JP3243536B2 - シャッターの施錠装置 - Google Patents

シャッターの施錠装置

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JP3243536B2
JP3243536B2 JP07552992A JP7552992A JP3243536B2 JP 3243536 B2 JP3243536 B2 JP 3243536B2 JP 07552992 A JP07552992 A JP 07552992A JP 7552992 A JP7552992 A JP 7552992A JP 3243536 B2 JP3243536 B2 JP 3243536B2
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shutter
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敦司 森
義嗣 内海
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Sanwa Shutter Corp
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窓、出入口等の建物開
口部に設置されるシャッターの施錠装置に係り、特に、
施錠装置の構造を簡単かつコンパクト化することができ
ると共に、シャッターカーテンが下限位置まで下降した
際に自動的にシャッターの施錠を行うことができるシャ
ッターの施錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シャッターに装備される施錠装置
は、シャッターカーテンの最下端に位置するスラット基
板の左右両端部に、ガイドレールの案内溝側に常時突出
付勢させた係合杆を水平方向出没自在に配設し、シャッ
ターカーテンを閉鎖した状態で、上記係合杆に備えた摺
動摘みの係止を解除し、案内溝側の係合突起あるいは係
合凹部に係合杆を突出係合させて施錠すると共に、上記
係合突起あるいは係合凹部への突出付勢に抗して摺動摘
みを内方に引き、係合杆をスラット基板内に没入係止さ
せることにより解錠するように構成したものが知られて
いる。
【0003】しかしながら、上記構成のものでは、解錠
時、すなわち案内溝側への突出付勢に抗して係合杆をス
ラット基板内に没入係止させた状態で、シャッターカー
テンは昇降可能な状態となるため、解錠状態のシャッタ
ーカーテンに外部から振動、衝撃が加わると、摺動摘み
による係止が外れて係合杆が突出してしまい、シャッタ
ーカーテンの昇降移動に支障を来したり、シャッターカ
ーテンが完全に着床しなくなる、等の不具合を誘発する
許りでなく、施錠、解錠を同一の摺動摘みの係脱により
行っているため、施錠する場合には係合杆の突出付勢に
抗して摺動摘みを引き操作しなければならず、特に婦女
子においては少なからぬ負担を負わしめ、甚だ面倒な作
業を伴うものとなって円滑かつ確実な施錠、解錠操作を
行うことができない、という欠点を有するものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
実状に鑑み従来の欠点を解消すべく創案されたものであ
って、その目的とするところは、施錠、解錠を行うにあ
たって、シャッターカーテンを下限位置まで下降させる
のみでシャッターカーテンの左右両端での施錠を一度に
行うことができ、施錠時の面倒な作業を一掃することが
できると共に、解錠時には、施錠状態を保持する弾持力
に抗する煩わしい操作を伴うことなく、容易に解錠操作
することができ、シャッターカーテンの施錠、解錠を速
やかに行うことができるシャッターの施錠装置を提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明が採用した技術的手段は、シャッターカーテ
ンを昇降案内するガイドレール下端の案内溝にラッチ掛
けを突設し、該ラッチ掛けに上方から当接するアーム
を、案内溝側への回動付勢状態を保持したままシャッタ
ーカーテン両側の最下端に水平状に枢設すると共に、上
記アームの回動基端部にラッチ片を一体に垂下し、ラッ
チ掛けへの当接によるアームの回動作動に連繋して、上
記ラッチ片をラッチ掛け下面に係合保持させるべく構成
したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】したがって、本発明によれば、シャッターカー
