JP3249393B2 - スイッチ回路 - Google Patents

スイッチ回路

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JP3249393B2
JP3249393B2 JP14535596A JP14535596A JP3249393B2 JP 3249393 B2 JP3249393 B2 JP 3249393B2 JP 14535596 A JP14535596 A JP 14535596A JP 14535596 A JP14535596 A JP 14535596A JP 3249393 B2 JP3249393 B2 JP 3249393B2
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敦 亀山
克江 川久
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/56Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
    • H03K17/687Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being field-effect transistors
    • H03K17/693Switching arrangements with several input- or output-terminals, e.g. multiplexers, distributors

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波信号の切り
換えのためのスイッチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図11(a)は従来の3端子を有する負
電源動作シングルポールデュアルスルー(SPDT)ス
イッチ回路(以下、従来例とする。)を説明するための
回路図である。
【0003】図11(a)において、高周波信号の入出
力端子101は、電界効果トランジスタ(以下FETと
する。)111を介して信号入出力端子102と接続さ
れ、信号入出力端子102はFET113を介して接地
される。また、信号入出力端子101はFET112を
介して信号入出力端子103と接続され、信号入出力端
子103はFET114を介して接地される。ゲート信
号入力端子104は、ゲート抵抗124を介してFET
114と、またゲート抵抗121を介してFET111
のゲートと接続される。ゲート信号入力端子105は、
ゲート抵抗123を介してFET113のゲートと、ま
たゲート抵抗122を介してFET112のゲートと接
続される。ゲート抵抗121〜124は数KΩの高抵抗
である。FET111〜114はデプレッション型FE
Tである。例えばデジタルコードレス電話機のアンテナ
を送信または受信状態に切換えるスイッチでは、信号入
出力端子101をアンテナ信号端子、信号入出力端子1
02を送信側の電力伝送経路の端子、信号入出力端子1
03を受信側の小信号伝送経路の端子として用いられて
いる。
【0004】次にこのスイッチ回路の動作を説明する。
ゲート信号入力端子104に0Vを与え、ゲート信号入
力端子105に−3Vを与えるとFET111とFET
114がともにONし、FET112とFET113が
ともにOFFする。信号入出力端子102から高周波信
号が入力されると、FET111を介して信号入出力端
子101へ出力される。この際、信号入出力端子102
から入力した信号は、FET111のON抵抗、FET
113のOFF時の容量で生じる損失分、さらにOFF
側のFET112のOFF時の容量を通ってリークする
損失分により影響をうけ、これらの損失分を差し引いた
信号が、信号入出力端子101から出力される。一方O
FF側の入出力端子101−103間では、FET11
2のOFF時の容量を通ってリークする電流があって
も、ON状態のFET114を通ってGNDに落とされ
るため、高いアイソレーションを実現できる。
【0005】図11(a)に示す回路が0Vと3Vの負
電源とで動作する従来のSPDTスイッチの例であった
のに対し、図11(b)に0Vと3Vの正電源とで動作
する従来のSPDTスイッチ回路の回路図を示す。図1
1(b)に示したスイッチに、数pFのDCカット用の
コンデンサ231〜233を各入出力端子101〜10
3と各接続点107〜109との間に付加し、数pFの
デカップリングコンデンサ234を接続点210とGN
Dの間に付加し、さらに数KΩのプルアップ抵抗22
5,226を電源端子206と各接続点107,110
との間に付加している。これらにより、切り替え電圧を
基準電位3Vに持ち上げている。このスイッチの動作は
