JPH0424050Y2 - - Google Patents

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JPH0424050Y2
JPH0424050Y2 JP1984068300U JP6830084U JPH0424050Y2 JP H0424050 Y2 JPH0424050 Y2 JP H0424050Y2 JP 1984068300 U JP1984068300 U JP 1984068300U JP 6830084 U JP6830084 U JP 6830084U JP H0424050 Y2 JPH0424050 Y2 JP H0424050Y2
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stopper
shoji
locking
mounting shaft
protrusion
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願はサツシにおける障子の落下防止装置に係
り、建込まれている障子がサツシより脱落して不
測の事故が発生するのを防止せんとするものであ
る。
従来の技術 障子の落下防止装置としては、例えば実開昭53
−157540号、実開昭54−102940号の如く数多くの
装置が提案され実用に供されているものも少なく
なく、その構成も種々多様なものが採用されてい
る。
考案が解決しようとする問題点 上記したように障子の落下防止装置は数多くの
ものが提案され実用に供されているものもある
が、従来品の多くは、落下防止装置を取付ける為
に既製の框部材や気密ピース部品の形状寸法を変
更したり、逆に障子の寸法に対応させ、長さの異
なる数種の落下防止装置を準備しなければならな
い為に、既設サツシの改修工事の際、場合によつ
ては取付けが出来ない欠点がある。又従来の落下
防止装置は構造が複雑で作動の確実性を欠くのみ
ならず、取付部分が室内側に露出しているので、
学校等に使用した場合に児童が装置のロツクを開
放し、障子の落下又は最悪の場合転落による人身
の事故を起す欠点があつた。
問題点を解決するための手段 本願は上記した従来装置の欠点に鑑み、上枠の
レールが障子上框内の凹部に入り込んでいるサツ
シにおいて、凹部内に固着するブラケツトの左右
側板間に室内外方向の取付軸を取付け、左右側板
間の取付軸に、レールに対して両側位置で前方に
向けて突片が突出されたストツパーを回動自在に
枢着し、取付軸の側板側方に突出した部分に作動
レバーを回動自在かつ作動レバーの長手方向に遊
動自在に枢着し、これらの作動レバーとストツパ
ーとを前方へ付勢するバネを設け、前記ブラケツ
トには、ストツパーと作動レバーに挾まれた側板
の前側の上縁部分に弧状の案内部を形成し、これ
に続く後方の縁部分に案内部と緩く傾斜した係止
部にて連なる係止切欠を設け、かつ、ブラケツト
の側板前方には前記突片と当接してストツパーを
ロツク位置に保持する当接部を備え、このロツク
位置ではストツパー上端とレール下端の〓間が障
子を枠から外し得ない間隔となるように設定して
あり、前記作動レバーには前記案内部と摺接し、
かつ、係止部と係脱可能な係止突起をストツパー
の突片の下面と係合する位置までストツパー方向
へ突設する一方、作動レバー先端に上框の上縁と
係合する係合部を備え、更に前記突片の下面が前
記係止突起を取付軸方向へ押下げる押圧面に形成
され、かつ、前記係止切欠は、係止部と係止した
状態の係止突起を介してストツパーが取付軸中心
線より後方に位置する開放位置となる位置に設け
てあることを特徴とする障子の落下防止装置を、
サツシ上框の左右両端部に取付けてなるもので、
以下の如くに作用して障子の落下防止を行なう。
作 用 本願は、以下に述べるロツク位置と開放位置と
の二つの位置に本願装置を作動させることによ
り、障子の落下を防止すると共に建込み取外しを
自由に行なうようにしたものである。
まずロツク位置は、バネ2にて付勢されている
作動レバー1が、その係合部3を上框4の上縁4
aに係合して回動を制され、一方ストツパー5の
突片6がブラケツト7に設けられた当接部8に当
接し、上記同様に回動を制されている。従つてこ
の位置で障子9を持上げようとしても、ストツパ
ー5とレール10とが干渉して持上げが不能であ
るから障子9が外れ落下することがない。次に開
放位置は、上記ロツク位置よりバネ2に抗して作
動レバー1とストツパー5とを逆回させ、作動レ
バー1をブラケツト7に設けた係止切欠11に係
止めし、又ストツパー5を上記のように係止めさ
れた作動レバー1に係止してバネ力による回動を
制し、而してストツパー5の係止位置は、取付軸
12の中心CLを境としてロツク位置の反対側、
即ち死点を超えた位置となるように関係寸法を設
定する。従つてこの位置で障子9を持ち上げる
と、ストツパー5はレール10に当接するが、ス
トツパー5の係止位置は上記の如く死点を超えた
位置になつているので、障子9の持上げにつれて
バネ2に抗して逆回し、障子9の取外しが行なわ
れる。本願装置は以上の如く作用するが、以下本
願の構成を実施例を示す図面によつて詳細に説明
する。
実施例 本願障子の落下防止装置は、第1図及び第3図
に示すように障子9上框4の内凹部4bの底板4
cの、左右両端部付近のP1,P2にて示す二箇
所にネジ12aにて取付けられるが、その構成は
