JP3241625U - 超微粉体材料調製用のベンド管式方向可変配送構造 - Google Patents

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Abstract

本考案は超微粉体材料調製用のベンド管式方向可変配送構造を提供し、超微粉粒子成形管の出口を上に傾斜するように設計し、長時間循環生産時にクリーニング操作を行い、堆積物をクリーニングした後、成形管内に設置されたゴミ箱内に入り、または廃物還流装置に入ることができる。収集装置のダクトを下に傾斜させるように設計し、成形後に大きくなって重くなった粒子がコレクター内に入りやすくするとともに、下に傾斜したダクト内にクリーニングスティックを設置し、ダクト内のクリーニング操作を便利にし、粉材の堆積によるダクトの詰まりを防止する。不良品がコレクター内に入って製品に対する汚染を回避するとともに、良品がゴミ箱または還流装置に滑り込んで良品の浪費を引き起こすことを回避した。【選択図】図１

Description

本実用新案は、超微粉体製造設備の技術分野に関し、特に超微粉体材料調製用のベンド管式方向可変配送構造に関する。
蒸発凝縮法により超微粉体材料を製造する場合、超微粉体材料が成形された後、コレクターに導入して気固分離する必要がある。導入される構造が一般的にダクト構造であり、粉体がキャリア気体に伴ってその内部を通過し、ミクロ粒子は成形中に重力や阻害の原因でダクト内壁に沈殿堆積してしまう。堆積物はダクトの詰まりを引き起こしやすく、あるいはコレクターに滑り込んで不良品を形成して製品の品質に影響を与える。
本実用新案の目的は、超微粉体材料調製用のベンド管式方向可変配送構造を提供し、ミクロ粒子が成形過程において、重力あるいは阻害の原因により、ダクト内壁に沈殿堆積し、堆積物がダクトの閉塞を引き起こしやすく、あるいは収集器に滑り込んで不良品を形成して製品品質に影響する問題を解決し、良品がゴミ箱や還流装置に滑り込んで良品の浪費を引き起こすことを回避することである。
超微粉体材料調製用のベンド管式方向可変配送構造は、吸入ダクトと、排出ダクトと、ベンド管式方向可変管路と、吸入ダクトクリーニングスティックと、排出ダクトクリーニングスティックと、を含み、前記ベンド管式方向可変管路が、前記吸入ダクトと前記排出ダクトとの間に設けられ、吸入ダクトの入口がフロント装置に接続され、前記排出ダクトがリア装置に接続され、前記吸入ダクトの軸心線が、フロント装置の材料供給方向に沿って斜め上方に設けられ、前記排出ダクトの軸心線が、材料排出方向に沿って斜め下方に設けられる。
選択的に、前記吸入ダクトの軸心線と水平線との間の角度が１５°～７５°であり、前記排出ダクトの軸心線と水平線との間の角度が１５°～７５°であり、前記吸入ダクトの軸心線と排出ダクトの軸心線との間の角度が３０°～１５０゜である。
選択的に、吸入ダクトとフロント装置との間が密封接続され、かつ、吸入ダクトの内腔とフロント装置の内腔に対して、インターフェースにおける形状と内径とが同じかまたは類似しているか、または、吸入ダクトの内腔の内径がフロント装置の内腔の内径より小さいである。
選択的に、排出ダクトとリア装置との間が密封接続され、かつ、排出ダクトの内腔とリア装置の内腔に対して、インターフェースにおける形状と内径とが同じかまたは類似しているか、または、排出ダクトの内腔の内径がリア装置の内腔の内径より小さいである。
選択的に、ベンド管式方向可変管路と吸入ダクトとが対向するところに、吸入ダクトクリーニングスティック収容管が設置され、前記吸入ダクトクリーニングスティックが非作動時に前記吸入ダクトクリーニングスティック収容管内に収容され、
ベンド管式方向可変管路と排出ダクトとが対向するところに、排出ダクトクリーニングスティック収容管が設置され、前記排出ダクトクリーニングスティックが非作動時に前記排出ダクトクリーニングスティック収容管内に収容される。
選択的に、吸入ダクト、排出ダクト、ベンド管式方向可変管路、吸入ダクトクリーニングスティック及び排出ダクトクリーニングスティックは、いずれもジャケットハウジングを使用し、ジャケットハウジング内に循環冷却液を通液する。
本技術方案の方向可変分離給送構造には、超微粉粒子成形管の出口を上に傾斜するように設計し、長時間循環生産時にクリーニング操作を行い、堆積物をクリーニングした後、成形管内に設置されたゴミ箱内に入り、または廃物還流装置に入ることができる。収集装置のダクトを下に傾斜させるように設計し、成形後に大きくなって重くなった粒子がコレクター内に入りやすくするとともに、下に傾斜したダクト内にクリーニングスティックを設置し、ダクト内のクリーニング操作を便利にし、粉材の堆積によるダクトの詰まりを防止する。方向可変分離給送構造の２つのクリーニングスティックがいずれも操作空間をよく確保し、同時に成形されていない粒子または異物をゴミ箱または還流装置にクリーニングし、また成形された製品をコレクターによく導入し、不良品がコレクター内に入って製品に対する汚染を回避するとともに、良品がゴミ箱または還流装置に滑り込んで良品の浪費を引き起こすことを回避した。
超微粉体材料調製用のベンド管式方向可変配送構造の構造模式図である。
