JP3243117B2 - ケーブル接続箱 - Google Patents

ケーブル接続箱

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JP3243117B2
JP3243117B2 JP10431094A JP10431094A JP3243117B2 JP 3243117 B2 JP3243117 B2 JP 3243117B2 JP 10431094 A JP10431094 A JP 10431094A JP 10431094 A JP10431094 A JP 10431094A JP 3243117 B2 JP3243117 B2 JP 3243117B2
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pipe
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桂弘 久保田
秀次 三宅
恵一 伊藤
尚士 二ノ宮
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信ケーブルや電気
通信ケーブルなどの接続部に使用されるケーブル接続箱
に関し、特に少なくとも一端側に複数のケーブル導入部
が設けられたケーブル接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のケーブル接続箱を図4〜
図6に示す。図において、11A、11Bは光ファイバまた
はメタル心線を有する通信ケーブル、13a、13bは通信
ケーブル11A、11Bと相手方通信ケーブル(図示せず)
との接続部を収納する二つ割ケースである。二つ割ケー
ス13a、13bの一端側には二つのケーブル導入部15A、
15Bが間隔をあけて設けられている。図ではケーブル接
続箱の一端側のみを示したが、他端側も同様な構造であ
る(他端側はケーブル導入部が一つの場合もある)。
【0003】二つのケーブル導入部15A、15Bはそれぞ
れ、通信ケーブル11A、11Bの外周に取り付けられた円
板状の端面板17A、17Bと、この端面板17A、17Bをは
さみつけるように二つ割ケース13a、13bの端部に形成
された半円筒部19A、19Bとから成っている。端面板17
A、17Bの外周面にはブチルゴムのシーリングテープを
巻くことによりシーリング材21の層が設けてある。シー
リング材21は半円筒部19A、19Bにより加圧されると流
動して隙間を埋め、気密性、液密性を保つものである。
二つ割ケース13a、13bの締め付けは、分割面に沿って
両側に張り出した突縁23a、23bをボルト25とナット27
により締め付けることにより行う。なお29は二つ割ケー
ス13a、13bの両側の気密性、液密性を保つためのゴム
製シール部材である。
【0004】二つのケーブル導入部15A、15Bが間隔を
あけて設けられている場合には、隣合う半円筒部19A、
19Bの間に連結板部31a、31bが設けられる。連結板部
31aと31bは二つ割ケース13a、13bの分割面を境にし
て相対している。この部分の気密性、液密性を保つた
め、連結板部31a、31bの間にはU字形のパッキング33
を介在させてある。パッキング33の両側は端面板17A、
17Bのシーリング材21に接触している。この状態でボル
ト35とナット37により連結板部31a、31bを締め付ける
と、U字形のパッキング33がシーリング材21を介して端
面板17A、17Bに押し付けられるため、この部分の気密
性、液密性が確保される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ケーブル接続箱は、ケ
ーブルの心線の接続状態を切り換えたり、点検したりす
るときに、二つ割ケース13a、13bをいったん開いて、
所定の作業を行った後、再び二つ割ケース13a、13bを
密閉する必要がある。従来のケーブル接続箱は、このと
き次のような問題が生じていた。すなわち、連結板部31
a、31bをボルト35とナット37により締め付けたとき
に、シーリング材21がパッキング33の内側に流れ込み、
ボルト35に付着する。このため二つ割ケース13a、13b
を開いたときに、ボルト35のねじ溝にシーリング材21が
食い込んでしまい、ボルト35が再使用できなくなる。ボ
ルト35を再使用できないと、二つ割ケース13a、13bを
再び密閉する際に支障を来す。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決したケーブル接続箱を提供するもので、その
構成は、ケーブルの接続部を収納する二つ割ケースの少
なくとも一端側に間隔をあけて複数のケーブル導入部が
設けられ、各ケーブル導入部は、ケーブルの外周に取り
付けられ、外周面にシーリング材の層を有する円板状の
端面板と、この端面板をはさみつけるように前記二つ割
ケースの端部に形成された半円筒部とから成っており、
二つ割ケースの隣合う半円筒部の間には連結板部が形成
され、相対する連結板部が、間にパッキングをはさん
で、それらを貫通する締め付け部材により締め付けられ
るようになっているケーブル接続箱において、前記パッ
キングを貫通するパイプを設け、そのパイプ内に前記締
め付け部材を挿通するようにしたことを特徴とするもの
である。
【0007】なお前記パイプはパッキングに保持させて
おくことが望ましい。
【0008】
【作用】上記のようなパイプを設けておくと、連結板部
を締め付けたときにシーリング材がパッキングの内側に
流れ込んでも、パイプに付着するだけで、締め付け部材
に付着することがなくなる。したがって締め付け部材を
