JP3241811B2 - 収納式レバ−型パ−キングブレ−キ - Google Patents

収納式レバ−型パ−キングブレ−キ

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JP3241811B2
JP3241811B2 JP21412892A JP21412892A JP3241811B2 JP 3241811 B2 JP3241811 B2 JP 3241811B2 JP 21412892 A JP21412892 A JP 21412892A JP 21412892 A JP21412892 A JP 21412892A JP 3241811 B2 JP3241811 B2 JP 3241811B2
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覚 増田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、枢着軸によりラチェッ
トプレ−トに起倒自在に取付けられた操作レバ−を前記
ラチェットプレ−トに対して引き起こすことにより、前
記操作レバ−に取付けられたトラニオンピンを介してブ
レ−キケ−ブルを引っ張ってブレ−キを作動させ、前記
操作レバ−に設けられたラチェット爪と前記ラチェット
プレ−トの歯との係合により、前記ブレ−キケ−ブルが
引っ張られブレ−キが作動している状態を維持しつつ、
操作レバ−を倒して収納できる構成とした収納式レバ−
型パ−キングブレ−キに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のレバ−型パ−キングブレ−キ
は、通常運転席と助手席との間に設けられるので、ブレ
−キを作動させるべく引起こした操作レバ−が、ブレ−
キを作動させたまま収納できると、例えば運転席と助手
席とを併せて簡易ベットとして使用でき便利である。
【0003】この目的のため、操作レバ−を基部と把持
レバ−とに分割し、操作レバ−をその分割部で折曲げて
収納できる構成としたものが提案されている(実開昭5
7−80355号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、操作レバ−の基部がなお引き起こされた状
態にあり、操作レバ−全体を略完全に水平に倒した状態
(ブレ−キ非作動状態と略同姿勢の状態)にすることが
できず、未だ前述した目的を達成するためには不十分で
あった。
【0005】本発明は、このような従来の事情に着目し
てなされたもので、操作レバ−全体をブレ−キ非作動状
態と略同姿勢の状態に収納できる収納式レバー型パ−キ
ングブレ−キを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、1 枢着軸(40)
によりラチェットプレート(30)に起倒自在に取付け
られた操作レバー(50)を前記ラチェットプレート
(30)に対して引き起こすことにより、前記操作レバ
ー(50)に取付けられたトラニオンピン(60)を介
してブレーキケーブルを引っ張ってブレーキを作動さ
せ、前記操作レバー(50)に設けられたラチェット爪
(70)と前記ラチェットプレート(30)の歯(3
1)との係合により、前記ブレーキケーブルが引っ張ら
れブレーキが作動している状態を維持しつつ、操作レバ
ー(50)を倒して収納できる構成とした収納式レバー
型パーキングブレーキにおいて、前記ラチェットプレー
ト(30)は、前記操作レバー(50)を収納すべく前
記操作レバー(50)とともに起倒自在になるように、
車体に固定されるベース部材(1)に複数の案内機構
(10,20)を介して取付け、この案内機構(10,
20)は、前記ベース部材(1)又は前記ラチェットプ
レート(30)の一方に形成されたスリット(11a,
11b,22)と、前記ベース部材(1)又は前記ラチ
ェットプレート(30)の他方に設けられ前記スリット
(11a,11b,22)内に嵌り込んで摺動するカム
(15,16,21)とにより構成し、前記ベース部材
(1)には、ブレーキケーブルを引っ張るべく操作レバ
ー(50)が引き起こされる際に、前記ラチェットプレ
ート(30)又はこれに固定された部材(15,16)
に当接してこのラチェットプレート(30)の引き起こ
し方向への揺動を阻止する第1当接部(5,6)と、前
記操作レバー(50)に設けられた当接面(54a)に
当接して、前記操作レバー(50)の倒し方向への揺動
を前記操作レバー(50)が略水平となる位置までに規
制する第2当接部(7)とを設け、前記スリット(11