双方同一であるから一方についてのみ説明する。
第1図において7はブラケツトで、左右一対の
側板13,13aと側板13,13aに連なる基
板14に、相対する如くにして1対の当接部8が
設けられている。両側板13,13a間には取付
軸12が取付けられ、而して室内のIN側の側板
13の上縁で当接部8に対応する部分が弧状の案
内部15とされ、この案内部15の後方に案内部
15に連なるようにして係止切欠11が設けられ
ている。係止切欠11は第1図に示すように案内
部15に連なる側が緩く傾斜した係止部11a
に、反対側が略直角に切込まれた制止部11bと
なつており、而して該係止切欠11の穿設位置
は、後記において詳記するストツパー5が係止切
欠11に間接的に係止される係止位置が、取付軸
12の中心線CLより左側、即ちストツパー5が
右側から左側に移行(回動)する際に中心線CL
である死点を超えた位置となるように設定する。
次に1は作動レバーで、第3図に示すように側
板13の室内IN側に回動自在に枢着されるがそ
の枢着は、作動レバー1に回動自在に枢着される
がその枢着は、作動レバー1に設けた該レバーの
長手方向に伸びる長溝、又は取付軸12の直径よ
り大径の所謂バカ穴からなる取付穴16により少
なくとも作動レバー1の長手方向に遊動自在とな
されている。作動レバー1の先端は第3図に示す
ように室内IN側に折曲げられて係合部3が構成
され、又取付軸12に接近した部分には室外
OUT側に向けて係止突起17が突設され、更に
取付軸12に捲回したバネ2の端部を係止突起1
7に引掛けて、作動レバー1を第1図において時
計方向に付勢することにより、係止部3が障子9
上框4の上縁4aに係合して回動を制され、係止
突起17はブラケツト7に設けた案内部15の右
前端側に当接している。
ストツパー5も上記同様に(遊動はしない)取
付軸12に枢着され、バネ2にて作動レバー1と
同じ方向に付勢が行なわれ、前方に向けて突出さ
れ、嘴状をなす突片6がブラケツト7に設けた当
接部8に当つて回動を制され、上記突片6の下面
は斜状の押圧面18となつている。
障子8が建込まれ通常の使用状態において本願
装置は、上記したように作動レバー1は上框4に
係合し、ストツパー5は当接部8に当接して夫々
の回動が制されたロツク位置となつており、この
時上框4の上縁4aに係合し室内IN側に露出し
ている作動レバー1の係合部3は、第3図に示す
ように上枠19内に入り込んでいるので室内IN
側から目視することはできない。
以上のロツク位置において障子9を外さんとし
て上方に持上げると、わずかに数mm持上げたのみ
でストツパー5が上枠19に取付けられたレール
10の下縁10aに当つて持上げは不能となり、
従つて下框20に設けた戸車を下枠21のレール
(ともに図示省略)から外して障子9を取出すこ
とが出来ず、又どのように乱暴な開閉を行なつも
上記の如くにて障子9が外れることがないので落
下事故は防止される。
以上のように落下防止が行なわれている障子9
を取外すには、上框4の室内IN側と上枠19に
取付けたシール材22との間からドライバー等を
挿入し、該ドライバーを係合部3に引掛けバネ2
に抗して作動レバー1を反時計方向に回動する。
作動レバー1をこのように回動させると、その直
後に係止突起17がストツパー5の押圧面18を
引掛けストツパー5をバネ2に抗して反時計方向
に回動させる。前記したように押圧面18は斜状
をなし作動レバー1の枢着は遊動的であるから、
作動レバー1を上記のように回動させると、係止
突起17は押圧面18上を滑りながら次第に内側
に入り込もうとし、この動作とバネ2による付勢
力とが相俟つて一種の楔作用を行ない、作動レバ
ー1を取付軸12に向けて押し下げるので、係止
突起17は案内部15を摺接しながらストツパー
5を押してともに回動し、係止切欠11に至ると
作動レバー1は更に押されて該切欠内に滑り込
み、係止突起17が制止部11bに当つて回動は
制される。この状態で係合部3に引掛けているド
ライバー等を外すと、上記両者はバネ2の付勢力
によりわずかに時計方向に回つて係止部11aに
至り、係止突起17が係止部11aに係止して作
動レバー1が係止めされ、ストツパー5は作動レ
バー1に係止して間接的に係止切欠11によつて
係止めされて開放位置となり、その係止位置は前
記したように死点を超えた位置(第2図)となつ
ている。又作動レバー1の係止めは前記したよう
に、押圧面18の楔作用により係止突起17が上
から押え込まれたような状態で係止めされている
ので安定した係止めとなり、振動その他によつて
係止めが外れ旧に復することがない。
以上詳述した如くにして本願装置を開放位置に
位置させた後に障子9を持上げると、前記ロツク
位置の場合と同様にレール10の下縁10aにス
トツパー5が当接するが、ストツパー5は上記の
ように死点を超えた位置に係止めされているの
で、レール10に押されるとバネ2を圧しながら
第2図に仮想線で示すように反時計方向に回動
し、第1図に示すロツク位置において1で示す
間隔を持つていた底板4cとレール10下縁10
aとの間の隔たりが、第2図に示すように2と
なり1と2との差の分だけ障子9が持上げら
れ、障子9は容易に取外すことができる。尚上記
のようにしてストツパー5が回動すると、押圧面
18による係止突起17の押え込みは開放するの
で、作動レバー1はバネ2によつて瞬間的に時計
