JP3245438B2 - 電気湯沸かし器 - Google Patents
電気湯沸かし器Info
- Publication number
- JP3245438B2 JP3245438B2 JP00063592A JP63592A JP3245438B2 JP 3245438 B2 JP3245438 B2 JP 3245438B2 JP 00063592 A JP00063592 A JP 00063592A JP 63592 A JP63592 A JP 63592A JP 3245438 B2 JP3245438 B2 JP 3245438B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- filter device
- heater
- purification filter
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般家庭で使用する電気
湯沸かし器の浄水フィルタに関する。
湯沸かし器の浄水フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気湯沸かし器は使用の簡便さ
と、保温機能付きという利点から急速に普及しつつあ
る。
と、保温機能付きという利点から急速に普及しつつあ
る。
【0003】従来の電気湯沸かし器の一例を図4に示
す。図中の1は液体(通常は水)収容容器であり、その
底12の下部にはヒータ6が取付けられている。前記容
器1の底12には導出パイプ2が設けられ、還流ポンプ
9,出口パイプ8を介し、さらに切換弁3により湯を再
び容器1に戻すか、吐出口5より外に取出すかを選択す
るようにしている。56は浄水フィルタ装置で、容器1
内の液13の上面14と電気湯沸かし器の上部開口部を
覆う蓋15の下カバー16との間で容器1の壁に取付け
られている。
す。図中の1は液体(通常は水)収容容器であり、その
底12の下部にはヒータ6が取付けられている。前記容
器1の底12には導出パイプ2が設けられ、還流ポンプ
9,出口パイプ8を介し、さらに切換弁3により湯を再
び容器1に戻すか、吐出口5より外に取出すかを選択す
るようにしている。56は浄水フィルタ装置で、容器1
内の液13の上面14と電気湯沸かし器の上部開口部を
覆う蓋15の下カバー16との間で容器1の壁に取付け
られている。
【0004】前記切換弁3,浄水フィルタ装置56、お
よびその周辺の細部を図3に示す。ヒータ6により熱せ
られた容器1内の湯は導出パイプ2を通り、ポンプ9に
より出口パイプ8,切換弁3,浄水フィルタ装置56内
の浄水フィルタ10を通って、再び容器1内に還流され
るようになっている。
よびその周辺の細部を図3に示す。ヒータ6により熱せ
られた容器1内の湯は導出パイプ2を通り、ポンプ9に
より出口パイプ8,切換弁3,浄水フィルタ装置56内
の浄水フィルタ10を通って、再び容器1内に還流され
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、浄水フィルタ装置56は容器1内で露出している
ので、容器1内への供水時や容器1からの排水時に邪魔
になるばかりか、容器1内の高温により湯沸かし器の蓋
が非常に熱くなるのを防ぐため、蓋の上部と蓋の下カバ
ーとの間隔は十分とっておかねばならず、また湯沸かし
器の底12も容器1の下のヒータ6の熱により高温にな
るのを防ぐため、この間の間隔も十分にとっておかねば
ならないので、湯沸かし器全体をコンパクトにできな
い。さらに浄水フィルタ装置56は湯沸かし時に毎回激
しい沸騰水や高温の蒸気に曝され、変形したり、劣化し
たりするという課題があった。
では、浄水フィルタ装置56は容器1内で露出している
ので、容器1内への供水時や容器1からの排水時に邪魔
になるばかりか、容器1内の高温により湯沸かし器の蓋
が非常に熱くなるのを防ぐため、蓋の上部と蓋の下カバ
ーとの間隔は十分とっておかねばならず、また湯沸かし
器の底12も容器1の下のヒータ6の熱により高温にな
るのを防ぐため、この間の間隔も十分にとっておかねば
ならないので、湯沸かし器全体をコンパクトにできな
い。さらに浄水フィルタ装置56は湯沸かし時に毎回激
しい沸騰水や高温の蒸気に曝され、変形したり、劣化し
たりするという課題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、浄水
フィルタ装置の劣化を軽減し、湯沸かし器全体の大きさ
がコンパクトな電気湯沸かし器を提供することを目的と
している。
フィルタ装置の劣化を軽減し、湯沸かし器全体の大きさ
がコンパクトな電気湯沸かし器を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、浄化フィルタ装置を電気湯沸かし器の液体
収容容器外に設けたものであり、ヒータを底部に有する
液体収容容器の底部から取出した導出パイプを、前記液
体収容容器の上方側面の穴に設けた還流パイプに循環ポ
ンプと浄水フィルター装置を介して接続し、前記導出パ
イプと前記還流パイプとの間に位置する浄水フィルタ装
置を電気湯沸かし器の下部カバー内に収めるとともに、
前記ヒータは前記液体収容容器の下部及び前記浄水フィ
ルターにそれぞれ接触してなる電気湯沸かし器とする。
するために、浄化フィルタ装置を電気湯沸かし器の液体
収容容器外に設けたものであり、ヒータを底部に有する
液体収容容器の底部から取出した導出パイプを、前記液
体収容容器の上方側面の穴に設けた還流パイプに循環ポ
ンプと浄水フィルター装置を介して接続し、前記導出パ
イプと前記還流パイプとの間に位置する浄水フィルタ装
置を電気湯沸かし器の下部カバー内に収めるとともに、
