JP3076591B2 - 動電型電気音響変換器 - Google Patents

動電型電気音響変換器

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JP3076591B2 JP02256268A JP25626890A JP3076591B2 JP 3076591 B2 JP3076591 B2 JP 3076591B2 JP 02256268 A JP02256268 A JP 02256268A JP 25626890 A JP25626890 A JP 25626890A JP 3076591 B2 JP3076591 B2 JP 3076591B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は振動板の口径に対する磁気回路寸法を小さく
した動電型電気音響変換器に関する。
(従来の技術) 従来の動電型電気音響変換器の一例としてのスピーカ
の基本的構造は、第9図に示すように構成されていた。
すなわち、図において30は振動板で、この振動板30はそ
の外周部をフレーム31のフランジ部31aに固定され、ま
た、振動板30の下方ネック部分にボイスイコイルボビン
32を設け、このボイスボビン32内にヨーク33のセンター
ポール33aを位置させ、ヨーク33の周辺にマグネット34
を設けてあって、この磁気回路寸法はセンターポール33
aを中心として左右対称的に構成されていた。
このように構成された従来のスピーカでは、振動板の
径Aとマグネットを有する磁気回路部の径Bとの間には
一般的にはA>Bという形状が多く採用されていた。
これに対して小口径のスピーカでは第10図に示すよう
に、磁気回路部の径Bが第9図のものと同様であって
も、振動板の径A1が小さくなり、A1<Bという形状にな
る。また、楕円形のスピーカでは第11図に示すように、
振動板の短軸方向A2ではA2<Bとなり、磁気回路部Bが
振動板より大きく突出するのが通例であった。
また、マグネットのエネルギー積を大きくするため
に、サブマグネットを組合わせる磁気回路部が構成さ
れ、磁気漏洩を防止するため第12図に示すように、磁気
回路部の外周にカバー35を設けたスピーカもあるが、磁
気回路部の径Bがさらに大きくなり、A<Bの関係が顕
著になっているのが実情であった。
さらに、従来のスピーカではマグネットの着磁方向M
と同方向に振動板の振動方向Sが向けられているのが通
例であり(第11図参照)、出力音圧レベルの大きなスピ
ーカを得るにはマグネットを大きくしなければならず、
マグネットを大きくするため着磁方向Mも大きくなるの
で、近年では、マグネットを希土類金属で形成し、磁気
回路部を小形化する試みもなされてきた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の動電型電気音響変換器におい
て、マグネットの着磁方向の一方側に振動板の振動方向
を重ね合わせたものにあっては、磁気回路部の構造上取
付スペースの問題は解決されず、また、マグネットを希
土類金属で形成したものにあっては、希土類金属の特性
上着磁方向に対して高さの低い形の方が効率が良く、そ
のため、第13図に示したように大入力においてはコイル
ボビン32がヨーク33の底部上面に当りやすくなるという
不都合等があった。
さらには、マグネットをヨークに固定するため、マグ
ネットの中心部にセンターポールを突出させる貫通孔が
あって総磁束量を減少させていたという欠陥等もあっ
た。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、磁気回路部の周囲の空間を有効に利
用でき、また、コイルボビンのヨークへの当接を防止す
るとともに、マグネットに中心孔を設けないため、同じ
総磁束を得るためには中心孔のない径の小さなマグネッ
トを使用でき、さらに磁気回路を小さくし得る動電型電
気音響変換器を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達するため本発明の動電型音響変換器は、 (1) 振動板の振動方向と異なる方向に着磁されたマ
