JP3246303B2 - 照度測定装置 - Google Patents

照度測定装置

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JP3246303B2
JP3246303B2 JP31072095A JP31072095A JP3246303B2 JP 3246303 B2 JP3246303 B2 JP 3246303B2 JP 31072095 A JP31072095 A JP 31072095A JP 31072095 A JP31072095 A JP 31072095A JP 3246303 B2 JP3246303 B2 JP 3246303B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紫外線の照度を測定
するための照度測定装置に関し、特に本発明は、ワーク
に塗布された紫外線によって反応するインクや樹脂等を
乾燥、硬化させる紫外線照射処理装置において、ワーク
が載置される紫外線照射面の照度を測定するのに好適な
照度測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紫外線照射処理装置による紫外線照射処
理後、ワークに塗布されたインクや樹脂等が乾燥、硬化
しているか否かは、装置の紫外線の照射領域における紫
外線のピーク照度もしくは総光量に依存する。なお、イ
ンクや樹脂に含まれる物質の種類の違いにより、化学反
応のプロセスが異なるので、乾燥、硬化の程度がピーク
照度に依存するか積算光量に依存するかは、上記物質の
種類やプロセスにより定まる。ところで、紫外線ランプ
は長時間点灯していると、徐々に照度が低下してくる。
そこで、一定照度、光量以下になることによる樹脂の未
乾燥、未硬化を防ぐため、一定期間毎に照射領域での紫
外線照度測定を行い、照度が規定の値以下になると新し
いランプに交換するなどの管理を行わなければならな
い。このため、紫外線照度測定装置により紫外線照射領
域の照度測定が行われる。
【0003】図7は上記した紫外線照射処理装置の構成
の一例を示す図である。同図において、100はランプ
ハウス、101は紫外線を放射するランプ、102は楕
円ミラーであり、ランプ101が放射する紫外線は、楕
円ミラー102により集光され、コンベア103により
搬送されるワークW上に照射され、ワークWに塗布され
たインクや樹脂を乾燥、硬化させる。上記紫外線照射処
理装置において、紫外線照射領域における照度分布曲線
は同図中の点線で示す山形の形状となり、この山の高さ
が上記したピーク照度に対応し、山の体積が積算光量に
対応する。
【0004】上記紫外線照射領域の紫外線照度を測定す
る照度測定装置としては、通常、次の機能を備えている
ことが要求される。 (1) 上記照度分布曲線の形状を求める機能。すなわち、
所定の分解能でワーク移動方向のある直線に沿った各位
置における照度を測定、記憶し表示する機能。この機能
によりピーク照度を求めることができる。 (2) 上記(1) で求めた各位置の照度を積算し、積算光量
を求め表示する機能。また、上記照度測定装置は一般的
な照度測定にも利用できることが望ましく、上記機能に
加え、ある地点における現在時点の照度を測定、表示す
る機能を備えていることが要求される。
【0005】図8は従来の照度測定装置の構成およびそ
の使用状態を示す図である。従来、上記紫外線の照度測
定に使用される照度測定装置としては、同図(a)に示
すように、照度測定装置本体110とセンサ111とか
ら構成され、センサ111と照度測定装置本体110を
リード線で接続したものが使用されていた。上記照度測
定装置のセンサ111には測定領域の光のみを通過させ
るバンドパス・フィルタとシリコン・フォトダイオード
もしくは光電管等からなる受光素子が設けられ、照度測
定装置本体110には、上記センサ111で測定された
照度測定値を記憶するメモリと演算手段と表示手段が設
けられている。
【0006】上記照度測定装置を使用して紫外線照射処
理装置における紫外線照射領域の照度を測定するには、
同図(b)に示すように、照度測定装置本体110を手
元におき、センサ111をコンベア103上に載置す
る。そして、コンベア103を駆動してセンサ111を
走行させ、紫外線照射領域の照度を測定する。センサ1
11に測定された紫外線照度は、リード線を介して照度
測定装置本体110に送られメモリに記憶される。照度
測定が終了すると、コンベア103を停止させ、リード
線を引っ張ってセンサ111を手繰り寄せる。ついで、
照度測定装置本体110に設けられたメモリに記憶され
た照度測定値を読み出して演算部で所定の演算を施し、
前記したピーク照度、積算光量等を求め表示手段に表示
する。
【0007】ところで、前記した紫外線照射処理装置に
おいて、ランプ101の点灯時、ランプ101の管壁は