基本的に負電源動作のSPDTスイッチ回路と同じで、
基準電位が3Vの正電位である点が異なる。
【0006】以上のような高周波スイッチにおいて、例
えばデジタルコードレス電話機のアンテナを送信または
受信状態に切換えるスイッチを想定して、信号入出力端
子102を送信側の電力伝送経路の端子、信号入出力端
子103を受信側の小信号伝送経路の端子とする。この
場合、送信側の端子102から入力した信号が、FET
111のON抵抗を通してアンテナ端子101に出力さ
れる際、信号はFET113のOFF時の容量で生じる
損失分、さらにOFF側のFET112のOFF時の容
量を通ってリークする損失分により、送信側の端子10
2からアンテナ端子101への損失が増加するという問
題があった。
【0007】また、伝送経路に並列に接続したFET1
13,114の役割について考えると、FET114
は、伝送経路に直列に接続したFET112のOFF時
の容量を通ってリークする電流をGNDに落とし、高い
アイソレーションを実現するといった効果があるが、信
号はFET113のOFF時の容量を通るので、損失を
増加させてしまう。さらに、図11(b)に示した0V
と3Vの正電源とで動作するSPDTスイッチの場合、
数pFのデカップリングコンデンサ234を接続点21
0とGNDの間に付加する必要があるので、モノリシッ
クマイクロ波IC(MMIC)で実現する場合、レイア
ウト面積が大きくなる。また、MMIC上の回路構成が
正電源と負電源で大きく異なるため、MMICチップが
汎用性を持たない。さらに、伝送経路に並列に接続した
FET113,114を設けることは、損失の低減、素
子数の低減、MMICチップの汎用性において問題であ
った。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上の点に鑑みて、図
12に示すような並列共振型スイッチ回路が本発明者に
より考案された(先願である特願平7−169983
号)。従来例のSPDTスイッチ回路にある各伝送経路
に並列に接続したFET113,114は設けず、各伝
送経路に直列に接続したFET312,311のソース
電極とドレイン電極間に並列に、上記FETのOFF時
容量と共振するインダクタ331,332を接続し、基
準電位を設定する電源端子306を上記FET311,
312の接続点307と高抵抗を介して接続し、上記F
ETのゲートには高抵抗を介して制御信号が印加される
よう構成されている。
【0009】この伝送経路に直列に接続したFET31
1,312がOFFしている状態での各伝送経路のイン
ピーダンスは、所用の周波数帯でFET311,312
のOFF時容量とインダクタ311,332が共振する
ために非常に大きくなる。従ってOFF時の容量を通っ
てリークする電流を減少させることができ、従来伝送経
路に並列に接続していたFET113,114は必要な
い。伝送経路に並列に接続していたFET113,11
4を省くことで、高アイソレーションを実現しつつ、損
失の低減化、素子数の低減化ができる。さらにはスイッ
チをMMICで作製する場合、DCカット用のコンデン
サをMMICの外に付加することにすれば、MMIC上
の回路構成は正電源でも負電源でもまったく同じとな
り、汎用性を持ったMMICチップを実現できる。
【0010】しかし、この回路では大信号入力時に線形
出力が得られず歪むという問題があった。例えば送信側
の端子302から信号が入力し、オン状態のFET31
1を介してアンテナ端子301に出力される場合、歪み
が生じる。オフ状態にあるFET312のゲート電極、
ソース電極、ドレイン電極がFETのカップリング容量
Cgs、Cgd、Cds等の寄生分を介して入力振幅に
依存したAC的な振幅を持つようになり、その結果FE
T312におけるしきい値電圧を上回り、オフ状態にあ
ったFET312がAC的にオンしてしまう。これによ
り信号の波形がくずれ(歪み)、基本波以外の第2高周
波スプリアスおよび第3高周波スプリアスが発生し妨害
電波を引き起こす原因となる。
【0011】この回路において、FET311,312
のゲート幅Wgを1mm、Vth=を1.0V、インダ
クタ331,332のLを15.5nH、ゲート抵抗3
21,322,323のRを10KΩとしたときのパワ
−アンプ回路側からの入力電力(以下Pin)と第2高
周波スプリアス(以下2fo)について調べた。小信号
入力時の挿入損失は、周波数1.9GHzにおいて0.
4dB、アイソレーションは−35dBであった。Pi
n〜18dBmまでは2foは単調な増加であるが、P
inが18dBm以上では急激に増加する。オフ側のF
ET312の電極の電位をモニターした結果を図12に
示す。入力電力Pinとした際の19dBmにおける各
電極の最大電位は、β=2.8V(振幅以下ΔV−2.
