JP3248731B2 - 吸入装置 - Google Patents

吸入装置

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JP3248731B2
JP3248731B2 JP03925791A JP3925791A JP3248731B2 JP 3248731 B2 JP3248731 B2 JP 3248731B2 JP 03925791 A JP03925791 A JP 03925791A JP 3925791 A JP3925791 A JP 3925791A JP 3248731 B2 JP3248731 B2 JP 3248731B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアロゾルの形の材料
を容器から吐出させるために使用する吸入装置に関し、
より詳しくは、計量された量の吸入薬物を含む液体を患
者に対してエアロゾルの形で吐出させ得る、一定の投与
量の吸入薬物の吸入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一定の投与量の吸入薬物の吸入装置は、
例えば喘息等による呼吸困難に対する処置、又は、この
呼吸困難の影響を軽減させる処置を行うために、医療の
分野において公知である。吸入薬物を含む液体は加圧さ
れた状態で容器の中に保持され、この容器は通常の場
合、吸入装置の中に着脱できるように取り付けられる。
エアロゾル容器は本体部分を有し、さらに吐出ステムを
有し、この吐出ステムは変位可能であり、この吐出ステ
ムの変位は、エアロゾル容器の本体部分に対して非作動
位置から行われ、この非作動位置では作動位置への吐出
が防止され、この作動位置では吐出が行われる。吸入装
置を操作するためには、患者がエアロゾル容器の本体部
分と吐出ステムを相対的に移動させる必要があり、この
相対的な移動を行うためには、例えばエアロゾル容器の
本体部分の閉じられている端部を押し、さらに、この相
対的な移動を、一部の患者においては、その吸入に調和
させなければならない。不幸なことではあるが、この種
の処置を必要とする多くの患者は、その呼吸を、この装
置の手動による起動に調和させることができない。
【0003】この問題点を克服しようとする装置が既に
提案されており、この提案された装置においては、吸入
作用それ自体が、この装置に、投与量の吸入薬物を送り
出す動作をさせる。このような装置は呼吸起動方式の装
置として公知である。
【0004】呼吸起動方式の装置の設計においては、満
足させなければならない要求が多く、しかも、これらの
要求を相互に調和させることは困難である。それ故に、
エアロゾル容器の本体部分と吐出ステムとを相対変位さ
せるためにはかなりの力が必要であるが、呼吸は小さい
力しか発生させることができず、特に、この装置の使用
を最も強く望む患者の場合には、このような患者が呼吸
困難な人達であり、その吸入によって発生させ得る力が
弱い。この問題点を補助エネルギー蓄積器と共に使用す
る吸入装置の提供によって克服することが既に提案され
ている。この補助エネルギー蓄積器は、例えばスプリン
グの形であり、このスプリングはこの吸入装置に吸入薬
物を吐出する動作をさせ、或る種の抑制機構を用いて吸
入薬物の吐出を抑制するものである。このようにすれ
ば、呼吸によって発生する小さい力を使用して抑制機構
を解除し、スプリングでこの吸入装置を操作することが
できる。
【0005】しかしながら、このことは反対に、この吸
入装置の安定性の維持という第二の問題点を発生させ
る。抑制機構を呼吸によって発生する小さい力によって
解除できる場合には、呼吸を行わない時に、この抑制機
構が偶発的に解除される危険がある。それとは逆に、抑
制機構を偶発的解除を確実に防止し得る位置に保持した
場合には、患者が呼吸によって発生させ得る力は、この
抑制機構を解除するためには不充分である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】本発明は、上述の相反する要求を考慮し、問題
点を実施可能に解決し得る吸入装置を提供することを意
図している。
【0007】本発明は、本発明の他の概念によって、次
のような吸入装置を提供するものである。すなわち、こ
の吸入装置は、本体部分と吐出ステムとを有するエアロ
ゾル容器と共に使用され、前記吐出ステムが、吐出の行
われる作用位置に対する吐出が防止されている休止位置
から、本体部分に対して移動することができる吸入装置
であり、この吸入装置が、この吸入装置のためのハウジ
ングと、このハウジングに設けられて患者が吸入を行い
得る吐出口と、抑制及び圧力検知部材とを備え、この抑
制及び圧力検知部材が、吐出ステム及び本体部分の、作
動位置に対する相対的な移動を防止する第1の位置と、
このような移動を許容する第2の位置とを有し、前記抑
制及び圧力検知部材が、患者の吸入によって減圧が発生
