JP3249763B2 - フィルターエレメント - Google Patents

フィルターエレメント

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JP3249763B2
JP3249763B2 JP09002497A JP9002497A JP3249763B2 JP 3249763 B2 JP3249763 B2 JP 3249763B2 JP 09002497 A JP09002497 A JP 09002497A JP 9002497 A JP9002497 A JP 9002497A JP 3249763 B2 JP3249763 B2 JP 3249763B2
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▲衛▼ 岡村
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南町産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この出願発明は、水処理装
置、とくに、工業用水処理装置のフィルターエレメント
およびフィルター保持材に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、フィルターエレメントは、フィ
ルターの周囲に設けられている透過孔を有する筒状の金
属板がフィルターと一体となっており、このためフィル
ターエレメントの交換は透過孔を有する筒状の金属板と
共に交換する必要があった。しかし、筒状の金属板が一
体となっているために圧縮等によって体積を小さくする
ことができず、交換に伴うフィルターエレメントの運
搬、保管、とくに使用後のフィルターエレメントの運
搬、保管及びそれに伴う廃棄処理が困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 この出願発明者は、
フィルターの性能に影響を及ぼすことなく、しかも、フ
ィルターエレメントの上記問題を解決するためいろいろ
検討した結果、フィルターエレメントのフィルター保持
材を着脱自在にすることによりこれらの問題を解決する
ことに成功した。
【0004】
【課題を解決するための手段】 この出願発明は、フィ
ルターの周囲にフィルター保持材を着脱自在に装着する
フィルターエレメントに関する。
【0005】
【発明の実施の形態】 この出願発明のフィルター保持
材は、フィルターを保持できる形状であればよいが、フ
ィルターの形状等を考慮すると円筒状であることがとく
に好ましい。また、筒状もしくは筒状に形成される透過
孔を有する板材は、筒状に構成できるように1枚あるい
は複数枚の予め筒状に形成されたものであってもよい
が、例えば、そのままの状態では平板であって、フィル
ターの周囲を被覆してフィルターを保持することにより
筒状になるように、フィルターに装着したときに円筒を
形成できるものであってもよい。
【0006】フィルター保持材は、着脱できる構造であ
ればよいが、開閉自在であることが好ましい。保持材は
予め筒状の形状としてもよいが、着脱及び装着等を考慮
すると、保持材は着脱自在に装着することにより筒状に
することが好ましい。透過孔を有する板材が弾性を有す
る場合には、止め金等を外して筒の状態を解放すること
により容易に着脱することができるので好ましい。
【0007】また、フィルター保持材は、複数の透過孔
を有する板材が中央部で開閉自在に連結されているもの
であってもよい。フィルター保持材は、金属、プラスチ
ック等が使用され、金属が好ましく、ステンレス製が耐
久性の点からとくに好ましい。プラスチックとしては、
ボリカーボネート等がとくに好ましい。また、透過孔を
有する板材とその他の部材は、同じ材料であってもよい
し、異なる材料でもよい。
【0008】固定するための固着手段は従来使用されて
いる固着手段が適用され、図2、3に示すようなフック
などの固着手段が特に好ましいが、図4に示すようなフ
ィルター保持材の両端部にL形の立ち上がり片を設け、
リップ付き溝形金具を上方から落とし込むことにより、
両立ち上がり片を結合するスライド式に固着できるもの
であってもよい。また、フィルター保持材は、一枚ある
いは複数枚の透過孔を有する板材をシールバンドのよう
なバンドによって固着することによりフィルターと一体