グネットの着磁方向の両面にそれぞれ磁性材料を設け、
こられ2つの磁性材料を前記マグネットの面に沿って一
方向に延長させ、それらの振動板側に面する延長部を互
いに同一平面をなす同一方向に折曲し、一方の磁性材料
の折曲部の外周に所定のギャップをおいて他方の磁性材
料の折曲部を囲繞させて磁気ギャップを形成し、該磁気
ギャップ内に振動板を有するコイルボビンを挿入させた
ものであり、 (2) 振動板の振動方向と異なる方向に着磁されたマ
グネットの着磁方向の両面にそれぞれ磁性材料を設け、
これら2つの磁性材料を前記マグネットの面に沿って振
動板側に向って延長させ、これらの延長部の一部を上下
2段の二重となるように互いに内方向に折曲し、下側位
置となる折曲部上に他方の折曲部と同一平面をなすよう
に磁性材料の台部を設け、この台部の外周に所定のギャ
ップをおいて他方の磁性材料の折曲部を囲繞させて磁気
ギャップを形成し、該磁気ギャップ内に振動板を有する
コイルボビンを挿入支持させたものであり、 (3) 第1の磁性材料の両面にそれぞれマグネットを
設け、これらのマグネットの着磁方向の外側面に第2お
よび第3の磁性材料を設け、これらの磁性材料を前記マ
グネットの面に沿って振動板側に延長させ、それらの延
長部のうち第1および第2の延長部を互いに同一平面を
なす同一方向に折曲し、第3の延長部を前記同一平面と
合致するように反対方向に折曲し、前記第1の折曲部の
外周に所定のギャップをおいて第2および第3の折曲部
を囲繞させて磁気ギャップを形成し、該磁気ギャップ内
に振動板を有するコイルボビンを挿入支持させ、かつ前
記マグネットの着磁方向は前記振動板の振動方向と異な
るようにしたものであり、 (4) 前記第1の磁気材料の両面に設けられるマグネ
ットのうち一方は、磁気回路からの漏洩磁束を除去する
サブマグネットであるとした上記(3)記載のものを前
提とした構成とした、 ことに特徴を有している。
(作用) 上述のように構成した本発明の動電型電気音響変換器
は、いずれも振動板の振動方向に対して、磁気回路部の
マグネットの着磁方向を異ならせ、かつマグネットの配
設状態を偏心させ非対称としたり、ある角度をもって取
付けるようにしたので、振動板を上部に取付けても、こ
れに付随する下方の磁気回路部が振動板の周囲に張り出
して突出することはなく、また、振動板の口径をAと
し、磁気回路部の着磁方向のさしわたしをBとしたと
き、A>Bという関係が常に成立し得、動電型電気音響
変換器の取付スペースを有効に活用することができるよ
うにしている。
また、磁気ギャップの下方にはヨークの配設がないこ
とから、大入力によるコイルボビンの接触を生ずること
なく作動させることが可能となる。
さらに、マグネットは単純な偏平な角棒状か円柱状の
径の小さな形状で良く、従前のように中心孔を有するリ
ング状の形状と異なり、径の小さなものとすることがで
きるため、従前に比べさらに磁気回路を小型化可能とし
ている。
また、サブマグネットも容易に取付けられることから
漏洩磁束がなく、カバー等を必要としない構造が得られ
るようにしている。
以下、本発明の実施例を第1図ないし第8図によって
説明する。
(実施例1) 第1図は振動板に対し磁気回路部を偏心させた例であ
る。図において1は図示の状態で下方に延びるマグネッ
トで、図中Mの方向に着磁されている。このマグネット
1の着磁方向の両面にはそれぞれ断面L字状に折曲され
たヨーク、センターポール等として機能する磁気材料2
および3が設けてある。磁気材料2の折曲部2aは上面よ
り見ると円板状に形成されており、磁気材料3の折曲部
3aは前記折曲部2aの外方を囲繞する円板状に形成されて
いて、前記折曲部2aは折曲部3aの内側に所定のギャップ
4をおいて同心円状に配されている。このため、前記ギ
ャップ4は磁気回路部5の磁気ギャップをなしている。
この磁気ギャップ内にはコイルボビン6が配され、コ
イルボビン6はダンパー7を介して所定位置に支持され
ている。このコイルボビン6には振動板8が設けてあっ
て、振動板8の外周はエッジ部9を介してフレーム10に
