JPH0113721Y2 - - Google Patents

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JPH0113721Y2
JPH0113721Y2 JP2373882U JP2373882U JPH0113721Y2 JP H0113721 Y2 JPH0113721 Y2 JP H0113721Y2 JP 2373882 U JP2373882 U JP 2373882U JP 2373882 U JP2373882 U JP 2373882U JP H0113721 Y2 JPH0113721 Y2 JP H0113721Y2
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shoji
stile
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JP2373882U
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JPS58126367U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はサツシにおける障子の外れ止装置に
関し、特に工具を用いることなく、然も建込み終
了時に障子を一度開閉操作するだけで自動的に外
れ止装置が外れ止状態となるように設定され、更
に下框と上框の双方に外れ止め手段を有し信頼性
の高い外れ止装置を提案するものである。
〈考案の背景〉 従来の外れ止装置は外障子の上框にナイロンブ
ロツク等が取付けられ、このナイロンブロツクが
長孔によつてビス止され、ビスをゆるめナイロン
ブロツクを下方に移動させることによりナイロン
ブロツクと上枠との間に大きな間隙を形成し、こ
の間隙の形成により障子を上枠に向つて突き上げ
ることができるようにし、障子を窓枠から外すこ
とができるようにしている。よつて障子を窓枠か
ら外すにはビスをゆるめる工具を必要とし面倒で
ある。また障子を窓枠に建込んだときナイロンブ
ロツクを所定の位置に上げた状態に戻してビスを
締付けなければならない。この作業をわすれると
何かの拍子に障子が外れることが考えられ、特に
ビルのような高層建物では危険である。
〈考案の目的〉 この考案の目的は工具を全く使うことなく外れ
止を施した状態と、外れ止を解除した状態にする
ことができ、然も障子を建込み障子を一旦開閉操
作することにより自動的に外れ止を施した状態に
戻すことができる外れ止装置を提供するにある。
以下にこの考案の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
〈考案の概要〉 この考案ではレールの突条と係合して外れ止め
を行なう下部外れ止装置と、障子の上框と係合し
て外れ止めを行なう上部外れ止装置とによつて構
成される。
〈考案の実施例〉 第1図にこの考案による外れ止装置を装備した
障子の全体を示す。図中101は窓枠、102は
障子を示す。この例では障子102は外障子であ
るものとする。103は下部外れ止装置、104
は上部外れ止装置である。
下部外れ止装置103は第2図に示すように障
子102の下框201の空間に嵌着された、例え
ばナイロン樹脂等で作られたブロツク体から下部
に向つて突出された下部外れ止具202と、レー
ル203に形成された突条204とにより構成す
ることができる。つまり下部外れ止具202はレ
ール203に水平方向に突出形成された突条20
4と係合するようにL字状とされ、障子102の
下框201に所定の間隔L(第1図)だけ離れて
2個取付けられる。
レール203の突条204には下部外れ止具2
02の取付間隔Lと同じ距離を隔てて切欠105
を形成し、建込時にこの切欠105を通じて下部
外れ止具202をレール203の突条204の下
側に落し込む。この構造により切欠105以外の
位置では下部外れ止具202がレール203の突
条204と対向し障子102を上方に突き上げて
も下部外れ止具202が突条204と係合し障子
102の下框201がレール203から外れるこ
とがない。尚、第2図において205は戸車、2
06は下部外れ止具202と一体に形成された振
れ止め片である。
ところで下部外れ止具202が切欠105の位
置にあるとき障子102を上方に突き上げると下
部外れ止め具202は切欠105を通じてレール
203から外れ、これにより障子102が窓枠1
01から外れてしまう欠点がある。
この欠点を補助するためにこの考案では上部外
れ止装置104を設ける。
