像剤は、内部に現像主極用
および現像剤搬送用の磁石を設けた現像ローラの表面に
磁気ブラシを形成された状態で担持され、感光体上に担
持された静電潜像によって静電吸着されることにより、
潜像の可視像処理に用いられるようになっている。
【0003】このような磁気ブラシ現像装置では、上記
現像ローラを1本だけ設ける場合があるが、この場合に
は、感光体に対する現像領域が比較的狭いことが原因し
て十分な現像剤の供給が行なえないことがある。従っ
て、この場合は、感光体の線速に対して現像ローラの線
速を例えば、3倍乃至それ以上に設定して現像剤の供給
量の不足を補うことが必要になる。しかしながら、この
ような線速比を設定した場合には、感光体上で可視像と
された画像の後端または前端にベタクロス白抜けといわ
れる欠損部が生じる虞れがあった。
【0004】このような不具合を解消するため、上述し
た現像ローラを感光体の移動方向に沿って複数並列して
現像領域を長くする構成が提案されている。しかしなが
ら、複数の現像ローラを設けた場合には、スリーブ表面
に担持されている現像剤の一部がスリーブの回転に連動
して移動する際、現像ローラ同士が最も接近している位
置の隙間を通り抜けてしまい、所定の搬送経路を移動し
なくなる場合がある。これは、連れ回りと称され、隣合
う現像ローラでの適正な現像剤の受渡しが行なわれない
ことを意味している。これを具体的に説明すると、感光
体の移動方向に沿って上下関係を設定して現像ローラを
配置し、例えば、下側の現像ローラに対して撹拌混合さ
れた現像剤を供給し、この現像ローラから上側の現像ロ
ーラに向け現像剤を搬送する一方、上側の現像ローラか
ら下側の現像ローラに向け感光体との対向部である現像
領域に沿って現像剤を移行させる構成が用いられる。こ
の場合には、図6において、符号C1で示すように、上
側の現像ローラAに供給された現像剤の一部が、下側の
現像ローラBに向け受け渡されないままで現像ローラ同
士の最も接近している位置の隙間を通り、現像ローラを
はさんで現像領域と反対側に持ち来されてしまう。ま
た、例えば、パドルホィール等から放出された現像剤の
一部が下側の現像ローラBに到達した場合、符号C2で
示すように、下側の現像ローラの磁力によって吸着され
たままとなり、現像ローラ同士の最も接近している位置
の隙間を通って、直接、下側の現像ローラBにおける感
光体との対向部に搬送されてしまう場合がある。この場
合の連れ回りの呼び方としては、符号C1で示したよう
に、上側の現像ローラAに担持されている現像剤の一部
が連れ回るのを上連れ回りといい、符号C2で示したよ
うな、下側の現像ローラBに担持されている現像剤の一
部が連れ回るのを下連れ回りという。このような連れ回
りが生じると、例えば、上連れ回りの場合には、下側の
現像ローラへの現像剤の受渡し量が不足することによっ
て、下側の現像ローラに担持される現像剤の量が低下し
て画像濃度の低下を引き起こしたり、トナーの飛散が発
生したりする虞れがある。
【0005】下連れ回りの場合には、現像ローラに担持
される現像剤の量が過剰になり、感光体に現像剤を接触
させた場合に感光体側での回転負荷を変動させて速度ム
ラを生じさせることがある。このため、画像に縞状の濃
度ムラを起こしたり、担持量の過剰分が現像装置のハウ
ジングの一部に衝突して突き崩されて落下し、周辺を汚
染してしまう虞れがある。
【0006】そこで、感光体の移動方向に沿って配置さ
れている現像ローラ同士の対向位置において、感光体の
移動方向上流側に位置する現像ローラ側での内部には、
互いに異極を設定された2個の磁石を現像ローラの周方
向に沿って配置し、そして、感光体の移動方向下流側に
位置する現像ローラ側の内部には、上流側の現像ローラ
内の磁石のうち、配列方向において感光体側に位置する
磁石の極性と異極を設定された1個の磁石を配置した構
成が本発明者らによって提案されている(例えば、特開
平3ー251883号公報)。この構成によると、各磁
石間で発生する磁力線により形成される磁界はループ状
