JP3245860B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP3245860B2
JP3245860B2 JP25386790A JP25386790A JP3245860B2 JP 3245860 B2 JP3245860 B2 JP 3245860B2 JP 25386790 A JP25386790 A JP 25386790A JP 25386790 A JP25386790 A JP 25386790A JP 3245860 B2 JP3245860 B2 JP 3245860B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、インバータ装置により放電ランプを点灯さ
せる放電灯点灯装置に関する。
(従来の技術) 一般に、この種の放電灯点灯装置では、放電ランプが
寿命末期になった場合、放電ランプの寿命末期を保護回
路が検出してインバータ装置の出力を低下させたり、あ
るいは、発振を停止させたりしている。このような状態
が生じると、使用者は放電ランプを交換するが、通常、
わざわざ電源スイッチを切ることなく、オン状態のまま
交換することが多い。これは、放電ランプの交換完了
後、ただちに放電ランプが点灯することを期待している
ためである。
ところが、上述の従来の放電灯点灯装置では、放電ラ
ンプを交換し終わっても、インバータ装置は出力が低下
したままであったり、あるいは、発振が停止したままで
あったりするので、新たな放電ランプを装着しても、放
電ランプがただちに始動点灯することはない。そして、
再び放電ランプを点灯させるためには、電源スイッチを
一度リセットしなければならず、使用者に不便感を与え
ている。
このように、電源オン状態のまま、放電ランプを交換
しても、そのままではただちに放電ランプが始動点灯す
ることなく、電源のリセット操作を必要とした。
一方、電源のリセット操作を不要にした構成としてた
とえば特開昭62−200688号公報に記載の構成が知られて
いる。この特開昭62−20688号公報には、放電ランプと
インバータ装置の間のスイッチを設け、放電ランプを取
り外すことによりスイッチを動作させてインバータ装置
が出力を低下させた状態をリセットし、再度、放電ラン
プが装着された状態で放電ランプが通常点灯する放電灯
点灯装置が記載されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記特開昭62−20688号公報に記載の
放電灯点灯装置は、放電ランプを取り外すことによりイ
ンバータ装置の出力が低下した状態をリセットするの
で、放電ランプを再度装着するまでの間も通常の比較的
高い電圧が無負荷状態で印加されており好ましい状態で
はない。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、電源オ
ン状態のまま、放電ランプの脱着を作業をした場合、放
電ランプの装着後、リセット操作などを要することな
く、放電ランプを始動、点灯できる放電灯点灯装置を提
供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 請求項1記載の放電灯点灯装置は、フィラメントを有
する放電ランプを点灯させるインバータ装置と;インバ
ータ装置の出力を可変する出力制御回路と;放電ランプ
の異常をこの放電ランプのランプ電圧に対応した電圧に
より検出し、出力制御回路にインバータ装置を低出力状
態とする動作指令を与える保護回路と;放電ランプの回
路への接続を放電ランプのフィラメントに流れる電流に
より検出する装着状態検出回路と;装着状態検出回路で
放電ランプが取り外されている状態から放電ランプが取
り付けられる状態を検出すると出力制御回路に対する保
護回路からの動作指令をリセットするリセット回路とを
具備したものである。
請求項2記載の放電灯点灯装置は、フィラメントを有
する放電ランプを1灯もしくは直列接続された多灯構成
で点灯させるインバータ装置と;インバータ装置の出力
を可変する出力制御回路と;放電ランプの異常を検出
し、出力制御回路にインバータ装置を低出力状態とする
動作指令を与える保護回路と;1灯の放電ランプの両端の
フィラメント、または、多灯接続された放電ランプの両
