JPH11319929A - 圧延機のロール開度制御方法及びその装置 - Google Patents

圧延機のロール開度制御方法及びその装置

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JPH11319929A
JPH11319929A JP10139710A JP13971098A JPH11319929A JP H11319929 A JPH11319929 A JP H11319929A JP 10139710 A JP10139710 A JP 10139710A JP 13971098 A JP13971098 A JP 13971098A JP H11319929 A JPH11319929 A JP H11319929A
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JP
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rolling
roll opening
electric
target
hydraulic
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JP10139710A
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English (en)
Inventor
Fumitoshi Murakami
史敏 村上
Kazuya Fukuoka
和也 福岡
Tatsuro Udagawa
辰郎 宇田川
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール開度Rを高速に設定変更でき、圧延機
全体の圧延作業効率を向上する。 【解決手段】 本発明は、材料11を圧延する圧延機に
おける一対のワークロール12a,12b相互間のロー
ル開度Rを電動圧下装置14及び油圧圧下装置15で目
標ロール開度RS に制御する圧延機のロール開度制御方
法に適用される。そして、電動圧下装置12及び油圧圧
下装置14を材料圧延中も含め常時制御動作状態に維持
し、さらに、材料11の圧延期間中における油圧圧下装
置14の油圧圧下目標値PS を、目標ロール開度RS
ら電動圧下装置14における電動圧下実測値DT を減じ
た値に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、材料を一対のワー
クロールで圧延する圧延機に係わり、特に、電動圧下装
置及び油圧圧下装置の組合わせで、一対のワークロール
相互間のロール開度を材料の圧延厚みに対応した目標ロ
ール開度に制御する圧延機のロール開度制御方法及び圧
延機のロール開度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、材料を圧延する圧延機は図5に
示すように構成されている。材料1を圧延する一対のワ
ークロール2a,2bの上下にそれぞれ控えロール3
a,3bが配設されている。上側の控えロール3aの上
側には電動圧下装置4が設けられ、下側の控えロール3
bの下側には油圧圧下装置5が設けられている。
【0003】電動圧下装置4においては、制御部4e
は、圧下ねじ4aをギヤ4bを介して駆動モータ4cで
回転させることによって、電動圧下位置(量)を変化さ
せて一対のワークロール2a,2b相互間のロール開度
を設定する。具体的には、制御部4eは電動圧下位置検
出器4dで検出した電動圧下実測値が目標のロール開度
に対応するようの駆動モータ4cの回転量を制御する。
【0004】油圧圧下装置5においては、制御部5b
は、油圧シリンダ5aの油圧を制御して油圧圧下位置
(量)を変化させて一対のワークロール2a,2b相互
間のロール開度を設定する。具体的には、制御部5bは
油圧圧下位置検出器5cで検出した油圧圧下実測値が目
標のロール開度に対応するように油圧シリンダ5aの油
圧を制御する。
【0005】したがって、材料1を圧延するための実際
のロール開度は、電動圧下装置4による電動圧下位置と
油圧圧下装置5による油圧圧下位置との組合わせで定ま
る。このような圧延機の一種として、一対のワークロー
ル2a,2bの回転方向を正転及び逆転を繰返すことに
よって、ブロック状の材料1を複数回圧延し、該当材料
1の板厚みを順次薄くしていく可逆式の圧延機がある。
【0006】このような可逆式の圧延機においては、材
料1を1回圧延する毎にワークロール2a,2b相互間
のロール開度Rを小さく設定していく必要がある。図6
は可逆式の圧延機におけるロール開度Rの設定の時間経
過を示す図である(特公平2−34682号公報)。ロ
ール開度RをR0 に設定した状態で、一つの材料1に対
する圧延を実行している。この圧延期間中は電動圧下装
置4は停止しており、電動圧下位置は固定である。そし
て、この材料1に対する圧延が終了した噛抜けタイミン
グAで、電動圧下装置4が起動して、電動圧下位置を下
げてロール開度Rを次の材料1に対応する目標ロール開
度R1 へ近ずける。
【0007】そして、ロール開度Rが目標ロール開度R
1 に近ずいたタイミングBで、電動圧下装置4を停止す
る。そして、油圧圧下装置5を駆動して、ロール開度R
が次の材料1に対応する目標ロール開度R1 になるよう
に油圧圧下位置(ストローク)を制御する。そして、次
の材料1に対するロール開度制御は油圧圧下装置5のみ
で実施する。
【0008】このように、電動圧下装置4は目標ロール
開度R1 変更する場合のみ稼働させ、油圧圧下装置5は
材料1に対する圧延期間中のみ稼働させている。これ
は、電動圧下装置4は、応答特性が悪くて圧延期間中に
おけるロール開度Rの高速度の変動に追従できないから
であり、また、油圧圧下装置5は、応答特性は優れてい
るが、油圧圧下位置の可動範囲(ストローク範囲)が小
さくて、目標ロール開度R1 が大きく変化した場合に対
応できないからである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た手法で圧延機のロール開度を目標ロール開度に制御す
る制御方法においても、まだ解消すべき次のような課題
があった。すなわち、前述した制御方法においては、材
料1に対する圧延期間中は電動圧下装置4は停止してい
る。さらに、たとえ、一つの材料1の圧延終了タイミン
グAから次の材料1に対する圧延開始までの期間を示す
パス期間T0 におけるロール開度Rの変更量が、油圧圧
下装置5の可動範囲(ストローク範囲)に比較して小さ
く、油圧圧下装置5のみで次の材料1に対する目標ロー
ル開度R1 を設定できる場合でも、電動圧下装置4のみ
で、目標ロール開度の変更を実施している。
【0010】しかし、この電動圧下装置4における電動
圧下位置の移動速度は非常に遅いので、前記パス期間T
0 が長くなり圧延能率が低下する問題がある。特に、圧
延対象の材料1が薄肉広幅材の場合は、全体の圧延速度
が低いと、材料1の温度低下が大きくなり、圧延効率が
さらに低下する。
【0011】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、電動圧下装置及び油圧圧下装置を常時制御
動作状態に維持することによって、材料の圧延期間にお
いては油圧圧下装置を用いてロール開度を高い応答速度
で目標ロール開度に制御できると共に、材料の圧延が終
了してパス期間が開始すると直ちに油圧圧下装置のみが
次の目標ロール開度に向かって移動開始し、パス期間を
短縮でき、圧延効率を向上できる圧延機のロール開度制
御方法を提供することを目的とする。
【0012】また、圧延期間中に電動圧下位置を次の材
料の目標ロール開度に向かって変更することにより、パ
ス期間におけるロール開度を次の目標ロール開度により
短時間で移行させることができ、より一層圧延効率を向
上できる圧延機のロール開度制御方法及び圧延機のロー
ル開度制御装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、材料を圧延す
る圧延機における一対のワークロール相互間のロール開
度を電動圧下装置及び油圧圧下装置で目標ロール開度に
制御する圧延機のロール開度制御方法に適用される。
【0014】そして、上記課題を解消するために、請求
項1においては、電動圧下装置及び油圧圧下装置を材料
圧延中も含め常時制御動作状態に維持すると共に、材料
の圧延期間中における油圧圧下装置の油圧圧下目標値
を、電動圧下装置における電動圧下実測値目標ロール開
度を減じた値に制御している。
【0015】このように構成された圧延機のロール開度
制御方法においては、電動圧下装置及び油圧圧下装置は
材料圧延中も含め常時制御動作状態に維持されている。
そして、ロール開度を油圧圧下装置で制御している。こ
の場合、油圧圧下装置の油圧圧下目標値を、電動圧下装
置における電動圧下実測値から目標ロール開度を減じた
値に制御している。したがって、たとえ、材料の圧延期
間中に電動圧下位置を変化させたとしても、油圧圧下装
置がその変化量を吸収して、ロール開度は目標ロール開
度に制御される。
【0016】これにより、ロール開度を常に目標ロール
開度に保つた状態で、電動圧下装置における電動圧下位
置を動かし、油圧圧下装置における油圧圧下位置(スト
ローク)を目標位置に自由に変更できる。
【0017】また、請求項2は、材料を圧延する圧延機
における一対のワークロール相互間のロール開度を電動
圧下装置及び油圧圧下装置で目標ロール開度に制御する
圧延機のロール開度制御方法に適用される。
【0018】そして、上記課題を解消するために、電動
圧下装置及び油圧圧下装置を材料圧延中も含め常時制御
動作状態に維持し、同一材料又は複数の材料を最短時間
で目標ロール開度を順次変更して圧延する場合に、各材
料の圧延期間中に、電動圧下装置における電動圧下目標
値を次の圧延の材料に対する目標ロール開度に近ずくよ
うに順次変更していき、油圧圧下装置における各材料の
圧延期間中の油圧圧下目標値を、電動圧下装置における
現在の電動圧下実測値から該当材料の目標ロール開度を
減じた値に制御している。
【0019】請求項3においては、圧延機は同一材料を
最短時間で繰返し圧延していく可逆式圧延機に限定して
いる。さらに、請求項4においては、材料を圧延する圧
延機における一対のワークロール相互間のロール開度を
電動圧下装置及び油圧圧下装置で目標ロール開度に制御
する圧延機のロール開度制御装置において、電動圧下装
置及び油圧圧下装置を材料圧延中も含め常時制御動作状
態に維持する手段と、同一材料又は複数の材料を最短時
間で目標ロール開度を順次変更して圧延する場合に、各
材料の圧延期間中に、電動圧下装置における電動圧下目
標値を次の圧延の材料に対する目標ロール開度に近ずく
ように順次変更してく電動圧下装置制御手段と、油圧圧
下装置における各材料の圧延期間中の油圧圧下目標値
を、電動圧下装置における現在の電動圧下実測値から該
当材料の目標ロール開度を減じた値に制御する油圧圧下
装置制御手段とを備えている。
【0020】このように構成された圧延機のロール開度
制御方法及びロール開度制御装置においては、各材料に
対する圧延期間中は、油圧圧下装置でロール開度が目標
ロール開度に精度良く制御される。そして、この請求項
においては、材料の圧延期間中に電動圧下装置における
電動圧下目標値を次の圧延の材料に対する目標ロール開
度に近ずくように順次に変更している。
【0021】したがって、この材料に対する圧延が終了
して次の材料に対する圧延に対するパス期間が開始され
る時点で、電動圧下位置は次の材料の目標ロール開度に
近ずいており、油圧圧下装置のみでロール開度を目標値
にできる場合が多い。よって、このパス期間を大幅に短
縮できるので、圧延厚みがそれぞれ異なる多数の材料を
順次圧延する場合における圧延作業能率を向上できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の各実施形態を図面を
用いて説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態のロール
開度制御方法が適用される圧延機及び圧延機のロール開
度制御装置の概略構成を示す模式図である。
【0023】圧延機において、材料11を圧延する一対
のワークロール12a,12bの上下にぞそれ控えロー
ル13a,13bが配設されている。上側の控えロール
13aの上側には油圧圧下装置15及び電動圧下装置1
4が設けられている。
【0024】なお、この実施形態においては、上側の控
えロール13aの上側に油圧圧下装置15及び電動圧下
装置14が設けられているが、各圧下装置14,15の
設置位置は各控えロール13a,12bに対していずれ
の側に位置してもよい。例えば、油圧圧下装置15を下
側に控えロール13bの下側に配設してもよい。
【0025】電動圧下装置14においては、制御部14
eは、圧下ねじ14aをギヤ14bを介して駆動モータ
14cで回転させることによって、電動圧下位置Dを変
化させて一対のワークロール12a,12b相互間のロ
ール開度Rを変更することが可能である。具体的には、
制御部14eは電動圧下位置検出器14dで検出した電
動圧下実測値DT が外部から入力された電動圧下目標値
S に一致するように駆動モータ14cの回転量を制御
する。
【0026】なお。この電動圧下装置14における電動
圧下実測値DT が電動圧下目標値DS から外れた場合に
この電動圧下目標値DS に戻る制御応答特性は300m
s程度である。
【0027】油圧圧下装置15においては、制御部15
bは、圧下ねじ14aと控えロール13aとの間に介挿
された油圧シリンダ15aの油圧を制御して油圧圧下位
置Pを移動させて一対のワークロール12a,12b相
互間のロール開度Rを変更することが可能である。具体
的には、制御部15bは油圧圧下位置検出器15cで検
出した油圧圧下実測値PT が外部から入力された油圧圧
下目標値PS に一致するように油圧シリンダ15aの油
圧を制御する。
【0028】なお、この油圧圧下装置15における油圧
圧下実測値PT が油圧圧下目標値PS から外れた場合に
この油圧圧下実測値PS に戻る制御応答特性は20ms
程度である。すなわち、油圧圧下装置15の応答特性は
電動圧下装置14の応答特性に比較して1桁以上高い。
【0029】さらに、この油圧圧下装置15における油
圧シリンダ15aのストローク範囲は図5に示す従来の
圧延機における油圧シリンダ5aのストローク範囲に比
較して格段に広く設定されている。すなわち、この油圧
圧下装置15の油圧圧下位置Pの取り得る範囲が従来装
置に比較して格段に大きくなる。
【0030】そして、材料11を圧延するための実際の
ロール開度Rは、電動圧下装置14による電動圧下位置
Dに油圧圧下装置15による油圧圧下位置Pを重畳させ
た値で定まる。
【0031】一対のワークロール12a,12b相互間
に全く隙間がない状態(ロール開度R=0)では、電動
圧下位置D=0でかつ油圧圧下位置P=0とする。すな
わち、圧下ねじ14aは最下位に位置し、圧下ねじ14
aが上昇すると、電動圧下位置Dの値が上昇する。ま
た、圧下ねじ14aと上側の控えロール13aとの間に
挿入されている油圧シリンダ15aの油圧圧下位置Pが
下方(−方向)へ移動すると、すなわち油圧シリダ15
aのストロークが大きくなると、控えロール13aが下
方へ移動してロール開度Rが小さくなる。逆に油圧圧下
位置Pが上方(+方向)へ移動すると、すなわち油圧シ
リダ15aのストロークが小さくなると、ロール開度R
が大きくなる。
【0032】よって、ロール開度Rは論理的に(1) 式で
表現できる。 ロール開度R=電動圧下位置D−油圧圧下位置P …(1) 電動圧下位置検出器14dで検出された電動圧下実測値
T は演算部16へ入力される。
【0033】この圧延機の全体動作を制御する上位計算
機内に組込まれた設定値演算装置17は、電動圧下装置
14の制御部14eへ電動圧下目標値DS を送出すると
共に、現在圧延中の材料11に対する目標ロール開度R
S を演算部16へ送出する。
【0034】演算部16は電動圧下実測値DT と目標ロ
ール開度RS とから(2) 式を用いて、油圧圧下目標値P
S を算出する。 油圧圧下目標値PS =電動圧下実測値DT −目標ロール開度RS …(2) 演算部16は算出した油圧圧下目標値PS を油圧圧下装
置15の制御部15bへ送出する。
【0035】なお。沈込補償制御部18は、圧延開始時
の油圧シリンダ15aのストロークか大きくなり、材料
11がワークロール12a,12bに対する噛込時の油
圧圧下の油柱沈込みが問題になる場合があるため、この
油柱沈込を補償する機能を有する、この沈込補償制御部
18に関する詳細技術は、例えば、特開平08−108
204号公報、特開平06−134509号公報に開示
されている。
【0036】なお、電動圧下速度、油圧ストロークに関
しては、電動圧下装置14を圧延中まで制御状態に維持
すると、一般的に、最大応答速度が落ちることもある。
また、油圧シリンダ15aのストロークも長大化すると
圧延機全体の寸法上の問題も発生する。そのため設計に
当たってシミュレーションをして、最適な電動圧下能力
及び油圧ストロークを検討する必要がある。
【0037】設備により、一概にいえなが、一般的に
は、電動圧下で3mm/s、油圧ストロークで50mm
/s程度が得られれば改善の効果が得られる。このよう
に構成された圧延機のロール開度制御装置を用いて実施
可能な各制御方法を順番に説明する。
【0038】(1) それぞれ個別の材料を圧延する場合 この場合、設定値演算装置17は、圧延対象の材料11
の圧延目標の板厚に対応する目標ロール開度RS を演算
部16へ送出すると共に、この目標ロール開度RS に目
標油圧ストロークSC を加えた電動圧下目標値DS を電
動圧下装置14へ送出する。
【0039】すると、電動圧下装置14が駆動して、圧
下ねじ14aが移動して、電動圧下位置Dが電動圧下目
標値DS に移動する。その結果、ロール開度Rはほぼ電
動圧下目標値DS 、すなわち、ほぼ(目標ロール開度R
S +目標油圧ストロークSC)となる。
【0040】これと併行して、ロール開度Rが目標ロー
ル開度RS となるように、油圧が調整され、油圧シリン
ダー15aのストロークがほぼ目標油圧ストロークSC
となり、ロール開度Rは目標ロール開度RS となる。ロ
ール開度Rが目標ロール開度RS となると、実際に材料
11に対する圧延が開始される。圧延が開始されると、
材料11は圧延されていく。
【0041】ここで、電動圧下実測値DT が変化する
と、演算部16から油圧圧下装置15に送出される(2)
式で示される油圧圧下目標値PS も変化する。よつて、
油圧圧下装置15は油圧圧下実測値PT か変化後の油圧
圧下目標値PS になるように油圧シリンダ15aの油圧
(ストローク)を調整する。
【0042】よって、電動圧下装置14及び油圧圧下装
置15の両方の制御によって、ロール開度Rは目標ロー
ル開度RS に制御される。この場合、電動圧下装置14
及び油圧圧下装置15を組合わせた制御はオープンルー
プ制御となる。ロール開度Rの変動のうち、変動速度の
早い小さい変動に対しては応答速度の高い油圧圧下装置
15が受持ち、油圧圧下装置15では対応しきれない大
きな変動は電動圧下装置14か受け持つことが可能であ
る。
【0043】なお、特公昭63−21566号公報に示
すように、ロール開度をクローズループでPI(比例積
分)制御する方法でも可能であるが、この手法において
は、本質的にI(積分)制御に伴う応答遅れが存在する
ので、オープンループ制御である実施形態方法の方が優
れている。
【0044】また、電動圧下と油圧圧下とを組合わせた
ロール開度の目標値は一定でなくてもよく、何らかの制
御信号、例えば、厚鋼板のテーバ圧延のロール開度制御
信号などに代えてもよい。
【0045】(2) 圧延目標板厚が少しずつ異なる複数
の材料を連続して圧延する場合 この場合、設定値演算装置17は、図2のタイムチャー
トに示すように、1枚の材料11に対する圧延が終了す
る毎に次の材料11に対する目標ロール開度RS
(RS1,RS2,RS3,…)を順次演算部16へ設定して
いく。そして、各材料11に対する圧延期間中は該当材
料11に対する目標ロール開度RS を維持する。
【0046】また、設定値演算装置17は、電動圧下装
置14に印加する電動圧下目標値DS を材料11に対す
る圧延期間中に、次に圧延する材料11の圧延目標板厚
に対応する目標ロール開度RS に近ずけるように順次変
化させていく。
【0047】このように、設定値演算装置17が電動圧
下目標値DS 及び目標ロール開度RS を変化させていく
と、油圧圧下装置15に印加される油圧圧下目標値PS
は、図2に示すように、各材料11の圧延開始時点にお
いていは、電動圧下目標値DS は、ほぼ該当材料11の
(目標ロール開度RS +目標油圧ストロークSC )であ
るので、目標油圧ストロークSC である。そして、電動
圧下目標値DS をマイナス値に変更すると、油圧シリン
ダ15aのストロークは減少する。
【0048】該当材料11に対する圧延期間が終了して
パス期間T0 が開始すると、目標ロール開度RS が次の
材料11に対する目標ロール開度RS へ変化するので、
油圧シリンダ15aのストロークは次の目標油圧ストロ
ークSC になるまで増加する。
【0049】このように、材料11の圧延期間中に電動
圧下装置14における電動圧下目標値RS を次の圧延の
材料11に対する目標ロール開度RS に近ずくように順
次変更している。
【0050】なお、図2のタイムチャートにおいては、
材料11の圧延期間中に電動圧下装置14における電動
圧下位置Dの制御を停止して電動圧下位置Dを固定した
状態を示した。しかし、図3のタイムチャートに示すよ
うに、材料11の圧延期間中においても、電動圧下装置
14における電動圧下位置Dを連続的に変化させていっ
てもよい。
【0051】よって、このパス期間T0 は油圧圧下装置
14の油圧シリンダ15aのストロークSが目標油圧ス
トロークSC に増加するに要する時間だけ確保できれば
よいので、このパス期間T0 を大幅に短縮できる。その
結果、圧延厚みがそれぞれ異なる多数の材料11を順次
圧延する場合における圧延作業能率を向上できる。
【0052】また、油圧圧下装置15の油圧シリンダ1
5aのストローク範囲を過度に大きく設定する必要な
く、ストローク範囲が比較的狭い従来の油圧圧下装置を
そのまま採用できる。
【0053】なお、複数の材料11を順次圧延する場合
における一つの材料11から次の材料11へ移行する場
合における目標ロール開度RS の変化量ΔRS と、一つ
の材料11の圧延終了から次の材料11の圧延開始まで
のパス期間T0 と、油圧圧下装置14の油圧シリンダ1
5aのストロークSと、油圧圧下装置14の応答速度と
は互い関連しており、事前に計算機でシミュレーション
を実施して最適な条件を設定する必要がある。
【0054】通常、可逆圧延機におけるパス期間T0
のロール開度Rを新規設定する場合、従来技術では、電
動圧下は最低でも3秒、油圧圧下は1秒程度で、計4秒
以上必要である。これに対して、実施形態においては、
パス期間T0 で電動圧下を実施していなくて油圧圧下の
みある。よって、必要な時間は2秒程度であり、ロール
開度設定の所要時間を従来装置に比較して1/2程度に
低減できる。
【0055】(3) 圧延中の油圧ストロークの設定手法 次に、上述した油圧圧下装置15の油圧シリンダ15a
のストロークSの設定手法を説明する。設定値演算装置
17では材料11に対する圧延中に電動圧下装置14に
おける圧下ねじ14aを動かす量(電動圧下位置D)を
決める。基本的には次のような考え方である。
【0056】まず、次のパス期間T0 で高速にロール開
度Rを設定するために確保すべき油圧ストローク、すな
わち、目標油圧ストロークSC を、圧延中の材料11の
目標ロール開度RS と、次の材料11´に対応する目標
ロール開度RS との相対関係で求める。
【0057】例えは、次の材料11´に対する目標ロー
ル開度RS が、現在圧延中の材料11に対する目標ロー
ル開度RS より小さくなる場合は、次の材料11aに対
する目標油圧ストロークSC を大きく設定する。逆に、
現在圧延中の材料11に対する目標ロール開度RS より
大きくなる場合は、目標油圧ストロークSC を小さく設
定する。
【0058】具体的な計算方法は、どこまで先を見通し
て最適化するかで種々の変化が考えられるが、最も簡素
な方法として、次の様に計算すればよい。なお、ここで
の油圧圧下位置Pが0になる位置は制御上の0であり、
通常、種々の制御余裕代を見込んで、油圧シリンダ15
のストロークSが5〜10mm程度であるため、油圧圧
下位置Pは数mm程度マイナスになっても支障はない。
【0059】(a) 現在圧延中の目標ロール開度RS
次の材料(またはパス)の目標ロール開度RS より大き
い場合 次の材料(またはパス)の目標油圧ストロークSC =(圧延中の目標ロール開度RS ) 一(次の材料(またはパス)の目標ロール開度RS ) …(3) ただし、設備制約があるため、目標油圧ストロークSC
>油圧圧下位置Pの上限値の場合は 目標油圧ストロークSC =油圧圧下位置Pの上限値 とする。
【0060】電動圧下装置14は圧延中に油圧圧下位置
Pが0になるように動かす。すなわち、 圧延中の電動圧下位置Dの目標値変更量=一(圧延開始
時の油圧圧下位置P) である。
【0061】これらにより、前述した設備制約に制限さ
れない限り、圧延中に油圧圧下位置Pが0になり、圧延
終了後、次の材料11のロール開度Rを設定する際、油
圧圧下位置Pを目標油圧ストロークSC まで増加させる
だけで、ロール開度Rを目標ロール開度RS に設定でき
る。
【0062】前記設備制約に制限される場合は、圧延終
了後、電動圧下装置14も動作させるが、最短時間で設
定する目的で、油圧圧下位置Pが設備の上限値付近にな
るように、電動圧下目標値DS を次の式で求まる値にす
る。
【0063】 圧延終了後の次の材料に対する電動圧下目標値DS =(次の材料(またはパス)の目標ロール開度RC ) +(油圧圧下位置Pの上限値)−α …(4) ただし、αは余裕代であり、α=2〜3mm程度でよ
い。
【0064】(b) 現在圧延中の目標ロール開度RS
次の材料(またはパス)の目標ロール開度RS より小さ
い場合 次の材料(またはパス)の目標油圧ストロークSS =0
とするが、 次の材料(またはパス)の目標負方向油圧ストロークSCN =(次の材料(またはパス)の目標ロール開度RS ) 一(圧延中の目標ロール開度RS ) …(5) を求める。ただし設備制約のために、 SCN>油圧圧下位置Pの上限値 の場合は SCN=油圧圧下位置Pの上限値 とする。この場合は、圧延中に、油圧圧下位置Pが目標
負方向油圧ストロークSCNになるように、電動圧下位置