とされ、一方の磁界は下側の現像ローラから上側の現像
ローラへの現像剤の汲み上げ用として、また、他方の磁
界は上側の現像ローラから下側の現像ローラへの現像剤
の汲み下げ用として機能させる。これにより、現像ロー
ラ間に現像剤が通過しようとするのを阻止することがで
きるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成においては、現像ローラ同士の最も接近した位
置近傍で現像剤の汲み上げ及び汲み下げを良好に行なわ
せるには、磁石同士の磁力の強さや配置位置および磁石
大きさ等についての精度をかなり高めておく必要があ
る。このため、製造コストや使用中での管理コスト等が
上昇する虞れがある。
【0008】一方、現像剤は、現像スリーブの回転に伴
いスリーブ表面を移動し、ドクターブレードにより層厚
を規定された上で、感光体ドラムと現像スリーブとが対
向する現像領域に達するようになっているが、ドクター
ブレードを通過した時点から感光体ドラム表面に対向す
るまでの区間で現像スリーブの回転や磁力により穂立ち
による遠心力、さらには感光体ドラムの回転による空気
流の影響によってトナーやキャリアが飛散し、飛散した
トナーによる感光体ドラムの地肌汚れを引き起こす虞れ
があった。このような問題を解決するため、現像スリー
ブの回転方向における上記ドクタブレードを通過した位
置に一枚の弾性体からなるシート状部材を片持ち梁状に
設け、その先端を感光体ドラムの表面に接触させ、ドク
ターブレードを通過した現像スリーブの上方を遮蔽して
現像剤の飛散を防止する構成が提案されている(例え
ば、本願出願人の先願にかかる特願平54ー15540
1号)。しかし、この構成では、シート状部材の長さに
よって、次ぎのような問題があった。シート状部材の長
さが短いと、感光体ドラムの表面との間の接触が充分で
なくなり、シート状部材の延長方向において部分的に隙
間が生じ、その隙間から現像剤が飛散してしまう。これ
に対してシート状部材の長さが長いと、シート状部材の
先端と感光体ドラムの表面とが充分に接触することがで
きるので上記した短い場合での問題は解消される反面、
現像領域に入り込んだシート状部材が穂立ちされている
現像剤の圧力(以下、剤圧という)によって感光体ドラ
ムの表面に強く押し付けられることになる。このため、
潜像を担持している感光体ドラムは、シート状部材によ
る摩擦帯電を発生して担持している潜像が破壊されやす
くなる。このような潜像の破壊は、白スジや黒スジが入
った不良画像を形成する原因となる。しかも、剤圧が高
いことによりシート状部材先端と感光体ドラムの表面と
の間に現像在中のキャリア等の異物が挟まったような場
合には、その異物が感光体ドラムの表面に押し付けられ
てしまい、感光体ドラム表面に傷を付けたり上記したス
ジ状の画像が得られてしまう。そこで、シート状部材を
充分長くして感光体ドラムの表面との確実な接触を得よ
うとすると、シート状部材を感光体ドラムの回転方向に
おけるかなり上流側の位置に配置することになる。この
ため、シート状部材と現像スリーブ周面とで形成される
空間が必然的に大きくなり、現像剤中のトナーの溜まり
が生じやすくなる。トナーが溜まると、その重量によっ
て一部が落下しやすくなり、現像ローラと感光体ドラム
との対向位置である現像部に余計なトナーが入りこむこ
とになり、現像された画像に大きな汚れが発生する結果
となる。
【0009】本発明の目的は、簡単な構造によって、複
数の現像ローラを設けた場合に現像剤が現像領域外に飛
散するのを防止して不良画像の形成を未然に防止するこ
とができる現像装置を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、潜像担持体の表面近傍に対
向して配置されている磁気ブラシ形成用の現像ローラ
と、この現像ローラに担持される現像剤の層厚を規定す
るドクターブレードとを備えた現像装置において、弾性
変形可能な材料を用い、その一部が折り返されることに
