JPH0731290B2 - 半割型分岐用接続ケ−ス - Google Patents

半割型分岐用接続ケ−ス

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JPH0731290B2
JPH0731290B2 JP23450486A JP23450486A JPH0731290B2 JP H0731290 B2 JPH0731290 B2 JP H0731290B2 JP 23450486 A JP23450486 A JP 23450486A JP 23450486 A JP23450486 A JP 23450486A JP H0731290 B2 JPH0731290 B2 JP H0731290B2
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JP
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face plate
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gasket
rubber
case
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義則 久保田
盛男 柳原
康夫 道音
和時 武田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4439Auxiliary devices
    • G02B6/444Systems or boxes with surplus lengths
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    • G02B6/4446Cable boxes, e.g. splicing boxes with two or more multi fibre cables
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は通信ケーブル外被接続部の気密保持のため使用
する半割型分岐用接続ケースに関するものである。
(従来の技術及び問題点) 第4図は従来のケーブル外被接続部(例えば実願昭58−
143572号)の構造を示す。
第4図のケーブル外被接続部を組み立てるには、ケーブ
ル1上にゴムチューブ5を設置し、接続部両端のケーブ
ル1に把持金具3を取り付けて両端にある把持金具3を
連結棒4により連結した後、心線を接続して心線接続部
2に収納する。心線接続終了後、端面板6のスリット6a
を押し広げてゴムチューブ5を設置したケーブル1にゴ
ム製端面板を取付け(ケーブル1が不要な部分には閉塞
栓11を取付ける)、端面板6の外周部のシール材装着溝
にシール材7を装着した後、接続ケース10の端面板装着
用溝に端面板6を挿入し、上接続ケースを被せてフラン
ジ9aの穴にボルトを差し込んで締め付け気密保持を行っ
ていた。接続ケース10の材料としてプラスチックを使用
する場合にはプラスチックの圧縮クリープを軽減するた
めフランジ9aに金属製当金9bを取り付ける必要があっ
た。このような気密保持構造ではつぎのような問題点が
あった。
高信頼気密と解体性を同時に確保するためゴム製端面板
を使用しているが、ケース内の封入ガスによるゴム製端
面板の膨満(ガス圧によってふくれる現象)を軽減する
目的で肉厚を厚くする必要がある。例えば第4図で、JI
Sゴム硬度50のEPDMゴムを使った場合、外径14cmのゴム
製端面板では厚さが4.5cmとなっている。
低温における圧縮永久ひずみ(ゴムの反発力の尺度を示
す)等にすぐれた高性能のゴムを得るには1分間/1mm厚
の加硫時間(第4図に示すゴム製端面板の場合45分/1
個)を必要とし、端面板の外径が大きく(第4図では14
cmφであるが、大きいものでは20cmφ以上になる)、金
型の大きさ、温度制御等を考慮すると同時に複数個の加
硫が困難で高価となる欠点があった。
また、接続ケースについても、ケース成形後接続ケース
フランジ部および当金のボルト穴加工、当金の接続ケー
スへの取付加工などを要し、高価であった。さらに、ボ
ルト締めを行うためフランジ部が不可欠であり、既設マ
ンホール等に収容する場合、従来の鉛管に比べ横幅がフ
ランジ部だけ大きくなり、鉛管を基本として設計されて
いるマンホールに収容可能なケーブル条数が減るという
収容上の問題があった。
また第4図に示す接続ケースの場合、ボルトが片側9箇
所(両側で18個所)設けられているため、トルクレンチ