8V)、χ=−0.9V(ΔV−1.8V)、γ=0V
(ΔV=0V)である。従ってこの場合、FET312
はVdα=2.8V,Vgr=−0.9V,Vgβ=−
3.7Vであり、VgγがVth(=−1.0V)より
も大きいため、FET331がオン状態にある。このよ
うにオフ側のFET312がオンし始めることにより、
2foが増加したと考えられる。
【0012】ここで、例えばPHS(パーソナルハンデ
ィホンシステム)においてRCR規準で決められた仕様
は、第2高周波スプリアスが−50dBc以下を示す最
大入力電力(以下、maxPin@2fo<−50dB
cとする。)が21dBm以上であることが要求されて
いる。並列共振型スイッチ回路の場合、maxPin@
2fo<−50dBc=18.8dBmである。この値
はRCR規準を満たしていない。
【0013】このように、並列共振型スイッチ回路にお
いて、信号入力端子302を送信側の電力伝送経路の端
子、信号入力端子303を受信側の小信号伝送経路の端
子とした場合、送信側の端子302から大きな電力を入
力し、その入力信号がオン状態のFET311を介して
アンテナ端子301に出力される際、歪みが生じて線形
出力が得られないという問題があった。
【0014】これは、送信側の電力伝送経路に大信号が
入力された場合、オフ状態にあるFET312のゲート
電極(ノードα)、ソース電極(ノードβ)およびドレ
イン電極(ノードγ)が、FETのカップリング容量
(Cgs,Cgd,Cds)等の寄生分を介して入力振
幅に依存したAC的な振幅を持つようになり、その結果
FET312におけるVgsあるいはVgdがFETの
ブレイクダウン電圧(耐圧)を上回る程まで大きくなる
ことに起因する。
【0015】このように線形出力が得られないと、例え
ばデジタルコードレス電話機のアンテナを送信または受
信状態に切り変えるスイッチを想定した場合、スプリア
スとして妨害電波を引き起こす原因となり深刻な問題と
なる。
【0016】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
ので、先願の並列共振型スイッチ回路の長所をそのまま
保ちつつ、高耐圧化をはかり、より大きな電力を伝送す
る際に線形出力が得られるスイッチ回路を提供すること
を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、受信側伝送経路と、前記受信側伝送経路に
備えられた第1のFETと、前記受信側伝送経路に備え
られ、前記第1のFETに並列に接続された第1のイン
ダクタと、前記受信側伝送経路に備えられ、前記第1の
FETに直列に接続された第2のFETあるいはFET
群と、基準電位が印加される接続点と、前記接続点で前
記受信側伝送経路と接続される送信側伝送経路と、前記
接続点と電気的に接続されたアンテナ信号端子と、を備
えるスイッチ回路を提供する。
【0018】又、第2の伝送経路に第3のFETとこれ
に並列に接続されるインダクタとが備えられることが好
ましい。又、このスイッチ回路において前記第1のFE
Tと前記第2のFETあるいはFET群との接続点と、
直流電位点との間に容量が備えられることが望ましい。
【0019】さらにまた、前記第2のFETのゲート
幅、あるいはFET群の総ゲート幅が前記第1のFET
のゲート幅よりも短いことが好ましい。また、第1の電
界効果トランジスタと第2の電界効果トランジスタある
いは電界効果トランジスタ群の接続点にドレインが接続
された第4の電界効果トランジスタが備えられたことが
好ましい。
【0020】上記本発明によれば、小信号伝送経路に直
列に接続したFETに対して、直列に段以上接続する
(あるいはDual−gateまたはカスコード接続型
FETを用いる)構成とすることで、オフ状態にFET
単体にかかる電圧を分圧して低い値とさせることができ
る。よって、高耐圧化が可能となりより大きな電力を伝
送する際でも線形出力を得ることが可能となる。また、
小信号伝送経路に直列に接続るFETを直列に2段構
成としている以外は、並列共振型スイッチの長所である
低損失、高アイソレーション、少ない素子数、汎用性を
そのまま保つことができる。
【0021】また、第1のFETと第2のFET、FE
T群との接続点に、容量が付加されたことにより、第2
のFETあるいはFET群に関わるインピーダンスが並
列共振用のインダクタを備えた第1のFETに関わるイ
ンピーダンスとほぼ等しくなるため、それぞれのFET
のソース/ドレイン間にかかる電圧を最適に分圧でき
る。そのため大信号入力時にFETがオフ状態をより保
つことができ、線形性をさらに向上させることができ
る。
【0022】さらに、より伝送信号電力が小さい経路に
ある第2のFETあるいはFET群の総ゲート幅を、並
列共振用のインダクタを備えた第1のFETのゲート幅
よりも小さくすることで、FET単体にかかる電圧を最
適に分圧できる。そのためより大きい信号を入力した時
でもFETをオフ状態に持つことができ、線形性をさら
に向上させることができる。
【0023】また、第1の電界効果トランジスタと第2