よって感光体ドラムの表面に当接可能な袋部を形成され
るとともに、その袋部をはさんで各端部がそれぞれ固定
される飛散防止部材と、上記飛散防止部材の下方に配置
され、先端が上記感光体ドラムの表面に当接若しくは近
接している片持ち梁状の現像剤付着防止部材と、上記飛
散防止部材および上記現像剤付着防止部材の固定部が取
付けられる支持部材とを具備する現像剤飛散防止手段
を、上記現像ローラの進行方向における上記ドクターブ
レードを通過した位置から上記感光体ドラムの表面に至
る範囲に配置したことを特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の現
像装置において、上記現像剤付着防止部材の上面に現像
剤付着防止部材を上記現像ローラ側に向け付勢する弾性
部材を設けたことを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1記載の現
像装置において、上記現像剤付着防止部材の上面に現像
剤付着防止部材を上記現像ローラ側に向け付勢する錘を
取付けたことを特徴としている。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1記載の現
像装置において、上記現像剤付着防止部材は、その一部
若しくは全域が磁性部材によって構成されていることを
特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明では、現像剤飛散防止部材
が、その袋部を感光体ドラムの表面に当接させているの
で、その張り出し長さに応じて袋部が変形する。しか
も、現像剤飛散防止部材の下方には現像剤付着防止部材
が位置しているので、現像ローラの表面から現像剤飛散
防止部材に向け飛散しようとする現像剤の進行が阻止さ
れる。
【0015】請求項2および3記載の発明では、現像剤
付着防止部材が現像ローラ側に向け付勢されることによ
り、現像ローラ表面上の現像剤に対して比較的低圧力を
以て接触することができるので、現像ローラ表面と現像
剤飛散防止部材との間の空間が遮蔽される。
【0016】請求項4記載の発明では、現像剤付着防止
部材が現像ローラ側の磁力によって吸引されるので、現
像ローラ表面の近傍空間が塞がれて現像剤飛散防止部材
に向け現像剤が移動しようとするのを阻止される。
【0017】
【実施例】以下、図1乃至図5において本発明の実施例
の詳細を説明する。
【0018】図1は、本発明による現像装置の全体構成
を示す断面図であり、同図において現像装置1の構成を
機能と共に説明する次の通りである。
【0019】現像装置1は、現像容器1Aとトナー補給
部1Bとで構成されており、そのうち、現像容器1A
は、図中、矢印AOで示す方向に移動可能な潜像担持体
であるドラム状の感光体(以下、感光体ドラムという)2
の近傍に配置され、そして、トナー補給部1Bは現像容
器1Aに搭載されている。
【0020】現像容器1Aの内部には、撹拌ローラ3お
よびパドルホィール4が設けられており、撹拌ローラ3
により撹拌混合されて互いに逆極性に摩擦帯電させられ
た磁性あるいは非磁性のトナーと磁性キャリアとからな
る二成分系現像剤がパドルホィール4によって汲み上げ
られるようになっている。また、トナー補給部1Bは、
感光体ドラム2に供給されるトナーの濃度が低下した場
合に、トナー補給ローラ1B1の回転によりトナーTを
撹拌ローラ3に向け繰り出すようになっている。
【0021】パドルホィール4によって現像剤が汲み上
げられる位置には、感光体ドラム2に近接させて複数の
現像ローラ5、6が設けられている。
【0022】現像ローラ5、6は、感光体ドラム2の移
動方向に沿って上流側および下流側に配置されており、
上流側に位置するものが第1の現像ローラ5とされ、そ
して、下流側に位置するものが第2の現像ローラ6とさ
れている。
【0023】これら第1、第2の現像ローラ5、6は、
図示しない駆動部により図中、反時計方向に回転可能な
スリーブとこのスリーブの内部に固定されているマグロ