固定されている。また、このフレーム10は前記磁気材料
3の折曲部3a上に固定され、これにより動電型電気音響
変換器11が構成されている。なお、上記においてマグネ
ット1の着磁方向は振動板8の振動方向と異なるように
し、この例では着磁方向は図示の状態において略水平方
向となっている。後述する他の実施例でも相互に異なっ
ている。
このような動電型電気音響変換器11は前記コイルボビ
ン6に信号電流を加えることにより、磁気回路部との作
用で振動板8を振動させてスピーカとして使用される。
また、振動板8の上方より音圧を加えることによりコイ
ルボビン6が図のS方向に振動し、コイルと磁気との関
係でコイル内に電流を発生しマイクロフォンとしても使
用できる。
この動電型電気音響変換器11は振動板の口径Aに対し
て、磁気回路部5の着磁方向の幅Bは小さく、図示して
いないがケース内の取付けにはケース内スペースを広く
使用できる特徴がある。
(実施例2) 第2図は振動板に対して磁気回路部を若干傾斜して取
付けた例である。図において1はマグネットで図のMの
方向に着磁されている。このマグネット1の着磁方向の
両面にはそれぞれ2段に折曲された磁気材料2′および
3′が設けてあり、この2段の折曲は磁気材料2′およ
び3′がともに平行関係を保つように同じ方向に折曲さ
れている。そして、磁気材料2′の折曲部2a′の外方に
は所定間隔のギャップ4をおいて折曲部3a′が囲繞され
ており磁気ギャップ4を構成してある。以下、振動板は
第1図と同じ構成で、振動板の振動方向Sは図の上下方
向をなし、着磁方向Mに対しては傾斜位置になってい
る。
この動電型電気音響変換器11Aは振動板の振動方向S
に対して、磁気回路部の着磁方向Mが傾斜しており、振
動板をケース内に取付けたとき磁気回路部は傾斜方向に
設けてあるので、ケース内のスペースを広く使用するこ
とが可能となる。
(実施例3) 第3図は磁気材料の折曲部に磁気材料の台部を設けた
例である。第3図(a)は側面図、同(b)は正面図、
同(c)は下面図であり、1Aはリング状のマグネットで
着磁方向Mの両面にL字状に折曲形成された磁気材料2A
および3Aが設けてある。すなわち、磁気材料2Aの上方に
は折曲された延長部があって先端は角状平面の折曲部2A
aとなっており、下方はマグネット1Aの外面に沿った形
状に形成してある。そして、折曲部2Aaの上には短円柱
状の磁性材料にて成る台部12が設けてある。
一方、磁性材料3Aは下方がマグネット1Aの外面に沿っ
た形状に形成され、その上部はストレートに立上がって
延長部をなし、前記台部12の上面と同一平面状をなすよ
うに折曲部3Aaが形成してある。そして、この折曲部3Aa
には前記台部12との間に所定のギャップをおいて貫通部
が形成されており、その形状は略長四角の窓枠のように
構成してある。この折曲部3Aa上には振動板のフレーム1
0が取付けられ、前記ギャップは磁気ギャップとなって
振動板の円筒状のコイルボビンが挿入される構成になっ
ている。この振動板は磁気ギャップと対応した形状であ
れば良く、その他角形、楕円形等の振動板であっても取
付けが可能である。
第4図に示すものは第3図(a)の変形例で、マグネ
ット1Aの着磁方向の一方に、折曲部上方に台部12を設け
た磁性材料2Aを取付け、かつマグネット1Aの直上に前記
台部12を位置させ、他方の磁性材料3Bは延長部を略コの
字に折曲して折曲部3Baが前記台部12の上面と同一平面
をなし、かつ所定のギャップをおいて台部12を囲繞する
ように構成し、所定のギャップを磁気ギャップ4として
磁気回路構成としている。そして、折曲部3Ba上にはフ
レーム10が取付けられ動電型電気音響変換器を構成した
ものである。
(第4実施例) 第5図は断面逆L字状に形成された第1の磁気材料21
の両面に同一方向に着磁されたマグネットM1およびM2
設け、これらのマグネットM1およびM2の側面に第2の磁
性材料31および第3の磁性材料32をそれぞれ設け、各磁
性材料3、32のうち第1と第2を同一平面で同一方向に
折曲して折曲部21aおよび31aを設け、この場合、第3の