の電界効果トランジスタあるいはトランジスタ群の接続
点にドレインが接続された第4の電界効果トランジスタ
が付加されたことにより、第1および第2の電界効果ト
ランジスタのソース/ドレイン間にかかる電圧を最適に
分圧できるため、大信号入力時にトランジスタがオフ状
態を保つことができ、プロセスによるトランジスタ特性
のばらつき等に依存せずに良好な線形性を再現すること
ができる。また歩留まりが向上する。
【0024】
【発明の実態の形態】以下に、本発明の各実施の形態を
図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施
の形態であるSPDTスイッチ回路を構成する回路図お
よび各電極のモニター結果を示す図である。図1におい
て、高周波信号の入出力端子501は、FET511を
介して入出力端子502と接続され、信号入出力端子5
01はFET512とFET513を介して信号入出力
端子503と接続される。ゲート信号入出力端子504
は、ゲート抵抗521を介してFET511のゲートと
接続される、ゲート信号入力端子505は、ゲート抵抗
522と523を介してFET512と513のゲート
とそれぞれ接続される。FET511,512のぞれぞ
れのドレイン電極とソース電極間に、並列にインダクタ
531,532が接続される。インダクタ531,53
2は、FET511,512のOFF時容量とで並列共
振回路を形成しており、デジタルコードレス電話機に使
用する1.9GHzにおいて、インピーダンスが最大に
なるように、それぞれのFETのOFF時容量にあった
インダクタンス値を設定している。さらに、FET51
2,513の間には容量541を付加している。さらに
基準電位を設定する電源端子506は、FET511,
513の接続点507と高抵抗524を介して、また信
号入出力端子503と高抵抗525を介して接続され
る。FET511,512,513はデプレッション型
FETである。
【0025】信号入出力端子501を、アンテナ信号端
子Ant、信号入出力端子502を送信側の電力伝送経
路の端子Tx、信号入出力端子103を受信側の小信号
伝送経路の端子Rxとした場合、ゲート信号入力端子5
04に0Vを与え、ゲート信号入力端子505に−2.
7Vを与え、電源端子506に0Vを与えると、FET
511がONし、FET512,513がOFFし、送
信側の端子Txから入力した信号が、FET511のO
N抵抗を通してアンテナ信号端子Antに出力される。
【0026】次に、各素子について説明する。ゲート幅
は、FET511,512がWg=1mm、FET51
3はWg=400μm、しきい値電圧は全てVth=−
1.0Vである。FETは単位ゲート幅100μmのF
ETで構成されたマルチフィンガータイプのFETであ
る。インダクタ531,532はL=15.5nHで、
線幅10μm、スペース5μmとし、膜厚3μmとし、
1辺長が340μmの角形スパイラルインダクタであ
る。ゲート抵抗521,522,523,524,52
5はR=10KΩである。容量541は0.5pFであ
る。
【0027】本実施の形態において、第1のFET51
2と第2のFET513の接続点に容量541を付加す
ることにより、第2のFET513のインピーダンスを
並列共振用のインダクタを備えた第1のFET512の
インピーダンスと等しくすることができ、FET単体に
かかる電圧を最適に分圧できる。そのため大信号入力時
にFETがオフ状態をより保つことができ、大電力時の
線形性をさらに向上させることができる。
【0028】本実施の形態の各電極の電位をモニターし
た結果を図1に示す。この回路においてPin=22d
Bmである。各電極の最大電位は、β3=4.0V(Δ
V=4.0V)、α3=0.3V(ΔV=3.0V)、
γ3、β2=2.2V(ΔV=2.2V)、α2=−
1.2V(ΔV=1.5V)、γ2=0V(ΔV=0
V)である。従って、FET513はVβ3γ3α=
1.8V、Vα3γ3=−1.9V、Vα3β3=−
3.7Vであり、FET512はβ2γ2=2.2V、
Vα2γ2=−1.3V、Vα2β2=−2.2Vであ
る。FET512も513もオフ状態である。
【0029】以上の条件で作製したスイッチのPinと
2foの関係を図2に△印で示す。参照用に先願の並列
共振型スイッチを○印で示す。横軸はPin、縦軸は2
foである。本形態によればPin〜24.5dBmま
では2foは単調な増加であり、Pin>26dBmか
ら急激に増加し、maxPin@2fo<−50dBc
=28.5dBmであった。上記RCR規準(maxP
in@2fo<−50dBc≧21dBm)に対して実
用を考慮した十分なマージンを持つことができた。
【0030】一方3foはPin>25dBmから急激
に増加する。小信号入力時の挿入損失は、周波数1.9
GHzにおいて0.38dB、アイソレーションは−4
0dBである。
【0031】本実施の形態では、FET512のVgs
2は−1.6Vと小さくオフ状態を保つことができる。
また、挿入損失とアイソレーションについては、本実施
の形態では周波数1.9GHzにおいて挿入損失が0.