ーラとを主要部として備えている。このうちスリーブ
は、アルミニュームあるいはステンレス鋼等の非磁性体
で構成され、また、マグローラは、フェライト磁石ある
いはゴム磁石さらにはナイロン粉末とフェライト粉末と
を混練して成形した磁極を周方向に沿って複数配置され
た構成を有している。なお、この磁極に関しては、後で
述べる。
【0024】現像容器1A内において、第1の現像ロー
ラ5の周面における任意の箇所が感光体ドラム2と対向
する前に到達する位置には、現像ローラ5に担持される
磁気ブラシの層厚を規制するためのドクターブレード7
が設けられている。また、このドクターブレード7の近
傍には、延長方向一端をドクターブレード7の近傍に位
置させ、延長方向他端を撹拌ローラ3の上位に位置させ
たセパレータ8が配置されている。このセパレータ8に
おける延長方向他端には、回転可能な搬送スクリュー9
が配置されている。
【0025】このような構成の現像容器1Aにおいて
は、パドルホィール4の回転時に発生する遠心力によっ
て現像剤が汲み上げられ、第1の現像ローラ5に向け放
出される。放出された現像剤の一部は、図中、矢印A1
で示すように、直接、第1の現像ローラ5に供給されて
第1の現像ローラ5の表面に担持される。また、放出さ
れる現像剤の他の一部は、第2の現像ローラ6に突き当
たることにより跳ね返ると第1の現像ローラ5側の磁力
により第1の現像ローラ5の表面に担持される。
【0026】このように、第1の現像ローラ5への現像
剤の供給を第2の現像ローラ6側からも行なうようにす
るためには、第2の現像ローラ6からの跳ね返り量を多
くする目的でパドルホィール4の回転速度を比較的高速
化し、遠心力を増大させておく必要がある。
【0027】第1の現像ローラ5に担持された現像剤
は、現像スリーブの回転に伴ってローラ表面を移動し、
ドクターブレード7によって層厚を規制された上で、現
像ローラ5と感光体ドラム2とが対向する第1の現像領
域D1に達する。そして、現像領域D1に達した現像剤
は、第1の現像ローラ5側での磁力の作用が弱まる位置
に移動すると、第2の現像ローラ6側での現像スリーブ
の回転およびマグローラからの磁力によって、図中、破
線で示すように、第2の現像ローラ6と感光体ドラム2
とが対向する第2の現像領域D2に向け移送される。第
2の現像ローラ6の磁力が作用しなくなる位置で現像容
器1Aの底部に落下し、再度、パドルホィール4により
撹拌される。
【0028】ドクターブレード7によって掻き取られた
現像剤は、セパレータ8によってその延長方向他端に位
置する搬送スクリュー9に向け案内され、搬送スクリュ
ー9により撹拌ローラ3上に降り落されるようになって
いる。このため、セパレータ8における延長方向他端に
は、現像剤を落下させるためのスリットが撹拌ローラ3
対向する位置に形成されている。
【0029】一方、第1、第2の現像ローラ5、6に設
けられているマグローラは、磁極の配列を次のように設
定されている。
【0030】図1において、現像ローラ内に示された一
点鎖線は、磁極の位置を示すものであり、第1の現像ロ
ーラ5側での磁極は、周方向に沿って奇数個(図中、符
号P11〜P15)、そして、第2の現像ローラ6側での磁
極は、周方向に沿って奇数個(図中、符号P21〜P23
配置されている。
【0031】これら各磁極による現像剤の搬送順序は、
13→P14→P15→P11→P12→P23→P21→P22の順
に設定され、この搬送を可能にするために各磁極の極性
は、図2に示すように、上記搬送順序に従ってS極から
始めて、P13(S極)→P14(N極)→P15(S極)→P
11(N極)→P12(S極)→P23(N極)→P21(S極)→P22
(N極)というように交互に異極が配置されている。
【0032】このような磁極設定により、第1の現像ロ
ーラ5側では、極数が奇数個であることにより、必ず同
極同士が並ぶ場所があることになり、第1の現像ローラ
5側での磁極P12とP13とが共にS極同士で並ぶことに