磁性材料32の折曲部32aを第2の磁性材料31の折曲部31a
と合致するように折曲し、このようにして形成した折曲
部32aに磁気ギャップとなるギャップ4を設けて折曲部2
1aを囲繞したものである。そして、この磁気ギャップ内
にコイルボビン6を挿入させた動電型電気音響変換器と
している。
第6図は第5図の変形例で、マグネットの一方をサブ
マグネット13とし、このサブマグネット13の外側に設け
られ磁性材料14の底部を他方の磁性材料の下緑付近まで
折曲してマグネット全体を覆い、磁路とし、漏洩磁束を
キャンセルさせるように構成してある。
第7図は本発明の実施例を動電型電気音響変換器に具
体的に適用した一例で、磁気回路部15は第1の磁性材料
16の両面にマグネット17および18を設け、その外側に第
2の磁性材料19、第3の磁性材料20を設けて、中央部の
第1の磁性材料16の磁極16aの周囲に所定のギャップを
おいて、第2および第3の磁極19aおよび20aを配設した
ものである。
これに対して、振動板21は角状のフレーム22の内側に
角状の振動板23を配し、振動板23の中央部には第8図に
示すような角状のコイルボビン24を突出させたものであ
る。そして、このコイルボビン24はフレーム22を前記第
2および第3の磁極19aおよび20aの外周に嵌合させるこ
とにより磁気ギャップ内に挿入されるようになってい
る。
なお、上記の例は角形の動電型音響変換器を一例とし
て説明したが、磁気回路部および振動板部の形状は自由
に変更することが可能である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の動電型電気音響変換器
は、 (1) 振動板の振動方向と異なる方向に着磁されたマ
グネットの着磁方向の両面にそれぞれ磁性材料を設け、
これら2つの磁性材料を前記マグネットの面に沿って延
長させ、それらの振動板側の延長部を互いに同一平面を
なす同一方向に折曲し、一方の磁性材料の折曲部の外周
に所定のギャップをおいて他方の磁気材料の折曲部を囲
繞させて磁気ギャップを形成し、該磁気ギャップ内に振
動板を有するコイルボビンを挿入支持させたものであ
り、 (2) 振動板の振動方向と異なる方向に着磁されたマ
グネットの着磁方向の両面にそれぞれ磁性材料を設け、
これら2つの磁性材料を前記マグネットの面に沿って振
動板側に向って延長させ、これらの延長部の一部を上下
2段の二重となるように互いに内方向に折曲し、下側位
置となる折曲部上に他方の折曲部と同一平面をなすよう
に磁性材料の台部を設け、この台部の外周に所定のギャ
ップをおいて他方の磁性材料の折曲部を囲繞させて磁気
ギャップを形成し、該磁気ギャップ内に振動板を有する
コイルボビンを挿入支持させたものであり、 (3) 第1の磁性材料の両面にそれぞれマグネットを
設け、これらのマグネットの着磁方向の外側面に第2お
よび第3の磁性材料を設け、これらの磁性材料を前記マ
グネットの面に沿って振動板側に延長させ、それらの延
長部のうち第1および第2の延長部を互いに同一平面を
なす同一方向に折曲し、第3の延長部を前記同一平面と
合致するように反対方向に折曲し、前記第1の折曲部の
外周に所定のギャップをおいて第2および第3の折曲部
を囲繞させて磁気ギャップを形成し、該磁気ギャップ内
に振動板を有するコイルボビンを挿入支持させ、かつ前
記マグネットの着磁方向は前記振動板の振動方向とは異
ならしたものであり、 (4) 前記(3)記載のものにおいて、第1の磁気材
料の両面に設けられるマグネットのうち一方は、磁気回
路からの漏洩磁束を除去するサブマグネットとし、 振動板の振動方向に対して磁気回路部を偏心して取付
けることが可能となり、また、任意の角度をもって取付
けることが可能となり、取付スペースを有効に活用でき
る。
また、振動板の振動方向にヨーク等の配設がないた
め、コイルボビンのヨークへの当接を防止でき、大入力
に対しても不都合なく使用できる。
さらに、マグネットは単純な偏平の角棒状か円柱状の
径の小さな形状で良く、従前のように中心孔を有するリ
ング状の形状と異なり、径の小さなものとすることがで