テンの施錠、解錠操作を、煩わしい操作を伴うことなく
容易かつ確実に行うことができる。
【0007】
【実施例】本発明の構成を、図面に示した一実施例につ
いて詳細に説明する。図1および図2において、1、1
は開口部2の両側に立設されたガイドレールであって、
該ガイドレール1、1間には、複数のパネル3、3…か
らなるシャッターカーテン4が昇降自在に案内されてい
る。また、上記シャッターカーテン4の最下端には、着
床部5aを下面に形成してなる横長の座板5が設けられ
ていると共に、上記ガイドレール1、1の案内溝1a、
1aには、その下端部に位置してラッチ掛け1b、1b
が突設されており、座板5の両端部に内装した後述する
施錠装置6、6のアーム8、8をラッチ掛け1b、1b
に当接させることにより、開口部2の閉鎖時に下限位置
まで達したシャッターカーテン4を施錠するように構成
されている。
【0008】上記施錠装置6、6は、操作レバー部7a
を座板5の表面に突出させた回動レバー7と、回動基端
部8aにラッチ片9をL字状に垂下させたアーム8およ
びラチェット爪10aを先端部のアーム8側に形成した
ストッパアーム10により構成されている。すなわち、
上記回動レバー7は、その中央位置を支軸11により枢
支され、かつ操作レバー部7aに対向する他辺の先端部
に連結孔7bを穿設して形成され、また、アーム8は、
その先端部を座板5の側方から案内溝1a、1a側に突
出させた状態で、回動基端部8aに穿設した長孔8bを
回動軸12に遊嵌すると共に、外側に突成した係止部8
cからラッチ片9に至る周域に円周面8dを一体に形成
して構成されている。更に、ストッパアーム10は、上
記回動レバー7とアーム8の中間位置に支軸10bを支
点として回動自在に枢支されており、その回動先端部に
穿設した連結孔10cと、前記回動レバー7の連結孔7
bとの間に連結杆13を係着して回動レバー7とストッ
パアーム10とを連動連結するように構成されている。
【0009】また、上記ストッパアーム10の支軸10
bとアーム8の回動軸12には、それぞれコイル弾機1
4、15が同軸状に装着されており、ストッパアーム1
0、アーム8を常時案内溝1a、1a側へ向けて回動付
勢すると共に、ストッパアーム10のラチェット爪10
aをアーム8の円周面8dに当接させた状態に保持する
ようになっている。
【0010】叙上の如き構成において、シャッターカー
テン4を下降させると、該シャッターカーテン4は両側
をガイドレール1、1に案内されて開口部2を閉鎖す
る。この時、図3(a)および(b)に示す如く、座板
5の着床部5aが床面に近接する位置までシャッターカ
ーテン4が下降すると、座板5の側方に突出しているア
ーム8、8の先端がガイドレール1、1のラッチ掛け1
b、1bに上方から当接し、該当接に伴ってアーム8、
8は座板5内に没入する方向に回動すると共に、ラッチ
片9、9がそれぞれ案内溝1a、1a側に突出回動し、
同時にストッパアーム10、10のラチェット爪10
a、10aがアーム8、8の円周面8d、8dに当接し
たまま、該面8d、8dを倣い、座板5が更に下降する
と、ラッチ片9、9がラッチ掛け1b、1bの下面に達
し、図4(a)に示す如く、座板5の着床部5aが着床
した時点で、ラチェット爪10a、10aとアーム8、
8の係止部8c、8cとが係合され、コイル弾機15、
15の回動付勢に抗してアーム8、8の回動が固定され
ることにより、ラッチ片9、9はラッチ掛け1b、1b
の下面位置に保持され、シャッターカーテン4は施錠状
態となる。
【0011】次いで、シャッターカーテン4を解錠する
には、図4(b)に示す如く、操作レバー部7aを矢印
A方向に回動するが、この時、上記操作レバー7aはア
ーム8の構成とは別体に配設されているので、該アーム
8を案内溝1a側に付勢するコイル弾機15の付勢力に
影響されることなくわずかな操作力で回動させることが
できる。そして、上記操作レバー7a回動に連動して連
結杆13が矢印B方向に引張され、コイル弾機14の回
動付勢に抗してストッパアーム10も矢印B方向に回動
し、ラチェット爪10aとアーム8の係止部8cとの係
合が解除され、該アーム8はコイル弾機15の回動付勢
により案内溝1a側に回動し、ラッチ掛け1bにアーム
8の先端が当接した状態となる。この時点で、シャッタ
ーカーテン4は開放可能な状態となり、然る後、シャッ