約900°Cになり、その輻射熱および被照射体が紫外
線を吸収することによる発熱により、被照射体は加熱す
る。上記図8に示した照度測定装置は、センサ111と
照度測定装置本体110間がリード線により接続されて
おり、リード線は照度測定時、紫外線照射領域内にあ
る。このため、リード線は耐紫外線性、耐熱性を持つ材
料で被覆されていなければならないが、上記被覆材料と
して適切な材料がなかった。また、紫外線照射領域が広
く測定距離が長くなると長いリード線が必要となるが、
リード線が長くなるとノイズをひろいやすく、測定誤差
の原因となる。
【0008】そこで、近年においては、図9に示す一体
型の照度測定装置が実用化されるようになってきてい
る。同図において、120は一体型の照度測定装置であ
り、一体型の照度測定装置120には、測定領域の光の
みを通過させるバンドパス・フィルタとシリコン・フォ
トダイオードもしくは光電管等からなる受光素子が内蔵
されており、受光部120aから入射する紫外線を受光
する。図9に示した照度測定装置により紫外線照射処理
装置の紫外線照度を測定するには、同図に示すように、
一体型照度測定装置120をコンベア103上に載置
し、コンベア103を駆動して一体型照度測定装置12
0を走行させ、紫外線照射領域の照度を測定する。一体
型照度測定装置120に測定された紫外線照度は、その
内部に設けられたメモリに記憶される。一体型照度測定
装置120がコンベア103の反対側から出てきたら、
一体型照度測定装置120をコンベア103から取り出
し、図8に示したものと同様、メモリに記憶された測定
値を読み出し、ピーク照度、積算光量を表示手段に表示
させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、上記
したように、照度測定装置本体110とセンサ111を
リード線で接続したセパレート型照度測定装置、受光部
と照度計本体を一体とした一体型の照度測定装置が知ら
れていたが、セパレート型照度測定装置は、前記したよ
うに、リード線の被覆材料として適切なものを選定する
ことが困難であり、またリード線が長くなるとノイズを
影響を受けやすく測定誤差が生じやすいといった問題が
あった。一方、一体型の照度測定装置は、紫外線照度測
定時、照度測定装置本体部分が紫外線照射領域を通過す
るため、ランプ管壁からの輻射熱、紫外線を吸収するこ
とにより発熱し、照度測定装置本体部分が高温化する。
【0010】照度測定装置本体内には、測定した照度を
記憶するためのメモリ、測定値を演算する演算処理部等
の電子回路が設けられており、照度測定装置本体部分が
高温化すると内部の電子回路も高温化する。さらに、紫
外線照射処理装置のコンベアの搬送ベルトも加熱されて
高温化しており、該ベルトから熱が照度測定装置本体部
分にも伝わり、これも照度測定装置の高温化の要因とな
る。一般に、演算手段等に使用されるLSI等の電気部
品や照度測定値等を表示する表示板(通常液晶が使用さ
れる)の使用温度は60°C以下であるので、これ以上
高温になると誤動作したり、素子が破壊する。また、一
体型の照度測定装置は、受光部と照度測定装置本体が一
体で形成されているため、一体型照度測定装置を設置で
きないような狭隘な箇所における紫外線照度を測定した
り、あるいは、スポット型紫外線照射器から出射するス
ポット状の紫外線の照度を測定する場合等に適用するに
は不適であり、場合によっては、上記セパレート型照度
測定装置と一体型照度測定装置の両方を用意しておかな
ればならない場合も生じた。
【0011】本発明は上記した従来技術の問題点を考慮
してなされたものであり、本発明の第1の目的は、照度
測定装置の受光部を取り外し可能に構成し、受光部を交
換することにより、一体型、セパレート型照度測定装置
のいずれの型の照度測定装置としても使用することがで
き、また、上記受光部の代わりに、例えば温度センサを
取り付けることにより、温度測定装置等としても使用で
きる照度測定装置を提供することである。本発明の第2
の目的は、照度測定装置を一体型の測定装置として使用
して、紫外線照射処理装置における紫外線照射領域の照
度測定を行うに際し、照度測定装置内部に設けられた電
子部品の加熱を防止することができる照度測定装置を提
供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明においては、次の
ようにして上記課題を解決する。 (1)図1に示すように、表示操作パネル1aと、端子
1bと、内部に演算処理部を備え、該端子1bから入力
される測定値もしくはその演算処理結果を上記表示部に
表示する照度測定装置本体1と、紫外線を受光し紫外線
照度を測定する受光部2aと上記照度測定装置本体1の
端子1bに接続される端子(図示せず)を備えた一体型
センサ部2と、紫外線照度検出部3aとリード線3bを
介して接続され、上記照度測定装置本体1に設けられた
