JP3243296B2 - 圧延機用油圧圧下装置 - Google Patents

圧延機用油圧圧下装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱間または冷間で薄板
を圧延するための圧延機用油圧圧下装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、厚板および薄板用熱間および
冷間圧延機において、油圧方式の圧下装置は、位置制御
精度および応答性に優れ、構造も簡易であるので、電動
方式に代わって主流となっている。油圧方式の圧下装置
に関する先行技術は、たとえば特公昭53−12265
号公報、特公昭60−20089号公報および特公平3
−80561号公報などで開示されている。
【0003】最近の圧延機においては、多品種にわたる
製品の生産を可能とするため、大小径のロールを切換え
ることができるミルも提案されている。大小径のロール
の切換えを可能とするためには、油圧シリンダのストロ
ーク長としては100mmを越えることが必要である。
また、大小径ロール切換えを行わないときであっても、
新しいロールと研磨を繰り返したロールではストローク
長にして100mm以上の差が生じることもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来からの油圧圧下式
圧延機においては、圧下シリンダのストローク長の長い
ものは少ない。ストローク長が長いと、シリンダ内の作
動油の高さである油柱が高くなり、作動油中に混入して
いる気泡が収縮するので、見かけ上作動油の体積が減少
し、シリンダの応答が遅くなる現象が生じる。このよう
なストローク長の違いによる応答速度の違いは、広範囲
のストローク長における安定かつ高精度な制御を困難に
する。
【0005】特公昭53−12265号公報および特公
昭60−20089号公報で開示されている先行技術で
は、作動油の圧力に基づいて制御の補償を行っている。
特公平3−80561号公報で開示されている先行技術
では、制御速度に基づいて補償を行っている。これらの
先行技術では、狭い範囲の油柱については安定かつ高精
度の制御が可能であると期待されるけれども、ストロー
ク長の広い範囲にわたって安定かつ高精度な制御を行う
ことは困難である。
【0006】本発明の目的は、圧下手段のストロークの
長さによって位置制御性能が変動するのを防止すること
ができる圧延機用油圧圧下装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリンダを用
いる圧下手段で作業ロールを変位させるために、シリン
ダのピストン位置を制御量として、予め設定される目標
値との差が小さくなるようにフィードバック制御される
圧延機用油圧圧下装置において、フィードバック制御に
おける比例利得を、ピストンが目標値で表される位置に
あるときのシリンダ内の作動油の高さである油柱に応じ
て、油柱が高くなるほど大きくなるように設定する利得
補償手段を含むことを特徴とする圧延機用油圧圧下装置
である。
【0008】
【作用】本発明に従えば、圧延機用油圧圧下装置は、シ
リンダを用いる圧下手段で作業ロールを変位させる。こ
の変位は、シリンダのピストンの位置を制御量として、
予め設定される目標値との差が小さくなるように行われ
る。このフィードバック制御において、利得補償手段は
目標値が高いほど、比例利得が大きくなるように設定す
る。ストローク長が短い状態から長い状態に切換えられ
るときに、ストローク長が短くても比例利得が大きくな
るので、所望のストローク長に達するまでの所要時間を
短縮することができる。シリンダへの作動油の供給量が
多いほど、作動油中の気泡などによる応答の遅れが大き
くなるけれども、フィードバック制御における比例利得
も大きくなるので、ストロークが長くなることによる応
答の遅れも補償することができる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の基礎となる技術による圧延
機用油圧圧下装置の制御系統を示すブロック図である。
自動板厚制御装置(略称「AGC」)1には、圧延機に
よって圧延された出側板厚および圧延荷重などが入力さ
れる。自動板厚制御装置は、出側板厚や圧延荷重などに
応答し、作業ロールを変位させるために、シリンダのピ
ストンの位置を指定する信号を位置設定装置2に与え
る。位置設定装置2は、自動板厚制御装置1によって設
定された位置を表す位置指令を目標値として減算回路3
に与える。減算回路3からは、位置指令と制御量との差
を表す制御動作信号Eがコントローラ4に与えられる。
コントローラ4は、伝達関数Kで表される特性を有し、
制御動作信号Eと伝達関数Kとの積KEを出力する。こ
の出力は、利得補償手段5からの補償係数αによって補
償される。
【0010】図2は、利得補償手段5内の補償値生成回
路6から発生される補償係数αの値とそのときの油柱の
値との関係を示す。油柱が0〜Soまでの間は、補償係
数αは1.0に等しい。油柱がSoからSmまで増加す
ると、補償係数αも1.0からαmまで増加する。図1
図示の補償値生成回路6は、図2図示のような関数を発
生させる関数発生器として動作する。油柱補償回路7
は、補償値生成回路6から発生されるαと、コントロー
ラ4から発生される出力との積を油圧補償値として導出
する。
【0011】サーボアンプ8は、油圧補償値に応答し
て、油圧によって動作するサーボ弁9を制御する。サー
ボ弁9の動作によって油圧シリンダ10へ作動油が供給
され、あるいは油圧シリンダ10から作動油が戻され
る。油圧シリンダ10に対する作動油の移動は、シリン
ダ内のピストン位置の変化を生じる。ピストン位置は位
置検出器11によって検出され、位置を表す信号Sが導
出される。位置を表す信号Sは、補償値生成回路6およ
び減算回路3に与えられる。補償値生成回路6では、位
置検出器11からの出力Sを油柱として補償係数αを求