した時を検知し、これに応答して第1の位置から第2の
位置への移動を行う吸入装置である。
【0008】本発明の好ましい形態においては、以下、
抑制部材、又は、抑制及び圧力検知部材として参照する
部材は、弾力性及び可撓性を有する形の板状部材であ
り、この板状部材は例えば鋼等である。このような板状
部材を使用する代りに、弾力性と可撓性とを有する必要
がなく、ヒンジ結合によって結合されている、1対の板
状部材を使用することも可能である。これを達成するた
めの1つの可能な方法は、1対の板状部材と、ヒンジ結
合部分、例えば、いわゆる「日常よく使用されている」
ヒンジ結合部分とを、相互に一体の構造にすることであ
る。この方法と同様の効果は、1枚の板状部材を使用
し、この板状部材の厚さを横断方向に延びる線に沿って
減少させ、この肉厚を薄くした部分を用いて、機能上、
ヒンジ結合の軸線を形成することによっても得ることが
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の多数の形態を、添付した図面
を参照して説明する。
【0010】まず最初に本発明の第1の形態を図1ない
し図3に示す。この第1の形態はハウジング2を備え、
このハウジング2には一体構造の吐出口4が設けられて
いる。この吐出口4は、図にはマウスピースの形で示し
てあり、以下においてもこのような形状で参照するが、
代替的にノーズピースの形にすることも可能である。ハ
ウジング2の内部にはコンパートメント6が形成され、
このコンパートメント6の内部にエアロゾル容器8の本
体部分が収容されている。コンパートメント6はエアロ
ゾル容器の本体部分よりも若干長く、このエアロゾル容
器の本体部分はこのコンパートメントの内部で長軸方向
に摺動可能である。このエアロゾルの本体部分には表示
が施され、この表示は、例えば、彩色された縞10、1
2の形にすることができ、この彩色縞10、12の色彩
は、それぞれ、例えば緑色及び赤色にすることができ
る。この縞の一方の縞、又は他方の縞は、エアロゾル容
器の本体部分の長軸方向の位置に応じて、ハウジング2
の前壁の孔14を通して目視観察することができる。
【0011】エアロゾル容器は吐出ステム16を有し、
この吐出ステム16は本体部分から従来の通りに延び、
この吐出ステムの端部はステムブロック18の中の開口
部の中に挿入され、このステムブロック18はマウスピ
ース4の内部に一体構造に形成されている。この開口部
は面取りされており、この面取りされた部分に吐出ステ
ムを挿入することによって、吐出ステムの挿入を容易に
行い得るようにしてある。吐出ステム16の遠方側端部
は肩部20によって支持され、吐出ステム16の出口は
吐出小孔22に連通している。従来の場合には、吐出ス
テムが、エアロゾル容器の内部のスプリング(図示せ
ず)により、このエアロゾルの本体部分に対して外側方
向に付勢されている。
【0012】案内部材24はコンパートメント6の内部
で長軸方向に摺動可能である。図2に非常に明瞭に示さ
れるように、この案内部材24の長軸方向の断面形状
は、ほぼH形である。この案内部材24は横断方向の壁
体25を有する。ハウジング2の上端部はカバー26に
よって閉じられ、スプリング28は案内部材24の横断
方向の壁体25とカバー26との間に取り付けられて案
内部材24を下方に押し、従って、エアロゾル容器8の
本体部分を下方に押している。このカバー26を、エア
ロゾル容器8が空になって新しいエアロゾル容器と交換
する時に、取り外しできるようにすることが好ましい。
【0013】下向きの溝30は案内部材24の中に形成
され、上向きの溝32はステムブロック18の中に形成
されている。弾力的に撓み得る板状部材34の上下の縁
は、それぞれ、溝30、32に挿入されている。この板
状部材は、厚さが数十ミクロンの鋼材で作るのが適当で
あるが、鋼材以外の材料を用いて作ることも可能であ
る。応力が加えられない状態の下では、この板状部材3
4はほぼ平坦な形状である。図1ないし図3に示す位置
は、以下においては待機状態と呼ぶが、この待機状態で
は、板状部材34が若干湾曲し、その長軸線方向の中央
部が壁体36に押し付けられている。この板状部材34
を押し付ける動作は、スプリング28が板状部材34に
加える力の作用によって行われる。板状部材34の横縁
は、ハウジング2の側壁37に接近して隣接している
が、板状部材34の移動を容易に行うために充分な遊び
を有している。これについては、後に詳述する。
【0014】チャンバ38は、板状部材34とハウジン
グ2の後壁との間に形成されている。ハウジングの後壁
は鍵穴形に切断され、この切断によって鍵穴形のタブ4
0が形成されている。この切断の幅は適当な流量を得る
という観点から選択され、この適当な流量は、空気が投
与量の薬物を容易に送り込むようにチャンバ38の中に
漏入することができる流量である。タブ40は、その下
端部が壁体の残余の部分に接続された状態に維持され、
この後壁の少なくともタブ40が取り付けられている部