端に位置するフィラメントがそれぞれ通電状態となった
ことにより回路上への装着完了と判断する装着状態検出
回路と;装着状態検出回路で放電ランプが取り外されて
いる状態から放電ランプが装着される状態を検出すると
出力制御回路に対する保護回路からの動作指令をリセッ
トするリセット回路とを具備したものである。
(作用) 請求項1記載の放電灯点灯装置は、保護回路で放電ラ
ンプのランプ電圧に対応した電圧により放電ランプの異
常を検出して出力制御回路にインバータ装置を低出力状
態とし、装着状態検出回路で放電ランプのフィラメント
に流れる電流により放電ランプの接続を検出し、装着状
態検出回路で放電ランプが取り外されている状態から放
電ランプが取り付けられる状態を検出するとリセット回
路で出力制御回路に対する保護回路からの動作指令をリ
セットするため、保護回路と装着状態検出回路とはそれ
ぞれランプ電圧およびフィラメントに流れる電流により
動作することにより、放電ランプが装着されていない状
態でインバータ装置の低出力状態が解除されることな
く、放電ランプの装着により、放電ランプを始動し、点
灯する。
請求項2記載の放電灯点灯装置は、保護回路で放電ラ
ンプの異常を検出して出力制御回路にインバータ装置を
低出力状態とし、装着状態検出回路で1灯の放電灯の両
端フィラメントまたは多灯構成の放電ランプの両端部に
位置するフィラメントが、それぞれ通電状態となったこ
とにより接続完了と判断し、装着状態検出回路で放電ラ
ンプが取り外されている状態から放電ランプが接続され
たと判断されるとリセット回路で出力制御回路に対する
保護回路からの動作指令をリセットするため、放電ラン
プが装着されていない状態でインバータ装置の低出力状
態が解除されることがないとともに、放電ランプの一方
のフィラメントが接続されたことにより装着完了と誤判
断することなく、正確に放電ランプの装着状態を検出し
て、放電ランプを始動し、点灯する。
(実施例) 以下、本発明の放電灯点灯装置の一実施例を図面を参
照して説明する。
第1図において、11は直流電源回路で、この直流電源
回路11の直流電圧を商用交流電源12の出力をブリッジな
どの全波整流器13により整流し、抵抗R1,R2、コンデン
サC1,C2、ダイオードD1,D2,D3を接続した部分平滑回路
により平滑して直流出力を得る。
また、直流電源回路11から導出される正極側電路と負
極側電路との間にインバータ回路14が設けられ、それぞ
れ互いに直列接続された2つの電界効果トランジスタ
(FET)15,16と2つのコンデンサC3,C4とを接続し、こ
れら2つの電界効果トランジスタ15,16間と2つのコン
デンサC3,C4間との間に、リーケージを有するインバー
タトランス17の1次巻線17aを接続している。さらに、
電界効果トランジスタ15,16の各ゲート・ソース間には
駆動用変圧器18の2次巻線18b,18cがそれぞれ抵抗R3,R4
を介して接続されている。そして、これら2つの電界効
果トランジスタ15,16が駆動用変圧器18を介して交互に
オン、オフ駆動され、インバータトランス17の2次巻線
17bに高周波出力を生じる。
そして、インバータ装置14には放電ランプ20が接続さ
れ、放電ランプ20はそれぞれフィラメント20a1,20a2,20
b1,20b2を備え、2つの放電ランプ20a,20bのそれぞれの
一端のフィラメント20a2,20b1を共通接続し、他端のフ
ィラメント20a1,20b2を2次巻線17bの両端に接続したい
わゆる直列接続による多灯構成である。また、各フィラ
メント20a1,20a2,20b1,20b2には、インバータトランス1
7に設けられたフィラメント用のフィラメント予熱巻線1
7c,17d,17eの対応するものから、それぞれフィラメント
電流が供給される。また、2次巻線17bの両端間にはコ
ンデンサC5が接続され、一方の放電ランプ20aの両端間
には始動用のコンデンサC6が接続されている。
なお、放電ランプ20は多灯構成のものを示したが、1
灯のものでも良く、1灯用にする場合、2次巻線17bの
両端およびフィラメント予熱巻線17c,17dを、1灯の放
電ランプの両端のフィラメントに接続すれば良く、フィ
ラメント予熱巻線17eは不要となる。
また、インバータ装置14には出力制御回路22が接続さ
