JP3244738B2 - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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JP3244738B2 JP34925191A JP34925191A JP3244738B2 JP 3244738 B2 JP3244738 B2 JP 3244738B2 JP 34925191 A JP34925191 A JP 34925191A JP 34925191 A JP34925191 A JP 34925191A JP 3244738 B2 JP3244738 B2 JP 3244738B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ通信制御技術、
さらにはHDLC(High Level Data Li
nk Control)方式のデータ通信を可能とする
通信制御装置に関し、例えば通信制御用プロトコルコン
トローラに適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホスト通信機能モジュールと端末通信機
能モジュールとの間でデータ通信を行う場合の通信規約
すなわち通信プロトコル若しくはデータ伝送制御手順の
一つとして、HDLC制御手順がある。この制御手順
は、基本的にデータリンクの確立、通信相手の確認、伝
送誤りの検査、受信確認などを規定し、かかるデータ伝
送制御手順に従ってデータ通信を行う場合、ホスト通信
機能モジュールとされる1次局や、端末通信機能モジュ
ールとされる2次局に含まれる通信制御装置がデータ伝
送手順やその他の制御を支援する。
【0003】HDLC方式においては、フレームと呼ば
れる転送単位で全ての情報が転送される。フレームは、
フラグ・シーケンス、アドレス・フィールド、制御フィ
ールド、情報フィールド、フレーム検査シーケンス、フ
ラグ・シーケンスからなる。転送する情報は情報フィー
ルドに入れられ、他のフィールドはデータリンク制御の
ために使用される。フレームの開始と終結は、フラグ・
シーケンス(01111110)と呼ばれる同期信号で
示される。フレームの同期は1個以上のフラグシーケン
スの送受信によって確立される。1次局は、フレーム送
信後、アイドル・パターン(11111111)を送出
する。1次局のアイドル・パターンが(1111111
1)であるため、フラグ(011111110)との境
界に、2次局に対するデータ送出指示としてのGA(G
o Ahead)パターンが形成される。
【0004】通信制御用LSIには、HDLCループモ
ードにおいて、図6に示されるようにGAパターンの
“0”とクロージングフラグの“0”とを共用する方式
を採用したものと、図7に示されるようにGAパターン
の“0”とクロージングフラグの“0”とを共用しない
方式を採用したものとがある。従って、GAパターンの
“0”とクロージングフラグの“0”とを共用する方式
を採用する通信制御装置には、そのような方式に従った
通信制御用LSIを用いなければならず、また、GAパ
ターンの“0”とクロージングフラグの“0”とを共用
しない方式を採用する通信制御装置には、そのような方
式に従った通信制御用LSIを用いなければならい。
【0005】尚、HDLC方式におけるデータ通信制御
について記載された文献の例としては、μPD7200
1ユーザーズ・マニュアル(日本電気〔株〕1986年
6月発行)がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、GAパ
ターンの“0”とクロージングフラグの“0”とを共用
する方式を採用する通信制御装置には、そのような方式
に従った通信制御用LSIを用いなければならず、ま
た、GAパターンの“0”とクロージングフラグの
“0”とを共用しない方式を採用する通信制御装置に
は、そのような方式に従った通信制御用LSIを用いな
ければならない。そのような状況下で、上記両方式に対
応可能な通信制御装置について本発明者が検討したとこ
ろ、そのような装置を従来技術により実現するには、互
いに方式の異なる通信用LSIをそれぞれ搭載してそれ
を適宜に切換えて使用しなければならないため、製造コ
スト的に、また、それの制御プログラム開発工数の増大
により、非常に困難とされるのが明かとされた。
【0007】本発明の目的は、ハイレベル・データリン
ク制御方式におけるGAパターンとクロージングフラグ
との間で一部ビットが共用されるモードと、それが共用
されないモードとを択一的に選択可能な通信制御装置を
安価に提供することにある。また、本発明の別の目的
は、そのような通信制御装置の小型化を図ることにあ
る。
【0008】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0010】すなわち、ハイレベル・データリンク制御
方式におけるGAパターンとクロージングフラグとの間
で一部ビットが共用される第1モード、及びそれが共用
