JP3242441B2 - チャージポンプ回路 - Google Patents

チャージポンプ回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定電圧を出力するチ
ャージポンプ回路、特にそのチャージポンプ回路に設け
られる発振回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の定電圧出力が得られるチ
ャージポンプ回路の一構成例を示す構成図である。この
チャージポンプ回路は、電源電圧VDDの印加によって
発振する発振回路1を有し、その出力側には、ANDゲ
ート2を介してポンプ回路3が接続されている。AND
ゲート2は、比較出力S7によって開閉制御され、発振
出力S1からクロック信号S2を生成し、該クロック信
号S2をポンプ回路3へ供給する回路である。ポンプ回
路3には、充放電用のコンデンサ4,5及び分圧回路6
が接続されている。コンデンサ5の容量値は、コンデン
サ4の容量値よりも大きい。ポンプ回路3は、クロック
信号S2に基づき、電源電圧VDDの電荷をコンデンサ
4に充電し、その充電された電荷をコンデンサ5に蓄積
する回路である。分圧回路6は、ポンプ回路3の出力電
圧Voを分圧する回路であり、その出力側に、比較回路
7を介してANDゲート2が接続されている。比較回路
7は、分圧回路6で分圧された電圧と基準電圧Vaとを
比較し、その比較出力S7によってANDゲート2を開
閉制御する回路である。これらの発振回路1、ポンプ回
路3、コンデンサ5、及び分圧回路6の低電位側は、グ
ランドGNDに接続されている。
【0003】図3は図2に示すチャージポンプ回路の動
作波形図であり、この図を参照しつつ、図2の動作を説
明する。電源電圧VDDが発振回路1及びポンプ回路3
に印加されると、それらの回路が動作する。発振回路1
は、水晶発振回路やC−R発振回路等で構成され、電源
電圧VDDの印加によって一定の発振周波数で発振し、
その発振出力S1をANDゲート2へ送る。ANDゲー
ト2は、比較回路7の比較出力S7により開閉され、発
振出力S1をゲート制御してクロック信号S2を生成
し、そのクロック信号S2をポンプ回路3へ送る。ポン
プ回路3は、クロック信号S2の半周期の“L”レベル
の間、コンデンサ4に電源電圧VDDの電荷を充電し、
次の半サイクルの“H”レベルの間、該コンデンサC4
に充電された電荷でコンデンサ5を充電していく。その
ため、ポンプ回路3の出力電圧Voが徐々に上昇してい
く。ポンプ回路3の出力電圧Voは分圧回路6で分圧さ
れ、その分圧された電圧が基準電圧Vaと比較回路7で
比較される。出力電圧Voが上昇して一定電圧に達する
までは、比較回路7の比較出力S7によってANDゲー
ト2が開いている。
【0004】出力電圧Voが上昇して一定電圧に達する
と、比較回路7の比較出力S7によってANDゲート2
が閉じ、クロック信号S2が停止するので、ポンプ回路
3のポンピング動作も停止する。その後、出力電圧Vo
が一定電圧から低下すると、比較回路7の比較出力S7
によってANDゲート2が開き、クロック信号S2がポ
ンプ回路3に与えられるので、該ポンプ回路3のポンピ
ング動作によって出力電圧が一定電圧になるように動作
する。この種のチャージポンプ回路では、一般的に、電
源電圧VDDが高くなるほど、また発振周波数が高くな
るほど、消費電流が増加する特性を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のチャージポンプ回路では、発振回路1の発振周波数
が固定であるため、印加される電源電圧VDDが高くな
ると、該チャージポンプ回路の消費電流が増加し、該消
費電流に対する出力電圧Voの変換効率が低下する。逆
に、電源電圧VDDが低下すると、ポンピング能力は低
下するので、出力電圧Voが一定電圧になるまでの時間
が長くなるなどの問題があり、それらを解決することが
困難であった。本発明は、前記従来技術が持っていた課
題として、印加される電源電圧によって変換効率が変化
したり、あるいは出力電圧が一定電圧になるまでの時間
が変化するなどの点について解決したチャージポンプ回
路を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の内の第1の発明は、電源から電圧が供給さ