れ、この出力制御回路22にはインバータ装置14の出力を
任意の値に変化できるように構成されている。また、イ
ンバータトランス17の補助巻線17fから、ダイオードD
4、コンデンサC7、抵抗R5により構成される整流平滑回
路を介して直流出力を得る。さらに、ダイオードD4のカ
ソード側は、インバータ装置14の正極側電路に対して、
抵抗R6、NPN型のトランジスタTr1、純方向のダイオード
D5を直列に介して接続している。また、トランジスタTr
1のコレクタ・ベース間は、抵抗R7を介して接続されて
おり、またベース・エミッタ間にはツェナーダイオード
ZD1を接続している。したがって、トランジスタTr1は正
極側電路が電力が供給されることによりオン動作し、出
力制御回路22側に設けたダイオードD4のカソード側に正
極電位を供給する。
さらに、コンデンサC7および抵抗R5の上端、すなわち
正極側電路は、抵抗R8を介して駆動用変圧器18の1次巻
線18aの中間タップ18atに接続する。また、この1次巻
線18aの両端は、集積回路23の出力素子23a,23bを介して
負極側電路に接続する。さらに、出力素子23a,23bは集
積回路23の動作にしたがって交互にオン・オフ動作する
ものであり、この動作は駆動用変圧器18を介してインバ
ータ装置14の2つの電界効果トランジスタ15,16を動作
させ、インバータ装置14を所定の周波数で発振動作させ
る。
また、集積回路23は、出力素子23a,23bの他のオペア
ンプ23c,23d,23e、REF回路23fおよびOSC回路23gを有す
るもので、REF回路23fには正極側電路が接続され、ま
た、OSC回路23gは抵抗R9およびコンデンサC8を各別に介
して負極側電路と接続されている。抵抗R9の両端は、抵
抗R10を介してPNP型のトランジスタTr2のエミッタ・コ
レクタ間に接続されている。
さらに、25は保護回路で、この保護回路25は放電ラン
プ20に供給される電気信号の変化から放電ランプ20の異
常を検出し、出力制御回路22に対して、インバータ装置
14を低出力状態とする動作指令を与える。また、保護回
路25はインバータトランス17の検出巻線17gを介して放
電ランプ20に供給される電気信号である放電ランプ20の
ランプ電圧を検出し、この電気信号を全波整流器26によ
り整流し、コンデンサC9で平滑した後、抵抗R11,R12,R1
3,R14を有する直列回路に供給する。また、抵抗R12は可
変抵抗で、可変接触点からは、抵抗R11,R12,R13,R14に
より分圧された電圧値が導出され、出力制御回路22に設
けられたコンパレータ27の一方の入力端子に入力され
る。そして、他方の入力端子接続された基準電圧源28か
らの基準電圧と比較される。このコンパレータ27の出力
端子は、PNP型のトランジスタTr2のベースに接続されて
おり、比較結果によりトランジスタTr2を制御する。
また、抵抗R15を介して直流電源回路11の負極側電路
にサイリスタ30のアノード側が接続され、カソード側は
抵抗R16を介して負極側電路に接続されている。さら
に、サイリスタ30のゲート端子は、抵抗R17を介して負
極側電路に接続され、このサイリスタ30のゲート端子に
は、コンデンサC7および抵抗R5の正極側電路と、抵抗R1
8およびコンデンサC10を介して接続されている。また、
このサイリスタ30のカソード側には、NPN型のトランジ
スタTr3のベースが接続されている。このトランジスタT
r3のコレクタは抵抗14に、エミッタはこの抵抗R14に接
続されており、このトランジスタTr3はサイリスタ30の
導通に伴ってオン状態となり、抵抗R14を短絡する。さ
らに、抵抗R11は、抵抗R19およびコンデンサC11を介し
て負極側電路に接続しており、このコンデンサC11には
抵抗R20が並列接続されている。
さらに、31は装着状態検出回路で、この装着状態検出
回路31は放電ランプ20の接続を検出するもので、放電ラ
ンプ20のフィラメント20a1,20a2,20b1からの回路に変流
器32を設け、この変流器32にダイオードD6、抵抗R21、
コンデンサC12を直列接続している。また、コンデンサC
12にコンデンサC13の一端を接続し、このコンデンサC13
の他端は抵抗R22を介して負極側電路に接続するととも
に、検出出力線として外部に導出される。