端子1bに接続される端子(図示せず)を備えたセパレ
ート型センサ部3と、上記照度測定装置本体1に装着さ
れ、照度測定装置本体1に設けられた電子部品の温度の
上昇を抑制する遮熱カバー5とから照度測定装置を構成
する。該遮熱カバー5は、少なくとも照度測定装置本体
1の紫外線照射面側とその両側部を覆い、かつ、該遮熱
カバー5の載置面の略両側部には、上記照度測定装置本
体の紫外線照射面の裏面側とその載置面を所定の距離だ
け離間させる支持部が設けられ、遮熱カバー5には、受
光窓が設けられている。また、必要に応じて、温度検出
部4aとリード線4bを介して接続され、上記照度測定
装置本体1に設けられた端子1bに接続される端子(図
示せず)を備えた温度測定用センサ部4を用意する。そ
して、上記一体型センサ部2もしくはセパレート型セン
サ部3を上記照度測定装置本体1に取り付け、また、照
度測定装置本体1に紫外線が照射される環境で使用する
場合、遮熱カバー5を一体型センサ部2が取り付けられ
た照度測定装置本体1に上記受光窓を通して、上記一体
型センサの受光部に紫外線が入射するように装着し、一
体型センサ部2の受光部2aもしくはセパレート型セン
サ部3に接続された紫外線照度検出部3aにより検出し
た測定値を上記センサ部2,3および照度測定装置本体
1に設けられた端子1bを介して照度測定装置本体1に
送り、上記測定値もしくはその処理結果を照度測定装置
本体1の表示操作パネル1aに表示する。
【0013】(2)上記(1)おいて、照度測定装置本
体と遮熱カバーの間に断熱材および空間を設ける。)上記(1)(2)おいて、照度測定装置本体1の
演算処理部に、照度測定値を記憶する記憶部を設け、演
算処理部により上記記憶部に記憶された照度測定値に基
づき、ピーク照度、積算光量を算出する。 ()上記(1)(2)(3)において、一体型センサ
部2およびセパレート型センサ部3に感度補正用可変抵
抗を設け、該感度補正用可変抵抗により各センサ部の感
度の違いを補正できるように構成する。 ()上記(1)(2)(3)(4)において、一体型
センサ部2およびセパレート型センサ部3にセンサ識別
スイッチを設け、一体型センサ部2もしくはセパレート
型センサ部3を照度測定装置本体1に取り付けたとき、
照度測定装置本体1の演算処理部が上記センサ識別スイ
ッチの状態を読み取り、取り付けられたセンサ部を識別
するように構成する。
【0014】本発明の請求項1の発明においては、上記
(1)のように構成したので、1台の照度測定装置本体
1を用意するだけで、種々の装置の紫外線照度を測定す
ることができる。また、照度センサ以外の例えば温度測
定用センサ部4を取り付けて温度測定等を行うことがで
きるので、その使用範囲を一層拡大することができる。
また、遮熱カバー5を設け、照度測定装置本体1に紫外
線が照射される環境で使用する場合、遮熱カバー5を照
度測定装置本体1に装着するようにしたので、照度測定
装置本体に設けられた電子部品の温度上昇を抑制し、電
子部品の高温化を防止することができ、装置の信頼性を
向上させることが可能となる。また、照度測定装置本体
1を載置するコンベア・ベルト等から伝わる熱により照
度測定装置本体1の温度が上昇することを防止すること
ができる。本発明の請求項の発明においては、上記
(2)のように構成したので、遮熱カバー5から照度測
定装置本体1に伝わる熱を遮断することができ、照度測
定装置本体1の温度が上昇することを防止することがで
きる。本発明の請求項の発明においては、上記(
のように構成したので、紫外線照射処理装置におけるピ
ーク照度、積算光量を算出することが可能となる。本発
明の請求項の発明においては、上記()のように構
成したので、センサ部による感度の違いを調整すること
ができ、センサ部を取り替えた場合でも、照度測定装置
本体側の感度等を調整する必要がなく取り扱いが容易と
なる。本発明の請求項の発明においては、上記(
のように構成したので、センサ部を交換する都度、照度
測定装置本体側の設定を変更する必要がなく、操作を容
易にすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の照度測定装置の概
略構成を示す図である。同図において、1は前記した照
度測定装置本体、2は上記照度測定装置本体1と一体化
される一体型センサ部であり、一体型センサ部2の受光
部2aには紫外線を受光するシリコン・フォトダイオー
ド等の受光素子が設けられている。また、3はセパレー
ト型センサ部、4は温度測定用センサ部、5は遮熱カバ
ーであり、遮熱カバー5は本実施例の照度測定装置を一
体型として使用し、前記図9のように、紫外線照射処理
装置における紫外線照射領域の照度を測定する際に、装
着される。
【0016】同図において、紫外線照射処理装置におけ
る紫外線照度を測定する場合には、照度測定装置本体1
に一体型センサ部2を取り付け、上記遮熱カバー5を図
1の矢印方向にスライドさせて照度測定装置本体1に被