なる。この同極同士が並ぶ位置としては、第1、第2の
現像ローラ5、6同士が最も接近している位置とされ、
図1においては、磁極P12が、第1の現像ローラ5の回
転方向(時計方向)上流側に、また、磁極P13が、第1の
現像ローラ5の回転方向(時計方向)下流側にそれぞれ配
置されている。
【0033】上述したような磁極の配置構成により、第
1、第2の現像ローラ5、6同士の最も接近している位
置の間には、同極同士による反発磁界が形成されること
になる。
【0034】本実施例では、パドルホィール4から第1
の現像ローラに向け供給された現像剤は、第1の現像ロ
ーラ5に担持されながら第1の現像領域D1に向け移送
される。第1の現像領域D1を通過した現像剤が磁極P
12の位置に達すると、この磁極と同極同士に設定されて
いる磁極P13との間に発生している反発磁界によって、
現像ローラ5、6同士が最も接近している位置の間に進
入するのを阻まれる。これにより、移送方向が第2の現
像ローラ6に向かう方向に強制的に設定され、第2の現
像ローラ6側の磁極P23の磁力によって第2の現像ロー
ラ6に受け渡されることになる。
【0035】一方、第1の現像ローラ5の回転方向にお
けるドクターブレード7を通過した位置には現像剤飛散
防止手段1Cが設けられている。現像剤飛散防止手段1
Cは、現像剤飛散防止部材1C1と現像剤付着防止部材
1C2および支持部材1C3とで構成されている。現像
剤飛散防止部材1C1は、ポリエステルフィルム、ポリ
ウレタンゴム等の弾性材料を用いたシート部材であり、
その一部が横向きのU字状に折り返されて感光体ドラム
2の表面に当接可能な袋部1C1Aが形成されている。
【0036】現像剤付着防止部材1C2は、現像剤飛散
防止部材1C1の下方に位置し、先端が感光体ドラム2
の表面に対して当接させられている片持ち梁状のシート
部材であり、その材質としてポリエステルフィルム、ポ
リウレタンゴム等の弾性材料が選択されて用いられてい
る。
【0037】支持部材1C3は、上記現像剤飛散防止部
材1C1および現像剤付着防止部材1C2をそれぞれ取
付けるために用いられるものであり、ドクターブレード
7に形成されている凸部7Aに嵌合可能な凹部1C3A
が形成されている。支持部材1C3は、現像剤飛散防止
部材1C1の上下両端を上面および下面にそれぞれ固定
できるとともに現像剤付着防止部材1C2の基端を固定
することができるようになっている。
【0038】支持部材1C3は、ドクターブレード7の
凸部7Aに嵌合させて組み立てられることにより、感光
体ドラム2の表面に対する現像剤飛散防止部材1C1の
張り出し位置を規定することができ、これにより、固定
されている現像剤飛散防止部材1C1が感光体ドラム2
に対する配置関係を正確に設定されるようになってい
る。
【0039】本実施例は、以上のような構成であるか
ら、現像剤飛散防止手段1Cは、現像剤飛散防止部材1
C1、現像剤付着防止部材1C2がそれぞれ支持部材1
C3に取付けられることによりサブアッセンブリとして
得られる。そして、現像剤飛散手段1Cは、支持部材1
C3の凹部1C3Aがドクターブレード7の凸部7Aに
嵌合されることにより、感光体ドラム2との間の位置決
めが行なわれて現像部に組込まれる。
【0040】現像剤飛散防止手段1Cの一構成部品をな
す現像剤飛散防止部材1C1は、袋部1C1Aが感光体
ドラム2の表面に当接すると、袋部1C1Aが当接圧力
により変形する。このため、一応、支持部材に現像剤飛
散防止部材1C1が取付けられることにより感光体ドラ
ム2の表面に対する袋部1C1Aの当接圧力が所定の圧
力になるように位置決めされているが、仮に、袋部1C
1Aの張り出し量が大きくなっても袋部1C1Aは変形
することができるので、感光体ドラム2の表面に対する
現像剤飛散防止部材1C1の密着圧力を一定化して密着
性を確保することができる。しかも、張り出し量が多い
場合には、袋部1C1Aが感光体ドラム2の回転方向上
流側に向けて弛むので、感光体ドラム2における画像形
