JP3247589B2 - マルチプロトコル通信制御装置 - Google Patents

マルチプロトコル通信制御装置

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JP3247589B2
JP3247589B2 JP26445895A JP26445895A JP3247589B2 JP 3247589 B2 JP3247589 B2 JP 3247589B2 JP 26445895 A JP26445895 A JP 26445895A JP 26445895 A JP26445895 A JP 26445895A JP 3247589 B2 JP3247589 B2 JP 3247589B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル通信の
制御装置に関し、特に赤外線(IR)信号システムに用
いられる複数の変調プロトコルを取り扱うIR通信の制
御装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】最も広く利用されてい
る赤外線(IR)信号装置は、家電用のリモート・コン
トローラであった。しかし、現在、IR信号はコンピュ
ータ通信のような他の多くの応用に採用されている。赤
外線データ・アクセス(IRDA)基準委員会は、種々
のメーカの製品間での相互運用を強化するために設立さ
れた。IRDAの勧告規格は、SDLC型式の通信プロ
トコルで低価格の赤外線通信を達成するために汎用非同
期送受信器(UART)を使用する。この規格はUAR
Tにより実施されるので、非同期設計のためにこの規格
に関連した種々の問題が存在する。このうちの2つの問
題が、バス・スループットのボトルネック、及び非同期
通信方式に関連するオーバヘッドである。UARTは、
典型的には、割込みによりデータ転送を開始するよう
に、既存システムに統合されていた。これらの割込みに
対するシステムの応答遅延は、データ・スループットを
制限するボトルネックを生じる。更に、標準的なUAR
Tが115.2Kbpsまでのボー・レートで動作する
ものものであっても、実効スループットは非同期転送に
関連したオーバヘッドのために実際にはかなり低い。従
って、最大データ速度は多量のデータを転送する応用に
とって適当ではない。更に、標準的な実施ではヒューレ
ット・パッカード形式の変調をサポートするに過ぎず、
その標準に従った装置のみに対する応用に限定されてい
る。
【0003】通常、アプリケーション・プログラムはU
ARTを直接アクセスし、データを代行受信する余地を
残していないので、単一のUARTを用いると、IRシ
ステムに別の問題を発生させる。多くの既存のIR通信
プログラムでは、UARTが典型的な有線環境ではな
く、赤外線に用いられているということから、調整のた
めに何らかの介入を必要としている。
【0004】この分野における更なる問題は、既存のマ
ルチプロトコル通信コントローラが同時には1型式のみ
の変調方式を動作させ得るに過ぎないということであ
る。従って、コントローラは、着信信号を待っていると
きは、1型式のみの信号を受け入れるように設定され
る。これは、異なる型式の信号を受信するときは、着信
する変調方式を検出してその制御装置が適当な復調器に
切り換えられるまで、初期フレームを喪失する結果とな
る。これは通信プロトコルがこのような問題を処理する
ように設定されている限り深刻にはならないとはいえ、
UARTがIR通信に用いられている事実を計算に入れ
ていない応用の場合は、最初のバイトを見逃すと重大な
問題となり得る。
【0005】本発明は、前述の問題を解決することに向
けられると共に、これらの問題の解決を達成するように
設計されたアーキテクチャを有するIR制御装置で実施
可能な自動変調検出及び取り扱い方式を提供する。
【0006】従って、本発明の目的は、種々の通信プロ
トコルをサポートする通信制御装置を提供することにあ
る。
【0007】本発明の他の目的は、どの型式の信号を受
信しているのかを自動的に判断して、適当とするIR信
号を発生するIR制御装置を提供することにある。
【0008】本発明の更なる目的は、高いボーレートで
通信し、かつIRDA規格もサポートすることができる
IR通信装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信制御装置
用の新しいアーキテクチャ、好ましくは、赤外線(I
R)信号を用いる無線通信の制御装置を実現するもので
あり、高いボーレートを取り扱い、かつIRDA規格を
サポートする際の従来技術の問題を解決する。この制御
装置及び変復調方法は、本質的に、並列に接続されたI
Rモデム・アレイからなるものでもよい多数のディジタ
ル・モデムと共に、同期/非同期通信制御装置、1又は
2つのUART、及び専用のサポート・ロジックを組合
わせる。この組合わせは、IR特有のサポート及び高い
データ速度に関して改善されると共に、既存の多くのI
