JP3248711B2 - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

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JP3248711B2
JP3248711B2 JP26668496A JP26668496A JP3248711B2 JP 3248711 B2 JP3248711 B2 JP 3248711B2 JP 26668496 A JP26668496 A JP 26668496A JP 26668496 A JP26668496 A JP 26668496A JP 3248711 B2 JP3248711 B2 JP 3248711B2
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知宏 川田
邦男 三戸部
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Tohoku Pioneer Corp
Pioneer Corp
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Tohoku Pioneer Corp
Pioneer Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/06Loudspeakers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動板が長円形状に形成
されてなる薄型スピーカに関する。
【0002】
【従来技術】テレビ等に取り付けられるスピーカ等にお
いて振動板を楕円形にした薄型のスピーカが知られてい
る。一方、スピーカの磁気回路は、円筒状のボイスコイ
ルのコイル面に対し均一な磁束を付与することが望まし
く、よってドーナツ円状のトッププレート、磁石等を用
いて全体が円筒状に構成されるものが一般的である。そ
して、薄型スピーカにおける磁気回路は、その外径が振
動板を支持するフレームの短径方向の幅とほぼ同じかこ
れよりも小として構成されており、これによりスピーカ
装置全体がコンパクトに集約された構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの場合、磁気
回路は振動板の短径方向の幅により制約を受け小さいも
のとなるため、ボイスコイルに与える磁束密度も小さい
ものとなり、スピーカ装置としては感度の不足したもの
となってしまうという問題がある。磁気回路を大きくす
ればこの問題は解消するが、装置が占めるスペースが大
きくなってしまう。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明は上述した課題を解決す
ることを目的としたものである。請求項1に記載の発明
は、長円形状に形成された振動板と、振動板の中心に取
り付けられるボイスコイルと、外形が長方形状または長
円形状のフレームと、磁気回路とから構成されるスピー
カ装置であって、前記磁気回路は、長方形状のトッププ
レートと、長方形状の板状マグネットと、長方形状のバ
ックプレートと、該バックプレートに立設されたセンタ
ーポールとを備えるとともに、前記トッププレート及び
板状マグネットには前記センターポールが貫通する孔が
形成され、前記トッププレート、板状マグネット及びバ
ックプレートは、その短径方向の幅が前記フレームの短
径方向の幅と同じか又はそれより小さいことを特徴とす
る。
【0005】請求項2に記載の発明は請求項1に記載の
発明において、フレーム、トッププレート、板状マグネ
ットおよびバックプレートは、その長径方向が互いに平
行となるように配列されることを特徴としている。
【0006】請求項3に記載の発明は請求項1又は2に
記載の発明において、前記ボイスコイルは円筒状に形成
され、前記トッププレート及び板状マグネットに形成さ
れた前記孔は円形状に形成されることを特徴とする。請
求項4に記載の発明は、請求項1乃至は3のいずれかに
記載の発明において、前記スピーカ装置はディスプレイ
とともに装置本体に取り付けられるものであって、前記
フレームの短径方向側にディスプレイが位置するように
設置されることを特徴とする。
【0007】
【作用】スピーカ装置の占有スペースを大きくすること
なく、マグネットの体積を大きくすることができ、スピ
ーカの感度不足を解消することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態について説明する。図1は磁気回路の分解斜視
図、図2は磁気回路およびフレームを長径方向からから
見た側面図、図3は磁気回路およびフレームを短径方向
からから見た側面図、図4はフレームの斜視図である。
【0009】1はトッププレートであり磁性体からなる
長方形の板の中心に円形孔1aが形成されてなるもので
ある。2はマグネットであり同じく長方形状の板の中心
に円形孔2aが形成されている。この円形孔2aはトッ
ププレート1に形成された孔1aより若干小さいもので
ある。3はバックプレートであり磁性体からなる長方形
の板の中心にセンターポール3aが立設されてなるもの
である。4は漏洩磁束をキャンセルするためのキャンセ
ル用マグネットであり、マグネット2と同一の構造をし
ている。5はこれらの部材を収納するケースであり磁性
体からなるものである。トッププレート1はケース5に
対して蓋として接合しマグネット2、バックプレート3
およびキャンセルマグネット4を収納する箱体を構成す
る。これによりマグネット2から飛び出した漏洩磁束は
ケース5によってガードされる。
【0010】6はフレームであり、全体が長方体状に形
成されるとともに、図示しない楕円形状の振動板を移動
可能に支持するものである。このフレーム6には振動板
を収納する楕円形状の凹部6aが形成され、凹部6aの
底にはトッププレート1の円形孔1aと同一径の円形孔
6bが形成されている。
【0011】図1に示すように、フレーム6、トッププ