分の材料は、このタブ40を内側に充分に押すことがで
きる可撓性を有し、かつ力が加えられない状態になった
時に、このタブ40を最初の位置に反発力の作用で充分
に押し戻すことができる弾力性を有している。また、図
1には2つのリブ42のうちの一方のリブをも示してあ
り、このリブ42にチャンバ38の側壁が設けられてお
り、このリブが、組立てを行う時に、板状部材34の下
縁を溝32の中に導き易くする作用を行う。
【0015】ここで注意したいことは、この装置には、
既に説明した開口部の他に、さらに多数の開口部が設け
られていることである。このような構造によって、カバ
ー26にベント44が設けられて、案内部材24の、横
断方向の壁体25より上にある部分を大気圧に維持する
ことができる。ベント44は、さらに、案内部材24の
上端部がカバー26の下面45から下方に変位した後
に、患者が薬物を吸入するために、チャンバ38に対し
て空気を供給する作用を行う。ハウジング2の前壁には
ベント46が設けられ、このベント46がコンパートメ
ント6を大気圧に維持している。このコンパートメント
6の大気圧は、さらに、ベント48によって、板状部材
34の前面に通じている。この板状部材34の前面に対
する大気圧の接続は、長軸線方向の小さいチャンバ50
を設けることによって行う。
【0016】以上説明した吸入装置の操作要領は次のと
うりである。この装置が図1ないし図3に示す位置、す
なわち待機状態にあると仮定する。これは、患者が、ハ
ウジング2の前壁の孔14を通して、緑色の縞10を目
視認知することができることを示している。患者がマウ
スピースから吸入し、この吸入が行われた時には、チャ
ンバ38の中の圧力が大気圧より低い値に低下する。板
状部材34の前面は大気圧であり、この圧力の差によっ
て、板状部材34が後方に移動しようとする。この板状
部材34の上下の縁が溝30、32の中に保持されてい
るから、その結果として、この板状部材34が、先ず最
初に、線52で示すように真直状態に変化する。する
と、案内部材24はスプリング28の力に逆らって、若
干上に強制的に移動させられる。待機状態では、案内部
材24の上端部とカバー26の下面との間に、この板状
部材34の移動を行うための小さい間隙があることが判
るであろう。板状部材34の、待機状態における線52
からの変位量によって、この板状部材の偏位量が決定さ
れる。この板状部材34の偏位量は、この板状部材34
を真直状態にするために偏位させなければならない量で
ある。代表的な場合には、この板状部材の中心の偏位は
数百ミクロン程度である。この距離を短くすれば、この
装置の感度が、より大きくなる。
【0017】このようになれば、この板状部材は、真直
状態を経て図に示す方向の反対側の方向に湾曲する状態
に移行する。この板状部材が真直状態を経た後には、こ
の板状部材はかなり自由に湾曲することができ、このよ
うにすれば、案内部材24は、スプリング28の力の作
用によって、下方に自由に移動する。これによって、エ
アロゾル容器8の本体部分は下方に移動するが、これに
対して、吐出ステムはステムブロック18の中に固定さ
れた状態に維持され、このエアロゾル容器の本体部分と
吐出ステムとの相対的な移動によって、一定の投与量の
吸入薬物を、吐出ステムから患者に対して吐出させるこ
とができ、従って、吐出小孔22、及びマウスピース4
から患者に対して吐出させることができる。このように
なれば、赤色の縞12を、孔14から目視で認知するこ
とができる。このことから、スプリング28を充分に強
くしなければならないことが判り、このスプリング28
の強さは、吐出ステム16をエアロゾル容器8に対して
外側に変位させる力より大きく、さらにはエアロゾル容
器の長軸方向の摺動に伴う摩擦力、及び板状部材34が
撓んだ時にこの板状部材34が加える力よりも大きくな
るようにしなければならない。
【0018】患者が吸入薬物を吸入した後には、この吸
入装置は待機状態に復帰させることができ、この待機状
態への復帰は、この吸入装置を使用した直後に行う必要
がある。この吸入装置を待機状態に復帰させるために、
患者がタブ40を押し、タブ40を内側方向に撓ませる
ことにより板状部材34を真直状態から図に示す位置に
戻す。この操作を行えば、案内部材24が上方に移動し
てスプリング28を再圧縮する。
【0019】本発明の第2の形態を図4ないし図7に示
し、以下、この第2の形態について説明する。この第2
の形態の構成部材であって、第1の形態の構成部材にほ
ぼ対応するものは、第1の形態の構成部材の符号に数字
100を加えた符号を使用して表わすことにする。
【0020】この第2の形態には、第1の形態に使用し
たスプリング28に対応する外部スプリングがなく、従
って、案内部材24もない。その代りに、この第2の形
態は改良型エアロゾル容器を使用する。この改良型エア
ロゾル容器では、吐出ステム116は、(従来と同様
に)内部スプリングによって外側方向に押される代り