せ、遮熱カバー5に設けられた受光窓5aを通して一体
型センサ部2の受光部2aに紫外線が入射するようにす
る。そして、前記図9に示したように本実施例の照度測
定装置を紫外線照射処理装置のコンベア103上にのせ
て、紫外線照射領域の照度を測定する。一方、本実施例
の照度測定装置により、照度測定装置を設置できないよ
うな狭隘な箇所における紫外線照度を測定したり、ある
いは、スポット型紫外線照射器から出射するスポット状
の紫外線の照度を測定する場合には、上記遮熱カバー5
と一体型センサ部2を取り外し、セパレート型センサ部
3を照度測定装置本体1に取り付け、セパレート型セン
サ部3の紫外線照度検出部3aにより紫外線照度を測定
する。さらに、被処理体の表面温度、あるいは、前記し
た紫外線照射処理装置のコンベアの搬送ベルトの温度等
を測定する場合には、上記一体型センサ部2、セパレー
ト型センサ部3の代わりに温度測定用センサ部4を照度
測定装置本体1に取り付け、リード線4bの先端に設け
られた熱電対等の温度検出部4aで被測定対象の温度を
測定する。
【0017】図2、図3は本実施例の照度測定装置の外
観図であり、図2は照度測定装置本体1に一体型センサ
部2を取り付け、遮熱カバーを被せた状態および遮熱カ
バー5の構成を示しており、図3は一体型センサ部2、
セパレート型センサ部3、温度測定用センサ部3の外観
を示している。図2(a)において、1は照度測定装置
本体であり、照度測定装置本体1には、操作表示パネル
1aが設けられており、操作表示パネル1aには下記の
ものが設けられている。
【0018】(a) 表示部1c 表示部1cは液晶表示手段等から構成されており、後述
するモード切り換えスイッチによる設定に応じて、積算
光量、ピーク照度、現在照度、温度(温度測定用センサ
部4が取り付けられているとき)等が表示される。 (b) モード表示部1d LED等から構成された3個のランプから構成され、現
在の表示モードが上記積算光量、ピーク照度、現在照度
のどの表示モードにあるかを示す。 (c) レンジ切換スイッチ1e 測定レンジをL(測定値の大きさが小)/M(測定値大
きさが中)/H(測定値の大きさが高)に切り換える。 (d) start/stopスイッチ1f 上記スイッチを押すことにより照度測定装置が照度等の
測定を開始し、再度上記スイッチを押すことにより照度
測定が終了する。 (e) モード切り換えスイッチ1g 前記した表示モードを切り換え、表示部1cに積算光
量、ピーク照度、現在照度、温度等を表示させる。 (f) 電源スイッチ1h 照度測定装置の電源をオン/オフする。
【0019】また、照度測定装置本体1の下端にはアナ
ログ出力端子1iが設けられ、この端子から、照度測定
装置内のメモリに格納された各位置における照度測定値
をアナログ信号として外部出力することができ、外部機
器により照度分布曲線等を表示させることができる。2
は前記した一体型センサ部であり、一体型センサ部2に
は前記したように測定領域の光のみを通過させるバンド
パス・フィルタとシリコン・フォトダイオードもしくは
光電管等からなる受光素子が内蔵されており、受光部2
aから入射する紫外線を受光する。
【0020】図2(b)は、上記照度測定装置本体1に
装着される遮熱カバー5の構成を示し、図2(c)は遮
熱カバー5を照度測定装置本体1に取り付けた状態を示
している。遮熱カバー5は例えばアルミニウム材等から
形成され、その表面は輻射熱、紫外線等を反射できるよ
うに略鏡面仕上げされており、前記したように紫外線が
入射する受光窓5aが設けられている。また、遮熱カバ
ー5の内側にはテフロン等から形成される厚さ1mm程
度の断熱材5b,5c,5eが貼り付けられている。そ
して、図2(c)に示すように、遮熱カバー5の下側に
は支持部5dが設けられており、遮熱カバー5を照度測
定装置本体1に装着して、コンベア上等に載置したと
き、照度測定装置本体1とコンベアの間には空間が形成
され照度測定装置本体1が直接コンベアに触れないよう
に構成されている。これにより、コンベアが高温化して
も、照度測定装置本体1に直接熱が伝わることがない。
【0021】図3は、一体型センサ部2、セパレート型
センサ部3、温度測定用センサ部4の外観を示す図であ
る。同図に示すように、各センサ部2,3,4には端子
2b,3c,4cが設けられ、前記した照度測定装置本
体1に取り付けられたとき、上記端子2b,3c,4c
が照度測定装置本体1の端子1bに接続され、該端子2
b,3c,4cを介して各センサ部により測定された測
定値が照度測定装置本体1に送られる。一体型センサ部
2には前記したように受光部2aが設けられ、受光部2
aで入射する紫外線の照度が検出され上記端子2bを介
して照度測定装置本体1に送出される。
【0022】また、セパレート型センサ部3には前記し
たようにリード線3bを介して照度検出部3aが接続さ