R通信システム及びプロトコルと逆方向の互換性がある
技術を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明による制御装置のアーキテ
クチャのブロック図は図1に示されており、この制御装
置をIRトランシーバに組み込むことができる。この制
御装置のシステムは、本質的に、通信制御装置10と、
一次汎用非同期送受信器UART_Aと、二次汎用非同
期送受信器UART_Bと、専用のサポート・ロジック
と、多数のディジタル・モデムとを組合わせたものであ
り、これらのディジタル・モデムは並列に接続されたI
Rモデム・アレイからなるものでよい。この制御装置の
システム及びその動作をその種々の機能の項において説
明する。
【0011】逆方向互換性:標準的なUART_AはI
RDA標準仕様と完全な互換性を提供するように制御装
置のアーキテクチャに組み込まれる。制御装置を含むホ
ストが、正しい赤外線通信プロトコルに従うように書か
れているアプリケーション・プログラムを実行する場合
では、ホスト・バスとIRモデム・アレイ中の非同期モ
デム、例えばIRDAモデム及び振幅シフト・キーイン
グ(ASK)モデムとの間にUART_Aを直接接続す
ることができる。しかし、何ら適正な通信プロトコルに
備えることなく、アプリケーション・プログラムが書か
れている場合は、第1のUART_Aに第2のUART
_Bを付加して接続することができる。このような場合
に、この機能がエネーブルされるときは、UART_A
を介して送出される送信信号を第2のUART_Bによ
り捕捉し、かつホスト・バスを介してそのホストの中央
プロセッサへフィードバックすることが、実際に信号を
送出する前に可能である。これら捕捉された信号は、送
出信号を制御装置10、IRモデム及び赤外線出力18
に渡す前に、データの完全性を調べる適当な通信プロト
コルにより処理することができる。着信即ち受信データ
はIRモデム及び制御装置10を介して転送され、第1
のUART_Aに達する前に、ホストプロセッサにより
フィルタ処理されて、UART_Bを介して転送されて
もよい。従って、UART_AはIRモデム・アレイに
直接か、又はUART_Bに接続することができる。こ
のために、このシステムは既存のIRを意識したアプリ
ケーションを完全にサポートし、また有線UART用に
書かれた通信に対してある程度のIRトランスペアレン
シを提供することができる。
【0012】システム・スループット:有効データ速度
を増加するために、同期通信ブロックが制御装置10に
組み込まれている。ここでは、このブロックを同期/非
同期通信制御装置SACC、と呼び、UART_Aと同
様、以下で更に詳細に説明するように直接メモリ・アク
セス(DMA)を備えている。このSACCは、以下で
更に詳細に説明するように、米国マサチューセツ州バー
リントンのVLSIテクノロジー社から入手可能なZ8
5C30FSBの修正バージョンであってもよく、同期
モード又は非同期モードで動作するように設計され、従
ってIRモデム・アレイ中の同期IRモデム及び非同期
IRモデムの両方に接続されている唯一の構成部品であ
る。
【0013】SACCは、主として高速度データ転送用
の同期モードにおいてデータを送受信するように機能す
る。同期データ転送を使用したときは、非同期通信にお
いて必要とされるスタート・ビット及びストップ・ビッ
トのオーバヘッドが除去されて、システム・スループッ
トが改善される。SACCには、システム・クロック発
生源12をSACCに切り換えて2.34Mbps、
1.152Mbps、576Kbps、288Kbps
及び144Kbpsの同期データ速度をエネーブルする
ためのサポート・ロジックが設けられている。更に、S
ACCは、通常システム・プロセッサを必要とするよう
な多くのタスクを処理するように構成されて、システム
・パフォーマンスを改善することができる。例えば、S
ACCにはアドレスの認識、CRC計算、及びハードウ
エアにおけるフレーム状況の保持を実行する機能が含ま
れてもよい。
【0014】前述のように、高速データ転送における最
大の問題のうちの一つはバス・スループットのボトルネ
ックである。この問題を解決するために、ローカル・フ
レーム・バッファを含め、いくつかの方法があるが、本
アーキテクチャでは、UART_A及びSACCホスト
・インタフェースの送受信のために、16×8ビットの
FIFOによる直接メモリ・アクセス(DMA)が用い
られる。UART_BもFIFOを備えているが、DM
Aは使用しない。ホスト・バス上のDMAチャネル数は
通常制限されているので、2つのチャネルをUART_
A及びSACCの両方で共用するようにしてもよい。各
DMAチャネルは、これら2つのチャネルのいずれかも
使用するようにプログラムすることができ、またディセ
ーブルすることもできる。ホストの注意を引くために、
2つの割込み信号を発生させる。これら2つの割込みの
うちの一方はUART_Aのみにより発生され、他方は