に、内側方向に押される。この動作を行うスプリングを
図4に線図で示しており、この図4では、このスプリン
グを符号154を用いて代表させている。このようにす
れば、第2の形態においては、スプリング154が潜在
エネルギーを蓄積する。この蓄積される潜在エネルギー
は、第1の形態では、スプリング28によって蓄積され
ていたものである。第2の形態には第1の形態の案内部
材24に対応する案内部材が設けられていないという事
実を考慮して、第2の形態に使用するエアロゾル容器1
10の本体部分は、より長くしてある。これは、このエ
アロゾル容器の本体部分の摺動精度を向上させるためで
ある。また、チャンバ155がステムブロックの中に形
成されており、このチャンバ155には円錘形のワッシ
ャ156が挿入され、このワッシャ156は吐出ステム
116を掴んでスプリング154の付勢力による吐出ス
テム116の上方への移動を防止している。
【0021】可撓性を有する板状部材の下縁を挿入する
溝を符号132を用いて示す。この溝132は、第1の
形態におけると同様に、ステムブロックの中に形成され
ている。しかしながら、第2の形態には案内部材がない
ので上溝を設けてある。この上溝を符号130を用いて
表わす。この溝130の代りに、エアロゾル容器に一体
構造の板状部材157を設け、この板状部材157を折
り曲げて溝130を形成する。この一体構造の板状部材
157は、さらに他の機能をも行う。この機能は、吸入
装置が待機状態にある時に、チャンバ138の上端部を
閉じる作用である。この目的のために、板状部材157
の遠方側端部を湾曲させて、チャンバ138の後壁上を
摺動する摺動部158を形成している。この位置の第2
の形態を図4ないし図7に示し、この位置で、この第2
の形態は、吸入薬物を吐出すような状態になり、図面に
示すように、この位置に到達した時に、摺動部158が
下方に移動し、この移動した摺動部158がチャンバ1
38を閉じることはなく、空気は、間隙159を通っ
て、チャンバの中に自由に流入する。
【0022】第2の形態が第1の形態と相違している第
2の点は、この装置を再び待機状態に復帰させる方法に
ある。第1の形態に使用されるタブ40の代りに、孔1
61をハウジングの後壁に設け、この孔161を、空気
不透過性の変形可能の薄膜160を用いて被覆し、この
薄膜の縁をハウジングの周囲の部分に接着等を用いて保
持している。この装置を再び待機状態とするためには、
患者が薄膜160を押して、この薄膜160を板状部材
134に接触させ、この薄膜160を押し続けて、この
板状部材134を真直状態を経て面136に係合させ
る。
【0023】第3の形態を図8ないし図10に示す。こ
の第3の形態は第1の形態と類似する点が多く、対応す
る構成部材を、対応する符号に数字200を加えた符号
を用いて表わす。第1の形態の場合と同様に、この第3
の形態では、従来のエアロゾル容器を使用し、このエア
ロゾル容器の中で、吐出ステムを、このエアロゾル容器
の本体部分に対して外側方向に偏位させる。
【0024】これによって判ることは、図8ないし図1
0に示す形態においては、これらの図面に符号234を
用いて表わしてある弾力的に撓み得る板状部材は、第1
の形態のように後壁にではなく、この吸入装置の前にあ
る。チャンバ238は板状部材234と前壁262との
間に形成されており、開口部263は、マウスピース2
04とチャンバ238との接続を行い、かつ、使用者が
吸入を行っている時に、チャンバ238の内部の圧力を
大気圧よりも低い圧力に下げることができる。マウスピ
ースにはカバー264が設けられており、このカバー2
64は、回転支持部265でマウスピースにヒンジ結合
され、さらに、柱状部分266を支持しており、この柱
状部分266はカバーと一体構造であり、このカバーは
この柱状部分266の遠方側端部に隣接している。この
カバーが図8ないし図10に示されるように閉じられる
と、柱状部分266は前壁262の孔267を貫いて延
び、この柱状部分266の先端が板状部材234に当接
し、この柱状部分266の先端が板状部材234を押し
て、この板状部材234を隣接壁236に接触させる。
孔267の寸法は、許容される程度の吸入が行われてい
る時に、この開口部から空気を流入させることが可能に
なるように選択すべきである。この要領によってある程
度の量の空気を流入させることにより、患者が感じる吸
入抵抗をあまり大きくしないようにする必要がある。他
方において、この空気の流入量は、チャンバ238の内
部の圧力を低下させて板状部材234を直角方向に不適
当に移動させる程に多くしてはならない。好ましくは、
この吸入装置は、患者が吸入を行う時に、約30リット
ル毎分の流量で操作すべきである。
【0025】エアロゾル容器208はアーム268によ
って掴まれ、このアーム268は案内部材224と一体
の構造である。エアロゾル容器208の本体部分の上部
は筒状部材269によって取り囲まれており、スプリン