確実に再使用することができるようになる。
【0009】またパイプをパッキングに保持させておけ
ば、パイプとパッキングを1部品として取り扱うことが
でき、ケーブル接続箱の組立に便利である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1〜図3は本発明の一実施例を示す。こ
のケーブル接続箱の特徴は、連結板部31a、31bの間の
パッキング33を貫通するパイプ39を設け、そのパイプ39
内に連結板部31a、31bを締め付けるボルト35を挿通す
るようにしたことである。
【0011】ここで用いるパッキング33はパイプ39を取
り巻く環状部33rを有しており、この環状部33rの内径
はパイプ39の外径より僅かに小さく作られている。した
がってパッキング33の環状部33rにパイプ39を押し込む
と、パッキング33のゴム弾性によりパイプ39が締付け保
持される。
【0012】上記以外の構成は図4〜図6に示した従来
のケーブル接続箱と同様であるので、同一部分には同一
符号を付して説明を省略する。
【0013】前記のようなパイプ39を設けておくと、連
結板部31a、31bをボルト35とナット37により締め付け
たときに、シーリング材21がパッキング33の内側に流れ
込んでも、パイプ39に付着するだけで、ボルト35に付着
することがなくなる。したがって二つ割ケース13a、13
bを開いた後、再び密閉するときに、ボルト35を確実に
再使用することができる。またパイプ39はパッキング33
に保持されているので、パイプ39とパッキング33を1部
品として取り扱うことができ、ケーブル接続箱の組立作
業が容易である。
【0014】なお上記実施例では、成形されたパッキン
グにパイプを押し込む構造としたが、パイプのまわりに
ゴムを一体成形して、パイプと一体のパッキングを形成
することもできる。またパッキングの外形は図示のよう
な形に制限されるものではなく、例えば四角形や円形に
することも可能である。また上記実施例では、二つ割ケ
ースの一端側にケーブル導入部が二つある場合を説明し
たが、本発明は二つ割ケースの一端側にケーブル導入部
が三つ以上並んでいる場合にも同様に適用可能である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、二
つ割ケースの端部の、半円筒部の間の連結板部を締め付
けたときに、シーリング材がパッキングの内側に流れ込
んでも、パイプがあるため、締め付け部材にシーリング
材が付着することがなくなる。このため二つ割ケースを
開いた後に、締め付け部材を確実に再使用することがで
き、二つ割ケースを閉じるときに支障を来すことがなく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るケーブル接続箱の一実施例を示
す一部切開正面図。
【図2】 図1のA−A線における断面図。
【図3】 図1のB−B線における断面図。
【図4】 従来のケーブル接続箱を示す一部切開正面
図。
【図5】 図4のC−C線における断面図。
【図6】 図4のD−D線における断面図。
【符号の説明】
11A、11B:通信ケーブル 13a、13b:二つ割ケース 15A、15B:ケーブル導入部 17A、17B:端面板 19A、19B:半円筒部 21:シーリング材 31a、31b:連結板部 33:パッキング 35:ボルト 37:ナット 39:パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二ノ宮 尚士 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古河電気工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−88034(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 15/10 H02G 15/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブルの接続部を収納する二つ割ケース
    (13a、13b)の少なくとも一端側に間隔をあけて複数
    のケーブル導入部(15A、15B)が設けられ、各ケーブ
    ル導入部は、ケーブル(11A、11B)の外周に取り付け
    られ、外周面にシーリング材(21)の層を有する円板状
    の端面板(17A、17B)と、この端面板をはさみつける
    ように前記二つ割ケースの端部に形成された半円筒部
    (19A、19B)とから成っており、二つ割ケースの隣合
    う半円筒部(19A、19B)の間には連結板部(31a、31
    b)が形成され、相対する連結板部(31a、31b)が、
    間にパッキング(33)をはさんで、それらを貫通する締
    め付け部材(35、37)により締め付けられるようになっ
    ているケーブル接続箱において、前記パッキング(33)
    を貫通するパイプ(39)を設け、そのパイプ(39)内に
    前記締め付け部材(35)を挿通するようにしたことを特
    徴とするケーブル接続箱。
  2. 【請求項2】請求項1記載のケーブル接続箱であって、
    パイプ(39)がパッキング(33)に保持されていること
    を特徴とするもの。
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JPH07298471A JPH07298471A (ja) 1995-11-10
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