38dB、アイソレーションが−40dBであり、良好
な結果が得られている。
【0032】図3にMMICスイッチのレイアウトパタ
ーンを示す。図3の符号は図1と照合している。右側に
は送信側の電力伝送経路の端子502、左側には受信側
の小信号伝送経路の端子503、中央下側には、アンテ
ナ端子501と電源端子506、中央上側には、ゲート
信号入力端子505を設けている。右側には電力伝送経
路に用いたインダクタ531を左側には小信号伝送経路
に用いたインダクタ532を配置している。また右側に
は電力伝送経路に用いたFET511を中央と左側には
小信号伝送経路にもちいたFET512,513を配置
している。2個のインダクタ間の素子間干渉を防ぐた
め、間にGND面を設けている。チップサイズ1.1m
m×1.0mmであった。図3の符号は図1と照合して
いる。
【0033】本実施の形態では、直流電源を供給する際
に抵抗521,522,523,524,525を用い
ているが、これはあくまでRF信号成分を遮断する目的
であり、インダクタを用いても同様な効果が得られるこ
とは言うまでもない。
【0034】又、本発明いおいて第1の伝送回路よりも
より大きい電力の流れる第2の伝送経路の構成は第3の
FETとインダクタの構成の他に、従来のFETと抵抗
による構成とすることもできる。
【0035】次に、第2の実施の形態を図面を参照して
説明する。図4は、本実施形態のスイッチ回路を構成す
る回路図および信号モニターを示す図である。
【0036】高周波信号の入出力端子601は、FET
611を介して入出力端子602と接続され、信号入出
力端子601はFET612と613を介して信号入出
力端子603と接続される。小信号伝送経路に用いてF
ET612と613は直列に接続されている。
【0037】ゲート信号入力端子604は、ゲート抵抗
621を介してFET611のゲートと接続される、ゲ
ート信号入力端子605は、ゲート抵抗622と623
を介してFET612と613のゲートとそれぞれ接続
される。FET611,612のそれぞれのドレイン電
極とソース電極間に、並列にインダクタ631,632
が接続される。インダクタ631,632は、FET6
11,612のOFF時容量とで並列共振回路を形成し
ており、例えばデジタルコードレス電話機に使用する
1.9GHzにおいて、インピーダンスが最大になるよ
うに、それぞれのFETのOFF時容量にあったインダ
クタンス値を設定している。基準電位を設定する電源端
子606は、FET611,613の接続点607と、
高抵抗624を介して接続される。また以上において、
FET611,612,613はデプレッション型FE
Tである。
【0038】また、図5はこのような回路を実際にチッ
プに形成したレイアウト図である。次に、信号入出力端
子604を、アンテナ信号端子Ant、信号入出力60
2を送信側の電力伝送経路の端子Tx、信号入出力端子
603を受信側の小信号伝送経路の端子Rxとした場合
の、このスイッチの動作を説明する。ゲート信号入力端
子604に0Vを与え、ゲート信号入力端子605に−
3Vを与え、電源端子606に0Vを与えると、FET
611がONし、FET612と613がOFFする。
送信側の端子Txから入力した信号が、FET611の
ON抵抗を通してアンテナ信号端子Antに出力される
際、信号はFET611のON抵抗、OFF側の小信号
伝送経路へリークする損失分による影響を差し引いた信
号が、アンテナ端子Antに出力される。OFF側の小
信号伝送経路への信号のリークは、OFF側の小信号伝
送経路のインピーダンスZとアンテナ端子Antに接続
される50Ω終端抵抗との比で決まる。OFF側の小信
号伝送経路のインピーダンスZが大きいほど、送信側の
端子Txからアンテナ端子Antへの挿入損失が減少す
る。
【0039】次にシミュレーションにより、先願の並列
共振型高周波スイッチと本実施の形態を線形性に関して
比較した結果を図6に示す。図6(a)は本形態の波形
を示し、図6(b)は先願の並列共振型高周波スイッチ
の波形を示す。シミュレーションはFET611,61
2,331,332に0.6μmGaAsMESFET
を想定し、ゲート幅はすべて1mmとしている。電源電
圧は2.7Vとし、FETのしきい値(Vth)はすべ
て−1Vとしている。また、高抵抗は18KΩとしてい
る。インダクタは15.5nHとしている。
【0040】入力電力は1.9GHzの1波でPin=
0dBmとPin=22dBmをTxより入力してい
る。例えば、デジタルコードレス電話機を想定した場合
パワーアンプから送られる典型的な電力がPin=21
dBm程度である。(b)ではPin=21dBmのと
きの波形に歪みが生じている。これは、off状態であ
るFETがAC的にオンしてしまうことによる。一方
(a)は正常な波形となっている。これは本発明の場合
FET単体にかかる電圧が分圧されることによる効果で
ある。
【0041】図7(a)にPin−Pout特性を示
す。1dBコンプレッションポイント(P1dB)で比
較すると従来の並列共振高周波スイッチでは25dBm
のところ本発明による高周波スイッチでは33dBmと
線系性が向上している。また比較のため、先願の並列共
振型スイッチ回路(P1dB=23dB)を示した。
【0042】図7(a)に高調波スプリアスとして2倍
波(fo)について示した。入力電力は1.9GHzの
1波でPin=21dBmの場合を比較すると並列共振
型スイッチ回路では、−41dBcであるのに対し本実
施の形態によるスイッチ回路では−77dBcと高調波
スプリアスが改善されている。また、このときの損失及
びアイソレーションは先願の並列共振型スイッチ回路が
それぞれ0.4dB,35dBであり、本発明では0.