上部外れ止装置104の実施例を第3図以下に
示す。第3図は第1図のA−A線断面図である。
上部外れ止装置104は概略以下の部材によつ
て構成される。
つまり上枠材301と、この上枠材301の下
面に取付けた一対のレバー304と、この一対の
レバー304の回動遊端に下向に突出形成した突
起305と、障子の上框302と、この上框30
2の上面側に取付けた操作ブロツク306とによ
つて構成される。
上枠材301は下向に突出した突条301A,
301B,301Cを有し、この例では突条30
1Aと301Bによつて形成される凹溝301D
に外障子102の上框302が建込まれて開閉自
在に案内される。
障子の上框302は上側と下側に凹溝を具備し
たH形断面を持つ押出型材によつて構成される。
上框302の下側の凹溝にはガラスが嵌込まれ、
上側の凹溝302Bは上枠材301の下面303
と対向される。
障子が上枠材301の凹溝301Dに建込まれ
た状態において、上框302の上側の凹溝302
Bを形成する2条の突片302Aの上端と上枠材
301の下面303との間に間隙Sを形成する。
レバー304は上枠材301の凹溝301D内
の下面に回動遊端が室外及び室内方向に回動でき
るように取付けられる。この取付位置は第1図に
示すように下部外れ止具202が切欠105と対
向する位置にあるとき、レバー304が共に上框
302によつてかくされる範囲の位置とされ、更
に後述する操作ブロツク306の可動範囲内とさ
れ、回動遊端が互に外向となるように取付ける。
レバー304の回動遊端には先に説明した間隙
S(第3図)よりわずかに小さい突出量で下向に
突出した突起305を形成する。よつてこの突起
305はその突出量を間隙Sより小さく選定する
ことによつて上框302の突片302Aと衝合す
ることなく凹溝301D内において自由に室外及
び室内方向に回動することができる。
一方障子102の上框302の上部には、上框
302を構成する突片302Aより上方に突出す
る操作ブロツク306を取付ける。この操作ブロ
ツク306は第1図に示すように障子102の幅
Wのほぼ中央に取付けることができ、要は障子1
02を開窓位置と閉窓位置にしたとき操作ブロツ
ク306が回動レバー304の突起305の位置
の必ず通過する位置に選定する。
操作ブロツク306の上面と上枠材301の下
面303との間の間隙Tは下部外れ止装置103
をレール203との係合から外すことができる寸
法より大きい寸法に選定する。
操作ブロツク306は第5図に示すように障子
102の開閉方向の両端に室内側又は室外側に漸
次近よる方向の傾斜面501と502を有する。
第5図の例では操作ブロツク306の両側から中
心部に向うに従つて漸次室内側に近ずく向の傾斜
とした場合を示す。
この傾斜面501,502がレバー304に形
成した突起305と係合し、レバー304を第4
図に示す破線位置から実線位置(室内側)に回動
させる。
レバー304が第4図の実線位置にあるとき突
起305は第3図に示す位置にある。この位置で
は突起305は障子102の上框302の突片3
02Aの上端と対向する。よつて下部外れ止具2
02が切欠105と対向する位置で障子102を
上方に突き上げても突起305が障子102の上
框302と係合し、上方へ突き上げることができ
ない。
この考案による外れ止装置を装備した障子を建
込む手順は次の如くである。
上部外れ止装置104を構成するレバー30
4を回動操作し、突起305が上框304の通
路の中心線上に位置するようにする。つまり第
4図の破線位置となるように操作する。
障子102の上框302を上枠301に突き
込み、下部外れ止具202とレール203に形
成した切欠105の位置とを合せ、切欠105
を通じて下部外れ止具202をレール203の
突条204の下側に落し込む。
障子102を開閉操作し、障子102が円滑
にレール203上を滑ることを確認する。この
とき上部外れ止装置104では操作ブロツク3
06がレバー304の位置を通過し、傾斜面5
01及び502が突起305と係合し、突起3
05が第4図の実線で示す位置になるようにレ
バー304が室内側又は室外側に回動される。
図の例では室内側に回動される。
よつて上部外れ止装置104も外れ止状態と
なり、この状態にすることにより障子102は
どの位置でも外すことができない。
障子102を窓枠101から外す手順は次の如
くである。
障子102を移動させレバー304を交互に
障子102の上框302の部分から露出させレ
バー304の突起305を中心線上に位置させ
るように操作する。
下部外れ止具202をレール203の切欠1
05の位置に合せる。
