JP3247050B2 - 固体電解コンデンサ - Google Patents

固体電解コンデンサ

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JP3247050B2
JP3247050B2 JP24315496A JP24315496A JP3247050B2 JP 3247050 B2 JP3247050 B2 JP 3247050B2 JP 24315496 A JP24315496 A JP 24315496A JP 24315496 A JP24315496 A JP 24315496A JP 3247050 B2 JP3247050 B2 JP 3247050B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/004Details
    • H01G9/008Terminals
    • H01G9/012Terminals specially adapted for solid capacitors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタンタルコンデンサのよ
うな固体電解コンデンサに関する。さらに詳しくは、コ
ンデンサ素子とリードとの接続を効率的に行い、同じパ
ッケージの大きさに対して大きなコンデンサ素子を封入
することができる固体電解コンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】固体電解コンデンサのような電子部品に
おいて、その部品にショート不良などが発生した場合に
その電子部品が組み込まれている回路の他の部品を保護
するため、電子部品の中に温度ヒューズなどを直列に接
続し、ショート不良などが発生した場合にヒューズが断
線して回路のショートやコンデンサの燃焼を防止する電
子部品が用いられている。
【0003】このようなヒューズが用いられた電子部品
の一例であるタンタルコンデンサは、たとえば図3に示
されるような構造になっている。図3において、(a)
はモールドパッケージの上部を取り除いた上面図、
(b)は側断面図である。コンデンサ素子1の陽極リー
ド1aがリードフレームの第1のリード2に溶接して電
気的に接続され、コンデンサ素子1の外周の陰極はリー
ドフレームの第2のリード3の先端の中心部に温度ヒュ
ーズなどのヒューズ4を介して接続されている。このコ
ンデンサ素子1および第1および第2のリード2、3の
接続された部分を保護するため、合成樹脂などによりモ
ールドして被覆し、モールドパッケージ5が形成され、
各リード2、3はリードフレームから切り離されて図3
(b)に示されるようにフォーミングされている。第1
および第2のリード2、3には、これらのリードがパッ
ケージ5から抜け出ないようにするため、モールドパッ
ケージ5の樹脂がリードを貫通して保持できるように、
リード抜け防止用孔2a、3aが設けられている。な
お、図3において、1bはコンデンサ素子1の製造途中
における化成処理工程で電解液の染み上がりを防止する
防止部材である。
【0004】従来の陰極側にヒューズ4が接続される固
体電解コンデンサは、図3に示されるような構造になっ
ており、このヒューズ4は、たとえばハンダワイヤの一
端部をまずリードフレームの第2のリード3の先端部に
ワイヤボンディングをし、その他端部を熱圧着によりコ
ンデンサ素子1の陰極に接続することにより製造され
る。したがって、第2のリード3の先端部にはハンダワ
イヤをボンディングするスペースが必要となり、リード
抜け防止用孔3aと第2のリード3の先端との間に幅B
として0.3〜0.5mm程度を必要とする。パッケージ
の外形で長さLが3mm程度、幅Wが1.6mm程度の
小形の固体電解コンデンサでは、前述のリード先端部の
寸法でも非常に大きな問題となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】固体電解コンデンサ
は、コンデンサ素子のボリューム(本体部分の体積)が
大きくなるほど容量や耐圧が大きくなり高性能となる。
しかし、最近の電子機器の小形化に伴い、電子部品も小
形化が要求され、小型で高性能のものが要求されてい
る。したがって、固体電解コンデンサでいえば、同じ大
きさのパッケージでコンデンサ素子を大きくすることが
望ましい。この観点から前述のハンダワイヤをボンディ
ングするために第2のリード3の先端に広いスペースを
確保しなければならないという制約は、コンデンサ素子
1の長さAを大きくできず、電子部品の小形化または高
性能化の妨げとなっている。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、ヒューズがワイヤボンディングされ
る部分のスペースの効率化を図り、リードのリード抜け
防止用などの孔とその先端との距離を短くすると共に、
コンデンサ素子を大きくできるスペースを確保し、小型
または同じ大きさで高性能の固体電解コンデンサを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による固体電解コ
ンデンサは、コンデンサ素子と、該コンデンサ素子の陽
極リードと電気的に接続される第1のリードと、前記コ
ンデンサ素子の陰極とヒューズを介して電気的に接続さ
れる第2のリードと、前記コンデンサ素子および前記リ
ードの接続部を被覆するモールドパッケージとからな
り、前記第1および第2のリードはその先端部に孔を有
し、前記ヒューズと前記第2のリードとの接続部は前記
孔のリード幅方向の側部に設けられている。
【0008】ここに孔のリード幅方向の側部とは、前記
孔とリードの先端との方向に対して直角方向の位置、す
なわちリードの軸方向に対して横方向にずれた位置を意
味し、その孔の横から前記第2のリードの先端部にかけ
て前記接続部が設けられる位置も含む。
【0009】前記ヒューズと前記第2のリードとの接続
部が前記コンデンサ素子の軸方向の中心線からずれた位
置に設けられておれば、ヒューズのワイヤボンディング
をするスペースをリード先端部の横側に充分に確保する
ことができるため好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の固体電解コンデンサについて説明をする。
【0011】図1は本発明の固体電解コンデンサの説明
図で、図3(a)と同様に、パッケージの上部を除去し
た上面図である。図1において、コンデンサ素子1の陽