めて油柱補償回路7に与える。減算回路3では、位置検
出器11からの出力Sを制御量として、減算回路3にお
ける目標値である位置指令との間で制御偏差を求め、制
御動作信号Eとして出力する。
【0012】図3は、図1図示の技術を用いる圧延機の
概略的な機械的構成を示す。図1図示の電気的構成に対
応する部分には同一の参照符を付す。油圧シリンダ10
は、ピストン位置に対応する油柱長Sを有する。油圧シ
リンダ10のピストンの位置は、位置検出器11によっ
て検出される。圧延機によって圧延される圧延材12の
出側板厚tは、板厚検出器13によって検出される。ロ
ードセル14は、圧延荷重を検出する。
【0013】圧延機フレーム15内に各機構が収納され
る。フレーム15の上部には、ロードセル14が取付け
られ、下部には油圧シリンダ10が設置される。ロード
セル14および油圧シリンダ10の間には、大径の補強
ロール16,17、中間ロール18,19、小径の作業
ロール20,21が設けられる。作業ロール20,21
は、圧延材12の圧下率を大きくするために小径である
ことが好ましい。作業ロール20,21が小径であると
剛性が不足するので、中間ロール18,19および補強
ロール16,17によってバックアップしている。
【0014】図4は、図3図示の油圧シリンダ10にお
ける油柱Sをパラメータとした応答特性を示す。たとえ
ば、油柱Sが40mmのとき、+50μmだけ油圧シリ
ンダ10内のピストンを変位させるときは、実線で示す
ような応答特性となる。油柱Sが60mmのときには、
50μmだけ変位させるのに、2点鎖線で示すような応
答特性となる。このように油柱Sが大きくなると、応答
速度が遅くなる。本実施例によれば、油柱Sの動作によ
る応答速度の遅れを、図2図示のような関数として表さ
れる補償係数αを補償値生成回路6が発生して油柱補償
回路7に与え、フィードバック制御の比例利得を補償
し、油圧シリンダ10に動作の遅れが生じても、安定か
つ高精度な制御を可能にしている。
【0015】図5は、本発明の一実施例による油圧圧下
装置の制御系統を示すブロック図である。本実施例は図
1図示の技術に類似し、対応する部分には同一の参照符
を付す。注目すべきは、補償値生成回路6には、位置設
定装置2からの目標値である位置指令が与えられること
である。これに対して図1図示の技術では、位置検出器
11からの制御量である油柱Sの値が補償値生成回路6
に与えられている。本実施例によれば、ストローク長が
短い状態から長い状態に切換えられるときに、ストロー
ク長が短くても比例利得が大きくなるので、所望のスト
ローク長に達するまでの所要時間を短縮することができ
る。
【0016】
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シリンダ
への作動油の供給量が多くなって応答が遅くなっても、
利得補償手段によってフィードバック制御における比例
利得が大きくなるように設定されるので、ストローク長
が大きく変化しても高精度かつ安定な制御を行うことが
できる。また、簡単な構造で、ストローク長が長くなる
ことによる応答の遅れを補償することができるので、大
小径のロールの切換えが可能なミルなどの実現も容易に
なる。また、シリンダのピストンの位置に対応する油柱
の高さに関係なく、一定の応答性能が得られるので、圧
延機における自動板厚制御の実現が容易になる。さら
に、ストローク長が短い状態から長い状態に切換えられ
るときに、ストローク長が短くても比例利得が大きくな
るので、所望のストローク長に達するまでの所要時間を
短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基礎となる技術による圧延機用油圧圧
下装置の制御系統を示すブロック図である。
【図2】図1図示の補償値生成回路6の特性を示すグラ
フである。
【図3】図1図示の油圧圧下装置を用いる圧延機の機械
的構成を示す概略的な断面図である。
【図4】図1図示の油圧シリンダ10における油柱の長
さをパラメータとした応答特性を示すグラフである。
【図5】本発明の一実施例による圧延機用油圧圧下装置
の制御系統を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 自動板厚制御装置 2 位置設定装置 3 減算回路 4 コントローラ 5 利得補償手段 6 補償値生成回路 7 油柱補償回路 8 サーボアンプ 9 サーボ弁 10 油圧シリンダ 11 位置検出器 12 圧延材 13 板厚検出器 14 ロードセル 20,21 作業ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−192508(JP,A) 特開 昭63−84717(JP,A) 特開 昭58−181418(JP,A) 特開 昭54−112365(JP,A) 実開 昭61−158305(JP,U) 実開 昭60−80009(JP,U) 特公 昭52−36858(JP,B2) 特公 昭53−13408(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 37/58 B21B 31/32 B21B 37/62

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダを用いる圧下手段で作業ロール
    を変位させるために、シリンダのピストン位置を制御量
    として、予め設定される目標値との差が小さくなるよう
    にフィードバック制御される圧延機用油圧圧下装置にお
    いて、 フィードバック制御における比例利得を、ピストンが目
    標値で表される位置にあるときのシリンダ内の作動油の
    高さである油柱に応じて、油柱が高くなるほど大きくな
    るように設定する利得補償手段を含むことを特徴とする
    圧延機用油圧圧下装置。
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