JPH06147541A - 壁置空調設備 - Google Patents

壁置空調設備

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JPH06147541A
JPH06147541A JP4301268A JP30126892A JPH06147541A JP H06147541 A JPH06147541 A JP H06147541A JP 4301268 A JP4301268 A JP 4301268A JP 30126892 A JP30126892 A JP 30126892A JP H06147541 A JPH06147541 A JP H06147541A
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JP
Japan
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air conditioning
air conditioner
unit
air
dummy
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JP4301268A
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JP3247458B2 (ja
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Yoshio Ariake
芳男 有明
Shigeru Motohashi
茂 本橋
Yutaka Segawa
裕 瀬川
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Shin Nippon Kucho KK
Original Assignee
Shin Nippon Kucho KK
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】室内空間を最大限に利用して、そのスペースの
有効利用を図るとともに、外観または意匠的に優れたも
のとし、さらに空調負荷の増大に迅速に対応可能とす
る。 【構成】壁面に沿って全体的に壁置空調装置4が形成さ
れている。この壁置空調装置4は、空調装置ユニット5
およびダミー用ユニット6を横列に並べることによって
構成されている。ダミー用ユニット6とし、当初は収納
庫として利用し、将来空調負荷が増大した場合には、ダ
ミー用ユニット6内の棚板61を撤去して、その代わり
に空調内部機器を設置して、空調装置ユニットとして利
用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収納庫と同様の表面板
を有する空調ユニットと、少なくとも設置時には収納庫
として利用し、その後において必要時棚類を取り外して
内部に空調装置の内部機器を設置したときそのまま空調
装置として利用できるようにした壁置型の空調設備に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィスにおける床置型の空調装
置は、一般的には図1に示す態様で設置されている。す
なわち、1台または2台の空調装置1を壁に押し付けて
設置し、室外からの引き回し配管2を露出させて配管し
ている。この場合、空調装置1の天板は天井高さよりか
なり低い位置にある。
【0003】しかし、オフィス用の空調装置1は専ら機
能を重視するあまり、外装板などの外観の気配りに欠け
ている。したがって、机類やOA機器との外観上のマッ
チングにも欠け、空調装置1のみが不似合いの感を呈
し、大きな違和感が執務員に与える。一方、壁の一部に
空調装置1を設置すると、図1の点線部分が空きスペー
ス3となり、かつその天板から天井までも空きスペース
となる。
【0004】他方で、近年は、特に大都会ではオフィス
の有効スペースを拡大させるために、天井高まであるキ
ャビネット、通常は塗装金属板にを有するキャビネット
を設け、その内部に各種の書類や物品類を収納してい
る。
【0005】ところで、家庭用家具に空調装置を組み込
んだものとしては、特開昭63−46724号公報にお
いて提案されている。この種の技術に共通するものは、
下部に還気吸い込み口を上部に吹き出し口を有し、その
中間部分を棚とするものである。また、これをその室内
の適宜の位置に設置するもので、空調装置を組み込んで
あることを意識させないことを目的とするものである。
したがって、後述する本発明のように、隣接するユニッ
ト相互のバランスについての配慮はない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の一般的な図1の
設置および空調機構造態様では、事務オフィスに似合わ
ず、またスペースの有効利用を図るにも限界がある。さ
りとて、前記公報記載の構造では、家庭用はともかく事
務オフィスに適用するには、空調機の能力に限界があ
り、逆に外観を重視するあまり、収納庫としての収納能
力も小さい。
【0007】さらに、接続配管の露出は体裁を悪くする
問題も残る。しかも、現在の負荷に対応して空調装置を
選定した後、将来、事務員の増加やOA機器の増設に伴
う熱負荷の増大によって、空調装置を増設する場合、再
度の設置スペースを確保したり、配置換えが必要とな
り、合理的なものではない。
【0008】したがって、本発明の課題は、室内空間を
最大限に利用して、そのスペースの有効利用を図るとと
もに、外観または意匠的に優れたものとし、さらに空調
負荷の増大に迅速に対応可能とすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、既設の壁面
に背面を当接させてまたは間仕切り部位に立設した、床
面から天井面までの高さを有する複数のユニットが、横
並びに隣接して設けられ、少なくともその一つのユニッ
トは空調装置であり、他の少なくとも一つはダミー用ユ
ニットであり、前記空調装置は下部に還気吸い込み口を
有し、上部に吹き出し口を有し、前記吸い込み口と吹き
出し口との間に温度調節用コイル、送風機、フィルター
を順に有し、空調装置の前面はキャビネット様の表面板
を有し、前記ダミー用ユニットは、内部に収納用の棚類
を有し、かつ前面は空調装置の前面と同様なキャビネッ