成領域内に袋部1C1Aが進入することがない。これに
より、剤圧を受けて袋部1C1Aが変形するので、感光
体ドラム2の表面に担持されている潜像を摺擦して破壊
したり感光体ドラム2の表面を傷つけたりすることがな
い。現像ローラ5の表面から飛散した現像剤中のトナー
は、現像剤飛散防止部材1C1によって感光体ドラム2
の回転方向上流側に向けた飛散が抑止される。
【0041】一方、現像ローラ5の表面と現像剤飛散防
止部材1C1の下面との間に位置する空間部では、現像
剤付着防止部材1C2が介在させてあることにより、現
像ローラ5の表面から現像剤飛散防止部材1C1の下面
に向けた現像剤中のトナーの進行が防止される。これに
より、図2中、符号b、dで示す領域にトナーが行き渡
ることがないので、現像剤飛散防止部材1C1の下面に
現像剤が付着するようなことがなくなる。この結果、現
像剤飛散防止部材1C1の下面からのトナーの垂れ落ち
が防止される。
【0042】本実施例によれば、現像剤の飛散を防止す
るために設けられている現像剤飛散防止部材1C1は、
感光体ドラム2の表面に当接していればよく、現像剤飛
散防止部材1C1の張り出し量が多少大きくても袋部1
C1Aの変形によって感光体ドラムの画像形成領域に進
出させることがない。これにより、飛散防止に係る部材
の寸法範囲を広く設定することができ、飛散防止のため
の構造に対する精度をさほど要求しなくても確実に現像
剤の飛散を防止することができる。
【0043】しかも、現像剤飛散防止部材1C1の下面
に向け付着しようとする現像剤の進行が現像剤付着防止
部材1C2によって妨げられるので、現像剤飛散防止部
材の下面に現像剤を付着させることがなく、これによっ
て、現像剤中のトナーの垂れ落ちによる不良画像の生成
が防止される。
【0044】次ぎに図3及至図5において、本発明によ
る現像装置に用いられる現像剤付着防止部材の変形例を
説明する。図3及至図5に示す変形例は、現像剤飛散防
止手段1Cに用いられる現像剤付着防止部材1C2を現
像ローラ5側に向け付勢し、これによって、現像剤付着
防止部材1C2の先端を現像ローラ5上の現像剤の穂に
軽く接触させて現像ローラ5の表面から現像剤中のトナ
ーが現像剤飛散防止部材1C1の下面に向け移動するの
を妨げるようにしたことを特徴としている。
【0045】このため、図3に示す構成では、現像剤付
着防止部材1C2の先端側上面に弾性部材1C4が取付
けられている。弾性部材1C4は、発泡ポリウレタンゴ
ム等の硬度の低いゴムにより形成され、その厚さが、現
像剤飛散防止部材1C1の下面に当接して現像剤付着防
止部材1C2の先端を略現像ローラ5の周面と同じ曲率
半径を以て折り曲げることができる厚さに設定されてい
る。
【0046】このような構成においては、現像剤付着防
止部材1C2が現像ローラ5上の現像剤の穂に対して軽
く押圧接触することができ、その先端が現像ローラ5の
曲率半径を同じにされているので、現像剤付着防止部材
1C2の先端が感光体ドラム2の表面に当接した状態で
垂れ下がる。これにより、図2において符号cで示す領
域に相当する現像剤飛散防止部材1C1と現像ローラ5
との間の空間への現像剤中のトナーの進行が遮断され
る。なお、弾性部材1C4としては、上記したゴムに代
えて、バネ定数の低い板バネを用いることも可能であ
り、また、取付けに関しても、現像剤飛散防止部材1C
1の下面あるいは支持部材1C3の何れに対して固定す
るようにしてもよい。このような構成によれば、感光体
ドラム2に対する現像剤付着防止部材1C2の先端の位
置決めが弾性部材の厚さを設定するだけで実行できるの
で、構成を簡略化することができる。
【0047】図4に示す構成では、図3に示した弾性部
材1C4と同じように、現像剤の穂に対して軽く押圧接
触することができる程度の重量を有した錘1C5が現像
剤付着防止部材1C2の先端近傍の上面に取付けられて
いる。このような構成においては、錘1C5の重量によ
って現像剤付着防止部材1C2の先端が感光体ドラム2