前記ヒータは前記液体収容容器の下部及び前記浄水フィ
ルターにそれぞれ接触してなる電気湯沸かし器とする。
【0008】
【作用】本発明は上記の構成により、浄水フィルタ装置
を液体収容容器の外に設けたので、給水時や排水時に邪
魔になることなく、また誤って浄水フィルタ装置を壊す
こともなく、さらに浄化フィルタ装置は湯沸かし器の上
蓋あるいは底部の熱遮断のために空けている空間内に収
納するので、浄化フィルタ装置収納のため蓋部や底部が
大きくなることはなく、液体上面と蓋の下カバーとの間
隔は浄化フィルタ装置がなくなった分だけ狭くできるの
で湯沸かし器全体をコンパクトにできる。また、湯沸か
し時、沸騰水や蒸気の影響がなくなり、フィルタ装置の
信頼性,耐久性が大幅に改善できる。さらに、浄化剤に
吸着された液体中の塩素や不純物は湯沸かし後のヒータ
の余熱で炭酸ガス等に変えられ、浄化剤を活性化し、再
利用できるものである。
を液体収容容器の外に設けたので、給水時や排水時に邪
魔になることなく、また誤って浄水フィルタ装置を壊す
こともなく、さらに浄化フィルタ装置は湯沸かし器の上
蓋あるいは底部の熱遮断のために空けている空間内に収
納するので、浄化フィルタ装置収納のため蓋部や底部が
大きくなることはなく、液体上面と蓋の下カバーとの間
隔は浄化フィルタ装置がなくなった分だけ狭くできるの
で湯沸かし器全体をコンパクトにできる。また、湯沸か
し時、沸騰水や蒸気の影響がなくなり、フィルタ装置の
信頼性,耐久性が大幅に改善できる。さらに、浄化剤に
吸着された液体中の塩素や不純物は湯沸かし後のヒータ
の余熱で炭酸ガス等に変えられ、浄化剤を活性化し、再
利用できるものである。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0010】図1に示すように、底にヒータ6を設けた
液体収容容器1の底12より取出した導出パイプ2は前
記ヒータ6に接触し、下部カバー20に収められた浄水
フィルタ装置7に接続され、前記浄水フィルタ装置7の
反対側は出口パイプ8,循環ポンプ9,切換弁3を介し
て還流パイプ4に接続されている。ここで、浄水フィル
タ装置7の上面がヒータ6と接触し、また、ヒータ6は
液体収容容器1の底12にも接触している。切換弁3の
片方は前記容器1の上方側面の穴に取付けられた還流パ
イプ4に接続され、他方は湯を取出す吐出パイプ5に接
続されている。また浄水フィルタ装置7の耐熱性密閉ケ
ース11内には粒状の活性炭等からなる浄化剤10が収
納されている。切換弁3は電気的に制御され、必要な時
間だけ導出パイプ2から吸込まれた湯を還流パイプ4側
へ流す。これ以外のときは、外部からの操作により吐出
パイプ5側へ流れ、湯を取出すことができる。なお、液
体の浄化は、たとえば沸かしている途中に行なえば、浄
化のために余分な時間が要することもないのは言うまで
もない。浄化浄水フィルタ装置7を交換する必要が生じ
たときは、湯沸かし器の下部カバー20にピン22で係
止された扉21を開いて行なう。
液体収容容器1の底12より取出した導出パイプ2は前
記ヒータ6に接触し、下部カバー20に収められた浄水
フィルタ装置7に接続され、前記浄水フィルタ装置7の
反対側は出口パイプ8,循環ポンプ9,切換弁3を介し
て還流パイプ4に接続されている。ここで、浄水フィル
タ装置7の上面がヒータ6と接触し、また、ヒータ6は
液体収容容器1の底12にも接触している。切換弁3の
片方は前記容器1の上方側面の穴に取付けられた還流パ
イプ4に接続され、他方は湯を取出す吐出パイプ5に接
続されている。また浄水フィルタ装置7の耐熱性密閉ケ
ース11内には粒状の活性炭等からなる浄化剤10が収
納されている。切換弁3は電気的に制御され、必要な時
間だけ導出パイプ2から吸込まれた湯を還流パイプ4側
へ流す。これ以外のときは、外部からの操作により吐出
パイプ5側へ流れ、湯を取出すことができる。なお、液
体の浄化は、たとえば沸かしている途中に行なえば、浄
化のために余分な時間が要することもないのは言うまで
もない。浄化浄水フィルタ装置7を交換する必要が生じ
たときは、湯沸かし器の下部カバー20にピン22で係
止された扉21を開いて行なう。
【0011】
【0012】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなように
本発明は、浄水フィルタ装置を容器外に設け還流パイプ
のみを容器上部側面に設けているので、液体上面と蓋の
下カバーとの間隔が小さくでき、ひいては全体の高さを
低く、コンパクトにできる。
本発明は、浄水フィルタ装置を容器外に設け還流パイプ
のみを容器上部側面に設けているので、液体上面と蓋の
下カバーとの間隔が小さくでき、ひいては全体の高さを
低く、コンパクトにできる。
【0013】また、液体収容容器への給水時や排水時に
も邪魔にならず、よって浄水フィルタ装置も壊す恐れが
減少し、浄水フィルタ装置は熱湯や高温の蒸気に曝され
る時間が少ないので、その信頼性も耐久性も向上する。
も邪魔にならず、よって浄水フィルタ装置も壊す恐れが
減少し、浄水フィルタ装置は熱湯や高温の蒸気に曝され
る時間が少ないので、その信頼性も耐久性も向上する。
【0014】さらに、湯沸かし時のヒータ余熱で不純物
を吸着した浄水フィルタ装置の浄化剤を再活性できる効
果も有している。
を吸着した浄水フィルタ装置の浄化剤を再活性できる効
果も有している。
【図1】本発明の実施例を示す電気湯沸かし器の断面図
【図2】従来例を示す電気湯沸かし器の要部断面図
【図3】従来例を示す電気湯沸かし器の全体の断面図
1 液体収容容器 2 導出パイプ 3 還流パイプ 7 浄化フィルタ装置 9 循環ポンプ 12 底