によるボルト締め作業に長時間を要していた。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこれらの欠点を除去するため、分岐用接続ケー
スについてケース端部に小径薄肉の端面板の複数個が横
一列に配置できる端面板収納溝を設置し、気密確保のた
めゴム製端面板外周面に巻き付けるシール材押圧突起等
を工夫したものである。
本発明の接続ケースは、気密信頼性を確保するとともに
低価格のケーブル外被接続部を実現できることの特徴を
有し、従来の技術とは、小径、薄肉ゴム製端面板が横一
列に配置できること、ゴム製端面板外周面に巻き付ける
シール材を長期間気密性が確保できるようシール押圧用
突起が設けられていること、端面板と接する部分のガス
ケット収納溝の幅がガスケット外径より小さい点が異な
っている。以下図面を用いて詳細に説明する。
(実施例) 第1図は本発明の接続ケースの適用状況と効果を説明す
るため、接続ケースを用いて組み立てたケーブル外被接
続部の概要を示す図である。第1図(a)は一部を破断
した斜面図、第1図(b)は一部破断を入れない場合の
斜面図である。
12は心線接続部、13は心線接続部を外周から防護するた
めの機械強度保持部である。14は小径薄肉のゴム製端面
板であって、従来のものでは外径4cmのケーブルに適用
した時の大きさは、外径8cm、肉厚2.5cmであった。しか
し本発明に用いるゴム製端面板の外径はケーブル外径に
対して2〜5cm程度大きな値に設定されている。この時
肉厚は2.5cm程度で十分であり、外径14cmの従来のゴム
製端面板の厚さ4.5cmと比較すると55%の値となってい
る。端面板14の外周面にシール材15を巻き付ける。16は
本発明の半割分岐用接続ケースであり、17は半割接続ケ
ース16相互の気密を確保するためのゴム製ガスケット、
18は気密を確保するため上下の半割分岐用接続ケース16
を締め付けるためのバンド(例えばステンレス製バン
ド)である。
第2図は、本発明の半割分岐用接続ケース16の構造を示
す図であり、片側3条までのケーブルが導入できる下接
続ケースの一部を示す。19は端面板収納用溝、20a,20b
はシール材押圧用突起、21はバンドで締め付けるための
突出部、22は上下接続ケースを嵌合しやすくするための
突起、23はガスケット装着用溝である。上接続ケースに
はガスケット装着用溝23がなく、嵌合用突起が下ケース
のそれと重ならないようになっている以外、上下対称に
なっている。
前述のように、本発明の接続ケースを用いると低価格で
マンホール収容が容易であるが、気密信頼性確保のため
接続ケースに工夫が必要である。
小径端面板を用いた分岐用外被接続部を考えると、小径
端面板14を横一列に並べる以外に方法がない。端面板14
の外径は端面板収納溝19の内径より大きく設計し、端面
板(ゴム製)を圧縮して気密を確保することになるが、
端面板を横一列に並べようとすると端面板外径と端面板
収納溝の内径の差を余り大きくとることができない。両
者の差を大きくすると複数の端面板を横一列にならべる
ことが物理的にできなくなる。両者の差が比較的小さい
状態で気密を保つため、接続ケースにつぎのような工夫
がなされている。
(1)端面板・ガスケット間の気密のための工夫 第3図に接続ケースの端面板・ガスケット間の気密部を
示す。ケース端部以外では同図に示すようにガスケット
装着用溝23の幅がガスケット17の外径より大きく設計さ
れ、上ケースによりガスケット17が圧縮されたときの逃
げの部分24を設けている。同一寸法にすると、ケース端
末部で端面板14とガスケット17の接触力が極めて弱くな
り長期気密保持ができない。長期気密を確保するため、
ガスケット装着用溝23の幅をガスケット17の外径以下に
して両者の接触力を大きくしている。
(2)端面板と端面板収納溝間の気密のための工夫 前述のように上下ケースを締め付けても端面板を大きく
変化させて圧縮力を確保することができない。このた
め、端面板に加わる圧縮力が小さくても気密が確保でき
るように、端面板収納溝19内にシール材押圧用突起20
(断面が半円状)を設けることによりシール材15を押圧
し、結果的に端面板と端面板収納溝19間の接触圧力を高
くして気密確保している。同様な理由から、横一列に並
べた端面板14相互の接触部においては、シール材押圧用
突起20の断面が円形をなし、上下ケースを完全に締め付
けたとき突起相互が接するように設計されている。
(3)締付力確保のための工夫 端面板を横一列に配置してバンドで締め付ける場合、締
付力は両端部から中央部の方向に働き、特に中央部の端
面板に上下から働く力は極めて小さくなり、振動、曲げ
などの外力に対して抵抗力が小さくなる。このため、第
1図(b)に示すように中央ケーブル導入部には突出部