れており、照度検出部3aで検出された紫外線照度がリ
ード線3b、端子3cを介して照度測定装置本体に送出
される。温度測定用センサ部4にはリード線4bを介し
て熱電対等の温度検出部4aが接続されており、温度検
出部4aにより測定された温度検出値はリード線4b、
端子4cを介して照度測定装置本体1に送られる。さら
に、各センサ部2,3,4内には感度補正用可変抵抗器
が設けられており、各センサ部の感度の違いを上記感度
補正用可変抵抗器により調整することができる。
【0023】図4は一体型センサ部2と照度測定装置本
体1の回路構成の一例を示す図である。センサ部2にお
いて、2aは受光部であり、受光部2aは前記したよう
に、測定領域の光のみを通過させるバンドパス・フィル
タとシリコン・フォトダイオード等の受光素子から構成
されており、受光部2aで検出された測定値は増幅器2
2により増幅され、端子2b,1bを介して照度測定装
置本体1に送出される。23は感度補正用可変抵抗器で
あり、感度補正用可変抵抗23の抵抗値が後述するよう
に照度測定装置本体1のプロセッサで読み取られ、各セ
ンサ部の感度の補正が行われる。24はセンサ識別スイ
ッチであり、センサ識別スイッチ24は、例えば同図に
示すように、2個のスイッチから構成されており、照度
測定装置本体1のプロセッサは上記センサ識別スイッチ
の開閉状態を読み取り、接続されているセンサ部が、前
記した一体型センサ部2であるか、セパーレート型セン
サ部3であるか、温度測定用センサ部4であるかを識別
する。センサ識別スイッチ24は2個のスイッチで構成
されているので、〔2個のスイッチ共にオン〕,〔2個
のスイッチ共にオフ〕、〔一方のスイッチ・オン、他方
のスイッチ・オフ〕、〔一方のスイッチ・オフ、他方の
スイッチ・オン〕の4状態を作り出すことができ、照度
測定装置本体1は4つの異なったセンサ部の接続を識別
することが可能であり(本実施例の場合は3種類のセン
サ部が接続される)、照度測定装置本体1のプロセッサ
は接続されたセンサ部に応じた処理を行う。
【0024】照度測定装置本体1において、11は増幅
器であり、増幅器11はセンサ部2の受光部2aで検出
された測定値を増幅しアナログ/デジタル変換器12に
送る。アナログ/デジタル変換器12は上記増幅器11
の出力をサンプリングしてデジタル信号に変換し、I/
Oポート13に送出する。本実施例において、上記サン
プリング周期は約60msであり、1分間に約1000
点の測定値を得ることができる。上記I/Oポート13
にはプロセッサ14が接続されており、プロセッサ14
は後述するように所定の演算処理を行う。15は書き込
み/読み出し可能なメモリであり、メモリ15に、セン
サ部2で検出された紫外線照度測定値等が格納される。
16は液晶等から構成される表示部1cを駆動するLC
Dドライバ、17はデジタル/アナログ変換器であり、
デジタル/アナログ変換器17はメモリ15から読み出
された測定値をアナログ信号に変換しアナログ出力端子
1iから外部に送出する。18は電源であり、電源18
から照度測定装置本体1およびセンサ部2に電源を供給
する。19はサーモスイッチ等から構成される温度セン
サであり、照度測定装置本体1の内部温度が輻射熱等に
より所定値温度より上昇すると、温度センサ19がオン
になる。これによりプロセッサ14に割り込みがかか
り、プロセッサ14はアラームを出力する。また、1
d,1e,1f,1g,1hは、それぞれ前記したモー
ド表示部、レンジ切換スイッチ、start/stopスイッチ、
モード切り換えスイッチ、電源スイッチである。
【0025】次に図4に示した回路の動作を説明する。
なお、図4は一体型センサ部2を照度測定装置本体部に
取り付けた場合を示しているが、セパレート型センサ部
3もしくは温度測定用センサ部4についても、照度検出
部3aもしくは温度検出部4aがリード線3b,4bを
介してセンサ部3,4に接続されている点を除き、その
構成は一体型センサ2と基本的には同じである。
【0026】(1) 紫外線照射処理装置の紫外線照射領域
の照度を測定する場合。 照度測定装置本体1に一体型センサ2を取り付け、電源
スイッチ1hを投入し、レンジ切換スイッチ1eにより
測定する紫外線強度に応じたレンジに設定する。つい
で、start/stopスイッチ1fを投入する。これにより、
受光部2aで測定された紫外線照度がアナログ/デジタ
ル変換器12でサンプリングされてデジタル信号に変換
されI/Oポート13に入力される。プロセッサ15は
上記I/Oポート13を介して入力されるデジタル信号
を読み込むとともに、センサ部2の感度補正用可変抵抗
器23に設定された感度補正値とセンサ識別スイッチ2
4の開閉状態を読み取り、接続されたセンサ部の種類、
感度補正値等に基づいて入力されるデジタル信号に所定
の演算を施して、メモリ15に格納する。
【0027】ついで、照度測定装置本体1およびセンサ