されない第2モードとを、出力制御手段から出力される
GAパターンを変換することで実現するモード切換え手
段を備えて通信制御装置を構成するものである。このと
き、送信制御手段、受信制御手段、及びモード切換え手
段を一つの半導体基板に形成することができる。
【0011】
【作用】上記した手段によれば、上記モード変換手段
は、ハイレベル・データリンク制御方式におけるGAパ
ターンとクロージングフラグとの間で一部ビットが共用
される第1モード、及びそれが共用されない第2モード
とを、GAパターンを変換することで実現する。このこ
とが、上記第1モードと第2モードとを択一的に選択可
能な通信制御装置の製造コストの低減を可能とする。ま
た、送信制御手段、受信制御手段、プロセッサ、及びモ
ード切換え手段を一つの半導体基板に形成することは、
そのような通信制御装置の小型化を達成する。
【0012】
【実施例】図3には本発明の一実施例装置が適用される
HDLCループ網システムが示される。
【0013】同図に示されるシステムは、特に制限され
ないが、HDLC手順の不平衡型クラスシステムとさ
れ、1次局41、2次局42、2次局43、2次局44
を含む。1次局41の送信端子TXは伝送ライン51を
介して2次局42の受信端子RXに結合され、2次局4
2の送信端子TXは伝送ライン52を介して2次局43
の受信端子RXに結合され、2次局43の送信端子TX
は伝送ライン53を介して2次局44の受信端子RXに
結合され、2次局44の送信端子TXは伝送ライン54
を介して1次局41の受信端子RXに結合される。その
ようなシステム構成において、1次局41は所定のコマ
ンドを送信し、2次局42、2次局43、又は2次局4
4からのレスポンスを受ける。つまり、1次局41はデ
ータリンク層の誤り回復に対する責任を有する。2次局
42、2次局43、2次局44は、1次局41の指示に
より、データリンクの制御機能を有し、1次局41から
のコマンドを受取ると、それに対するレスポンスを1次
局41に返す。HDLC手順ではフレーム単位で情報の
転送がなされる。
【0014】2次局42、2次局43、2次局44はそ
れぞれ自局が送信していないときは、自局よりも上位の
局の送信データをそのまま再送信する。自局のデータを
送信するときは、GAパターン(7FH)を検出して自
局よりも上位の局が送信してないことを確認してから送
信する。例えば2次局43の送信データは、図4に示さ
れるように、1次局41のオープニングフラグ(7E
H)、1次局41の送信データ、1次局41のクロージ
ングフラグ、1次局41のGAパターン、2次局42の
オープニングフラグ、2次局42の送信データ、2次局
42のクロージングフラグ、2次局42のGAパター
ン、2次局43のオープニングフラグ、2次局43の送
信データ、2次局42のクロージングフラグ、2次局4
3のGAパターン、という順番となる。
【0015】図1には、上記2次局42、2次局43、
2次局44に適用される通信制御用のプロトコルコント
ローラが示される。
【0016】従来技術に従えば、GAパターンの“0”
とクロージングフラグの“0”とを共用する方式を採用
する通信制御装置には、そのような方式に従った通信制
御用LSIを用いなければならず、また、GAパターン
の“0”とクロージングフラグの“0”とを共用しない
方式を採用する通信制御装置には、そのような方式に従
った通信制御用LSIを用いなければならいため、両方
式に対応可能な通信制御装置を実現するは、互いに方式
の異なる通信用LSIをそれぞれ搭載しなければなら
ず、製造コスト的に困難とされる。それに対して本実施
例では、HDLC方式におけるGAパターンとクロージ
ングフラグとの間で一部ビットが共用されるモードと、
それが共用されないモードとを、出力制御手段から出力
されるGAパターンを変換することで実現するモード切
換え手段を設けることによって、両方式に対応する装置
を容易に、しかも安価に構成している。すなわち、図1
に示されるように、シリアル回線を介して伝達されたデ
ータを内部に取込むための受信制御手段と、上記シリア
ル回線へデータを送出するための送信制御手段とが機能
的に実現される単一の通信制御LSI12の後段に、上
記モード切換え手段を配置することによって、互いに方
式の異なる二つの通信制御LSIの配置を不要としてい
る。通信制御LSI12は、特に制限されないが、GA
パターンの“0”とクロージングフラグの“0”とを共
用する方式を採用するもので、公知の半導体集積回路製
造技術によりシリコンなどの一つの半導体基板に形成さ
れる。通信制御LSI12それ自体の機能は、基本的に
従来のLSIの通信制御機能と同様とされる。つまり、
この通信制御LSI12の制御により、上記HDLC方
式における所定の通信制御が行われる。この通信制御L
SI12はデータ入力端子IN、データ出力端子OU
T、クロック端子CKを有する。データ入力端子INが
回線入力端子31に結合されることによって回線データ
の内部取込みが可能とされる。データ出力端子OUT、