れて動作する発振回路と、前記発振回路から出力される
クロック信号に応答して、前記電源から供給される電圧
を昇圧して出力するポンプ回路とを有するチャージポン
プ回路において、前記発振回路は、前記電源から供給さ
れる電圧が高くなった場合前記クロック信号の周波数を
低くし、前記電源から供給される電圧が低くなった場合
前記クロック信号の周波数を高くする構成になってい
る。 第2の発明は、第1の発明のチャージポンプ回路に
おいて、前記発振回路は、一定の電流を流す定電流源
と、前記定電流源からの電流を受取り、充放電を行う第
1のキャパシタを有する発振部と、前記発振部の出力に
応答して、前記一定の電流を前記発振部の第1のキャパ
シタに供給するか、もしくは、前記一定の電流を前記発
振部の第1のキャパシタに供給せず、かつ前記第1のキ
ャパシタに充電された電荷を放出する経路を提供する電
流切換回路とを有している。 第3の発明は、第2の発明
のチャージポンプ回路において、前記電流切換回路は、
前記定電流源と前記発振部との間に接続されたダイオー
ドと、出力と、前記発振部及び前記ダイオードに接続さ
れた第1入力と、前記定電流源に接続された第2入力と
を有し、前記第2入力に流れる電流に等しい電流を前記
第1入力にも流すカレントミラー回路と、前記カレント
ミラー回路の出力と低電圧源との間に接続され、前記発
振部の出力電圧に応答して前記カレントミラー回路の出
力と前記低電圧源とを電気的に接続するスイッチ手段と
を有している。 第4の発明は、第2の発明のチャージポ
ンプ回路において、前記発振部は、前記第1のキャパシ
タにその入力が接続され、前記電源によって駆動される
第1のインバータと、前記電源によって駆動され、前記
第1のインバータの出力信号を反転して出力する第2の
インバータと、前記第2のインバータの出力と前記第1
のインバータの入力との間に接続された第2のキャパシ
タとを有している。
【0007】
【作用】第1の発明によれば、電源電圧が印加される
と、発振回路が発振してこの発振回路からクロック信号
が出力される。この発振回路では、電源電圧が高くなる
とクロック信号の周波数を低くし、電源電圧が低くなる
とクロック信号の周波数を高くする。このような発振回
路から出力されるクロック信号に応答して、ポンプ回路
により電源電圧が昇圧されて出力される。 第2の発明に
よれば、定電流源により流れる一定の電流が発振部に供
給されると、この発振部が発振する。電流切換回路で
は、発振部の出力に応答して、一定の電流を第1のキャ
パシタに供給してこの第1のキャパシタを充電するか、
あるいは該第1のキャパシタに充電された電荷を放出さ
せてクロック信号を出力する。 第3の発明によれば、発
振部の出力電圧に応答して、スイッチ手段によりカレン
トミラー回路の出力と低電圧源との間が接続/遮断され
る。接続時には、定電流源により流れる一定の電流が、
ダイオード、カレントミラー回路及びスイッチ手段を経
由して低電圧源へ流れる。これにより、第1のキャパシ
タが放電する。また、遮断時には、定電流源により流れ
る一定の電流が、ダイオードを通して第1のキャパシタ
に供給され、この第1のキャパシタが充電される。 第4
の発明によれば、電源電圧により第1及び第2のインバ
ータが駆動され、この第2のインバータの出力が第2の
キャパシタを介して第1のインバータへ帰還される。
【0008】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例を示すチャージポンプ回
路における発振回路の回路図であり、従来の図2中の要
素と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0009】この発振回路は、図2のチャージポンプ回
路内に設けられるもので、電源電圧VDDが印加される
と一定の電流値I1 を流す定電流源9を有し、その出力
側には電流切換回路である電流切換手段10が接続され
ている。電流切換手段10は、電流I1 の流出経路を切
換える回路であり、ダイオード11と、電流ミラー回路
を構成する一対のNPN型トランジスタ12,13と、
該電流切換手段10のオン,オフ制御用のスイッチ手段
であるNチャネル型MOSトランジスタ(以下、NMO