a,11b,22)の案内部の形状は、前記操作レバー
(50)及びラチェットプレート(30)の動作方向に
沿う平面上において、前記操作レバー(50)を引き起
こす際のトラニオンピン(60)の中心の軌道上に、ラ
チェットプレート(30)とラチェット爪との係合位置
に対応して複数の基準点(P1 〜Pn )を設け、任意の
始点(S0 ,T0 )からこれら基準点(P1 〜Pn )を
中心としてその基準点(P1 〜Pn )に対応する引き起
こし角度(θ1 〜θn )分の円弧を描き、この円弧の終
端として形成される複数の点(S1 〜Sn ,T1 〜Tn
)を滑らかに結んでなる曲線を中心線とする形状とす
るとともに、前記第1当接部(5,6)が前記ラチェッ
トプレート(30)又はこれに固定された部材(15,
16)に当接したときに、前記カム(15,16,2
1)が前記始点(S0 ,T0 )に位置するよう、前記第
1当接部の位置を設定したことを特徴とする収納式レバ
ー型パーキングブレーキ。
【0007】2 前記基準点(P1 〜Pn )を前記枢着
軸(40)を通る直線に沿って当該枢軸(40)からさ
らに離した方向にずらした位置(P1'〜Pn')とし、当
該ずらした位置(P1'〜Pn')を基準として前記スリッ
ト(11a,11b,22)の形状を設定したことを特
徴とする1に記載の収納式レバー型パーキングブレー
キ。3 枢着軸(40)によりラチェットプレート(3
0)に起倒自在に取付けられた操作レバー(50)を前
記ラチェットプレート(30)に対して引き起こすこと
により、前記操作レバー(50)に取付けられたトラニ
オンピン(60)を介してブレーキケーブルを引っ張っ
てブレーキを作動させ、前記操作レバー(50)に設け
られたラチェット爪(70)と前記ラチェットプレート
(30)の歯(31)との係合により、前記ブレーキケ
ーブルが引っ張られブレーキが作動している状態を維持
しつつ、操作レバー(50)を倒して収納できる構成と
した収納式レバー型パーキングブレーキにおいて、前記
ラチェットプレート(30)は、前記操作レバー(5
0)を収納すべく前記操作レバー(50)とともに起倒
自在になるように、車体に固定されるベース部材(1)
に複数の案内機構(10,20)を介して取付け、この
案内機構(10,20)は、前記ベース部材(1)又は
前記ラチェットプレート(30)の一方に形成されたス
リット(11a,11b,22)と、前記ベース部材
(1)又は前記ラチェットプレート(30)の他方に設
けられ前記スリット(11a,11b,22)内に嵌り
込んで摺動するカム(15,16,21)とにより構成
し、前記ベース部材(1)には、ブレーキケーブルを引
っ張るべく操作レバー(50)が引き起こされる際に、
前記ラチェットプレート(30)又はこれに固定された
部材(15,16)に当接してこのラチェットプレート
(30)の引き起こし方向への揺動を阻止する第1当接
部(5,6)と、前記操作レバー(50)に設けられた
当接面(54a)に当接して、前記操作レバー(50)
の倒し方向への揺動を前記操作レバー(50)が略水平
となる位置までに規制する第2当接部(7)とを設け、
前記ベース部材(1)又は前記ラチェットプレート(3
0)の一方に形成され、前記カム(15,16,21)
を組み付けるための導入部(13a,13b)を備え、
前記導入部(13a,13b)は、前記スリット(11
a,11b,22)側に連続して形成されていて、前記
ベース部材(1)又は前記ラチェットプレート(30)
の一方の外側から前記スリット(11a,11b,2
2)側へ前記カム(15,16,21)を導くためのも
のであることを特徴とする収納式レバー型パーキングブ
レーキに存する。
【0008】
【作用】ベ−ス部材(1)の第1当接部(5,6)によ
ってラチェットプレ−ト(30)の引き起こし方向への
揺動が阻止された状態から操作レバ−(50)を引き起
こすと、ラチェットプレ−ト(30)に対して操作レバ
−(50)が引き起こされ、操作レバ−(50)に取付
けられたトラニオンピン(60)を介してブレ−キケ−
ブルが引っ張られてブレ−キが作動するとともに、ラチ
ェット爪(70)の係合位置が順次繰り上って、ラチェ
ットプレ−ト(30)に対して操作レバ−(50)を引
き起こした状態が保持される。
【0009】次に、このようにブレ−キケ−ブルを引っ
張るべく所定角度引き起こした操作レバ−(50)は、
案内機構(10,20)の案内に従ってラチェットプレ
−ト(30)とともに倒すことにより、ラチェット爪
(70)の係合状態を維持しつつ、その当接面(54