また、34はリセット回路で、このリセット回路34は装
着状態検出回路31の検出出力により、出力制御回路22に
対する保護回路25からの動作指令をリセットする。すな
わち、装着状態検出回路31から導出された検出出力線が
ベースに接続されるNPN型のトランジスタTr4を有してお
り、コレクタはコンデンサC10に接続され、エミッタは
負極側電路と接続されている。
そして、インバータ装置14は直流電源回路11から供給
される直流出力を、出力制御回路22による駆動制御に従
って所定周波数で発振動作し、インバータトランス17を
介して高周波出力を放電ランプ20に供給し、この放電ラ
ンプ20を始動しかつ点灯させる。この点灯状態におい
て、放電ランプ20が寿命末期に達したことなどにより異
常状態になると、保護回路25はこの異常状態を放電ラン
プ20への電気信号の変化から捕らえ、インバータ装置14
が低出力状態になるように出力制御回路22に動作指令を
与える。すなわち、インバータ装置14の出力電圧である
2次電圧が低下するように制御し、インバータ装置14が
過入力となるのを防止する。
そして、この動作により放電ランプ20は消灯したり、
微放電状態になるので、使用者は放電ランプ20を交換す
べく、異常の生じた放電ランプ20を回路上から取り外
す。このとき、電源スイッチはオフ操作されず、電源オ
ンのままであるとする。
この後、新たな放電ランプ20を回路上に装着すると、
装着状態検出装置31が放電ランプ20の装着を検出し、リ
セット回路34を動作させ、保護回路25から出力制御回路
への動作指令をリセットする。この動作により、インバ
ータ装置14は再び放電ランプ20を始動するに十分な2次
電圧を発生する。すなわち、放電ランプ20を回路に装着
接続するだけの操作により、放電ランプ20はただちに点
灯状態に移行する。したがって、従来のように電源をリ
セット操作しなければ点灯しないものに比べて操作性が
よく、使用者に不便感を与えることはない。
また、上記実施例では放電ランプ20の装着状態を検出
するための変流器32を、第1図で示したように、直列接
続された2灯の放電ランプ20a,20bの共通接続されたフ
ィラメント回路に1個のみ設けた場合を示したが、第2
図で示すように、全てのフィラメント回路となる3回路
にそれぞれ変流器32を設け、それら変流器32を直列接続
してもよい。
ここで、インバータ装置14には各種のものがあり、放
電ランプ20に流れるランプ電流を検出し、このランプ電
流が一定値となるように出力制御回路によりインバータ
装置を制御する方式のものもある。この場合、ランプ電
流を検出するために変流器を用いるので、装着状態検出
装置に対する電流検出用として、この変流器を応用して
もよい。
すなわち、第3図において、35は変流器で、この変流
器35の1次巻線として、従来から用いられているランプ
電流検出用のランプ電流検出巻線35aの他に、フィラメ
ント電流検出用としてフィラメント電流検出巻線35b,35
cを設ける。この内、フィラメント電流検出巻線35b,35c
は、巻回方向が互いに逆向きとなるようにし、これらフ
ィラメント電流検出巻線35b,35cにそれぞれフィラメン
ト電流が流れた場合、磁束の方向が互いに打ち消し合う
ように構成している。なお、これら電流検出巻線35a,35
b,35cに対し、2次巻線35dは従来と同じく1個設けてい
る。
このような構成の変流器35により、放電ランプ20の装
着状態を検出する場合を第4図を参照して説明する。
第4図(a)は放電ランプ20の装着前の状態を示す。
このとき、第5図で(a)に示すように変流器35の出力
電流は0である。第4図(b)は放電ランプ20aの一方
のフィラメント20a2を回路側となる器具側の端子に差し
込んだ状態を示す。ここで、放電ランプ20aを装着する
場合、両方の端子が同時に器具側の端子に差し込まれる
ことはなく、上述のように、必ず一方の端子から器具側
に差し込まれる。このとき、差し込まれた側のフィラメ
ント20a2に電流が流れるので、この電流がランプ電流検
出巻線35b、2次巻線35dにより変流器35の検出出力とし
て、第5図の(b)に示されるように取り出される。ま
た、第4図(c)は放電ランプ20aの残りのフィラメン
ト20a1が器具側に差し込まれ、放電ランプ20の装着が完