この状態にすることにより障子102は上方に
突き上げることができ、障子102を窓枠から外
すことができる。
〈考案の効果〉 上述したようにこの考案によれば建込み、及び
取外しに際して工具を全く必要としない。然も建
込時には障子102を一旦開閉操作するだけで上
部外れ止装置104が自動的に外れ止めの状態と
なるように作動するから外れ止めの状態に設定す
ることをわすれても必ず外れ止めの状態となり安
全である。然も一旦外れ止めの状態になると障子
102をどの位置にしても窓枠101から取外す
ことができない。よつて信頼性の高い外れ止装置
を得ることができる。
尚、上述では外障子にこの考案を適用した場合
を説明したが、内障子に適用しても同様の作用効
果が得られることは容易に理解できよう。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の全体を説明するための正面
図、第2図及び第3図はこの考案の要部の一実施
例を示す断面図、第4図はこの考案の要部の一実
施例を示す底面図、第5図はこの考案の要部の一
実施例を示す平面図である。 101……窓枠、102……障子、103……
下部外れ止装置、104……上部外れ止装置、1
05……切欠、201……下框、202……下部
外れ止具、203……レール、204……突条、
301……上枠、302……上框、304……レ
バー、305……突起、306……操作ブロツ
ク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A 障子の下框から下方向に突出して設けられ、
    レールの上辺から水平方向に突出した突条と係
    合して外れ止めを行なう下部外れ止め具と、 B 上記レールの水平方向に突出した突条に形成
    され、上記下部外れ止め具を上記レールの突条
    の下側に案内する切欠と、 C 障子の上框が建込まれて障子の上部を開閉方
    向に案内する凹溝を有する上枠材と、 D この上枠材の凹溝に建込まれ上枠材に向つて
    突出した2条の突片によつて凹溝が形成された
    障子の上框と、 E この上框の凹溝に取付けられ、上部がこの凹
    溝を構成する突片より上方に突出し、上面と上
    枠との間の対向間隙が上記下部外れ止め具の取
    外し可能な間隙より大きい寸法に選定され、上
    記突片より上部に突出した部分の障子の開閉方
    向の両端に室内側又は室外側に漸次近ずく方向
    の傾斜面を具備した操作ブロツクと、 F 上記上枠材の凹溝内の下面に上記下部外れ止
    め具が上記切欠と対向する位置にあるとき上框
    によつてかくされる位置で且つ上記操作ブロツ
    クの移動範囲内に設けられ、回動遊端が室内方
    向及び室外方向に回動することができるように
    取付けられた一対のレバーと、 G このレバーの回動遊端に下向に突出形成さ
    れ、室外室内方向の幅が上框の上部に形成され
    る凹溝の幅より小さく、下向の突出量が上框の
    上部に形成された2条の突片と上枠材との間の
    間隙よりわずかに小さい値に選定され、障子を
    開窓位置と閉窓位置とに移動させることによつ
    て上記操作ブロツクと係合して上記上框の2条
    の突片の何れか一方の上辺と対向する位置に回
    動操作される突起と、 を具備して成る障子の外れ止装置。
JP2373882U 1982-02-22 1982-02-22 障子の外れ止装置 Granted JPS58126367U (ja)

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JP2373882U JPS58126367U (ja) 1982-02-22 1982-02-22 障子の外れ止装置

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JP2373882U JPS58126367U (ja) 1982-02-22 1982-02-22 障子の外れ止装置

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Publication Number Publication Date
JPS58126367U JPS58126367U (ja) 1983-08-27
JPH0113721Y2 true JPH0113721Y2 (ja) 1989-04-21

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