部2に遮熱カバー5を装着し、前記図9に示したよう
に、コンベア103上に載置し、コンベア103を駆動
して一体型センサ部2が取り付けられた照度測定装置本
体1(一体化された照度測定装置という)を走行させ
る。一体化された照度測定装置がコンベア103の反対
側から出てきたら、一体化された照度測定装置をコンベ
ア103から取り出し、start/stopスイッチ1fを押し
て、測定動作を停止させる。そして、モード切換スイッ
チ1gにより表示させたいモードを選択する。例えば、
ピーク照度を表示部1cに表示させる場合には、モード
切換スイッチ1gによりピーク照度表示に設定する。こ
のときモード表示部1dにはピーク照度表示状態である
ことが表示される。モードがピーク照度表示状態に設定
されると、プロセッサ14はメモリ15に格納された測
定値の内の最大値を求めI/Oポート13を介してLC
Dドライバ16に送出する。その結果、表示部1cには
ピーク照度が表示される。
【0028】また、モード切換スイッチ1gにより、積
算光量モードに設定すると、モード表示部1dには積算
光量表示状態であることが表示され、プロセッサ14は
メモリ15に格納された照度測定値の積算値を求め、上
記と同様、I/Oポート13を介してLCDドライバ1
6に送出し、表示部1cに積算光量が表示される。さら
に、照度分布曲線を出力したい場合には、照度測定装置
のアナログ出力端子1iにレコーダ等を接続し、図示し
ないスイッチ等を操作する。これによりプロセッサ14
はメモリ15に格納された測定値を所定の周期で読み出
し、I/Oポート13を介してデジタル/アナログ変換
器17に送出する。デジタル/アナログ変換器17は上
記デジタル信号をアナログ信号に変換しアナログ出力端
子1iから外部へ出力する。これにより、上記レコーダ
等に照度分布曲線が表示される。
【0029】(2) スポット型紫外線照射装置等から照射
される紫外線照度を測定する場合。 照度測定装置本体1にセパレート型センサ部3を取り付
け、電源スイッチ1hを投入し、レンジ切換スイッチ1
eにより測定する紫外線強度に応じたレンジに設定す
る。ついで、図5(a)に示すように、スポット型光照
射器130の出射端131の紫外線照射領域にセパレー
ト型センサ部3の照度検出部3aをセットし、start/st
opスイッチ1fを投入する。セパレート型センサ部3の
照度検出部3aで測定された紫外線照度はリード線3
b、セパレート型センサ部3を介して照度測定装置本体
1に送られ、アナログ/デジタル変換器12でサンプリ
ングされてデジタル信号に変換されI/Oポート13に
入力される。プロセッサ15は上記I/Oポート13を
介して入力されるデジタル信号を読み込むとともに、セ
ンサ部3の感度補正用可変抵抗器に設定された感度補正
値とセンサ識別スイッチの開閉状態を読み取り、接続さ
れたセンサ部の種類、感度補正値等に基づいて入力され
るデジタル信号に所定の演算を施して、メモリ15に格
納する。
【0030】ついで、モード切換スイッチ1gにより表
示させたいモードを選択する。例えば、現在照度を表示
させたい場合には、モード切換スイッチ1gにより現在
照度表示に設定する。このときモード表示部1dには現
在照度表示状態であることが表示される。モードが現在
照度表示状態に設定されると、プロセッサ14はメモリ
15に格納する測定値をI/Oポート13を介してLC
Dドライバ16に送出する。その結果、表示部1cには
現在照度が表示される。また、必要に応じて前記と同様
に、表示部1cに、ピーク照度、積算光量を表示するこ
ともできる。
【0031】(3) 被測定対象の温度を測定する場合。 照度測定装置本体1に温度測定用センサ部4を取り付
け、電源スイッチ1hを投入し、レンジ切換スイッチ1
eにより測定する温度に応じたレンジに設定する。つい
で、図5(b)に示すように、被測定対象132に温度
測定用センサ部4の温度検出部4aを当てて、start/st
opスイッチ1fを投入する。温度測定用センサ部4の温
度検出部4aで測定された温度はリード線4b、温度測
定用センサ部4を介して照度測定装置本体1に送られ、
アナログ/デジタル変換器12でサンプリングされてデ
ジタル信号に変換されI/Oポート13に入力される。
プロセッサ14は上記I/Oポート13を介して入力さ
れるデジタル信号を読み込むとともに、センサ部4の感
度補正用可変抵抗器に設定された感度補正値とセンサ識
別スイッチの開閉状態を読み取り、接続されたセンサ部
が温度センサであることを検知し、センサの種類、感度
補正値等に基づいて、入力されるデジタル信号に所定の
演算を施して、メモリ15に格納するとともに、測定値
をI/Oポート13を介してLCDドライバ16に送出
する。その結果、表示部1cには被測定対象の温度が表
示される。
【0032】なお、上記説明では、紫外線照射処理装置
の紫外線照射領域の照度を測定する場合、スポット型紫