グ228は、筒状部材269とアーム268との間で圧
縮されて、エアロゾル容器の本体部分を下方に押し下げ
る。
【0026】この吸入装置が図8ないし図9に示す位置
にある時には、案内部材224が、従って、エアロゾル
容器208の本体部分も、板状部材234が存在するた
めに発生するスプリング228の押下げ作用によっては
移動することができない。患者は、この吸入装置を使用
したい時には、カバー264を開いて、柱状部分266
を板状部材234に接触させない状態にする。板状部材
234は、患者がマウスピース204を通して吸入する
まで、図に示す位置に維持されており、この点で、チャ
ンバ238の中に発生した減圧の作用によって板状部材
234が直角方向に撓み、案内部材224が、アーム2
68の作用によって下方に移動して、エアロゾル容器の
本体部分を搬送する。このようにすれば、投与量の吸入
薬剤を患者に対して送り出すことができる。この吸入装
置を使用した後に、患者がカバー264を再び閉じ、そ
の間、柱状部分266が板状部材234を図面に示す位
置に押し戻し、このようにすれば、本装置は再び待機状
態に復帰して、次に容易に使用し得る状態になる。
【0027】吸入を行っている患者に対する空気の供給
を容易にするために、1対のチャンネル270をチャン
バ238の側壁に設けてある。
【0028】以上の3つの形態においては、患者による
吸入によって投与量の薬剤が送り込まれるという意味に
おいて、自動的に行われると言うことができる。
【0029】本発明の第4の形態を図11ないし図14
に示す。この第4の形態は、手動で操作されるものであ
り、吸入それ自体ではなく、吸入の作用によって、投与
量の吸入薬物を送り込むことができる。この形態の構成
部材の、第1の形態における構成部材にほぼ対応するも
のに対しては、この第1の形態における構成部材の符号
に数字300を加えた符号を使用する。
【0030】この第4の形態においては、エアロゾル容
器の本体部分と吐出ステムとを相対的に移動させること
は、患者が手動方式で行う。この手動方式の移動を実施
するために、患者が案内部材324をハウジング302
に対して内側方向に押すようにし、この操作を患者が容
易に行い得るように、この吸入装置を握り易くし、他
方、このような構造を具現するために、ハウジングに凹
部372を設け、この凹部372をステムブロックに隣
接させている。しかしながら、患者が、手動の操作を行
っている時に、この操作と同時に吸入をしない限り、案
内部材324とハウジング302との相対的な移動が発
生することはあり得ない。これは、板状部材334が存
在しているからである。この形態においては、この板状
部材334は、既に説明した形態と異なり、この吸入装
置が待機状態にある時には平坦な形であり、この吸入装
置が待機状態にある時に、この板状部材334を正しい
位置に維持するために、この板状部材334を予め湾曲
した形にしておき、このようにすれば、この板状部材3
34が自然に、図11ないし図13に示すように、左側
方向に曲がるようにすることができる。このようにすれ
ば、この板状部材334が壁体336によって曲げられ
ることが防止され、従って、これらの壁体に対して、予
め施されている湾曲の程度に応じた力を加えることがで
きる。組立てを容易にするために、板状部材334と、
リブ373、374とを、ハウジング302の内部と案
内部材324に形成する。
【0031】患者が吸入を行っている時には、大気圧よ
り小さい圧力が板状部材334の前に加えられ、それ故
に、この板状部材334が右側方向に湾曲し、手動によ
る力を案内部材324に加えて、この案内部材をハウジ
ング302に対して内側方向に移動させることができ
る。これを図14に示す。板状部材334の中心部が案
内部材324の内部に形成されているリブ375を通過
して移動した後は、空気が、ベント348と、長軸方向
のチャンバ350と、板状部材334の長軸方向の縁の
周囲とを経由して、この吸入装置の内部に入り、マウス
ピース304まで自由に流れる。
【0032】使用した後に、この吸入装置は自動的に再
び待機状態となる。このように自動的に再び待機状態に
できるのは、患者が案内部材324の圧力を除去した時
に、エアロゾル容器の本体部分が、エアロゾルの弁の内
部のスプリングの力の作用によって、このエアロゾル容
器の本体部分の最初の位置まで、移動することができる
からである。このエアロゾル容器の本体部分の最初の位
置への移動によって、案内部材324が、この案内部材
の最初の位置に戻るように移動する。これと同時に、板
状部材334に蓄積されたエネルギーが、案内部材の、
この案内部材の最初の位置への戻りを支援する。
【0033】この最後に説明した形態は、構造が簡単で
あるという長所を有するものの、使用者によっては、こ
の吸入装置の操作について或る程度習熟する必要がある
という短所を有する。この短所は、使用者が加える力の
大きさを正しく判断する必要があるから、特に大きい。
加える力が弱すぎれば、この吸入装置が全く作動しない