a)がラチェットプレ−ト(30)の第2当接部(7)
に当たるまで、すなわち水平位置まで倒して収納するこ
とができる。
【0010】なお、この際のトラニオンピン(60)の
位置変化は、案内機構(10,20)を構成するスリッ
ト(11a,11b,22)の形状により決まるので、
前記スリット(11a,11b,22)の形状設定によ
り、収納時にブレ−キケ−ブルの揺動中心(D)とトラ
ニオンピン(60)との距離が略縮まらないようにすれ
ば、この収納によりブレ−キケ−ブルの張力すなわちブ
レ−キ力が実用上問題となる程度に低下することはな
い。
【0011】また、スリット(11a,11b,22)
の形状の設定により、収納時のラチェットプレ−ト(3
0)の運動(トラニオンピン(60)の運動)を、単な
る回転運動以外の運動とすることができるので、上記条
件(揺動中心(D)とトラニオンピン(60)との距離
を縮めないという条件)を満足させるための設計の自由
度が向上し、極めて好適な収納動作を実現できる。
【0012】特に、前記スリット(11a,11b,2
2)の形状を、操作レバ−(50)を引き起こす際のト
ラニオンピン(60)の軌道を基準として描いた円弧の
終端を結ぶ曲線を中心線とする形状とした場合には、引
き起こし角度(ブレ−キケ−ブルを引っ張るべく操作レ
バ−(50)が引き起こされる角度であって、ラチェッ
ト爪(70)が係合する位置に対応して段階的な値とな
る)によらず、常にトラニオンピン(60)は収納後引
き起こした際の位置に戻り、ブレーキケーブルの揺動中
心(D)の位置に無関係に収納後も引き起こした時と同
じブレーキ力が作用した状態となる。
【0013】なぜなら、操作レバ−(50)及びラチェ
ットプレ−ト(30)は、操作レバ−(50)が水平に
なるまで倒されるので、収納時に操作レバ−(50)の
角度は引き起こし角度(θ1 〜θn )だけ変化すること
になり、収納前(引き起こし時)にスリット(11a,
11b,22)の始点(S0 ,T0 )にある案内機構
(10,20)のカム(15,16,21)は、収納後
スリット(11a,11b,22)における始点(S
0 ,T0 )から引き起こし角度(θ1 〜θn )進んだ位
置に移動する。ところで、スリット(11a,11b,
22)上の各引き起こし角度(θ1 〜θn )に対応する
位置は、その引き起こし角度(θ1 〜θn )分だけ引き
起こした時のトラニオンピン(60)の位置を中心とし
て描いた円弧の終端であるから、収納後にカム(15,
16,21)が移動した位置は、引き起こし時のトラニ
オンピン(60)を中心として描いた引き起こし角度
(θ1 〜θn )分の円弧の終端である。したがって、収
納後においてラチェットプレ−ト(30)は、引き起こ
し時のトラニオンピン(60)の位置を中心として引き
起こし角度(θ1 〜θn )だけ回転運動した場合と等価
な位置姿勢に到達することになり、トラニオンピン(6
0)は引き起こし時の位置に戻るのである。
【0014】
【実施例】以下、図1〜図8に基づき本発明の一実施例
を説明する。本実施例の収納式レバ−型パ−キングブレ
−キは、図1に示す如く、ブレ−キケ−ブル(図示略)
の揺動中心Dの前方において車体に固定されるベ−ス部
材1と、案内機構10,20によりこのベ−ス部材1に
起倒自在に取付けられたラチェットプレ−ト30と、枢
着軸40によりラチェットプレ−ト30に起倒自在に取
付けられた操作レバ−50と、操作レバ−50に設けら
れてラチェットプレ−ト30の歯31と係合することに
より操作レバ−50がラチェットプレ−ト30に対して
引き起こされた状態を保持するラチェット爪70とを備
える。
【0015】なお、ブレ−キケ−ブルの揺動中心Dと
は、ブレ−キケ−ブルが例えば管状の部材に摺動自在に
挿通されて案内される位置であり、図4に示す如くこの
位置からトラニオンピン60までは、ブレ−キケ−ブル
が一直線をなして張設された状態となる。
【0016】ベース部材1は、図1,2に示す如く、金
属製の薄板を皿状に成形してなる2枚のプレート部材2
a,2bをリベット3により締結したものである。リベ
ット3は、両端の細径部を各プレート部材2a,2bの
穴に挿通させて各プレート部材2a,2b間に介装させ
た後、両端をかしめることによって、各プレート部材2
a,2b間に所定の間隔を形成しつつこれらを強固に締
結するものである。
【0017】プレート部材2a,2bは、互いに対称な
形状とされていおり、それぞれに案内機構10を構成す
るスリット11a,11bが形成されている。このスリ