SACC、UART_B、及び電力管理ロジック14に
より共用される(図1を参照)。
【0015】複数変調方式:本発明は複数変調方式をサ
ポートすることを意図しており、従って複数のディジタ
ル・モデムのアレイが含まれる。これらのディジタル・
モデムは、好ましくは、IRモデムであり、図1の例で
は5個のモデムのアレイを構成している。このアレイ
は、好ましくは、IRDAと互換性のあるモデム(IR
DAモデム)、シャープ500KHz振幅シフト・キー
イング(ASK)互換モデム(ASKモデム)、ビット
・セル期間により幅の狭いフラッシュ・パルスを利用す
るNRZIモデム、同様なフラッシュ・パルスを利用す
るFMモデム、及びコンシューマ・デバイス・モデム
(CDモデム)を含む。このシステムに用いるASKモ
デム、NRZIモデム及びFMモデムの好ましい例が1
994年10月14日付けの米国特許出願第32333
1号、同第323324号及び同第323332号にそ
れぞれ開示されている。NRZIモデム、FMモデム及
びCDモデムは、UART_Aにより使用されないの
で、UART_AはIRDAモデム及びASKモデムに
のみ接続され、一方SACCについては5つのモデムの
全てに接続することができる。UART_Bはどのモデ
ムにも接続されない。
【0016】IRDAモデムの変調方式はIRDA規格
と同一である。基本的な理解を得るために、ここでは簡
単な説明として、信号は概念的に複数のビット・セルに
分割され、送信データが0であれば、送信器側において
3/16ビット・セル幅又は1.63μs長の固定幅の
パルスが形成される(図2における信号波形を参照)。
受信側において、受信されたパルスは全ビット・セル幅
に拡張され、そのビット・セル期間についてロー信号を
発生してNRZ(非ゼロ復帰)信号出力を発生する。着
信する送信信号もNRZフォーマットのものである。
【0017】ASKモデムの変調方式はシャープの50
0KHz副搬送波ASK変調による。送信側において、
送信データが0であれば、500KHz副搬送波の矩形
波パルスを送信する(図2を参照)。受信側では、AS
K変調信号をNRZフォーマットに復調するためにディ
ジタル帯域通過フィルタを設ける。500KHz副搬送
波検出ロジックが、帯域通過フィルタのロジックの一部
として、他の信号からASK変調信号を区別するために
用いられる。
【0018】NRZIモデムの変調方式は、簡単に説明
すると、以下のように動作する。送信の場合は、ディジ
タル・データが、まず、NRZI(非ゼロ復帰反転)フ
ォーマットに符号化される。NRZIフォーマットで
は、送信するデータが0であれば、遷移が生じる。これ
に加えて、符号化する前に、連続する5つの1ビットが
検出されたときは、0ビットをデータ列に挿入する。次
いで、符号化された信号中に遷移を検出すると、好まし
くは約1/4ビット・セル幅IRの赤外線フラッシュ・
パルスを送信する(図2を参照)。受信側では、着信信
号に遷移を検出すると、出力信号をトグルしてNRZI
フォーマットの信号を発生させる。NRZIフォーマッ
トの信号はSACCに供給され、SACCはこの信号を
NRZフォーマット・データにデコードする。
【0019】FMモデムの変調方式は、以下のようであ
る。送信の場合は、データがまず2相マーク(FM1)
又は2相スペース(FM0)フォーマットとして符号化
される。これらのデータ・フォーマットはデータ中の異
なる遷移に従っている。次いで、各フォーマットにおい
て符号化されたビット・セルは、考慮のために1/2ビ
ット・セルに分割される。両フォーマットにおいて、1
/2ビット・セルにハイ・レベル信号が存在すると、好
ましくは約1/4ビット・セル幅の赤外線フラッシュ・
パルスを送信する(図2におけるFM1/フラッシュ及
びFM0/フラッシュ)。受信側では、パルスを検出す
ると、パルスは1/2ビット・セル幅に拡張される。受
信器の飽和が発生するようないくつか場合では、受信し
たパルスは受信回路により長くされてもよい。従って、
単一パルスと2つの連続パルスの組合せとの間で混乱が
生じるのを避けるために、最初の着信パルスの前縁から
第2のサンプリング時間を決定する。このFMフォーマ
ットの受信信号はSACCによりNRZフォーマットに
デコードされる。
【0020】CDモデムの機能は単に前の全てのモデム
をバイパスして、SACCのボーレート発生器を用いて
送信パルス用の搬送周波数を発生させることにより達成
される。モデムのソフトウェアはパルスの長さを判断す
るためにシステム・タイマを使用する。受信側では、C
D復調器を実現するいくつかの方法がある。例えば、非
変調信号をSACCのデータ搬送波検出(−DCD)ピ
ンに供給して、ソフトウェアを用いて搬送周波数を測定
し、次いでパルスの長さを測定することができる。コン
シューマ・デバイスの赤外線信号をサポートする他の種
々の方法は、当業者には自明であろう。
【0021】複数変調検出サポート:本発明の制御装置
は複数変調方式をサポートすることができるので、特定