Sという)14とを、備えている。定電流源9の出力側
にはダイオード11が接続され、その出力側が、トラン
ジスタ12のコレクタに接続されている。トランジスタ
12のベースはトランジスタ13のベース及びコレクタ
(第2入力)と共通接続され、それらのトランジスタ1
2,13のエミッタ(出力)が共通接続され、NMOS
14を介して低電圧源であるグランドGNDに接続され
ている。トランジスタ13のコレクタ及びベースは、定
電流源9の出力側に共通接続されている。
【0010】電流切換手段10の出力側ノードN1(第
1入力)には、第1のキャパシタである容量値C21の発
振用コンデンサ21と、第2のキャパシタである容量値
22の発振用コンデンサ22とが接続され、該コンデン
サ21の他端がグランドGNDに接続されると共に、該
コンデンサ22の他端がノードN2に接続されている。
コンデンサ21は、ノードN1の電圧がVDDレベル以
上またはGNDレベル以下にならないように、コンデン
サ22の電圧を分圧する機能を有している。ノードN1
とN2の間には、第1及び第2のインバータである2段
のCMOS(相補型MOSトランジスタ)インバータ3
1,32からなる比較手段が接続されている。この比較
手段は、電流切換手段10内のNMOS14をオン,オ
フ動作させて該電流切換手段10を切換え制御する機能
を有している。コンデンサ21,22及びインバータ3
1,32により、発振部が構成されている。ノードN2
には、該ノードN2上の電圧を駆動して発振出力S33
を出力するCMOSインバータ33が接続されている。
インバータ31,32,33の閾値電圧をVthとする。
【0011】図4は図1に示す発振回路の動作波形図で
あり、この図を参照しつつ、図1の動作を説明する。電
源電圧VDDが印加されると、図1の発振回路が発振動
作を開始する。ノードN1の電圧がインバータ31の閾
値電圧Vthよりも低いときには、該インバータ31の特
性から、その出力が“H”レベルとなり、それがインバ
ータ32で反転されてその出力側ノードN2の電圧が
“L”レベルとなる。ノードN2が“L”レベルになる
と、電流切換手段10内のNMOS14がオフ状態とな
る。そのため、定電流源9に流れる電流I1 は電流切換
手段10内のダイオード11を通して発振用コンデンサ
21,22を充電し、ノードN1の電圧が徐々に上昇し
ていく。ノードN1の電圧がインバータ31の閾値電圧
thを越えると、該インバータ31の出力が“L”レベ
ルに変化し、それがインバータ32で反転されてその出
力側ノードN2が“H”レベルになり、ノードN1上の
電圧が瞬時に電圧VthからVDD・C22/(C21
22)分だけ持ち上げられる。
【0012】ノードN2が“H”レベルになると、NM
OS14がオン状態となり、定電流源9に流れる電流I
1 はトランジスタ13に流れる。トランジスタ12と1
3は電流ミラー回路を構成しているので、トランジスタ
12に流れる電流はトランジスタ13に流れる電流と等
しくなる。そのため、トランジスタ12に流れる電流も
1 となり、2倍のI1 の電流がNMOS14へ流れ込
む。トランジスタ12に流れる電流I1 は、発振用コン
デンサ21,22を放電してノードN1の電圧が徐々に
下降していく。ノードN1の電圧がインバータ31の閾
値電圧Vth以下になると、該インバータ31の出力が再
び“H”レベルに変化し、それがインバータ32で反転
されてその出力側ノードN2が“L”レベルになり、ノ
ードN1の電圧が瞬時に電圧VthからVDD・C22
(C21+C22)分だけ引き下げられる。
【0013】このとき、NMOS14が再びオフ状態と
なり、定電流源9に流れる電流I1が再びダイオード1
1を通して発振用コンデンサ21と22を充電し、再び
ノードN1の電圧が徐々に上昇して最初の状態となり、
上記動作が繰り返されてインバータ33から発振出力S
33が出力される。この発振出力S33は、図2のAN
Dゲート2を介してクロック信号S2の形でポンプ回路
3へ供給され、該ポンプ回路3のポンピング動作によっ
て一定の出力電圧Voが出力されることになる。
【0014】ここで、図4に示すように、ノードN2の
“L”レベルのパルス幅はT1 、“H”レベルのパルス
幅はT2 となる。そのため、図1の発振回路の発振周波
数fは、1/(T1 +T2 )になる。このパルス幅