以下、本考案を実施例によって詳細に説明する。以下の実施例は例示的なものにすぎず、本考案の解釈と説明にしか使用できず、本考案の制限と解釈することはできない。本実用新案の説明において、用語「中心」、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「垂直」、「水平」、「内」、「外」などの指示方位または位置関係は、図面に示す方位または位置関係に基づくものであり、単に本実用新案の説明を容易にし、説明を簡略化し、一方、指定された装置または要素は、特定の方位を有しなければならない、特定の方位で構成され、動作されなければならないことを指示または暗示していないため、本実用新案に対する制限であるとは理解できない。また、用語「第１」、「第２」、「第３」は、説明の目的のためだけに使用され、相対的な重要性を指示または暗示するとは理解できない。
本実用新案の説明では、特に明確な規定と限定がない限り、用語「取り付け」、「接続」、「連結」は広義に理解されるべきであり、例えば、固定接続であってもよく、取り外し可能な接続であってもよく、または一体的に接続してもよい、機械的接続でもよいし、電気的接続でもよい、直接接続してもよいし、中間媒体を介して間接的に接続してもよいし、２つの素子内部の接続でもよい。当業者であれば、本実用新案における上記用語の具体的な意味は、状況に応じて理解することができる。
図１に示すように、本願に提供される超微粉体材料調製用のベンド管式方向可変配送構造は、吸入ダクト１と、排出ダクト２と、ベンド管式方向可変管路３と、吸入ダクトクリーニングスティック８と、排出ダクトクリーニングスティック７と、を含む。
前記ベンド管式方向可変管路３が、前記吸入ダクト１と前記排出ダクト２との間に設けられる。
前記吸入ダクト１の入口が第一接続構造５に介してフロント装置に接続され、前記排出ダクト２が第二接続構造６に介してリア装置に接続される。本願において、第一接続構造５と第二接続構造６は、同じでもよく異なっていてもよく、例えば、いずれもフランジなどである。本実施例では、吸入ダクト１の入口は超微粉粒子成形構造又は冷却構造に接続されている。本願の他の実施例では、吸入ダクト１は、他の係合手段と接続されてもよい。排出ダクト２は、収集装置または冷却構造に接続されている。
前記吸入ダクト１の軸心線が、フロント装置の材料供給方向に沿って斜め上方に設けられ、前記排出ダクト２の軸心線が、材料排出方向に沿って斜め下方に設けられる。
前記吸入ダクト１の軸心線と水平線との間の角度が１５°～７５°であり、前記排出ダクト２の軸心線と水平線との間の角度が１５°～７５°であり、前記吸入ダクト１の軸心線と排出ダクトの軸心線との間の角度が３０°～１５０゜である。
吸入ダクト１とフロント装置との間が密封接続され、かつ、吸入ダクト１の内腔とフロント装置の内腔に対して、インターフェースにおける形状と内径とが同じかまたは類似しているか、または、吸入ダクトの内腔の内径がフロント装置の内腔の内径より小さいであることにより、接続箇所に材料が堆積しないようにする。
排出ダクト２とリア装置との間が密封接続され、かつ、排出ダクト２の内腔とリア装置の内腔に対して、インターフェースにおける形状と内径とが同じかまたは類似しているか、または、排出ダクトの内腔の内径がリア装置の内腔の内径より小さいであることにより、接続箇所に材料が堆積しないようにする。
吸入ダクト１と排出ダクト２との間に設けられたベンド管式方向可変管路３に、キャリア気体と粉体が緩やかに方向変換してベンド管式方向可変管路３をスムーズに通過することができ、ベンド管を通過できない材料が吸入ダクト１内に留まり、成形されていないものや異物などの不良品となり、ベンド管を通過できる材料が収集装置や冷却構造内に入ってから、成形された良品となる。不良品と良品はベンド管構造内で分離されている。
ベンド管式方向可変管路３と吸入ダクト１とが対向するところに、吸入ダクトクリーニングスティック収容管１０が設置される。前記吸入ダクトクリーニングスティック８が非作動時に前記吸入ダクトクリーニングスティック収容管１０内に収容される。
操作する時、吸入ダクトクリーニングスティック８は、吸入ダクト１内に入り込み、吸入ダクト１内及びその先端の冷却管路又は超微粉粒子成形管路内のゴミをゴミ箱又は還流装置にクリーニングする。操作が完了すると、吸入ダクトクリーニングスティック８は、ベンド管式方向可変管路３に設けられたクリーニングスティック収納孔内に回収される。
ベンド管式方向可変管路３と排出ダクト２とが対向するところに、排出ダクトクリーニングスティック収容管９が設置され、前記排出ダクトクリーニングスティック７が非作動時に前記排出ダクトクリーニングスティック収容管９内に収容される。
操作する時、排出ダクトクリーニングスティック７は、排出ダクト２内に入り込み、排出ダクト２内及びその先端の冷却管路又は収集装置の入口の堆積物を収集装置にクリーニングする。操作が完了すると、排出ダクトクリーニングスティック７は、ベンド管式方向可変管路３に設けられたクリーニングスティック収納孔内に回収される。
吸入ダクト１、排出ダクト２、ベンド管式方向可変管路３、吸入ダクトクリーニングスティック８及び排出ダクトクリーニングスティック７は、いずれもジャケットハウジング４を使用し、ジャケットハウジング４内に循環冷却液を通液することで、設備を冷却する。
本実用新案の実施例が示され説明されているが、当業者にとっては、本実用新案の原理と精神を逸脱することなく、これらの実施形態を様々な変更、修正、置換、変形することができることが理解され、本実用新案の範囲は添付の請求項によって極めて均等に限定される。
１：吸入ダクト
２：排出ダクト
３：ベンド管式方向可変管路
４：ジャケットハウジング
５：第一接続構造
６：第二接続構造
７：排出ダクトクリーニングスティック
８：吸入ダクトクリーニングスティック
９：排出ダクトクリーニングスティック収容管
１０：吸入ダクトクリーニングスティック収容管