の表面に当接した状態で垂れ下がる方向に撓み、現像剤
の穂に対して軽く押圧接触する。これにより、図3に示
した変形例と同様に、図2において符号cで示す領域に
相当する現像剤飛散防止部材1C1の下面と現像ローラ
5との間の空間への現像剤の進行が遮断される。このよ
うな構成によれば、感光体ドラム2に対する現像剤付着
防止部材1C2の位置決めが、錘1C5の重量設定のみ
で可能になるので、現像剤飛散防止部材1C1への現像
剤の付着防止のための構成を簡単なものとすることがで
きる。
【0048】図5に示す構成では、現像剤付着防止部材
1C2の先端近傍の上面に磁性部材1C6が取付けられ
ている。磁性部材1C6は、鉄等の磁性金属材料が用い
られ、マグローラからの磁力によって吸引されると現像
ローラ5上の現像剤の穂に対して軽く押圧接触すること
ができるようになっている。
【0049】このような構成においては、磁性部材1C
6が現像ローラ5内のマグローラからの磁力によって吸
引される。このため、磁性部材1C6が取付けられてい
る現像剤付着防止部材1C2は、先端が感光体ドラム2
の表面に当接した状態で垂れ下がる向きに撓み、現像剤
の穂に対して軽く押圧接触する。これにより、図3に示
した変形例と同様に、図2において符号cで示す領域に
相当する現像剤飛散防止部材1C1の下面と現像ローラ
との間の空間への現像剤の進行が遮断される。このよう
な構成によれば、感光体ドラム2に対する現像剤付着防
止部材1C2の先端の位置決めが特別な機構を必要とす
ることなく、マグローラの磁力を利用するだけですむの
で、現像剤飛散防止部材1C1への現像剤の付着防止の
ための構成を簡単なものとすることができる。なお、上
記磁性部材1C6は、上記した材料に限らず、例えば、
ゴムやナイロン等の材料中にフェライトあるいはマグネ
タイト等の磁性粉を分散させた樹脂材料を用いることも
可能である。また、現像剤付着防止部材1C2の表面に
磁性体の蒸着層を形成したり、磁性体を分散した樹脂を
薄層化してコーティングしてもよく、この場合には、磁
性部材1C6を用いなくても磁性部材1C6を用いた場
合と同様な結果が得られる。
【0050】さらに、現像剤付着防止部材1C2は、そ
の先端を感光体ドラム2の表面に当接させるだけでなく
近接させるようにしてもよい。この場合には、感光体ド
ラム2の表面と現像剤付着防止部材1C2の先端との間
のギャップは、現像剤の通過を阻止できる寸法とされる
ことが望ましい。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、現像剤飛
散防止部材が、その袋部を感光体ドラムの表面に当接さ
せているので、その張り出し長さに応じて袋部が変形す
ることにより、感光体ドラム表面への密着度を確保する
ことができ、感光体ドラムの回転方向における現像部の
上流側に現像剤が飛散するのを防止することが可能にな
る。しかも、現像剤飛散防止部材の下方には現像剤付着
防止部材が位置しているので、現像ローラの表面から現
像剤飛散防止部材に向け飛散しようとする現像剤の進行
を阻止できる。これにより、現像剤飛散防止部材の寸法
精度を正確に管理しなくても現像剤の飛散を防止するこ
とが可能になるとともに、現像剤飛散防止部材への現像
剤の付着が阻止されるので、付着した場合に現像剤が落
下することにより不良画像が発生するのを未然に防止す
ることが可能になる。
【0052】請求項2および3記載の発明によれば、現
像剤付着防止部材が現像ローラ側に向け付勢されること
により、現像剤付着防止部材の先端を感光体ドラムの表
面に当接させた状態を維持することができるので、現像
ローラ表面から現像剤飛散防止部材への現像剤の付着が
抑制され、現像部への現像剤の落下を防止して不良画像
の生成を防止することが可能になる。しかも、現像ロー
ラに向けた付勢は、現像ローラ表面上の現像剤に対して
比較的低圧力を以て接触するようになっているので、現
像剤の穂を損傷することなく現像剤飛散防止部材への現
像剤の付着を防止することが可能になる。
