JP3247458B2 - オフィス用壁置空調設備 - Google Patents
オフィス用壁置空調設備Info
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- Japan
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- air conditioner
- unit
- air
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- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Description
を有する空調ユニットと、少なくとも設置時には収納庫
として利用し、その後において必要時棚類を取り外して
内部に空調装置の内部機器を設置したときそのまま空調
装置として利用できるようにしたオフィス壁置型の空調
設備に関する。
置は、一般的には図1に示す態様で設置されている。す
なわち、1台または2台の空調装置1を壁に押し付けて
設置し、室外からの引き回し配管2を露出させて配管し
ている。この場合、空調装置1の天板は天井高さよりか
なり低い位置にある。
能を重視するあまり、外装板などの外観の気配りに欠け
ている。したがって、机類やOA機器との外観上のマッ
チングにも欠け、空調装置1のみが不似合いの感を呈
し、大きな違和感を執務員に与える。一方、壁の一部に
空調装置1を設置すると、図1の点線部分が空きスペー
ス3となり、かつその天板から天井までも空きスペース
となる。
の有効スペースを拡大させるために、天井高まであるキ
ャビネット、通常は塗装金属板を有するキャビネットを
設け、その内部に各種の書類や物品類を収納している。
んだものとしては、特開昭63−46724号公報にお
いて提案されている。この種の技術に共通するものは、
下部に還気吸い込み口を上部に吹き出し口を有し、その
中間部分を棚とするものである。また、これをその室内
の適宜の位置に設置するもので、空調装置を組み込んで
あることを意識させないことを目的とするものである。
したがって、後述する本発明のように、隣接するユニッ
ト相互のバランスについての配慮はない。
設置および空調機構造態様では、事務オフィスに似合わ
ず、またスペースの有効利用を図るにも限界がある。さ
りとて、前記公報記載の構造では、家庭用はともかく事
務オフィスに適用するには、空調機の能力に限界があ
り、逆に外観を重視するあまり、収納庫としての収納能
力も小さい。
問題も残る。しかも、現在の負荷に対応して空調装置を
選定した後、将来、事務員の増加やOA機器の増設に伴
う熱負荷の増大によって、空調装置を増設する場合、再
度の設置スペースを確保したり、配置換えが必要とな
り、合理的なものではない。
最大限に利用して、そのスペースの有効利用を図るとと
もに、外観または意匠的に優れたものとし、さらに空調
負荷の増大に迅速に対応可能とすることにある。
に背面を当接させてまたは間仕切り部位に立設した、床
面から天井面までの高さを有する複数のユニットが、横
並びに隣接して設けられ、少なくともその一つのユニッ
トは空調装置であり、他の少なくとも一つはダミー用ユ
ニットであり、前記空調装置は下部に還気吸い込み口を
有し、上部に吹き出し口を室内側前面に有し、前記吸い
込み口と吹き出し口との間に温度調節用コイル、送風
機、フィルターを順に有し、空調装置の前面はキャビネ
ット様の表面板を有し、前記吹き出し口は、室内に露出
し天井に沿って設置された照明器付の吹き出し用ダクト
に連通しており、前記ダミー用ユニットは、内部に収納
用の棚類を有し、かつ前面は空調装置の前面と同様なキ
ャビネット様の表面板を有し、さらに下部に還気吸い込
み口のダミー用開口を有しており、このダミー用ユニッ
トは、収納用の棚類を取り外して前記空調装置と同様の
内部機器を設置可能に構成されていることで解決でき
る。
収納庫として利用するダミー用ユニット6とが、横並び
に隣接して、かつ室内高に一致して設置されているの
で、壁面空間を有効に利用することができる。また、こ
れらのユニットの前面は実質的に共通のキャビネット様
の表面板を有しているので、空調装置ユニットを見たと
き、収納庫様に見え、従来のように、壁面に露出した空
調装置のような違和感から解放される。また、ダミー用
ユニットは、予め下部に還気吸い込み口のダミー用開口
を形成しておくことで、当初は収納庫として利用するも
のの、将来、空調負荷が増大したとき、ダミー用ユニッ
トの内部の棚およびそのステー類を撤去して、空調装置
の内部機器のみを配設すれば、空調装置として利用でき
る。なお、内部の棚およびそのステー類の撤去は容易で
ある。また、ダミー用ユニットの還気吸い込み口は、空
調装置ユニットの本来の還気吸い込み口と揃うので、外
観的に統一感があり、意匠的に優れたものとなる。さら
に、空調装置の上部の吹き出し口は、室内に露出し天井
に沿って設置された照明器付の吹き出し用ダクトに連通
しており、その吹き出し口から空調空気が直接室内に吹
き出されるのではなく、照明器付の吹き出し用ダクトの
吹き出し口から吹き出されるものであるので、空調装置
の上部の吹き出し口は室内の露出せず、もって空調装置
ユニットを見たとき、収納庫様に見え、従来のように、
壁面に露出した空調装置のような違和感から解放され
る。また、吹き出し用ダクトは照明器付であるので、こ
れが室内の臨むとしても違和感がないものとなる。
りさらに詳説する。
その空調装置ユニットの内部構造を図3〜図5に示す。
図2に示す例においては、空調設備4が柱50,50の
間の全幅をもって、かつ床から天井面までの全高をもっ
て配設されている。
ー用ユニット6が交互に横並びに設置されている。これ