1 ,T2 は、次の(1)式で表わせ、その(1)式よ
り発振周波数fが(2)式のようになる。
【0015】
【数1】 (2)式から明らかなように、本実施例の発振回路で
は、電源電圧VDDに対応し、該電源電圧VDDとは逆
の関係で変化する発振周波数fが得られる。しかも、標
準的な電源電圧VDDでの発振周波数fの設定は、電流
1 または容量値C22を適宜設定すれば、使用目的に合
わせた発振周波数fの設定も容易に行える。例えば、電
源電圧VDD=3V、容量値C21=C22=10pFで発振
周波数f=20kHZ を得ようとするならば、電流I1
1.2μA に設定すればよい。このような設定条件で、
電源電圧VDDが2Vに低下した場合、発振周波数fは
30kHZ に変化し、また電源電圧VDDが4Vに上昇し
た場合、発振周波数fは15kHZ に変化する。
【0016】以上のように、この第1の実施例では、次
のような利点がある。発振用コンデンサ21,22の充
電及び放電を、電源電圧VDDに依存しない定電流源9
で行い、該発振用コンデンサ21,22に生じる三角波
電圧の振幅は電源電圧VDDと所定の比例関係で変化す
るようにしたので、発振周波数fが電源電圧VDDとは
反比例関係で変化する。そのため、電源電圧VDDが高
くなると、発振周波数fは低くなり、逆に電源電圧VD
Dが低くなると、発振周波数fは高くなる。よって、こ
のような発振回路を用いて図2のチャージポンプ回路を
構成した場合、該チャージポンプ回路の電源電圧VDD
が高くなると、発振周波数fが低くなって消費電流の増
加を抑制し、またチャージポンプ回路の電源電圧VDD
が低くなっても、発振周波数fが高くなって出力電圧V
oが一定電圧に至るまでの時間を速くできる。
【0017】第2の実施例 図5は、本発明の第2の実施例を示すチャージポンプ回
路に用いられる発振回路の回路図あり、第1の実施例を
示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付され
ている。この発振回路は、図1のCMOSインバータ3
1に代えて、CMOSシュミットインバータ41が設け
られ、さらに図1の発振用コンデンサ22が省略されて
いる。図6は図5の動作波形図である。CMOSシュミ
ットインバータ41の“L”レベル側の閾値電圧をV
th1 、“H”レベル側の閾値電圧をVth2 、発振用コン
デンサ21の容量値をC21、定電流源9の電流をI1
すると、発振周波数fは次式(3)で表わせる。
【0018】
【数2】 一般に、CMOSシュミットインバータ41の閾値電圧
th1 ,Vth2 は、電源電圧VDDとの一定比率で変化
するため、閾値電圧Vth1 =K1・VDD、Vth2 =K
2・VDDとすると、(3)式は次式で表わせる。
【0019】
【数3】 この第2の実施例でも、(4)式から明らかなように、
電源電圧VDDに対応し、該電源電圧VDDとは逆の関
係(反比例関係)で変化する発振周波数fが得られる。
【0020】第3の実施例 図7は、本発明の第3の実施例を示す発振回路内の電流
切換手段10の回路図であり、第1の実施例を示す図1
中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この電流切換手段10は、図1に示す発振回路内に設け
られるもので、図1のダイオード11に代えてPチャネ
ル型MOSトランジスタ(以下、PMOSという)15
が設けられると共に、NPN型トランジスタ12,13
に代えてNMOS16,17が設けられている。PMO
S15のゲートはNMOS14のゲート側ノードN2に
接続されており、これにより図1のダイオード11と同
様の機能を発揮する。このように電流切換手段10をバ
イポラートランジスタに代えてMOSトランジスタで構
成しても、第1の実施例とほぼ同様の電流切換え動作が
行える。
【0021】なお、本発明は図示の実施例に限定され
ず、種々の変形が可能である。その変形例としては、例
えば次のようなものがある。 (a) 図1及び図5中のインバータ31,41は、他
のインバータ等の比較手段で構成してもよい。また、図
5では発振用コンデンサ21のみを設けているが、図1
のような発振用コンデンサ22をノードN1,N2間に
接続しても、上記実施例とほぼ同様の作用、効果が得ら
