JP3247009U - 調理カッター - Google Patents
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Abstract
【課題】フードプロセッサー容器に取付可能となる一枚の調理カッターの表裏面にそれぞれ異なる切削刃を形成させ、殊に、回転式の円形板状の調理カッターにおける粗目の大根おろし用切削刃の態様を特定することにより、一枚の調理カッターをもって2種類の大根おろし調理を可能とする調理カッターを提供する。【解決手段】本考案は、フードプロセッサー容器内に配設される回転駆動軸に取付可能となる円形板状の調理カッターであり、カッター本体1の一方面には複数の凸状刃が面全体に亘り形成され、カッター本体の他方面には複数の凸状刃Bが並列される直線状刃群辺Sが周縁と中心間に所定間隔をもって配列される。【選択図】図2
Description
本発明は、家庭用フードプロセッサー容器に取付ける調理カッターに関するものであって、殊に、2種の大根おろしを調理することに適する調理カッターに関するものである。
フードプロセッサー容器は、調理目的に適する各種調理カッターを回転駆動軸に選択的に取付けることにより使用するが、食材に当接する一方の面(一般に取付時には上面)に形成される切削刃などの形態により各種の調理カッターのバリエーションがある。
しかしながら、調理カッターの一方面のみに切削刃を形成した場合、調理カッターの枚数が増大し、コストが生ずるのみならず、収容保管も煩雑となる。
かかる問題点を解決するため、例えば、調理カッターの表裏面にそれぞれ相違する切削刃を形成させる構成が下記文献に開示されている。
しかしながら、上記発明には、大根を粗くおろす、いわゆる鬼おろしと称される調理のための切削刃の態様が特定されていない。
本考案は、上記の課題を解決するためになされたものであって、フードプロセッサー容器に取付可能となる一枚の調理カッターの表裏面にそれぞれ異なる切削刃を形成させ、殊に、回転式の円形板状の調理カッターにおける粗目の大根おろし用切削刃の態様を特定することにより、一枚の調理カッターをもって2種類の大根おろし調理を可能とする調理カッターの提供を図ったものである。
本考案は、請求項1に記載のように、 フードプロセッサー容器内に配設される回転駆動軸に取付可能となる円形板状の調理カッターにおいて、カッター本体の一方面には複数の凸状刃が面全体に亘り形成され、カッター本体の他方面には複数の凸状刃が並列される直線状刃群辺が周縁と中心間に所定間隔をもって配列されることを特徴とする調理カッターからなるものである。
本考案は、請求項2に記載のように、フードプロセッサー容器内に配設される回転駆動軸に取付可能となる円形板状の調理カッターにおいて、カッター本体の一方面には複数の凸状刃が面全体に亘り形成され、カッター本体の他方面には当該カッター本体の一方面に形成される凸状刃に比し高い全高を有する複数の凸状刃が並列される直線状刃群辺が周縁と中心間に所定間隔をもって配列されることを特徴とする調理カッターからなるものである。
本考案は、請求項3に記載のように、前記カッター本体の他方面に形成される凸状刃は三角錐状に形成され、当該凸状刃が5個並列されてなる直線状刃群辺が周縁と中心間に6個配列されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された調理カッターからなるものである。
本考案は、請求項1乃至請求項3に記載のような構成の採用に基づき、フードプロセッサー容器に取付可能となる一枚の調理カッターの表裏面にそれぞれ異なる切削刃を形成させ、殊に、回転式の円形板状の調理カッターにおける粗目の大根おろし用切削刃の態様を特定することにより、一枚の調理カッターをもって2種類の大根おろし調理を可能とする調理カッターの提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2は、本考案に係る円形板状の調理カッターの表裏各面の構成を示す図である。
図1及び図2は、本考案に係る円形板状の調理カッターの表裏各面の構成を示す図である。
図1乃至図3において、1はカッター本体、Aはカッター本体一方面、Bはカッター本体他方面に形成される凸状刃、Sは本体他方面に形成される直線状刃群辺、Yは調理カッターが取付けられるフードプロセッサー容器である。
本考案に係る調理カッターの使用態様概要は下記のとおりである。
調理カッターは、フードプロセッサー容器に配設されるモーター等の回転駆動軸に取付けられ、回転駆動に伴い調理カッターが回転し、食材当接面に形成される切削刃を介して食材を粉砕攪拌するものである。
使用に際しては、調理目的に対応した切削刃を具える各種カッターを選択的に取付けることが可能となる。
本考案に係る調理カッターの特徴的構成は、フードプロセッサー容器Yに取付可能となる一枚の調理カッターの表裏面にそれぞれ異なる切削刃を形成させると共に、回転式の円形板状の調理カッターにおける粗目の大根おろし用切削刃の態様を特定することにある。
すなわち、円形板状の調理カッター本体の一面(本願においては他方面)には、複数の凸状刃Bが並列される数本の直線状刃群辺Sが円形板状調理カッター本体の周縁と中心間において、所定間隔をもって配列されることを特徴とするものである。
このように、複数の凸状刃Bを直線状に均一に並列させることにより、調理カッターが回転する際に、刃に食材が当たるタイミングを揃えることが可能となる。
また、図面に示した実施例のように、カッター本体1の他方面に形成される凸状刃Bは三角錐状に形成されており、例えば、本体底面部から当該三角錐状刃の頂点までの高さを5mm程度とすることが想定される。
食材は砕くように切削されるため、上記の凸状刃を採用することにより、食材片が残る鬼おろし特有の約5mm程度の食材表面に複数の凹凸のある食材片になる。
例えば、高さを5mm程度の三角錐状凸状刃が5個並列されてなる直線状刃群辺Sが周縁と中心間に6個配列される調理カッターを用いたところ、3~4cm角の大根を削るのに数秒でけずり終え、刃で切り刻んだ食材よりも柔らかい食感となり、また調味料の味の染み込み易さ、火の通り易さを特徴とする仕上がりとなる。
1 カッター本体
A カッター本体一方面
B カッター本体他方面凸状刃
S 直線状刃群辺
A カッター本体一方面
B カッター本体他方面凸状刃
S 直線状刃群辺
Claims (3)
- フードプロセッサー容器内に配設される回転駆動軸に取付可能となる円形板状の調理カッターにおいて、カッター本体の一方面には複数の凸状刃が面全体に亘り形成され、カッター本体の他方面には複数の凸状刃が並列される直線状刃群辺が周縁と中心間に所定間隔をもって配列されることを特徴とする調理カッター。
- フードプロセッサー容器内に配設される回転駆動軸に取付可能となる円形板状の調理カッターにおいて、カッター本体の一方面には複数の凸状刃が面全体に亘り形成され、カッター本体の他方面には当該カッター本体の一方面に形成される凸状刃に比し高い全高を有する複数の凸状刃が並列される直線状刃群辺が周縁と中心間に所定間隔をもって配列されることを特徴とする調理カッター。
- 前記カッター本体の他方面に形成される凸状刃は三角錐状に形成され、当該凸状刃が5個並列されてなる直線状刃群辺が周縁と中心間に6個配列されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された調理カッター。
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JP2024001085U JP3247009U (ja) | 2024-04-05 | 2024-04-05 | 調理カッター |
Publications (1)
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Family
ID=91321394
Family Applications (1)
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JP2024001085U Active JP3247009U (ja) | 2024-04-05 | 2024-04-05 | 調理カッター |
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2024
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