外線照射装置等から照射される紫外線照度を測定する場
合、および被測定対象の温度を測定する場合について説
明したが、本発明の照度測定装置の用途は上記使用例に
限定されるものではなく、その他種々の装置における紫
外線照度の測定に使用することができる。また、センサ
部として、各種のセンサを用意することにより、温度以
外、例えば、圧力、歪み等各種の物理量を測定すること
も可能である。
【0033】本発明の効果を確認するため、図6に示す
装置を用いて、本発明の照度測定装置の温度上昇を調べ
た。図6において、31はランプであり、ランプ31と
して、長さ50cm、電極間距離50cmの高圧メタル
ハライドランプを用い、該ランプ31に6kWの電気入
力を与えた。そして、前記図2に示したように、一体型
センサ部2を照度測定装置本体1に取り付け、同図に示
す形状の遮熱カバー5(断熱材の材質:テフロン、厚
さ:1mm)を装着した照度測定装置34を、1m/mi
n の速度で移動するコンベア33上に載置した。ランプ
31の中心と照度測定装置34が最も接近するときの距
離は同図に示すように10cmであり、また、遮熱カバ
ー5に設けられた支持部5dにより、照度測定装置34
の裏面とコンベア33間を5mm離間させた。そして、
上記ランプ31が放射する紫外線をアルミミラー32で
集光して上記照度測定装置34に照射して、熱電対によ
り照度測定装置34の各部の温度を測定した。その時の
室温は20°Cであった。
【0034】照度測定装置34の各部の温度、および各
部の室温からの温度上昇は次のようになった。 (1) 遮熱カバー中央部の温度:125.2°C(温度上
昇105.2°C) (2) 照度測定装置本体表面温度:38.1°C(温度上
昇18.1°C) (3) 照度測定装置本体内のプロセッサ:26.2°C
(温度上昇6.2°C) 以上の実験から本発明により照度測定装置本体1の温度
上昇をLSI、表示部等の電子部品の動作を保証できる
範囲内に抑えることが可能であることが確認できた。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明においては
次の効果を得ることができる。 (1)照度測定装置本体と、一体型センサ部、セパレー
ト型センサ部を設け、照度測定装置本体に取り付けるセ
ンサ部を交換できるようにしたので、1台の照度測定装
置本体を用意するだけで、種々の装置の紫外線照度を測
定することができる。また、センサ部として照度センサ
以外の例えば温度測定用センサ部を取り付けて温度測定
等を行うことができるので、その使用範囲を一層拡大す
ることができる。また、遮熱カバーを、少なくとも照度
測定装置本体の紫外線照射面側とその両側部を覆うよう
に構成し、かつ、遮熱カバーの紫外線照射面の裏面側を
開放し、該開放面の両側部に支持部を設け、該支持部に
より上記照度測定装置本体の紫外線照射面の裏面側とそ
の載置面を所定の距離だけ離間させるようにすることに
より、照度測定装置本体を載置するコンベア・ベルト等
から伝わる熱を減少させ照度測定装置本体の温度上昇を
防止することができる。このため、照度測定装置本体に
設けられた電子部品等の誤動作、破壊等を防止でき、装
置の信頼性を向上させることが可能となる。照度測定装置本体と遮熱カバーの間に断熱材およ
び空間を設けることにより、遮熱カバーから照度測定装
置本体に伝わる熱を遮断することができ、照度測定装置
本体の温度が上昇することを防止することができる。こ
のため、上記(1)と同様、照度測定装置本体に設けら
れた電子部品等の誤動作、破壊等を防止でき、装置の信
頼性を向上させることが可能となる。)照度測定装置本体の演算処理部に、照度測定値を
記憶する記憶部を設け、演算処理部が上記記憶部に記憶
された照度測定値に基づき、ピーク照度、積算光量を算
出するようにしたので、紫外線照射処理装置等における
ピーク照度、積算光量等を演算/表示することが可能と
なる。 ()各センサ部に感度調整手段を設けることにより、
センサ部による感度の違いを調整することができ、セン
サ部を取り替えた場合でも、照度測定装置本体側の感度
等を調整する必要がなく取り扱いが容易となる。
【0036】()各センサ部に識別スイッチを設け、
照度測定装置本体側のプロセッサが接続されているセン
サ部を識別することができるようにすることにより、セ
ンサ部を交換する都度、照度測定装置本体側の設定を変
更する必要がなく、操作を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照度測定装置の概略構成を示す図であ
る。
【図2】照度測定装置本体と遮熱カバーの外観図であ
る。
【図3】一体型、セパレート型、温度測定用センサ部の
外観図である。
【図4】一体型センサ部と照度測定装置本体の回路構成
の一例を示す図である。
【図5】セパレート型センサ部、温度測定用センサ部の
使用状態を示す図である。
【図6】本実施例装置の温度上昇を実測するための実験