【0053】請求項4記載の発明によれば、現像剤付着
防止部材が現像ローラ側の磁力によって吸引されるだけ
で現像ローラ表面に担持されている現像剤が現像剤飛散
防止部材に向け移動するのが防止できるので、現像剤の
穂を損傷することなく現像剤飛散防止部材への現像剤の
付着を防止して現像剤の落下を阻止し、これにより、不
良画像の生成を防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置の全体構成を示す断面図であ
る。
【図2】図1に示した現像装置の要部を説明するための
模式的な拡大図である。
【図3】図1に示した現像装置の要部の変形例を説明す
るための模式的な拡大図である。
【図4】図1に示した現像装置の要部のさらなる変形例
を説明するための模式的な拡大図である。
【図5】図1に示した現像装置の要部のたの変形例を説
明するための模式的な拡大図である。
【図6】現像装置の従来例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 現像装置 1C 現像剤飛散防止手段 1C1 現像剤飛散防止部材 1C1A 袋部 1C2 現像剤付着防止部材 1C3 支持部材 1C4 現像剤付着防止部材を現像ローラ側に付勢
するための弾性部材 1C5 現像剤付着防止部材を現像ローラ側に付勢
するための錘 1C6 現像剤付着防止部材を現像ローラ側に付勢
するための磁性部材 2 感光体ドラム 5 第1の現像ローラ 6 第2の現像ローラ 7 ドクターブレード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−108369(JP,A) 特開 昭63−155065(JP,A) 特開 昭62−145269(JP,A) 特開 平1−94362(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/08 - 13/095 G03G 15/08 - 15/095

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像担持体の表面近傍に対向して配置され
    ている磁気ブラシ形成用の現像ローラと、この現像ロー
    ラに担持される現像剤の層厚を規定するドクターブレー
    ドとを備えた現像装置において、 弾性変形可能な材料を用い、その一部が折り返されるこ
    とによって感光体ドラムの表面に当接可能な袋部が形成
    されているとともに、その袋部をはさんで各端部がそれ
    ぞれ固定される飛散防止部材と、 上記飛散防止部材の下方に配置され、先端が上記感光体
    ドラムの表面に当接若しくは近接している片持ち梁状の
    現像剤付着防止部材と、 上記飛散防止部材および上記現像剤付着防止部材の固定
    部が取付けられる支持部材とを具備する現像剤飛散防止
    手段を、上記現像ローラの進行方向における上記ドクタ
    ーブレードを通過した位置から上記感光体ドラムの表面
    に至る範囲に配置したことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の現像装置において、 上記現像剤付着防止部材の上面に現像剤付着防止部材を
    上記現像ローラ側に向け付勢する弾性部材を設けたこと
    を特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の現像装置において、 上記現像剤付着防止部材の上面に現像剤付着防止部材を
    上記現像ローラ側に向け付勢する錘を取付けたことを特
    徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の現像装置において、 上記現像剤付着防止部材は、その一部若しくは全域が磁
    性部材によって構成されていることを特徴とする現像装
    置。
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