ット11a,11bは、後述するカム15,16を嵌込
む(組み付ける)ための円形部12a,12b及び導入
部13a,13bと、後述する形状に設定され収納時に
所定の軌道でカム15,16を案内する案内部14a,
14bとからなり、ベース部材1の上部から後部にかけ
て形成されている。(なお、スリット11bは、図1に
おいて示していないが、向う側のプレート部材2bにス
リット11aと同じ形状で形成されている。)また、ベ
ース部材1の前部には、図3に示すように、案内機構2
0を構成するカム21が取付けられている。カム21
は、例えば合成樹脂の成形品(この場合、段付円筒状部
材21aと、この段付円筒状部材21aの細径部に嵌込
まれるリング状部材21b)により構成され、後述する
スリット22に嵌込まれる細径部が中程に形成されて、
スリット22に沿って摺動自在とされたものである。そ
して、このカム21は、プレート部材2a,2bの間に
介装され、プレート部材2a,2b及びこのカム21内
に貫通させられて両端がかしめられたリベット4により
ベース部材1に固定されている。なお、このカム21を
固定するリベット4は、前述したリベット3と同様にプ
レート部材2a,2bを締結する機能をも有する。
【0018】このベース部材1において、スリット11
a,11bの案内部14a,14b側の端面と、カム2
1の細径部の下面側とは、ラチェットプレート30に固
定された後述のカム15,16、あるいはラチェットプ
レート30の後述のスリット22の下端内面、に当接す
ることによりラチェットプレ−ト30の引き起こし方向
への揺動を通常操作位置までに規制する第1当接部5,
6を構成している。
【0019】また、カム21の大径部の上面側は、操作
レバー50の後述する下端面54aに当接することによ
り操作レバ−50の倒し方向への揺動を操作レバ−50
が略水平となる位置までに規制する第2当接部7を構成
している。
【0020】ラチェットプレート30は、ベース部材1
の各プレート部材2a,2b間に平行に(鉛直に)配置
され、案内機構10,20によりベース部材1に平行な
面(鉛直面)に沿って起倒自在となるようにベース部材
1に取付けられたもので、全体として下端中央がくぼん
だ逆V字状の形状をしている。そして、このラチェット
プレート30の前側(図1において左側)の上端面には
爪31(図示略)が形成され、二股状に伸びる下端3
2,33のうち前側下端32に案内機構20のスリット
22が形成され、また、後側下端33に案内機構10の
カム15,16が取付けられている。
【0021】スリット22は案内部のみからなり、この
形状についてはスリット11a,11bとともに後述す
る。カム15,16は、例えば合成樹脂よりなり、図4
に示す如くそれぞれピン34によりラチェットプレート
に固定されたもので、前記スリット11a,11bの案
内部14a,14bに嵌り込む細径部を有し、案内部1
4a,14bに沿って摺動自在とされたものである。
【0022】操作レバー50は、図1,図2に示すよう
に、レバー部51と、このレバー部51の先端に延設さ
れた把持部52とよりなり、さらにレバー部51は、把
持部52と同一直線上に伸びる断面C字状の管状部53
とこの管状部53の開口する下面側から平行に伸びる板
状部54,55とよりなる。この操作レバー50は、レ
バー部51によってラチェットプレート30を部分的に
覆うように配設され、板状部54,55において枢着軸
40によりラチェットプレート30に取付けられてい
る。
【0023】そして、板状部54,55がラチェットプ
レート30の下方に伸びる先端部には、図1,図2に示
すように、これらに設けられた穴に挿通させてトラニオ
ンピン60が取付けてある。このトラニオンピン60
は、操作レバー50が通常操作位置(図1に示す位置)
にあるときに、前記枢着軸40の下側斜め後方に位置す
るように配置されている。また、前述のカム21に当接
する下端面54aは、操作レバー50の引き起こし角度
(ブレ−キケ−ブルを引っ張るべく操作レバ−が引き起
こされる角度であって、ラチェット爪が係合する位置に
対応して段階的な値となる)によらず、常に収納時の操
作レバー50の倒し方向への運動を略水平位置までに規
制するように、上に凸の曲面とされている。
【0024】この操作レバー50には、ラチェット爪7
0を揺動自在に支持する支持軸56と、把持部52と管
状部53内に配置されて摺動自在とされ一端がラチェッ
ト爪70に連結されたロッド57と、このロッド57の
他端に取付けられ操作レバー50の先端に突出した操作
ボタン58と、把持部52内に設けられ操作ボタン58