し、加える力が強すぎれば、この吸入装置が破損する危
険がある。この問題点を緩和するために、最後に説明し
た説明した第4の形態に対して、使用者がこの吸入装置
に加える力を限定する機構を設けるという改良を施すこ
とができる。
【0034】この改良を施した第5の形態を図15ない
し図17に示す。この第5の形態の構成部材は、伝達機
構を除いて、第4の形態の構成部材にほぼ対応している
ので、第4の形態の構成部材にほぼ対応している第5の
形態の構成部材に対しては、第4の形態の対応している
構成部材と同じ符号に、数字100を加えた符号を使用
することにする。
【0035】図15ないし図17及び図23に示した形
態においては、案内部材424の上面に固定ラグ480
が設けられ、この固定ラグ480に弾力性を有する押し
ボタン481が取り付けられている。使用者がこのボタ
ンに加える力は、スプリングによって案内部材424に
伝達され、この力は、リブ483に整合する肩部482
が存在するので適正な値に限定され、この肩部は、使用
者が押しボタン481の面484に充分大きい力を加え
た時に、ハウジング402の上端部から直立する。この
図面に示した形態においては、押しボタン481は、図
23に示すように、帯状のスプリング鋼で作られている
が、このような材料を使用する代りに、これ以外の材
料、例えば、頂部が拡大されて物理的な停止部を形成し
ている螺旋形のスプリングを用いて作ることも可能であ
る。
【0036】弾力性を有する押しボタンを図15ないし
図17及び図23の形態に使用すれば、加える力の大き
さの適正なレベルを使用者が判断する必要を排除出来る
だけでなく、必要な調和を、より容易に得られるように
することも可能になる。このようにすれば、使用者は押
しボタン481を、この押しボタン481がもうこれ以
上押せなくまるまで、押すことができ、この動作によっ
て、弾力性を有する押しボタンにエネルギーを蓄積する
ことができ、従って、この状態にした後に吸入を行うこ
とができる。このようにして、吸入を行えば、押しボタ
ンに蓄積されたエネルギーが案内部材を下方に駆動し
て、投与量の吸入薬物を送り出す。
【0037】第6の形態を図18ないし図22に示す。
この第6の形態は第4の形態の他の改良であり、この改
良は、この場合、この吸入装置にエネルギーを蓄積する
装置を取り付けて、この吸入装置を自動的に操作する作
用をさせようとするものである。この第6の形態の構成
部材は、第4の形態の構成部材にほぼ対応しており、第
4の形態の構成部材にほぼ対応している第6の形態の構
成部材に対して、第4の形態の対応している構成部材と
同じ符号に、さらに数字200を加えた符号を使用す
る。
【0038】図18ないし図22に示した第6の吸入装
置にはマウスピースのカバー586が設けられており、
このマウスピースのカバー586は、図18に示す位置
で、マウスピース504に被せられて、このマウスピー
ス504に整合する。このマウスピースのカバー586
は筒状の内側スリーブ587を有し、この内側スリーブ
587の端部はマウスピース504の中に挿入される。
螺旋形のスプリングの形のエネルギー蓄積手段が内側ス
リーブ587の内部に取り付けられている。
【0039】マウスピースのカバー586には1対のピ
ン589が設けられ、ハウジング502の上端部はバヨ
ネット継手590を有し、このバヨネット継手590は
ノッチ591を有し、このノッチ591の中にピン58
9がそれぞれ挿入されるので、このピン589を、マウ
スピースから取り外した後に、この吸入装置の上端部に
取り付けることができる。図21及び図22に、このよ
うに取り付けられた後のマウスピースのカバー586を
示す。マウスピースのカバー586をバヨネット継手5
90に取り付けることによって、螺旋形スプリングを長
軸方向に圧縮することができ、これによって、このスプ
リングで案内部材524に対して下側方向の力を加える
ことができる。このようにすれば、スプリング588
は、第1の形態、及び、第2の形態におけるスプリング
28、288の機能とほぼ同様に機能することができ
る。
【0040】このようにすれば、この吸入装置を使用す
る時に、患者は、マウスピースのカバー586を取り外
し、このマウスピースのカバー586をバヨネット継手
590に取り付けて、この吸入装置を待機状態にするこ
とができる。その後に、患者は投与量の吸入薬物を吸入
し、その後に、マウスピースのカバー586をバヨネッ
ト継手から取り外す。この操作によって、案内部材52
4をその最初の位置に戻し、従ってエアロゾル容器の本
体部分508をその最初の位置に戻すことができる。そ
の後に、マウスピースのカバー586をマウスピース5
04に再度取り付ける。
【0041】既に説明したように、板状部材34、13
4、234、334、434、534は、弾力的に撓み
得る材料、例えば鋼等を用いて作ることができる。しか
しながら、これ以外の材料、例えば、プラスチック材