ト様の表面板を有し、さらに下部に還気吸い込み口のダ
ミー用開口を有しており、このダミー用ユニットは、収
納用の棚類を取り外して前記空調装置と同様の内部機器
を設置可能に構成されていることで解決できる。
【0010】
【作用】本発明では、空調ユニット5および当初は収納
庫として利用するダミーユニット6とが、隣接して、か
つ室内高に一致して設置されているので、壁面空間を有
効に利用することができる。また、これらのユニットの
前面は実質的に共通のキャビネット様の表面板を有して
いるので、空調装置ユニットを見たとき、収納庫様に見
え、従来のように、壁面に露出した空調装置のような違
和感から解放される。また、ダミー用ユニットは、予め
下部に還気吸い込み口のダミー用開口を形成しておくこ
とで、当初は収納庫として利用するものの、将来、空調
負荷が増大したとき、ダミー用ユニットの内部の棚およ
びそのステー類を撤去して、空調装置の内部機器のみを
配設すれば、空調装置として利用できる。なお、内部の
棚およびそのステー類の撤去は容易である。また、ダミ
ー用ユニットの還気吸い込み口は、空調装置ユニットの
本来の還気吸い込み口と揃うので、外観的に統一感があ
り、意匠的に優れたものとなる。
【0011】
【実施例】以下本発明を図面を参照しながら実施例によ
りさらに詳説する。
【0012】本発明による空調設備の配置例を図2に、
その空調装置ユニットの内部構造を図3〜図5に示す。
図2に示す例においては、空調設備4が柱50,50の
間の全幅をもって、かつ床から天井面までの全高をもっ
て配設さている。
【0013】空調設備4は、空調装置ユニット5とダミ
ー用ユニット6が交互に横並びに設置されている。これ
らユニット5,6,5の前面はたとえば金属キャビネッ
トのように塗装金属板による開閉扉5A,6A付きの収
納庫様になっている。下部には幅木5B,6Bが、上部
には共通の目隠し板40が形成されている。さらに、空
調装置ユニット5の隣には、コイル11に対する入側お
よび出側の水の流通配管7,7の室外との接続配管部分
を目隠しするために、化粧用点検扉5Cが設けられてい
る。ダミー用ユニット6についても、統一感を出すため
におよび将来対応でダミー用化粧用点検扉6Cが設けら
れている。
【0014】空調装置ユニット5の幅木5Bには、ルー
バー状の還気吸い込み口8が、上部目隠し板40には吹
き出し口9が開口している。また、ダミー用ユニット6
にも、同様に同サイズで、幅木6Bに還気吸い込み口8
0が開口している。なお、ダミー用ユニット6には、吹
き出し口90が開口しておらず、将来的に必要あるとき
は、開口させるものとなっている。
【0015】また、空調装置ユニット5の中には、還気
吸い込み口8から吹き出し口9への空気流れの順に、エ
アフィルター10、温度調節コイル11、送風機12、
整流板13、HEPAフィルター14が設置されてい
る。吹き出し口9には、詳細は図示されていないが、照
明機付の吹き出し用ダクト15に連通している。
【0016】一方、ダミー用ユニット6内には、適宜段
の棚板61および詳細は図示しないが、棚板61のステ
ー類や取付金具が設けられている。棚板61はダミー用
ユニットの側板に金具を介して保持できる。
【0017】かくして、空調ユニット5においては、開
閉扉5Aを開けて内部機器の点検を行うことができる。
また、化粧用点検扉5Cを開けて配管回りの点検を行う
ことができる。ダミー用ユニット6においては、その各
段の棚板61上に書類や物品を収納できる。
【0018】また、当該室内の空調負荷が増大して対応
が充分でなくなった場合には、ダミー用ユニット6にお
ける各段の棚板61類を撤去して、その内部に空調ユニ
ット5と同様の内部機器を設置できる。この設置によっ
て、ダミー用の還気吸い込み口80は、本来の還気吸い
込み口としてそのまま利用できる。吹き出し口について
は、目隠し板40に開口を形成して、新設の吹き出し用
ダクト15と連結できるほか、ダミー用ユニット6の目
隠し板40の幅に相当する仮想線で示す間仕切り板70
を取り外し、一方または両方の既設吹き出し用ダクト1
5に振り分けて空調能力を高めた状態で吹き出しを図る
こともできる。なお、ダミー用の還気吸い込み口80
に、塵埃が内部に入らないように、盲板を当面設けるこ
とができる。
【0019】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、室内空間
を最大限に利用して、そのスペースの有効利用を図ると
ともに、外観または意匠的に優れたものとし、さらに空
調負荷の増大に迅速に対応可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の床置型の空調装置の例である。
【図2】本発明による壁置空調設備の正面図である。
【図3】空調装置ユニット側面図である。
【図4】正面図である。
【図5】平面図である。
【符号の説明】
4…壁置空調設備、5…空調装置ユニット、6…ダミー
用ユニット、8…還気吸い込み口、9…吹き出し口、1
1…コイル、12…送風機、14…フィルター、80…
ダミー用還気吸い込み口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】既設の壁面に背面を当接させてまたは間仕
    切り部位に立設した、床面から天井面までの高さを有す
    る複数のユニットが、横並びに隣接して設けられ、少な
    くともその一つのユニットは空調装置であり、他の少な
    くとも一つはダミー用ユニットであり、 前記空調装置は下部に還気吸い込み口を有し、上部に吹
    き出し口を有し、前記吸い込み口と吹き出し口との間に
    温度調節用コイル、送風機、フィルターを順に有し、空
    調装置の前面はキャビネット様の表面板を有し、 前記ダミー用ユニットは、内部に収納用の棚類を有し、
    かつ前面は空調装置の前面と同様なキャビネット様の表
    面板を有し、さらに下部に還気吸い込み口のダミー用開
    口を有しており、 このダミー用ユニットは、収納用の棚類を取り外して前
    記空調装置と同様の内部機器を設置可能に構成されてい
    ることを特徴とする壁置空調設備。
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