の通信に対してIRモデム・アレイのどのモデムを使用
すべきかを決定できるようになっている。そのためのI
R変調検出戦略は、複数の非同期モデム及び1つの同期
モデムが同時に動作するように制御装置を構成できると
いう事実に基づき構築する。即ち、制御装置が受信可能
な状態にあるとき、NRZIモデム及びFMモデムのう
ちのいずれか一つと共に、IRDAモデム、MASKモ
デム、及びCDモデムの全てを同時にエネーブルでき
る。既存のIR通信プログラムは通常、喪失したデータ
を回復するための何らかの通信プロトコルを有している
が、IRDA型式の変調信号を用いる古いアプリケーシ
ョンは、このようなプロトコルを実行しなかった。従っ
て、IRDA変調検出は如何なるデータも損失すること
なく行われなければならない。IRDA型式の信号は、
最初のデータ・キャラクタが失われると回復できないこ
とがあるので、UART_Aは、IRDAモデムに接続
して、IRDAデータを受信できるようにしておく必要
がある。これに対して、ASK型式の信号は、回復のた
めのプロトコルがあるので、最初のキャラクタの喪失は
許容することができる。ASK変調方式はキャラクタの
喪失を回復するので、着信信号を待っている間、ASK
モデムの自動搬送波検出ロジックをエネーブルしておけ
ばよい。ASK搬送波の最初のビットを検出した後で、
IR制御装置はASKモデムに切り換えることができ
る。高速同期通信は常に通信プロトコルを走らせている
ので、NRZI変調及びFM変調のいずれを用いるかは
予測可能であり、従って待機している間にいずれかのモ
デムを選択することができる。最後に、CDモデムは常
にSACCの−DCDラインに接続されている。
【0022】未知の信号が本制御装置の受信ラインRX
Dに到来すると、着信信号は、ASK搬送波検出ロジッ
クと並列にIRDAモデム、選択された同期モデム(N
RZI又はFMモデム)、及びCDモデムを通る。着信
信号がIRDA型式のときは、(1)UART_Aはフ
レーム誤りなしに正しいデータを受信し、(2)ASK
搬送波検出ロジックはASK搬送波を検出せず、そして
(3)SACCは有効なフレーム開始キャラクタを受け
取らないか、又は打ち切られたフレームを受信する。S
ACCの−DCDラインはあるレベルの遷移を検出し、
またこれによって、パルスがコンシューマ・デバイス信
号であるとするのに十分な幅であるときは、プログラム
はパルス幅及び搬送周波数を測定できる。プログラム
は、これらの生起事象の全てから、着信信号はIRDA
型式であると、結論付けることができる。
【0023】着信信号が500KHz ASK変調信号
のときは、(1)IRDAモデムは信号を正しく復調せ
ず、UART_Aでフレーム誤りを起こし、(2)AS
K搬送波検出ロジックは搬送波を検出し、そして(3)
SACCは恐らく打ち切られた信号を受信すると思われ
る。SACCの−DCD入力は遷移を検出し、またこれ
によって、パルスがコンシューマ・デバイス信号である
とするのに十分な幅であるときは、プログラムはパルス
幅及び搬送波周波数を測定可能できる。以上の考察か
ら、プログラムは、着信信号はASK信号であると結論
づけ、IRDA信号の代わりにASK信号を受信するよ
うに制御装置を設定することができる。
【0024】着信信号が高速度同期信号のときは(図4
を参照)、SACCは、正しいCRCと共に、正しいフ
ラグ及び打ち切られていないデータ・フレームを検出す
る。もしそうであれば、受信信号は、明らかに、高速度
同期信号(NRZI又はFM)であるとみなすことがで
きる。
【0025】着信信号が以上のいずれでもないときは、
SACCの−DCDライン上の着信信号における遷移の
長さを測定すれば、コンシューマ信号は比較的遅く、I
RDA信号とは異なって固定搬送波周波数を有するの
で、着信信号がコンシューマ・バス信号であるか否かを
判断することができる。
【0026】エコー打ち消し:この装置は、特に送信媒
体として赤外線を用いる際に発生するいくつかの問題に
ついて補償するようにいくつかの特徴を備えている。例
えば、IRトランシーバによりIR光信号を送信すると
きに、トランシーバ・ユニットに結合された受信器が赤
外線信号又は電気的に結合された信号を検出することが
ある。この型式のエコーはしばしば衝突検出又は送信検
定に有効であるが、大抵の場合に、このエコーは通信プ
ロトコルに有益であるというよりも厄介なものである。
従って、制御装置のアーキテクチャは送信した自分の信
号のエコーを打ち消すオプションも備えている。全ての
IRモデムの出力は組合わされて、エコー打ち消しロジ
ック16に送出される(図1を参照)。エコー打ち消し
ロジック16は送信データ・ラインTXD上のパルス出
力と、受信データ・ラインRXD上の入力とを有する。
これらのラインは、IR光パルスを送受信するIRトラ
ンシーバとインタフェースする入出力パッド18に接続
される。エコー打ち消しがエネーブルされると、受信デ
ータ・ラインRXDは、送信パルスの前縁から約25n
s後に遮断され、送信データ・ラインTXD上の送信パ