了した状態を示す。このとき、今回差し込まれた側のフ
ィラメント20a1にも電流が流れるので、変流器35にはフ
ィラメント電流検出巻線35b,35cの双方に同じ大きさの
フィラメント電流が流れる。ここで、フィラメント電流
検出巻線35b,35cは巻回方向が互いに逆向きであるた
め、双方に同じ大きさのフィラメント電流が流れると、
互いに磁束が打ち消し合い、2次巻線35dから生じる出
力電流値を第5図(c)で示すように0となる。
このように、放電ランプ20が器具に装着される過程に
おいて、変流器35の出力電流は第5図で示すように変化
する。したがって、装着状態検出回路31としては、変流
器35の出力電流の、第5図(b)、(c)で示した変化
を捕らえて装着完了と判断するものを用いればよい。
上述の例は放電ランプ20が1灯の場合を説明している
が、第6図で示すように直列接続された2灯以上の多灯
構成の場合は、図示のように最終的に両端に位置するフ
ィラメント20a1,20b2に対応するフィラメント回路に、
変流器35のフィラメント電流検出巻線35b,35cを設けれ
ばよい。
上述の実施例の放電灯点灯装置では、放電ランプ20に
寿命末期などによる異常が発生した場合は保護回路25が
動作し、出力制御回路に対してインバータ装置を低出力
状態にするための動作指令を与え、インバータ装置14の
出力を絞るようにしている。この場合、放電ランプ20は
立ち消えて消灯するか微放電状態を継続する。しかし、
微放電状態が長く継続するとリングだけによりピンホー
ルが生じるなどの問題が生じる。一方、放電ランプ20を
立ち消えさせるためには、出力制御回路の出力制御範囲
を特別広く設計する必要がある。
そこで、出力制御装置の出力制御範囲を広く設計する
ことなく、確実に放電ランプ20を立ち消えさせることが
望まれている。
第7図は、出力制御範囲を広く設計することなく、確
実に放電ランプ20を立ち消えさせることができる放電灯
点灯装置を示している。
この装置も直流電源回路11と放電ランプ20との間にイ
ンバータ装置14を設けたものであるが、インバータ装置
14として、電圧共振型の準E級インバータを用いてい
る。すなわち、直流電源回路11の出力端である正極側電
路と負極側電路との間に、コンデンサC20とコイルL1と
の並列回路を、NPN型のトランジスタTr10のコレクタ・
エミッタ間を介して接続する。このトランジスタTr10の
コレクタ・エミッタ間には図示極性のダイオードD10を
接続し、ベースは抵抗R30を介して正極側電路に接続す
るとともに、ダイオードD11および抵抗R31を介して負極
性電路にも接続する。コンデンサC20とコイルL1との並
列回路は放電ランプ20aの一端のフィラメント20a1に接
続され、コイルL2および可飽和変流器40の1次巻線40a
を介して放電ランプ20aの他端のフィラメント20a2に接
続する。なお、放電ランプ20aの両端間には始動用のコ
ンデンサC21を接続する。
また、可飽和変流器40の2次巻線40bの一端はトラン
ジスタTr10のベースに接続され、他端はコンデンサC22
を介して負極側電路に接続するとともに、コンデンサC2
3および電界効果トランジスタFET1のドレイン・ソース
間を介して負極側電路に接続する。
さらに、電界効果トランジスタFET1のゲートは出力制
御回路22により制御され、インバータ装置14の出力を変
化させる。
また、安全回路25bは、放電ランプ20が寿命末期など
により生じる異常を検出する異常検出部25aと、この異
常検出に伴って出力制御回路22に対してインバータ装置
14の出力を絞るべく動作指令を与える安全回路25bとで
構成される。そして、この安全回路25bは、出力制御回
路22に対する動作指令を出力するとともに、インバータ
装置14の発振動作を一時的に停止させるための動作指令
を出力する。すなわち、インバータ装置14を発振動作さ
せるトランジスタTr10のベース・エミッタ間に、発振停
止制御用のトランジスタTr11のコレクタ、エミッタ間を
接続し、このトランジスタTr11のベースに安全回路25b
から出力された発振動作停止指令をコンデンサC24を介
して加える。なお、トランジスタTr11のベース・エミッ
タ間には抵抗R32が接続されている。
そして、インバータ装置14は直流電源回路11から供給