きるため、従前に比べさらに磁気回路を小さくし得る効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例で磁気回路部を偏心させた
動電型電気音響変換器の縦断面図、第2図は本発明の第
2実施例で、磁気回路部を傾斜させた動電型電気音響変
換器の縦断面図、第3図(a)、(b)、(c)は磁気
回路部に台部を用いた本発明の第3実施例で、(a)は
縦断面図、(b)は正面図、(c)は下面図、第4図は
第3図(a)の変形例の動電型電気音響変換器の縦断面
図、第5図は本発明の第4実施例で2つのマグネットを
設けた動電型電気音響変換器の縦断面図、第6図はサブ
マグネットを設けた動電型電気音響変換器の第4実施例
の変形例における縦断面図、第7図は角形の動電型電気
音響変換器の分解斜視図、第8図は第7図の振動板の裏
面斜視図、第9図ないし第13図は従来例で、第9図は動
電型電気音響変換器の縦断面図、第10図は小口径の振動
板をもつ動電型電気音響変換器の縦断面図、第11図は楕
円形振動板を有する動電型電気音響変換器の縦断面図、
第12図は磁気回路部にカバーを設けた動電型電気音響変
換器の縦断面図、第13図は振動板の作動説明図である。 1、M1、M2、17、18……マグネット、2、3、2′、
3′、21、31、32、2A、3A、16、19、20……マグネッ
ト、2a、3a、2′a、3′a、21a、31a、2Aa、3Aa、3B
a……折曲部、4……ギャップ、6、24……コイルボビ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動板の振動方向と異なる方向に着磁され
    たマグネットの着磁方向の両面にそれぞれ磁性材料を設
    け、これら2つの磁性材料を前記マグネットの面に沿っ
    て一方向に延長させ、それらの振動板側に面する延長部
    を互いに同一平面をなす同一方向に折曲し、一方の磁性
    材料の折曲部の外周に所定のギャップをおいて他方の磁
    性材料の折曲部を囲繞させて磁気ギャップを形成し、該
    磁気ギャップ内に振動板を有するコイルボビンを挿入支
    持させたことを特徴とする動電型電気音響変換器。
  2. 【請求項2】振動板の振動方向と異なる方向に着磁され
    たマグネットの着磁方向の両面にそれぞれ磁性材料を設
    け、これら2つの磁性材料を前記マグネットの面に沿っ
    て振動板側に向って延長させ、これらの延長部の一部を
    上下2段の二重となるように互いに内方向に折曲し、下
    側位置となる折曲部上に他方の折曲部と同一平面をなす
    ように磁性材料の台部を設け、この台部の外周に所定の
    ギャップをおいて他方の磁性材料の折曲部を囲繞させて
    磁気ギャップを形成し、該磁気ギャップ内に振動板を有
    するコイルボビンを挿入支持させたことを特徴とする動
    電型電気音響変換器。
  3. 【請求項3】第1の磁性材料の両面にそれぞれマグネッ
    トを設け、これらのマグネットの着磁方向の外側面に第
    2および第3の磁性材料を設け、これらの磁性材料を前
    記マグネットの面に沿って振動板側に延長させ、それら
    の延長部のうち第1および第2の延長部を互いに同一平
    面をなす同一方向に折曲し、第3の延長部を前記同一平
    面と合致するように反対方向に折曲し、前記第1の折曲
    部の外周に所定のギャップをおいて第2および第3の折
    曲部を囲繞させて磁気ギャップを形成し、該磁気ギャッ
    プ内に振動板を有するコイルボビンを挿入支持させ、か
    つ前記マグネットの着磁方向は前記振動板の振動方向と
    異なることを特徴とする動電型電気音響変換器。
  4. 【請求項4】前記特許請求範囲(3)記載のものにおい
    て、第1の磁気材料の両面に設けられるマグネットのう
    ち一方は、磁気回路からの漏洩磁束を除去するサブマグ
    ネットとした動電型電気音響変換器。
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