を押してロッド57を把持部52側(ラチェット爪70
の係合を保持する側)に付勢する圧縮ばね59とよりな
るラチェット爪70の係合操作機構が設けられている。
【0025】すなわち、操作ボタン58を操作しない限
り圧縮ばね59の付勢力によりラチェット爪70はラチ
ェットプレート30の歯31との係合状態を維持し、操
作ボタン58を押すとこの係合が解除されるよう構成さ
れている。なお、このラチェット爪70とラチェットプ
レート30の歯31との係合は、操作ボタン58を操作
しなくても操作レバー50の引き上げのみを許すよう
に、一方向に順次その係合位置が移動することができ
る。
【0026】そして、上記パーキングブレーキにおいて
は、収納によりブレーキ力が低下しないよう、案内機構
10,20のスリット11a,11b,22の形状を、
収納時にトラニオンピン60とブレーキケーブルの揺動
中心Dとの距離が略縮まらない形状に設定する必要があ
るが、本実施例の場合は以下のように設定されている。
【0027】すなわち、スリット22及びスリット11
a,11bの案内部14a,14bの形状は、図7に示
すように、ベース部材1に平行な平面(操作レバー50
及びラチェットプレ−ト30の動作方向に沿う平面)に
おいて、操作レバー50を引き起こす際のトラニオンピ
ン60の中心の軌道上に、ラチェットプレート30とラ
チェット爪70との係合位置に対応して複数の基準点P
0 〜Pn を設け、任意の始点S0 ,T0 から基準点P1
〜Pn をそれぞれ中心としてその基準点P1 〜Pn に対
応する引き起こし角度θ1 〜θn 分の円弧を描き、この
円弧の終端として形成される複数の点S1 〜Sn ,T1
〜Tn と始点S0 ,T0 を滑らかに結んでなる曲線を中
心線とする形状としてある。
【0028】なおここで、基準点P1 〜Pn は、ラチェ
ットプレート30の歯31とラチェット爪70との各係
合位置において操作レバー50の引起こし状態が保持さ
れた時のトラニオンピン60の中心位置であり、nはラ
チェットプレート30の歯31の歯数に対応する。ま
た、始点S0 は、ラチェットプレート30が通常操作位
置(図1に示す位置)にあるときのカム15(16)の
中心位置に一致させる必要があり、始点T0 は、ラチェ
ットプレート30が通常操作位置にあるときにカム21
の中心位置に一致している必要があるが、これら始点S
0 ,T0 の位置は任意に設定できる。いいかえると、通
常操作状態にあるときのカム15,21の中心と始点S
0 ,T0 とを一致させさえすれば、カム15,21やス
リット11a,11b,22等よりなる案内機構10,
20の配置位置は全く自由である。
【0029】次に作用を説明する。図1に示す如くラチ
ェットプレート30が通常操作位置にあるときに、操作
レバー50を引上げると、ラチェットプレート30の引
き起こし方向への揺動は前述の第1当接部5,6によっ
て阻止されているから、図5に示す如く操作レバー50
のみが起き上り、揺動中心Dとトラニオンピン60との
距離が増大してブレ−キが作動し、その後操作レバー5
0から手を離しても、操作レバー50はラチェット爪7
0の係合によってラチェットプレート30に対して引き
起こされた状態を維持してブレ−キ作動状態が維持され
る。そして、この状態で操作ボタン58を押してラチェ
ット爪70の係合を解除すると、操作レバー50は前記
ブレ−キケ−ブルの張力によるモ−メントでもとの図1
に示す位置に戻る。したがって、このようにラチェット
プレート30が通常操作位置にあるときには、通常のハ
ンドブレ−キ操作ができる。
【0030】そして、このようにラチェットプレート3
0が通常操作位置にある状態で、ブレ−キケ−ブルを引
っ張るべく所定角度引き起こした操作レバー50(図5
の状態)は、操作ボタン58を操作せずに倒し側に押せ
ば、ラチェット爪70の係合状態を維持しつつ、ラチェ
ットプレート30を支える案内機構10,20の案内に
従ってラチェットプレート30とともに、前述の操作レ
バー50の下端面54aが第2当接部7(カム21)に
当たる位置(水平位置)まで倒して収納することができ
る。すなわち、図5に示す如く引き起こした操作レバー
50を、操作ボタン58を操作しないで倒し方向(図5
において左方)に押すと、操作レバー50はラチェット
プレート30とともに倒れるように運動し図6に示す如
く収納できる。
【0031】しかも、この図6に示す操作レバー50の
収納位置は、図1に示す通常動作時の非操作状態とほぼ
同じである。またこの際、引き起こし角度にかかわら