らユニット5,6,5の前面はたとえば金属キャビネッ
トのように塗装金属板による開閉扉5A,6A付きの収
納庫様になっている。下部には幅木5B,6Bが、上部
には共通の目隠し板40が形成されている。さらに、空
調装置ユニット5の隣には、コイル11に対する入側お
よび出側の水の流通配管7,7の室外との接続配管部分
を目隠しするために、化粧用点検扉5Cが設けられてい
る。ダミー用ユニット6についても、統一感を出すため
におよび将来対応でダミー用化粧用点検扉6Cが設けら
れている。
バー状の還気吸い込み口8が、上部目隠し板40には吹
き出し口9が開口している。また、ダミー用ユニット6
にも、同様に同サイズで、幅木6Bに還気吸い込み口8
0が開口している。なお、ダミー用ユニット6には、吹
き出し口が開口しておらず、将来的に必要あるときは、
開口させるものとなっている。
吸い込み口8から吹き出し口9への空気流れの順に、エ
アフィルター10、温度調節コイル11、送風機12、
整流板13、HEPAフィルター14が設置されてい
る。吹き出し口9は、詳細は図示されていないが、照明
器付の吹き出し用ダクト15に連通している。
の棚板61および詳細は図示しないが、棚板61のステ
ー類や取付金具が設けられている。棚板61はダミー用
ユニットの側板に金具を介して保持できる。
は、開閉扉5Aを開けて内部機器の点検を行うことがで
きる。また、化粧用点検扉5Cを開けて配管回りの点検
を行うことができる。ダミー用ユニット6においては、
その各段の棚板61上に書類や物品を収納できる。
が充分でなくなった場合には、ダミー用ユニット6にお
ける各段の棚板61類を撤去して、その内部に空調装置
ユニット5と同様の内部機器を設置できる。この設置に
よって、ダミー用の還気吸い込み口80は、本来の還気
吸い込み口としてそのまま利用できる。吹き出し口につ
いては、目隠し板40に開口を形成して、新設の吹き出
し用ダクト15と連結できるほか、ダミー用ユニット6
の目隠し板40の幅に相当する仮想線で示す間仕切り板
70を取り外し、一方または両方の既設吹き出し用ダク
ト15に振り分けて空調能力を高めた状態で吹き出しを
図ることもできる。なお、ダミー用の還気吸い込み口8
0に、塵埃が内部に入らないように、盲板を当面設ける
ことができる。
室内空間を最大限に利用して、そのスペースの有効利用
を図るとともに、外観または意匠的に優れたものとし、
さらに空調負荷の増大に迅速に対応可能とすることがで
きる。
である。
用ユニット、8…還気吸い込み口、9…吹き出し口、1
1…コイル、12…送風機、14…フィルター、80…
ダミー用還気吸い込み口。
Claims (1)
- 【請求項1】既設の壁面に背面を当接させてまたは間仕
切り部位に立設した、床面から天井面までの高さを有す
る複数のユニットが、横並びに隣接して設けられ、少な
くともその一つのユニットは空調装置であり、他の少な
くとも一つはダミー用ユニットであり、 前記空調装置は下部に還気吸い込み口を有し、上部に吹
き出し口を室内側前面に有し、前記吸い込み口と吹き出
し口との間に温度調節用コイル、送風機、フィルターを
順に有し、空調装置の前面はキャビネット様の表面板を
有し、前記吹き出し口は、室内に露出し天井に沿って設置され
た照明器付の吹き出し用ダクト15に連通しており、 前記ダミー用ユニットは、内部に収納用の棚類を有し、
かつ前面は空調装置の前面と同様なキャビネット様の表
面板を有し、さらに下部に還気吸い込み口のダミー用開
口を有しており、 このダミー用ユニットは、収納用の棚類を取り外して前
記空調装置と同様の内部機器を設置可能に構成されてい
ることを特徴とするオフィス用壁置空調設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30126892A JP3247458B2 (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | オフィス用壁置空調設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30126892A JP3247458B2 (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | オフィス用壁置空調設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06147541A JPH06147541A (ja) | 1994-05-27 |
JP3247458B2 true JP3247458B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=17894775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30126892A Expired - Fee Related JP3247458B2 (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | オフィス用壁置空調設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3247458B2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-11 JP JP30126892A patent/JP3247458B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06147541A (ja) | 1994-05-27 |
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