クロック端子CKは、上記モード切換え手段を形成する
クロージングフラグ検出回路13とマスク回路14とに
伝達される。このクロージングフラグ検出回路13、マ
スク回路14は、以下のように構成される。
【0017】クロージングフラグ検出回路13は、特に
制限されないが、CPU11によってフラグ検出イネー
ブル信号形成のための所定データの書込みが可能とされ
るレジスタ13aと、このレジスタ13aから出力され
るフラグ検出イネーブル信号13cがアサートされた場
合に、上記通信制御LSI12から出力された送信デー
タ16に含まれるクロージングフラグ(7EH)を検出
するためのクロージングフラグ検出部13bとを含む。
上記レジスタ13aはアドレスバス及びデータバス15
を介してCPU11に結合され、このレジスタ13aに
“01H”が書込まれた場合には、フラグ検出イネーブ
ル信号13cがハイレベルにアサートされることによっ
てクロージングフラグ検出部13bがイネーブル状態と
される。また、レジスタ13aに“00H”が書込まれ
た場合には、フラグ検出イネーブル信号13cがローレ
ベルにネゲートされることによってクロージングフラグ
検出回路13がディスエーブル状態とされる。HDLC
ループでは、アドレス・フィールド、制御フィールド、
情報フィールド、及びフレーム検査シーケンスの中にフ
ラグ・シーケンスと同一のビット列が出現すると、受信
側ではそれをフレームの終結とみなしてしまうので、そ
のような問題を排除するため、送出ビット列に“1”が
5個連続して現れるパターンが検出されると、その直後
にビット“0”が強制的に一つ挿入されるようになって
いる。このため、送信データにおいて“0111111
0”というビット列はクロージングフラグのみとされ
る。従って、クロージングフラグ検出部13bにおける
クロージングフラグの検出は、“01111110”と
いうビット列が現れたか否かの判別とされ、そのような
判別はカウンタ回路により容易に実現することができ
る。このクロージングフラグ検出部13bによりクロー
ジングフラグが検出された場合には、それの出力とされ
るフラグ検出信号19がハイレベルにアサートされる。
【0018】上記マスク回路14は、特に制限されない
が、上記フラグ検出信号19を反転するためのインバー
タ14aと、このインバータ14aの出力14bと上記
通信制御LSI12からの送信クロック17との論理積
を得るためのアンドゲート14cと、それの後段に配置
されたラッチ回路14dとを含む。このラッチ回路14
dはクロック端子CKに入力された送信クロック17に
同期してアンドゲート14cから入力端子INに伝達さ
れた信号を出力端子OUTに伝達する。このラッチ回路
14dの出力端子OUTからの出力は回線出力データ2
0として、回線出力端子32を介して当該通信制御用プ
ロトコルコントローラ21の外部に出力される。上記フ
ラグ検出信号19がローレベルの場合には、インバータ
14aの出力14bがハイレベルとされることによって
アンドゲート14cが活性化され、上記通信制御LSI
12からの送信データ16がラッチ回路14dにより送
信クロック17の1クロック分遅延されて回線出力端子
32より外部に出力される。そに対して、上記クロージ
ングフラグ検出部13bによりクロージングフラグが検
出されることによってフラグ検出信号19がハイレベル
にネゲートされた場合には、インバータ14aの出力1
4bがローレベルとなるためアンドゲート14cが非活
性状態とされ、それにより上記送信データ16がマスク
されるので、その場合に送信クロック17に同期してラ
ッチ回路14dから出力されるデータは“0”とされ
る。つまり、クロージングフラグの最終ビットに続いて
ビット“0”が出力される。そのような動作は、HDL
C方式におけるGAパターンとクロージングフラグとの
間で一部ビットが共用されないモードとされる。
【0019】CPU11は、通信制御用プロトコルコン
トローラ21全体の動作制御を司る。例えば、自局より
上位の局のデータが通信制御LSI12によって再送信
されている場合には、レジスタ13aにはCPU11に
より“00H”がセットされており、従ってその場合に
はクロージングフラグ検出部13bによるフラグ検出は
実行されない。この状態は、上記のように通信制御LS
I12から出力された送信データ16がマスク回路14
を介して回線出力端子32より外部に送出される再送信
状態とされる。
【0020】自局が送信する場合には次のように動作す
る。
【0021】先ず、CPU11は、アドレスバス及びデ
ータバス15を介して通信制御LSI12に対して送信
許可コマンドと送信データとを与える。すると、通信制
御LSI12は受信データ18からGAパターンを認識
して、それにより、上位局が送信していない期間を知
り、その期間に送信を開始する。CPU11は通信制御
LSI12がオープニングフラグを送出した後に、レジ
スタ13aに“01H”をセットして、クロージングフ
ラグ検出部13bをイネーブル状態とする。この場合、