ルスの後縁から750nsの間、遮断されたままとな
る。エコー打ち消しがディセーブルされると、トランシ
ーバは他の受信器又は送信器からの信号を受信すること
ができる。送信データ・ラインTXD上のエコー打ち消
しロジック16の出力は、入出力パッド18へ転送され
ると共に、ループ・バックがエネーブルされていると受
信データ・ラインRXDにフィードバックされるので、
自分が送信した信号を受信することができる。このルー
プ・バック特性はシステム診断に有用である。
【0027】電力対策:他の型式の無線通信に比して赤
外線無線通信の重要な利点のうちの一つは、非常に低い
電力で動作し得ることであり、従ってポータブル・コン
ピュータ通信のような低電力応用に適している。しか
し、データ速度及び動作距離が増加するに従って、この
ように赤外線通信における電力消費は極めて重大とな
る。従って、非常に徹底した電力管理のためのロジック
14が、種々の構成要素を選択的に活動化及び非活動化
するように本発明のアーキテクチャに組み込まれてい
る。特に、UART_A、UART_B及びSACCに
ついては、ソフトウェア制御により個別的に遮断するこ
とができる。ただし、UART_AのないUART_B
は有用な構成ではないので、UART_Bを使用するた
めにはUART_Aをオンにする必要がある。IRモデ
ム・アレイのうちの現在選択されているモデムのみがエ
ネーブルされる必要があり、残りのモデムはディセーブ
ルされてもよい。これら個別的な制御に加えて、全ての
レジスタの内容を保持しながら、IR通信制御装置全体
を低電力状態に置く大域ディセーブル信号も使用可能で
ある。この制御装置は、通信の最中に好ましくないディ
セーブルを阻止するために、大域ディセーブル信号と共
に使用することができ且つIR通信の活動状態を表すプ
ログラマブル・フラグを提供することができる。この制
御装置が低電力状態にあっても、割込みが可能であれ
ば、着信赤外線信号が割込みを発生できるので、ホスト
は制御装置を活動状態に復帰させることができる。複数
の方向をカバーするように2つの赤外線窓を必要とする
場合は、この制御装置をそれぞれ個別的にパワー・ダウ
ンされる2つの赤外線トランシーバに接続することがで
きる。
【0028】更に、このアーキテクチャは、IRトラン
シーバのゲインを制御するために用いることができる信
号を発生する制御ロジック20を備えている。このゲイ
ン制御信号は、送信電力、及び受信増幅器ゲインを制御
するために、トランシーバ・パワー・ダウン信号、送信
データ(TXD)信号、及び受信データ(RXD)信号
と共に用いることができる。このゲイン制御信号は、送
信データ(TXD)信号と多重化されるので、受信器ゲ
イン制御を使用しない場合は、IRトランスミッタの設
計を簡単にすることができる。この制御装置は種々のデ
ータ速度及び変調方式を取り扱うので、IRトランシー
バを特定の速度及び変調に対して最適化させることは非
常に困難である。二重チャネル受信器が高速度及び低速
度用に設計されている場合は、制御装置も低速度入力、
及び高速度入力を有する。低速度入力は非同期IRDA
モデムに接続され、高速度入力はNRZIモデム、AS
Kモデム、及びFMモデムに接続される。CDモデム入
力は高速度入力及び低速度入力の両方に接続される。
【0029】ハードウエア:本発明の制御装置を構築す
るための設計時間及びコストを低減させるために標準製
品を使用することができる。例えば、前述のアーキテク
チャにおいて、UART_A及びUART_Bは、米国
マサチューセツ州バーリントンのVLSIテクノロジー
社から入手可能な16550 FSB(機能システム・
ブロック)を用いて実施できる。SACCの場合は、ザ
イログ社により最初に設計され、VLSIテクノロジー
社から入手可能なZ85C30 FSBの修正バージョ
ンを使用してもよい。これら3つのFSBは、電力管理
ロジック14、エコー打ち消しロジック16、ゲイン制
御ロジック20、ホスト・インタフェース・ロジック及
びIRモデムと共に、0.8ミクロンCMOS標準セル
設計に集積化できる。
【0030】Z85C30 FSBは、前述のアーキテ
クチャに従うように修正されてもよい。SACCは一般
に高いボーレートで用いられるので、バス・スループッ
トは最もクリティカルである。従って、受信及び送信の
両方に対するFIFOの深さは図3に示すように16に
増加され、かつDMAサポートが付加される。更に、デ
ータを転送している間のホスト介入を減少させるため
に、いくつかの自動機構、例えばに2つの開始フラグの
自動挿入を付加する(図4参照)。SDLCフォーマッ
トがIRDAに対して採用され、従ってIRDAに対す
る拡張として、高速度同期通信もSDLCフレームを用
いる。このフレームは、図4に示すように、2つの開始
フラグ(OF)、オプションの8ビット・アドレス・フ
ィールド(ADDR)、これに続くデータ・フィールド
(DATA)、16ビットCCITT CRC、及び最