料、及び、金属とプラスチックとの積層材を用いて作る
ことも可能である。これらの各種の形態に使用されるス
プリングは、通常の場合、金属製であり、また、これら
の各種の形態に使用されるスプリング以外の構成部材
は、エアロゾル容器それ自体を除いて、モールド成型可
能のプラスチック材料を用いて作るのが最も適当であ
る。使用される全てのエアロゾル容器は、第2の形態に
使用される従来と異なるエアロゾル容器でさえも、計量
チャンバが設けられているタイプであり、このエアロゾ
ル容器は、吐出ステムがエアロゾル容器の本体部分に対
して外側方向に移動した時に、液体の投与量の吸入薬物
が自動的に再充填される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の形態の図2の線A−Aに沿う垂直方向の
断面図。
【図2】第1の形態の図1の線B−Bに沿う垂直方向の
断面図。
【図3】図1の線C−Cに沿う断面図。
【図4】第2の形態の図5の線A−Aに沿う垂直方向の
断面図。
【図5】図4の線B−Bに沿う垂直方向の断面図。
【図6】図4の線C−Cに沿う断面図。
【図7】図4ないし図6の形態の平面図。
【図8】本発明の第3の形態の図9の線A−Aに沿う垂
直方向の断面図。
【図9】図8の線B−Bに沿う垂直方向の断面図。
【図10】図8の線C−Cに沿う横断面図。
【図11】本発明の第4の形態の図12の線A−Aに沿
う垂直方向の断面図。
【図12】図11の線B−Bに沿う断面図。
【図13】図12の線C−Cに沿う横断面図。
【図14】図11に対応する装置の異なる位置の断面
図。
【図15】本発明の第5の形態の図16の線A−Aに沿
う垂直方向の断面図。
【図16】図15の線B−Bに沿う断面図。
【図17】図16の線C−Cに沿う横断面図。
【図18】本発明の第6の形態の図19の線A−Aに沿
う垂直方向の断面図。
【図19】図18の線B−Bに沿う断面図。
【図20】図19の線C−Cに沿う横断面図。
【図21】本発明の第6の形態のリセット位置を示す上
面図。
【図22】図21に示した位置にある第6の形態の部分
側面図。
【図23】図15ないし図17に使用され弾力性を有す
るボタンの斜視図。
【符号の説明】
2,102,202,302,402,502 ハウジ
ング 49,104,204,304,404,504 吐出
口 8,108,208,308,408,508 エアロ
ゾル容器 16,116,216,316 吐出ステム 18 ステムブロック 24,224,324 案内部材 26 カバー 28,154 スプリング 34,134,234,334,434,534 板状
部材 104,504 マウスピース 161 孔 160 薄膜 481 押しボタン(エネルギー蓄積手段) 586 マウスピースのカバー 588 スプリング(エネルギー蓄積手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 591043396 ソランジェ、カンデルフ SOLANGE QUENDERFF フランス国メラン、シュマン、ドゥ、 ラ、レビレ、40 (72)発明者 イバン、ペサンティ フランス国グルノーブル、リュ、ティエ ル、8 (72)発明者 ジャン‐フィリップ、カンデルフ フランス国メラン、シュマン、ドゥ、 ラ、レビレ、40 (56)参考文献 特開 昭57−57562(JP,A) 米国特許3789843(US,A) スイス国特許発明511063(CH,A 5) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 11/00

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体部分および吐出が妨げられる休止位置
    と吐出が行われる作動位置との間で前記本体部分に対し
    て相対変位可能な吐出ステムを有したエアロゾル容器と
    共に使用される吸入装置であって、 この吸入装置のためのハウジングと、 それを介して患者が吸入可能な、前記ハウジングに設け
    られた吐出口と、 前記吐出ステムと前記本体部分との間の前記作動位置へ
    の相対変位を阻止する第1の位置、およびそのような相
    対変位を許容する第2の位置を取り得る抑制及び圧力検
    知部材と、を備え、 前記抑制及び圧力検知部材は、前記ハウジングに固定さ
    れて前記第1の位置を取るとともに前記エアロゾル容器
    の本体部分に固定されて前記第2の位置を取り、かつ前
    記第1の位置と前記第2の位置との間で移動する際に湾
    曲し、さらに患者の吸入によって減圧が発生するとこれ
    に応答して前記第1の位置から前記第2の位置へ移動す
    る、弾力的に柔軟な板状部材であることを特徴とする吸
    入装置。
  2. 【請求項2】前記抑制及び圧力検知部材が前記第2の位
    置に移動すると作動可能となって、前記作動位置まで前
    記吐出ステムを前記本体部分に対して相対変位させるエ
