JP2555079B2 - ケ−ブル接続部用筐体 - Google Patents

ケ−ブル接続部用筐体

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JP2555079B2
JP2555079B2 JP62146450A JP14645087A JP2555079B2 JP 2555079 B2 JP2555079 B2 JP 2555079B2 JP 62146450 A JP62146450 A JP 62146450A JP 14645087 A JP14645087 A JP 14645087A JP 2555079 B2 JP2555079 B2 JP 2555079B2
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JP
Japan
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case
cable
plate
face plate
plates
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JP62146450A
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秀久 宮澤
信一郎 太田
庸人 日野原
謙二 小杉
博 高橋
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Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、接続されたケーブルの接続部分の外周を気
密に覆うケーブル接続部用筐体に関するものである。
(従来技術) 従来のこの種のケーブル接続部用筐体は、接続された
ケーブルの接続部分の外周を覆う割り入りのケースと、
前記ケーブルの外周に割れ面を利用してそれぞれ嵌合さ
れて前記ケースの両端をそれぞれ閉塞するプラスチック
製端面板と、前記ケースと前記各端面板との間及び前記
各端面板と前記各ケーブルとの間及び前記ケースの割れ
面の間及び前記各端面板の割れ面の間にそれぞれ介装さ
れたシール材とを具備した構造であった。
しかしながら、プラスチック製端面板の場合は、ケー
スの内径寸法と端面板の外径寸法との観点から、この間
の気密確保はシール材そのものに頼っており、従って長
期の気密の信頼性はシール材の性能そのものに基いてお
り、長期的な気密性に問題点があった。このような問題
点は、ゴム製端面板を用いると解決することができる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、ゴム製端面板の場合には、ケース内に
封入されるガス圧によりゴム製端面板が膨満してしまう
問題点があった。
本発明の目的は、ゴム製端面板の膨満を阻止できるケ
ーブル接続部用筐体を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本発明の構成を、実施例
に対応する第1図及び第2図を参照して説明すると、本
発明はケーブル1の心線接続部2の外周を覆う2つ割り
のケース3と、前記ケーブル1の外周に割れ面10Bを利
用してそれぞれ嵌合されて前記ケース3の両端をそれぞ
れ閉塞するゴム製端面板10と、前記ケース3と前記各端
面板10との間及び前記各端面板10と前記各ケーブル1と
の間及び前記ケース3の割れ面4の間及び前記端面板10
の割れ面10Bの間にそれぞれ介装されたシール材5とを
具備してなるケーブル接続部用筐体において、 前記各ゴム製端面板10の外面にそれぞれ補強板11が当
接され、 前記各端面板10と前記各補強板11との重ね合せ体は前
記ケース3の両端側内周にそれぞれ設けられている周溝
12に嵌合され、 且つ前記各補強板11の外周は前記ケース3の両端の内
鍔13で支持されていることを特徴とする。
(作用) このように各ゴム製端面板10の外面に補強板11をそれ
ぞれ当接して、これらをケース3の両端側内周の周溝12
に嵌合させ、且つ前記各補強板11の外周は前記ケース3
の両端の内鍔13で支持させると、該補強板11はその外周
がケース3の内鍔13で該ケース3に支持されるので、該
ケース3の内圧によりゴム製端面板10が膨満しようとす
る際、ケース3に支持された補強板11がこれを阻止す
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図乃至第3図(A)
(B)を参照して詳細に説明する。
図示のように接続すべきケーブル1は、心線接続部2
を介して相互に接続されている。心線接続部2を覆うよ
うに2つ割りのケース3が装着され、該ケース3の割り
面4はシール材5を介してボルト6及びナット7で気密
に連結されている。ケース3内で各ケーブル1の端部に
は把持金具8がそれぞれ固定され、各把持金具8はケー
ス3の各周溝9にそれぞれ嵌合されている。これにより
相互のケーブル1が把持金具8とケース3とを介して相
互に連結され、心線接続部2にケーブル1側の張力が直
接作用しないようになっている。
ケース3の両端には、これを閉塞するように円盤状の