後に1つの終了フラグ(CF)を有する。従って、Z8
5C30 FCBハードウエアは2つの開始フラグを自
動的に挿入するように構築され、同期通信がエネーブル
されるときは、自動的にフレームの終りに16ビットの
CCITT CRC、及びその後に1つの終了フラグを
付加するように修正される。更に、データとフラグを区
別し、かついくつかのAC(交流)成分がフレームに含
まれるように、0ビット挿入が行われる。クレーム中の
AC成分は、NRZIモデムを用いる場合に、ディジタ
ルPLLが着信信号にロックできるようにする。
【0031】またZ85C30 FSBを使用する場
合、そのボーレート発生器(BRG)カウンタを送信バ
イト・カウンタとして使用できるように修正される。B
RGのためのPCLK源の選択は、書込みレジスタ14
(WR14)のビット1がセットされている場合に、書
込み信号をPLCK入力ではなくクロック入力として書
込みレジスタ7(WR7)か、又は送信FIFOに取り
込むように変更される。このモードが選択されると、B
RGカウンタは、WR7又は送信FIFOに対する各書
込み信号に応答して、減分される。BRGのゼロ・カウ
ント出力は、このモードのときに書込みレジスタ10
(WR10)の送信打ち切りビット(ビット3)の非同
期クリアを活動化するために用いられる。従って、本実
施例では、送信しようとするバイト数をBRGにロード
して、送信打ち切りビットをソフトウェアによりセット
することができる。正しいバイト数が送信FIFOに書
き込まれると、BRGのゼロ・カウント出力がセットさ
れ、送信打ち切りビットがリセットされるので、フレー
ムはフラグで終了する。正しいバイト数が送られる前に
フレームを終わらせるのであれば、送信打ち切りビット
はセットされたままとなり、フレームは打ち切りシーケ
ンスで終了する。
【0032】外部の雑ロジックを簡単にするために、本
実施例では、SACCの組込みディジタルPLL、並び
にSACC及びUARTの並列化器を可能な限り利用す
る。従って、IRモデム・アレイは搬送波周波数にロッ
クするように設計されていず、単に最小限のディジタル
・フィルタで信号を変調又は復調するだけである。適当
なIRモデムの例は、前述の米国特許出願に開示されて
いる。図2の波形が示すように、符号化器及び変調器
は、NRZ波形を対応する変調信号に変換する。復号器
及び復調器は変調された信号をNRZフォーマットに変
換する。その際、UART_A又はSACCは、スター
ト/ストップ・ビット又はフラグを付加又は削除する役
割を果す。
【0033】IRDA規格に対応するため、及び非同期
直列COMポート・アプリケションとの100パーセン
トの互換性を得るために、UART_Aとして1655
0UARTが選択される。UART_Aのアドレスは完
全にプログラム可能であるので、どのような標準COM
ポート・アドレスにもマップすることができる。SAC
C、UART_B、制御ロジック20及び電力管理ロジ
ック14用のアドレスは、16個の連続するバイト位置
に予約されている。別の8バイト・アドレス範囲がチッ
プの構成用に予約されている。
【0034】前述のように、本発明のIR通信制御装置
は、サポートしようとしているアプリケーションに従っ
て、UART_Bを用いて又はUART_Bなしに実施
することができる。この制御装置を用いて実行されるプ
ログラムが標準UARTを用いるIR通信用に書かれて
いるときは、UART_Bを省略することができる。し
かし、COMポートを赤外線通信ポートとして用いるこ
とを意識することなく書かれたアプリケーション・プロ
グラムを制御装置がサポートしなければならないとき
は、UART_Bを付加しなければならない。UART
_Bが付加され、かつUART_A及びUART_Bの
信号の折り返しがエネーブルされるときは、UART_
Aの直列データ入力がUART_Bの直列出力に接続さ
れ、かつUART_Aの直列データ出力がUART_B
の直列入力に接続される。モデム信号はヌルモデムケー
ブルとして接続される。例えば、UART_A及びUA
RT_Bの−RTSピンはそれぞれUART_B及びU
ART_Aの−CTSピン接続され、UART_A及び
UART_Bの−DTRはそれぞれUART_B及びU
ART_Aの−DSTに接続され、UART_Aの−D
CTはUART_BのOUT1に接続され、またUAR
T_Aの−RIはUART_Bの−OUT2に接続され
る。折り返しがエネーブルされないときは、UART_
Aの直列入力又は直列出力データ・ラインをIRDA
モデム又はASKモデムに接続することができる。−R
TS又は−DTRのようなモデム制御信号は、折り返し
がエネーブルされていようといまいと、UART_Aと
UART_Bとの間に接続されたままである。UART
_Aのボー・クロックはUART_Bのクロック入力に
接続されるので、UART_A及びUART_Bは常に
同一速度で動作することができる。しかし、UART_
Bのボー除数ラッチが常に1の値を有するようにしてお
くことが重要である。ボー除数ラッチ・アクセス・ビッ