レート1、マグネット2およびバックプレート3はその
長径方向が互いに平行であるように配列した状態で組み
上げられており、長径方向の幅はフレーム6が最も大き
くなっている。このとき円形孔1a、円形孔2aおよび
円形孔6bはその中心が一致しておりこれらをセンター
ポール3aが貫通している。以上説明したトッププレー
ト1、マグネット2およびバックプレート3により磁気
回路が構成されており、円形孔1aとセンターポール3
aの間には、振動板の中心に固定された図示しないボイ
スコイルが挿通される磁気ギャップが形成されている。
【0012】また図2に示すように、短径方向において
もフレーム6の幅がトッププレート1、マグネット2お
よびバックプレート3の幅よりも大きくなるように構成
されている。
【0013】従って、ドーナツ状のマグネット等で円筒
状の磁気回路を形成した従来のものと比べると、マグネ
ットの体積は大きくなっていることからコイルに付与す
る磁束密度を大きいものとできる一方、磁気回路の長径
方向及び短径方向の幅はフレームのそれと比べて狭く構
成されているので、スピーカ装置の設置に必要な最小ス
ペース、すなわち、該スピーカ装置を収納する立方体の
キャビネットの最小体積は従来のものと同じ体積に止め
ることが可能である。
【0014】図5は本発明の一対のスピーカ装置をテレ
ビ受像機と一体化して用いた場合の例であり、図5
(a)は正面図、図5(b)は上面図を示すものであ
る。同図に示すとおり筐体10の中央にはディスプレイ
30が設置されその両隣りには一対のスピーカ装置20
が設置されている。このように限られた細長のスペース
内にスピーカ装置を設置する場合には、本発明は非常に
有効である。
【0015】この種のテレビ受像機の場合、ディスプレ
イ30はスピーカ装置20の短径方向側に設置されてい
るため、スピーカ装置20を長径方向側に大きくしたと
しても両者は干渉しない。そこで磁気回路の長径方向の
幅をフレーム(振動板)の長径方向の幅よりも大きく
し、磁気回路を構成するマグネットの体積をより大きく
しても良い。なおこの実施態様は、テレビ受像機の場合
に限らず、ステレオラジカセ等スピーカの間に別個の機
器を設けて一体化した装置であれば適用可能な技術であ
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明のスピーカ
装置は、長円形状に形成された振動板と、振動板の中心
に取り付けられる円筒状のボイスコイルと、振動板を移
動可能に支持するとともに外形が長方形状または長円形
状でかつその中心に円形孔が形成されたフレームと、
回路とから構成されるスピーカ装置であって、磁気
路は、外形が長方形状であってその中心に円形孔が形成
されたトッププレート及び板状マグネットと、外形が長
方形状であってその中心に前記円形孔よりも径が小なる
センターポールが立設されたヨークを備えてなり、トッ
ププレート、板状マグネット及びヨークは、その短径方
向の幅がフレームの短径方向の幅と同じかそれより小さ
いことを特徴としている。
【0017】従って、スピーカ装置の占有スペースを大
きくすることなく、マグネットの体積を大きくして感度
不足を解消した薄型スピーカ装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における磁気回路の分解斜視図。
【図2】磁気回路およびフレームを長径方向から見た側
面図。
【図3】磁気回路およびフレームを短径方向から見た側
面図。
【図4】本発明のフレームの斜視図。
【図5】本発明をテレビ受像機に応用した例を示す図。
【符号の説明】
1 トッププレート 1a 円形孔 2 マグネット 2a 円形孔 3 バックプレート 3a センターポール 4 キャンセル用マグネット 5 ケース 6 フレーム 6a 凹部 6b 円形孔 10 筐体 20 スピーカ装置 30 ディスプレイ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−132499(JP,A) 実開 昭62−143398(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 9/02 102 H04R 9/02 101 H04R 1/02 102 H04R 7/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長円形状に形成された振動板と、振動
    板の中心に取り付けられるボイスコイルと、外形が長方
    形状または長円形状のフレームと、磁気回路とから構成
    されるスピーカ装置であって、前記磁気回路は、長方形
    状のトッププレートと、長方形状の板状マグネットと、
    長方形状のバックプレートと、該バックプレートに立設
    されたセンターポールとを備えるとともに、前記トップ
    プレート及び板状マグネットには前記センターポールが
    貫通する孔が形成され、前記トッププレート、板状マグ
    ネット及びバックプレートは、その短径方向の幅が前記
    フレームの短径方向の幅と同じか又はそれより小さいこ
    とを特徴とするスピーカ装置。
  2. 【請求項2】 前記フレーム、トッププレート、板状
    マグネット及びバックプレートは、その長径方向が互い
    に平行となるように配列されることを特徴とする請求項
    1に記載のスピーカ装置。
  3. 【請求項3】 前記ボイスコイルは円筒状に形成さ
    れ、前記トッププレート及び板状マグネットに形成され
    た前記孔は円形状に形成されることを特徴とする請求項
    1又は2に記載のスピーカ装置。
  4. 【請求項4】 前記スピーカ装置はディスプレイとと
    もに装置本体に取り付けられるものであって、前記フレ
    ームの短径方向側にディスプレイが位置するように設置
    されることを特徴とする請求項1乃至は3のいずれかに
    記載のスピーカ装置。
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