ず、ブレ−キケ−ブルの揺動中心Dとトラニオンピン6
0との距離は最終的に変化せずトラニオンピン60は引
き起こし時と同じ位置に戻るので、ブレ−キケ−ブルの
張力すなわちブレ−キ力は収納前後で変動しない。
【0032】なぜなら、操作レバー50及びラチェット
プレート30は、操作レバー50が水平になるまで倒さ
れるので、収納時に操作レバー50の角度は引き起こし
角度だけ変化することになり、収納前(引き起こし時)
にスリット11a,11bあるいはスリット22の始点
0 ,T0 にある案内機構10,20のカム15,16
又はカム21は、収納後スリット11a,11bあるい
は22における始点S0 ,T0 から引き起こし角度進ん
だ位置(点S1 〜Sn ,T1 〜Tn )に相対的に移動す
る。ところで、スリット11a,11bあるいは22上
の各引き起こし角度に対応する位置(点S1 〜Sn ,T
1 〜Tn )は、その引き起こし角度分だけ引き起こした
時のトラニオンピン60の位置を中心として描いた円弧
の終端であるから、収納後にカム15,16,21が移
動した位置は、引き起こし時のトラニオンピン60を中
心として描いた引き起こし角度分の円弧の終端である。
したがって、収納後においてラチェットプレート30
は、引き起こし時のトラニオンピン60の位置を中心と
して引き起こし角度だけ回転運動した場合と等価な位置
姿勢に到達することになり、トラニオンピン60は引き
起こし時の位置に戻るのである。
【0033】例えば、図5,6は、操作レバー50を最
大角度θn 引き起こした場合(引き起こし時にトラニオ
ンピン60が基準点Pn にある場合)を示しているが、
この場合の収納の際には、カム15,16は始点S0
ら角度θn 分移動して点Snまで移動する。ところが、
この点Sn は図7に示すように基準点Pn を中心に始点
0 から描いた角度θn 分の円弧の終端であるから、収
納後においてラチェットプレート30及び操作レバー5
0は、基準点Pn を中心として角度θn だけ回転運動し
た場合と等価な位置姿勢に到達することになり、トラニ
オンピン60は基準点Pn に戻るのである。そして、こ
の事は、他の引き起こし角度θ1 〜θn-1 についても同
様であり、引き起こし角度によらずトラニンピン60は
収納後引き起こし時の位置(すなわち、P1 〜Pn-1
いずれか)に戻る。
【0034】そして、この収納状態からブレ−キを解除
するには、好ましくは図5に示す位置に操作レバー50
を引上げて操作ボタン58を押し、再度操作レバー50
を倒せばよい。
【0035】なお、このようにトラニオンピン60は収
納後に元の位置に戻り、収納によってブレーキ力は最終
的に変化しないのであるが、収納途中においては若干そ
の位置が変動し、ブレーキケーブルの揺動中心Dの位置
によっては厳密にはわずかにブレーキ力が一端低下する
ことがあり得る。しかし、これは実用的には問題のない
僅かな量であり、また、この問題はスリット11a,1
1b,22等の形状設定における基準点の位置を変更す
ることによって改善することができる。
【0036】すなわち、例えば引起こし角度θn (最
大)である場合の収納動作を考えると、収納途中におい
てカム15,16が点S1 まで進んだ時点では、基準点
1 を中心とする角度θ1 の回転運動をしたのと等価で
あるから、枢着軸40は、図8に示す点Q1 に移動して
おり、トラニオンピン60は点Z1 の位置に移動する
(点Pn から離れる)。ここで、点Q1 は、点Qを基準
点P1 を中心として角度θ1 だけ回転させた位置であ
り、点Z1 は、点Q1 を中心とする半径r(rは枢着軸
40とトラニオンピン60との距離)の円弧と、基準点
1 を中心とする半径P1n (基準点P1 と基準点P
n との距離)の円弧の交点である。(すなわち、点Z1
は、基準点P1 を中心として基準点Pn を角度θ1 だけ
回転させた位置である。)そして、カム15,16が点
2 ,点S3 ……,点Sn-1 と次々と進んで行く各時点
においても同様であり、例えば点S5 においては図8の
点Z5 にトラニオンピン60が位置し、このあたりから
基準点Pn に近付き始めて、点Sn-1 においては基準点
n に極めて近い点Zn-1 にトラニオンピン60が位置
し、カム15,16が点Sn に到達したときには、トラ
ニオンピン60は基準点Pn に位置する(すなわち、点
n に戻る)。
【0037】そして、このようにトラニオンピン60は
収納途中において僅かに変動するのであるが、特に本実
施例の場合のように、ブレーキケーブルの揺動中心Dが