トであるビット7を除き、UART_Bのライン制御レ
ジスタ(LCR)は、UART_AのLCRが更新され
るときは、UCRT_Aと同一値を有するように設計さ
れ、従ってUART_AとUART_Bとの間の通信を
同一の構成により実行できる。標準の16550UAR
Tを用いるUART_Bは、一般にDMAサポートなし
に用いられるが、16550は組込みDMAサポート・
ロジックを有している。システム・バス・スループット
はボトルネックの一つであるので、UART_A用のD
MAサポート・ロジックがこの実施例で使用される。U
ART_A及びUART_Bの折り返し中は高いバス・
スループットが要求されるため、折り返しは低ボーレー
トのときにのみ実行され、従ってこの特定的な実施では
DMAはUART_Bでサポートされないと考えられ
る。
【0035】送信データ・ライン(TXD)はIRDA
モデム、ASKモデム、NRZIモデム、FMモデム及
びCDモデムの出力に接続され、また受信データ・ライ
ン(RXD)はIRDAモデム、ASKモデム、NRZ
Iモデム及びFMモデムの入力に接続されている。CD
モデムの出力はSACCの−DCDラインに接続されて
いる。SACCの送信データ・ラインはSACCの−R
TSが活動状態である期間でのみ活動化にされるので、
アイドル又は受信状態の間トランスミッタを休止させる
ことができる。制御ロジックは、実行しているプロトコ
ルに応じて、一時に1以上のモデムをエネーブルするこ
とができる。IRDAモデム及びFMモデムは送信及び
受信の両方でオーバサンプリング・クロックを用いる。
更に、NRZIモデムもオーバサンプリング・クロック
を用いるが、絶対に必要というわけではない。ASKモ
デムはシステム・クロックを用いて固定周波数の搬送波
を発生し、また受信器もシステム・クロックを用いてデ
ィジタル帯域通過フィルタを動作させる。CDモデムは
組込みボーレート発生器を用いる。
【0036】本発明のIR制御装置は、埋め込み赤外線
通信制御装置のようないくつかインテリジェント処理ユ
ニットと共に、任意の計算システム及び家電用制御装置
に用いることができ、またローカル無線通信を提供する
ために、デスクトップ・コンピュータのアダプタ・カー
ド及びプリンタのような周辺装置にも用いることができ
る。
【0037】本発明を好ましい実施の形態に関連して詳
細に説明したが、本発明の範囲及び精神から逸脱するこ
となく、その形式及び詳細において変更が可能なこと
は、当業者には明らかであろう。
【0038】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の項を開始する。
【0039】(1) 内部転送信号用のバスを備えた通
信トランシーバに用いる制御装置であって、 それぞれ
の符号化フォーマットで同期信号及び非同期信号を選択
的に変復調する複数のモデム手段と、 前記バスと前記
非同期信号を変復調する少なくとも一つのモデム手段と
の間に接続されて、それらの間で非同期信号を転送する
第1の汎用非同期送受信器(UART)と、 前記バス
と前記複数のモデム手段との間に接続されて、前記バス
と前記非同期信号を変復調するモデム手段との間で非同
期信号を転送し、かつ前記バスと前記同期信号を変復調
するモデム手段との間で同期信号を転送する同期/非同
期通信コントローラ(SACC)手段と、を含むマルチ
プロトコル通信制御装置。
【0040】(2) 前記複数のモデム手段は、IRD
Aモデム及びNRZIモデムを含む前記(1)に記載の
制御装置。
【0041】(3) 前記複数のモデム手段はIRDA
モデム及びFMモデムを含む前記(1)に記載の制御装
置。
【0042】(4)前記複数のモデム手段は、ASKモ
デムを含む前記(1)に記載の制御装置。
【0043】(5) 前記UART、前記SACC及び
前記複数のモデム手段に供給される電力を選択的に管理
する手段を含む前記(1)に記載の制御装置。
【0044】(6) 前記複数のモデム手段に接続さ
れ、変調された信号を送受信する入出力手段を含む前記
(1)に記載の制御装置。
【0045】(7) 前記入出力手段により送受信され
る変調された信号のゲインを制御する制御手段を含む前
記(6)に記載の制御装置。
【0046】(8) 前記変調された信号が送信された
後所定の時間にわたって受信を遮断するエコー打ち消し
手段を含む前記(6)に記載の制御装置。
【0047】(9) 信号の完全性を調べるチェック手
段と、 前記UARTと前記バスとの間に接続されて、
前記チェック手段への入力信号を捕捉して送信する第2
のUARTとを含む前記(1)に記載の制御装置。
【0048】(10) 前記SACCに接続されて、複
数の同期データ速度を与えるクロック手段を含む前記
(1)に記載の制御装置。
【0049】(11) 前記複数のモデム手段は、 I
RDAモデム、NRZIモデム、FMモデム、ASKモ
デム、及びコンシューマ・デバイス(CD)モデムを含
み、前記IRDAモデム、前記ASKモデム、及びCD