ターカーテン4を上昇させると、アーム8は図3(a)
の施錠待機状態に復帰し、開口部2が開放され、もって
シャッターカーテン4の施錠、解錠操作を円滑かつ確実
に行うことができる。
【0012】なお、本実施例では、施錠装置6、6を、
アーム8に設けた係止部8cにストッパアーム10のラ
チェット爪10aを係止させてラッチ片9をラッチ掛け
1bの下面に係止させるように構成したものを示した
が、これに限定されることなく、図5に示すように、案
内溝1a側に回動付勢されたアーム8にラチェット歯車
16を同軸状に固着し、該ラチェット歯車16の周面に
ストッパアーム10の先端部を摺接させるように構成し
ても前記実施例と同様の効果を得ることができる。ま
た、本実施例では、施錠装置6、6を解錠する回動レバ
ー7、7をそれぞれ座板6の左右両側に配設した構成を
示したが、図6に示すように回動レバー7の両端部に各
施錠装置6、6の連結杆13、13を連結し、回動レバ
ー7の支軸11に別途設けた操作レバー部7aにより解
錠するように構成すれば、左右に配設した施錠装置6、
6の解錠を同時に行うことができ、特に両手で同時には
扱うことができない程度の開口幅の広いシャッター装置
での解錠操作を容易に行うことができる。
【0013】
【発明の効果】これを要するに、本発明は、シャッター
カーテンを昇降案内するガイドレール下端の案内溝にラ
ッチ掛けを突設し、該ラッチ掛けに上方から当接するア
ームを、案内溝側への回動付勢状態を保持したままシャ
ッターカーテン両側の最下端に水平状に枢設すると共
に、上記アームの回動基端部にラッチ片を一体に垂下
し、ラッチ掛けへの当接によるアームの回動作動に連繋
して、上記ラッチ片をラッチ掛け下面に係合保持させる
べく構成したから、施錠、解錠を行うにあたって、シャ
ッターカーテンを下限位置まで下降させるのみでシャッ
ターカーテンの左右両端での施錠を一度に行うことがで
き、施錠時の面倒な作業を一掃することができると共
に、解錠時には、施錠状態を保持する弾持力に抗する操
作を不要にし、わずかな操作力で容易に解錠操作するこ
とができ、面倒な作業を伴うことなくシャッターカーテ
ンの施錠、解錠を速やかに行うことができると共に、開
口幅の異なる各種のシャッター装置に単一の施錠装置を
採用することが可能となり、施錠装置の汎用性を向上さ
せることができるばかりでなく、施錠装置自体を容易に
コンパクト化することができる、等の極めて有用な新規
的効果を奏するものである。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッター装置の一部省略正面図である。
【図2】要部の拡大正面図である。
【図3】(a)は、アームがラッチ掛けに当接する直前
の作用説明図である。(b)は、アーム回動状態を示す
作用説明図である。
【図4】(a)は、ラッチ片がラッチ掛けの下面に係合
している状態を示す作用説明図である。(b)は、施錠
の解除状態を示す作用説明図である。
【図5】他の実施例を示す要部の拡大正面図である。
【図6】他の実施例を示すシャッター装置の一部省略正
面図である。
【符号の説明】
1 ガイドレール 1a 案内溝 1b ラッチ掛け 4 シャッターカーテン 6 施錠装置 8 アーム 9 ラッチ片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 9/90 E06B 9/17

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッターカーテンを昇降案内するガイ
    ドレール下端の案内溝にラッチ掛けを突設し、該ラッチ
    掛けに上方から当接するアームを、案内溝側への回動付
    勢状態を保持したままシャッターカーテン両側の最下端
    に水平状に枢設すると共に、上記アームの回動基端部に
    ラッチ片を一体に垂下し、ラッチ掛けへの当接によるア
    ームの回動作動に連繋して、上記ラッチ片をラッチ掛け
    下面に係合保持させるべく構成したことを特徴とするシ
    ャッターの施錠装置。
JP07552992A 1992-02-26 1992-02-26 シャッターの施錠装置 Expired - Fee Related JP3243536B2 (ja)

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