される直流出力を基に、出力制御回路22による駆動制御
に従って所定周波数で発振動作し、高周波出力を放電ラ
ンプ20aに供給して、この放電ランプ20aを始動しかつ点
灯させる。この点灯状態において、放電ランプ20aが寿
命末期などにより異常状態になると、保護回路25はこの
異常状態を検出し、インバータ装置14が低出力状態にな
るように出力制御回路22に動作指令を与える。この動作
によりインバータ装置14の出力は低出力状態に絞られ
る。また、同時に発振動作停止指令が出力され、コンデ
ンサC24を介してトランジスタTr11のベースに加わる。
このためトランジスタTr11はオン動作し、発振駆動用の
トランジスタTr10をオフにし、インバータ装置14の発振
動作を停止する。
このようにインバータ装置14の出力が絞られ、しかも
発振動作が停止することにより放電ランプ20aは確実に
立ち消える。
ここで発振停止制御用のトランジスタTr11のベースに
加わる信号は一時的なものであり、したがってインバー
タ装置14の発振停止も一時的なものであり、この後イン
バータ装置14は再び低出力状態における発振動作を再開
する。このため、図示しない装着状態検出回路により放
電ランプ20が新たな放電ランプ20に交換されたことが確
認され、保護回路25からの出力制御回路22に対する動作
指令がリセットされれば、新たな放電ランプ20aをただ
ちに始動し、点灯できる。
次に、インバータ装置14として自励ハーフブリッジ型
のものを用いた場合を第8図を参照して説明する。この
自励ハーフブリッジ型のインバータ装置14は直流電源回
路11の出力端子間である正極側電路と負極側電路との間
に2つのNPN型のトランジスタTr13,Tr14を、それぞれダ
イオードD12,D13の対応するものを介して接続し、トラ
ンジスタTr14のコレクタ側から、コンデンサC25および
インダクタL4を介して放電ランプ20aの一端のフィラメ
ント20a1に接続し、ダイオードD13のカソード側から発
振制御用の可飽和変流器42の1次巻線42aを介して放電
ランプ20の他端のフィラメント20a2に接続している。
また、トランジスタTr13のベースとダイオードD12の
カソードとの間には、ダイオードD14と抵抗R35との直列
回路と、可飽和変流器42の駆動巻線42cとコンデンサC26
との直列回路とが、それぞれ各別に接続され、他方のト
ランジスタTr14についても同じであり、ベースとダイオ
ードD13のカソードとの間には、ダイオードD15と抵抗R3
6との直列回路と、可飽和変流器42の駆動巻線42dとコン
デンサC27との直列回路とが、それぞれ各別に接続され
ている。
そして、可飽和変流器42の2次巻線42bは全波整流器4
4と接続されており、出力側には出力制御用のNPN型のト
ランジスタTr15が設けられている。このトランジスタTr
15は出力制御回路22により制御され、可飽和変流器42の
2次インピーダンスを変化させ、インバータ装置14の出
力を変化させる。
また、発振停止制御用のトランジスタTr11は、コレク
タがトランジスタTr14のベースに接続し、エミッタを負
極側電路に接続している。そして、トランジスタTr1の
ベースには保護回路25の安全回路25bからの発振停止信
号がコンデンサC24を介して加わるように構成されてい
る。
そして、インバータ装置14は直流電源回路11から供給
される直流出力を、出力制御回路22による制御に従って
所定周波数で自励発振動作し、高周波出力を放電ランプ
20aに供給して、この放電ランプ20aを始動し点灯させ
る。この点灯状態において、放電ランプ20aが寿命末期
に達したことなどにより異常状態になると、保護回路25
はこの異常状態を検出し、インバータ装置14が低出力状
態になるように出力制御回路22に動作指令を与える。こ
の動作により可飽和変流器42の2次回路は高インピーダ
ンスになり、インバータ装置14の出力は低出力状態とな
る。また、同時に発振動作停止指令が出力され、コンデ
ンサC24を介してトランジスタTr11のベースに加わる。
このためトランジスタTr11はオン動作し、トランジスタ
Tr14をオフにし、インバータ装置14の発振動作を停止す
る。
このようにインバータ装置14の出力が絞られ、しかも
発振動作が停止することにより放電ランプ20aは確実に