モデムと、前記NRZIモデム及び前記FMモデムのい
ずれか一方とが同時にエネーブル可能である、前記
(1)に記載の制御装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従ってIRトランシーバに組込まれる
制御装置のアーキテクチャを示すブロック図である。
【図2】本発明で用いられる種々の変調プロトコル信号
の関係を示すタイミング図である。
【図3】本発明のアーキテクチャに用いることができる
同期/非同期通信制御装置(SACC)におけるいくつ
かの構成要素のブロック図である。
【図4】同期信号内の種々の要素の関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 制御装置 14 電力管理ロジック 12 システム・クロック発生源 16 エコー打ち消しロジック 20 制御ロジック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ネイザン・ジュンサップ・リー アメリカ合衆国10956、ニューヨーク州、 ニューシティ、シェーア・ドライブ 19 (72)発明者 スコット・ダグラス・レクシュ アメリカ合衆国10025、ニューヨーク州、 ニューヨーク、ナンバー6ビー、ウェス ト・エンド・アベニュー 840 (56)参考文献 特開 昭62−160849(JP,A) 特開 平3−58650(JP,A) 特開 平4−126427(JP,A) 特許2682838(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/06 H04B 10/10 H04B 10/105 H04B 10/22 H04L 27/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部転送信号用のバスを備えた通信トラン
    シーバに用いる制御装置であって、非同期符号化フォーマットで信号を変復調する少なくと
    も1つのモデム手段及び同期符号化フォーマットで信号
    を変復調する少なくとも1つのモデム手段を含む 複数の
    モデム手段と、 前記バスと前記非同期符号化フォーマットで信号を変復
    調するモデム手段との間に接続されて、それらの間で非
    同期信号を転送する第1の汎用非同期送受信器(UAR
    T)と、 前記バスと前記複数のモデム手段との間に接続されて、
    前記バスと前記非同期符号化フォーマットで信号を変復
    調するモデム手段との間で非同期信号を転送し、前記バ
    スと前記同期符号化フォーマットで信号を変復調するモ
    デム手段との間で同期信号を転送する同期/非同期通信
    コントローラ(SACC)手段と、信号の完全性を調べるチェック手段と、 前記第1のUARTと前記バスとの間に接続され、前記
    第1のUARTを通して送信されるべき信号を捕捉して
    前記チェック手段に送る第2の汎用非同期送受信器(U
    ART)と、 を含み、以て、前記送信されるべき信号は前記チェック
    手段によって完全性をチェックされた後に前記SACC
    手段を通して送られるようにしたことを特徴とする マル
    チプロトコル通信制御装置。
  2. 【請求項2】前記複数のモデム手段は、IRDAモデム
    及びNRZIモデムを含む請求項1記載の制御装置。
  3. 【請求項3】前記複数のモデム手段は、IRDAモデム
    及びFMモデムを含む請求項1記載の制御装置。
  4. 【請求項4】前記複数のモデム手段は、ASKモデムを
    含む請求項1記載の制御装置。
  5. 【請求項5】前記UART、前記SACC及び前記複数
    のモデム手段に供給される電力を選択的に管理する手段
    を含む請求項1記載の制御装置。
  6. 【請求項6】前記複数のモデム手段に接続され、変調さ
    れた信号を送受信する入出力手段を含む請求項1記載の
    制御装置。
  7. 【請求項7】前記入出力手段により送受信される変調さ
    れた信号のゲインを制御する制御手段を含む請求項6記
    載の制御装置。
  8. 【請求項8】前記変調された信号が送信された後所定の
    時間にわたって受信を遮断するエコー打ち消し手段を含
    む請求項6記載の制御装置。
  9. 【請求項9】前記SACCに接続されて、複数の同期デ
    ータ速度を与えるクロック手段を含む請求項1記載の制
    御装置。
  10. 【請求項10】前記複数のモデム手段は、 IRDAモデム、NRZIモデム、FMモデム、ASK
    モデム、及びコンシューマ・デバイス(CD)モデムを
    含み、 前記IRDAモデム、前記ASKモデム、及びCDモデ
    ムと、前記NRZIモデム及び前記FMモデムのいずれ
    か一方とが同時にエネーブル可能である、 請求項1記載の制御装置。
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