系の構成を示す図である。
【図7】紫外線照射処理装置の構成の一例を示す図であ
る。
【図8】従来の照度測定装置の構成およびその使用状態
を示す図である。
【図9】従来の一体型照度測定装置の構成およびその使
用状態を示す図である。
【符号の説明】
1 照度測定装置本体 1a 操作表示パネル 1b 端子 1c 表示部 1d モード表示部 1e レンジ切換スイッチ 1f start/stopスイッチ 1g モード切り換えスイッチ 1h 電源スイッチ 1i アナログ出力端子 11 増幅器 12 アナログ/デジタル変換器 13 I/Oポート 14 プロセッサ 15 メモリ 16 LCDドライバ 17 デジタル/アナログ変換器 18 電源 19 温度センサ 2 一体型センサ部 2a 受光部 2b 端子 22 増幅器 23 感度補正用可変抵抗器 24 センサ識別スイッチ 3 セパレート型センサ部 3a 照度検出部 3b リード線 3c 端子 4 温度測定用センサ部 4b リード線 4a 温度検出部 4c 端子 5 遮熱カバー 5a 受光窓 5b,5c 断熱材 5d 支持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−240703(JP,A) 特開 昭62−89329(JP,A) 実開 平5−14863(JP,U) 実開 平3−63827(JP,U) 実開 昭63−54035(JP,U) 実開 昭62−150640(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 1/02 G01J 1/42 H01L 21/30 H01L 21/46

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、演算処理部と、表示部と、
    端子を備え、該端子から入力される測定値もしくはその
    演算処理結果を上記表示部に表示する照度測定装置本体
    と、 紫外線を受光し紫外線照度を測定する受光部と上記照度
    測定装置本体の端子に接続される端子を備えた一体型セ
    ンサ部と、 紫外線照度検出部とリード線を介して接続され上記照度
    測定装置本体に設けられた端子に接続される端子を備え
    たセパレート型センサ部と、 上記照度測定装置本体に装着され、照度測定装置本体に
    設けられた電子部品の温度の上昇を抑制する遮熱カバー
    とから構成され、 上記遮熱カバーは、少なくとも照度測定装置本体の紫外
    線照射面側とその両側部を覆い、かつ、該遮熱カバーの
    載置面の略両側部に、上記照度測定装置本体の紫外線照
    射面の裏面側とその載置面を所定の距離だけ離間させる
    支持部が設けられ、上記遮熱カバーには、受光窓が設け
    られ、 上記一体型センサ部もしくはセパレート型センサ部を上
    記照度測定装置本体に取り付け、また、照度測定装置本
    体に紫外線が照射される環境において使用する場合に上
    記遮熱カバーを、上記受光窓を通して、上記一体型セン
    サの受光部に紫外線が入射するように照度測定装置本体
    に装着し、 一体型センサ部の受光部もしくはセパレート型センサ部
    に接続された紫外線照度検出部により検出した測定値を
    上記センサ部および照度測定装置本体に設けられた端子
    を介して照度測定装置本体に送り、上記測定値もしくは
    その処理結果を照度測定装置本体の表示部に表示するこ
    とを特徴とする照度測定装置。
  2. 【請求項2】 照度測定装置本体と遮熱カバーの間に断
    熱材および空間を設けられていることを特徴とする請求
    項1の照度測定装置。
  3. 【請求項3】 照度測定装置本体の演算処理部が、照度
    測定値を記憶する記憶部を備えており、演算処理部が上
    記記憶部に記憶された照度測定値に基づき、ピーク照
    度、積算光量を算出することを特徴とする請求項1また
    は請求項2の照度測定装置。
  4. 【請求項4】 一体型センサ部およびセパレート型セン
    サ部に感度補正用可変抵抗を設け、該感度補正用可変抵
    抗により各センサ部の感度の違いを補正できるように構
    成したことを特徴とする請求項1,2または請求項3の
    照度測定装置。
  5. 【請求項5】 一体型センサ部およびセパレート型セン
    サ部にセンサ識別スイッチを設け、一体型センサ部もし
    くはセパレート型センサ部を照度測定装置本体に取り付
    けたとき、照度測定装置本体の演算処理部が上記センサ
    識別スイッチの状態を読み取り、取り付けられたセンサ
    部を識別するように構成したことを特徴とする請求項
    1,2,3または請求項4の照度測定装置。
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