立ち消える。
ここで発振停止制御用のトランジスタTr11のベースに
加わる信号は一時的なものであり、したがってインバー
タ装置14の発振停止も一時的なものであり、この後イン
バータ装置14は再び低出力状態における発振動作を再開
する。このため、図示しない装着状態検出回路により放
電ランプ20aが新たな放電ランプ20aに交換されたことが
確認されれば、新たな放電ランプ20aをただちに始動
し、かつ点灯できる。
第9図はインバータ装置14として他励ハーフブリッジ
型のものを用いた装置を示している。
このインバータ装置14は、直流電源回路11の出力端子
間である正極側電路と負極側電路との間に2つのNPN型
のトランジスタTr16,Tr17を接続したもので、トランジ
スタTr16のエミッタとトランジスタTr17のコレクタとの
間からコンデンサC30およびインダクタL5またはインダ
クタL6を介して放電ランプ20a,20bの一端のフィラメン
ト20a1,20b1に接続されている。これら放電ランプ20a,2
0bの他端のフィラメント20a2,20b2は共通接続された
後、負極側電路に接続されている。また、これら放電ラ
ンプ20a,20bの両端にはそれぞれ始動用のコンデンサC3
1,C32の対応するものが接続されている。
また、トランジスタTr16,Tr17のコレクタ・エミッタ
間にはダイオードD20,D21の対応するものがそれぞれ接
続されており、ベースは別置の発振回路45に接続されて
いる。この発振回路45は出力制御回路22の制御に基づき
所定周波数で発振動作し、トランジスタTr16,Tr17を交
互にオン・オフ動作させ、放電ランプ20a,20bに高周波
出力を供給して、始動し、点灯させる。
さらに、保護回路25は電圧検出部25cおよび異常検出
部25aを有し、放電ランプ20a,20bの端子電圧を入力し、
放電ランプ20a,20bのいずれかまたは双方が寿命末期に
なったことなどにより生じる異常を検出し、異常信号を
出力する。この異常信号は、異常信号ラッチ回路46によ
りラッチされ、出力信号制御回路22に対してインバータ
装置14を低出力状態にするべく動作指令を与えるととも
に、発振停止回路47に発振停止指令を与え発振回路45の
発振動作を一時的に停止させる。
また、装着状態検出回路31は、放電ランプ20a,20bの
回路上である器具上からの取り外しおよび回路への接続
を検出するもので、取外しを検出した場合は発振停止回
路47に発振停止指令を与える。また、接続を検出した場
合は、異常信号ラッチ回路46にリセット指令を与え、異
常信号のラッチを解除する。
この放電灯点灯装置においても、放電ランプ20a,20b
に異常が生じた場合、この放電ランプ20a,20bの異常を
検出してインバータ装置14の出力を絞るとともに、発振
動作を一時的に停止するので、放電ランプ20a,20bを確
実に立ち消えできる。
このように、第7図ないし第9図で示すいずれの放電
灯点灯装置によっても、放電ランプ20に異常が生じた場
合、インバータ装置14の出力を絞るとともに発振動作を
一時的に停止させるので、出力制御回路22の出力制御範
囲を広く設定すること無く、放電ランプ20を確実に立ち
消えできる。したがって、微放電状態が継続することに
より、リングだれによるピンホールの発生などの問題を
確実に阻止できる。また、発振停止は一時的なものであ
るため、放電ランプ20が確実に立ち消えた後、インバー
タ装置14は低出力状態での発振動作を再開するので、放
電ランプの交換が完了した時点で新たな放電ランプ20を
ただちに始動し、点灯できる。
〔発明の効果〕
請求項1記載の放電灯点灯装置によれば、保護回路で
放電ランプのランプ電圧に対応した電圧により放電ラン
プの異常を検出して出力制御回路にインバータ装置を低
出力状態とし、装着状態検出回路で放電ランプのフィラ
メントに流れる電流により放電ランプの接続を検出し、
装着状態検出回路で放電ランプが取り外されている状態
から放電ランプが取り付けられる状態を検出するとリセ
ット回路で出力制御回路に対する保護回路からの動作指
令をリセットするため、保護回路と装着状態検出回路と
はそれぞれランプ電圧およびフィラメントに流れる電流
により動作することにより、放電ランプが装着されてい
ない状態でインバータ装置の低出力状態が解除されるこ