4dB,36dBである。従って並列共振型高周波スイ
ッチの長所である低損失、高アイソレーションが保たれ
ていることになる。
【0043】本実施の形態によれば、小信号伝送経路に
直列に2段以上のFETを接続する(あるいはDual
−gateまたはカスコート接続型FETを用いる)構
成とすることによって、オフ状態となる場合に小信号伝
送経路におけるFET単体にかかる電圧を分圧する効果
があり、高耐圧化されるため、より大きな電力を伝送す
る際に線形出力が得られる。また、小信号伝送経路に接
続したFETを直列に2段構成としている以外は、並列
共振型スイッチの長所である低損失、高アイソレーショ
ン、少ない素子数、汎用性をそのまま保ちかつ線形出力
を実現できる。
【0044】次に、本発明の第3の実施の形態を図面を
参照して説明する。図8は、本実施の形態に係わるデジ
タルコードレス電話機のアンテナスイッチを想定した、
SPDTスイッチの回路図及び信号のモニター結果を示
す図である。図8において、高周波信号の入出力端子7
01は、FET711を介して入出力端子702と接続
され、信号入出力端子701はFET712とFET7
13を介して信号入出力端子703と接続される。ゲー
ト信号入力端子704は、ゲート抵抗721を介してF
ET711のゲートと接続される。ゲート信号入力端子
705は、ゲート抵抗722と723を介してFET7
12と713のゲートとそれぞれ接続される。FET7
11,712のそれぞれのドレイン電極とソース電極間
に、並列にインダクタ731,732が接続される。イ
ンダクタ731,732は、FET711,712のO
FF時容量とで並列共振回路を形成しており、デジタル
コードレス電話機に使用する1.9GHzにおいて、イ
ンピーダンスが最大になるように、それぞれのFETの
OFF時容量に合ったインダクタンス値を設定してい
る。基準電位を設定する電源端子706は、FET71
1,713の接続点707と高抵抗724を介して、ま
た信号入出力端子703と高抵抗725を介して接続さ
れる。また以上において、FET711,712,71
3はデプレッション型FETである。
【0045】信号入出力端子701をアンテナ信号端子
Ant、信号入出力端子702を送信側の電力伝送経路
の端子Tx、信号入出力端子103を受信側の小信号伝
送経路の端子Rxとする。ゲート信号入力端子704に
0Vを与え、ゲート信号入力端子705に−2.7Vを
与え、電源端子706に0Vを与えると、FET711
がONし、FET712,713がOFFし、送信側の
端子Txから入力した信号が、FET711のON抵抗
を通してアンテナ信号端子Antに出力される。
【0046】各素子について説明する。ゲート幅は、F
ET711,712がWg=1mm、FET113はW
g=400μm、しきい値電圧は全てVth=−1.0
Vである。FETは単位ゲート幅100μmのFETで
構成されたマルチフィンガータイプのFETである。イ
ンダクタ731,732はL15.5nHで、線幅1
0μm、スペース5μmとし、膜厚3μmとし、1辺長
が340μmの角形スパイラルインダクタで、L=1
5.5nHである。ゲート抵抗721,722,72
3,724,725はR=10KΩである。
【0047】ゲート幅Wgを1mmにした第2の実施の
形態の回路と比較するために、本形態の回路においてP
in=22dBの場合の各電極の電位をモニターした結
果から各電極の最大電位は、β3=4.0V(ΔV=
4.0V)、α3=0.3V(ΔV=3.0V)、γ3
=2.2V(ΔV=2.2V)、α2=−1.2V(Δ
=1.5)、γ2=0V(ΔV−0V)である。従っ
て、FET13はVβ3γ31=1.8V,Vα3γ3
=−1.9V,Vα3β3=−3.7Vであり、FET
712はVα3γ2=2.2V,Vα2γ2=−1.3
V,Vα2γ3=−2.2Vである。FET712も7
13もオフ状態である。
【0048】これに対し、第2の実施形態の回路の場合
は(図4(点線)参照)、d1=4.0V(ΔV=4.