フロントページの続き (72)発明者 横野 政廣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 前川 馨 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−211355(JP,A) 実開 平4−10824(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21
Claims (1)
- 【請求項1】 ヒータを底部に有する液体収容容器の底
部から取出した導出パイプを、前記液体収容容器の上方
側面の穴に設けた還流パイプに循環ポンプと浄水フィル
ター装置を介して接続し、前記導出パイプと前記還流パ
イプとの間に位置する浄水フィルタ装置を電気湯沸かし
器の下部カバー内に収めるとともに、前記ヒータは前記
液体収容容器の下部及び前記浄水フィルターにそれぞれ
接触してなる電気湯沸かし器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00063592A JP3245438B2 (ja) | 1992-01-07 | 1992-01-07 | 電気湯沸かし器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00063592A JP3245438B2 (ja) | 1992-01-07 | 1992-01-07 | 電気湯沸かし器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05228056A JPH05228056A (ja) | 1993-09-07 |
JP3245438B2 true JP3245438B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=11479185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00063592A Expired - Fee Related JP3245438B2 (ja) | 1992-01-07 | 1992-01-07 | 電気湯沸かし器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3245438B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1320589C (zh) * | 2002-11-26 | 2007-06-06 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 磁控管的输出部件结构 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110236406B (zh) * | 2018-03-09 | 2022-04-19 | (株)酷晨 | 食物加热壶 |
-
1992
- 1992-01-07 JP JP00063592A patent/JP3245438B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1320589C (zh) * | 2002-11-26 | 2007-06-06 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 磁控管的输出部件结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05228056A (ja) | 1993-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6178290B1 (en) | Water filter device having a collecting pot and a heating element | |
JPS5880401A (ja) | 消音式蒸気発生装置 | |
JP3245438B2 (ja) | 電気湯沸かし器 | |
JP2002028076A (ja) | 炊飯器 | |
JPH10108894A (ja) | 煎じ出し用電気ポット | |
JP2658225B2 (ja) | 湯沸かし装置 | |
JP3182594B2 (ja) | 電気湯沸かし器 | |
JP2518317Y2 (ja) | 水位検出装置付き水加熱器 | |
JP3137099B2 (ja) | 真空二重容器を持った電気貯湯容器 | |
JPS60126127A (ja) | 炊飯器 | |
JP3180615B2 (ja) | ポット | |
JPS62120820A (ja) | 電動ポンプ式湯沸し器 | |
KR100193092B1 (ko) | 물맺힘 방지장치가 설치된 전기보온밥솥 | |
JP2722675B2 (ja) | 電気湯沸器の蓋体 | |
KR200197656Y1 (ko) | 압력식 약탕기 | |
JP2985726B2 (ja) | 浴槽装置 | |
KR100350165B1 (ko) | 전기압력밥솥의 안전장치 | |
JPS62120817A (ja) | 電動ポンプ式湯沸し器 | |
JP3542543B2 (ja) | 電気貯湯容器 | |
JPH07285A (ja) | ジャーポット | |
JPS60179021A (ja) | 抽出装置 | |
JP3163937B2 (ja) | ポット | |
JPH06315433A (ja) | ジャーポット | |
JP2990921B2 (ja) | 電気湯沸かし器 | |
JP2532047B2 (ja) | 風呂用の循環浄化装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |