JP2788328B2 - 可逆式冷間圧延機の自動板厚制御装置 - Google Patents
可逆式冷間圧延機の自動板厚制御装置Info
- Publication number
- JP2788328B2 JP2788328B2 JP2130615A JP13061590A JP2788328B2 JP 2788328 B2 JP2788328 B2 JP 2788328B2 JP 2130615 A JP2130615 A JP 2130615A JP 13061590 A JP13061590 A JP 13061590A JP 2788328 B2 JP2788328 B2 JP 2788328B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- tension
- rolling mill
- cold rolling
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/16—Control of thickness, width, diameter or other transverse dimensions
- B21B37/18—Automatic gauge control
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B2265/00—Forming parameters
- B21B2265/02—Tension
- B21B2265/04—Front or inlet tension
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B2265/00—Forming parameters
- B21B2265/02—Tension
- B21B2265/08—Back or outlet tension
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、可逆式冷間圧延機の自動板厚制御の精度
向上に関するものである。
向上に関するものである。
第３図は従来の可逆式冷間圧延機の自動板厚制御装置
を示す構成図であり、図において、１は圧延方向、２は
圧延鋼板、３は圧延機（ミル）、４はロールフォース制
御（Roll Force AGC）演算回路、５はフィードフォワー
ド制御（Feed Forward AGC）演算回路、６は圧下モニタ
制御（Moniter AGC）演算回路、７は制御出力ミキシン
グ回路、８は張力モニタ制御回路、９は厚み計、10は張
力計、11は荷重計である。
を示す構成図であり、図において、１は圧延方向、２は
圧延鋼板、３は圧延機（ミル）、４はロールフォース制
御（Roll Force AGC）演算回路、５はフィードフォワー
ド制御（Feed Forward AGC）演算回路、６は圧下モニタ
制御（Moniter AGC）演算回路、７は制御出力ミキシン
グ回路、８は張力モニタ制御回路、９は厚み計、10は張
力計、11は荷重計である。
次に動作について説明する。圧延機３によって圧延方
向１に圧延される圧延鋼板２の入／出側板厚を入／出側
に設置された厚み計９により検出する。次いで、検出し
た目標板厚との板厚偏差をもとにフィードフォワード制
御演算回路５、圧下モニタ制御演算回路６により、制御
出力を各々演算する。また、荷重計11からの圧延力をも
とに、ロールフォース制御演算回路４により制御出力を
求める。これらの各制御演算回路で求めた制御出力を制
御出力ミキシング回路７である分配比によりミキシング
し、圧下制御系，入側張力制御系へ出力して、目標板厚
となるよう自動板厚制御系を構成する。これら基本構成
とは別に、制御補助機能として、張力計10からの張力測
定値をもとに張力モニタ制御回路８を持つ。
向１に圧延される圧延鋼板２の入／出側板厚を入／出側
に設置された厚み計９により検出する。次いで、検出し
た目標板厚との板厚偏差をもとにフィードフォワード制
御演算回路５、圧下モニタ制御演算回路６により、制御
出力を各々演算する。また、荷重計11からの圧延力をも
とに、ロールフォース制御演算回路４により制御出力を
求める。これらの各制御演算回路で求めた制御出力を制
御出力ミキシング回路７である分配比によりミキシング
し、圧下制御系，入側張力制御系へ出力して、目標板厚
となるよう自動板厚制御系を構成する。これら基本構成
とは別に、制御補助機能として、張力計10からの張力測
定値をもとに張力モニタ制御回路８を持つ。
従来の可逆式冷間圧延機の自動板厚制御装置は以上の
ように構成されているので、制御出力として圧下を変化
させた場合、圧延機の入／出側張力の変動が起き、制御
効果を低下させる。これは、高応答な油圧圧下制御系に
対して、ディジタルサイリスタレオナードによる張力制
御系が遅いことにより、どうしても圧下を変化させたと
き、張力変動が生じてしまうという課題があった。
ように構成されているので、制御出力として圧下を変化
させた場合、圧延機の入／出側張力の変動が起き、制御
効果を低下させる。これは、高応答な油圧圧下制御系に
対して、ディジタルサイリスタレオナードによる張力制
御系が遅いことにより、どうしても圧下を変化させたと
き、張力変動が生じてしまうという課題があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされ
たもので、圧延制御系全体の安定性と、ギャップAGC
（ロールフォース制御，フィードフォワード制御，圧下
モニタ制御の総称）の効果を向上できる可逆式冷間圧延
機の自動板厚制御装置を得ることを目的とする。
たもので、圧延制御系全体の安定性と、ギャップAGC
（ロールフォース制御，フィードフォワード制御，圧下
モニタ制御の総称）の効果を向上できる可逆式冷間圧延
機の自動板厚制御装置を得ることを目的とする。
この発明に係る可逆式冷間圧延機の自動板厚制御装置
は、従来のシステム構成に加え、ギャップAGCによる圧
下変化量による入／出側張力変動を予測し、それを補正
する非干渉張力制御演算回路を備えたものである。
は、従来のシステム構成に加え、ギャップAGCによる圧
下変化量による入／出側張力変動を予測し、それを補正
する非干渉張力制御演算回路を備えたものである。
この発明における可逆式冷間圧延機の自動板厚制御装
置は圧下の変化量による入／出側張力変動を予測し、そ
れを補正する微分回路を持つ非干渉張力制御演算回路に
より、ギャップAGC出力からくる張力変動をなくし、よ
り安定性のある、また、ギャップAGCの効果向上を得る
ことができる。
置は圧下の変化量による入／出側張力変動を予測し、そ
れを補正する微分回路を持つ非干渉張力制御演算回路に
より、ギャップAGC出力からくる張力変動をなくし、よ
り安定性のある、また、ギャップAGCの効果向上を得る
ことができる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する、第
１図はこの発明による一実施例の可逆式冷間圧延機の自
動板厚制御装置を示す構成図、第２図はこの発明による
一実施例の非干渉張力制御回路を示すブロック図であ
り、１〜11は上記従来のものと全く同一のものである。
12はギャップAGC出力から張力変動量を圧下の張力に対
する影響係数から予測し、微分器により張力変動の生じ
ないように張力補正量を演算する非干渉張力制御演算回
路である。
１図はこの発明による一実施例の可逆式冷間圧延機の自
動板厚制御装置を示す構成図、第２図はこの発明による
一実施例の非干渉張力制御回路を示すブロック図であ
り、１〜11は上記従来のものと全く同一のものである。
12はギャップAGC出力から張力変動量を圧下の張力に対
する影響係数から予測し、微分器により張力変動の生じ
ないように張力補正量を演算する非干渉張力制御演算回
路である。
次に動作について説明する。自動板厚制御の基本シス
テム構成は、従来方式と同様であるが、それに加えて、
ギャップAGCの圧下系への制御出力に、あらかじめ圧下
と張力の相互干渉モデルより求めた圧下の張力に対する
影響係数をかけて、微分器を介して入／出側張力それぞ
れの張力補正量を求め出力する非干渉張力制御演算回路
12を備えている。この回路により、ギャップAGC出力に
よる張力変動をなくすことができる。従来は、これらの
張力変動は駆動制御系であるディジタルサイリスタレオ
ナードの電流制御のみでカバーしていたが、非干渉張力
制御演算回路を備えることにより、ギャップAGCによる
張力変動は、サイリスタレオナードの電流制御にたよら
ずともよいシステムとした。また、このシステムは、
「計測と制御（1989年５月、Vol28,No.5）」で発表され
ているような複雑なクロスコントローラ等を制御系の中
に持たないため、システムとして組みやすくDDC（Direc
t Digital Controller）レベルで十分対応できるもので
ある。次に第２図の非干渉張力制御演算回路のブロック
図について説明する。
テム構成は、従来方式と同様であるが、それに加えて、
ギャップAGCの圧下系への制御出力に、あらかじめ圧下
と張力の相互干渉モデルより求めた圧下の張力に対する
影響係数をかけて、微分器を介して入／出側張力それぞ
れの張力補正量を求め出力する非干渉張力制御演算回路
12を備えている。この回路により、ギャップAGC出力に
よる張力変動をなくすことができる。従来は、これらの
張力変動は駆動制御系であるディジタルサイリスタレオ
ナードの電流制御のみでカバーしていたが、非干渉張力
制御演算回路を備えることにより、ギャップAGCによる
張力変動は、サイリスタレオナードの電流制御にたよら
ずともよいシステムとした。また、このシステムは、
「計測と制御（1989年５月、Vol28,No.5）」で発表され
ているような複雑なクロスコントローラ等を制御系の中
に持たないため、システムとして組みやすくDDC（Direc
t Digital Controller）レベルで十分対応できるもので
ある。次に第２図の非干渉張力制御演算回路のブロック
図について説明する。
圧下系への制御出力としてギャップAGC演算回路で演
算されたΔSAGCを非干渉張力制御演算回路12に入力し、
入／出側張力それぞれの張力補正量を求めるために、Δ
SAGCに、あらかじめ、圧力と張力の相互干渉モデルより
求めた圧下に対する影響係数∂tb/∂Ｓ（入側），∂tf/
∂Ｓ（出側）をおのおのかけて、さらに微分器を介して
KD1・S,KD2・Ｓを乗することにより、入／出側張力それ
ぞれの張力補正量Δｔb *（入側），Δｔf *（出側）が非
干渉張力制御演算回路12で求まり、その張力補正量Δｔ
b *（入側），Δｔf *（出側）を非干渉張力制御演算回路
より出力し、入／出側張力それぞれの目標値を加算器で
加えて、張力変動のない適切な制御量が作られる。
算されたΔSAGCを非干渉張力制御演算回路12に入力し、
入／出側張力それぞれの張力補正量を求めるために、Δ
SAGCに、あらかじめ、圧力と張力の相互干渉モデルより
求めた圧下に対する影響係数∂tb/∂Ｓ（入側），∂tf/
∂Ｓ（出側）をおのおのかけて、さらに微分器を介して
KD1・S,KD2・Ｓを乗することにより、入／出側張力それ
ぞれの張力補正量Δｔb *（入側），Δｔf *（出側）が非
干渉張力制御演算回路12で求まり、その張力補正量Δｔ
b *（入側），Δｔf *（出側）を非干渉張力制御演算回路
より出力し、入／出側張力それぞれの目標値を加算器で
加えて、張力変動のない適切な制御量が作られる。
以上のように、この発明によれば、自動板厚制御シス
テムを、圧下を動かすギャップAGCによる入／出側張力
変動をなくすことのできる非干渉張力制御演算回路を備
えるように構成したので、圧下と張力による相互干渉か
らくるAGC効果の低下をなくし、ギャップAGCの効果向上
と、しいては、圧延制御系全体の安定性も向上でき、よ
り高精度な板厚を得られる効果がある。
テムを、圧下を動かすギャップAGCによる入／出側張力
変動をなくすことのできる非干渉張力制御演算回路を備
えるように構成したので、圧下と張力による相互干渉か
らくるAGC効果の低下をなくし、ギャップAGCの効果向上
と、しいては、圧延制御系全体の安定性も向上でき、よ
り高精度な板厚を得られる効果がある。
第１図はこの発明の一実施例による可逆式冷間圧延機の
自動板厚制御装置を示す構成図、第２図はこの発明の一
実施例による非干渉張力制御演算回路を示すブロック
図、第３図は従来の可逆式冷間圧延機の自動板厚制御装
置を示す構成図である。 １は圧延方向、２は圧延鋼板、３は圧延機（ミル）、４
はロールフォース制御演算回路、５はフィードフォワー
ド制御演算回路、６は圧下モニタ制御演算回路、７は制
御出力ミキシング回路、８は張力モニタ制御回路、９は
厚み計、10は張力計、11は荷重計、12は非干渉張力制御
演算回路である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
自動板厚制御装置を示す構成図、第２図はこの発明の一
実施例による非干渉張力制御演算回路を示すブロック
図、第３図は従来の可逆式冷間圧延機の自動板厚制御装
置を示す構成図である。 １は圧延方向、２は圧延鋼板、３は圧延機（ミル）、４
はロールフォース制御演算回路、５はフィードフォワー
ド制御演算回路、６は圧下モニタ制御演算回路、７は制
御出力ミキシング回路、８は張力モニタ制御回路、９は
厚み計、10は張力計、11は荷重計、12は非干渉張力制御
演算回路である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】ロールフォース制御、入出側板厚計を用い
たフィードフォワード制御及び圧下モニタ制御の組合わ
せにより制御系を構成している可逆式冷間圧延機の自動
板厚制御装置において、上記ロールフォース制御、フィ
ードフォワード制御及び圧下モニタ制御の各出力をミキ
シングした出力による圧下変化量から張力変動量を予測
するための圧下の張力に対する影響係数と、上記圧下変
化量及び上記影響係数により予測する上記張力変動量に
基づいて、張力変動が生じないように張力補正量を演算
して出力する微分器とを有する非干渉張力制御演算回路
とを備えたことを特徴とする可逆式冷間圧延機の自動板
厚制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2130615A JP2788328B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 可逆式冷間圧延機の自動板厚制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2130615A JP2788328B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 可逆式冷間圧延機の自動板厚制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0428409A JPH0428409A (ja) | 1992-01-31 |
| JP2788328B2 true JP2788328B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=15038458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2130615A Expired - Lifetime JP2788328B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 可逆式冷間圧延機の自動板厚制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2788328B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5140607B2 (ja) * | 2009-01-13 | 2013-02-06 | 株式会社日立製作所 | 圧延機の制御装置およびその制御方法 |
| WO2018025695A1 (ja) | 2016-08-01 | 2018-02-08 | 株式会社村田製作所 | Ｅｓｄ保護機能付き実装型複合部品 |
| JP6562161B2 (ja) | 2017-02-17 | 2019-08-21 | 株式会社村田製作所 | 薄膜デバイスおよび薄膜デバイスの製造方法 |
-
1990
- 1990-05-21 JP JP2130615A patent/JP2788328B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0428409A (ja) | 1992-01-31 |
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| JPH0327285B2 (ja) |
Legal Events
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