1V)、g1=0.7V(ΔV=3.4V)、s1=
2.6V(ΔV=2.6V)、g2=−0.7V(ΔV
=2.0V)、s2=0V(ΔV=0V)である。第2
の実施形態に比べると、本実施の形態ではFET712
の各ノードの振幅が小さくなっていて、オンしにくい状
態にあることがわかる。これはFET713のゲート幅
が小さくなることにより、カップリング容量が小さくな
り、よりオン側からの電力がFET712に漏洩しにく
く各ノードの振幅が小さくなったと考えられる。
【0049】本実施の形態では図9に示すように、ma
xPin@2fo<50dBc=24.5dBmとな
り、直列にFETを接続したFET713のゲート幅を
FET712のゲート幅よりも小さくすることにより上
記RCR基準に対してマージンを大きく持って満たすこ
とができた。
【0050】また、挿入損失とアイソレーションについ
ては、本形態では周波数1.9GHzにおいて挿入損失
が0.35dB、アイソレーションが−38dBで、こ
れにはFET713のゲート幅を小さくすることによ
り、オフ側のインピーダンスがさらに大きくなったこと
によるものと考えられる。
【0051】図10(a)は、本発明に係わる、SPD
Tスイッチを構成する回路図である。図10(a)にお
いて、高周波信号の入出力端子801は、FET811
を介して入出力端子802と接続され、信号入出力端子
801はFET812とFET813を介して信号入出
力端子803と接続される。ゲート信号入力端子804
は、ゲート抵抗821を介してFET811のゲートと
接続される、ゲート信号入力端子805は、ゲート抵抗
822と823を介してFET812と813のゲート
とそれぞれ接続される。FET811、812のそれぞ
れのドレイン電極とソース電極間に、並列にインダクタ
831,832が接続される。インダクタ831,83
2は、FET811,812のOFF時容量とで並列共
振回路を形成しており、デジタルコードレス電話機に使
用する1.9GHzにおいて、インピーダンスが最大に
なるように、それぞれのFETのOFF時容量に合った
インダクタンス値を設定している。さらに第1の基準電
位を設定する電源端子806は、FET811,813
の接続点807と高抵抗824を介して、また信号入出
力端子803と高抵抗825を介して、またFET81
4のソース電極(またはドレイン電極)と高抵抗826
を介して接続される。さらに第2の基準電位を設定する
電源端子808は、高抵抗827を介してFET814
のゲートと接続される。FET811,812,81
3,814はここではデプレッション型FETである。
【0052】信号入出力端子801を、アンテナ信号端
子Ant、信号入出力端子802を送信側の電力伝送経
路の端子Tx、信号入出力端子803を受信側の小信号
伝送経路の端子Rxとした場合、ゲート信号入力端子8
04に0Vを与え、ゲート信号入力端子805に−2.
7Vを与え、電源端子806に0Vを与え、電源端子8
08に−2.7Vを与えると、FET811がONし、
FET812,813,814がOFFし、送信側の端
子Txから入力した信号が、FET811のON抵抗を
通してアンテナ信号端子Antに出力される。
【0053】各素子について説明する。ゲート幅は、F
ET811,812,813,814がWg=1mm、
しきい値電圧は全てVth=−1.0Vである。FET
は単位ゲート幅100μmのFETで構成されたマルチ
フィンガータイプのFETである。インダクタ831,
832はL=15.5nHで、線幅10μm,スペース
5μmとし、膜厚3μmとし、1辺長が340μmの角
形スパイラルインダクタで、L=15.5nHである。
ゲート抵抗821,822,823,824,825,
826,827はR=10KΩである。
【0054】以上の条件で作製したスイッチのPinと
2foの関係を図11(b)に示す。本実施の形態で
は、maxPin@2fo<−50dBc=30.0d
Bmとなり、第1の実施形態のスイッチ回路に対して
1.0dBm改善された。これは第1の実施形態のスイ
ッチ回路の場合、容量506の値がFET513のオフ
容量値からずれてしまったため、FET513のVds
とFET512のVdsが多少異なってしまうが、本実
施形態においてはFET813とFET814のオフ容
量値が同じであるため、最適に分圧されFET813の
VdsとFET812のVdsは同じであることによ
る。さらに、100枚のウェーハ(100チップ/ウェ
ーハ)を流して評価を行ったところ、第1の実施形態の
歩留まりが60%であったのに対し、本実施形態の回路
は、プロセスによるFET特性のばらつき等に依存せず
に、それぞれのFETのソース/ドレイン間にかかる電
圧を最適に分圧できるため、歩留まりが80%とさらに
向上した。
【0055】本実施形態のレイアウトサイズは第1の実
施形態と同等である。2個のインダクタ間の素子間干渉
を防ぐため、間にGND面を設けている。チップサイズ
は1.1mm×1.0mmであった。
【0056】本発明では、直流電源を供給する際に高抵