21を設け、バンドで締め付けることを可能にしている。
なお説明ではゴムないしゴム製と表現されているが、同
様な性能を示す弾性体が使用できることはもちろんであ
る。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の接続ケースを使用すれば
小径端面複数個を収納しても気密が確保でき、かつ小径
薄肉のゴム製端面板、フランジ部がなく二次加工不要な
接続ケースになることから低価格が実現できる。
また、フランジ部がないことから、接続部の横幅が短か
くなりマンホール内に収容しやすく、金属製バンドの採
用によりネジの締付数が減って作業性が向上するため通
信ケーブルの外被接続部に適用できる。
特に本発明の接続ケースを用いたケーブル外被接続部が
第1図のようになっているのでつぎのような効果がでて
くる。
(1) 端面板の小径薄肉化や、端面板外径を小さくす
ることにより、従来の端面板を製造する金型の大きさ
(面積)で複数個の小径端面板が同時に製造できるよう
になることから加工費の低減を図ることができる。ま
た、端面板を小径化すると端面板に加わる封入ガス圧の
影響が少なくなり薄肉化ができる結果、加硫時間の短縮
が実現でき、加工費が低減できる。また当然のことなが
ら、体積が小さくなり材料費が低減でき端面板が低価格
となる。
(2) 第1図から分かるように、接続ケースにフラン
ジがないため従来の接続ケースで必要であったフラン
ジ、当金にあけられたボルト穴加工、当金の接続ケース
への取付けなどの加工が不要であり、接続ケースの価格
が大幅に低減できる。
(3) 接続ケースのフランジ部がなく、接続ケース断
面が円形であるため従来の接続ケースより横幅が狭くな
りマンホール収容に都合がよい。
(4) バンド数が7〜8本で済むため締付け作業が大
幅に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明接続ケースを用いたケーブル外被接続部
の構造を示す図、 第2図は本発明の半割分岐用接続ケースの構造を示す
図、 第3図は端面板とガスケット接合の拡大図、 第4図は従来のケーブル外被接続部の構造を示す図であ
る。 1……ケーブル、2……心線接続部 3……把持金具、4……連結棒 5……ゴムチューブ、6……ゴム製端面板 6a……スリット、7……シール材 8……ゴム製ガスケット、9a……フランジ 9b……金属製当金、10……接続ケース 11……閉塞栓、12……心線接続部 13……機械強度保持部、14……ゴム製端面板(小径) 15……シール材、16……半割接続ケース 17……ゴム製ガスケット、18……バンド 19……端面板収納溝 20,20a,20b……シール材押圧用突起 21……突出部、22……ケース嵌合用突起 23……ガスケット装着用溝 24……逃げ部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 道音 康夫 茨城県那珂郡東海村大字白方字白根162番 地 日本電信電話株式会社茨城電気通信研 究所内 (72)発明者 武田 和時 茨城県那珂郡東海村大字白方字白根162番 地 日本電信電話株式会社茨城電気通信研 究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブルを通す穴が外周と同心状にあいて
    いる小径薄肉のゴム製端面板を収納する溝を複数個、横
    一列に配置し、ゴム製端面板外周面に装着されるシール
    材を押圧するため前記各ゴム製端面板収納溝内に設けた
    断面が半円形状をなし、ゴム製端面板相互の接続部にお
    いて断面が円形状をなすシール材押圧用突起を有し、ゴ
    ム製端面板とガスケットが接する部分のガスケット装着
    用溝の幅がガスケットより小さいことを特徴とする半割
    型分岐用接続ケース。
JP23450486A 1986-10-03 1986-10-03 半割型分岐用接続ケ−ス Expired - Lifetime JPH0731290B2 (ja)

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JPS6389809A JPS6389809A (ja) 1988-04-20
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US5189725A (en) * 1992-01-28 1993-02-23 At&T Bell Laboratories Optical fiber closure
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