極リード1aがリードフレームの第1のリード2の先端
に溶接され、コンデンサ素子1の陰極が第2のリード3
と温度ヒューズなどからなるヒューズ4を介して接続さ
れて、その周囲が合成樹脂によりモールドされたモール
ドパッケージ5により被覆されていること、第1および
第2のリード2、3にリード抜け防止用などの孔2a、
3aが設けられていることなどは、図3に示される従来
の固体電解コンデンサと同じである。本発明では、第2
のリード3とヒューズ4とのワイヤボンディングが第2
のリード3の先端部ではなく、第2のリード3に設けら
れたリード抜け防止用などの孔3aの横側(リードの先
端方向に対して直角方向、すなわちリード幅方向)の位
置(側部)に設けられていることに特徴がある。その結
果、第2のリード3の孔3aと第2のリードの先端との
距離(図3(a)のB)が非常に小さくなり、図1に破
線で示されるようにコンデンサ素子1を大きくすること
ができ、容量や耐圧の大きい固体電解コンデンサが得ら
れるか、または同じ性能でパッケージを小さくすること
ができる。
【0012】図1に示される例は、第2のリード3のリ
ード抜け防止用などの孔3aが第2のリード3のセンタ
ーからずれたところに設けられ、孔3aが片側によって
できた横側の平坦部にヒューズ4の一端部のボンディン
グがなされている。そのため、ヒューズ4の他端部のコ
ンデンサ素子1との接続部もコンデンサ素子1の軸方向
の中心線からずれたところに接着されているが、コンデ
ンサ素子1との接着部分はセンターからずれる必要はな
く、コンデンサ素子1の中心部でも良く、また逆側にず
らせて中心線に対してクロスさせた状態でも良い。要
は、孔3aを横(リード幅方向)にずれせることによ
り、その横側にボンディング用のスペースが確保され、
そのスペースにヒューズの一端部のボンディングがなさ
れれば良い。このように孔3aを横方向にずらせてコン
デンサ素子1の軸方向の中心線からずらせた位置にヒュ
ーズを接続することにより、孔の位置をずらせるだけで
ボンディング部分のスペースを作ることができる。その
ため、狭いリードの端部にボンディングをするスペース
を確保しやすい。
【0013】リード抜け防止用などの孔3aは、前述の
ように、コンデンサ素子1の周囲を保護するために合成
樹脂を流し込んでモールド成形し、パッケージを形成す
る際にリードフレームの上下に樹脂を貫通させてリード
が抜けなくなるようにするもので、モールドの際に樹脂
が流れ込めば良い。そのため、その大きさは0.3〜0.
5mm程度四方の大きさがあれば問題ない。したがっ
て、孔3aを小さくすることによっても、その横側にワ
イヤボンディング用のスペースを確保することができ
る。
【0014】さらに、この観点からは図2(a)に図1
と同様の図が示されるように、孔3aを第2のリード3
のリードの方向に対して両側部に分離して設け、その間
と先端部との間にヒューズのワイヤボンディングをする
こともできる。この場合でも、孔3aと第2のリード3
の先端部との間隔は取扱い時に切れない程度の幅があれ
ば良く、0.2mm程度の幅を確保できれば良い。その
結果、コンデンサ素子1の長さを長くすることができ、
またはパッケージを小さくすることができ、同じパッケ
ージの大きさでの性能の向上または部品の小形化を達成
することができる。
【0015】図2(b)は孔3aの形状をさらに変形し
たもので、図2(a)の孔3aのリード先端側と反対側
で孔を連結して、上から見て凹形形状にしたものであ
る。このようにすることにより、孔3aの幅が狭くな
り、パッケージ用の樹脂が入り難くなっていても、孔3
aのどこかで樹脂が入り込めばそこから樹脂が孔3aに
沿って流れるため、孔3a全体に樹脂が入りやすいとい
うメリットがある。この場合も、温度ヒューズ4のボン
ディングスペースが第2のリード3の先端部ではなく、
孔3aの横側から先端にかけて設けられており、孔3a
とリードの先端との距離が短くなっている。その結果、
コンデンサ素子1のスペースが確保されている。
【0016】図2(a)〜(b)に示されるような孔3
aの形状にすることにより、ヒューズ4の第2のリード
3への接続部は孔3aの横側に確保され、リード3の先
端部を狭くすることができ、コンデンサ素子1のボリュ
ームを大きくすることができると共に、ヒューズの接続
はパッケージの中心部で行うことができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンデンサ素子とリードとの接続部のスペースの効率化
を図っているため、コンデンサ素子とリードとの間にス
ペースを確保することができる。その結果、同じ大きさ
の外形のパッケージに対して大きなコンデンサ素子を使
用することができ、容量や耐圧を大きくすることができ
る。そのため、同じ大きさで性能を向上させたり、同じ
性能でもパッケージを小さくすることができ、近年要求
される電子部品の小形化に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固体電解コンデンサの一実施形態のパ
ッケージの上部を除去した上面図である。
【図2】本発明の固体電解コンデンサの他の形態の図1
と同様の上面図である。
【図3】従来の固体電解コンデンサの説明図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ素子 2 第1のリード 3 第2のリード 3a 孔 4 ヒューズ 5 モールドパッケージ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサ素子と、該コンデンサ素子の
    陽極リードと電気的に接続される第1のリードと、前記
    コンデンサ素子の陰極とヒューズを介して電気的に接続
    される第2のリードと、前記コンデンサ素子および前記
    リードの接続部を被覆するモールドパッケージとからな
    り、前記第1および第2のリードはその先端部に孔を有
    し、前記ヒューズと前記第2のリードとの接続部は前記
    孔のリード幅方向の側部に設けられてなる固体電解コン
    デンサ。
  2. 【請求項2】 前記ヒューズと前記第2のリードとの接
    続部が前記コンデンサ素子の軸方向の中心線からずれた
    位置に設けられてなる請求項1記載の固体電解コンデン
    サ。
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