後方(図8においては右方)にある場合には、この変動
は揺動中心Dを中心とする周方向の変位がほとんどなの
で、トラニオンピン60と揺動中心Dとの距離はほとん
ど変化せず、収納途中においてもブレーキ力はほとんど
変動しない。
【0038】しかも、基準点P1 〜Pn を、例えば、図
8に示すように、点Qを通る直線に沿って下方にずらし
た位置P1 ′〜Pn ′(図8においては一部省略してい
る)とし、この点P1 ′〜Pn ′を基準としてスリット
14a,14b,22の形状を設定すれば、トラニオン
ピン60の変動位置(Z1 〜Zn に相当するもの)は全
体的に揺動中心Dから離れる方向(図8において左方)
に移動するので、収納途中においてブレーキ力を低下さ
せないばかりか増加させることができる。ただし、この
場合には、最終的にトラニオンピン60は引き起こし時
の位置よりも揺動中心Dから離れた位置に到達する。
【0039】なお、スリット14a,14b,22の形
状は、上記に限らず各種の変形が有り得る。例えば、単
なる円弧としてもよい。この場合、この円弧の中心位置
を所定位置に設定することにより、出願人が特願平4−
14793号により提案したブレーキと同様の収納時の
動作が可能となる。
【0040】なお、上記実施例においては、第1当接部
5,6を、案内機構10,20のストロークエンドとし
て構成し、構成部品の共用化を図ったが、案内機構1
0,20とは別体にベース部材1に設けられ、通常操作
位置にあるラチェットプレート30に当接するた単一の
ピン等により第1当接部を構成してもよい。
【0041】また、第2当接部も、カム21とは別体に
ベース部材1に固定され、操作レバー50の所定の当接
面に当接するピン等により構成してもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明にかかる収納式レバ−型パ−キン
グブレ−キによれば、ブレ−キを作動させたままブレ−
キ非作動時とほぼ同じ低く倒れた姿勢に操作レバ−を収
納できるので、車両において運転席と助手席を併せて簡
易ベットとして利用する場合に、操作レバ−が全く邪魔
にならず好都合である。
【0043】しかも、本発明のものは、カムとスリット
とよりラチェットプレートを起倒自在に支持する案内機
構を構成したから、スリットの形状の設定により、収納
時のラチェットプレートの運動(トラニオンピンの運
動)を、単なる回転運動以外の運動とすることができ
る。このため、収納時にブレーキ力を低下させないとい
う条件を満足させるための設計の自由度が向上し、極め
て好適な動作を実現して収納式レバ−型パ−キングブレ
−キの実用性をさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるパ−キングブレ−キの
側面図である。
【図2】本発明の一実施例であるパ−キングブレ−キの
後面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図1のB−B断面図である。
【図5】本発明の一実施例であるパ−キングブレ−キに
おいて、操作レバ−を引き上げた状態を示す図である。
【図6】本発明の一実施例であるパ−キングブレ−キに
おいて、操作レバ−を収納した状態を示す図である。
【図7】本発明における案内機構のスリットの形状の設
定例を示す図である。
【図8】本発明における収納時のトラニオンピンの挙動
を示す図である。
【符号の説明】
1…ベ−ス部材 5,6…第1当接部 7…第2当接部 10,20…案内機構 11a,11b,22…スリット 15,16,21…カム 30…ラチェットプレ−ト 40…枢着軸 50…操作レバ− 60…トラニオンピン 70…ラチェット爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−126648(JP,A) 特開 平4−126647(JP,A) 特開 平4−126649(JP,A) 特開 昭62−137252(JP,A) 特開 平5−270367(JP,A) 実開 平3−11971(JP,U) 実開 平5−60971(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 7/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枢着軸によりラチェットプレートに起倒自
    在に取付けられた操作レバーを前記ラチェットプレート
    に対して引き起こすことにより、前記操作レバーに取付
    けられたトラニオンピンを介してブレーキケーブルを引