    ネルギー蓄積手段をさらに備えることを特徴とする請求
    項1に記載の吸入装置。
  3. 【請求項3】前記エネルギー蓄積手段がスプリングであ
    ることを特徴とする請求項2に記載の吸入装置。
  4. 【請求項4】前記吐出ステムは、前記ハウジングに固定
    されたステムブロックの中に受け止められ、 前記本体部分は、前記本体部分および前記吐出ステムを
    前記作動位置にもたらしおよび前記作動位置から戻すよ
    うに前記ハウジングの内部でその長手方向に摺動可能で
    あり、 かつ前記スプリングは、前記ハウジングを前記作動位置
    に向かって付勢するように配置されることを特徴とする
    請求項3に記載の吸入装置。
  5. 【請求項5】前記本体部分は、前記本体部分と共に変位
    可能な案内部材に取り付けられ、 かつ前記スプリングは、前記ハウジング若しくは前記ハ
    ウジングに固定された部材と前記案内部材との間で動作
    することを特徴とする請求項4に記載の吸入装置。
  6. 【請求項6】前記ハウジングを前記作動位置に向かって
    付勢する位置に前記スプリングを着脱自在に取り付け可
    能とする取付手段を備えることを特徴とする請求項4ま
    たは5に記載の吸入装置。
  7. 【請求項7】前記取付手段は、前記ハウジングを前記作
    動位置に向かって付勢する前記位置から前記スプリング
    と共に取り外されたときに前記吐出口のカバーとしての
    役割を果たすように構成されたカバーであることを特徴
    とする請求項6に記載の吸入装置。
  8. 【請求項8】前記吐出ステムは、前記ハウジングに固定
    されたステムブロックの中に受け止められ、 前記本体部分は、前記本体部分および前記吐出ステムを
    前記作動位置にもたらしおよび前記作動位置から戻すよ
    うに前記ハウジングの内部でその長手方向に摺動可能で
    あり、 前記スプリングは、前記本体部分の内部に配置されると
    ともに前記本体部分および前記吐出ステムを互いに前記
    作動位置に向かって付勢するように構成され、 かつ前記スプリングの付勢力に抗して前記吐出ステムを
    前記ステムブロックの中に保持するための手段が設けら
    れる、ことを特徴とする請求項3に記載の吸入装置。
  9. 【請求項9】前記エネルギー蓄積手段は、スプリング入
    りの手動操作部材であり、 かつ前記手動操作部材は、予め定められた最大値を越え
    る過大な力がその上に加えられた時に前記ハウジングに
    係合するように構成されて、前記最大値を越える過大な
    力が前記本体部分と前記吐出ステムとの間に加えられる
    ことを防止することを特徴とする請求項2に記載の吸入
    装置。
  10. 【請求項10】前記板状部材は、前記第1の位置にある
    時には一方向に湾曲するとともに前記第2の位置にある
    時には反対方向に湾曲し、 かつ前記第1の位置と前記第2の位置との間で移動する
    際には真直に延びる状態を通過することを特徴とする請
    求項1に記載の吸入装置。
  11. 【請求項11】前記板状部材は、前記第1の位置にある
    ときにはほぼ平坦であるが前記第2の位置にあるときに
    は湾曲するとともに、前記第2の位置において湾曲する
    方向とは反対の方向に湾曲する固有の湾曲を有し、 かつ前記板状部材が前記第1の位置にあるときに前記固
    有の湾曲を取ることを防止するための手段を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の吸入装置。
  12. 【請求項12】前記板状部材を前記第1の位置に復帰さ
    せるための復帰手段を備えることを特徴とする請求項1
    0または11に記載の吸入装置。
  13. 【請求項13】前記復帰手段は、前記患者によって変位
    されられると前記板状部材と係合して前記板状部材を前
    記第1の位置に向かって押圧する復帰部材を有すること
    を特徴とする請求項12に記載の吸入装置。
  14. 【請求項14】前記復帰部材は、前記ハウジングの壁の
    一部を形成する、弾力的に湾曲可能なタブであることを
    特徴とする請求項13に記載の吸入装置。
  15. 【請求項15】前記復帰部材は、前記ハウジングの壁の
    一部を形成する、弾力的に湾曲可能な薄膜であることを
    特徴とする請求項13に記載の吸入装置。
  16. 【請求項16】前記吐出口は、前記復帰部材を有したカ
    バーを有し、 前記ハウジングは、前記吐出口が前記カバーによって覆
    われたときに前記復帰部材がそれを通過して前記板状部
    材と係合することを可能とする孔を有することを特徴と
    する請求項13に記載の吸入装置。
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