オープニングフラグの次のビットがマスク回路14によ
ってマスクされることはないので、回線出力端子32か
ら正しいデータが送出される。オープニングフラグの送
出終了は、CPU11でそれ内部のステータスレジスタ
の状態を監視するか、通信制御LSI12を監視する
か、あるいは通信制御LSI12からCPU11に対す
る所定の割込により、把握可能とされる。
【0022】クロージングフラグ送出時には、クロージ
ングフラグ検出部13bがイネーブル状態となっている
ので、このクロージングフラグ検出部13bによりクロ
ージングフラグが検出されたなら、フラグ検出信号19
がハイレベルにアサートされることにより、マスク回路
14により当該クロージングフラグの次のビットがマス
クされ、“0”とされる。従って、図2に示されるよう
に、通信制御LSI12の出力とされる送信データ16
を見る限り、クロージングフラグとGAパターンとで
“0”が共有されているにも拘らず(図6参照)、マス
ク回路14から出力される回線出力データ20は、クロ
ージングフラグとGAパターンとで“0”が共有されて
いない方式と等価なパターンとされ、その状態で本実施
例装置は、クロージングフラグとGAパターンとで
“0”が共有される方式の通信制御LSI12を使用す
るにも拘らず、それを共用しない方式の通信制御装置と
して動作される。
【0023】本実施例によれば以下の作用効果を奏す
る。
【0024】(1)HDLC方式におけるGAパターン
とクロージングフラグとの間で一部ビットが共用される
モードと、それが共用されないモードとを、GAパター
ンを変換することで実現するモード切換え手段としての
クロージングフラグ検出回路13及びマスク回路14を
設けることによって、そのように択一的にモードを選択
可能な通信制御用プロトコルコントローラ21を安価に
得ることができる。
【0025】(2)上記のようなモード選択は、CPU
11により所定のデータをレジスタ13aにセットする
ことで可能とされるから、上記モード選択が容易とさ
れ、ソフトウェアの負担増大を回避することができる。
【0026】図5には本発明の他の実施例にかかる通信
制御用プロトコルコントローラが示される。
【0027】図5に示される通信制御用プロトコルコン
トローラ21では、クロージングフラグ検出回路13の
構成が上記実施例と異なっている。レジスタ13aの出
力と、クロージングフラグ検出部13bの出力との論理
積を得るためのアンドゲート22が設けられ、このアン
ドゲート22の出力がマスク回路14のインバータ14
aに伝達されるようになっている。それにより、クロー
ジングフラグ検出部13bでは、レジスタ13aの出力
状態にかかわらず、クロージングフラグの検出が行わ
れ、レジスタ13aのセット状態に応じてクロージング
フラグ検出部13bのフラグ検出結果がマスク回路14
に伝達される。このような構成においては、クロージン
グフラグ検出部13bによるクロージングフラグ検出が
レジスタ13aの出力状態にかかわらず常時行われてい
るため、例えば、レジスタ13aへの情報セットがクロ
ージングフラグの途中で行われた場合でも、当該クロー
ジングフラグ検出結果を的確にマスク回路14へ伝達す
ることができる。
【0028】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0029】例えば、上記実施例ではHDLC方式にお
ける2次局に適用される通信制御用プロトコルコントロ
ーラについて説明したが、HDLC方式における1次局
も同様に構成することができる。また、通信制御LSI
12、クロージングフラグ検出回路13、マスク回路1
4、さらにはCPU11を、公知の半導体集積回路製造
技術によりシリコンなどの一つの半導体基板に形成する
こともでき、かかる場合には、それらを個別的に形成す
る場合に比して通信制御用プロトコルコントローラ21
の小型化を図ることができる。
【0030】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である通信制
御用プロトコルコントローラに適用した場合について説
明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、例
えば通信チャネルを含むシングルチップマイクロコンピ
ュータや通信用ボードなどにも広く適用することができ
る。
【0031】本発明は、少なくともシリアル回線を介し
て伝達されたデータを内部に取込むための受信制御手段
と、上記シリアル回線へデータを送出するための送信制
御手段とを含むことを条件に適用することができる。
【0032】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0033】すなわち、ハイレベル・データリンク制御
方式におけるGAパターンとクロージングフラグとの間
で一部ビットが共用される第1モード、及びそれが共用
されない第2モードとが、GAパターンを変換すること
で実現され、それにより、上記第1モードと第2モード