化してもよいが、シールバンドは透過孔を有する板材に
あらかじめとりつけてあってもよい。なお、複数の透過
孔を有する板材の連結は、通常の連結手段が適用される
が、蝶番がとくに好ましい。フィルター保持材は、内側
から外側に向かう圧力に耐えるようにしておくことが好
ましいが、取り扱い易さあるいは費用の面を考慮する
と、できる限り薄手の透過孔を有する板材を使用し、透
過孔を有する板材を補強することが好ましく、透過孔を
有する板材の周囲や固着部分に補強板、補強リブ等を設
けることが好ましく、とくに、補強板を設けることが好
ましい。
【0009】フィルター保持材の上端には、フィルター
エレメントを上から吊るすことができるようにしておい
てもよく、例えば、フィルター保持材の上端に上から吊
るすための孔をあけてもよい。また、フィルターが一体
化しやすいように、フィルター保持材の内側に凹凸を設
けてもよい。固着する部分の端部は、端部の角で怪我を
しないように丸く加工しておくことが好ましい。
【0010】フィルターは、従来使用されているものが
使用され、たとえば、有機あるいは無機繊維等が使用さ
れ、また、繊維は短繊維あるいは長繊維がそのまま集合
した状態でもよいが、布帛、紙とくに不織布が取り扱い
の点から好ましく、プリーツ状に折り曲げられた不織布
等がとくに好ましい。また、フィルター側および/また
はフィルター保持材側は、それらをお互いに密着できる
ように、また、それらを取り付けやすいような形状等に
することが好ましく、例えば、フィルター保持材側の上
部にフィルターの上部が密着するように段差を設けるこ
となどが好ましい。
【0011】
【実施例】以下、図面によって、この出願発明のフィル
ターエレメント、フィルター保持材を実施例によって具
体的に説明するが、この出願発明は実施例に限定される
ものではない。図1は、フィルターエレメントの斜視
図、図2はフィルター保持材の斜視図、図3は他のフィ
ルター保持材の斜視図、図4は他のフィルター保持材の
斜視図、図5はフィルターの斜視図をそれぞれ示す。 実施例1 図5に示すような、内部に水を透過する筒を有し(図示
せず)、筒の周囲に不織布を折り曲げた円筒状のフィル
ター4の周囲に、図2に示すような、直径が300m
m、高さが500mmの円筒状の中央で蝶番5(図2a
参照)により連結されているステンレス製の2枚の透過
孔を有する板材3を、蝶番5に連結する透過孔を有する
板材3の他方の端の上端部、中間部および下端部の補強
板7に設けられた止め金6(図2b参照)によって固着
することにより、フィルター保持材2を接合してフィル
ター4の周囲を覆い固定する。このようにすることによ
りフィルターエレメント1を作製する。フィルターエレ
メント1の交換は、止め金6を外し、フィルター保持材
2を、蝶番5を中心にして両側に開くことにより、内部
に収納されている使用済みのフィルター4を取り外す。
ついで、交換用のフィルター4を収納し、フィルター保
持材2で被覆し、止め金6により固着することにより金
属板を接合して一体とし、フィルターエレメント1を作
製する。取り外した使用済みのフィルター4は、フィル
ター保持材2がないので、上下方向、中心方向に圧縮す
ることができ、圧縮によりフィルター4は扁平あるいは
棒状となり、これまでに比べて著しく容積を縮小するこ
とができ、運搬、廃棄処理を能率的に作業することがで
きる。また、フィルター保持材2は再利用できるので、
省資源の面からも有利であり、さらに、廃棄物の処理の
面からも有利である。
【0012】実施例2 図5に示すような、内部に水を透過する筒を有し(図示
せず)、筒の周囲に不織布を折り曲げた円筒状のフィル
ター4の周囲に、図3に示すような、直径が300m
m、高さが500mmの円筒状のステンレス製のフィル
ター保持材2を、透過孔を有する板材3の他方の端の上
端部、中間部3カ所および下端部の計5カ所の補強板7
に設けられた止め金6によって固着することにより、フ
ィルター保持材2を固着してフィルター4の周囲を覆い
固定する。このようにすることによりフィルターエレメ
ント1を作製する。フィルターエレメント1の交換は、
止め金6を外すことにより、フィルター保持材2を開
き、内部に収納されている使用済みのフィルター4を取
り外す。ついで、交換用のフィルター4を収納し、フィ
ルター保持材2で被覆し、止め金6により固着すること
によりフィルター保持材2を接合して一体とし、フィル