    っ張ってブレーキを作動させ、前記操作レバーに設けら
    れたラチェット爪と前記ラチェットプレートの歯との係
    合により、前記ブレーキケーブルが引っ張られブレーキ
    が作動している状態を維持しつつ、操作レバーを倒して
    収納できる構成とした収納式レバー型パーキングブレー
    キにおいて、 前記ラチェットプレートは、前記操作レバーを収納すべ
    く前記操作レバーとともに起倒自在になるように、車体
    に固定されるベース部材に複数の案内機構を介して取付
    け、 この案内機構は、前記ベース部材又は前記ラチェットプ
    レートの一方に形成されたスリットと、前記ベース部材
    又は前記ラチェットプレートの他方に設けられ前記スリ
    ット内に嵌り込んで摺動するカムとにより構成し、 前記ベース部材には、ブレーキケーブルを引っ張るべく
    操作レバーが引き起こされる際に、前記ラチェットプレ
    ート又はこれに固定された部材に当接してこのラチェッ
    トプレートの引き起こし方向への揺動を阻止する第1当
    接部と、前記操作レバーに設けられた当接面に当接し
    て、前記操作レバーの倒し方向への揺動を前記操作レバ
    ーが略水平となる位置までに規制する第2当接部とを設
    け、 前記スリットの案内部の形状は、 前記操作レバー及びラチェットプレートの動作方向に沿
    う平面上において、 前記操作レバーを引き起こす際のトラニオンピンの中心
    の軌道上に、ラチェットプレートとラチェット爪との係
    合位置に対応して複数の基準点を設け、 任意の始点からこれら基準点を中心としてその基準点に
    対応する引き起こし角度分の円弧を描き、 この円弧の終端として形成される複数の点を滑らかに結
    んでなる曲線を中心線とする形状とするとともに、 前記第1当接部が前記ラチェットプレート又はこれに固
    定された部材に当接したときに、前記カムが前記始点に
    位置するよう、前記第1当接部の位置を設定したことを
    特徴とする収納式レバー型パーキングブレーキ。
  2. 【請求項2】前記基準点を前記枢着軸を通る直線に沿っ
    て当該枢着軸からさらに離した方向にずらした位置と
    し、当該ずらした位置を基準として前記スリットの形状
    を設定したことを特徴とする請求項1に記載の収納式レ
    バー型パーキングブレーキ。
  3. 【請求項3】枢着軸によりラチェットプレートに起倒自
    在に取付けられた操作レバーを前記ラチェットプレート
    に対して引き起こすことにより、前記操作レバーに取付
    けられたトラニオンピンを介してブレーキケーブルを引
    っ張ってブレーキを作動させ、前記操作レバーに設けら
    れたラチェット爪と前記ラチェットプレートの歯との係
    合により、前記ブレーキケーブルが引っ張られブレーキ
    が作動している状態を維持しつつ、操作レバーを倒して
    収納できる構成とした収納式レバー型パーキングブレー
    キにおいて、 前記ラチェットプレートは、前記操作レバーを収納すべ
    く前記操作レバーとともに起倒自在になるように、車体
    に固定されるベース部材に複数の案内機構を介して取付
    け、 この案内機構は、前記ベース部材又は前記ラチェットプ
    レートの一方に形成されたスリットと、前記ベース部材
    又は前記ラチェットプレートの他方に設けられ前記スリ
    ット内に嵌り込んで摺動するカムとにより構成し、 前記ベース部材には、ブレーキケーブルを引っ張るべく
    操作レバーが引き起こされる際に、前記ラチェットプレ
    ート又はこれに固定された部材に当接してこのラチェッ
    トプレートの引き起こし方向への揺動を阻止する第1当
    接部と、前記操作レバーに設けられた当接面に当接し
    て、前記操作レバーの倒し方向への揺動を前記操作レバ
    ーが略水平となる位置までに規制する第2当接部とを設
    け、 前記ベース部材又は前記ラチェットプレートの一方に形
    成され、前記カムを組み付けるための導入部を備え、 前記導入部は、前記スリット側に連続して形成されてい
    て、前記ベース部材又は前記ラチェットプレートの一方
    の外側から前記スリット側へ前記カムを導くためのもの
    であることを特徴とする収納式レバー型パーキングブレ
    ーキ。
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