とを択一的に選択可能な通信制御装置の製造コストの低
減が可能とされる。また、送信制御手段、受信制御手
段、及びモード切換え手段が一つの半導体基板に形成さ
れることによって、そのような通信制御装置の小型化が
達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる通信制御用プロトコ
ルコントローラの構成例ブロック図である。
【図2】上記通信制御用プロトコルコントローラにおけ
る主要部の動作タイミング図である。
【図3】上記通信制御用プロトコルコントローラが適用
されるHDLCループの説明図である。
【図4】上記HDLCループで取り扱われる送信データ
の構成説明図である。
【図5】上記通信制御用プロトコルコントローラの他の
構成例ブロック図である。
【図6】GAパターンの“0”とクロージングフラグの
“0”とを共用する方式の説明図である。
【図7】GAパターンの“0”とクロージングフラグの
“0”とを共用しない方式の説明図である。
【符号の説明】
11 CPU 12 通信制御LSI 13 クロージングフラグ検出回路 13a レジスタ 13b クロージングフラグ検出部 13c フラグ検出イネーブル信号 14 マスク回路 14a インバータ 14b インバータ14aの出力信号 14c アンドゲート 14d ラッチ回路 15 アドレスバス及びデータバス 16 送信データ 17 送信クロック 18 受信データ 19 フラグ検出信号 20 回線出力データ 21 通信制御用プロトコルコントローラ 22 アンドゲート 31 回線入力端子 32 回線出力端子 41 1次局 42 2次局 43 2次局 44 2次局 51 伝送ライン 52 伝送ライン 53 伝送ライン 54 伝送ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柄澤 健一 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株式会社日立マイコンシステム内 (56)参考文献 特開 昭58−221541(JP,A) 特開 昭63−296540(JP,A) 特開 昭64−77341(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/00 G06F 13/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアル回線を介して伝達されたデータ
    を内部に取り込むための受信制御手段と、上記シリアル
    回線を介してデータを送出するための送信制御手段とを
    含み、ハイレベル・データリンク制御方式におけるGA
    パターンとクロージングフラグとの間で一部ビットが共
    用される第1モードと、上記GAパターンと上記クロー
    ジングフラグとの間でビットが共用されない第2モード
    とを、上記GAパターンを変換することで実現するモー
    ド切換え手段が上記送信制御手段の後段に配置され、上
    記第1モードと上記第2モードとのいずれかを実現する
    如く上記モード切換え手段が択一的に選択可能にされて
    成ることを特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】 上記受信制御手段、上記送信制御手段、
    及び上記モード切換え手段が一つの半導体基板に形成さ
    れた請求項1記載の通信制御装置。
  3. 【請求項3】 上記モード切換え手段は、上記送信制御
    手段から上記シリアル回線に送出される送信データを監
    視して当該送信データ中に含まれる特定のビットのクロ
    ージングフラグを検出するクロージングフラグ検出回路
    と、上記クロージングフラグ検出回路の結果に基づい
    て、当該クロージングフラグの最終ビット直後のビット
    をマスクすることによって上記第1モードの送信データ
    を上記第2モードの送信データに変換する如くGAパタ
    ーンを変換するマスク回路とを含む請求項1又は2記載
    の通信制御装置。
  4. 【請求項4】 上記モード切換え手段はレジスタを含
    み、当該レジスタが所定状態にセットされることによっ
    て当該レジスタの出力は上記クロージングフラグ検出回
    路のクロージングフラグを検出する機能をイネーブル状
    態に制御することを特徴とする請求項3記載の通信制御
    装置。
  5. 【請求項5】 上記モード切換え手段における上記レジ
    スタが上記所定状態にセットされた状態で、上記モード
    切換え手段における上記マスク回路は、上記モード切換
    え手段における上記クロージングフラグ検出回路の上記
    検出結果に基づいて上記クロージングフラグの上記最終
    ビット直後のビットを低レベルにマスクする請求項4記
    載の通信制御装置。
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