ターエレメント1を作製する。取り外した使用済みのフ
ィルター4は、透過孔を有する周囲のフィルター保持材
2がないので、上下方向、中心方向に圧縮することがで
き、圧縮によりフィルターは扁平あるいは棒状となり、
これまでに比べて著しく容積を縮小することができ、運
搬、廃棄処理を能率的に作業することができる。また、
フィルター保持材2は再利用できるので、省資源の面か
らも有利であり、さらに、廃棄物の処理の面からも有利
である。
【0013】実施例3 図5に示すような、内部に水を透過する筒を有し(図示
せず)、筒の周囲に不織布を折り曲げた円筒状のフィル
ター4の周囲に、図4に示すような、直径が300m
m、高さが500mmの両端部にL形立上片8を有する
ステンレス製の透過孔を有する板材3を、上部からリッ
プ付き溝形金具9を上方から落とし込むことによって固
着することにより、フィルター保持材2を固着してフィ
ルター4の周囲を覆い固定する。このようにすることに
よりフィルターエレメント1を作製する。フィルターエ
レメント1の交換は、リップ付き溝形金具9を上方に外
すことにより、透過孔を有する板材3を開き、内部に収
納されている使用済みのフィルター4を取り外す。つい
で、交換用のフィルター4を収納し、透過孔を有する板
材3で被覆し、リップ付き溝形金具9を上方から落とし
込むことにより固着してフィルター保持材2を接合して
一体とし、フィルターエレメント1を作製する。取り外
した使用済みのフィルター4は、フィルター保持材2が
ないので、上下方向、中心方向に圧縮することができ、
圧縮によりフィルターは扁平あるいは棒状となり、これ
までに比べて著しく容積を縮小することができ、運搬、
廃棄処理を能率的に作業することができる。また、フィ
ルター保持材2は再利用できるので、省資源の面からも
有利であり、さらに、廃棄物の処理の面からも有利であ
る。
【0014】
【発明の効果】 この出願発明のフィルターエレメント
は、フィルター保持材が着脱自在になっており、フィル
ターエレメントの交換は、透過孔を有する金属板を取り
外すことにより行うことができるので、上下方向、中心
方向に圧縮することにより容積を小さくすることができ
る。従って、運搬、廃棄処理を効率的に行うことがで
き、また、フィルター保持材を再利用することにより省
資源の面で貢献することができるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フィルターエレメントの斜視図
【図2】 フィルター保持材の斜視図
【図3】 他のフィルター保持材の斜視図
【図4】 他のフィルター保持材の斜視図
【図5】 フィルター
【符号の説明】
1 フィルターエレメント 2 フィルター保持材 3 透過孔を有する板材 4 フィルター 5 蝶番 6 止め金 7 補強板 8 L形立上片 9 リップ付き溝形金具

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に水を透過する筒と端板とが一体と
    なったフィルターの周囲に、開閉自在、着脱自在に透過
    孔を有する板材からなるフィルター保持材が装着されて
    いることを特徴とするフィルターエレメント。
  2. 【請求項2】 1枚の透過孔を有する板材からなること
    を特徴とする請求項1に記載のフィルターエレメント
  3. 【請求項3】 複数枚の透過孔を有する板材からなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のフィルターエレメント
  4. 【請求項4】 複数枚の透過孔を有する板材が蝶番によ
    って連結されていることを特徴とする請求項3に記載の
    フィルターエレメント
  5. 【請求項5】 円筒状であることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載のフィルターエレメント
  6. 【請求項6】 金属製であることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載のフィルターエレメント
  7. 【請求項7】 金属がステンレス製であることを特徴と
    する請求項6に記載のフィルターエレメント
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