方向に回され、第1図のように上框4に係合して
旧に復し、又障子9を外してストツパー5とレー
ル10との接触が離れると、ストツパー5も作動
レバー1と同様に旧に復し、自動的にロツク位置
となる。
以上の説明から明らかなように本願装置は常態
においてロツク位置を保持し、ロツク位置におい
て障子9の取外しができないこと、更にロツク位
置においては障子9の建込みが不能なことも亦明
らかである。従つて外した障子9を再び建込む場
合には、指にて作動レバー1を反時計方向に回し
て開放位置とすることにより建込みは簡単に行な
われる。尚上記した本願実施例の説明は、本願を
片引サツシに適用した場合について説明したがこ
れに限定されるものでなく、引違、バイパス等ど
のようなサツシにも適用し得るものである。
考案の効果 本願は上記に詳記したように構成されて上記の
ように作用し、以下に列記する効果を有する有用
な考案である。
(1) 装置全体が1つのブラケツト上に配置されて
いるので上框への取付が簡単である。
(2) 本願装置を装着するために、サツシの枠体そ
の他部品の形状、寸法を変更する必要がなく、
どのような寸法サツシにも取付可能な互換性を
有する。
(3) サツシの部品にありがちな右、左、即ちR,
Lの方向性がない。
(4) 一動作で開放位置となり、障子の取外し建込
により自動的にロツク位置に復帰するので操作
が簡便であり、操作の確実性を期し得る。
(5) 取付位置が室内から目視しにくいので、学童
等が必要時以外に操作して障子の落下防止事故
を起す恐れが少ない。
【図面の簡単な説明】
図面は本願実施例を示し、第1図は一部を切欠
した要部の正面図である。第2図は作動説明図、
第3図は第1図の左側面図、第4図は第1図要部
の上面図、第5図はサツシの正面図である。 1……作動レバー、2……バネ、3……係合
部、4……上框、4a……上縁、5……ストツパ
ー、6……突片、7……ブラケツト、8……当接
部、9……障子、11……係止切欠、11a……
係止部、12……取付軸、13,13a……側
板、15……案内部、16……取付穴、17……
係止突起、18……押圧面、19……上枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上枠のレールが障子上框内の凹部に入り込んで
    いるサツシにおいて、凹部内に固着するブラケツ
    トの左右側板間に室内外方向の取付軸を取付け、
    左右側板間の取付軸に、レールに対して両側位置
    で前方に向けて突片が突出されたストツパーを回
    動自在に枢着し、取付軸の側板側方に突出した部
    分に作動レバーを回動自在かつ作動レバーの長手
    方向に遊動自在に枢着し、これらの作動レバーと
    ストツパーとを前方へ付勢するバネを設け、前記
    ブラケツトには、ストツパーと作動レバーに挾ま
    れた側板の前側の上縁部分に弧状の案内部を形成
    し、これに続く後方の縁部分に案内部と緩く傾斜
    した係止部にて連なる係止切欠を設け、かつ、ブ
    ラケツトの側板前方には前記突片と当接してスト
    ツパーをロツク位置に保持する当接部を備え、こ
    のロツク位置ではストツパー上端とレール下端の
    〓間が障子を枠から外し得ない間隔となるように
    設定してあり、前記作動レバーには前記案内部と
    摺接し、かつ、係止部と係脱可能な係止突起をス
    トツパーの突片の下面と係合する位置までストツ
    パー方向へ突設する一方、作動レバー先端に上框
    の上縁と係合する係合部を備え、更に前記突片の
    下面が前記係止突起を取付軸方向へ押下げる押圧
    面に形成され、かつ、前記係止切欠は、係止部と
    係止した状態の係止突起を介してストツパーが取
    付軸中心線より後方に位置する開放位置となる位
    置に設けてあることを特徴とする障子の落下防止
    装置。
JP6830084U 1984-05-10 1984-05-10 障子の落下防止装置 Granted JPS60179778U (ja)

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JPS60179778U JPS60179778U (ja) 1985-11-29
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60133067U (ja) * 1984-02-17 1985-09-05 カシオ計算機株式会社

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6016209Y2 (ja) * 1980-03-10 1985-05-20 日本軽金属株式会社 障子の外れ止め装置

Patent Citations (1)

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JPS60133067U (ja) * 1984-02-17 1985-09-05 カシオ計算機株式会社

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JPS60179778U (ja) 1985-11-29

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