となく、放電ランプの装着により、放電ランプを始動
し、点灯するので、リセット操作を要せず操作性を向上
できる。
請求項2記載の放電灯点灯装置によれば、保護回路で
放電ランプの異常を検出して出力制御回路にインバータ
装置を低出力状態とし、装着状態検出回路で1灯の放電
灯の両端フィラメントまたは多灯構成の放電ランプの両
端部に位置するフィラメントが、それぞれ通電状態とな
ったことにより接続完了と判断し、装着状態検出回路で
放電ランプが取り外されている状態から放電ランプが接
続されたと判断されるとリセット回路で出力制御回路に
対する保護回路からの動作指令をリセットするため、放
電ランプが装着されていない状態でインバータ装置の低
出力状態が解除されることがないとともに、放電ランプ
の一方のフィラメントが接続されたことにより装着完了
と誤判断することなく、正確に放電ランプの装着状態を
検出して、放電ランプを始動し、点灯する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の放電灯点灯装置の一実施例の全体構成
を示す回路図、第2図および第3図は同上放電ランプの
装着状態を検出する可飽和変流器を取り付けた構成例を
示す回路図、第4図(a)(b)(c)は第3図の構成
の放電ランプの取り付け過程を示す説明図、第5図は第
4図の過程における波形図、第6図は第3図の構成を多
灯構成を示す図、第7図、第8図および第9図は異常が
生じた放電ランプを確実に立ち消えさせるための回路構
成を示す図である。 14……インバータ装置、20……放電ランプ、20a1,20a2,
20b1,20b2……フィラメント、22……出力制御回路、25
……保護回路、31……装着状態検出回路、34……リセッ
ト回路。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−246792(JP,A) 特開 平1−246793(JP,A) 特開 昭62−200688(JP,A) 特開 平1−186788(JP,A) 特開 平1−166495(JP,A) 特開 昭62−157696(JP,A) 特開 平1−217892(JP,A) 特開 平3−89492(JP,A) 特開 平2−273497(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 41/24 - 41/298

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィラメントを有する放電ランプを点灯さ
    せるインバータ装置と; インバータ装置の出力を可変する出力制御回路と; 放電ランプの異常をこの放電ランプのランプ電圧に対応
    した電圧により検出し、出力制御回路にインバータ装置
    を低出力状態とする動作指令を与える保護回路と; 放電ランプの回路への接続を放電ランプのフィラメント
    に流れる電流により検出する装着状態検出回路と; 装着状態検出回路で放電ランプが取り外されている状態
    から放電ランプが取り付けられる状態を検出すると出力
    制御回路に対する保護回路からの動作指令をリセットす
    るリセット回路と; を具備したことを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】フィラメントを有する放電ランプを1灯も
    しくは直列接続された多灯構成で点灯させるインバータ
    装置と; インバータ装置の出力を可変する出力制御回路と; 放電ランプの異常を検出し、出力制御回路にインバータ
    装置を低出力状態とする動作指令を与える保護回路と; 1灯の放電ランプの両端のフィラメント、または、多灯
    接続された放電ランプの両端に位置するフィラメントが
    それぞれ通電状態となったことにより回路上への装着完
    了と判断する装着状態検出回路と; 装着状態検出回路で放電ランプが取り外されている状態
    から放電ランプが装着される状態を検出すると出力制御
    回路に対する保護回路からの動作指令をリセットするリ
    セット回路と; を具備したことを特徴とする放電灯点灯装置。
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