れる。 (b) 上記実施例の電流切換手段10は、図示以外の
トランジスタを用いて構成したり、あるいは図示以外の
回路構成に変更してもよい。 (c) 上記実施例の発振回路が設けられる図2のチャ
ージポンプ回路は、他の回路を付加するなどして図示以
外の回路構成に変更してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1〜第4
の発明によれば、高い電圧を供給するポンプ回路を動作
させる発振回路が、電源から供給される電圧が高くなっ
た場合クロック信号の周波数を低くし、電源から供給さ
れる電圧が低くなった場合クロック信号の周波数を高く
する構成になっている。これにより、電源電圧が高い場
合は消費電流が抑制され、電源電圧が低くなった場合は
チャージポンプ回路の出力電圧が所定の電圧に達するま
での時間を早くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すチャージポンプ回
路に設けられる発振回路の回路図である。
【図2】従来のチャージポンプ回路の構成図である。
【図3】図2の動作波形図である。
【図4】図1の動作波形図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示すチャージポンプ回
路に設けられる発振回路の回路図である。
【図6】図5の動作波形図である。
【図7】本発明の第3の実施例を示す発振回路内の電流
切換手段の回路図である。
【符号の説明】
1 発振回路 2 ANDゲート 3 ポンプ回路 4,5 コンデンサ 6 分圧回路 7 比較回路 9 定電流源 10 電流切換手段 21,22 発振用コンデンサ 31,32,33,41 インバータ VDD 電源電圧 Vo 出力電圧

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源から供給される電源電圧の電圧値に
    応じて、その出力するクロック信号の周波数が変化する
    発振回路と、 前記発振回路から出力されるクロック信号に応答して、
    前記電源から供給される電圧を前記電源昇圧して一定電
    圧を出力するポンプ回路とを有するチャージポンプ回路
    において、 前記発振回路は、前記電源から供給される電圧が高くな
    った場合前記クロック信号の周波数を低くし、前記電源
    から供給される電圧が低くなった場合前記クロック信号
    の周波数を高くすることを特徴とするチャージポンプ回
    路。
  2. 【請求項2】 前記発振回路は、 一定の電流を流す定電流源と、 前記定電流源からの電流を受取り、充放電を行う第1の
    キャパシタを有する発振部と、 前記発振部の出力に応答して、前記一定の電流を前記発
    振部の第1のキャパシタに供給するか、もしくは、前記
    一定の電流を前記発振部の第1のキャパシタに供給せ
    ず、かつ前記第1のキャパシタに充電された電荷を放出
    する経路を提供する電流切換回路とを有する請求項1記
    載のチャージポンプ回路。
  3. 【請求項3】 前記電流切換回路は、 前記定電流源と前記発振部との間に接続されたダイオー
    ドと、 出力と、前記発振部及び前記ダイオードに接続された第
    1入力と、前記定電流源に接続された第2入力とを有
    し、前記第2入力に流れる電流に等しい電流を前記第1
    入力にも流すカレントミラー回路と、 前記カレントミラー回路の出力と低電圧源との間に接続
    され、前記発振部の出力電圧に応答して前記カレントミ
    ラー回路の出力と前記低電圧源とを電気的に接続するス
    イッチ手段とを有する請求項2記載のチャージポンプ回
    路。
  4. 【請求項4】 前記発振部は、前記第1のキャパシタに
    その入力が接続され、前記電源によって駆動される第1
    のインバータと、 前記電源によって駆動され、前記第1のインバータの出
    力信号を反転して出力する第2のインバータと、 前記第2のインバータ回路の出力と前記第1のインバー
    タの入力との間に接続された第2のキャパシタとを有す
    る請求項2記載のチャージポンプ回路。
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