抗を用いて説明を行ったが、此れはあくまでRF信号成
分を遮断する目的であり、インダクタを用いても同様な
効果が得られるのは、言うまでもない。
【0057】
【発明の効果】本発明のスイッチ回路によれば、高耐圧
であり、より大きな電力を伝送する際に線形出力が十分
に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を説明する為の回
路図及び各電極の電位モニターの結果を示す図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態における第2高調
波スプリアスと入力電力の関係示す図である。
【図3】 第1の実施の形態をMMICに適用したレイ
アウトパターンを示す図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態を説明する為の回
路図及び各電極の電位モニターの結果を示す図である。
【図5】 第2の実施の形態をMMICに適用したレイ
アウトパターンを示す図である。
【図6】 第2の実施の形態の線形性に関する図であ
る。
【図7】 第2の実施の形態における第2高調波スプリ
アスと入力電力の関係を示す図である。
【図8】 本発明の第3の実施の形態を説明する為の回
路図及び各電極の電位モニターの結果を示す図である。
【図9】 第3の実施の形態における第2高調波スプリ
アスと入力電力の関係を示す図である。
【図10】 本発明の第4の実施の形態を説明する為の
回路図及び第2高調波スプリアスと入力電力の関係を示
す図である。
【図11】 従来例を説明する為の回路図である。
【図12】 先願の並列共振型スイッチ回路を説明する
為の回路図である。
【符号の説明】
101,301,501,601,701,801…入
出力端子 102,302,502,602,702,802…出
力側端子 103,303,503,603,703,803…受
信側端子 111,112,311,312,511,512,5
13,611,612,613,711,712,71
3,812,813,814…FET 506…容量 307,507,607,707,807…接続点 331,332,531,532,631,632,7
31,732,831,832…インダクタンス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−169246(JP,A) 特開 平7−74604(JP,A) 特開 平6−152361(JP,A) 特開 平6−29811(JP,A) 特開 平9−23101(JP,A) 特開 平7−303001(JP,A) 特開 平8−23270(JP,A) 特開 平7−326952(JP,A) 特開 平8−204530(JP,A) 特開 平3−190302(JP,A) 特開 平5−90935(JP,A) 特開 平3−49401(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 17/00 - 17/70 H01P 1/10 - 1/195

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信側伝送経路と、前記受信側 伝送経路に備えられた第1の電界効果トラン
    ジスタと、前記受信側 伝送経路に備えられ、前記第1の電界効果ト
    ランジスタに並列に接続された第1のインダクタと、前記受信側 伝送経路に備えられ、前記第1の電界効果ト
    ランジスタに直列に接続された第2の電界効果トランジ
    スタあるいは電界効果トランジスタ群と、 基準電位が印加される接続点と、前記 接続点で前記受信側伝送経路と接続される送信側
    送経路と 前記接続点と電気的に接続されたアンテナ信号端子と、 を備える スイッチ回路。
  2. 【請求項2】前記送信側伝送経路に第3の電界効果トラ
    ンジスタと、この第3の電界効果トランジスタに並列に
    接続された第2のインダクタが備えられたことを特徴と
    する請求項1記載のスイッチ回路。
  3. 【請求項3】前記第1の電界効果トランジスタと前記第
    2の電界効果トランジスタあるいは電界効果トランジス
    タ群との接続点と直流電位点との間に容量が備えられた
    ことを特徴とする請求項1記載のスイッチ回路。
  4. 【請求項4】前記第2の電界効果トランジスタのゲート
    幅あるいは前記電界効果トランジスタ群の総ゲート幅が
    前記第1の電界効果トランジスタのゲート幅よりも小さ
    いことを特徴とする請求項1記載のスイッチ回路。
  5. 【請求項5】前記第1の電界効果トランジスタと前記第
    2の電界効果トランジスタあるいは前記電界効果トラン
    ジスタ群との接続点にドレインが接続された第4の電界
    効果トランジスタが備えられたことを特徴とする請求項
    1記載のスイッチ回路。
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