Dを動かす。すなわち、 圧延中の電動圧下位置Dの目標値変更量=(目標負方向
油圧ストロークSCN)一(圧延開始時の油圧圧下位置
P) である。これらにより、前記の設備制約に制限されない
限り、圧延中に油圧圧下位置Pが目標負方向油圧ストロ
ークSCNになり、圧延終了後、次の材料11を設定する
際、油圧圧下位置Pが0まで減少するだけで、ロール開
度Rを設定できる。
【0065】前記設備制約に制限される場合は、圧延終
了後、電動圧下装置14も動作させるが、最短時間で設
定するために、油圧圧下位置Pが0になるように、電動
圧下目標値DS を次式で求まる目標値にする。
【0066】圧延終了後の次の材料に対する電動圧下目
標値=次の材料(またはパス)の目標ロール開度RS 但し、設備上のがたにより、電動圧下位置Dを動かす方
向により、実際のロール開度Rと測定値上のロール開度
が異なることや、ヒステリシス現象が存在するため、厚
鋼板の可逆圧延機のような板厚精度が要求される場合
は、圧延中は、電動圧下位置Dはロール開度Rが狭まる
方向のみ動かし、ロール開度Rを広げる方向には動かさ
ない。また、圧延機が、例えば熱延タンデム圧延機の前
段側の圧延機である場合においては、板厚精度は特に要
求されないので、圧延中に、電動圧下位置Dをいずれの
方向に動かしてもかまわない。
【0067】なお、圧延時間が短い場合、電動圧下位置
Dが目標ロール開度RS の変更量まで動ききれない場合
があるが、基本的には、電動圧下位置Dをそのまま動か
しても差し支えなく、該当材料11の圧延終了(素材抜
け)時に、従来技術に従って再度設定し直せばよい。
【0068】また、圧延開始(素材噛み込み)時は原則
として、電動圧下位置Dは停止していることを想定して
いるが、各実施形態に示すように、動いていても差し支
えない。
【0069】(第2実施形態)図4は本発明の第2実施
形態に係わるロール開度制御方法が適用される圧延機及
び圧延機のロール開度制御装置の概略構成を示す模式図
である。図1に示す第1実施形態装置と同一部分には同
一符号を付して重複する部分の詳細説明を省略する。
【0070】この第2実施形態においては、圧延中に材
料11に印加される圧延荷重Gを検出する荷重計19が
圧下ねじ14aと油圧シリンダ15aとの間に介挿され
ている。そして、荷重計19で検出された圧延荷重Gは
板厚制御演算部20へ入力される。また、この板厚制御
演算部20には設定値演算装置17から圧延中の材料1
1に対する荷重設定値GS が入力される。
【0071】板厚制御演算部20は実際の圧延荷重Gの
荷重設定値GS からの変動量ΔGを算出して、この変動
量ΔGに対応する油圧圧下目標値PS に対する変化量Δ
Sを得て演算部16aへ送出する。
【0072】演算部16aは(2) 式で求めた油圧圧下目
標値PS を板厚制御演算部20から入力された変化量Δ
S を加算とした値を新たな油圧圧下目標値PS として
油圧圧下装置15の制御部15bへ印加する。油圧圧下
装置15はこの修正された油圧圧下目標値PS で油圧圧
下位置Pを制御する。
【0073】すなわち、この第2実施形態においては、
一対のワークロール12a,12b相互間のロール開度
Rを決める際に、設定値演算部17から指定された目標
ロール開度RS の他に、圧延荷重Gが設定値演算部17
から指定された荷重設定値GS に一致するように制御し
ている。このように、ロール開度Rを他の板厚制御や張
力制御装置なとに干渉されずに、各要因をそれぞれ独立
してロール開度Rの制御に組込むことができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の圧延機の
ロール開度制御方法及びロール開度制御装置において
は、電動圧下装置及び油圧圧下装置を常時制御動作状態
に維持している。
【0075】したがって、材料の圧延期間においては油
圧圧下装置を用いてロール開度を高い応答速度で目標ロ
ール開度に制御できると共に、材料の圧延が終了してパ
ス期間が開始すると直ちに電動圧下装置が次の目標ロー
ル開度に向かって移動開始し、パス期間を短縮でき、圧
延効率を向上できる。
【0076】また、圧延期間中に電動圧下位置を次の材
料の目標ロール開度に向かって変更している。したがっ
て、パス期間におけるロール開度を次の目標ロール開度
により短時間で移行させることができ、より一層圧延効
率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態のロール開度制御方法