Claims (6)

  1. 超微粉体材料調製用のベンド管式方向可変配送構造であって、
    吸入ダクトと、排出ダクトと、ベンド管式方向可変管路と、吸入ダクトクリーニングスティックと、排出ダクトクリーニングスティックと、を含み、
    前記ベンド管式方向可変管路が、前記吸入ダクトと前記排出ダクトとの間に設けられ、
    吸入ダクトの入口がフロント装置に接続され、前記排出ダクトがリア装置に接続され、
    前記吸入ダクトは、軸心線がフロント装置の材料供給方向に沿って上方に傾斜して設けられ、前記排出ダクトは、軸心線が材料排出方向に沿って下方に傾斜して設けられることを特徴とする超微粉体材料調製用のベンド管式方向可変配送構造。
  2. 前記吸入ダクトの軸心線と水平線との間の角度が１５°～７５°であり、前記排出ダクトの軸心線と水平線との間の角度が１５°～７５°であり、前記吸入ダクトの軸心線と排出ダクトの軸心線との間の角度が３０°～１５０゜であることを特徴とする請求項１に記載の超微粉体材料調製用のベンド管式方向可変配送構造。
  3. 吸入ダクトとフロント装置との間が密封接続され、かつ、インターフェースにおける吸入ダクトの内腔とフロント装置の内腔との形状と内径とが同じかまたは類似しているか、または、吸入ダクトの内腔の内径がフロント装置の内腔の内径より小さいことを特徴とする請求項１または２に記載の超微粉体材料調製用のベンド管式方向可変配送構造。
  4. 排出ダクトとリア装置との間が密封接続され、かつ、インターフェースにおける排出ダクトの内腔とリア装置の内腔の形状と内径とが同じかまたは類似しているか、または、排出ダクトの内腔の内径がリア装置の内腔の内径より小さいことを特徴とする請求項１～３のいずれか１項に記載の超微粉体材料調製用のベンド管式方向可変配送構造。
  5. 吸入ダクトと対向するベンド管式方向可変管路の箇所に、吸入ダクトクリーニングスティック収容管が設置され、前記吸入ダクトクリーニングスティックが非作動時に前記吸入ダクトクリーニングスティック収容管内に収容され、
    排出ダクトと対向するベンド管式方向可変管路の箇所に、排出ダクトクリーニングスティック収容管が設置され、前記排出ダクトクリーニングスティックが非作動時に前記排出ダクトクリーニングスティック収容管内に収容されることを特徴とする請求項１～４のいずれか１項に記載の超微粉体材料調製用のベンド管式方向可変配送構造。
  6. 吸入ダクト、排出ダクト、ベンド管式方向可変管路、吸入ダクトクリーニングスティック及び排出ダクトクリーニングスティックは、いずれもジャケットハウジングで構成され、ジャケットハウジング内に循環冷却液が通液することを特徴とする請求項１～５のいずれか１項に記載の超微粉体材料調製用のベンド管式方向可変配送構造。
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