ゴム製端面板10がそれぞれ配設されている。端面板10は
その中心にケーブル1を貫通させる孔10Aがあけられ、
途中からケーブル1への装着ができるように周方向の1
箇所に径方向に沿って1条の割り面10Bが半径分だけ設
けられ、外周にはシール材収容凹部10Cが設けられた構
造になっている。
ケーブル1と端面板10との間、端面板10とケース3と
の間、端面板10の割り面10Bにはそれぞれシール材5が
介在されている。
各端面板10の外面には、硬質プラスチック等よりなる
2つ割りの補強板11がそれぞれ当接されている。各補強
板11は端面板10と同径であって、ケーブル1への装着が
容易なように割り面11Aで2つ割りになっており、その
割り面11Aは径方向の両端に割り面11Aを間にしてその両
側にそれぞれ設けられた凹部11Bにループ状の連結金具1
1Cを嵌めることにより相互に連結されている。
重ね合わされた両側の端面板10と補強板11とは、ケー
ス3の両端側内周の周溝12にそれぞれ嵌合されて係止さ
れている。補強板11の脱出を防止するためケース3の両
端には、それぞれ内鍔13が設けられている。端面板10は
ケース3からの締付けにより封止が保持されるようにな
っている。
ケース3にはその内部に不活性ガスを封入するための
ガスバルブ14が設けられている。ケース3内は所定圧力
でガスが封入され、外部から水分が侵入しないようにガ
ス保守されている。
このようなケーブル接続部用筐体は、内圧でゴム製端
面板10が膨満しようとしても、ケース3に支持された補
強板11がこれを阻止する。
(発明の効果) 以上説明したように本発明に係るケーブル接続部用筐
体は、各ゴム製端面板の外面に補強板をそれぞれ当接し
て、これらをケースの両端側内周の周溝に嵌合させ、且
つ各補強板の外周はケースの両端の内鍔で支持させてい
るので、該補強板はその外周がケースの内鍔で該ケース
に支持され、このため該ケースの内圧によりゴム製端面
板が膨満しようとする際、ケースに支持された補強板で
これを阻止することができる。
従って、本発明によれば、長期に亘って気密性能のよ
いゴム製端面板の欠点を改善して長期に亘る気密保持の
信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るケーブル接続部の一実施例の片半
分縦断正面図、第2図は第1図の右側面図、第3図
(A)(B)は本実施例で用いている端面板の正面図及
び側面図である。 1……ケーブル、2……心線接続部、3……ケース、5
……シール材、10……端面板、10B……割り面、11……
補強板、12……周溝、13……内鍔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日野原 庸人 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 小杉 謙二 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 高橋 博 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−57530(JP,U) 実開 昭60−132135(JP,U) 実開 昭59−56922(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブルの心線接続部の外周を覆う2つ割
    りのケースと、前記ケーブルの外周に割れ面を利用して
    それぞれ嵌合されて前記ケースの両端をそれぞれ閉塞す
    るゴム製端面板と、前記ケースと前記各端面板との間及
    び前記各端面板と前記各ケーブルとの間及び前記ケース
    の割れ面の間及び前記端面板の割れ面の間にそれぞれ介
    装されたシール材とを具備してなるケーブル接続部用筐
    体において、 前記各ゴム製端面板の外面にそれぞれ補強板が当接さ
    れ、 前記各端面板と前記各補強板との重ね合せ体は前記ケー
    スの両端側内周にそれぞれ設けられている周溝に嵌合さ
    れ、 且つ前記各補強板の外周は前記ケースの両端の内鍔で支
    持されていることを特徴とするケーブル接続部用筐体。
JP62146450A 1987-06-12 1987-06-12 ケ−ブル接続部用筐体 Expired - Lifetime JP2555079B2 (ja)

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JPS63314122A JPS63314122A (ja) 1988-12-22
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JPS60148822A (ja) * 1984-01-12 1985-08-06 Nippon Steel Corp 固気二相流体の整流装置

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JPS63314122A (ja) 1988-12-22

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