が適用される圧延機及び圧延機のロール開度制御装置の
概略構成を示す模式図
【図2】 同第1実施形態装置の動作を示すタイムチャ
ート
【図3】 同じく第1実施形態装置の動作を示すタイム
チャート
【図4】 本発明の第2実施形態のロール開度制御方法
が適用される圧延機及び圧延機のロール開度制御装置の
概略構成を示す模式図
【図5】 従来のロール開度制御装置の概略構成を示す
模式図
【図6】 同従来のロール開度制御装置の動作を示すタ
イムチャート
【符号の説明】
11…材料 12a,12b…ワークロール 13a,13b…控えロール 14…電動圧下装置 14e,15b…制御部 15…油圧圧下装置 16…演算部 17…設定値演算部 19…荷重計 20…板厚制御演算部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料を圧延する圧延機における一対のワ
    ークロール相互間のロール開度を電動圧下装置及び油圧
    圧下装置で目標ロール開度に制御する圧延機のロール開
    度制御方法において、 前記電動圧下装置及び油圧圧下装置を材料圧延中も含め
    常時制御動作状態に維持し、 前記材料の圧延期間中における前記油圧圧下装置の油圧
    圧下目標値を、前記電動圧下装置における電動圧下実測
    値から前記目標ロール開度を減じた値に制御することを
    特徴とする圧延機のロール開度制御方法。
  2. 【請求項2】 材料を圧延する圧延機における一対のワ
    ークロール相互間のロール開度を電動圧下装置及び油圧
    圧下装置で目標ロール開度に制御する圧延機のロール開
    度制御方法において、 前記電動圧下装置及び油圧圧下装置を材料圧延中も含め
    常時制御動作状態に維持し、 同一材料又は複数の材料を最短時間で目標ロール開度を
    順次変更して圧延する場合に、各材料の圧延期間中に、
    前記電動圧下装置における電動圧下目標値を次の圧延の
    材料に対する目標ロール開度に近ずくように順次変更し
    ていき、 前記油圧圧下装置における各材料の圧延期間中の油圧圧
    下目標値を、前記電動圧下装置における現在の電動圧下
    実測値から該当材料の目標ロール開度を減じた値に制御
    することを特徴とする圧延機のロール開度制御方法。
  3. 【請求項3】 前記圧延機は同一材料を最短間隔で繰返
    し圧延していく可逆式圧延機であることを特徴とする請
    求項2記載の圧延機のロール開度制御方法。
  4. 【請求項4】 材料を圧延する圧延機における一対のワ
    ークロール相互間のロール開度を電動圧下装置及び油圧
    圧下装置で目標ロール開度に制御する圧延機のロール開
    度制御装置において、 前記電動圧下装置及び油圧圧下装置を材料圧延中も含め
    常時制御動作状態に維持する手段と、 同一材料又は複数の材料を最短時間で目標ロール開度を
    順次変更して圧延する場合に、各材料の圧延期間中に、
    前記電動圧下装置における電動圧下目標値を次の圧延の
    材料に対する目標ロール開度に近ずくように順次変更し
    てく電動圧下装置制御手段と、 前記油圧圧下装置における各材料の圧延期間中の油圧圧
    下目標値を、前記電動圧下装置における現在の電動圧下
    実測値から該当材料の目標ロール開度を減じた値に制御
    する油圧圧下装置制御手段とを備えた圧延機のロール開
    度制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004055009A1 (de) * 2004-11-15 2006-05-24 Siemens Ag Verfahren zur Einstellung eines Walzspalts
CN109351780A (zh) * 2018-11-19 2019-02-19 燕山大学 一种基于esp精轧机组撤辊的动态变规程方法
CN112170504A (zh) * 2020-09-03 2021-01-05 河南中孚高精铝材有限公司 一种大型六辊cvc冷轧机的辊缝标定控制方法

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CN109351780A (zh) * 2018-11-19 2019-02-19 燕山大学 一种基于esp精轧机组撤辊的动态变规程方法
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